JPH0564191A - Catv端末の音量コントロール装置 - Google Patents

Catv端末の音量コントロール装置

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JPH0564191A
JPH0564191A JP3218965A JP21896591A JPH0564191A JP H0564191 A JPH0564191 A JP H0564191A JP 3218965 A JP3218965 A JP 3218965A JP 21896591 A JP21896591 A JP 21896591A JP H0564191 A JPH0564191 A JP H0564191A
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JP
Japan
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volume
signal
terminal
initial value
value data
Prior art date
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Application number
JP3218965A
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English (en)
Inventor
Shoji Uehara
章二 上原
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 端末装置に接続される種々のAV機器を最適
な音量で出力する。 【構成】 音声初期値データはホテルセンタコンピュー
タ1の音量メモリ1aから端末装置3の音声初期値メモ
リ3lに予めダウンロードされ、チェックイン情報伝送
時に音量メモリ3mに転送される。TV信号受信時はビ
デオ入力切換スイッチ3JのスイッチS1が閉じられ、
マイコン3iにより音声切換スイッチ3c、映像切換ス
イッチ3e、音量デ−タ切換スイッチ3nが各端子1に
接続し、音量メモリ3mのVR1からの音声初期値デー
タに応じて音声電子ボリュウム3pが音声信号のレベル
を調整する。一方、外部音声入力端子3d、外部ビデオ
入力端子3fの各端子2にMSXパソコンが接続され、
ビデオ入力切換スイッチ3jのスイッチS2が閉じられ
ると前記3個の切換スイッチが各端子2に接続され、V
R2からのMSXパソコン用の音声初期値データが音声
電子ボリュウム3pに供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATVシステムにお
けるCATV端末の音量コントロール装置に関し、特に
ホテル内CATVシステムにおけるCATV端末の音量
コントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテル内CATVシステムにとっては、
宿泊客は一過性の顧客であり、このため、初めてシステ
ムに接する利用者が容易に取り扱うことができること、
利用料金をリアルタイムに把握して、随時チェックアウ
トに際して確実に精算できることが必要となる。その為
に、システムは有料テレビの明確な表示、簡単明瞭で単
純な端末の操作、不正盗視聴対策等の機能を具備してい
るが、近年、宿泊客へのサービス向上を目的として、ホ
テルチャンネルを設けホテルガイドを放送したり、客室
の端末装置に複数の外部接続端子を設け、この外部接続
端子に宿泊客のビデオカメラを接続し、客室の受像機で
録画画像を視聴したり、MSKパソコンを接続しゲーム
をすることができるようになっている。
【0003】図2は従来のホテル内CATVシステムに
於ける、CATV端末の音量コントロール装置の構成図
である。ホテルセンタコンピュータ1は、チェックイン
情報等の情報データをFSK(周波数偏移)変調しアナ
ログ信号に変換するモデム1bと、各種の映像、音声信
号を、夫々AM−VSB(振幅変調残留側波帯)信号、
FM信号に変換した信号、即ちTV信号として送出する
映像ソース部1cと、そして前記情報データ信号とTV
信号とを混合して周波数分割多重信号として送出する混
