JP3097648B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法

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JP3097648B2
JP3097648B2 JP10023244A JP2324498A JP3097648B2 JP 3097648 B2 JP3097648 B2 JP 3097648B2 JP 10023244 A JP10023244 A JP 10023244A JP 2324498 A JP2324498 A JP 2324498A JP 3097648 B2 JP3097648 B2 JP 3097648B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報処理装置及
び情報処理方法に係り、詳しくは、優先度を付した割込
み制御機能を備える情報処理装置及び情報処理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】プロセッサが主プロセスの処理を実行中
に、割込みプロセスが発生した場合は、プロセッサは実
行中の主プロセスの処理を一時的に中止して、割込みプ
ロセスを実行する。このような割込みが多重に発生した
場合、プロセッサは複数の割込みを同時に実行すること
はできないため、割込みに優先度を付して、優先度の高
い割込みから順次実行するように、割込み制御を行なう
必要がある。以下、従来の情報処理装置における割込み
処理を説明する。図9は、従来の割込み制御装置の電気
的構成を示すブロック図、図10は、同装置の制御動作
を説明するタイミングチャート、図11は、同装置の各
部の状態変化を示す状態推移図である。従来の割込み制
御装置は、図9に示すように、割込みフラグ保持回路1
1と、割込みレベル保持回路12と、割込みレベル判定
回路13と、割込み要因保持回路14と、割込みベクタ
生成回路15と、割込みベクタ保持回路16とから概略
構成されている。割込みフラグ保持回路11は、割込み
要求が入力されたとき、それぞれの入力に対応してフラ
グをセットするとともに、割込みレベルを保持する。割
込みレベル保持回路12は、プロセッサが実行中の割込
み要求の割込みレベルを保持する。割込みレベル判定回
路13は、割込みフラグ保持回路11に保持されている
割込みレベルのうち最も優先度の高いものを判定して、
対応する割込み要因を出力する。割込み要因保持回路1
4は、割込みレベル判定回路13から出力された割込み
要因を保持する。割込みベクタ生成回路15は、出力さ
れた割込み要因に応じて、割込み種別を示す割込みベク
タを生成する。割込みベクタ保持回路16は、生成され
た割込みベクタを保持して、プロセッサ17に出力す
る。
【0003】次に、図9乃至図11を参照して、従来の
情報処理装置における割込み処理を説明する。この割込
み処理処理は、クロックCLKの1サイクルごとに逐次
進行するので、以下、19サイクル分の動作について、
1サイクルごとに各部の状態変化を説明する。図中、I
Fステージ(割込みフラグ保持ステージ)は、割込みフ
ラグ保持回路11の動作サイクルを示し、PRIステー
ジ(割込みレベル判定ステージ)は、割込みレベル判定
回路13の動作サイクルを示し、VCTステージ(割込
みベクタ生成ステージ)は、割込みベクタ生成回路15
の動作サイクルを示し、EXTサイクル(割込みベクタ
出力ステージ)は、割込みベクタ保持回路16の動作サ
イクルを示す。なお、以下においてpri0〜pri7は割込み
優先度を示し、pri0>pri1>pri2>pri3>pri4>pri5>
pri6>pri7の順に、優先度が高いものとする。
【0004】(1) 第1サイクル いま、割込みフラグ保持回路11及び割込みレベル保持
回路12がすべてクリアされた状態で、割込み要求入力
INT-0〜INT-xのいずれかに優先度pri7の割込み要
求が発生すると、IFステージにおいて、割込みフラグ
保持回路11にフラグが立てられる(この状態をIF7
で示す)。 (2) 第2サイクル 次に、PRIステージにおいて、割込みフラグ保持回路
11に保持された割込みレベルが読み出されて、割込み
レベル判定回路13で割込みレベル判定が行なわれる
が、割込み要求が一つしか発生していない現時点におい
ては、優先度pri7が最高なので、pri7の割込み要因が割
込み要因保持回路14に保持されるとともに、割込みレ
ベル判定回路23から割込み要求信号線INTRQを介
して、プロセッサに対してpri7による割込み要求REQ
が出力される(この状態をPRI7で示す)。このと
き、優先度pri6の割込み要求の発生によって、IFステ
ージにおいて、割込みフラグ保持回路11にフラグが立
てられる。(この状態をIF6で示す)。 (3) 第3サイクル 割込みレベル判定回路23からプロセッサ17に対して
pri7による割込み要求REQが出力されるが、プロセッ
サ17はpri7による割込み要求REQを拒否する状態に
なっている。このとき、VCTステージにおいて、割込
み要因保持回路14から読み出された割込み要因によっ
て、割込みベクタ生成回路15で割込みベクタの生成が
行なわれ、生成されたpri7の割込みベクタは割込みベク
タ保持回路16に保持される(この状態をVCT7で示
す)。また、優先度pri5の割込み要求の発生によって、
IFステージにおいて、割込みフラグ保持回路11にフ
ラグが立てられる(この状態をIF5で示す)。 (4) 第4サイクル 割込みレベル判定回路13から引き続いてpri7による割
込み要求REQが出力されるが、プロセッサ17はpri7
による割込み要求REQを拒否する状態になっている。
このとき、EXTステージにおいて、割込みベクタ信号
線INTLVに、割込みベクタ保持回路16に保持され
たpri7の割込みベクタが読み出される(この状態をEX
T7で示す)。また、優先度pri4の割込み要求の発生に
よって、IFステージにおいて、割込みフラグ保持回路
11にフラグが立てられる(この状態をIF4で示
す)。
【0005】(5) 第5サイクル 割込みレベル判定回路13から引き続いてpri7による割
込み要求REQが出力されるとともに、割込みベクタ保
持回路16に保持されたpri7の割込みベクタが読み出さ
れるが、プロセッサ17が割込みプロセスを実行可能に
なったので、この割込みに対する割込み要求REQが受
諾される。このとき、優先度pri1の割込み要求の発生に
よって、IFステージにおいて、割込みフラグ保持回路
11にフラグが立てられる(この状態をIF1で示
す)。 (6) 第6サイクル 割込みレベル判定回路13から引き続いてpri7による割
込み要求REQが出力されるとともに、割込みベクタ保
持回路16に保持されたpri7の割込みベクタが読み出さ
れる。プロセッサ17はpri7の割込みベクタをサンプル
してターゲットに分岐し、割込み処理ルーチンで処理を
行なうことによって、pri7の割込みのサービスを開始す
るとともに、割込み受け付け許可信号線INTAKを介
して、割込みフラグ保持回路11に割込み受け付け許可
AKを返すことによって、割込みフラグ保持回路11に
保持されたpri7の割込みフラグがクリアされ、割込みレ
ベル保持回路12に保持された優先度pri7の割込みレベ
ルがクリアされる。このとき、優先度pri3の割込み要求
の発生によって、IFステージにおいて、割込みフラグ
保持回路11にフラグが立てられる(この状態をIF3
で示す)。
【0006】(7) 第7サイクル 割込みフラグ保持回路11から、pri7の割込み要求を除
く割込み要求の割込みレベルが読み出されて、割込みレ
ベル判定回路13で割込みレベル判定が行なわれ、優先
度pri1が最高なので、pri1の割込み要因が割込み要因保
持回路14に保持されるとともに、割込みレベル判定回
路13からpri1による割込み要求REQが出力される
(この状態をPRI1で示す)が、プロセッサ17はpr
i7の割込みのサービスを継続する。このとき、割込み要
求が発生しないので、IFステージにおいて、割込みフ
ラグ保持回路11の状態は変わらない(この状態をIF
で示す)。 (8) 第8サイクル 割込みレベル判定回路13から引き続いてプロセッサ1
7に対してpri1による割込み要求REQが出力されると
ともに、割込み要因保持回路14から読み出された割込
み要因によって、割込みベクタ生成回路15で割込みベ
クタの生成が行なわれ、生成されたpri1の割込みベクタ
は割込みベクタ保持回路16に保持される(この状態を
VCT1で示す)。このとき、優先度pri0の割込み要求
の発生によって、IFステージにおいて、割込みフラグ
保持回路11にフラグが立てられる(この状態をIF0
で示す)。
【0007】(9) 第9サイクル 割込みレベル判定回路13から引き続いてpri1による割
込み要求REQが出力されるとともに、割込みベクタ保
