JP3103343B2 - 固定子用積層磁極鉄心の製造方法及び同製造方法に用いる金型装置 - Google Patents

固定子用積層磁極鉄心の製造方法及び同製造方法に用いる金型装置

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JP3103343B2
JP3103343B2 JP10377325A JP37732598A JP3103343B2 JP 3103343 B2 JP3103343 B2 JP 3103343B2 JP 10377325 A JP10377325 A JP 10377325A JP 37732598 A JP37732598 A JP 37732598A JP 3103343 B2 JP3103343 B2 JP 3103343B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定子用積層磁極
鉄心の製造方法及び同製造方法に用いる金型装置、特
に、周方向に複数に分割された分割磁極片を連結するこ
とによって構成される積層用環状磁極板を、所要枚数積
層することとによって製造することができる固定子用積
層磁極鉄心の製造方法及び同製造方法に用いる金型装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固定子用積層磁極鉄心の製造方法
の一形態として、特開平10−155248号公報に提
示されている方法がある。この方法は、まず、図25
(a)に示すティース105とヨーク106からなるコ
ア分割シート104aを積層して、コアセグメント10
7aを形成する。ここに、コアセグメント107aは、
図25(b)に示すように、その一側部に平面形状が円
弧状の連結用凸部108bを有すると共に、その他側部
にこの連結用凸部108bと係合可能な連結用凹部を1
08aを有する。次に、隣接する一方のコアセグメント
107aの連結用凸部108bを、手作業で、他方のコ
アセグメント107aに形成した連結用凹部108aに
180°を超えて回動自在に係合させ、図25(c)に
示すコアセグメント直列体109を作成し、このコアセ
グメント直列体109を環状にして、図25(d)に示
す磁気回路を形成するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した固定
子用積層磁極鉄心の製造方法は、未だ、以下の解決すべ
き課題を有していた。即ち、コアセグメント直列体10
9を作成するためには、まず、コア分割シート104a
を積層してコアセグメント107aを形成する積層工程
の後に、これらのコアセグメント107a同士を連結す
る連結工程を別途必要とするため、固定子用積層磁極鉄
心の製造方法における全体の工程の削減を十分に図るこ
とができなかった。また、他の工程の自動化は図れて
も、コアセグメント107a同士の連結は専ら手作業で
行うため、固定子用積層磁極鉄心の製造に未だ多大な時
間と手間を要し、製造コストの低減化を十分に図ること
ができなかった。本発明は、このような事情に鑑みなさ
れたものであり、実質的に、積層用環状磁極板を構成す
る複数の分割磁極片同士の回転連結と、積層用環状磁極
板の積層を同時に行うことによって、固定子用積層磁極
鉄心を効率的にかつ省人化を図りながら大量生産するこ
とができ、製造コストを著しく低減することができる固
定子用積層磁極鉄心の製造方法及びその製造方法に用い
る金型装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る固定子用積層磁極鉄心の製造方法は、まず、以下の
構成を有する第1〜第3の積層用環状磁極板を単一の順
送り金型でプレス加工することによりそれぞれ作成す
る。ここに、第1の積層用環状磁極板は、第1のヨーク
部の両端にそれぞれ第1の係合頭部と第1の頭部受載部
を有する複数の第1の分割磁極片を環状に配列すると共
に各第1の分割磁極片の第1の係合頭部を隣接する第1
の分割磁極片の第1の頭部受載部に受載して環状の磁気
回路を形成し、かつ、第1の係合頭部に枢支用貫通孔を
設けると共に第1の分割磁極片にかしめ用貫通孔を設け
ている。第2の積層用環状磁極板は、第2のヨーク部の
両端にそれぞれ第2の係合頭部と第2の頭部受載部を第
1の積層用環状磁極板と左右逆にして有する複数の第2
の分割磁極片を環状に配列すると共に各第2の分割磁極
片の第2の係合頭部を隣接する第2の分割磁極片の第2
の頭部受載部に受載して環状の磁気回路を形成し、か
つ、第2の係合頭部の上面に第1の枢支用凹部を設ける
と共に下面に第1の枢支用凸部を設け、さらに、第2の
分割磁極片の上面に第1のかしめ用凹部を設けると共に
下面に第1のかしめ用凸部を設けている。
【0005】第3の積層用環状磁極板は、第3のヨーク
部の両端にそれぞれ第3の係合頭部と第3の頭部受載部
を第2の積層用環状磁極板と左右逆にして有する複数の
第3の分割磁極片を環状に配列すると共に各第3の分割
磁極片の第3の係合頭部を隣接する第3の分割磁極片の
第3の頭部受載部に受載して環状の磁気回路を形成し、
かつ、第3の係合頭部の上面に第2の枢支用凹部を設け
ると共に下面に第2の枢支用凸部を設け、さらに、第3
の分割磁極片の上面に第2のかしめ用凹部を設けると共
に下面に第2のかしめ用凸部を設けている。
【0006】次に、第1の積層用環状磁極板上に第2の
積層用環状磁極板と第3の積層用環状磁極板を交互に積
層する。この際、第1の積層用環状磁極板の枢支用貫通
孔とかしめ用貫通孔にそれぞれ第2の積層用環状磁極板
の第1の枢支用凸部と第1のかしめ用凸部を嵌合し、第
2の積層用環状磁極板の第1の枢支用凹部と第1のかし
め用凹部に第3の積層用環状磁極板の第2の枢支用凸部
と第2のかしめ用凸部を嵌合すると共に、第3の積層用
環状磁極板の第2の枢支用凹部と第2のかしめ用凹部に
第2の積層用環状磁極板の第1の枢支用凸部と第1のか
しめ用凸部を嵌合することによって、1つの分離部を有
する固定子用積層磁極鉄心を製造する。
【0007】このように、本発明に係る固定子用積層磁
極鉄心の製造方法においては、分割磁極片同士を係合頭
部の頭部受載部への嵌合によって回動自在に連結するこ
とによって環状の磁気回路を形成しかつそれぞれ異なっ
た形状を有する複数種類の積層用環状磁極板を、単一の
順送り金型を用いたプレス加工により一貫して形成する
ことができると共に、これらの積層用環状磁極板を、枢
支用凹、凸部の嵌合及びかしめ用凹、凸部の嵌合を介し
て積層することができる。これによって、分割磁極片か
らなる積層体が回動自在に連結された構成の環状の固定