合器1dで構成される。前記混合器1dからの周波数分
割多重信号は同軸ケーブル2を介して端末装置3のRF
入力端子3aに供給される。
【0004】前記周波数分割多重信号のうち、TV信号
は図示しない分波器を介して高周波増幅回路、周波数変
換回路、中間周波増幅回路、音声検波回路及び映像検波
回路で構成されるチューナ3bに供給される。ここで、
前記TV信号は高周波増幅回路で増幅され周波数変換回
路で所定の中間周波信号に変換された後、中間周波増幅
回路で増幅される。そして、前記中間周波増幅回路で映
像信号と音声信号とに分離され、音声信号、即ち前記F
M信号は音声検波回路で検波されて、n個(n:自然
数)の端子と、これら端子と電気的に接続する可動子と
から成る音声切換スイッチ3cの端子1にアナログ音声
信号となって出力される。ここで、前記音声切換スイッ
チ3cの他の端子は、夫々対応してn−1 個の端子から
成る外部音声入力端子3dに接続される。
【0005】又、映像信号、即ち前記AM−VSB信号
は前記映像検波回路で検波されベースバンドのビデオ信
号となり、n個の端子と、これら端子と電気的に接続さ
れる可動子とから成る映像切換スイッチ3eの端子1に
供給される。ここで、前記映像切換スイッチ3eの他の
端子は、夫々対応してn−1 個の端子から成る外部ビデ
オ入力端子3fに接続される。そして前記ビデオ信号は
映像切換スイッチ3eに接続されているビデオ出力端子
3gから図示しないTV受像機に出力される。一方、情
報データ信号はモデム3hに供給されて、再びデジタル
信号に変換されCPU、RAM等で構成されるマイコン
3iに供給される。
【0006】又、前記マイコン3iにはビデオ入力切換
スイッチ3jと、音声アップダウンキー3kとが接続さ
れる。前記ビデオ入力切換スイッチ3jは図示しない電
源に接続されている抵抗R1乃至Rnと、これら抵抗R
1乃至Rnに直列接続されるスイッチS1 乃至Snから
成る切換スイッチn個から構成され、一方音声アップダ
ウンキー3kは図示しない電源に接続されている抵抗R
u、Rdと、これらの抵抗Ru、Rdに直列接続される
スイッチSup、Sdownから成る切換スイッチ2個
から構成される。
【0007】更に又、前記マイコン3iは前記TV信号
の音量初期値データが格納されている初期値メモリ3r
がその一端に接続されている音量メモリ3sに接続さ
れ、この音量メモリ3sの他端はアナログ信号をデジタ
ル信号に変換するD/A変換器3oに接続される。前記
D/A変換器3oは、一端が前記音声切換スイッチ3c
に接続され、前記音量メモリ3sからのデータに応じ
て、音声切換スイッチ3cからの音声信号のレベルを制
御する音声電子ボリュウム3pに接続され、そして該音
声電子ボリュウム3pの他端は音声出力端子3qを介し
て図示しないTV受像機に接続される。
【0008】このような構成に於いて、通常はビデオ入
力切換スイッチ3jはスイッチS1が閉じられているの
で、音声切換スイッチ3c、映像切換スイッチ3eの各
可動子は各端子1に接続されており、前記ビデオ信号、
アナログ音声信号は夫々ビデオ出力端子3g、音声出力
端子3qを介して図示しないTV受像機に送出される。
同時に、マイコン1は音量メモリ3sから音量初期値
データを読み出しD/A変換器3oに供給する。該D/
A変換器3oは前記音量初期値データをアナログ信号に
変換して音声電子ボリュウム3pに供給すると、該音声
電子ボリュウム3pは前記アナログ信号に応じ、音声切
換スイッチ3cの端子1から供給される前記アナログ音
声信号のレベルを調節し音声出力端子3gから出力し
て、図示しないTV受像機に供給し、視聴者は良好な音
量で聴くことができる。尚、視聴者の好みに応じた音量
の微調整は、音声アップダウンキー3kからのローレベ
ル信号に応じて、前記マイコン3iのCPUは制御信号
を音量メモリ3sに送出して、該音量メモリ3sに格納
されている前記音量初期値データを修正する。そして、
この修正された音量初期値データは前記音量メモリ3s
に格納される。
【0009】宿泊客が、例えばMSXパソコンを端末装
置3の外部音声入力端子3d及び外部ビデオ入力端子3
fの各端子2に接続してゲームをする時は、前記ビデオ
入力切換スイッチ3jのスイッチS2が閉じられ、その
