JP3094736B2 - 自動二輪車のアンチスキッドブレーキ装置 - Google Patents

自動二輪車のアンチスキッドブレーキ装置

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JP3094736B2
JP3094736B2 JP05124409A JP12440993A JP3094736B2 JP 3094736 B2 JP3094736 B2 JP 3094736B2 JP 05124409 A JP05124409 A JP 05124409A JP 12440993 A JP12440993 A JP 12440993A JP 3094736 B2 JP3094736 B2 JP 3094736B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車のアンチスキ
ッドブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】急制動時や、スリップし易い路面上での
制動時において、車輪のロックを防止しながら最短距離
で確実に車両を制動させるアンチスキッドブレーキ装置
は、車輪がロックする前兆が発生した際に制御装置がこ
の前兆を捕らえ、制動機構(ブレーキキャリパ等)に掛
けられているマスターシリンダ圧力を軽減させることで
車輪のロックを回避させ、車輪がロックする前兆が無く
なると同時に上記制御装置がポンプユニットを作動させ
て適当な圧力を上記制動機構に再加圧し、この動作を素
早く繰り返すことによって最短距離での制動を可能にし
ている。
【0003】一般に、自動二輪車に備えられているアン
チスキッドブレーキ装置では、前輪および後輪の制動機
構への再加圧を1台のポンプユニットで行わせており、
このポンプユニットは比較的重量が嵩むため、車体の重
心近傍に位置するように車体フレームのほぼ中央部に設
置される。そして、上記ポンプユニットから前後に延出
するブレーキ配管が、それぞれ前,後輪の制動機構およ
びそのマスターシリンダに接続されるレイアウトとなっ
ている。
【0004】例えば、特開平2−11448号公報に示
されているアンチスキッドブレーキ装置では、ポンプユ
ニットが車体に対して横向きに搭載され、ポンプユニッ
トのブレーキ配管取出し部が車体側面に面している。さ
らに、ブレーキ配管の接続作業を容易にするため、ブレ
ーキ配管取出し部を車体フレームの側方に突出させてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにポンプユニットが車体に対して横向きに搭載され、
ブレーキ配管取出し部が車体フレームの側方に突出して
いるため、自動二輪車が転倒したり、側方から衝撃が加
えられたりした際に、ポンプユニットやブレーキ配管が
損傷する恐れがあった。
【0006】また、ブレーキ配管がポンプユニットの側
部に集結しているため、ブレーキ配管のレイアウト性が
悪い上に、スイングアームに支持されて上下に大きく移
動する後輪の制動機構に繋がるブレーキ配管(ブレーキ
ホース)に曲げや捩じりが加わって損傷が起きやすく、
損傷を防ぐにはブレーキホースを長く形成する必要があ
り、ブレーキ作動油の圧力による膨脹によりブレーキタ
ッチの剛性感が損なわれるという問題点があった。
【0007】さらに、ポンプユニットが車体に対して横
向きに搭載されているので、ポンプユニットを支持する
ために車体フレームの幅を拡げる必要が生じると同時
に、ポンプユニットとドライブチェーンとの干渉を避け
るために、ポンプユニットを上記ドライブチェーンより
も上方に設置しなければならない。したがって、必然的
に着座シートの幅が拡がるとともに、その高さが高くな
り、ライダの足付き性が損なわれてしまう。
【0008】しかも、重量の嵩むポンプユニットが車幅
方向の中心に対してオフセットされることになるので、
車体の左右重量バランスが不均等になり、自動二輪車の
走行安定性を劣化させる懸念があった。
【0009】ところで、ポンプユニットは車体フレーム
に溶接等により設けられた幾つかの取付ブラケットによ
って車体フレームに固定されるが、自動二輪車の場合は
車体の内部スペースが非常に限られているため、車体フ
レームに多数の取付ブラケットを設けることが困難であ
り、ポンプユニットを堅牢に固定させることが難しい。
また、仮に多数の取付ブラケットを車体フレームに設け
られたとしても、この車体フレームをアンチスキッドブ
レーキ装置を備えない自動二輪車に用いる場合には、多
数の取付ブラケットが全て無駄になってしまう。
【0010】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたもので、自動二輪車の転倒時等においてポンプ
ユニットやブレーキ配管を損傷から保護することができ
るとともに、ブレーキ配管のレイアウト性を向上させる
