JP3096177B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置の製造方法
に関するものであり、特に層間絶縁膜としてのシリコン
酸化膜の平坦化処理に関するものである。
に関するものであり、特に層間絶縁膜としてのシリコン
酸化膜の平坦化処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置は、シリコン基板上にシリコ
ン酸化膜や導電膜を積層した構造を有する。シリコン酸
化膜の表面に凹部が生じていると、その上に導電膜を形
成した場合、凹部のところで導電膜が断線する場合があ
る。このため、シリコン酸化膜の平坦化処理が行なわれ
る。従来のシリコン酸化膜の平坦化処理の一例について
説明する。
ン酸化膜や導電膜を積層した構造を有する。シリコン酸
化膜の表面に凹部が生じていると、その上に導電膜を形
成した場合、凹部のところで導電膜が断線する場合があ
る。このため、シリコン酸化膜の平坦化処理が行なわれ
る。従来のシリコン酸化膜の平坦化処理の一例について
説明する。
【0003】図22に示すように、シリコン基板1の上
には間を隔ててゲート電極7a、7b、7c、7dが形
成されている。シリコン基板1と各ゲート電極との間に
は、ゲート絶縁膜5a、5b、5c、5dが形成されて
いる。シリコン基板1の主表面のうち、各ゲート電極の
間には不純物領域2a、2b、2cが形成されている。
には間を隔ててゲート電極7a、7b、7c、7dが形
成されている。シリコン基板1と各ゲート電極との間に
は、ゲート絶縁膜5a、5b、5c、5dが形成されて
いる。シリコン基板1の主表面のうち、各ゲート電極の
間には不純物領域2a、2b、2cが形成されている。
【0004】ゲート電極7a、7b、7c、7dを覆う
ようにシリコン基板1上に、CVD法を用いてたとえば
厚さ0.6μmのTEOS( Tetla-Ethyl-Ortho-Silic
ate)膜9を形成する。TEOS膜はシリコン酸化膜の
一種である。
ようにシリコン基板1上に、CVD法を用いてたとえば
厚さ0.6μmのTEOS( Tetla-Ethyl-Ortho-Silic
ate)膜9を形成する。TEOS膜はシリコン酸化膜の
一種である。
【0005】TEOS膜9に温度850℃の窒素雰囲気
中で30分間のアニールを施す。ところでTEOS膜9
は、下地の形状を反映して凹部11が形成されている。
この状態で表面3上に上層配線膜を形成すると、上層配
線膜が断線する場合がある。
中で30分間のアニールを施す。ところでTEOS膜9
は、下地の形状を反映して凹部11が形成されている。
この状態で表面3上に上層配線膜を形成すると、上層配
線膜が断線する場合がある。
【0006】そこで図23に示すように、回転数が50
00rpmの回転塗布法を用いてTEOS膜9の表面3
上にSOG(Spin-on-glass )溶液13を塗布する。S
OG溶液13は凹部11に充填されるので、SOG溶液
13とTEOS膜9とからなる平坦な表面3aが得られ
る。
00rpmの回転塗布法を用いてTEOS膜9の表面3
上にSOG(Spin-on-glass )溶液13を塗布する。S
OG溶液13は凹部11に充填されるので、SOG溶液
13とTEOS膜9とからなる平坦な表面3aが得られ
る。
【0007】SOG溶液13に温度150℃の空気中で
1分間の低温アニールを施し、SOG溶液13中の有機
溶剤を蒸発させる。
1分間の低温アニールを施し、SOG溶液13中の有機
溶剤を蒸発させる。
【0008】図24に示すように、温度が400℃の空
気中で1分間の低温アニールを施し、SOG膜13aを
形成する。この状態ではSOG膜13aは完全にシリコ
ン酸化膜化していない。
気中で1分間の低温アニールを施し、SOG膜13aを
形成する。この状態ではSOG膜13aは完全にシリコ
ン酸化膜化していない。
【0009】図25に示すようにSOG膜13aに温度
が800℃の窒素雰囲気中で30分間の高温アニールを
施す。ここで700℃以下の温度のアニールを低温アニ
ールといい、それより高温のアニールを高温アニールと
いう。SOG膜13aに高温アニールを施すことによ
り、SOG膜13aは完全にシリコン酸化膜化する。
が800℃の窒素雰囲気中で30分間の高温アニールを
施す。ここで700℃以下の温度のアニールを低温アニ
ールといい、それより高温のアニールを高温アニールと
いう。SOG膜13aに高温アニールを施すことによ
り、SOG膜13aは完全にシリコン酸化膜化する。
【0010】図26に示すように、写真製版技術とエッ
チング技術とを用いてTEOS膜9にスルーホール6を
形成する。スルーホール6はゲート電極7bに到達して
いる。ゲート電極7b上には自然酸化膜8が形成され
る。
チング技術とを用いてTEOS膜9にスルーホール6を
形成する。スルーホール6はゲート電極7bに到達して
いる。ゲート電極7b上には自然酸化膜8が形成され
る。
【0011】図27に示すように、この自然酸化膜8を
希フッ酸でウエットエッチングしてゲート電極7b上か
ら除去する。
