JP3107729B2 - 無水こはく酸の製造方法 - Google Patents

無水こはく酸の製造方法

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  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、液相内で無水マレイン酸(M
A)の触媒水添を行うことによって無水こはく酸(S
A)を製造する方法に関する。
【0002】SAは、こはく酸、こはく酸のジエステル
類、スクシニミド類、ポリエステル類および薬剤の製造
で価値を示す合成構成ブロックである。
【0003】こはく酸の脱水を行うか或は無水マレイン
酸(MA)の触媒水添を行うことによってSAを入手す
ることができることは既に知られている。MAの触媒水
添は、一般に、懸濁させた触媒を用いて液相内で実施さ
れている。
【0004】この場合、穏やかな反応条件が用いられて
おり、希釈剤が一緒に用いられており、触媒のための不
活性化剤が一緒に用いられていると共に、低い温度に設
定されている。このように穏やかな反応条件を用いるこ
とは、極めて明らかに、望ましくない反応、例えばMA
の重合または例えばγ−ブチロラクトンをもたらす過水
添などを抑えるに役立つ。このように、チェコスロバキ
ア特許第218 083号(C.A.103、6210
kに従って引用)に従うと、酢酸または酢酸エチルで
予め不活性にしたラネーニッケルを存在させて水添を酢
酸エチル内で実施している。
【0005】例えば、チェコスロバキア特許第195
860号に従うと、ケイソウ土上の銅、ケイソウ土上の
NiO、Cu−Zn−Cr触媒またはラネー銅から成る
群由来の触媒上でγ−ブチロラクトンの中に入っている
MAの1:1混合物を100から300℃で反応させる
ことにより、こはく酸とγ−ブチロラクトンとプロピオ
ン酸が入っている反応生成物を生じさせている。
【0006】この場合、明らかに、脱カルボニル化また
は脱カルボキシル化によりC4出発材料であるMAから
3生成物であるプロパノールが生じる。
【0007】特開平02/200 680号(C.A.
114、42561 mに従って引用)に従うと、テト
ラエチレングリコールジメチルエーテルの中でマレイン
酸もしくはMAを200℃で反応させることによってγ
−ブチロラクトンとSAを生じさせており、ここでは、
ルテニウムと、有機ホスフィンと、<2のpKaを示す
酸の共役塩基と、塩酸塩または金属塩化物から成る群由
来の塩素含有化合物とから成る複雑な触媒系が用いられ
ている。
【0008】ソ連特許第1 541 210(C.A.
113、23679 uに従って引用)に従うと、トリ
エチルアミンで改質されたPd/活性炭触媒を用いて反
応を溶媒としてのアセトン中で15から50℃で実施し
ている。ソ連特許第721406(C.A.93、71
047 bに従って引用)では、溶媒としてジオキサン
が提案されており、その溶媒の中にMAが30から5重
量%濃度の溶液として含まれている。
【0009】特昭48/07609号(1973)の
方法は、白金族金属触媒の存在下、130〜230℃の
温度で無水マレイン酸を水添しており、実施例1に従う
と、Al23上のPdとNi−Re触媒の両方が水添触
媒として一緒に用いられている。
【0010】中国特許第1 063 484号の方法に
従うと、MAを60から80℃で溶融させそして成分を
4種(これ以上の詳しい説明は成されていない)含んで
いるラネーニッケル触媒の存在下で温度を70℃から1
26℃に上昇させながら水添を実施することを通して、
MAの製造が行われている。
【0011】その後、その反応生成物を冷却し、固化さ
せた後、粗く粉砕して袋詰めが行われている。この方法
では溶媒が用いられていないが、その代わりに複雑な
(これ以上の詳しい説明は成されていない)触媒が組み
込まれており、そして複雑な温度プロファイルを用いる
必要があり(これは明らかにその反応混合物内のSA生
成量を上昇させるためのものである)、もしこれに従わ
ないと、SAが析出することで撹拌が妨げられる。
【0012】望まれない副反応に関して成されて来た予
