JP3515007B2 - マイクロホン入力のエコー調整機能に特徴を有するカラオケ装置 - Google Patents

マイクロホン入力のエコー調整機能に特徴を有するカラオケ装置

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はカラオケ装置に関
し、とくに、マイクロホン入力のエコー調整機能に特徴
を有するカラオケ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】カラオケ装置は、リクエストされたカラ
オケ楽曲の伴奏音楽の起源となる音楽生成データを処理
して伴奏音楽のオーディオ信号を生成する。そして、こ
の伴奏音楽のオーディオ信号をアンプなどで増幅してス
ピーカなどに向けて出力する。一方、歌唱者によってマ
イクロホンから入力されたオーディオ信号は前出のアン
プまたは、別の信号増幅系を経て伴奏音楽出力用あるい
は別系統のスピーカに向けて出力される。また、多くの
カラオケ装置はこの基本機能の他にエコー調整機能を備
えている。 【0003】エコー調整機能は、マイクロホン入力の増
幅系に介在するエコー付加手段が入力したオーディオ信
号にエコーを付加する機能である。エコー付加手段は利
用者がエコー量調整用の適宜なユーザインタフェースに
て設定したエコー量の指令値に従ってエコーを付加す
る。 【0004】また、特許第2797645号公報(引用
例)に記載されている技術によれば、音楽生成データに
おける演奏時系列中にエコー量を指定するためのエコー
量設定データを適宜に挿入し、エコー付加手段が伴奏音
楽の生成処理に同期してその設定データに基づいたエコ
ー量でエコーを付加している。それによって、演奏中に
マイクロホン入力のオーディオ信号に付加されるエコー
量が可変制御される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来のエコー調整機能
では、歌唱時であっても司会者などによる会場向けのア
ナウンス時であっても、エコー付加手段に入力されたマ
イクロホンからのオーディオ信号には一律に同じエコー
量でエコーが付加される。例えば、司会者が前奏や間奏
時あるいは演奏待機時など歌唱の合間にナレーションを
入れて場を盛り上げようとする場合、司会者のマイクロ
ホンから入力されたオーディオ信号には歌唱時に付加さ
れるエコーと同じエコー量でエコーが付加されることに
なる。できれば、司会者がマイクロホン入力していると
きはエコーを付加しないかエコー量を抑えるなどして、
歌唱時のみに適切なエコー量でエコーが付加されるよう
にしたい。 【0006】もちろん、歌唱者用と司会者用とでマイク
ロホンを区別し、それぞれのマイクロホンからの入力系
統に専用のエコー付加手段を個別に介在させ、それぞれ
の付加手段に与えるエコー量の指令値を個別に設定する
ようにすれば上述した問題は解決できる。しかし、マイ
クロホンの入力系統ごとにエコー付加手段を備えさせれ
ばカラオケ装置のコストを増加させてしまう。また、マ
イクロホンを取り間違える可能性もあり、歌唱者と司会
者とで所望するエコー量とは逆のエコーが付加されてし
まうこともあり得る。 【0007】その点、上述の引用例に記載された技術で
は歌唱パートと前奏や間奏とで異なるエコー量でエコー
を付加させることができる。しかし、エコー量は楽曲ご
とにあらかじめ設定されているため、利用者の嗜好に合
ったエコー量に設定することができない。また、カラオ
ケ伴奏音楽の演奏中でないとエコーが付加されないとい
う欠点もある。 【0008】そこで本発明は、カラオケ伴奏音楽に合わ
せて歌唱すべき区間に付加するエコーのエコー量を利用
者が自由に設定できるとともに、歌唱すべき区間でのみ
設定したエコー量でエコーが付加されるように可変制御
するカラオケ装置を提供することを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明は、マイクロホ