子用積層磁極鉄心を効率よく生産することができる。固
定子用積層磁極鉄心に巻線を施す場合、環状の磁気回路
を有する固定子用積層磁極鉄心を、枢支用凹、凸部の回
動角度を調整することによって、巻線に適した状態にな
るように、直線又はV字状に折り曲げることができるの
で、容易に巻線作業を行うことができる。そして、巻線
が完了した時点で、ヨーク部の両端に設けた係合頭部
(押し込み加工していない)と頭部受載部とを密接し、
再度、環状の固定子用積層磁極鉄心を形成し、接合部を
アーク、レーザ等を用いて溶接することによって固定子
用積層磁極鉄心を完成させることができる。
【0008】また、固定子用積層磁極鉄心に巻線を施す
場合、分割磁極片の積層体を相互に枢ピン等を用いて回
動自在に接合する工程が不要となり、環状に連結された
状態で金型から取り出せるので、取り扱いが簡素化さ
れ、分割磁極片の接合部の損傷をなくすことができる。
さらに、所定の枚数積層固着された固定子用積層磁極鉄
心上に、第1の積層用環状磁極板を差し込み、その上
に、第2の積層用環状磁極板と、第3の積層用環状磁極
板を交互に所定の枚数積層することによって、回動自在
に連結された環状の固定子用積層磁極鉄心を容易に形成
することができる。また、固定子用積層磁極鉄心上に第
1の積層用環状磁極板を差し込みすることによって、固
定子用積層磁極鉄心ごとに分離して取り出すことができ
る。このように、本発明に係る固定子用積層磁極鉄心の
製造方法においては、実質的に、積層用環状磁極板を構
成する複数の分割磁極片同士の連結と、積層用環状磁極
板の積層を同時に行うことによって、固定子用積層磁極
鉄心を効率的にかつ省人化を図りながら大量生産するこ
とができ、製造コストを著しく低減することができる。
【0009】上記した固定子用積層磁極鉄心の製造方法
は、具体的には、例えば、以下の工程を経て、固定子用
積層磁極鉄心を製造することができる。回転子用部分を
予め打ち抜いた帯材を、順送り金型に沿って配列された
スロット・スリット打抜加工ステーション、一部切離加
工ステーション、第1の切断加工ステーション、第2の
切断加工ステーション、貫通孔形成加工ステーション、
凹凸部形成加工ステーション、外形打抜・積層加工ステ
ーションを通して移送する。そして、スロット・スリッ
ト打抜加工ステーションにおいて、帯材を打ち抜いて第
1〜第3の積層用環状磁極板の第1〜第3のヨーク部を
区画する巻線用スロットと第1〜第3の係合頭部の外周
面を区画するスリットを形成する。一部切離加工ステー
ションにおいて、第1〜第3の積層用環状磁極板を、第
1〜第3の分割磁極片のそれぞれ1組の第1〜第3の係
合頭部と係合頭部嵌入凹部の境界線に沿って切り離し、
初期位置に戻すプッシュバック方式を採用することがで
きる。
【0010】第1の切断加工ステーションにおいて、第
1及び第3の積層用環状磁極板を、第1及び第3の分割
磁極片のそれぞれ残りの組の第1及び第3の係合頭部と
係合頭部嵌入凹部の境界線に沿って切断し、初期位置に
戻すプッシュバック方式を採用することができる。第2
の切断加工ステーションにおいて、第2の積層用環状磁
極板を、第2の分割磁極片のそれぞれ残りの組の第2の
係合頭部と係合頭部嵌入凹部の境界線に沿って切断し、
初期位置に戻すプッシュバック方式を採用することがで
きる。貫通孔形成加工ステーションにおいて、第1の積
層用環状磁極板を打ち抜いて、第1の係合頭部に枢支用
貫通孔を設けると共に第1の分割磁極片にかしめ用貫通
孔を設ける。
【0011】凹凸部形成加工ステーションにおいて、押
し込みによって第2の積層用環状磁極板の第2の係合頭
部の上面に第1の枢支用凹部を設けると共に下面に第1
の枢支用凸部を設け、半抜きによって第2の分割磁極片
の上面に第1のかしめ用凹部を設けると共に下面に第1
のかしめ用凸部を設ける。また、押し込みによって第3
の積層用環状磁極板の第3の係合頭部の上面に第2の枢
支用凹部を設けると共に下面に第2の枢支用凸部を設
け、半抜きによって第3の分割磁極片の上面に第2のか
しめ用凹部を設けると共に下面に第2のかしめ用凸部を
設け、その後、内側連結リングを打ち抜き、第1〜第3
の積層用環状磁極板の第1〜第3の分割磁極片の内側部
を相互に切り離す。外形打抜・積層加工ステーションに
おいて、第1〜第3の積層用環状磁極板の外形を打ち抜
いて帯材から切り離し、その後、第1の積層用環状磁極
板上に、第2の積層用環状磁極板と第3の積層用環状磁
極板を交互に積層して、一部に分離部を有する固定子用
積層磁極鉄心を製造する。このように、順送り金型の搬
送路に沿って配列された複数の加工ステーション(プレ
ス加工ステーション)を通すことによって、分割磁極片
同士を係合頭部の頭部受載部へ嵌合して回動自在に連結
し、環状の磁気回路を有しかつそれぞれ異なった形状を
有する複数種類の積層用環状磁極板を、容易かつ確実に
形成すると共にこれらを積層して固定子用積層磁極鉄心
を製造する。
【0012】第2の切断加工ステーションと貫通孔形成
加工ステーションとの間に変形矯正加工ステーションを
設け、変形矯正加工ステーションにおいて、第1及び第
2の切断加工ステーションにおける第1〜第3の分割磁
極片のそれぞれを叩いてその変形を矯正し初期平坦度を
維持するようにすることもできる。このようにすること
によって、その後のプレス加工や積層動作を円滑かつ確
実に行うことができる。
【0013】また、帯材が加工ステーションから加工ス
テーションに間欠的に移送されると共に、第1及び第2
の切断加工ステーションにおいて第1及び第2の切断加
工用刃物は2間欠動作で一回ストリッパーの押圧面から
突出して切断を行う。このようにすることによって、そ
れぞれ係合頭部と頭部受載部が逆に配列されている第2
の積層用環状磁極板と第3の積層用環状磁極板を、単一
の順送り金型を用いて、円滑にかつ確実にプレス加工し
て所望の形状にすることができる。
【0014】前記目的に沿う本発明に係る固定子用積層
磁極鉄心の製造方法に用いる金型装置は、本発明に係る
固定子用積層磁極鉄心の製造方法において用いた第1〜
第3の積層用環状磁極板を作成するための金型装置であ
り、以下の構成を有する。即ち、固定子用積層磁極鉄心
の製造方法に用いる金型装置は、帯材を打ち抜いて第1
〜第3の積層用環状磁極板の第1〜第3のヨーク部を区
画する巻線用スロットと第1〜第3の係合頭部の外周面
を区画するスリットを形成するスロット・スリット打抜
加工用刃物と、第1〜第3の積層用環状磁極板を、第1
〜第3の分割磁極片のそれぞれ1組の第1〜第3の係合
頭部と係合頭部嵌入凹部の境界線に沿って切り離す一部
切離加工用刃物と、第1及び第3の積層用環状磁極板