持回路16に保持されたpri1の割込みベクタが読み出さ
れる(この状態をEXT1で示す)が、プロセッサ17
はpri7の割込みに対応するサービスを継続する。このと
き、優先度pri2の割込み要求の発生によって、IFステ
ージにおいて、割込みフラグ保持回路11にフラグが立
てられる(この状態をIF2で示す)。 (10)第10サイクル 割込みレベル判定回路13から引き続いてpri1による割
込み要求REQが出力されるとともに、割込みベクタ保
持回路16に保持されたpri1の割込みベクタが読み出さ
れるが、プロセッサ17が割込みプロセスを実行可能に
なったので、pri1の割込みに対する割込み要求REQが
受諾される。このとき以降、割込み要求は発生しないの
で、IFステージにおいて、割込みフラグ保持回路11
の状態は変化しない(この状態をIFで示す)。
【0008】(11)第11サイクル このサイクルでは、割込みレベル判定回路13から引き
続いてpri1による割込み要求REQが出力されるととも
に、割込みベクタ保持回路16に保持されたpri1の割込
みベクタが読み出され、プロセッサ17はpri1の割込み
ベクタをサンプルして、pri1の割込みのサービスを開始
するとともに、割込み受け付け許可信号線INTAKを
介して、割込みフラグ保持回路11に割込み受け付け許
可AKを返すことによって、割込みフラグ保持回路11
に保持されたpri1の割込みフラグがクリアされ、割込み
レベル保持回路12に保持された優先度pri1の割込みレ
ベルがクリアされる。 (12)第12サイクル このサイクルでは、割込みレベル判定回路13からプロ
セッサ17に対してpri0による割込み要求REQが出力
されるが、プロセッサ17はpri1の割込みのサービスを
継続する。割込みフラグ保持回路21から、pri1の割込
み要求を除く割込み要求の割込みレベルが読み出され
て、割込みレベル判定回路13で割込みレベル判定が行
なわれ、優先度pri0が最高なので、pri0の割込み要因が
割込み要因保持回路14に保持される(この状態をPR
I0で示す)。
【0009】(13)第13サイクル 割込みレベル判定回路13から引き続いてプロセッサ1
7に対してpri0による割込み要求REQが出力されると
ともに、プロセッサ17はpri1の割込みのサービスを継
続する。割込み要因保持回路14から読み出された割込
み要因によって割込みベクタの生成が行なわれ、生成さ
れたpri0の割込みベクタは割込みベクタ保持回路16に
保持される(この状態をVCT0で示す)。 (14)第14サイクル 割込みレベル判定回路13から引き続いてプロセッサ1
7に対してpri0による割込み要求REQが出力されると
ともに、プロセッサ17はpri1の割込みのサービスを継
続する。また、割込みベクタ保持回路16に保持された
pri0の割込みベクタが読み出される(この状態をEXT
0で示す)。 (15)第15サイクル
【0010】割込みレベル判定回路13から引き続いて
プロセッサ27に対してpri0による割込み要求信号RE
Qが出力されるとともに、プロセッサ17はpri1の割込
みのサービスを継続する。また、割込みベクタ保持回路
16に保持されたpri0の割込みベクタが読み出される。 (16)第16サイクル このサイクルでは、割込みレベル判定回路13から引き
続いてプロセッサ27に対してpri0による割込み要求R
EQが出力されるとともに、プロセッサ12が割込みプ
ロセスを実行可能になったので、pri0の割込みに対する
割込み要求REQが受諾される。また、割込みベクタ保
持回路16に保持されたpri0の割込みベクタが読み出さ
れる。
【0011】(17)第17サイクル このサイクルでは、割込みレベル判定回路13から引き
続いてプロセッサ27に対してpri0による割込み要求R
EQが出力されるとともに、割込みベクタ保持回路16
に保持されたpri0の割込みベクタが読み出され、プロセ
ッサ17がpri0の割込みベクタをサンプルして、pri0の
割込みのサービスを開始するとともに、割込みフラグ保
持回路11に割込み受け付け許可AKを返すことによっ
て、割込みフラグ保持回路11に保持されたpri0の割込
みフラグがクリアされ、割込みレベル保持回路12に保
持された優先度pri0の割込みレベルがクリアされる。 (18)第18サイクル このサイクルでは、割込みレベル判定回路13からプロ
セッサ17に対してpri2による割込み要求REQが出力
されるとともに、プロセッサ17がpri0の割込みをサー
ビスする。割込みフラグ保持回路21から、pri0の割込
み要求を除く割込み要求の割込みレベルが読み出されて
割込みレベル判定回路13で割込みレベル判定が行なわ
れ、優先度pri2が最高なので、pri2の割込み要因が割込
み要因保持回路14に保持される(この状態をPRI2
で示す)。 (19)第19サイクル このサイクルでは、割込みレベル判定回路21から引き
続いてプロセッサ17に対してpri2による割込み要求R
EQが出力されるとともに、プロセッサ17が引き続い
てpri0の割込みをサービスする。また、割込み要因保持
回路14から読み出された割込み要因によって割込みベ
クタの生成が行なわれ、生成されたpri2の割込みベクタ
は割込みベクタ保持回路16に保持される(この状態を
VCT2で示す)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理装置にあっては、高い優先順位の割込み要
因に対する割込み応答性が悪いという問題があった。こ
れは、従来技術では、割込み要因が印加されると、割込
み制御装置が優先順位判定を行ない、優先順位判定が完
了すると、割込み要求信号をプロセッサに出力して、そ
の後、割込みベクタを生成するが、このとき、割込みの
優先順位が変化しないように、割込みの状態を保持する
ようにしているためであって、このようにすることによ
って、入力された割込み要求と、出力される割込みベク
タとの対応が図れるとともに、また、優先順位判定や割
込みベクタ生成を、1クロックで行なわなくてもよいよ
うになっている。しかし、割込み要因が確定したのちに
印加された割込みが、確定した割込み要因の優先度より
も、さらに高い優先順位のものであっても、一旦、確定
した割込みがプロセッサに受け付けられるまでは、後の
高い優先順位の割込みは受け付けられない。そのため、
プロセッサがサンプルする割込みベクタは、割込み制御
装置がそれ以前にプロセッサに割込み要求信号を出力し
たときの割込みベクタであるために、このような欠点を
生じる。
【0013】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、高い優先順位の割込み要因に対する割込み応答
性の向上を図ることができる情報処理装置及び情報処理
方法を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、プロセッサに対する割込み
を制御する割込み制御装置に係り、割込み要求入力ごと
に割込み要因を示すフラグと該割込み要求の優先度を示
す割込みレベルとを保持する割込みフラグ保持手段と、
該保持された割込みレベル中最も優先度が高いものを判
定して該割込みレベルを持つ割込み要因を保持するとと
もに、プロセッサに対して割込み要求信号を出力する割
込みレベル判定手段と、該保持された割込み要因に応じ
て割込みベクタを生成して保持する割込みベクタ生成手
段と、該保持された割込みベクタを上記プロセッサに出
力する割込みベクタ出力手段とを備え、上記各手段の処
理をパイプライン処理するように構成されていることを
特徴としている。
【0015】また、請求項2記載の発明は、プロセッサ
に対する割込みを制御する割込み制御装置に係り、割込
み要求入力ごとに割込み要因を示すフラグと該割込み要
求の優先度を示す割込みレベルとを保持する割込みフラ
グ保持手段と、該保持された割込みレベル中最も優先度
が高いものを判定して該割込みレベルを持つ割込み要因
を保持するとともに、プロセッサに対して割込み要求信
号を出力する割込みレベル判定手段と、該保持された割
込み要因に対して、割込み要求入力の順番を示すデフォ
ルト値によって優先順位を判定するとともに、該優先順
位が最も高い割込み要因に応じて割込みベクタを生成し
て保持するデフォルト優先順位判定・割込みベクタ生成
手段と、該保持された割込みベクタをプロセッサに出力
する割込みベクタ出力手段とを備え、上記各手段の処理
をパイプライン処理するように構成されていることを特
徴としている。
【0016】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の情報処理装置に係り、上記各手段がそれぞれ
1クロックで動作してパイプライン処理を行なうように
構成されていることを特徴としている。
【0017】また、請求項4記載の発明は、請求項1,