ン入力のエコー調整機能に特徴を有するカラオケ装置で
あって、つぎの事項A〜Iにより特定されるものであ
る。 A.エコー付加手段(30)と、制御手段(11)とを備え、音
楽生成データを処理してカラオケ伴奏音楽を出力するカ
ラオケ装置であること、 B.音楽生成データには、歌唱すべき歌唱区間とそれ以
外の非歌唱区間とを区別する歌唱区間情報が付帯されて
いること、 C.エコー付加手段(30)は、マイクロホンから入力され
るオーディオ信号に制御手段(11)より与えられるエコ
ー量指令値に従ってエコーを付加すること、 D.制御手段(11)は、ユーザ入力により自動切替モー
ド、通常モード、調整モードの切り替えを可能とするこ
と、 E.自動切替モードの場合は、カラオケ伴奏音楽が歌唱
区間においては設定された第1エコー量指令値を、非歌
唱区間においては設定された第2エコー量指令値をエコ
ー付加手段(30)に与えること、 F.通常モードの場合は、設定された第1エコー量指令
値をエコー付加手段(30)に与えること、 G.調整モードの場合は、ユーザ入力により歌唱区間、
非歌唱区間の指定を可能とすること、 H.歌唱区間が指定されている場合は、ユーザ入力によ
り調整される第1エコー量指令値をエコー付加手段(30)
に与えるとともに、第1エコー量指令値の設定を可能と
すること、 I.非歌唱区間が指定されている場合は、ユーザ入力に
より調整される第2エコー量指令値をエコー付加手段(3
0)に与えるとともに、第2エコー量指令値の設定を可能
とすること、 【0010】 【0011】 【発明の実施の形態】===カラオケ装置の構成と基本
的な動作=== 図1は本発明の実施例におけるカラオケ装置の構成を示
している。中央制御部11は、内部にCPU、RAM、
ROMを含むマイコンであり、データバス100や制御
バス110を介して周辺各構成部とデータ通信を行い、
このカラオケ装置1を統括している。ハードディスク装
置12は、多数曲分のカラオケ楽曲について、MIDI
形式によって記述されたカラオケ伴奏音楽の起源となる
音楽生成データと、その楽曲演奏に同期して描出すべき
歌詞文字やその文字の属性(表示位置、表示色、表示/
消去タイミング)を記述した歌詞描出データとを格納し
ている。また、各楽曲のID(楽曲番号)に対応づけさ
れて音楽生成データに付帯する種々のデータも格納して
いる。 【0012】中央制御部11は、リモコン送信器17や
操作パネル18にてユーザ入力されたリクエスト楽曲の
楽曲番号を操作制御部19を介して受け取ると、その入
力順と楽曲番号とを対応づけてRAMに格納することで
この楽曲の演奏予約処理を行う。そして、その楽曲の演
奏順番になると、ハードディスク装置12より該当の音
楽生成データと歌詞描出データとを取り出して処理す
る。音楽生成データはシンセサイザ13に順次転送さ
れ、ここで生成された伴奏音楽のオーディオ信号はミキ
シングアンプ14に入力される。また、マイクロホン1
6から入力されたオーディオ信号はDSP30に入力さ
れる。DSP30は、ユーザ入力による指示がある場合
など、必要に応じてそのオーディオ信号にエコーを付加
してミキシングアンプ14へ向けて出力する。ミキシン
グアンプ14は入力した伴奏音楽のオーディオ信号とマ
イクロホン入力のオーディオ信号とを混合してそのオー
ディオ信号をスピーカ15に向けて出力する。 【0013】一方、歌詞描出データを上述のオーディオ
信号系の処理に同期して処理し、伴奏音楽に同期した歌
詞画像をビデオRAM20内に順次ビットマップ展開さ
せる。さらに、ビデオCDチェンジャ22を制御して、
適宜なムード映像を再生させる。そして、映像制御部2
1にムード映像に歌詞画像をスーパーインポーズ処理さ
せて、歌詞画像入りのムード映像に相当するビデオ信号
を出力させる。このビデオ信号はディスプレイ23に入