を、第1及び第3の分割磁極片のそれぞれ残りの組の第
1及び第3の係合頭部と係合頭部嵌入凹部の境界線に沿
って切断する第1の切断加工用刃物と、第2の積層用環
状磁極板を、第2の分割磁極片のそれぞれ残りの組の第
2の係合頭部と係合頭部嵌入凹部の境界線に沿って切断
する第2の切断加工用刃物と、第1の積層用環状磁極板
を打ち抜いて、第1の係合頭部に枢支用貫通孔を設ける
と共に第1の分割磁極片にかしめ用貫通孔を設ける貫通
孔形成加工用刃物と、押し込みによって第2の積層用環
状磁極板の第2の係合頭部の上面に第1の枢支用凹部を
設けると共に下面に第1の枢支用凸部を設け、半抜きに
よって第2の分割磁極片の上面に第1のかしめ用凹部を
設けると共に下面に第1のかしめ用凸部を設け、又は、
押し込みによって第3の積層用環状磁極板の第3の係合
頭部の上面に第2の枢支用凹部を設けると共に下面に第
2の枢支用凸部を設け、半抜きによって第3の分割磁極
片の上面に第2のかしめ用凹部を設けると共に下面に第
2のかしめ用凸部を設け、内側連結リングを打ち抜き、
第1〜第3の積層用環状磁極板の第1〜第3の分割磁極
片の内側部を相互に切り離す凹凸部形成加工用刃物と、
第1〜第3の積層用環状磁極板の外形を打ち抜いて帯材
から切り離す外形打抜加工用刃物とを具備する。
【0015】このように、分割磁極片同士を係合頭部の
頭部受載部への嵌合によって回動自在に連結し、環状の
磁気回路を有し、かつそれぞれ異なった形状を有する複
数種類の積層用環状磁極板を、単一の順送り金型を用い
ることによって容易かつ確実に形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。
【0017】(固定子用積層磁極鉄心10の構成) まず、図1〜図12を参照して、後述する本発明の一実
施の形態に係る固定子用積層磁極鉄心の製造方法によっ
て製造される固定子用積層磁極鉄心10及び固定子用積
層磁極鉄心10を形成する第1〜第3の積層用環状磁極
板11〜13について説明する。
【0018】図1に示すように、固定子用積層磁極鉄心
10は、以下に説明するように、異なる形状の第1〜第
3の積層用環状磁極板11〜13を積層することによっ
て形成されている。図2に示すように、第1〜第3の積
層用環状磁極板11〜13は、それぞれ、複数の第1〜
第3の分割磁極片14〜16を、一部に分離部aを残し
て円環状に連結することによって構成されている。図3
〜図5に示すように、第1の積層用環状磁極板11を構
成する第1の分割磁極片14は全体としてT字状をなし
ており、第1のヨーク部17の両端にはそれぞれ第1の
係合頭部18と第1の頭部受載部19が設けられてい
る。そして、図2に示すように、複数の第1の分割磁極
片14を環状に配列すると共に各第1の分割磁極片14
の第1の係合頭部18を隣接する第1の分割磁極片14
の第1の頭部受載部19に受載することによって環状の
磁気回路を形成することができる。また、第1の係合頭
部18には枢支用貫通孔20が設けられており、第1の
分割磁極片14には、4つのかしめ用貫通孔21が設け
られている。
【0019】図6〜図8に示すように、第2の積層用環
状磁極板12を構成する第2の分割磁極片15も全体と
してT字状をなしており、第2のヨーク部22の両端に
は、上記した第1の分割磁極片14と逆向きに(左右逆
にして)、第2の係合頭部23と第2の頭部受載部24
が設けられている。そして、図2に示すように、複数の
第2の分割磁極片15を環状に配列すると共に各第2の
分割磁極片15の第2の係合頭部23を隣接する第2の
分割磁極片15の第2の頭部受載部24に受載すること
によって環状の磁気回路を形成することができる。
【0020】図7に示すように、押し込み加工によっ
て、第2の係合頭部23の上面には第1の枢支用凹部2
5が設けられており、その下面には第1の枢支用凸部2
6が設けられている。一方、図8に示すように、半抜き
加工によって、第2の分割磁極片15の上面には、複数
の第1のかしめ用凹部27が設けられると共に下面に第
1のかしめ用凸部28が設けられている。図9〜図11
に示すように、第3の積層用環状磁極板13を構成する
第3の分割磁極片16も全体としてT字状をなしてお
り、第3のヨーク部29の両端には、上記した第2の分
割磁極片15と逆向きに(左右逆にして)、第3の係合
頭部30と第3の頭部受載部31が設けられている。そ
して、図2に示すように、複数の第3の分割磁極片16
を環状に配列すると共に各第3の分割磁極片16の第3
の係合頭部30を隣接する第3の分割磁極片16の第3
の頭部受載部31に受載することによって環状の磁気回
路を形成することができる。
【0021】図10に示すように、押し込み加工によっ
て、第3の係合頭部30の上面には第2の枢支用凹部3
2が設けられており、その下面には第2の枢支用凸部3
3がを設けられている。一方、図11に示すように、半
抜き加工によって、第3の分割磁極片16の上面に第2
のかしめ用凹部34が設けられると共にその下面に第2
のかしめ用凸部35が設けられている。そして、図1、
図2及び図12に示すように、第1の積層用環状磁極板
11上に、第2の積層用環状磁極板12と第3の積層用
環状磁極板13を交互に積層することによって固定子用
積層磁極鉄心10を製造することができる。
【0022】この積層において、第1の分割磁極片14
の枢支用貫通孔20とかしめ用貫通孔21に、それぞれ
第2の分割磁極片15の第1の枢支用凸部26と第1の
かしめ用凸部28を嵌合し、第2の分割磁極片15の第
1の枢支用凹部25と第1のかしめ用凹部27に第3の
分割磁極片16の第2の枢支用凸部33と第2のかしめ
用凸部35を嵌合すると共に、第3の分割磁極片16の
第2の枢支用凹部32と第2のかしめ用凹部34に第2
の分割磁極片15の第1の枢支用凸部26と第1のかし
め用凸部28を嵌合することによって、一部に分離部a
1を有する固定子用積層磁極鉄心10を構成することが
できる。
【0023】(固定子用積層磁極鉄心10の製造方法) 次に、上記した固定子用積層磁極鉄心10を製造する固
定子用積層磁極鉄心の製造方法について、図13〜図2
2を参照して説明する。まず、固定子用積層磁極鉄心の
製造方法に用いる固定子用積層磁極鉄心の製造設備40
について、図13〜図15を参照して説明する。図14
及び図15に示すように、製造設備40は、直列に配列
された複数の加工ステーションから構成され、プレス加
工を行う金型装置の一例である順送り金型を具備する。
【0024】上記複数の加工ステーションは、それぞれ
対をなす上、下金型ブロック41a、41b、42a、
42b、43a、43b、44a、44bから構成され
