JP3110679U - 形状が変化する装身具 - Google Patents

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Abstract

【課題】この考案は、装着時にその形態を変化させることにより、複数のイメージをもたせることができ、しかもイメージの変化を特に大きくした形状が変化する装身具を得ようとするものである。
【解決手段】一端において回転軸を介して互いに回動自在に連結され、他端に両端を連結する磁石が取り付けられた少なくとも一対のフレーム部材と、フレーム部材の内側に配設した装飾部とを有し、該回動自在のフレーム部材を他端の磁石で連結した閉止状態において、装飾部をフレーム部材と一体化したデザインとするとともに、フレーム部材を反転した開放状態において、フレーム部材と装飾部とを上記一体化したデザインとは異なるデザインとなるようにしたことを特徴とする形状が変化する装身具。
【選択図】 図3

Description

この考案は装着の際に、その形態を変えることができる装身具、特にネックレスなどに適用できる形状が変化する装身具に関する。
従来、その形態を変えることができる装身具、特にネックレスなどの形状が変化する装身具としては、登録実用新案第3043263号公報(特許文献1参照)のように、複数の、その両端近傍で互いに回動自在に連結された部材を有し、該回動自在の部材は、その両端の回動軸を結ぶ線に対して非対称であり、反転することによって装身具の形態を変化させるネックレスなどの懸吊型の装身具が知られている。
そして上記装身具は、回動自在に連結された部材の連結部の構造により、反転することによって異なったイメージをもつ装身具に変化させることができるものである。
また、特開2004−73748公報(特許文献2参照)には、繋ぎ合わされた6個の部品ピースと、これら部品ピースの1つに取り付けられた支持金具とを備え、上記各部品ピースには、全ピースが略平面状に並べられた展開状態で隣接する部品ピースどうしを互いに回動可能に連結する連結部と、該連結部を介して各部品ピースを裏面側に回動させて全ピースを組み合わせた組立状態で隣接する部品ピースどうしを互いに着脱可能に係止する係止部とが設けられている装飾品が提案されている。
この装飾品は繋ぎ合わされた6個の部品ピースを展開状態においてはほぼ十字になり、各部品ピースを裏面側に回動させて全ピースを組み合わせた組立状態においてはほぼ正六面体になるよう形成されている。
登録実用新案第3043263号公報 特開2004−73748公報
ネックレス、ブレスレット、ブローチなどの装身具は、使用時の雰囲気、装着時のドレスなど、いわゆるTPOに応じて求められるイメージが変化するのが一般である。しかし、特に宝石などを用いた高価なものを複数所持することは困難な場合が多い。
そこで、登録実用新案第3043263号公報(特許文献1参照)のように回動自在に連結された部材の連結部の構造により、反転することによって異なったイメージに変化させることができる装身具や、特開2004−73748公報(特許文献2参照)のように、繋ぎ合わされた6個の部品ピースを展開状態においてはほぼ十字になり、各部品ピースを裏面側に回動させて全ピースを組み合わせた組立状態においてはほぼ正六面体になるようにした装飾品が提案されている。
しかしながら、上記いずれの装身具や装飾品においても、前者の反転自在に連結された部材は形態の変化(バリエーション)に乏しい上、装飾性に欠けるという欠点があった。また、後者の6個の部品ピースを展開状態と組立状態のいずれかにおいて使用可能な装飾品は、6個の部品ピースが状態を変えるだけであって、個々の部品ピース自体はそのままの形態を保持しているので、やはり形態の変化(バリエーション)に乏しいという欠点があった。
この考案は、装着時にその形態を変化させることにより、複数のイメージをもたせることができ、しかもイメージの変化を特に大きくした形状が変化する装身具を得ようとするものである。
すなわち、この考案の形状が変化する装身具は、一端において回転軸を介して互いに回動自在に連結され、他端に両端を連結する磁石が取り付けられた少なくとも一対のフレーム部材と、フレーム部材の内側に配設した装飾部とを有し、該回動自在のフレーム部材を他端の磁石で連結した閉止状態において、装飾部をフレーム部材と一体化したデザインとするとともに、フレーム部材を反転した開放状態において、フレーム部材と装飾部とを上記一体化したデザインとは異なるデザインとなるようにしたことを特徴とするものである。
この考案の形状が変化する装身具は、上記フレーム部材の内側に配設した装飾部が、フレーム部材の内周に取り付けられていることをも特徴とするものである。
この考案の形状が変化する装身具は、上記フレーム部材の内側に配設した装飾部が、回転軸の軸受部に取り付けられていることをも特徴とするものである。
この考案の形状が変化する装身具は、上記少なくとも一対のフレーム部材と、フレーム部材の内側に配設した装飾部とが、両面を装飾面として利用できるようにしたことをも特徴とするものである。
この考案の装身具は、上記のように、回動自在に連結されたフレーム部材の構造により、反転することによって異なったイメージをもつ装身具に変化させることができるばかりでなく、フレーム部材の内側に装飾部を配設したので、フレーム部材を閉止状態において装飾部と一体化したデザインとするとともに、フレーム部材を反転した開放状態において、フレーム部材と装飾部とを上記一体化したデザインとは異なるデザインとなるようにすることができ、フレーム部材と装飾部との組合せにおいてイメージの変化の大きい、形状が変化する装身具を得ることができるようになった。