力されて表示出力される。 【0014】===DSPの構成と基本的な動作=== カラオケ装置1はマイクロホン入力のオーディオ信号に
適宜なエコー量でエコーを付加して音響出力するエコー
調整機能を備えている。図2はそのエコー調整機能にお
ける主要構成部であるDSP30の構成図を示してい
る。DSP制御部31はCPU、RAM、ROMに加
え、中央制御部とデータバス100や制御バス110を
介してデータ通信を行うためのインタフェースを含んで
構成されるDSP制御用の専用マイコンである。このD
SP制御部31が内部の各構成部を制御してDSP30
を統括している。 【0015】DSP操作パネル32はエコー調整機能に
おけるユーザインタフェースであり、適宜なエコー量で
エコーが付加されるようにそのエコー量の指令値を可変
調整したりDSP30の動作/非動作を切り替えたりす
るための各種操作子(つまみやキーなど)を備えてい
る。なお、本実施例では、エコー成分の音量をエコー量
としている。DSP操作制御部33は、DSP操作パネ
ル32にてユーザ入力されたエコー量の指令値やDSP
の動作/非動作などの各種設定状態に相当するデジタル
データを生成してDSP制御部31に転送する。もちろ
ん、DSP30の各種動作設定はカラオケ装置本体側の
ユーザインタフェース(リモコン送信器17など)によ
っても行うことができる。この場合は、中央制御部11
が操作制御部19を介して受け取ったDSP30の動作
設定に相当するデータをDSP制御部31に転送する。 【0016】A/Dコンバータ34はマイクロホン端子
35より入力されたオーディオ信号をサンプリングして
デジタルオーディオデータに変換する。本実施例におい
て、マイクロホン端子35はカラオケ伴奏音楽に合わせ
て歌う歌唱者と司会者などの非歌唱者とが個別にマイク
ロホン16を使用することを想定して2系統備えられて
いる。A/Dコンバータ34は、この2系統のマイクロ
ホン端子35から入力されるオーディオ信号を1系統の
オーディオ信号としてサンプリングする。したがって、
オーディオ信号がどちらの系統のマイクロホン端子35
から入力されても同じエコー量のエコーが付加されるこ
とになる。 【0017】DSP制御部31はマイクロホン入力のオ
ーディオ信号に相当するデジタルオーディオデータをD
/Aコンバータ36へリアルタイムで送出する一方で、
内部のRAMに一時的に格納する。この格納されたデジ
タルオーディオデータをリアルタイムのオーディオデー
タより所定時間遅延させてRAMより読み出す。そし
て、設定されたエコー量の指令値に従ってオーディオデ
ータのダイナミックレンジを適宜に増減させる。この音
量調整されたオーディオデータをD/Aコンバータ36
に送出することでエコー成分に相当するオーディオ信号
が出力され、マイクロホン入力のオーディオ信号に設定
したエコー量のエコーが付加される。このエコーが付加
されたアナログオーディオ信号はミキシングアンプに向
けて出力される。 【0018】以上がDSP30による従来のエコー調整
機能の動作であった。さらに、カラオケ装置1はカラオ
ケ楽曲の演奏中で歌唱すべき区間(歌唱区間)と、演奏
時でも歌唱しない区間(前奏や間奏)または楽曲が演奏
されていない待機時など歌唱しない非歌唱区間とでエコ
ー量を自動的に切り替える可変エコー調整機能も備えて
いる。以下、この可変エコー調整機能について説明す
る。 【0019】===可変エコー調整機能の概略=== 可変エコー調整機能は、利用者があらかじめ歌唱区間用
と非歌唱区間用のエコー量を個別に設定し、中央制御部
11がカラオケ楽曲の演奏処理にさいし、現在の演奏時
点の区間が歌唱区間であることを認知すると歌唱区間用
の設定でエコーを付加するようにDSP30を制御する
ものである。 【0020】===歌唱区間情報=== カラオケ伴奏音楽の演奏中に現在の演奏時点が歌唱区間
であるかどうかを認知するための情報が歌唱区間データ
として用意されている。このデータは楽曲番号に対応づ