ローレベル信号がマイコン3iに供給され、マイコン3
iはこれを判断して、制御信号を音声切換スイッチ3
c、映像切換スイッチ3e双方に供給し、各可動子を夫
々端子1から端子2に切換える。同時に音量メモリ3r
に格納されているTV信号用の音量初期値データ或は修
正された前記音量初期値データがD/A変換器3oでア
ナログ信号に変換されて電子ボリュウム3pに供給され
る。
【0010】従って、前記音声出力端子3qを介して図
示しないTV受像機で再生される音声の音量はMSXパ
ソコンに対して最適なものではなく、聞き苦しく時には
不快のものとなる。そして視聴者は前記音声アップダウ
ンキー3kを操作して、最適な音量となるように音量メ
モリ3sに格納されているTV信号用の音量初期値デー
タ或は修正された音量初期値データを修正しなければな
らない。更に、宿泊客がビデオカメラで録画した画像を
視聴するときには、前記音量メモリ3sに格納されてい
るMSXパソコンに対して最適な音量データを、ビデオ
カメラに対して最適な音量となるように修正する必要が
あり、この操作は視聴者にとって極めて面倒である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
CATV端末の音量コントロール装置は端末装置に接続
される種々のAV機器により、TV受像機から出力され
る音声の音量の格差が著しく視聴者にとって不快な場合
があったり、各AV機器毎に音量を調整しなければなら
ず、その操作が煩瑣であるという不都合があった。本発
明は係る従来の問題点を解決するために為されたもの
で、端末装置に接続されるAV機器の種類によらず、常
にTV受像機から出力される音声の音量を最適な状態に
できるCATV端末の音量コントロール装置を提供す
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1は、各種映像情報を蓄積し、これらの情報
をコンピュータの情報データ信号と共に送出するセンタ
装置が、伝送路を介して加入者の端末装置群と接続さ
れ、映像サービス及び通信サービスを配信するCATV
システムにおけるCATV端末の音量コントロール装置
において、コンピュータ内に、各加入者からの番組契約
情報と、端末装置の外部入力端子に接続される種々のA
V機器の音量初期値データを含む情報データを記憶し、
各種映像情報と共に、前記情報データを送出するセンタ
装置と、前記各種映像情報と共に前記情報データを受信
し、各種映像情報から検波回路により映像信号及び音声
信号を検波しTV受像機に送出するもので、前記情報デ
ータを格納する記憶手段と、該記憶手段から前記音量初
期値データを読み出し、該音量初期値データに基づいて
音声検波回路から供給される音声信号のレベルを調整す
る音声信号調整手段を作動させる制御手段を有する端末
装置とを具備したことを特徴とするCATV端末の音量
コントロール装置を提供する。
【0013】請求項2は、前記センタ装置に複数のAV
機器に対応した複数の音量初期値データを格納する第1
の記憶手段と、これに対応して前記端末装置に複数の音
量初期値データを格納する第2の記憶手段とを具備し、
センタ装置の制御信号により前記第1の記憶手段から前
記第2の記憶手段に前記音量初期値データを設定する請
求項1記載のCATV端末の音量コントロール装置を提
供する。
【0014】請求項3は、前記端末装置の制御手段が、
特定の映像ソースの音量初期値データからの調整による
変化分を、他のAV機器の音量初期値データに加算する
機能を有する請求項1記載のCATV端末の音量コント
ロール装置を提供する。
【0015】
【作用】センタ装置に記憶される種々のAV機器の音声
初期値データは、伝送路を介して加入者の各端末装置の
記憶手段に格納され、前記端末装置の各制御手段は端末
装置に接続されるAV機器に応じて前記記憶手段から前
記音量初期値データを読み出し、該音量初期値データに
基づいて音声検波回路から供給される音声信号のレベル
を調整する音声信号調整手段を作動させる。又、前記セ
ンタ装置の第1の記憶手段に複数のAV機器に対応した
複数の音量初期値データを格納し、センタ装置の制御信
号により前記第1の記憶手段から前記端末装置の第2の
記憶手段に前記音量初期値データを設定する。
【0016】更に又、前記端末装置の制御手段は、特定