2又は3記載の情報処理装置に係り、プロセッサが処理
中の割込み要求の割込みレベルを保持するとともに、プ
ロセッサから割込み要求受け付け許可信号が与えられた
とき、処理が終了した割込み要求の割込みレベルをクリ
アする割込みレベル保持手段を備え、上記割込みレベル
判定手段において、上記割込みフラグ保持手段に保持さ
れた割込み要求の割込みレベルのうち、上記割込みレベ
ル保持手段に保持されている割込みレベルより低いもの
を除いて、最も優先度が高いものを判定するように構成
されていることを特徴としている。
【0018】また、請求項5記載の発明は、請求項2,
3又は4記載の情報処理装置に係り、上記デフォルト優
先順位判定・割り込みベクタ生成手段が、隣接するデフ
ォルト値を有する2つの割り込み要求入力の論理和を出
力するオア回路と、該2つの割り込み要求入力に対して
優先順位が高い方の入力を反転して論理積を出力するア
ンド回路とを有する回路を割り込み要求入力のデフォル
ト値の順に配列してなる第1の回路列と、2つの隣接す
る第1の回路のオア回路の出力の論理和を出力するオア
回路と、該2つの第1の回路のオア回路の出力に対して
優先順位が高い方の入力を反転して論理積を出力するア
ンド回路と、該2つの第1の回路のアンド回路の出力を
優先順位が高い方の第1の回路のオア回路の出力に応じ
て切り換えて出力するセレクタとからなり、該アンド回
路の出力を上位としセレクタの出力を下位として並列に
出力する回路を上記第1の回路列の出力に順次接続して
なる第2の回路列と、2つの隣接する前段の回路のオア
回路の出力の論理和を出力するオア回路と、該2つの前
段の回路のオア回路の出力に対して優先順位が高い方の
入力を反転して論理積を出力するアンド回路と、該2つ
の前段の回路のアンド回路の出力を上位にセレクタの出
力を下位にした出力を優先順位が高い方の前段の回路の
オア回路の出力に応じて切り換えて出力するセレクタと
からなり、該アンド回路の出力を上位としセレクタの出
力を下位として並列に出力する回路を上記第2の回路列
の出力に対して順次逆樹枝状に接続してなる回路群とか
らなり、上記第1の回路列の入力に、順次デフォルト値
の優先順位が変化するように配列された割り込み要求入
力列を接続することによって、上記回路群の最終段の回
路から上記割り込み要求入力列中のデフォルト値の優先
順位が最も高い割り込み要求に対応する割り込みベクタ
を前記割り込み要求入力列の入力数に対応するビット数
の信号として出力するように構成されていることを特徴
としている。
【0019】また、請求項6記載の発明は、プロセッサ
に対する割込みを制御する割込み制御方法に係り、割込
み要求入力ごとに割込み要因を示すフラグと該割込み要
求の優先度を示す割込みレベルとを保持する第1のステ
ップと、該保持された割込みレベル中最も優先度が高い
ものを判定して該割込みレベルを持つ割込み要因を保持
するとともに、プロセッサに対して割込み要求を出力す
る第2のステップと、該保持された割込み要因に応じて
割込みベクタを生成して保持する第3のステップと、該
保持された割込みベクタを上記プロセッサに出力する第
4のステップとを備え、上記各ステップの処理をパイプ
ライン処理で行なうことを特徴としている。
【0020】また、請求項7記載の発明は、プロセッサ
に対する割込みを制御する割込み制御方法に係り、割込
み要求入力ごとに割込み要因を示すフラグと該割込み要
求の優先度を示す割込みレベルとを保持する第1のステ
ップと、該保持された割込みレベル中最も優先度が高い
ものを判定して該割込みレベルを持つ割込み要因を保持
するとともに、プロセッサに対して割込み要求を出力す
る第2のステップと、該保持された割込み要因に対し
て、割込み要求入力の順番を示すデフォルト値によって
優先順位を判定するとともに、該優先順位が最も高い割
込み要因に応じて割込みベクタを生成して保持する第3
のステップと、該保持された割込みベクタを上記プロセ
ッサに出力する第4のステップとを備え、上記各ステッ
プの処理をパイプライン処理で行なうことを特徴として
いる。
【0021】また、請求項8記載の発明は、請求項6又
は7記載の情報処理方法に係り、上記各ステップにおい
てそれぞれ1クロックで動作してパイプライン処理を行
なうことを特徴としている。
【0022】また、請求項9記載の発明は、請求項6,
7又は8記載の情報処理方法に係り、プロセッサが処理
中の割込み要求の割込みレベルを保持するとともに、プ
ロセッサから割込み要求受け付け許可信号が与えられた
とき、処理が終了した割込み要求の割込みレベルをクリ
アし、上記第2のステップにおいて、上記第1のステッ
プで保持された割込み要求の割込みレベルのうち、上記
プロセッサが処理中の割込み要求の割込みレベルより低
いものを除いて、最も優先度が高いものを判定するよう
にしたことを特徴としている。
【0023】
【作用】この発明の構成では、割込み要求が印加される
と、第1のステージで割込み要因が割込みフラグ保持手
段に保持され、第2のステージで割込みレベルの判定が
割込みレベル判定手段で行なわれて、割込み要求信号を
プロセッサに出力するとともに、割込み要因が割込み要
因保持手段に保持され、第3のステージで割込みベクタ
生成が割込みベクタ生成手段で行なわれ、第4のステー
ジでプロセッサは、割込みベクタ出力手段が出力した割
込みベクタをサンブルして、割込みプロセスの処理を開
始する。このような各ステージの処理をパイプライン処
理によって行なう。このように、この発明によれば、プ
ロセッサが割込みを受け付けられない状態でも、割込み
制御装置は、プロセッサと独立に、逐次変化する割込み
要求の優先順位判定をパイプライン処理で行なってお
り、プロセッサが割込みを受け付けられる状態になった
とき、割込み制御装置は、常に最高レベルの優先順位の
割込み要因に対応した割込みベクタをプロセッサに出力
することができる。割込み処理をパイプライン化するた
めには、各ステージを1クロックで処理している。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行なう。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である割込み制御装置の
電気的構成を示すブロック図、図2は、同装置の制御動
作を説明するタイミングチャート、また、図3は、同装
置の各部の状態変化を示す状態推移図である。この例の
割込み制御装置は、図1に示すように、割込みフラグ保
持回路1と、割込みレベル保持回路2と、割込みレベル
判定回路3と、割込み要因保持回路4と、割込みベクタ
生成回路5と、割込みベクタ保持回路6とから概略構成
されている。割込みフラグ保持回路1は、いずれかの割
込み要因に対応する割込み要求が入力されたとき、それ
ぞれの入力に対応してフラグをセットするとともに、割
込みレベルを設定する。割込みレベル保持回路2は、プ
ロセッサ7が現在処理中の割込み要求の割込みレベルを
保持する。割込みレベル判定回路3は、割込みフラグ保
持回路1に保持されている割込みレベルのうち最も優先
度の高いものを判定して、これに対応する割込み要因を
割込み要因保持回路4に出力するとともに、プロセッサ
に対してその割込みによる割込み要求信号を出力する。
割込み要因保持回路4は、割込みレベル判定回路3から
出力された割込み要因を保持する。割込みベクタ生成回
路5は、割込み要因保持回路4から出力された割込み要
因に応じて、割込み種別を示す割込みベクタを生成す
る。割込みベクタ保持回路6は、生成された割込みベク
タを保持して、プロセッサ7に出力する。
【0025】また、上記割込みフラグ保持回路1は、割
込み要因ごとの割込み入力INT 0,INT 1,…,
INT xに対応して、フラグ部81,82,…,8
x と、割込みレベル設定回路91,92,…,9x とを備
えている。フラグ部81,82,…,8x は、対応する入
力に割込み入力があったとき、フラグを立てる。割込み
レベル設定回路91,92,…,9x は、フラグが立った
割込み入力における割込みレベルを設定する。
【0026】次に、図1を参照して、この例の情報処理
装置の動作について説明する。割込み入力INT 0,
INT 1,…,INT xには、それぞれ固有の割込
み要因に対応して割込み要求が発生するようになってい
る。いずれかの入力に割込み要求が入力されたとき、割
込みフラグ保持回路1では、対応する入力にフラグを立
てることによって、その割込み要因の割込み要求があっ
たことを表示するとともに、その割込み要求に付随する
割込みレベルを設定する。割込みレベルは、入力側にお
いて例えばプログララマブルに任意に設定されるもので
あり、例えば優先度pri0〜pri7によって示され、優先度
の数字が小さいほど優先順位が高いものとする。一方、
割込みレベル保持回路2には、現在プロセッサが処理中
の割込み要求の割込みレベルを保持する。プロセッサ7
は例えば8個の割込みを処理することができ、実行中の