けされることで音楽生成データに付帯したデータであ
り、該当のカラオケ楽曲の演奏時系列と歌唱区間や非歌
唱区間である旨の符号とを対応づけしたデータである。
本実施例では、演奏開始からの経過時間と区間の種別
(歌唱区間/非歌唱区間)を示す識別符号とをセットに
して記述している。 【0021】===可変エコー調整機能のユーザ・イン
タフェース環境=== 利用者が可変エコー調整機能を使用してカラオケ楽曲を
歌唱したい場合、DSP操作パネル32やリモコン送信
器17などのユーザ・インタフェースにて、そのカラオ
ケ楽曲の演奏に先だって歌唱区間用のエコー量と非歌唱
区間用のエコー量とを個別に設定し、可変エコー調整機
能によってエコーを付加する旨の設定入力をしておく。
本実施例におけるユーザ・インタフェースには歌唱区間
あるいは非歌唱区間の指定入力を受け付けるためのキー
などが用意されており、適宜な区間指定操作に引き続い
てエコー量を調整すると所望の区間のエコー量が設定さ
れる。また、区間を指定してマイクロホン16から音声
入力すると、その音声にエコーが付加されてスピーカ1
5から出力される。そのため、エコー量を確認しながら
調整できるようにもなっている。なお、エコー量を設定
すべき区間を切り替えず、エコー量設定用の操作子を各
区間に対応させて2系統備えることとしてもよい。 【0022】このようにして各区間用のエコー量を設定
しおえたら、カラオケ楽曲の演奏時にDSP30を可変
エコー調整機能によって動作させる旨の操作入力を行え
ばよい。なお、DSP制御部31は、可変エコー調整機
能によってDSP30を動作させているとき、中央制御
部11から歌唱区間である旨のデータを受け取らない限
りは、非歌唱区間用として設定されたエコー量を採用す
ることとしている。したがって、演奏待機時にマイクロ
ホン入力された音声入力には非歌唱区間用として設定さ
れたエコー量でエコーが付加される。また、通常のエコ
ー調整機能を指定する旨のユーザ入力をした場合、マイ
クロホン入力の音声信号には常に歌唱区間用のエコー量
でエコーが付加される。 【0023】===可変エコー調整機能における動作=
== 中央制御部11は、DSP制御部31より可変エコー調
整機能が起動中である旨のデータを受け取ると、伴奏音
楽の演奏処理に取りかかるさいつぎの処理をおこなう。
まず、リクエストされたカラオケ楽曲の音楽生成データ
とそれに付帯する歌唱区間データとをハードディスク装
置12より取り出す。そして、演奏経過時間と区間の符
号とをセットにして取得する。 【0024】演奏処理を開始すると、それに同期して演
奏経過時間の計測を始める。経過時間が歌唱区間である
旨の符号に対応づけされている時間に一致するたびに、
その経過時間に対応づけされている区間符号をDSP制
御部31に転送する。DSP制御部はこの符号に従って
エコー量の指令値を適宜な区間用の値にする。また、演
奏が終了した旨のデータを中央制御部11より受け取る
と無条件にエコー量の指令値を非歌唱区間用の値にする
制御も行う。 【0025】===その他、変更例・応用例など=== 上記実施例では歌唱区間データは音楽生成データとは別
ファイルとして付帯しているが、歌唱区間データとして
音楽生成データにおける演奏時系列中に区間を示す符号
を挿入することとしてもよい。また、音楽生成データか
ら主旋律の部分(歌唱パート)を取得してその部分が含
む符長から歌唱区間がどの演奏時点からどの演奏時点ま
でであるか認知することもできる。この場合、歌唱区間
が始まる時点でその旨の符号をDSP制御部に転送し、
その時点から符長に基づいて得られた歌唱区間分の時間
の経過を監視して非歌唱区間である旨の符号を送出す
る。もちろん、演奏処理を開始する前に音楽生成データ
を解析して、各区間と演奏経過時点とを対応づけたデー
タを生成することとしてもよい。 【0026】上記実施例のように非歌唱区間におけるエ
コー量を可変調整することとせず、あらかじめ所定のエ