ことができ、さらに後輪の制動機構に繋がるブレーキホ
ースを、その損傷を回避しつつ必要最小限の長さに設定
可能にして良好なブレーキタッチを確保することのでき
る自動二輪車のアンチスキッドブレーキ装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】また、本発明のさらなる目的は、車体の左
右重量バランスを揃えて走行安定性を向上させると同時
に、着座シートの幅を狭く、高さを低く保ってライダの
足付き性を向上させ、かつポンプユニット固定用の取付
ブラケット数を削減して車体構造の簡素化とスペースの
有効利用を図るとともに、車体フレームをアンチスキッ
ドブレーキ装置を備えない自動二輪車にも共用可能にで
きる自動二輪車のアンチスキッドブレーキ装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る自動二輪車のアンチスキッドブレーキ
装置は、請求項1に記載したように、前、後輪の制動機
構への再加圧を行うポンプと、このポンプを駆動するモ
ータとが一体に構成されたポンプユニットが車体フレー
ムのほぼ中央部に設置された自動二輪車のアンチスキッ
ドブレーキ装置において、上記車体フレームを、上記後
輪を支持するスイングアームのピボット軸付近から後方
に延びる左右一対のシートレールおよびシートステーを
備えた構造とし、上記ポンプユニットを、その長手方向
が車体の前後方向に沿うように、かつ上記ピボット軸よ
りも後方で上記左右のシートレールおよびシートステー
により構成される枠内に搭載し、このポンプユニットの
ピボット軸に面する面にブレーキ配管取出し部をまとめ
て設けたことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項2に記載したように、請求項
1の構成において、前記ポンプユニットとバッテリとを
車幅方向に並べて配設し、ポンプユニットを車体フレー
ムに取り付けたポンプユニットホルダに保持するととも
に、このポンプユニットホルダに上記バッテリを一体に
保持した。
【0014】さらに、請求項3に記載したように、請求
項1の構成において、前記ポンプユニットとバッテリと
を車幅方向に並べて配設し、ポンプユニットを上記バッ
テリを挟んで前記後輪を駆動するドライブチェーンの反
対側に設置した。
【0015】そして、請求項4に記載したように、請求
項2の構成において、後輪を懸架するリヤクッションユ
ニットの固定ブラケットを前記ポンプユニットの保持部
材として兼用した。
【0016】
【作用】上記請求項1の構成によれば、万一自動二輪車
が転倒したり、側方から衝撃が加えられた場合に、ポン
プユニットやブレーキ配管が車体フレームのシートレー
ルおよびシートステーから構成される枠体により保護さ
れ、損傷が回避される。また、ブレーキ配管がポンプユ
ニットのピボット軸に面する面にまとめて接続されるこ
とから、ブレーキ配管のレイアウト性が大きく向上する
上に車幅の増大が抑制され、しかも後輪用ブレーキホー
スをピボット軸付近、即ちスイングアームの動きが最小
な場所でポンプユニットに接続可能にし、後輪用ブレー
キホースの損傷を回避しつつ必要最小限の長さに設定し
て良好なブレーキタッチを確保することができる。
【0017】また、請求項2の構成により、重量の嵩む
ポンプユニットが車幅方向の一側に片寄って設置されて
いても、その反対側にポンプユニットとほぼ同重量のバ
ッテリが位置し、これによって車体の左右重量バランス
が均等に保たれる。しかも、車体フレームに取り付けた
ポンプユニットホルダにポンプユニットとバッテリの両
方が保持されるため、車体構造を簡素化することができ
る。
【0018】さらに、請求項3の構成により、車体の左
右重量バランスを良好に保つとともに、ポンプユニット
をドライブチェーンに干渉させずに低位置に設置可能に
し、着座シートの高さを低くしてライダの足付き性を向
上させることができる。
【0019】また、請求項4の構成により、ポンプユニ
ットの保持部材点数を減少させることができ、スペース
の有効利用を図れるとともに、車体フレームの製造コス
トを下げることが可能になる。しかも、車体フレームを
アンチスキッドブレーキ装置を備えない自動二輪車にも
共用することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0021】図1は、本発明に掛かるアンチスキッドブ
レーキ装置を備えた自動二輪車の左側面図、図2は図1
に示す自動二輪車の車体フレームおよびアンチスキッド
ブレーキ装置の一部を示す左側面図、図3は図2のII
I矢視による平面図、図4,図5は上記車体フレームの
後半部分を示す斜視図、図6は図5のVI矢視による正
面図である。
【0022】この自動二輪車1は、例えばダブルクレー
ドル型の車体フレーム2を備えている。この車体フレー
ム2は、前頭部にヘッドパイプ3が位置し、このヘッド