断とは対照的に、水添を最初からSAの融点以上の温度
で実施することができることをここに見い出し、ここで
は、望ましくない更に一層の水添も開裂反応も生じさせ
ることなく、SAを生じる望ましいMAの水添反応の方
が他の全ての競合反応よりも明らかに優先することを見
い出した。従って、例えば、観察される酪酸およびγ−
ブチロラクトンの量は僅かのみである。
【0013】従って、本発明は、水素を用いた無水マレ
イン酸(MA)の触媒水添を液相内で行うことによって
無水こはく酸(SA)を製造する方法を提供するもので
あり、この方法は、MAとSAの全重量を基準にしてM
Aを5から100重量%とSAを95から0重量%含ん
でいる出発材料を水添触媒上で10から150バールの
2圧力下、最初からSAの融点以上であり、120か
ら150℃の温度範囲で反応させることを特徴としてい
る。
【0014】120から150℃、好適には125から
140℃、特に好適には127から135℃の温度で本
発明の方法を実施する。過剰量で水素を用いることがで
きる。この量をモル比で表さず、大気圧以上の圧力下に
おける水添反応で通常に行われている如く、10から1
50バール、好適には20から130バール、特に好適
には50から120バールのH2圧でこの量を表す。
【0015】使用する触媒は、二重結合の水添を行うに
特に適切であることが確認されている触媒である。この
ような触媒は、ラネー骨格触媒および遷移族IおよびV
III触媒の群に属している。詳細には、水添活性を示
す金属が1種以上存在していてもよいラネー(Ni、C
o、Cu、Fe)、並びに遷移族IおよびVIII由来
の水添活性成分、例えばPd、Rh、Ru、Pt、I
r、Ni、Co、FeおよびCuなどを1種以上含んで
いる触媒を挙げることができる。この述べた種類のラネ
ー触媒は骨格触媒として使用可能であり、従って支持体
を必要としないが、遷移族VIIIおよびIの触媒は、
金属粉末として(触媒スラリーの形態)か或は支持され
ている触媒として使用可能である。この目的で用いられ
る支持体は、例えば種々の構造を有する酸化アルミニウ
ム、種々の構造を有するSiO2、活性炭、酸化アルミ
ニウムとSiO2の混合物、二酸化チタン、硫酸バリウ
ム、そしてその他、本分野の技術者に知られている、粉
末または成形体の形態の不活性支持体である。
【0016】ラネー触媒の中では、コストの理由で、上
に明記した金属の1種または2種のみ、特に好適にはこ
の明記した金属の1種のみを存在させたラネー触媒が好
適である。非常に特に好適にはラネーNiを用いる。
【0017】白金族金属の中ではPdまたはPtが好適
であり、特に好適にはPdである。
【0018】本発明の方法は原則として希釈剤、例えば
上述した種類の希釈剤の存在下でも実施可能であるが、
特に簡潔さの理由で、完全に無溶媒でこの方法を実施す
ることも有効であり、好適である。
【0019】本発明の方法では、MAが5から100重
量%でありそしてSAが95から0重量%である出発材
料、好適にはMAが20−100重量%でありそしてS
Aが80−0重量%である出発材料を反応させる。従っ
て、本発明に従って純粋なMAを反応させることも可能
である。これは、例えばバッチ方法としてか、管反応槽
内のプラグ流れを用いることで連続的にか、或は同様
に、固定床触媒を用いた連続散水相(tricklin
g phase)の形態で実施可能である。しかしなが
ら、上に明記した混合物の組成範囲内でこの出発材料に
SAを含めることも可能である。このような変法もまた
バッチ方法、プラグ流れまたは固定床触媒上の散水相と
して実施可能である。
【0020】挙げられ得る特定の変法は半バッチ式操作
であり、ここでは、最初に仕込んだ液状のSAの中に触
媒を入れた懸濁液に液化させたMAを水添条件下で加
え、水添を行った後、SAを平均(+/−30%)でそ
の加えたMAの量に相当する量で取り出し、その結果と
してこの反応槽内にSAをいくらか残存させ、そして新
たにMAを添加してこの操作を繰り返す。幅広い範囲で
MA添加量を変化させることができ、この量は、この最
初に仕込んだSAの質量を基準にして例えば5から50