割込みより高いレベルの割込みがあったときは、実行中
の割込み処理を中断して、高いレベルの割込み処理を行
ない、終了したとき、割込みレベル保持回路2の割込み
レベルをクリアして、中断していた低いレベルの割込み
処理を実行する。割込み要求の入力によって、割込みフ
ラグ保持回路1にフラグが立ったとき、設定された割込
みレベルも割込みレベル判定回路3に入力される。割込
みレベル判定回路3では、割込みフラグ保持回路1に保
持された割込みレベルについて、優先順位の判定を行な
うが、この際、割込みレベル保持回路2に保持された割
込みレベルよりも高いレベルの割込みレベルについての
み、優先順位の判定を行なって、最も優先順位の高い割
込み要求を割込み要因保持回路4に保持する。割込みベ
クタ生成回路5では、割込み要因保持回路4に保持され
た割込み要求の割込み要因に応じて、割込み種別を示す
割込みベクタを生成して、割込みベクタ保持回路6に保
持する。次に、割込みベクタ保持回路6に保持されてい
る割込みベクタを出力する。これより先、割込みレベル
判定回路3で優先順位の判定が行なわれたとき、プロセ
ッサ7に対して割込み要求信号INTRQが発行され
る。プロセッサ7は割込みを受け付けられる状態になっ
たとき、割込み受け付け許可信号INTAKを割込みフ
ラグ保持回路1に返し、割込みベクタ保持回路6からの
割込みベクタを受けて割込み処理ルーチンを開始する
が、このとき、割込み受け付け許可信号INTAKによ
って割込みフラグ保持回路1の対応するフラグがクリア
されるとともに、割込みレベル保持回路2にプロセッサ
7の実行している割込みレベルが保持される。プロセッ
サ7が処理を終了すると、クリア信号CLRIPが出力
されて、割込みレベル保持回路2の対応する割込みレベ
ルがクリアされる。
【0027】次に、図2及び図3を参照して、この例の
動作時の各部の状態推移について説明する。割込み制御
装置の制御は、パイプライン処理によって、クロックの
1サイクルごとに逐次進行するので、以下、1サイクル
ごとに各部の状態変化を説明する。図中、IFステージ
(割込みフラグ保持ステージ)は、割込みフラグ保持回
路1の動作サイクルを示し、PRIステージ(割込みレ
ベル判定ステージ)は、割込みレベル判定回路3の動作
サイクルを示し、VCTステージ(割込みベクタ生成ス
テージ)は、割込みベクタ生成回路5の動作サイクルを
示し、EXTサイクル(割込みベクタ出力ステージ)
は、割込みベクタ保持回路16の動作サイクルを示す。
なお、図2及び図3においては、図10及び図11に示
された従来技術との対比を容易にするため、割込み優先
度pri0〜pri7の優先度の順位,処理サイクル数,割込み
要求入力は、図10及び図11の場合と同じとしてい
る。
【0028】(1) 第1サイクル いま、割込みフラグ保持回路1及び割込みレベル保持回
路2がすべてクリアされた状態で、割込み要求入力IN
0〜INT xのいずれかに優先度pri7の割込み要
求が発生すると、IFステージにおいて、割込みフラグ
保持回路1にフラグが立てられる(この状態をIF7で
示す)。 (2) 第2サイクル 次に、PRIステージにおいて、割込みフラグ保持回路
1に保持された割込みレベルが読み出されて、割込みレ
ベル判定回路3で割込みレベル判定が行なわれるが、優
先度pri7が最高なので、割込み要因保持回路4にpri7の
割込み要因が保持されるとともに、割込みレベル判定回
路3から割込み要求信号線INTRQを介して、プロセ
ッサに対してpri7による割込み要求REQが出力される
(この状態をPRI7で示す)。このとき、優先度pri6
の割込み要求の発生によって、IFステージにおいて、
割込みフラグ保持回路1にフラグが立てられる。(この
状態をIF6で示す)。
【0029】(3) 第3サイクル 割込みレベル判定回路3からプロセッサ7に対して出力
されたpri7による割込み要求REQに対しては、プロセ
ッサ7が拒否する状態になっている。一方、VCTステ
ージにおいて、割込み要因保持回路4から読み出された
pri7の割込み要因によって、割込みベクタ生成回路5で
割込みベクタの生成が行なわれ、生成されたpri7の割込
みベクタは割込みベクタ保持回路6に保持される(この
状態をVCT7で示す)。また、割込みフラグ保持回路
1に保持された割込みレベルが読み出されて、割込みレ
ベル判定回路3で割込みレベル判定が行なわれるが、優
先度pri6が最高なので、割込み要因保持回路4にpri6の
割込み要因が保持されるとともに、割込みレベル判定回
路3からプロセッサ7に対してpri6による割込み要求R
EQが出力される(この状態をPRI6で示す)。この
とき、優先度pri5の割込み要求の発生によって、IFス
テージにおいて、割込みフラグ保持回路1にフラグが立
てられる(この状態をIF5で示す)。
【0030】(4) 第4サイクル 割込みレベル判定回路3からプロセッサ7に対して出力
されたpri6による割込み要求REQに対しては、プロセ
ッサ7が拒否する状態になっている。一方、EXTステ
ージにおいて、割込みベクタ保持回路6に保持されたpr
i7の割込みベクタが出力される(この状態をEXT7で
示す)。また、VCTステージにおいて、割込み要因保
持回路4から読み出されたpri6の割込み要因によって、
割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの生成が行なわ
れ、生成されたpri6の割込みベクタは割込みベクタ保持
回路6に保持される(この状態をVCT6で示す)。さ
らに、割込みフラグ保持回路1に保持された割込みレベ
ルが読み出されて、割込みレベル判定回路3で割込みレ
ベル判定が行なわれるが、優先度pri5が最高なので、割
込み要因保持回路4にpri5の割込み要因が保持されると
ともに、割込みレベル判定回路3からプロセッサ7に対
してpri5による割込み要求REQが出力される(この状
態をPRI5で示す)。このとき、優先度pri4の割込み
要求の発生によって、IFステージにおいて、割込みフ
ラグ保持回路1にフラグが立てられる(この状態をIF
4で示す)。
【0031】(5) 第5サイクル 割込みレベル判定回路3からプロセッサ7に対して出力
されたpri5による割込み要求REQに対しては、プロセ
ッサ7が受諾する状態になっている。一方、EXTステ
ージにおいて、割込みベクタ保持回路6に保持されたpr
i6の割込みベクタが出力される(この状態をEXT6で
示す)。また、VCTステージにおいて、割込み要因保
持回路4から読み出されたpri5の割込み要因によって、
割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの生成が行なわ
れ、生成されたpri5の割込みベクタは割込みベクタ保持
回路6に保持される(この状態をVCT5で示す)。さ
らに、割込みフラグ保持回路1に保持された割込みレベ
ルが読み出されて、割込みレベル判定回路3で割込みレ
ベル判定が行なわれるが、優先度pri4が最高なので、割
込み要因保持回路4にpri4の割込み要因が保持されると
ともに、割込みレベル判定回路3からプロセッサ7に対
してpri4による割込み要求REQが出力される(この状
態をPRI4で示す)。このとき、優先度pri1の割込み
要求の発生によって、IFステージにおいて、割込みフ
ラグ保持回路1にフラグが立てられる(この状態をIF
1で示す)。
【0032】(6) 第6サイクル EXTステージにおいて、割込みベクタ保持回路6に保
持されたpri5の割込みベクタが出力される(この状態を
EXT5で示す)。プロセッサ7はpri5の割込みベクタ
をサンプルしてターゲットに分岐し、割込み処理ルーチ
ンで処理を行なうことによって、pri5の割込みのサービ
スを開始するとともに、割込み受け付け許可信号線IN
TAKを介して、割込みフラグ保持回路1に割込み受け
付け許可AKを返すことによって、割込みフラグ保持回
路1に保持されたpri5の割込みフラグがクリアされ、割
込みレベル保持回路2に保持された優先度pri5の割込み
レベルがクリアされる。一方、VCTステージでは、割
込み要因保持回路4から読み出されたpri4の割込み要因
によって、割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの生
成が行なわれ、生成されたpri4の割込みベクタは割込み
ベクタ保持回路6に保持される(この状態をVCT4で
示す)。さらに、割込みフラグ保持回路1に保持された
割込みレベルが読み出されて、割込みレベル判定回路3
で割込みレベル判定が行なわれるが、優先度pri1が最高
なので、割込み要因保持回路4にpri1の割込み要因が保
持されるとともに、割込みレベル判定回路3からプロセ
ッサ7に対してpri1による割込み要求REQが出力され
る(この状態をPRI1で示す)。このとき、優先度pr