の映像ソースの音量初期値データからの調整による変化
分を他のAV機器の音量初期値データに加算する。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係わるCATV端末の音量コント
ロール装置の一実施例を示すブロック図である。ホテル
センタコンピュータ1は、後述する端末装置3に於ける
外部音声入力端子3dの端子数分の音量初期値データが
格納される音量メモリ1aと、この音量メモリ1aから
の前記音量初期値データと、チェックイン情報、有料番
組情報等、即ち情報データをFSK(周波数偏移)変調
しアナログ信号に変換するモデム1bと、各種の映像、
音声信号を夫々その内部に具備されるTV変調器でAM
−VSB(振幅変調残留側波帯)信号、FM信号に変換
した信号、即ちTV信号として送出する映像ソース部1
cと、そして前記アナログ信号に変換された情報データ
信号とTV信号とを混合して周波数分割多重信号として
送出する混合器1dで構成される。
【0018】前記混合器1dからの周波数分割多重信号
は同軸ケーブル2を介して端末装置3のRF入力端子3
aに供給される。該RF入力端子3aに供給された周波
数分割多重信号のうち、TV信号は図示しない分波器を
介して高周波増幅回路、周波数変換回路、中間周波増幅
回路、音声検波回路及び映像検波回路で構成されるチュ
ーナ3bに供給される。ここで、前記TV信号は高周波
増幅回路で増幅され周波数変換回路で所定の中間周波信
号に変換された後、中間周波増幅回路で増幅される。
【0019】そして、前記中間周波増幅回路で映像信号
と音声信号とに分離され、音声信号、即ち前記FM信号
は音声検波回路で検波されて、n個(n:自然数)の端
子と、これら端子と電気的に接続する可動子とから成る
音声切換スイッチ3cの端子1にアナログ音声信号とな
って出力される。ここで、前記音声切換スイッチ3cの
他の端子は、夫々対応してn−1 個の端子から成る外部
音声入力端子3dに接続される。一方、映像信号、即ち
前記AM−VSB信号は前記映像検波回路で検波されベ
ースバンドのビデオ信号となり、n個の端子と、これら
端子と電気的に接続される可動子とから成る映像切換ス
イッチ3eの端子1に供給される。ここで、前記映像切
換スイッチ3eの他の端子は、夫々対応してn−1 個の
端子から成る外部ビデオ入力端子3fに接続される。そ
して前記ビデオ信号は映像切換スイッチ3eの可動子に
接続されているビデオ出力端子3gから図示しないTV
受像機に出力される。
【0020】一方、情報データ信号はモデム3hに供給
されて、再びデジタル信号に変換されマイコン3iに供
給される。前記マイコン3iは図示しないCPU、RO
M、RAM及びアドレス発生器等で構成され、アドレス
発生器が端末装置3のアドレスを発生し、これによりC
PUは前記モデム3hからのデジタル信号が当該端末装
置3に対するものであるか否かを判断する。そして、C
PUは前記デジタル信号が当該端末装置3のものである
場合は、前記チューナ3b内の周波数変換回路を制御し
てTV信号を受信し、前記有料番組情報に応じて図示し
ないデスクランブラを作動させてTV信号を解読する。
これにより、有料番組の視聴が可能となる。
【0021】又、前記マイコン3iにはビデオ入力切換
スイッチ3jと、音声アップダウンキー3kとが接続さ
れる。前記ビデオ入力切換スイッチ3jは図示しない電
源に接続されている抵抗R1乃至Rnと、これら抵抗R
1乃至Rnに直列接続されるスイッチS1 乃至Snから
成る切換スイッチn個から構成され、一方、音声アップ
ダウンキー3kは図示しない電源に接続されている抵抗
Ru、Rdと、これらの抵抗Ru、Rdに直列接続され
るスイッチSup、Sdownから成る切換スイッチ2
個から構成される。
【0022】更に又、前記マイコン3iはホテルセンタ
コンピュータ1の音量メモリ1aから伝送されてくる音
量初期値データが格納されるn個の不揮発性メモリM1
乃至Mnから成る音声初期値メモリ3lと、n個のメモ
リVR1乃至VRnから成る音量メモリ3mとに接続さ
れる。そして、該音量メモリ3mの各メモリVR1 乃至
VRnの各一端は、前記音声初期値メモリ3lの各不揮
発性メモリM1 乃至Mnに夫々対応して接続されると共