00%、好適には100から5000%であってもよ
い。
【0021】撹拌装置が備わっている反応槽(圧力反応
槽、オートクレーブ)を用いる場合、並びにこの方法を
管反応槽内で連続的に実施する場合、スラリー形態か或
は微粉形態でこの触媒を使用し、そして例えばスラリー
ポンプなどを用いてそれを循環させる。散水相を用いる
場合ばかりでなくまた管反応槽内でプラグ流れを用いる
場合、この触媒を固定床触媒として用いることも可能で
あり、例えばペレット化した形態および被覆させた形態
として使用することができる。この触媒の量は、触媒金
属として計算して、その反応させるMAの質量を基準に
して0.01から10重量%、好適には0.05から8
重量%、特に好適には0.1から5重量%である。連続
または半バッチ式操作の場合のLHSVは、1時間毎の
触媒1g当たり10から500g、好適には20から2
00g、特に好適には30から100gのMAである。
【0022】この方法を実施している間、原則として、
上に明記した範囲内でこの方法の温度を変化させること
も可能であるが、簡潔さの理由で、全範囲に渡ってこの
温度を非常に狭い範囲内で一定に保持するのが好適であ
る。このことにより、この反応の進行に応じて温度を特
別に調節する必要がなくなる。更に、この触媒に温度変
動を受けさせない方がそれの使用寿命と活性が高くな
る。
【0023】
【実施例】実施例1 0.7リットルのV4Aオートクレーブの中に室温でS
Aを200gそしてラネーNi(メタノールで3回、ト
ルエンで3回洗浄した後、130℃の液状SAで洗浄し
た)を12g入れた後、100バールの水素下130℃
で溶融させた。その後、撹拌しながら60分かけて20
0gの溶融MAをポンプ輸送して入れた。その後、この
混合物を更に20分間撹拌し、オートクレーブの排気を
行った後、その溶融している材料を熱濾過してその触媒
を除去した。これにより、冷却後、SAが99.4重量
%入っている固体が401g得られた。使用したMAを
基準にした収率は理論値の97.3%であった。
【0024】実施例2 0.7リットルのV4Aオートクレーブの中に室温でS
Aを200gそして酸化アルミニウム上のPd触媒(P
dが5重量%)を6g入れた後、100バールの水素下
130℃で溶融させた。その後、撹拌しながら60分か
けて200gの溶融MAをポンプ輸送して入れた。その
後、この混合物を更に20分間撹拌し、オートクレーブ
の排気を行った後、その溶融している材料を熱濾過して
その触媒を除去した。これにより、冷却後、SAが9
9.2重量%入っている固体が403g得られた。使用
したMAを基準にした収率は理論値の97.9%であっ
た。
【0025】実施例3 0.7リットルのV4Aオートクレーブの中に室温でS
Aを200gそして活性炭上のPd触媒(Pdが5重量
%)を6g入れた後、100バールの水素下130℃で
溶融させた。その後、撹拌しながら60分かけて200
gの溶融MAをポンプ輸送して入れた。その後、この混
合物を更に20分間撹拌し、オートクレーブの排気を行
った後、その溶融している材料を熱濾過してその触媒を
除去した。これにより、冷却後、SAが99.8重量%
入っている固体が402g得られた。使用したMAを基
準にした収率は理論値の98.6%であった。
【0026】実施例4 0.7リットルのV4Aオートクレーブの中に室温でS
Aを200gそしてラネーNi(メタノールで3回、ト
ルエンで3回洗浄した後、130℃の液状SAで洗浄し
た)を12g入れた後、100バールの水素下130℃
で溶融させた。その後、撹拌しながら60分かけて20
0gの溶融MAをポンプ輸送した。その後、この混合物
を更に20分間撹拌し、撹拌機を切った後、水素圧を用
いて、フリットが入っているライザーチューブを通して
SAを約200g押し出して取り出した。その後、上述
した条件下でMAを更に200gポンプ輸送して入れ
た。全体で1800gのMAを用いた。これにより、S
Aが99.4重量%入っているSAが2020g得られ
た。使用したMAを基準にした収率は理論値の98.4
%であった。
【0027】実施例5 0.7リットルのV4Aオートクレーブの中に室温でS