なお、実施例はネックレスとして説明したが、ブレスレット、ブローチ、イヤリングなどにも利用できることは云うまでもない。
以下この考案の形状が変化する装身具の実施の形態を、図面に基いて詳細に説明する。
図1はこの考案の形状が変化する装身具の1実施例を示すフレーム部材の閉止状態の正面図、図2はその側面図、図3はフレーム部材の開放状態の正面図、図4はその側面図、図5はこの考案の形状が変化する装身具の他の実施例を示すフレーム部材の閉止状態の正面図、図6はその側面図、図7はフレーム部材の開放状態の正面図、図8は装飾部を取り付けたフレーム部材単体の正面図、図9はフレーム部材の連結状態を示す装飾部側から見た側面図、図10はフレーム部材の連結状態を示すフレーム部材側から見た側面図、さらに図11は端部のフレーム部材を示すフレーム部材側から見た側面図である。
この考案の形状が変化する装身具の1実施例を示す図1ないし図4において、11は下部に装飾体を装着したたとえばネックレスのような装身具を示し、左右に一対の金や銀、プラチナなどの貴金属によって作られた半円形のフレーム部材12,13は、その下端に設けた回転軸14により、互いに回動自在に連結される。そしてフレーム部材12,13の開放端部の両端近傍には磁石15が取り付けられていて、当該両端を着脱可能に連結するようになっている。16は上記開放端部上に取付けた丸環で、チェーン類17を取り付けてネックレスとして使用するためのものである。
フレーム部材12,13上にはまた、それぞれその長さ方向に多数のメレ18が爪止めや彫留め等の手段で配置されている。図においては上記係止手段は省略されている。
フレーム部材12,13の回転軸14を取り付ける軸受部19には、連結アーム20の一端が固定され、この連結アーム20を介して装飾部21が連結されている。
この装飾部21は、連結アーム20の他端に取り付けた宝石台22と、宝石台22の内部に取り付けられた宝石23とで構成され、図では縦横に一対の4個の宝石23が宝石台22に配設されている。図において24は4個の宝石23の中央に配置した共通爪、25はそれぞれの宝石23の周囲に配置した個別爪である。
上記においてはブリリアントカットの宝石を例示したが、他のカットを採用しても良いことはもちろんである。
上記フレーム部材12,13は常態においては、上記回転軸14を介して回動自在のフレーム部材12,13を他端の磁石15で連結した閉止状態において使用され、その状態においては上記装飾部21をフレーム部材12,13で囲まれた円形内に収納されている。
また、磁石15の連結を解いて、フレーム部材12,13を反転した開放状態においては、フレーム部材12,13は開口部分を下向きにしてほぼ水平の向きに配置され、装飾部21は下向きとなった連結アーム20の先端に宝石台22を吊下げた状態に保持される。
したがって閉止状態では、上記装飾部21をフレーム部材12,13で囲まれた円形内に収納して、円形が強調された一体化したデザインとなっている。また開放状態では、フレーム部材12,13は半円形の膨らみが上を向いた水平の向きに配置され、装飾部21はフレーム部材12,13の中央から宝石台22を吊下げた状態で、宝石台22に配設した4個の宝石23のなす、ほぼ十字の形状が強調されたデザインとなっている。
このように、この実施例においては、上記ほぼ円形の一体化したデザインと、これとは異なるダイナミックなデザインとが適宜選択でき、それぞれ異なった雰囲気の装身具に変化する。
この考案の形状が変化する装身具の他の実施例を示す図5ないし図11において、31は下部に装飾体を装着したたとえばネックレスのような装身具であり、金や銀、プラチナなどの貴金属によって作られた、1/4円の円弧形のフレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2は、図9および図10に示すように、各フレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2の端部に設けた回転軸34により、互いに回動自在に連結される。そして上側のフレーム部材32−2,33−2の開放端部の両端近傍には、図11のように磁石35が取り付けられていて、当該両端を着脱可能に連結するようになっている。36は上記開放端部上に取付けた丸環で、チェーン類37を取り付けてネックレスとして使用するためのものである。
各フレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2上にはまた、それぞれその長さ方向に多数のメレ38が爪止めや彫留め等の手段で配置されている。図においては上記係止手段は省略されている。
フレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2の内周面には、図8および図11のように、フレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2と一体的に宝石台42が形成され、この宝石台39に組み付けた宝石43とで装飾部41が形成されている。また装飾部41は、上記宝石台42に取り付けた4個の宝石43が組み合わさって一体感のあるデザインが形作られている。
この装飾部41は、上述のようにフレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2にそれぞれ取り付けられた宝石台42と、宝石台42の内部に組み付けられた宝石43とで構成され、図では4個の宝石43が円形をなすフレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2内に配設されている。図において44は4個の宝石43のそれぞれ周囲に配置した爪である。