i3の割込み要求の発生によって、IFステージにおい
て、割込みフラグ保持回路1にフラグが立てられる(こ
の状態をIF3で示す)。
【0033】(7) 第7サイクル プロセッサ7は、pri5の割込みのサービスを行なう。一
方、EXTステージでは、割込みベクタ保持回路6に保
持されたpri4の割込みベクタが出力される(この状態を
EXT4で示す)。また、VCTステージにおいて、割
込み要因保持回路4から読み出されたpri1の割込み要因
によって、割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの生
成が行なわれ、生成されたpri1の割込みベクタは割込み
ベクタ保持回路6に保持される(この状態をVCT1で
示す)。さらに、割込みフラグ保持回路1に保持された
割込みレベルが読み出されて、割込みレベル判定回路3
で割込みレベル判定が行なわれるが、優先度pri1が最高
なので、割込み要因保持回路4にpri1の割込み要因が保
持されるとともに、割込みレベル判定回路3からプロセ
ッサ7に対してpri1による割込み要求REQが出力され
る(この状態をPRI1で示す)。このとき、割込み要
求が発生しないので、IFステージにおいて、割込みフ
ラグ保持回路1の状態は変わらない(この状態をIFで
示す)。
【0034】(8) 第8サイクル プロセッサ7は、pri5の割込みのサービスを継続する。
一方、EXTステージにおいて、割込みベクタ保持回路
6に保持されたpri1の割込みベクタが出力される(この
状態をEXT1で示す)。また、VCTステージでは、
割込み要因保持回路4から読み出されたpri1の割込み要
因によって、割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの
生成が行なわれ、生成されたpri1の割込みベクタは割込
みベクタ保持回路6に保持される(この状態をVCT1
で示す)。さらに、割込みフラグ保持回路1に保持され
た割込みレベルが読み出されて、割込みレベル判定回路
3で割込みレベル判定が行なわれるが、優先度pri1が最
高なので、割込み要因保持回路4にpri1の割込み要因が
保持されるとともに、割込みレベル判定回路3からプロ
セッサ7に対してpri1による割込み要求REQが出力さ
れる(この状態をPRI0で示す)。このとき、優先度
pri0の割込み要求の発生によって、IFステージにおい
て、割込みフラグ保持回路1にフラグが立てられる(こ
の状態をIF0で示す)。
【0035】(9) 第9サイクル プロセッサ7は、pri5の割込みのサービスを継続する。
一方、EXTステージにおいて、割込みベクタ保持回路
6に保持されたpri1の割込みベクタが出力される(この
状態をEXT1で示す)。また、VCTステージでは、
割込み要因保持回路4から読み出されたpri1の割込み要
因によって、割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの
生成が行なわれ、生成されたpri1の割込みベクタは割込
みベクタ保持回路6に保持される(この状態をVCT1
で示す)。さらに、割込みフラグ保持回路1に保持され
た割込みレベルが読み出されて、割込みレベル判定回路
3で割込みレベル判定が行なわれるが、優先度pri0が最
高なので、割込み要因保持回路4にpri0の割込み要因が
保持されるとともに、割込みレベル判定回路3からプロ
セッサ7に対してpri0による割込み要求REQが出力さ
れる(この状態をPRI0で示す)。このとき、優先度
pri2の割込み要求の発生によって、IFステージにおい
て、割込みフラグ保持回路1にフラグが立てられる(こ
の状態をIF2で示す)。
【0036】(10)第10サイクル 割込みレベル判定回路3からプロセッサ7に対して出力
されたpri0による割込み要求REQに対しては、プロセ
ッサ7が受諾する状態になっている。一方、EXTステ
ージにおいて、割込みベクタ保持回路6に保持されたpr
i1の割込みベクタが出力される(この状態をEXT1で
示す)。また、VCTステージにおいて、割込み要因保
持回路4から読み出されたpri0の割込み要因によって、
割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの生成が行なわ
れ、生成されたpri0の割込みベクタは割込みベクタ保持
回路6に保持される(この状態をVCT0で示す)。さ
らに、割込みフラグ保持回路1に保持された割込みレベ
ルが読み出されて、割込みレベル判定回路3で割込みレ
ベル判定が行なわれるが、優先度pri0が最高なので、割
込み要因保持回路4にpri0の割込み要因が保持されると
ともに、割込みレベル判定回路3からプロセッサ7に対
してpri0による割込み要求REQが出力される(この状
態をPRI0で示す)。このとき、割込み要求は発生し
ないので、割込みフラグ保持回路1の状態は変化しない
(この状態をIFで示す)。
【0037】(11)第11サイクル EXTステージにおいて、割込みベクタ保持回路6に保
持されたpri0の割込みベクタが出力される(この状態を
EXT0で示す)。プロセッサ7はpri0の割込みベクタ
をサンプルしてターゲットに分岐し、割込み処理ルーチ
ンで処理を行なうことによって、pri0の割込みのサービ
スを開始するとともに、割込み受け付け許可信号線IN
TAKを介して、割込みフラグ保持回路1に割込み受け
付け許可AKを返すことによって、割込みフラグ保持回
路1に保持されたpri0の割込みフラグがクリアされ、割
込みレベル保持回路2に保持された優先度pri0の割込み
レベルがクリアされる。一方、VCTステージでは、割
込み要因保持回路4から読み出されたpri0の割込み要因
によって、割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの生
成が行なわれ、生成されたpri1の割込みベクタは割込み
ベクタ保持回路6に保持される(この状態をVCT0で
示す)。さらに、割込みフラグ保持回路1に保持された
割込みレベルが読み出されて、割込みレベル判定回路3
で割込みレベル判定が行なわれるが、優先度pri0が最高
なので、割込み要因保持回路4にpri0の割込み要因が保
持されるとともに、割込みレベル判定回路3からプロセ
ッサ7に対してpri0による割込み要求REQが出力され
る(この状態をPRI0で示す)。以降、第16サイク
ルまで、割込み要求は発生しないので、IFステージに
おいて、割込みフラグ保持回回路の状態は変化しない
(この状態をIFで示す)。
【0038】(12)第12サイクル プロセッサ7は、pri0の割込みのサービスを行なう。一
方、EXTステージ、では割込みベクタ保持回路6に保
持されたpri0の割込みベクタが出力される(この状態を
EXT0で示す)。また、VCTステージにおいて、割
込み要因保持回路4から読み出されたpri0の割込み要因
によって、割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの生
成が行なわれ、生成されたpri0の割込みベクタは割込み
ベクタ保持回路6に保持される(この状態をVCT0で
示す)。さらに、割込みフラグ保持回路1に保持された
割込みレベルが読み出されて、割込みレベル判定回路3
で割込みレベル判定が行なわれるが、優先度pri1が最高
なので、割込み要因保持回路4にpri1の割込み要因が保
持されるとともに、割込みレベル判定回路3からプロセ
ッサ7に対してpri1による割込み要求REQが出力され
る(この状態をPRI1で示す)。
【0039】(13)第13サイクル プロセッサ7は、pri0の割込みのサービスを継続する。
一方、EXTステージでは、割込みベクタ保持回路6に
保持されたpri0の割込みベクタが出力される(この状態
をEXT0で示す)。また、VCTステージにおいて、
割込み要因保持回路4から読み出されたpri1の割込み要
因によって、割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの
生成が行なわれ、生成されたpri1の割込みベクタは割込
みベクタ保持回路6に保持される(この状態をVCT1
で示す)。さらに、割込みフラグ保持回路1に保持され
た割込みレベルが読み出されて、割込みレベル判定回路
3で割込みレベル判定が行なわれるが、優先度pri1が最
高なので、割込み要因保持回路4にpri1の割込み要因が
保持されるとともに、割込みレベル判定回路3からプロ
セッサ7に対してpri1による割込み要求REQが出力さ
れる(この状態をPRI1で示す)。
【0040】(14)第14サイクル プロセッサ7は、pri0の割込みのサービスを継続する。
一方、EXTステージでは、割込みベクタ保持回路6に
保持されたpri1の割込みベクタが出力される(この状態
をEXT1で示す)。また、VCTステージにおいて、
割込み要因保持回路4から読み出されたpri1の割込み要