Aを200gそしてAl23上のPd触媒(Pdが5重
量%)を6g入れた後、100バールの水素下130℃
で溶融させた。その後、撹拌しながら60分かけて20
0gの溶融MAをポンプ輸送して入れた。その後、この
混合物を更に20分間撹拌し、撹拌機を切った後、水素
圧を用いて、フリットが入っているライザーチューブを
通してSAを約200g押し出して取り出した。その
後、上述した条件下でMAを更に200gポンプ輸送し
て入れた。全体で2000gのMAをポンプ輸送して入
れた。これにより、SAが99.5重量%入っているS
Aが2240g得られた。使用したMAを基準にした収
率は理論値の99.4%であった。
【0028】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0029】1. 水素を用いた無水マレイン酸(M
A)の触媒水添を液相内で行うことによって無水こはく
酸(SA)を製造する方法において、MAとSAの全重
量を基準にしてMAを5から100重量%とSAを95
から0重量%含んでいる出発材料を水添触媒上で10か
ら150バールのH2圧力下120から150℃で反応
させることを特徴とする方法。
【0030】2. 該反応を125から140℃で実施
することを特徴とする第1項記載の方法。
【0031】3. 該反応を20から130バールで実
施することを特徴とする第1項記載の方法。
【0032】4. 反応させるMAの質量を基準にして
触媒を触媒金属として計算して0.01から10重量%
の量で存在させて該反応を実施することを特徴とする第
1項記載の方法。
【0033】5. 半バッチ式操作において、最初に仕
込んだ液状のSAに液状のMAを加え、水添を行い、S
Aをその水添混合物から平均でその加えたMAの量に相
当する量で取り出し、その結果としていくらかSAを残
存させ、そして新たにMAを添加してこの操作を繰り返
すことを特徴とする第1項記載の方法。
【0034】6. 散水相または管反応槽内で連続的に
該出発材料を反応させることを特徴とする第1項記載の
方法。
【0035】7. 該水添触媒が、Ni、Co、Feお
よびCu元素の1種から4種を含んでいるラネー骨格触
媒であることを特徴とする第1項記載の方法。
【0036】8. 該水添触媒が、遷移族IおよびVI
II由来の水添活性成分を1種以上含んでおり、そして
金属粉末としてか或は支持されている触媒として存在し
ていることを特徴とする第1項記載の方法。
【0037】9. 支持体が、種々の構造を有するAl
23、種々の構造を有するSiO2、Al23とSiO2
の混合物、活性炭、TiO2またはBaSO4であっても
よいことを特徴とする第8項記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エベルハルト・ツイルンギーブル ドイツ51061ケルン・ロゲンドルフシユ トラーセ65 (56)参考文献 特公 昭48−7609(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 307/60 C07B 61/00 300 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素による無水マレイン酸(MA)の
    水添を液相内で行うことによって無水こはく酸(S
    A)を製造する方法において、MAとSAの全重量を基
    準にしてMAを5から100重量%とSAを95から0
    重量%含んでいる出発材料を、反応すべきMAを基準に
    して触媒金属として計算して0.01〜10重量%の
    添触媒上で10から150バールのH2圧力下、最初か
    らSAの融点以上であり、120から150℃の温度範
    囲で反応させることを特徴とする方法。
JP07187679A 1994-07-08 1995-07-03 無水こはく酸の製造方法 Expired - Fee Related JP3107729B2 (ja)

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