希フッ酸でウエットエッチングしてゲート電極7b上か
ら除去する。
【0012】そして図28に示すように表面3a上に上
層配線膜15を形成する。上層配線膜15はスルーホー
ル6を介してゲート電極7bと電気的に接続されてい
る。
層配線膜15を形成する。上層配線膜15はスルーホー
ル6を介してゲート電極7bと電気的に接続されてい
る。
【0013】なお、図27に示すように上層配線膜を形
成する前に、表面3aを希フッ酸でウエットエッチング
し自然酸化膜8を除去している。TEOS膜9にアニー
ルを施さない場合、TEOS膜のウエットエッチングの
速度はかなり大きい。このためTEOS膜9に上記アニ
ールを施さずにウェットエッチング処理を行なうと、T
EOS膜9が必要以上にエッチングされてしまう。そこ
で図22で説明したようにTEOS膜にアニールを施
し、これによりTEOS膜9がウエットエッチングの際
に必要以上にエッチングされないようにしている。
成する前に、表面3aを希フッ酸でウエットエッチング
し自然酸化膜8を除去している。TEOS膜9にアニー
ルを施さない場合、TEOS膜のウエットエッチングの
速度はかなり大きい。このためTEOS膜9に上記アニ
ールを施さずにウェットエッチング処理を行なうと、T
EOS膜9が必要以上にエッチングされてしまう。そこ
で図22で説明したようにTEOS膜にアニールを施
し、これによりTEOS膜9がウエットエッチングの際
に必要以上にエッチングされないようにしている。
【0014】なお、図24で説明したように、低温アニ
ールをした段階ではSOG膜13aは完全にシリコン酸
化膜化していない。希フッ酸でウエットエッチングした
場合のSOG膜13aのエッチング速度は、希フッ酸で
ウエットエッチングした場合のTEOS膜9のエッチン
グ速度よりもかなり大きい。このため図29に示すよう
にゲート電極7b上に形成された自然酸化膜を除去する
ために表面3aを希フッ酸でウエットエッチングする
と、TEOS膜9のエッチング量は微量であるのに対
し、SOG膜13aは完全にエッチング除去されてしま
い、表面3aに凹部が発生する。
ールをした段階ではSOG膜13aは完全にシリコン酸
化膜化していない。希フッ酸でウエットエッチングした
場合のSOG膜13aのエッチング速度は、希フッ酸で
ウエットエッチングした場合のTEOS膜9のエッチン
グ速度よりもかなり大きい。このため図29に示すよう
にゲート電極7b上に形成された自然酸化膜を除去する
ために表面3aを希フッ酸でウエットエッチングする
と、TEOS膜9のエッチング量は微量であるのに対
し、SOG膜13aは完全にエッチング除去されてしま
い、表面3aに凹部が発生する。
【0015】そこで図25に示すように、SOG膜13
aに高温アニールを施し、SOG膜13aを完全にシリ
コン酸化膜化している。これによりウエットエッチング
の際のSOG膜13aのエッチング速度とTEOS膜の
エッチング速度とを同じにし、表面3aの平坦度を維持
している。
aに高温アニールを施し、SOG膜13aを完全にシリ
コン酸化膜化している。これによりウエットエッチング
の際のSOG膜13aのエッチング速度とTEOS膜の
エッチング速度とを同じにし、表面3aの平坦度を維持
している。
【0016】さらに、SOG溶液13を直接高温アニー
ルしてSOG膜13aにしようとすると、SOGの急激
な収縮現象等が原因でSOG膜13aがTEOS膜9か
ら剥れる。そこで低温アニールをしてから高温アニール
をすることによりSOG膜13aがTEOS膜9から剥
れるのを防いでいる。
ルしてSOG膜13aにしようとすると、SOGの急激
な収縮現象等が原因でSOG膜13aがTEOS膜9か
ら剥れる。そこで低温アニールをしてから高温アニール
をすることによりSOG膜13aがTEOS膜9から剥
れるのを防いでいる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図30に示す
ように高温アニールの際にSOG膜13aにクラック1
7が発生する場合がある。そしてこの状態で図31に示
すように上層配線膜15を形成すると、上層配線膜15
の材料がクラック17に入り込む。このためBで示すよ
うに上層配線膜15とゲート電極7cとの距離が短くな
り、その箇所ではTEOS膜9の絶縁耐圧が低下する。
ように高温アニールの際にSOG膜13aにクラック1
7が発生する場合がある。そしてこの状態で図31に示
すように上層配線膜15を形成すると、上層配線膜15
の材料がクラック17に入り込む。このためBで示すよ
うに上層配線膜15とゲート電極7cとの距離が短くな
り、その箇所ではTEOS膜9の絶縁耐圧が低下する。
【0018】この発明はかかる従来の問題点を解決する
ためになされたものである。この発明の目的はクラック
がなくかつ平坦な層間絶縁膜としてのシリコン酸化膜を
備えた半導体装置の製造方法を提供することである。
ためになされたものである。この発明の目的はクラック
がなくかつ平坦な層間絶縁膜としてのシリコン酸化膜を
備えた半導体装置の製造方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の1の局面に従