ている。即ち、上、下金型ブロック41a、41b、4
2a、42b、43a、43b、44a、44bに沿っ
て、スロット・スリット打抜加工ステーションA、一部
切離加工ステーションB、第1の切断加工ステーション
C、第2の切断加工ステーションD、変形矯正加工ステ
ーションE、貫通孔形成加工ステーションF、凹凸部形
成加工ステーションG及び外形打抜・積層加工ステーシ
ョンHが配設されている。特に、加工ステーションB、
C、Dに切断後初期位置に戻すプッシュバック方式を採
用している。
【0025】図13及び図15に示すように、上金型ブ
ロック41a上であってスロット・スリット打抜加工ス
テーションAに対応する個所には、電磁鋼鈑からなる帯
材45を打ち抜いて第1〜第3の積層用環状磁極板11
〜13の第1〜第3のヨーク部17、22、29を区画
する巻線用スロット46と、第1〜第3の係合頭部1
8、23、30の外周面を区画するスリット47を形成
するスロット打抜加工用刃物48と、スリット打抜加工
用刃物49が設けられている。一方、図14に示すよう
に、下金型ブロック41b上であってスロット打抜加工
用刃物48及びスリット打抜加工用刃物49と対応する
個所には、スロット打抜加工用ダイ50及びスリット打
抜加工用ダイ51が設けられている。なお、図中、45
aはパイロット孔である。
【0026】図13及び図15に示すように、上金型ブ
ロック41a上であって一部切離加工ステーションBと
対応する個所には、第1〜第3の分割磁極片14〜16
のそれぞれ1組の第1〜第3の係合頭部18、23、3
0と係合頭部嵌入凹部となる第1〜第3の頭部受載部1
9、24、31の境界線に沿って切り離す一部切離加工
用刃物52が設けられている。一方、図14に示すよう
に、下金型ブロック41b上であって一部切離加工用刃
物52と対応する個所には、一部切離加工用ダイ53が
設けられている。また、一部切離後の第1〜第3の係合
頭部18、23、30を切断後初期位置に戻すプッシュ
バック方式が採用されている。
【0027】図13及び図15に示すように、上金型ブ
ロック42a上であって第1の切断加工ステーションC
に対応する個所には、第1及び第3の分割磁極片14、
16のそれぞれ残りの組の第1及び第3の係合頭部1
8、30と係合頭部嵌入凹部となる第1及び第3の頭部
受載部19、31の境界線に沿って切断する第1の切断
加工用刃物54が設けられている。一方、図14に示す
ように、下金型ブロック42b上であって第1の切断加
工用刃物54と対応する個所には、第1の切断加工用ダ
イ56が設けられている。図13及び図15に示すよう
に、上金型ブロック42a上であって第2の切断加工ス
テーションDに対応する個所には、第2の分割磁極片1
5のそれぞれ残りの組の第2の係合頭部23と係合頭部
嵌入凹部となる第2の頭部受載部24の境界線に沿って
切断する第2の切断加工用刃物55が設けられている。
一方、図14に示すように、下金型ブロック42b上で
あって第2の切断加工用刃物55と対応する個所には、
第2の切断加工用ダイ57が設けられている。この場合
も、また、一部切離後の第1〜第3の係合頭部18、2
3、30を切断後初期位置に戻すプッシュバック方式が
採用されている。
【0028】図15及び図14に示すように、変形矯正
加工ステーションEは、上、下金型ブロック42a、4
2bの平坦面58、59によって形成されている。図1
3及び図15に示すように、上金型ブロック43a上で
あって貫通孔形成加工ステーションFに対応する個所に
は、第1の分割磁極片14を打ち抜いて、第1の係合頭
部18に枢支用貫通孔20を設けると共に第1の分割磁
極片14にかしめ用貫通孔21を設ける貫通孔形成加工
用刃物60、61が設けられている。一方、図14に示
すように、下金型ブロック43b上であって、貫通孔形
成加工用刃物60、61と対応する個所には、貫通孔形
成加工用ダイ62、63が設けられている。
【0029】図13及び図15に示すように、上金型ブ
ロック44a上であって凹凸部形成加工ステーションG
に対応する個所には、押し込み加工によって第2の分割
磁極片15の第2の係合頭部23の上面に第1の枢支用
凹部25を設けると共に下面に第1の枢支用凸部26を
設け、半抜き加工によって第2の分割磁極片15の上面
に第1のかしめ用凹部27を設けると共に下面に第1の
かしめ用凸部28を設け、又は、押し込み加工によって
第3の分割磁極片16の第3の係合頭部30の上面に第
2の枢支用凹部32を設けると共に下面に第2の枢支用
凸部33を設け、半抜き加工によって第3の分割磁極片
16の上面に第2のかしめ用凹部34を設けると共に下
面に第2のかしめ用凸部35を設ける凹凸部形成加工用
刃物64、65が設けられている。一方、図14に示す
ように、下金型ブロック44b上であって、凹凸部形成
加工用刃物64、65と対応する個所には、凹凸部形成
加工用ダイ66、67が設けられている。
【0030】さらに、図13及び図15に示すように、
上金型ブロック44aには、第1〜第3の積層用環状磁
極板11〜13の第1〜第3の分割磁極片14〜16の
内側部を連結する内側連結リング68を打ち抜き、前記
第1〜第3の積層用環状磁極板の第1〜第3の分割磁極
片14〜16の内側部を相互に切り離す内側分離加工用
刃物69(凹凸部形成加工用刃物の一例)が設けられて
いる。一方、図14に示すように、下金型ブロック44
b上であって、内側分離加工用刃物69と対応する個所
には、内側分離加工用ダイ70が設けられている。図1
3及び図15に示すように、上金型ブロック44a上で
あって、外形打抜・積層加工ステーションHに対応する
個所には、第1〜第3の積層用環状磁極板11〜13の
外形を打ち抜いて電磁鋼鈑からなる帯材45から切り離
す外形打抜加工用刃物71が設けられている。一方、図
14に示すように、下金型ブロック44b上であって、
外形打抜加工用刃物71と対応する個所には、外形打抜
加工用ダイ72が設けられている。
【0031】次に、上記した構成を有する固定子用積層
磁極鉄心の製造設備40及び単一の順送り金型を用いた
固定子用積層磁極鉄心の製造方法について、図13〜図
22を参照して説明する。なお、帯材45は各加工ステ
ーションから加工ステーションに間欠的に移送される。 (1)図13及び図16に示すように、回転子磁極鉄心
用積層板(回転子用部分)を打ち抜いた電磁鋼板からな
る帯材45をスロット・スリット打抜加工ステーション
Aに移送する。巻線用スロット46を形成すると共に、
連結タブ46aを残すためのスリット47を形成する。
スリット47の範囲は、後述する切断加工で生じる曲げ