上記においてはハート形の宝石を例示したが、他のモチーフを採用しても良いことはもちろんである。なお、図ではハート形の表面に施したカットを省略している。
上記フレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2は常態においては、上記回転軸34を介して回動自在のフレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2を他端の磁石35で連結した閉止状態において使用され、その状態においては上記装飾部41をフレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2で囲まれた円形内に収納されている。
また、磁石35の連結を解いて、フレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2を反転した開放状態においては、フレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2は開口部分を外向きにしてほぼ円弧状に配置され、装飾部41は外向きとなったフレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2に宝石台42を外向きに配置した状態に保持される。
したがって閉止状態では、上記装飾部41をフレーム部材フレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2で囲まれた円形内に収納して、円形が強調された一体化したデザインとなっている。また開放状態では、フレーム部材フレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2は円弧の膨らみが内側を向いた円弧状に配置され、装飾部41はフレーム部材フレーム部材32−1,32−2,33−1,33−2のほぼ中央から宝石台22を外向きに配置した状態で、宝石台42に配設した4個の宝石43のなす、ハート形が強調されたデザインとなっている。
このように、この実施例においては、上記ほぼ円形の一体化したデザインと、これとは異なるダイナミックなデザインとが適宜選択でき、それぞれ異なった雰囲気の装身具に変化する。
この考案の装身具は、上記のように、回動自在に連結されたフレーム部材と装飾部との組合せにより、フレーム部材を反転することによって異なったイメージをもつ装身具に変化させることができる。
なお、上記実施例においてはネックレスとして説明したが、ブレスレット、ブローチ、イヤリングなどにも利用できることはいうまでもない。
この考案の形状が変化する装身具の1実施例を示すフレーム部材の閉止状態の正面図である。 その側面図である。 フレーム部材の開放状態の正面図である。 その側面図である。 この考案の形状が変化する装身具の他の実施例を示すフレーム部材の閉止状態の正面図である。 その側面図である。 フレーム部材の開放状態の正面図である。 装飾部を取り付けたフレーム部材単体の正面図である。 フレーム部材の連結状態を示す装飾部側から見た側面図である。 フレーム部材の連結状態を示すフレーム部材側から見た側面図である。 端部のフレーム部材を示すフレーム部材側から見た側面図である。
符号の説明
11 装身具
12,13 フレーム部材
14 回転軸
15 磁石
16 丸環
17 チェーン類
18 メレ
19 軸受部
20 連結アーム
21 装飾部
22 宝石台
23 宝石
24 共通爪
25 個別爪
31 装身具
32−1,32−2,33−1,33−2 フレーム部材
34 回転軸
35 磁石
36 丸環
37 チェーン類
38 メレ
41 装飾部
42 宝石台
43 宝石
44 爪

Claims (4)

  1. 一端において回転軸を介して互いに回動自在に連結され、他端に両端を連結する磁石が取り付けられた少なくとも一対のフレーム部材と、フレーム部材の内側に配設した装飾部とを有し、該回動自在のフレーム部材を他端の磁石で連結した閉止状態において、装飾部をフレーム部材と一体化したデザインとするとともに、フレーム部材を反転した開放状態において、フレーム部材と装飾部とを上記一体化したデザインとは異なるデザインとなるようにしたことを特徴とする形状が変化する装身具。
  2. フレーム部材の内側に配設した装飾部が、フレーム部材の内周に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の形状が変化する装身具。
  3. フレーム部材の内側に配設した装飾部が、回転軸の軸受部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の形状が変化する装身具。
  4. 少なくとも一対のフレーム部材と、フレーム部材の内側に配設した装飾部とが、両面を装飾面として利用できるようにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の形状が変化する装身具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010022688A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Shokosha:Kk ネックレス連結具及びペンダント

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