った半導体装置の製造方法は、半導体基板を被覆するよ
うに下地形状を反映して表面に生じた凹部を有するTE
OS膜を形成する工程と、TEOS膜の凹部を充填する
ようにTEOS膜上にSOG溶液を塗布する工程と、S
OG溶液に700℃以下の温度でのみ熱処理を施すこと
により、SOG膜を形成する工程と、SOG膜が完全に
除去されるまで、SOG膜およびTEOS膜をドライエ
ッチングを用いてエッチバックすることによりTEOS
膜の表面を平坦化する工程とを備えている。上記1の局
面に従った半導体装置の製造方法は、上記TEOS膜に
700℃以上の温度でアニールを施す工程を備えている
ことが好ましい。
った半導体装置の製造方法は、半導体基板を被覆するよ
うに下地形状を反映して表面に生じた凹部を有するTE
OS膜を形成する工程と、TEOS膜の凹部を充填する
ようにTEOS膜上にSOG溶液を塗布する工程と、S
OG溶液に700℃以下の温度でのみ熱処理を施すこと
により、SOG膜を形成する工程と、SOG膜が完全に
除去されるまで、SOG膜およびTEOS膜をドライエ
ッチングを用いてエッチバックすることによりTEOS
膜の表面を平坦化する工程とを備えている。上記1の局
面に従った半導体装置の製造方法は、上記TEOS膜に
700℃以上の温度でアニールを施す工程を備えている
ことが好ましい。
【0020】
【作用】この発明の1の局面に従った半導体装置の製造
方法では、SOG溶液に700℃以下のアニール、すな
わち低温アニールのみを施してSOG膜にしている。S
OG膜に高温アニールを施していないので、SOG膜に
はクラックが発生していない。
方法では、SOG溶液に700℃以下のアニール、すな
わち低温アニールのみを施してSOG膜にしている。S
OG膜に高温アニールを施していないので、SOG膜に
はクラックが発生していない。
【0021】そして次に低温アニールを施したSOG膜
およびTEOS膜をドライエッチングでエッチバックし
ている。TEOS膜と低温アニールを施したSOG膜と
はドライエッチングの場合、エッチング速度がほぼ等し
いので、TEOS膜の表面の平坦度が維持されながらエ
ッチバックされていく。これにより、クラックが発生し
ておらず、かつ表面が平坦なTEOS膜が得られる。
およびTEOS膜をドライエッチングでエッチバックし
ている。TEOS膜と低温アニールを施したSOG膜と
はドライエッチングの場合、エッチング速度がほぼ等し
いので、TEOS膜の表面の平坦度が維持されながらエ
ッチバックされていく。これにより、クラックが発生し
ておらず、かつ表面が平坦なTEOS膜が得られる。
【0022】SOG膜をエッチバックにより完全に除去
している。このためTEOS膜の表面にはSOG膜がな
いので希フッ酸でTEOS膜表面をウェットエッチング
する場合、ウェットエッチングの速度を均一にすること
ができる。上記1の局面に従った半導体装置の製造方法
では、TEOS膜に、700℃以上の温度でアニールを
施している。このため、TEOS膜の希フッ酸によるウ
エットエッチングの速度を小さくできる。これによっ
て、希フッ酸でTEOS膜表面をウェットエッチングす
る際、必要以上にTEOS膜がエッチングされることを
防止することができる。
している。このためTEOS膜の表面にはSOG膜がな
いので希フッ酸でTEOS膜表面をウェットエッチング
する場合、ウェットエッチングの速度を均一にすること
ができる。上記1の局面に従った半導体装置の製造方法
では、TEOS膜に、700℃以上の温度でアニールを
施している。このため、TEOS膜の希フッ酸によるウ
エットエッチングの速度を小さくできる。これによっ
て、希フッ酸でTEOS膜表面をウェットエッチングす
る際、必要以上にTEOS膜がエッチングされることを
防止することができる。
【0023】
【実施例】(第1実施例)この発明に従った半導体装置
の製造方法の第1実施例を以下に説明する。図1に示す
ように、シリコン基板31の上に間を隔ててゲート電極
37a、37b、37c、37dを形成する。各ゲート
電極の下にゲート絶縁膜35a、35b、35c、35
dを形成する。そしてシリコン基板31の主表面に間隔
をあけて不純物領域32a、32b、32cを形成す
る。
の製造方法の第1実施例を以下に説明する。図1に示す
ように、シリコン基板31の上に間を隔ててゲート電極
37a、37b、37c、37dを形成する。各ゲート
電極の下にゲート絶縁膜35a、35b、35c、35
dを形成する。そしてシリコン基板31の主表面に間隔
をあけて不純物領域32a、32b、32cを形成す
る。
【0024】ゲート電極37a、37b、37c、37
dを覆うようにシリコン基板31上に、温度が700℃
のCVD法を用いてたとえば厚さ1.0μmのTEOS
膜39を形成する。TEOS膜39に温度が850℃の
窒素雰囲気中て30分間アニールを施す。
dを覆うようにシリコン基板31上に、温度が700℃
のCVD法を用いてたとえば厚さ1.0μmのTEOS
膜39を形成する。TEOS膜39に温度が850℃の