に、その各他端はn個の端子と、これら端子に電気的に
接続される可動子から成る音量データ切換スイッチ3n
に夫々接続される。
【0023】前記音量データ切換スイッチ3nはアナロ
グ信号をデジタル信号に変換するD/A変換器3oを介
して、その一端が前記音声切換スイッチ3cに接続さ
れ、前記音量メモリ3mからのデータに応じて、音声切
換スイッチ3cからの音声信号のレベルを制御する音声
電子ボリュウム3pに接続され、そして該音声電子ボリ
ュウム3pの他端は音声出力端子3qを介して図示しな
いTV受像機に接続される。尚、前記マイコン3iは音
量メモリ3mに接続され、ホテルセンタコンピュータ1
からのチェックイン情報伝送時に、音声初期値メモリ3
lから音量初期値データを音量メモリ3mに転送すると
共に、前記音声アップダウンキー3kからのローレベル
信号に応じ制御信号を音量メモリ3mに送出して、該音
量メモリ3mに格納されているデータを修正する。
【0024】即ち、前記音声アップダウンキー3kはス
イッチSupが閉じられると、低レベル信号がマイコン
3iに供給され、前記マイコン3iのCPUがこれを判
断して制御信号を出力し、スイッチSupが閉じられて
いる間は、前記音声電子ボリュウム3pから出力される
音声信号のレベルが増加し続けるように、音量メモリ3
mに格納されている音量データを修正する。一方、同様
にスイッチSdownが閉じられている間は、音声電子
ボリュウム3pから出力される音声信号のレベルが減少
し続けるように、音量メモリ3mに格納されている音量
データを修正する。
【0025】又、前記ビデオ入力切換スイッチ3jは、
スイッチS1 が閉じられると、低レベル信号がマイコン
3iに供給され、前記マイコン3iのCPUがこれを判
断して、音声切換スイッチ3c、映像切換スイッチ3e
及び音量データ切換スイッチ3nの各可動子が連動して
各端子1に接続される。以下、同様にスイッチS2 乃至
Snが閉じられると、音声切換スイッチ3c、映像切換
スイッチ3e及び音量データ切換スイッチ3nの各可動
子が連動して、夫々各端子2乃至端子nに連動して接続
される。
【0026】次に、このように構成されたCATV端末
の音量コントロール装置の動作について図1を参照して
説明する。先ず、宿泊客の所持するもので、端末装置3
の外部音声入力端子3d及び外部ビデオ入力端子3fに
接続される、例えばビデオカメラ或はMSXパソコン等
の種々のAV機器の音量初期値データがホテルセンタコ
ンピュータ1の音量メモリ1aに格納される。尚、前記
外部音声入力端子3d及び外部ビデオ入力端子3fの各
端子に接続されるAV機器は、例えば端子1には通常の
TV信号、端子2にはMSXパソコン、端子3にはビデ
オカメラのように予め設定される。そして、前記音量初
期値データは予めホテルセンタコンピュータ1から端末
装置3にダウンロードされ前記端末装置3内の音声初期
値メモリ3lのメモリM1乃至Mnに、前述した各端子
に対応するように格納される。又、ホテルセンタコンピ
ュータ1はチェックイン情報を端末装置3に送出する
と、前記端末装置3のマイコン3iは音量初期値データ
を音声初期値メモリ3lから音量メモリ3mに転送す
る。
【0027】ところで、ホテルセンタコンピュータ1
は、チェックイン情報、有料番組情報等の情報データを
モデム1bでFSK変調しアナログ信号に変換すると、
種々の映像、音声信号を映像ソース部1cの内部に具備
されるTV変調器でAM−VSB信号、FM信号に変換
した信号、即ちTV信号と混合器1dで混合し、周波数
分割多重信号として端末装置3に送出する。前記混合器
1dからの周波数分割多重信号は同軸ケーブル2を介し
て端末装置3のRF入力端子3aに供給され、前記TV
信号は図示しない分波器を介してチューナ3bに供給さ
れる。該チューナ3bに於いて、TV信号は高周波増幅
回路で増幅された後、周波数変換回路で所定の中間周波
信号に変換された後、中間周波増幅回路で増幅される。
【0028】そして、前記中間周波増幅回路で映像信号
と音声信号とに分離され、音声信号、即ち前記FM信号
は音声検波回路で検波されて、音声切換スイッチ3cの
端子1にアナログ音声信号となって出力される。一方、
映像信号、即ち前記AM−VSB信号は映像検波回路で