因によって、割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの
生成が行なわれ、生成されたpri1の割込みベクタは割込
みベクタ保持回路6に保持される(この状態をVCT1
で示す)。さらに、割込みフラグ保持回路1に保持され
た割込みレベルが読み出されて、割込みレベル判定回路
3で割込みレベル判定が行なわれるが、優先度pri1が最
高なので、割込み要因保持回路4にpri1の割込み要因が
保持されるとともに、割込みレベル判定回路3からプロ
セッサ7に対してpri1による割込み要求REQが出力さ
れる(この状態をPRI1で示す)。
【0041】(15)第15サイクル プロセッサ7は、pri0の割込みのサービスを継続する。
一方、EXTステージにおいて、割込みベクタ保持回路
6に保持されたpri1の割込みベクタが出力される(この
状態をEXT1で示す)。また、VCTステージでは、
割込み要因保持回路4から読み出されたpri1の割込み要
因によって、割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの
生成が行なわれ、生成されたpri1の割込みベクタは割込
みベクタ保持回路6に保持される(この状態をVCT1
で示す)。さらに、割込みフラグ保持回路1に保持され
た割込みレベルが読み出されて、割込みレベル判定回路
3で割込みレベル判定が行なわれるが、優先度pri1が最
高なので、割込み要因保持回路4にpri1の割込み要因が
保持されるとともに、割込みレベル判定回路3からプロ
セッサ7に対してpri1による割込み要求REQが出力さ
れる(この状態をPRI1で示す)。
【0042】(16)第16サイクル 割込みレベル判定回路3からプロセッサ7に対して出力
されたpri1による割込み要求REQに対しては、プロセ
ッサ7が受諾する状態になっている。一方、EXTステ
ージにおいて、割込みベクタ保持回路6に保持されたpr
i1の割込みベクタが出力される(この状態をEXT1で
示す)。また、VCTステージにおいて、割込み要因保
持回路4から読み出されたpri1の割込み要因によって、
割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの生成が行なわ
れ、生成されたpri1の割込みベクタは割込みベクタ保持
回路6に保持される(この状態をVCT1で示す)。さ
らに、割込みフラグ保持回路1に保持された割込みレベ
ルが読み出されて、割込みレベル判定回路3で割込みレ
ベル判定が行なわれ0が、優先度pri1が最高なので、割
込み要因保持回路4にpri1の割込み要因が保持されると
ともに、割込みレベル判定回路3からプロセッサ7に対
してpri1による割込み要求REQが出力される(この状
態をPRI1で示す)。
【0043】(17)第17サイクル EXTステージにおいて、割込みベクタ保持回路6に保
持されたpri1の割込みベクタが出力される(この状態を
EXT1で示す)。プロセッサ7はpri1の割込みベクタ
をサンプルしてターゲットに分岐し、割込み処理ルーチ
ンで処理を行なうことによって、pri1の割込みのサービ
スを開始するとともに、割込み受け付け許可信号線IN
TAKを介して、割込みフラグ保持回路1に割込み受け
付け許可AKを返すことによって、割込みフラグ保持回
路1に保持されたpri1の割込みフラグがクリアされ、割
込みレベル保持回路2に保持された優先度pri1の割込み
レベルがクリアされる。一方、VCTステージにおい
て、割込み要因保持回路4から読み出されたpri1の割込
み要因によって、割込みベクタ生成回路5で割込みベク
タの生成が行なわれ、生成されたpri1の割込みベクタは
割込みベクタ保持回路6に保持される(この状態をVC
T1で示す)。さらに、割込みフラグ保持回路1に保持
された割込みレベルが読み出されて、割込みレベル判定
回路3で割込みレベル判定が行なわれるが、優先度pri2
が最高なので、割込み要因保持回路4にpri2の割込み要
因が保持されるとともに、割込みレベル判定回路3から
プロセッサ7に対してpri2による割込み要求REQが出
力される(この状態をPRI2で示す)。以降、第19
サイクルまで割込み要求が発生しないので、割込みフラ
グ保持回路1の状態は変わらない(この状態をIFで示
す)。
【0044】(18)第18サイクル プロセッサ7は、pri1の割込みのサービスを行なう。一
方、EXTステージでは、割込みベクタ保持回路6に保
持されたpri1の割込みベクタが出力される(この状態を
EXT1で示す)。また、VCTステージにおいて、割
込み要因保持回路4から読み出されたpri2の割込み要因
によって、割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの生
成が行なわれ、生成されたpri2の割込みベクタは割込み
ベクタ保持回路6に保持される(この状態をVCT2で
示す)。さらに、割込みフラグ保持回路1に保持された
割込みレベルが読み出されて、割込みレベル判定回路3
で割込みレベル判定が行なわれるが、優先度pri2が最高
なので、割込み要因保持回路4にpri2の割込み要因が保
持されるとともに、割込みレベル判定回路3からプロセ
ッサ7に対してpri2による割込み要求REQが出力され
る(この状態をPRI2で示す)。
【0045】(19)第19サイクル プロセッサ7は、pri1の割込みのサービスを継続する。
一方、EXTステージにおいて、割込みベクタ保持回路
6に保持されたpri2の割込みベクタが出力される(この
状態をEXT2で示す)。また、VCTステージでは、
割込み要因保持回路4から読み出されたpri2の割込み要
因によって、割込みベクタ生成回路5で割込みベクタの
生成が行なわれ、生成されたpri2の割込みベクタは割込
みベクタ保持回路6に保持される(この状態をVCT2
で示す)。さらに、割込みフラグ保持回路1に保持され
た割込みレベルが読み出されて、割込みレベル判定回路
3で割込みレベル判定が行なわれるが、優先度pri2が最
高なので、割込み要因保持回路4にpri2の割込み要因が
保持されるとともに、割込みレベル判定回路3からプロ
セッサ7に対してpri2による割込み要求REQが出力さ
れる(この状態をPRI2で示す)。
【0046】このように、この例によれば、IFステー
ジの処理と、PRIステージの処理と、VCTステージ
の処理と、EXTステージの処理とをパイプライン処理
で行なうようにし、PRIステージで割込みレベルが最
高と判定された割込み要求によって、EXTステージで
プロセッサに割込み要因が出力されるようにしたので、
高い優先度の割込み要求の割込み応答性が向上する。い
ま、pri7, pri6, pri5, pri4, pri1, pri3, pri0 の順
に割込み要求が入ってきた場合、図10及び図11に例
示された従来技術では、プロセッサの割込みサービス
は、pri7,pri1,pri0の順に行なわれるのに対し、図2,
図3に示された実施例では、プロセッサの割込みサービ
スは、pri5,pri0,pri1の順に行なわれ、高い優先度の割
込み要求の割込み応答性が向上したことが明らかであ
る。なお、割込みレベルは割込み要因に対して任意に付
されるものであるため、割込みレベル判定回路3におい
て、優先度が最高と判定される割込み要求が複数発生す
る可能性がある。これに対しては、割込み要求入力の配
列の順番を示すデフォルト値によって優先順位の判定を
行なうことによって、複数の割込みベクタの競合発生を
防止することができる。この場合の実施例について次述
する。
【0047】◇第2実施例 図4は、この発明の第2実施例である割込み制御装置の
電気的構成を示すブロック図、図5は、デフォルト値と
割込みレベルとの関係を示す図、図6〜図8は、同装置
におけるデフォルト割込み優先順位判定・割込みベクタ
生成回路の構成例を示す図(1)〜(3)である。この
例の割込み制御装置は、図4に示すように、割込みフラ
グ保持回路1と、割込みレベル保持回路2と、割込みレ
ベル判定回路3と、割込み要因保持回路4と、デフォル
ト割込み優先順位判定・割込みベクタ生成回路5Aと、
割込みベクタ保持回路6とから概略構成されている。こ
れらのうち、割込みフラグ保持回路1,割込みレベル保
持回路2,割込みレベル判定回路3,割込み要因保持回
路4,割込みベクタ保持回路6は、図1に示された第1
実施例の場合と同様である。デフォルト割込み優先順位
判定・割込みベクタ生成回路5Aは、割込み要因保持回
路4から出力された割込み要因に対して、さらにデフォ
ルト値による優先順位判定を行なって選択された割込み
要因に対応して割込み種別を示す割込みベクタを生成す
る。
【0048】また、図5においては、割込み要求入力数
16の場合のデフォルト値と割込みレベルとの関係を例
示している。割込み要求入力INT 0,INT 1,