窒素雰囲気中て30分間アニールを施す。
【0025】ところでTEOS膜39の下にゲート電極
37a、37b、37c、37dが存在するところと存
在しないところがある。したがってTEOS膜39の表
面33には凹部41が生じている。
37a、37b、37c、37dが存在するところと存
在しないところがある。したがってTEOS膜39の表
面33には凹部41が生じている。
【0026】この段差を低減するために、図2に示すよ
うに、回転数が5000rpmの回転塗布法を用いてT
EOS膜39の上にSOG溶液43を塗布する。SOG
溶液43は凹部41に充填されるので、SOG溶液43
とTEOS膜39とからなる平坦な表面33aが得られ
る。
うに、回転数が5000rpmの回転塗布法を用いてT
EOS膜39の上にSOG溶液43を塗布する。SOG
溶液43は凹部41に充填されるので、SOG溶液43
とTEOS膜39とからなる平坦な表面33aが得られ
る。
【0027】SOG溶液43に温度が150℃の空気中
で1分間の低温アニールを施し、SOG溶液43中の有
機溶剤を蒸発させる。
で1分間の低温アニールを施し、SOG溶液43中の有
機溶剤を蒸発させる。
【0028】さらに図3に示すように温度が400℃の
空気中で1分間の低温アニールを施しSOG膜43aに
した。この状態ではSOG膜43aは完全にシリコン酸
化膜化していない。
空気中で1分間の低温アニールを施しSOG膜43aに
した。この状態ではSOG膜43aは完全にシリコン酸
化膜化していない。
【0029】
【表1】
【0030】表1を見ればわかるようにSOGに低温ア
ニールを施した段階ではSOG膜にクラックが発生して
いない。なお実験の条件は次のとおりである。シリコン
基板上にTEOS膜を形成し、その上にSOG溶液を回
転塗布し、温度が400℃で1分間の低温アニールを施
し、次に温度が800℃で時間が30分の高温アニール
を施し、SOG溶液をSOG膜にした。この際、低温ア
ニール後、高温アニール後、それぞれについてSOG膜
を観察し、クラック密度、すなわち1平方センチメート
ル当りのクラックの数を求めた。
ニールを施した段階ではSOG膜にクラックが発生して
いない。なお実験の条件は次のとおりである。シリコン
基板上にTEOS膜を形成し、その上にSOG溶液を回
転塗布し、温度が400℃で1分間の低温アニールを施
し、次に温度が800℃で時間が30分の高温アニール
を施し、SOG溶液をSOG膜にした。この際、低温ア
ニール後、高温アニール後、それぞれについてSOG膜
を観察し、クラック密度、すなわち1平方センチメート
ル当りのクラックの数を求めた。
【0031】図4に示すように、TEOS膜39および
SOG膜43aをCHF3 とCF4をエッチングガスと
する反応性イオンエッチングを用いて0.4μmの厚み
だけエッチバックし、SOG膜43aを完全に除去し、
平坦な表面33bを得る。
SOG膜43aをCHF3 とCF4をエッチングガスと
する反応性イオンエッチングを用いて0.4μmの厚み
だけエッチバックし、SOG膜43aを完全に除去し、
平坦な表面33bを得る。
【0032】
【表2】
【0033】表2に示すようにドライエッチングの場
合、TEOS膜のエッチング速度と低温アニール後のS
OG膜のエッチング速度とはほぼ等しい。したがって、
図3に示す平坦な表面33aをエッチバックするとエッ
チバック後の表面である図4に示す表面33bも平坦と
なる。なおウエットエッチングの場合は低温アニール後
のSOG膜のエッチング速度の方がTEOS膜のエッチ
ング速度よりもかなり大きい。
合、TEOS膜のエッチング速度と低温アニール後のS
OG膜のエッチング速度とはほぼ等しい。したがって、
図3に示す平坦な表面33aをエッチバックするとエッ
チバック後の表面である図4に示す表面33bも平坦と
なる。なおウエットエッチングの場合は低温アニール後
のSOG膜のエッチング速度の方がTEOS膜のエッチ
ング速度よりもかなり大きい。
【0034】表2に示すウエットエッチングは水:フッ
酸が15:1の希フッ酸を用いて行なった。ドライエッ
チングはエッチングガスがCHF3 とO2 の混合ガス
(CHF3 :O2 =90:10)であり、圧力が8Pa
であり、パワーが1500Wの反応性イオンエッチング
を用いた。
酸が15:1の希フッ酸を用いて行なった。ドライエッ
チングはエッチングガスがCHF3 とO2 の混合ガス
(CHF3 :O2 =90:10)であり、圧力が8Pa
であり、パワーが1500Wの反応性イオンエッチング
を用いた。
【0035】図5に示すように写真製版技術とエッチン
グ技術とを用いてTEOS膜39にスルーホール38を
形成する。スルーホール38はゲート電極37bに到達
している。ゲート電極37b表面に形成された自然酸化
膜を除去するために、ウエットエッチング処理をする。
TEOS膜39表面にはSOG膜が残っていないので、
ウエットエッチングの速度は均一になる。このためこの
ウエットエッチング処理でTEOS膜39に凹部が生じ
ることはない。
グ技術とを用いてTEOS膜39にスルーホール38を