に対応する弾性変形領域(スプリングバック範囲)とす
る。この領域が短いと帯材45が塑性変形を起こし、折
り曲げ部が生じ、プッシュバックした際に、切断領域の
平坦度がでないからである。
【0032】(2)図13及び図17に示すように、一
部切離加工ステーションBに帯材45を移動し、第1〜
第3の積層用環状磁極板11〜13の第1〜第3のヨー
ク部17、22、29のそれぞれ1組の第1〜第3の係
合頭部18、23、30と第1〜第3の頭部受載部1
9、24、31の境界線に沿って切り離し、分離部aを
設ける。 (3)図13及び図18に示すように、第1の切断加工
ステーションCに帯材45を移動し、第1及び第3の分
割磁極片14、16のそれぞれ残りの組の第1及び第3
の係合頭部18、30と第1及び第3の頭部受載部1
9、31の境界線に沿って切断する。 (4)図13及び図18に示すように、第2の切断加工
ステーションDに帯材45を移動し、第2の分割磁極片
15のそれぞれ残りの組の第2の係合頭部23と第2の
頭部受載部24の境界線に沿って切断する。また、第1
の切断加工ステーションCにおける金型と同期して間欠
運動させる。すなわち、第1及び第2の切断加工ステー
ションC、Dにおいて第1及び第2の切断加工用刃物5
4、55は2間欠動作で一回ストリッパーの押圧面から
突出して切断を行っている。
【0033】(5)図13及び図19に示すように変形
矯正加工ステーションEに帯材45を移送し、第1〜第
3の分割磁極片14〜16を面としてたたき変形を矯正
して、第1〜第3の分割磁極片14〜16の平坦度を上
げ、初期平坦度を維持する。なお、曲がり位置に矯正用
突起を設けてもよい。 (6)図13及び図20に示すように、帯材45を貫通
孔形成加工ステーションFに移送し、第1の積層用環状
磁極板11に枢支用貫通孔20とかしめ用貫通孔21を
形成する。その後、この貫通孔20、21を具備する第
1の積層用環状磁極板11は、交互に積層される第2及
び第3の積層用環状磁極板12、13がN回(Nは整
数)積層される毎に挿入されることになる。
【0034】(7)図13及び図21に示すように、帯
材45を凹凸部形成加工ステーションGに移送し、押し
込み加工によって第2の分割磁極片15の第2の係合頭
部23の上面に第1の枢支用凹部25を設けると共に下
面に第1の枢支用凸部26を設け、半抜き加工によって
第2の分割磁極片15の上面に第1のかしめ用凹部27
を設けると共に下面に第1のかしめ用凸部28を設け
る。また、押し込み加工によって第3の分割磁極片16
の第3の係合頭部30の上面に第2の枢支用凹部32を
設けると共に下面に第2の枢支用凸部33を設け、半抜
き加工によって第3の分割磁極片16の上面に第2のか
しめ用凹部34を設けると共に下面に第2のかしめ用凸
部35を設ける。
【0035】さらに、第1〜第3の積層用環状磁極板1
1〜13の第1〜第3の分割磁極片14〜16の内側部
を連結する内側連結リング68を順に打ち抜き、第1〜
第3の積層用環状磁極板の第1〜第3の分割磁極片14
〜16の内側部を相互に切り離す。ここで、第1、第2
のかしめ用凹凸部27、28、34、35は円形状、台
形状、V字状とすることができる。 (8)図13及び図22に示すように、帯材45を外形
打抜・積層加工ステーションHに移送し、連結タブ46
aから第1〜第3の積層用環状磁極板11〜13を分離
し、これらの第1〜第3の積層用環状磁極板11〜13
を積層し、多数の関節部と1つの分離部a1を具備する
回動自在の環状の固定子用積層磁極鉄心10を製造す
る。なお、図12に示すように、分割線X−Xに沿って
水平方向に打ち出すことによって、固定子用積層磁極鉄
心10が製造されることになる。
【0036】また、図23及び図24に上記した固定子
用積層磁極鉄心の製造方法の変形例を概念的に示す。図
23に示す変形例は、固定子用積層磁極鉄心を全て第1
〜第3の積層用環状磁極板14〜16によって形成する
のではなく、中間にスペーサーとして機能する第4の積
層用環状磁極板73を介設したことを特徴とする。この
ような第4の積層用環状磁極板73の分割磁極片は加工
量を少なくできるので、固定子用積層磁極鉄心を安価に
製作することができる。また、図24に示す変形例は、
交互に積層される積層用環状磁極板74及び75の分割
磁極片のヨーク部の両端部に、一部が開口したC字状嵌
合溝と、このC字状嵌合溝に嵌入される円形状嵌合頭部
を設けたことを特徴とする。このような構成によって
も、多数の関節部と1つの分離部を具備する回動自在の
環状の固定子用積層磁極鉄心を製造することができる。
【0037】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例を含むものである。
【0038】
【発明の効果】請求項1〜4記載の固定子用積層磁極鉄
心の製造方法においては、分割磁極片同士を係合頭部の
頭部受載部への嵌合によって回動自在に連結することに
よって環状の磁気回路を形成しかつそれぞれ異なった形
状を有する複数種類の積層用環状磁極板を、単一の順送
り金型を用いたプレス加工により一貫して形成すること
ができると共に、これらの積層用環状磁極板を、枢支用
凹、凸部の嵌合及びかしめ用凹、凸部の嵌合を介して積
層することができる。これによって、分割磁極片からな
る積層体が回動自在に連結された構成の環状の固定子用
積層磁極鉄心を効率よく生産することができる。
【0039】固定子用積層磁極鉄心に巻線を施す場合、
環状の磁気回路を有する固定子用積層磁極鉄心を、枢支
用凹、凸部の回動角度を調整することによって、巻線に
適した状態になるように、直線又はV字状に折り曲げる
ことができるので、容易に巻線作業を行うことができ
る。そして、巻線が完了した時点で、ヨーク部の両端に
設けた係合頭部(押し込み加工していない)と頭部受載
部とを密接し、再度、環状の固定子用積層磁極鉄心を形
成し、接合部をアーク、レーザ等を用いて溶接すること
によって固定子用積層磁極鉄心を完成することができ
る。
【0040】また、固定子用積層磁極鉄心に巻線を施す
場合、分割磁極片の積層体を相互に枢ピン等を用いて回
動自在に接合する工程が不要となり、環状に連結された
状態で金型から取り出せるので、取り扱いが簡素化さ
れ、分割磁極片の接合部の損傷をなくすことができる。
さらに、所定の枚数積層固着された固定子用積層磁極鉄
心上に、第1の積層用環状磁極板を差し込み、その上
に、第2の積層用環状磁極板と、第3の積層用環状磁極
板を交互に所定の枚数積層することによって、回動自在
に連結された環状の固定子用積層磁極鉄心を容易に形成
することができる。また、固定子用積層磁極鉄心上に第