検波されベースバンドのビデオ信号となり、映像切換ス
イッチ3eの端子1に供給される。通常はビデオ入力切
換スイッチ3jはスイッチS1が閉じられているので、
音声切換スイッチ3c、映像切換スイッチ3eの各可動
子は各端子1に接続されており、前記ビデオ信号、アナ
ログ音声信号は夫々ビデオ出力端子3g、音声出力端子
3qを介して図示しないTV受像機に送出される。
【0029】同時に、音量データ切換スイッチ3nの可
動子も端子1に接続されているので、マイコン1は音量
メモリ3mのメモリVR1からTV用の音量初期値デー
タを読み出しD/A変換器3oに供給する。該D/A変
換器3oは前記音量初期値データをアナログ信号に変換
して音声電子ボリュウム3pに供給すると、該音声電子
ボリュウム3pは前記アナログ信号に応じ、音声切換ス
イッチ3cの端子1から供給される前記アナログ音声信
号のレベルを調節し音声出力端子3gから出力する。そ
して、図示しないTV受像機は前記出力信号を受信し、
視聴者は良好な音量で聴くことができる。
【0030】尚、視聴者の好みに応じた音量の微調整は
音声アップダウンキー3kで行われる。即ち、スイッチ
Supが閉じると低レベル信号がマイコン3iに供給さ
れ、前記マイコン3iは制御信号を出力し、スイッチS
upが閉じられている間は音量メモリ3mのメモリVR
1に格納されている前記音量初期値データを修正して、
音声電子ボリュウム3pから出力される音声信号のレベ
ルを増加する。一方、同様にスイッチSdownが閉じ
られている間は、音声電子ボリュウム3pから出力され
る音声信号のレベルが減少し続けるように音量メモリ3
mに格納されている音量初期値データを修正する。そし
て、この修正された音量初期値データは前記メモリVR
1に格納される。
【0031】さて、ここで宿泊客が、例えばMSXパソ
コンを端末装置3の外部音声入力端子3d及び外部ビデ
オ入力端子3fの各端子2に接続してゲームをするとき
の動作について説明する。先ず、宿泊客が前記ビデオ切
換スイッチ3jのスイッチS2を閉じると、低レベル信
号がマイコン3iに供給され、マイコン3iはこれを判
断して、制御信号を音声切換スイッチ3c、映像切換ス
イッチ3e及び音量データ切換スイッチ3nに供給し、
各可動子を夫々端子1から端子2に切換える。すると、
音量メモリ3mに格納されているMSXパソコンの音量
初期値データが、D/A変換器3oでアナログ信号に変
換されて電子ボリュウム3pに供給される。
【0032】前記電子ボリュウム3pはアナログ信号に
基づいて、前記音声切換スイッチ3cからのMSXパソ
コンの音声信号のレベルを調整し、音声出力端子3qを
介して図示しないTV受像機に出力する。そして、前記
TV受像機からは宿泊客にとって良好な音量となって出
力される。尚、視聴者の好みに応じた音量の微調整は、
前述したTV信号の受信と同様に音声アップダウンキー
3kで行われ、修正された音量初期値データは前記メモ
リVR2に格納される。このように、視聴者が始めてM
SXパソコンを接続して使用する場合も、極端に音量が
小さかったり、或は極端に音量が大きかったりすること
なく良好な音量で視聴できると共に、好みに応じた音量
に音量初期値をデータ微調整することもでき2度目から
は電源を入れるだけで最適な音量で視聴できる。
【0033】しかしながら、宿泊客にとって全てのAV
機器毎に音量初期値をデータ微調整することは煩わしく
感じることもあり、この場合はマイコン3iにより、入
力音量レベルの一定な映像ソース、例えばホテルセンタ
コンピュータ1から送信されてくるTV信号を視聴中
に、好みに応じて微調整した音量初期値データからのデ
ータ変化分を他のAV機器の音量初期値データに加算す
る。このようにして、種々のAV機器に対して視聴者の
好みに合った音量に調整することができる。更に、この
方法はあるAV機器がある程度の期間使用していない為
に、その音量メモリ3mから音量初期値データ又は修正
された音量初期値データが消失されてしまった時に、再
度使用する際、音声初期値メモリ3lに格納されている
音量初期値データに前述したTV信号の音量初期値デー
タからのデータ変化分を加算することにより視聴者の好
みに応じた音量にすることができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、各