INT 2,…,INT 15に対して、例えば図5に
示すように、デフォルト値0〜15を付与する。デフォ
ルト値は、その値が小さいほど、優先順位が高いものと
する。また、割込みレベルの優先度として図示のように
pri0〜pri7を持つものとする。この場合も、優先度はそ
の値が小さいほど、優先順位が高い。このような関係
は、一般に、任意の割込み要求入力数xについて適用さ
れるものである。またこの場合、割込みレベルの優先度
の与え方は任意であって、例えばプログラマブルに変化
させることもできる。いま、例えば割込み要求入力IN
2に割込み要求があった場合、この割込み要求は、
デフォルト値が2であって、割込みレベルとして優先度
pri5を持つことになる。
【0049】次に、図4及び図5を参照して、この例の
情報処理装置の動作を説明する。この例における割込み
要求入力T 0,INT 1,…,INT xには、そ
れぞれ固有の割込み要因に対応して割込み要求が発生す
るようになっている。この例の場合の、IFサイクル,
PRIサイクルにおける、割込みフラグ保持回路1,割
込みレベル保持回路2,割込みレベル判定回路3,割込
み要因保持回路4の動作は、図1乃至図3に示された第
1実施例の場合と同様に行なわれる。デフォルト割込み
優先順位判定・割込みベクタ生成回路5Aでは、VCT
サイクルにおいて、割込み要因保持回路4に保持された
割込み要求の割込み要因に対して、デフォルト値による
優先順位の判定を行なって、最も優先順位の高かった割
込み要因に対して、割込み種別を示す割込みベクタを生
成して、割込みベクタ保持回路6に保持する。次に、E
XTサイクルにおいて、割込みベクタ保持回路6に保持
されている割込みベクタを出力する。
【0050】この例におけるデフォルト割込み優先順位
判定・割込みベクタ生成回路5Aは、図6,図7,図8
に例示されるような構成を有し、例えばデフォルト値
0,1,2,…,127を付与された128本の割込み
要求入力に対して、オア回路O1,アンド回路A1 からな
る64個の回路C100 〜C163 と、オア回路O2,セレク
タS1,アンド回路A2 からなる32個の回路C200 〜C
231 と、オア回路O3,セレクタS2,アンド回路A3 から
なる16個の回路C300 〜C315 と、オア回路O4,セレ
クタS3,アンド回路A4 からなる8個の回路C40〜C47
と、オア回路O5,セレクタS4,アンド回路A5 からなる
4個の回路C50〜C53(不図示)と、オア回路O6,セレ
クタS5,アンド回路A6 からなる2個の回路C60〜C61
と、オア回路O7,セレクタS6,アンド回路A7 からなる
回路C7 とからなる、7段の逆樹脂状の構成となってお
り、各段間は、バス接続されている。図中において、、
各段のセレクタS1 〜S6 は、それぞれの制御入力(オ
ア回路の上側の入力信号)が1のとき上(黒)側を選択
し、制御入力が0のとき下(白)側を選択するものとす
る。すなわち、回路C100 〜C163 では、1ビットから
なる割込み要求入力に応じて、それぞれのオア回路から
1ビットの出力を発生し、回路C200 〜C231 では、そ
れぞれのセレクタの1ビットの出力を下位とし、アンド
回路の1ビットの出力を上位とする2ビットの出力を発
生し、回路C300 〜C315 では、それぞれのセレクタの
2ビットの出力を下位とし、アンド回路の1ビットの出
力を上位とする3ビットの出力を発生する。以下、同様
にして、各段ごとに1ビットずつ増加して、最後に回路
7 から128本の割り要求に対応する7ビットの出力
を割込みベクタとして出力する。例えば、いま、デフォ
ルト値2の割込み要求入力が1であり、他の割込み要求
入力が0があったときは、回路C100 のオア回路から0
を出力し、アンド回路から0を出力し、回路C101 のオ
ア回路から1を出力し、アンド回路から0を出力する。
次の段では、回路C200 のオア回路から1を出力し、ア
ンド回路から1を出力し、セレクタで下側が選択されて
0を出力するので、回路C200 のセレクタ出力0の上位
にアンド回路からの出力1を合わせて、2ビットの出力
10を発生する。さらに次の段で、回路C300 のオア回
路から1を出力し、アンド回路から0を出力し、セレク
タで上側が選択されて10が出力されるので、3ビット
の出力010を発生する。以下同様にして、回路C7
ら0000010を出力するので、これを番号3の割込
み要求に対応する割込みベクタとして図示されないプロ
セッサに与える。この場合、2より大きいデフォルト値
の割込み要求入力があったとき、例えばデフォルト値3
の割込み要求入力があっても、回路C102 において、ア
ンド回路の出力が0なので、出力される割込みベクタに
は変化がない。他のデフォルト値の割込み要求があった
場合(複数の割込み要求があった場合を含む)も同様で
ある。このように、デフォルト優先順位が最も高い割込
み要求入力に対応する割込みベクタが出力される。しか
しながら、2より小さいデフォルト値、例えばデフォル
ト値0または1の割込み要求があった場合は、デフォル
ト優先順位が高いので、出力される割込みベクタが変化
する。このように、図6,図7,図8の回路では、デフ
ォルト値による優先順位の判定と、割込みベクタの生成
とが同時に行なわれる。
【0051】このように、この例によれば、IFステー
ジの処理と、PRIステージの処理と、VCTステージ
の処理と、EXTステージの処理とをパイプライン処理
で行なうようにし、PRIステージで割込みレベルが最
高と判定された割込み要求によって、EXTステージで
プロセッサに割込み要因が出力されるようにするととも
に、PRIステージで割込み要因の優先度によって選択
された割込み要求に対して、EXTステージで割込み要
求入力に付されたデフォルト値によって、最も優先順位
が高いと判定された割込み要求によって、割込みベクタ
を生成するようにしたので、多数の割込み要求入力に対
して任意に付された割込みレベルの優先度によって選択
された、複数の割込み要求が競合する関係にある場合で
も、単一の割込み要求のみをプロセッサに入力すること
ができる。
【0052】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、この発明
は、各ステージのパイプライン処理を、同数の複数クロ
ックごとに行なうようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、情報処理装置において、割込みフラグの保持
と、割込みレベルの判定と、割込み優先順位の判定並び
に割込みベクタ生成と、割込みベクタ出力とをパイプラ
イン処理する手段及び方法を備えたことにより、優先度
を付した割込み要求による多重割込み処理を行なう際
に、高い優先度を有する割込み要求に対する割込み応答
性を向上させ、プロセッサの割込み処理効率の改善を図
ることができる。また、この発明によれば、情報処理装
置において、割込みフラグの保持と、割込みレベルの判
定と、割込み優先順位の判定並びに割込みベクタ生成
と、割込みベクタ出力とをそれぞれ1クロックで動作し
てパイプライン処理する手段及び方法を備えたことによ
り、優先度を付した割込み要求に対して、高い優先度を
有する割込み要求に対する割込み応答性を向上するとと
もに、同じ優先度を有する割込み要求の競合を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である割込み制御装置の
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】同装置の制御動作を説明するタイミングチャー
トである。
【図3】同装置の各部の状態変化を示す状態推移図であ
る。
【図4】この発明の第2実施例である割込み制御装置の
電気的構成を示すブロック図である。
【図5】割込み要因の優先度を示すデフォルト値と、割
込み要求の優先度を示す割込みレベルとの関係を示す図
である。
【図6】同装置におけるデフォルト割込み優先順位判定
・割込みベクタ生成回路の構成例を示す図(1)であ
る。
【図7】同装置におけるデフォルト割込み優先順位判定
・割込みベクタ生成回路の構成例を示す図(2)であ
る。
【図8】同装置におけるデフォルト割込み優先順位判定
・割込みベクタ生成回路の構成例を示す図(3)であ
る。
【図9】従来の割込み制御装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図10】同装置の制御動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図11】同装置の各部の状態変化を示す状態推移図で
ある。
【符号の説明】
1 割込みフラグ保持回路(割込みフラグ保持手
段) 2 割込みレベル保持回路(割込みレベル保持手
段) 3 割込みレベル判定回路(割込みレベル判定手
段) 4 割込み要因保持回路(割込みレベル判定手段) 5 割込みベクタ生成回路(割込みベクタ生成手