1の積層用環状磁極板を差し込みすることによって、固
定子用積層磁極鉄心ごとに分離して取り出すことができ
る。
【0041】このように実質的に、積層用環状磁極板を
構成する複数の分割磁極片同士の連結と、積層用環状磁
極板の積層を同時に行うことによって、固定子用積層磁
極鉄心を効率的にかつ省人化を図りながら大量生産する
ことができ、製造コストを著しく低減することができ
る。
【0042】請求項2記載の固定子用積層磁極鉄心の製
造方法においては、順送り金型に沿って配列された複数
の加工ステーションを通すことによって、分割磁極片同
士を係合頭部の頭部受載部へ嵌合して、回動自在に連結
し、環状の磁気回路を有しかつそれぞれ異なった形状を
有する複数種類の積層用環状磁極板を、容易かつ確実に
形成することができる。
【0043】請求項3記載の固定子用積層磁極鉄心の製
造方法においては、第1及び第2の切断加工ステーショ
ンにおける第1〜第3の分割磁極片を叩いてその変形を
矯正することによって、その後のプレス加工や積層動作
を円滑かつ確実に行うことができる。
【0044】請求項4記載の固定子用積層磁極鉄心の製
造方法においては、帯材が加工ステーションから加工ス
テーションに間欠的に移送されると共に、前記第1及び
第2の切断加工ステーションにおいて第1及び第2の切
断加工用刃物は2間欠動作で一回ストリッパーの押圧面
から突出して切断を行うことによって、それぞれ係合頭
部と頭部受載部が逆に配列されている第2の積層用環状
磁極板と第3の積層用環状磁極板を、単一の順送り金型
を用いて、円滑にかつ確実にプレス加工して所望の形状
にすることができる。
【0045】請求項5記載の固定子用積層磁極鉄心の製
造方法に用いる金型装置は、分割磁極片同士を係合頭部
の頭部受載部への嵌合によって回動自在に連結し、環状
の磁気回路を有しかつそれぞれ異なった形状を有する複
数種類の積層用環状磁極板を、単一の順送り金型を用い
ることによって容易かつ確実に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁極
鉄心の製造方法によって製造された固定子用積層磁極鉄
心の斜視図である。
【図2】同固定子用積層磁極鉄心を構成する第1〜第3
の分割磁極片を垂直方向に配列した斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁極
鉄心の製造方法によって製造された固定子用積層磁極鉄
心を構成する第1の分割磁極片の平面図である。
【図4】図3のII−II線による断面図である。
【図5】図3のI−I線による断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁極
鉄心の製造方法によって製造された固定子用積層磁極鉄
心を構成する第2の分割磁極片の平面図である。
【図7】図6のIII−III線による断面図である。
【図8】図6のIV−IV線による断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁極
鉄心の製造方法によって製造された固定子用積層磁極鉄
心を構成する第3の分割磁極片の平面図である。
【図10】図9のVI−VI線による断面図である。
【図11】図9のV−V線による断面図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁
極鉄心の製造方法によって製造された固定子用積層磁極
鉄心の要部の縦断面図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁
極鉄心の製造方法に用いる製造設備の概念的説明図であ
る。
【図14】同製造設備の要部をなす下金型装置の概念的
平面図である。
【図15】同製造設備の要部をなす上金型装置の概念的
平面図である。
【図16】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁
極鉄心の製造方法に用いる製造設備のスロット・スリッ
ト打抜加工ステーションの加工内容を示す説明図であ
る。
【図17】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁
極鉄心の製造方法に用いる製造設備の一部切離加工ステ
ーションの加工内容を示す説明図である。
【図18】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁
極鉄心の製造方法に用いる製造設備の第1及び第2の切
断加工ステーションの加工内容をそれぞれ示す説明図で
ある。
【図19】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁
極鉄心の製造方法に用いる製造設備の変形矯正加工ステ
ーションの加工内容を示す説明図である。
【図20】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁
極鉄心の製造方法に用いる製造設備の貫通孔形成加工ス
テーションの加工内容を示す説明図である。
【図21】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁
極鉄心の製造方法に用いる製造設備の凹凸部形成加工ス
テーションの加工内容を示す説明図である。
【図22】本発明の一実施の形態に係る固定子用積層磁
極鉄心の製造方法に用いる製造設備の外形打抜・積層加
工ステーションの加工内容を示す説明図である。
【図23】本発明の一実施の形態の変形例に係る固定子
用積層磁極鉄心の製造方法の説明図である。
【図24】本発明の一実施の形態の変形例に係るもう一
つの固定子用積層磁極鉄心の製造方法の説明図である。
【図25】従来の固定子用積層磁極鉄心の製造方法の説
明図である。
【符号の説明】
A:スロット・スリット打抜加工ステーション、B:一
部切離加工ステーション、C:第1の切断加工ステーシ
ョン、D:第2の切断加工ステーション、E:変形矯正
加工ステーション、F:貫通孔形成加工ステーション、
G:凹凸部形成加工ステーション、H:外形打抜・積層
加工ステーション、X−X:分割線、a:分離部、a
1:分離部、10:固定子用積層磁極鉄心、11:第1
の積層用環状磁極板、12:第2の積層用環状磁極板、
13:第3の積層用環状磁極板、14:第1の分割磁極
片、15:第2の分割磁極片、16:第3の分割磁極
片、17:第1のヨーク部、18:第1の係合頭部、1
9:第1の頭部受載部、20:枢支用貫通孔、21:か
しめ用貫通孔、22:第2のヨーク部、23:第2の係
合頭部、24:第2の頭部受載部、25:第1の枢支用