形成する。スルーホール38はゲート電極37bに到達
している。ゲート電極37b表面に形成された自然酸化
膜を除去するために、ウエットエッチング処理をする。
TEOS膜39表面にはSOG膜が残っていないので、
ウエットエッチングの速度は均一になる。このためこの
ウエットエッチング処理でTEOS膜39に凹部が生じ
ることはない。
【0036】図6に示すようにTEOS膜39上に上層
配線膜45を形成する。上層配線膜45はスルーホール
38を介してゲート電極37bと電気的に接続されてい
る。
配線膜45を形成する。上層配線膜45はスルーホール
38を介してゲート電極37bと電気的に接続されてい
る。
【0037】なお図3に示すSOG膜43aを完全にエ
ッチバックで除去するならば、SOG膜43aにクラッ
クが発生していても問題がないとも考えられる。しかし
図7から図8で示すようにクラック47のところではS
OG膜43aが存在しないだけエッチングの進行が速
い。このためTEOS膜39に凹部47aが形成され
る。したがってSOG膜43aにクラックが発生しては
ならない。
ッチバックで除去するならば、SOG膜43aにクラッ
クが発生していても問題がないとも考えられる。しかし
図7から図8で示すようにクラック47のところではS
OG膜43aが存在しないだけエッチングの進行が速
い。このためTEOS膜39に凹部47aが形成され
る。したがってSOG膜43aにクラックが発生しては
ならない。
【0038】また、図1の説明箇所で述べているよう
に、TEOS膜39形成後、TEOS膜39に高温アニ
ールを施しているが、これを省略し、図4に示すエッチ
バック終了後にTEOS膜39にアニールを施してもよ
い。
に、TEOS膜39形成後、TEOS膜39に高温アニ
ールを施しているが、これを省略し、図4に示すエッチ
バック終了後にTEOS膜39にアニールを施してもよ
い。
【0039】また、一度に3000Å以上のSOG溶液
を塗布すると、低温アニールでもSOG膜にクラックが
発生する恐れがある。したがって、TEOS膜の段差が
大きい場合は、SOG溶液を塗布し低温アニールする工
程を繰返すことによりTEOS膜の段差を低減してもよ
い。
を塗布すると、低温アニールでもSOG膜にクラックが
発生する恐れがある。したがって、TEOS膜の段差が
大きい場合は、SOG溶液を塗布し低温アニールする工
程を繰返すことによりTEOS膜の段差を低減してもよ
い。
【0040】(第2実施例)この発明の第2実施例はD
RAMの製造工程にこの発明を適用したものである。以
下説明する。
RAMの製造工程にこの発明を適用したものである。以
下説明する。
【0041】図9に示すように、シリコン基板101の
主表面には、間を隔ててフィールド酸化膜102が形成
されている。シリコン基板101の主表面であって、フ
ィールド酸化膜102で囲まれた領域には間を隔てて低
濃度不純物領域106aと高濃度不純物領域109aと
からなる不純物領域、低濃度不純物領域106cと高濃
度不純物領域109cとからなる不純物領域、低濃度不
純物領域106bと高濃度不純物領域109bとからな
る不純物領域が形成されている。
主表面には、間を隔ててフィールド酸化膜102が形成
されている。シリコン基板101の主表面であって、フ
ィールド酸化膜102で囲まれた領域には間を隔てて低
濃度不純物領域106aと高濃度不純物領域109aと
からなる不純物領域、低濃度不純物領域106cと高濃
度不純物領域109cとからなる不純物領域、低濃度不
純物領域106bと高濃度不純物領域109bとからな
る不純物領域が形成されている。
【0042】フィールド酸化膜102上にはワード線1
04a、104dが形成されている。シリコン基板10
1の主表面上であって不純物領域の間にはゲート電極1
04b、104cが形成されている。各ゲート電極の下
にはゲート絶縁膜103a、103bが形成されてい
る。
04a、104dが形成されている。シリコン基板10
1の主表面上であって不純物領域の間にはゲート電極1
04b、104cが形成されている。各ゲート電極の下
にはゲート絶縁膜103a、103bが形成されてい
る。
【0043】ワード線104a、ゲート電極104b、
ゲート電極104c、ワード線104dはそれぞれ絶縁
膜108で覆われている。高濃度不純物領域109cに
はビット線110が電気的に接続されている。
ゲート電極104c、ワード線104dはそれぞれ絶縁
膜108で覆われている。高濃度不純物領域109cに
はビット線110が電気的に接続されている。
【0044】シリコン基板101の主表面全面上にはシ
リコン酸化膜111aが形成されている。シリコン酸化
膜111aの表面112には下地の形状を反映して凹部
114が形成されている。
リコン酸化膜111aが形成されている。シリコン酸化
膜111aの表面112には下地の形状を反映して凹部
114が形成されている。
【0045】図10に示すようにシリコン酸化膜111
a上にSOG溶液116を回転塗布法を用いて塗布す
る。SOG溶液116は凹部114に充填されるので平
坦な表面112aが得れらる。