パイプ3から左右一対のタンクレール4L,4Rが後ろ
斜め下方に延び、上記タンクレール4L,4Rの下部
に、補強材となる補強レール5L,5Rが設けられ、こ
の補強レール5L,5Rからダウンステー6L,6Rが
下方に延びて上記タンクレール4L,4Rの後端部に繋
がっている。
【0023】また、タンクレール4L,4Rの中間部か
らは左右一対のシートレール7L,7Rが後方に延ばさ
れ、タンクレール4L,4Rの屈折部からは同じく左右
一対のシートステー8L,8Rが後方に延び、このシー
トステー8L,8Rの後端部が上記シートレール7L,
7Rの後端部に固定されている。なお、左右のタンクレ
ール4L,4Rは、車幅方向に延びるブリッジ部材9,
10,11によって連結される。一方、図4に示すよう
に、左右のシートレール7L,7Rは、同じく車幅方向
に延びるブリッジ部材12,13によって連結されてい
る。なお、上記ブリッジ部材12と前記ブリッジ部材1
1との間には、リヤクッションユニット14の上端部を
固定する固定ブラケット15が設けられている。
【0024】前記ヘッドパイプ3には、前輪16を支持
するフロントフォーク17が、ハンドルバー18ととも
に左右回動自在に枢着される。上記前輪16には、制動
機構となるディスクブレーキ装置19が設けられてい
る。また、タンクレール4L,4Rの屈折部に架設さ
れ、かつシートレール7L,7Rおよびシートステー8
L,8Rの基部に位置するピボット軸21には、後方に
延びるスイングアーム22が上下揺動自在に枢着され、
このスイングアーム22の後端部に後輪23が軸支され
る。スイングアーム22の基端部には、図4に示す前記
リヤクッションユニット14の下端部が図示しないリン
ク部材を介して連結されるため、スイングアーム22が
上下に揺動した際にはリヤクッションユニット14がそ
のショックを吸収するとともに、スイングアーム22を
定位置に復元させる。なお、後輪23にも図示しないデ
ィスクブレーキ装置が設けられている。
【0025】前記補強レール5L,5Rとダウンステー
6L,6Rの間にはエンジン24が搭載されており(図
1)、このエンジン24がドライブチェーン25を介し
て後輪23を駆動するようになっている。また、タンク
レール4L,4R上には燃料タンク26が設置され、シ
ートレール7L,7R上には着座シート27が載置され
ている。ドライブチェーン25は後輪23の左側に位置
している。
【0026】なお、自動二輪車1の車体前部は合成樹脂
製のフロントカウリング28によって覆われており、走
行時における空気抵抗の低減が図られている。また、車
体側面と着座シート27の周囲は、サイドカバー29と
テールカウリング30によってカバーされている。
【0027】この自動二輪車1には、図7,図8に示す
アンチスキッドブレーキ装置32が備えられている。こ
のアンチスキッドブレーキ装置32は、車輪(ここでは
前輪16)の回転を制動する前記ディスクブレーキ装置
19と、マスターシリンダ33と、方向制御弁34と、
減圧シリンダ35と、ポンプユニット36と、制御手段
37と、前輪16の回転速度を検知する車輪速センサ3
8とを備えて構成されている。
【0028】上記ディスクブレーキ装置19は、前輪1
1に回転一体に設けられるディスクロータ19aと、こ
のディスクロータ19aを挟むブレーキキャリパ19b
とから構成される。図1に示すように、上記ブレーキキ
ャリパ19bはフロントフォーク17に固定されてい
る。
【0029】一方、上記マスターシリンダ33は、図3
に示すブレーキレバー39からのブレーキ操作力が加え
られると、内部のピストン33aが図8のように押し込
まれ、マスターシリンダ33内に充填された作動油(ブ
レーキフルード)が吐出されるように構成されている。
【0030】マスターシリンダ33は、流路41によっ
て前記方向制御弁34に接続されており、方向制御弁3
4は流路42によって上記ブレーキキャリパ19bに接
続されている。また、上記流路41と流路42は流路4
3によって接続されており、この流路43の中間部に
は、ブレーキキャリパ19bからマスターシリンダ33
側への作動油の流れのみを許容する逆止弁44が接続さ
れている。なお、上記流路41および流路42は、前記
ポンプユニット36から延出するブレーキ配管となるも
ので、図3に示すように、その中間部が金属パイプ41
a,42aとされ、この金属パイプ41a,42aの両
端部に湾曲自在なブレーキホース41b,42bおよび
41c,42cが接続された構成となっている。
【0031】前記減圧シリンダ35は、流路45によっ
て方向制御弁34に接続され、この流路45と前記流路
41が流路46で接続されている。そして流路46の中
間部には、前記ポンプユニット36のポンプ36aが接
続され、このポンプ36aの前後に、減圧シリンダ35
からマスターシリンダ33側への作動油の流れのみを許
容する逆止弁47,48が接続されている。なお、ポン