凹部、26:第1の枢支用凸部、27:第1のかしめ用
凹部、28:第1のかしめ用凸部、29:第3のヨーク
部、30:第3の係合頭部、31:第3の頭部受載部、
32:第2の枢支用凹部、33:第2の枢支用凸部、3
4:第2のかしめ用凹部、35:第2のかしめ用凸部、
40:製造設備、41a:上金型ブロック、41b:下
金型ブロック、42a:上金型ブロック、42b:下金
型ブロック、43a:上金型ブロック、43b:下金型
ブロック、44a:上金型ブロック、44b:下金型ブ
ロック、45:帯材、45a:パイロット孔、46:巻
線用スロット、46a:連結タブ、47:スリット、4
8:スロット打抜加工用刃物、49:スリット打抜加工
用刃物、50:スロット打抜加工用ダイ、51:スリッ
ト打抜加工用ダイ、52:一部切離加工用刃物、53:
一部切離加工用ダイ、54:第1の切断加工用刃物、5
5:第2の切断加工用刃物、56:第1の切断加工用ダ
イ、57:第2の切断加工用ダイ、58:平坦面、5
9:平坦面、60:貫通孔形成加工用刃物、61:貫通
孔形成加工用刃物、62:貫通孔形成加工用ダイ、6
3:貫通孔形成加工用ダイ、64:凹凸部形成加工用刃
物、65:凹凸部形成加工用刃物、66:凹凸部形成加
工用ダイ、67:凹凸部形成加工用ダイ、68:内側連
結リング、69:内側分離用リング、70:内側分離加
工用ダイ、71:外側打抜加工用刃物、72:外側打抜
加工用ダイ、73:第4の積層用環状磁極板、74:積
層用環状磁極板、75:積層用環状磁極板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−222383(JP,A) 特開 平10−145991(JP,A) 特開 平9−149566(JP,A) 特開 平11−289728(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 15/00 - 15/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のヨーク部の両端にそれぞれ第1の
    係合頭部と第1の頭部受載部を有する複数の第1の分割
    磁極片を環状に配列すると共に前記各第1の分割磁極片
    の第1の係合頭部を隣接する前記第1の分割磁極片の第
    1の頭部受載部に受載して環状の磁気回路を形成し、か
    つ、前記第1の係合頭部に枢支用貫通孔を設けると共に
    前記第1の分割磁極片にかしめ用貫通孔を設けた第1の
    積層用環状磁極板と、 第2のヨーク部の両端にそれぞれ第2の係合頭部と第2
    の頭部受載部を前記第1の積層用環状磁極板と左右逆に
    して有する複数の第2の分割磁極片を環状に配列すると
    共に前記各第2の分割磁極片の第2の係合頭部を隣接す
    る前記第2の分割磁極片の第2の頭部受載部に受載して
    環状の磁気回路を形成し、かつ、前記第2の係合頭部の
    上面に第1の枢支用凹部を設けると共に下面に第1の枢
    支用凸部を設け、さらに、前記第2の分割磁極片の上面
    に第1のかしめ用凹部を設けると共に下面に第1のかし
    め用凸部を設けた第2の積層用環状磁極板と、 第3のヨーク部の両端にそれぞれ第3の係合頭部と第3
    の頭部受載部を前記第2の積層用環状磁極板と左右逆に
    して有する複数の第3の分割磁極片を環状に配列すると
    共に前記各第3の分割磁極片の第3の係合頭部を隣接す
    る前記第3の分割磁極片の第3の頭部受載部に受載して
    環状の磁気回路を形成し、かつ、前記第3の係合頭部の
    上面に第2の枢支用凹部を設けると共に下面に第2の枢
    支用凸部を設け、さらに、前記第3の分割磁極片の上面
    に第2のかしめ用凹部を設けると共に下面に第2のかし
    め用凸部を設けた第3の積層用環状磁極板を、単一の順
    送り金型でプレス加工することによって作成し、 前記第1の積層用環状磁極板上に前記第2の積層用環状
    磁極板と前記第3の積層用環状磁極板を交互に積層し、 前記第1の積層用環状磁極板の枢支用貫通孔とかしめ用
    貫通孔にそれぞれ前記第2の積層用環状磁極板の第1の
    枢支用凸部と第1のかしめ用凸部を嵌合し、 前記第2の積層用環状磁極板の第1の枢支用凹部と第1
    のかしめ用凹部に前記第3の積層用環状磁極板の第2の
    枢支用凸部と第2のかしめ用凸部を嵌合すると共に、前
    記第3の積層用環状磁極板の第2の枢支用凹部と第2の
    かしめ用凹部に前記第2の積層用環状磁極板の第1の枢
    支用凸部と第1のかしめ用凸部を嵌合することによっ
    て、1つの分離部を有する固定子用積層磁極鉄心の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の固定子用積層磁極鉄心の
    製造方法において、回転子用部分を予め打ち抜いた帯材
    を、前記順送り金型に沿って配列されたスロット・スリ
    ット打抜加工ステーション、一部切離加工ステーショ
    ン、第1の切断加工ステーション、第2の切断加工ステ
    ーション、貫通孔形成加工ステーション、凹凸部形成加
    工ステーション、外形打抜・積層加工ステーションを通
    して移送し、前記スロット・スリット打抜加工ステーシ
    ョンにおいて、前記帯材を打ち抜いて前記第1〜第3の
    積層用環状磁極板の第1〜第3のヨーク部を区画する巻
    線用スロットと前記第1〜第3の係合頭部の外周面を区
    画するスリットを形成し、 前記一部切離加工ステーションにおいて、前記第1〜第
    3の積層用環状磁極板を、前記第1〜第3の分割磁極片
    のそれぞれ1組の第1〜第3の係合頭部と係合頭部嵌入
    凹部の境界線に沿って切り離し、 前記第1の切断加工ステーションにおいて、前記第1及
    び第3の積層用環状磁極板を、前記第1及び第3の分割
    磁極片のそれぞれ残りの組の第1及び第3の係合頭部と
    係合頭部嵌入凹部の境界線に沿って切断し、 前記第2の切断加工ステーションにおいて、前記第2の
    積層用環状磁極板を、前記第2の分割磁極片のそれぞれ
    残りの組の第2の係合頭部と係合頭部嵌入凹部の境界線
    に沿って切断し、 前記貫通孔形成加工ステーションにおいて、前記第1の
    積層用環状磁極板を打ち抜いて、前記第1の係合頭部に
    前記枢支用貫通孔を設けると共に前記第1の分割磁極片
    に前記かしめ用貫通孔を設け、 前記凹凸部形成加工ステーションにおいて、押し込みに