a上にSOG溶液116を回転塗布法を用いて塗布す
る。SOG溶液116は凹部114に充填されるので平
坦な表面112aが得れらる。
【0046】SOG溶液116に温度が150℃の空気
中で1分間の低温アニールを施しSOG溶液116中の
有機溶剤を蒸発させる。
中で1分間の低温アニールを施しSOG溶液116中の
有機溶剤を蒸発させる。
【0047】さらに図11に示すように温度が400℃
の空気中で1分間の低温アニールを施しSOG膜116
aを形成する。
の空気中で1分間の低温アニールを施しSOG膜116
aを形成する。
【0048】図12に示すようにSOG膜116aおよ
びシリコン酸化膜111aをエッチングガスとしてCH
F3 とCF4 を用いた反応性イオンエッチングによって
エッチバックする。SOG膜116aが完全に除去され
るまでエッチバックを続ける。
びシリコン酸化膜111aをエッチングガスとしてCH
F3 とCF4 を用いた反応性イオンエッチングによって
エッチバックする。SOG膜116aが完全に除去され
るまでエッチバックを続ける。
【0049】図13に示すように、シリコン酸化膜11
1a上に、窒化膜160を形成する。窒化膜160上に
多結晶シリコン膜113、酸化膜114を順に形成す
る。酸化膜114上に写真製版技術を用いて所定のパタ
ーンのレジスト115を形成する。レジスト115をマ
スクとして酸化膜114を反応性イオンエッチングを用
いてエッチングする。これにより図14に示すように、
多結晶シリコン膜113の表面に至る開口116を形成
する。この後レジスト115を除去する。
1a上に、窒化膜160を形成する。窒化膜160上に
多結晶シリコン膜113、酸化膜114を順に形成す
る。酸化膜114上に写真製版技術を用いて所定のパタ
ーンのレジスト115を形成する。レジスト115をマ
スクとして酸化膜114を反応性イオンエッチングを用
いてエッチングする。これにより図14に示すように、
多結晶シリコン膜113の表面に至る開口116を形成
する。この後レジスト115を除去する。
【0050】次に図15に示すように、開口116の内
表面を含むシリコン酸化膜114表面上にシリコン酸化
膜117を所定の厚さで形成する。その後、このシリコ
ン酸化膜117を反応性イオンエッチングを用いてエッ
チングする。これにより、図16に示すように、開口1
16の内周側壁にサイドウォールスペーサ状の枠117
aが形成される。
表面を含むシリコン酸化膜114表面上にシリコン酸化
膜117を所定の厚さで形成する。その後、このシリコ
ン酸化膜117を反応性イオンエッチングを用いてエッ
チングする。これにより、図16に示すように、開口1
16の内周側壁にサイドウォールスペーサ状の枠117
aが形成される。
【0051】次に、図17に示すようにシリコン酸化膜
114および枠117aをマスクとして、多結晶シリコ
ン膜113を反応性イオンエッチングを用いてエッチン
グすることによって、窒化膜160の表面に至る開口1
18を形成する。
114および枠117aをマスクとして、多結晶シリコ
ン膜113を反応性イオンエッチングを用いてエッチン
グすることによって、窒化膜160の表面に至る開口1
18を形成する。
【0052】次に図18に示すように、多結晶シリコン
膜113をマスクとしてシリコン酸化膜111aを反応
性イオンエッチングを用いてエッチングすることによっ
て、高濃度不純物領域109aおよび109bの表面に
至るコンタクトホール119を形成する。
膜113をマスクとしてシリコン酸化膜111aを反応
性イオンエッチングを用いてエッチングすることによっ
て、高濃度不純物領域109aおよび109bの表面に
至るコンタクトホール119を形成する。
【0053】次に図19に示すように、コンタクトホー
ル119の内部を満たしかつ多結晶シリコン膜113表
面上を覆うように不純物をドープした多結晶シリコンか
らなる導電層120を形成する。導電層120および多
結晶シリコン膜113を写真製版技術とエッチング技術
を用いてパターニングする。これにより図20に示すよ
うに、パターニングされたキャパシタ下部電極120a
および多結晶シリコン層113aが形成される。
ル119の内部を満たしかつ多結晶シリコン膜113表
面上を覆うように不純物をドープした多結晶シリコンか
らなる導電層120を形成する。導電層120および多
結晶シリコン膜113を写真製版技術とエッチング技術
を用いてパターニングする。これにより図20に示すよ
うに、パターニングされたキャパシタ下部電極120a
および多結晶シリコン層113aが形成される。
【0054】最後に図21に示すように、シリコン基板
101の主表面全面にCVD法を用いて窒化膜を形成し
た後、酸素雰囲気中で熱処理を施すことによって、窒化
膜の一部を酸化させてキャパシタ誘電膜121を形成す
る。その後CVD法を用いてリンをドープした多結晶シ
リコンからなる導電膜122を全面に形成する。以上に
よりこの発明に従った半導体装置の製造方法の第2実施
例が終了する。
101の主表面全面にCVD法を用いて窒化膜を形成し