コー量に固定しておいてもよい。もちろん、非歌唱区間
ではエコーを付加しないこととしてもよい。さらに、エ
コー量としてエコー成分の音量が規定されているがこれ
に限るものではない。例えば、音量の他に、エコーモー
ド(エコー成分の周波数特性など異なるエコー特性ごと
に用意される)やエコー時間(エコー成分の遅延時間や
減衰時間)など、エコー成分の音響特性として調整(選
択)可能なパラメータであればそれをエコー量として規
定できる。そして、ユーザインタフェースにてエコーモ
ードの選択や時間設定などの各種パラメータ設定入力を
受け付け、その設定状態をエコー量の指令値とすればよ
い。 【0027】 【発明の効果】本発明のカラオケ装置によれば、カラオ
ケ伴奏音楽の演奏中にマイクロホン入力のオーディオ信
号にエコーを付加するとき、歌唱者が歌うべき歌唱区間
とそうでない非歌唱区間とでエコー量を自動的に切り替
えることができる。しかも、歌唱区間におけるエコー量
を利用者が自由に設定できる。そのため、歌唱者が歌っ
ているときにのみ適正なエコー量でエコーが付加され
る。また、歌唱者と司会者とでマイクロホンを個別に使
用する場合であっても、非歌唱区間では司会者のナレー
ションに適したエコー量でエコーを付加することができ
る。もちろん、演奏が行われていないときでもマイクロ
ホン入力のオーディオ信号にエコーを付加することがで
きる。さらに、非歌唱時のエコー量を調整可能とすれ
ば、より柔軟で利用者の好みに適合したエコー量に調整
することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例におけるカラオケ装置の構成図
である。 【図2】上記実施例におけるDSPの構成図である。 【符号の説明】 1 カラオケ装置 11 中央制御部 12 ハードディスク装置 16 マイクロホン 30 DSP 31 DSP制御部 32 DSP操作パネル 33 DSP操作制御部 34 A/Dコンバータ 35 マイクロホン端子 36 D/Aコンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 15/04 302 G10K 15/12 G10H 1/00 102 H04R 3/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 エコー付加手段(30)と、制御手段(11)と
    を備え、音楽生成データを処理してカラオケ伴奏音楽を
    出力するカラオケ装置において、 音楽生成データには、歌唱すべき歌唱区間とそれ以外の
    非歌唱区間とを区別する歌唱区間情報が付帯され、 エコー付加手段(30)は、マイクロホンから入力されるオ
    ーディオ信号に制御手段(11)より与えられるエコー量
    指令値に従ってエコーを付加し、 制御手段(11)は、ユーザ入力により自動切替モード、通
    常モード、調整モードの切り替えを可能とし、 自動切替モードの場合は、カラオケ伴奏音楽が歌唱区間
    においては設定された第1エコー量指令値を、非歌唱区
    間においては設定された第2エコー量指令値をエコー付
    加手段(30)に与え、 通常モードの場合は、設定された第1エコー量指令値を
    エコー付加手段(30)に与え、 調整モードの場合は、ユーザ入力により歌唱区間、非歌
    唱区間の指定を可能とし、 歌唱区間が指定されている場合は、ユーザ入力により調
    整される第1エコー量指令値をエコー付加手段(30)に与
    えるとともに、第1エコー量指令値の設定を可能とし、 非歌唱区間が指定されている場合は、ユーザ入力により
    調整される第2エコー量指令値をエコー付加手段(30)に
    与えるとともに、第2エコー量指令値の設定を可能とす
    るカラオケ装置。
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