    よって前記第2の積層用環状磁極板の第2の係合頭部の
    上面に前記第1の枢支用凹部を設けると共に下面に前記
    第1の枢支用凸部を設け、半抜きによって前記第2の分
    割磁極片の上面に前記第1のかしめ用凹部を設けると共
    に下面に前記第1のかしめ用凸部を設け、又は、押し込
    みによって前記第3の積層用環状磁極板の第3の係合頭
    部の上面に前記第2の枢支用凹部を設けると共に下面に
    前記第2の枢支用凸部を設け、半抜きによって前記第3
    の分割磁極片の上面に前記第2のかしめ用凹部を設ける
    と共に下面に前記第2のかしめ用凸部を設け、その後、
    内側連結リングを打ち抜き、前記第1〜第3の積層用環
    状磁極板の第1〜第3の分割磁極片の内側部を相互に切
    り離し、 前記外形打抜・積層加工ステーションにおいて、前記第
    1〜第3の積層用環状磁極板の外形を打ち抜いて前記帯
    材から切り離し、その後、前記第1の積層用環状磁極板
    上に、前記第2の積層用環状磁極板と第3の積層用環状
    磁極板を交互に積層して、一部に分離部を有する前記固
    定子用積層磁極鉄心を製造することを特徴とする固定子
    用積層磁極鉄心の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の固定子用積層磁極鉄心の
    製造方法において、前記第2の切断加工ステーションと
    前記貫通孔形成加工ステーションとの間に変形矯正加工
    ステーションを設け、該変形矯正加工ステーションにお
    いて、前記第1及び第2の切断加工ステーションにおけ
    る前記第1〜第3の分割磁極片のそれぞれを叩いてその
    変形を矯正し初期平坦度を維持するようにしたことを特
    徴とする固定子用積層磁極鉄心の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の固定子用積層磁極
    鉄心の製造方法において、前記帯材が加工ステーション
    から加工ステーションに間欠的に移送されると共に、前
    記第1及び第2の切断加工ステーションにおいて第1及
    び第2の切断加工用刃物は2間欠動作で一回ストリッパ
    ーの押圧面から突出して切断を行うようにしたことを特
    徴とする固定子用積層磁極鉄心の製造方法。
  5. 【請求項5】 第1のヨーク部の両端にそれぞれ第1の
    係合頭部と第1の頭部受載部を有する複数の第1の分割
    磁極片を環状に配列すると共に前記各第1の分割磁極片
    の第1の係合頭部を隣接する前記第1の分割磁極片の第
    1の頭部受載部に受載して環状の磁気回路を形成し、か
    つ、前記第1の係合頭部に枢支用貫通孔を設けると共に
    前記第1の分割磁極片にかしめ用貫通孔を設けた第1の
    積層用環状磁極板と、 第2のヨーク部の両端にそれぞれ第2の係合頭部と第2
    の頭部受載部を前記第1の積層用環状磁極板と逆向きに
    有する複数の第2の分割磁極片を環状に配列すると共に
    前記各第2の分割磁極片の第2の係合頭部を隣接する前
    記第2の分割磁極片の第2の頭部受載部に受載して環状
    の磁気回路を形成し、かつ、前記第2の係合頭部の上面
    に第1の枢支用凹部を設けると共に下面に第1の枢支用
    凸部を設け、さらに、前記第2の分割磁極片の上面に第
    1のかしめ用凹部を設けると共に下面に第1のかしめ用
    凸部を設けた第2の積層用環状磁極板と、 第3のヨーク部の両端にそれぞれ第3の係合頭部と第3
    の頭部受載部を前記第2の積層用環状磁極板と逆向きに
    有する複数の第3の分割磁極片を環状に配列すると共に
    前記各第3の分割磁極片の第3の係合頭部を隣接する前
    記第3の分割磁極片の第3の頭部受載部に受載して環状
    の磁気回路を形成し、かつ、前記第3の係合頭部の上面
    に第2の枢支用凹部を設けると共に下面に第2の枢支用
    凸部を設け、さらに、前記第3の分割磁極片の上面に第
    2のかしめ用凹部を設けると共に下面に第2のかしめ用
    凸部を設けた第3の積層用環状磁極板をそれぞれ作成す
    るための固定子用積層磁極鉄心の製造方法に用いる金型
    装置であって、 帯材を打ち抜いて前記第1〜第3の積層用環状磁極板の
    第1〜第3のヨーク部を区画する巻線用スロットと前記
    第1〜第3の係合頭部の外周面を区画するスリットを形
    成するスロット・スリット打抜加工用刃物と、 前記第1〜第3の積層用環状磁極板を、前記第1〜第3
    の分割磁極片のそれぞれ1組の第1〜第3の係合頭部と
    係合頭部嵌入凹部の境界線に沿って切り離す一部切離加
    工用刃物と、 前記第1及び第3の積層用環状磁極板を、前記第1及び
    第3の分割磁極片のそれぞれ残りの組の第1及び第3の
    係合頭部と係合頭部嵌入凹部の境界線に沿って切断する
    第1の切断加工用刃物と、 前記第2の積層用環状磁極板を、前記第2の分割磁極片
    のそれぞれ残りの組の第2の係合頭部と係合頭部嵌入凹
    部の境界線に沿って切断する第2の切断加工用刃物と、 前記第1の積層用環状磁極板を打ち抜いて、前記第1の
    係合頭部に前記枢支用貫通孔を設けると共に前記第1の
    分割磁極片に前記かしめ用貫通孔を設ける貫通孔形成加
    工用刃物と、 押し込みによって前記第2の積層用環状磁極板の第2の
    係合頭部の上面に前記第1の枢支用凹部を設けると共に
    下面に前記第1の枢支用凸部を設け、半抜きによって前
    記第2の分割磁極片の上面に前記第1のかしめ用凹部を
    設けると共に下面に前記第1のかしめ用凸部を設け、又
    は、押し込みによって前記第3の積層用環状磁極板の第
    3の係合頭部の上面に前記第2の枢支用凹部を設けると
    共に下面に前記第2の枢支用凸部を設け、半抜きによっ
    て前記第3の分割磁極片の上面に前記第2のかしめ用凹
    部を設けると共に下面に前記第2のかしめ用凸部を設
    け、内側連結リングを打ち抜き、前記第1〜第3の積層
    用環状磁極板の第1〜第3の分割磁極片の内側部を相互
    に切り離す凹凸部形成加工用刃物と、 前記第1〜第3の積層用環状磁極板の外形を打ち抜いて
    前記帯材から切り離す外形打抜加工用刃物とを具備する
    固定子用積層磁極鉄心の製造方法に用いる金型装置。
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