た後、酸素雰囲気中で熱処理を施すことによって、窒化
膜の一部を酸化させてキャパシタ誘電膜121を形成す
る。その後CVD法を用いてリンをドープした多結晶シ
リコンからなる導電膜122を全面に形成する。以上に
よりこの発明に従った半導体装置の製造方法の第2実施
例が終了する。
【0055】
【発明の効果】この発明の1の局面に従った半導体装置
の製造方法によれば、まずSOG溶液に700℃以下の
アニール、すなわち低温アニールのみを施してSOG膜
にしている。SOG膜に高温アニールを施していないの
で、SOG膜にはクラックが発生していない。
の製造方法によれば、まずSOG溶液に700℃以下の
アニール、すなわち低温アニールのみを施してSOG膜
にしている。SOG膜に高温アニールを施していないの
で、SOG膜にはクラックが発生していない。
【0056】そして低温アニールを施したSOG膜およ
びTEOS膜をドライエッチングを用いてエッチバック
している。TEOS膜と低温アニールを施したSOG膜
とはドライエッチングの場合、エッチング速度がほぼ等
しいのでTEOS膜とSOG膜とからなる表面の平坦度
が維持されながらエッチバックされていく。そしてSO
G膜が完全にエッチング除去するまでエッチバックを続
ける。以上によりクラックがなくかつ平坦な表面のTE
OS膜を形成することができる。上記1の局面に従った
半導体装置の製造方法によれば、TEOS膜に700℃
以上の温度でアニールを施す。このため、TEOS膜の
希フッ酸によるウエットエッチングの速度を小さくする
ことができ、その結果、希フッ酸でTEOS膜表面をウ
ェットエッチングする際、必要以上にTEOS膜がエッ
チングされることを防止することができる。
びTEOS膜をドライエッチングを用いてエッチバック
している。TEOS膜と低温アニールを施したSOG膜
とはドライエッチングの場合、エッチング速度がほぼ等
しいのでTEOS膜とSOG膜とからなる表面の平坦度
が維持されながらエッチバックされていく。そしてSO
G膜が完全にエッチング除去するまでエッチバックを続
ける。以上によりクラックがなくかつ平坦な表面のTE
OS膜を形成することができる。上記1の局面に従った
半導体装置の製造方法によれば、TEOS膜に700℃
以上の温度でアニールを施す。このため、TEOS膜の
希フッ酸によるウエットエッチングの速度を小さくする
ことができ、その結果、希フッ酸でTEOS膜表面をウ
ェットエッチングする際、必要以上にTEOS膜がエッ
チングされることを防止することができる。
【図1】この発明に従った半導体装置の製造方法の第1
実施例の第1工程を示す断面図である。
実施例の第1工程を示す断面図である。
【図2】この発明に従った半導体装置の製造方法の第1
実施例の第2工程を示す断面図である。
実施例の第2工程を示す断面図である。
【図3】この発明に従った半導体装置の製造方法の第1
実施例の第3工程を示す断面図である。
実施例の第3工程を示す断面図である。
【図4】この発明に従った半導体装置の製造方法の第1
実施例の第4工程を示す断面図である。
実施例の第4工程を示す断面図である。
【図5】この発明に従った半導体装置の製造方法の第1
実施例の第5工程を示す断面図である。
実施例の第5工程を示す断面図である。
【図6】この発明に従った半導体装置の製造方法の第1
実施例の第6工程を示す断面図である。
実施例の第6工程を示す断面図である。
【図7】SOG膜にクラックが発生した状態を示す断面
図である。
図である。
【図8】図7に示すSOG膜をエッチバックして完全に
除去した状態を示す断面図である。
除去した状態を示す断面図である。
【図9】この発明に従った半導体装置の製造方法の第2
実施例の第1工程を示す断面図である。
実施例の第1工程を示す断面図である。
【図10】この発明に従った半導体装置の製造方法の第
2実施例の第2工程を示す断面図である。
2実施例の第2工程を示す断面図である。
【図11】この発明に従った半導体装置の製造方法の第
2実施例の第3工程を示す断面図である。
2実施例の第3工程を示す断面図である。
【図12】この発明に従った半導体装置の製造方法の第
2実施例の第4工程を示す断面図である。
2実施例の第4工程を示す断面図である。
【図13】この発明に従った半導体装置の製造方法の第
2実施例の第5工程を示す断面図である。
2実施例の第5工程を示す断面図である。
【図14】この発明に従った半導体装置の製造方法の第
2実施例の第6工程を示す断面図である。
2実施例の第6工程を示す断面図である。
【図15】この発明に従った半導体装置の製造方法の第
2実施例の第7工程を示す断面図である。
2実施例の第7工程を示す断面図である。
【図16】この発明に従った半導体装置の製造方法の第
2実施例の第8工程を示す断面図である。
2実施例の第8工程を示す断面図である。
【図17】この発明に従った半導体装置の製造方法の第
2実施例の第9工程を示す断面図である。
2実施例の第9工程を示す断面図である。
【図18】この発明に従った半導体装置の製造方法の第
2実施例の第10工程を示す断面図である。
2実施例の第10工程を示す断面図である。