種映像情報と共に、端末装置の外部入力端子に接続され
る種々のAV機器の音量初期値データを含む情報データ
を送出するセンタ装置と、これを受信する各端末装置に
於いて、前記情報データを格納する記憶手段と、該記憶
手段から前記音量初期値データを読み出し、該音量初期
値データに基づいて音声検波回路から供給される音声信
号のレベルを調整する音声信号調整手段を作動させる制
御手段を有することにより、端末装置の外部入力端子に
どのようなAV機器が接続されても、最適な音量で視聴
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるCATV端末の音量コントロー
ル装置の一実施例を示すブロック図。
【図2】従来のCATV端末の音量コントロール装置を
示すブロック図。
【符号の説明】
1…ホテルセンタコンピュータ、 1a…音量メモリ、 2…同軸ケーブル、 3…端末装置、 3b…チューナ、 3i…マイコン、 3l…音声初期値メモリ、 3m…音量メモリ、 3p…音声電子ボリュウム。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種映像情報を蓄積し、これらの情報を
    コンピュータの情報データ信号と共に送出するセンタ装
    置が、伝送路を介して加入者の端末装置群と接続され、
    映像サービス及び通信サービスを配信するCATVシス
    テムにおけるCATV端末の音量コントロール装置にお
    いて、 コンピュータ内に、各加入者からの番組契約情報と、端
    末装置の外部入力端子に接続される種々のAV機器の音
    量初期値データを含む情報データを記憶し、各種映像情
    報と共に、前記情報データを送出するセンタ装置と、 前記各種映像情報と共に前記情報データを受信し、各種
    映像情報から検波回路により映像信号及び音声信号を検
    波しTV受像機に送出するもので、前記情報データを格
    納する記憶手段と、該記憶手段から前記音量初期値デー
    タを読み出し、該音量初期値データに基づいて音声検波
    回路から供給される音声信号のレベルを調整する音声信
    号調整手段を作動させる制御手段を有する端末装置とを
    具備したことを特徴とするCATV端末の音量コントロ
    ール装置。
  2. 【請求項2】 前記センタ装置に複数のAV機器に対応
    した複数の音量初期値データを格納する第1の記憶手段
    と、これに対応して前記端末装置に複数の音量初期値デ
    ータを格納する第2の記憶手段とを具備し、センタ装置
    の制御信号により前記第1の記憶手段から前記第2の記
    憶手段に前記音量初期値データを設定する請求項1記載
    のCATV端末の音量コントロール装置。
  3. 【請求項3】 前記端末装置の制御手段が、特定の映像
    ソースの音量初期値データからの調整による変化分を、
    他のAV機器の音量初期値データに加算する機能を有す
    る請求項1記載のCATV端末の音量コントロール装
    置。
JP3218965A 1991-08-29 1991-08-29 Catv端末の音量コントロール装置 Pending JPH0564191A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6068489A (en) * 1995-10-23 2000-05-30 Yamaha Corporation Karaoke amplifier with variably settable range of parameter to control audio signal

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6068489A (en) * 1995-10-23 2000-05-30 Yamaha Corporation Karaoke amplifier with variably settable range of parameter to control audio signal

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