段) 5A デフォルト割込み優先順位判定・割込みベク
タ生成回路(デフォルト割込み優先順位判定・割込みベ
クタ生成手段) 6 割込みベクタ保持回路(割込みベクタ出力手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−259158(JP,A) 特開 平2−89149(JP,A) 特開 昭57−161934(JP,A) 特開 平1−269137(JP,A) 特開 平3−22142(JP,A) 特開 昭59−99553(JP,A) 特開 昭51−138356(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/46 G06F 13/24 G06F 13/362 G06F 9/38

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサに対する割込みを制御する割
    込み制御装置において、 割込み要求入力ごとに割込み要因を示すフラグと該割込
    み要求の優先度を示す割込みレベルとを保持する割込み
    フラグ保持手段と、該保持された割込みレベル中最も優
    先度が高いものを判定して該割込みレベルを持つ割込み
    要因を保持するとともに、プロセッサに対して割込み要
    求信号を出力する割込みレベル判定手段と、該保持され
    た割込み要因に応じて割込みベクタを生成して保持する
    割込みベクタ生成手段と、該保持された割込みベクタを
    前記プロセッサに出力する割込みベクタ出力手段とを備
    え、 前記各手段の処理をパイプライン処理するように構成さ
    れていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 プロセッサに対する割込みを制御する割
    込み制御装置において、 割込み要求入力ごとに割込み要因を示すフラグと該割込
    み要求の優先度を示す割込みレベルとを保持する割込み
    フラグ保持手段と、該保持された割込みレベル中最も優
    先度が高いものを判定して該割込みレベルを持つ割込み
    要因を保持するとともに、プロセッサに対して割込み要
    求信号を出力する割込みレベル判定手段と、該保持され
    た割込み要因に対して、割込み要求入力の順番を示すデ
    フォルト値によって優先順位を判定するとともに、該優
    先順位が最も高い割込み要因に応じて割込みベクタを生
    成して保持するデフォルト優先順位判定・割込みベクタ
    生成手段と、該保持された割込みベクタを前記プロセッ
    サに出力する割込みベクタ出力手段とを備え、 前記各手段の処理をパイプライン処理するように構成さ
    れていることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記各手段がそれぞれ1クロックで動作
    してパイプライン処理を行なうように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 プロセッサが処理中の割込み要求の割込
    みレベルを保持するとともに、プロセッサから割込み要
    求受け付け許可信号が与えられたとき、処理が終了した
    割込み要求の割込みレベルをクリアする割込みレベル保
    持手段を備え、前記割込みレベル判定手段において、前
    記割込みフラグ保持手段に保持された割込み要求の割込
    みレベルのうち、前記割込みレベル保持手段に保持され
    ている割込みレベルより低いものを除いて、最も優先度
    が高いものを判定するように構成されていることを特徴
    とする請求項1,2又は3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記デフォルト優先順位判定・割り込み
    ベクタ生成手段が、隣接するデフォルト値を有する2つ
    の割り込み要求入力の論理和を出力するオア回路と、該
    2つの割り込み要求入力に対して優先順位が高い方の入
    力を反転して論理積を出力するアンド回路とを有する回
    路を割り込み要求入力のデフォルト値の順に配列してな
    る第1の回路列と、 2つの隣接する第1の回路のオア回路の出力の論理和を
    出力するオア回路と、該2つの第1の回路のオア回路の
    出力に対して優先順位が高い方の入力を反転して論理積
    を出力するアンド回路と、該2つの第1の回路のアンド
    回路の出力を優先順位が高い方の第1の回路のオア回路
    の出力に応じて切り換えて出力するセレクタとからな
    り、該アンド回路の出力を上位としセレクタの出力を下
    位として並列に出力する回路を前記第1の回路列の出力
    に順次接続してなる第2の回路列と、 2つの隣接する前段の回路のオア回路の出力の論理和を
    出力するオア回路と、該2つの前段の回路のオア回路の
    出力に対して優先順位が高い方の入力を反転して論理積
    を出力するアンド回路と、該2つの前段の回路のアンド
    回路の出力を上位にセレクタの出力を下位にした出力を
    優先順位が高い方の前段の回路のオア回路の出力に応じ
    て切り換えて出力するセレクタとからなり、該アンド回
    路の出力を上位としセレクタの出力を下位として並列に
    出力する回路を前記第2の回路列の出力に対して順次逆
    樹枝状に接続してなる回路群とからなり、 前記第1の回路列の入力に、順次デフォルト値の優先順
    位が変化するように配列された割り込み要求入力列を接
    続することによって、前記回路群の最終段の回路から前
    記割り込み要求入力列中のデフォルト値の優先順位が最
    も高い割り込み要求に対応する割り込みベクタを前記割
    り込み要求入力列の入力数に対応するビット数の信号と
    して出力するように構成されていることを特徴とする請
    求項2,3又は4記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 プロセッサに対する割込みを制御する割
    込み制御方法において、 割込み要求入力ごとに割込み要因を示すフラグと該割込
    み要求の優先度を示す割込みレベルとを保持する第1の
    ステップと、該保持された割込みレベル中最も優先度が
    高いものを判定して該割込みレベルを持つ割込み要因を
    保持するとともに、プロセッサに対して割込み要求を出
    力する第2のステップと、該保持された割込み要因に応
    じて割込みベクタを生成して保持する第3のステップ
    と、該保持された割込みベクタを前記プロセッサに出力
    する第4のステップとを備え、 前記各ステップの処理をパイプライン処理で行なうこと
    を特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 プロセッサに対する割込みを制御する割
    込み制御方法において、 割込み要求入力ごとに割込み要因を示すフラグと該割込
    み要求の優先度を示す割込みレベルとを保持する第1の
    ステップと、該保持された割込みレベル中最も優先度が
    高いものを判定して該割込みレベルを持つ割込み要因を
    保持するとともに、プロセッサに対して割込み要求を出
    力する第2のステップと、該保持された割込み要因に対
    して、割込み要求入力の順番を示すデフォルト値によっ
    て優先順位を判定するとともに、該優先順位が最も高い
    割込み要因に応じて割込みベクタを生成して保持する第
    3のステップと、該保持された割込みベクタを前記プロ
    セッサに出力する第4のステップとを備え、 前記各ステップの処理をパイプライン処理で行なうこと
    を特徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記各ステップにおいてそれぞれ1クロ
    ックで動作してパイプライン処理を行なうことを特徴と
    する請求項6又は7記載の情報処理方法。
  9. 【請求項9】 プロセッサが処理中の割込み要求の割込
    みレベルを保持するとともに、プロセッサから割込み要
    求受け付け許可信号が与えられたとき、処理が終了した
    割込み要求の割込みレベルをクリアし、前記第2のステ
    ップにおいて、前記第1のステップで保持された割込み
    要求の割込みレベルのうち、前記プロセッサが処理中の
    割込み要求の割込みレベルより低いものを除いて、最も
    優先度が高いものを判定するようにしたことを特徴とす
    る請求項6,7又は8記載の情報処理方法。
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