【図19】この発明に従った半導体装置の製造方法の第
2実施例の第11工程を示す断面図である。
2実施例の第11工程を示す断面図である。
【図20】この発明に従った半導体装置の製造方法の第
2実施例の第12工程を示す断面図である。
2実施例の第12工程を示す断面図である。
【図21】この発明に従った半導体装置の製造方法の第
2実施例の第13工程を示す断面図である。
2実施例の第13工程を示す断面図である。
【図22】従来の半導体装置の製造方法の第1工程を示
す断面図である。
す断面図である。
【図23】従来の半導体装置の製造方法の第2工程を示
す断面図である。
す断面図である。
【図24】従来の半導体装置の製造方法の第3工程を示
す断面図である。
す断面図である。
【図25】従来の半導体装置の製造方法の第4工程を示
す断面図である。
す断面図である。
【図26】従来の半導体装置の製造方法の第5工程を示
す断面図である。
す断面図である。
【図27】従来の半導体装置の製造方法の第6工程を示
す断面図である。
す断面図である。
【図28】従来の半導体装置の製造方法の第7工程を示
す断面図である。
す断面図である。
【図29】凹部にSOG膜が形成されているシリコン酸
化膜に希フッ酸を用いてウエットエッチングした状態の
断面図である。
化膜に希フッ酸を用いてウエットエッチングした状態の
断面図である。
【図30】高温アニールによりSOG膜にクラックが発
生している状態を示す断面図である。
生している状態を示す断面図である。
【図31】図30に示す状態で上層配線膜を形成した場
合の断面図である。
合の断面図である。
31 シリコン基板 37a、37b、37c、37d ゲート電極 39 TEOS膜 41 凹部 43a SOG膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−13407(JP,A) 特開 平5−308103(JP,A) 特開 平4−245628(JP,A) 特開 平4−3932(JP,A) 特開 平4−122026(JP,A) 特開 平4−142065(JP,A) 特開 平3−201435(JP,A) 特表 平3−505145(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/316
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板を被覆するように下地形状を
反映して表面に生じた凹部を有するTEOS膜を形成す
る工程と、 前記TEOS膜の凹部を充填するように前記TEOS膜
上にSOG溶液を塗布する工程と、 前記SOG溶液に700℃以下の温度でのみ熱処理をす
ることにより、SOG膜を形成する工程と、 前記SOG膜が完全に除去されるまで、前記SOG膜お
よび前記TEOS膜をドライエッチングを用いてエッチ
バックすることにより前記TEOS膜の表面を平坦化す
る工程と、前記TEOS膜に、700℃以上の温度でアニールを施
す工程と、 を備えた半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04285701A JP3096177B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04285701A JP3096177B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06140387A JPH06140387A (ja) | 1994-05-20 |
JP3096177B2 true JP3096177B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=17694911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04285701A Expired - Fee Related JP3096177B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096177B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MY142897A (en) * | 2007-11-21 | 2011-01-31 | Mimos Berhad | Method of curing defects in spin-on-glass |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP04285701A patent/JP3096177B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06140387A (ja) | 1994-05-20 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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