プユニット36には、ポンプ36aを駆動するモータ3
6bが一体的に備えられている。
【0032】前記制御手段37は、方向制御弁34を作
動させるソレノイド34aと上記モータ36b、そして
前記車輪速センサ38に結線されている。
【0033】前記ブレーキレバー39が操作されると、
マスターシリンダ33内の作動油が流路41および流路
42を経てブレーキキャリパ19b側に圧送され、この
マスターシリンダ圧力により、ブレーキキャリパ19b
がディスクロータ19aを挟み込んで前輪16の回転を
制動させる。
【0034】また、ブレーキレバー39が解放される
と、ブレーキキャリパ19bに送られた作動油が流路4
2,41を戻ってマスターシリンダ33側に戻され、ブ
レーキキャリパ19bにマスターシリンダ圧力が掛から
なる。したがって、前輪16の制動が解除される(以上
図7参照)。
【0035】急制動時や、スリップし易い路面上での制
動時においては、制動力が強まるにしたがって前輪16
がロックする可能性が高まってくる。制御手段37は、
車輪速センサ38からの入力によって前輪16がロック
する前兆を捕らえ、その際にはソレノイド34aを操作
して方向制御弁34を図7の状態から図8の状態に動作
させる。
【0036】すると、流路41が閉鎖されてマスターシ
リンダ圧力がブレーキキャリパ19bに掛からなくなる
とともに、流路42と流路45が連通してブレーキキャ
リパ19bに掛けられていたマスターシリンダ圧力が減
圧シリンダ35に逃がされ、作動油が減圧シリンダ35
に蓄積される。このため、ブレーキキャリパ19bがデ
ィスクロータ19aを挟む力が緩められ、前輪16のロ
ックが回避される。
【0037】前輪16がロックする前兆がなくなると、
制御手段37が直ちに方向制御弁34を図8の状態から
図7の状態に戻し、減圧シリンダ35に蓄積された作動
油をポンプユニット36によってブレーキキャリパ19
b側に戻し、ブレーキキャリパ19bを再加圧させる。
この時のポンプユニット36のポンプ圧力は、制御手段
37の演算により、前輪16をロックさせることのない
圧力に調整される。
【0038】これらの動作が素早く繰り返される(アン
チスキッド作用)ことにより、前輪16をロックさせる
ことなく強力な制動力が得られ、自動二輪車1を最短距
離で安全に停止させることが可能となる。
【0039】なお、このアンチスキッドブレーキ装置3
2には、さらに後輪23用の図示しないディスクブレー
キ装置およびマスターシリンダ、減圧シリンダ、方向制
御弁等が備えられ、これらの部材もポンプユニット36
および制御手段37に接続される。
【0040】さて、前に述べたように、また、図2〜図
6および図9,10に示すように、ポンプユニット36
はポンプ36aとモータ36bが一体に構成されたもの
であり、車体フレーム2のほぼ中央部に、かつピボット
軸21よりも後位置に設置されている。ポンプユニット
36は、その長手方向が自動二輪車1の前後方向に沿う
ように、またポンプユニット36全体が車体フレーム2
のシートレール7L,7Rおよびシートステー8L,8
Rにより構成された枠内に収まるように搭載され、ポン
プ36aのブレーキ配管取出し部51(図3,4,9参
照)は、ピボット軸21に面する面(前面)にまとめて
設けられている。
【0041】さらに、ポンプユニット36はバッテリ5
2とともに車幅方向に並べて設置され、図6に示すよう
に、上記バッテリ52を挟んでドライブチェーン25の
反対側(車体右側)に設置されている。
【0042】図9,10に示すように、ポンプユニット
36はポンプユニットホルダ53に保持され、このポン
プユニットホルダ53が車体フレーム2に固定される。
ポンプユニットホルダ53には、ポンプユニット36を
保持するポンプユニット保持部54と、バッテリ52を
一体に保持するバッテリ保持部55とが備えられてお
り、ポンプユニットホルダ53の上部には、車体フレー
ム2のシートレール7L,7Rにボルト止めされる上部
固定部56L,56Rが設けられ、ポンプユニットホル
ダ53の前部には、前記リヤクッションユニット14固
定用の固定ブラケット15にボルト止めされる前部固定
部57が設けられている。即ち、上記固定ブラケット1
5は、ポンプユニット36の保持部材として兼用されて
いる。
【0043】また、図10に示すように、ポンプユニッ
ト36の右側部には、他の車体部品、例えばリレー58
を支持する支持部材59が設置されている。この支持部
材59は、ビス61等でポンプユニットホルダ53の右
側面に固定される。支持部材59には保持部59aが設
けられており、この保持部59aにリレー58のフック
58aが掛止される。なお、ポンプユニット36とバッ
テリ52、ならびに支持部材59の側方は、前記サイド
カバー29によりカバーされる。
【0044】以上のように構成されたアンチスキッドブ
レーキ装置32は、ポンプユニット36が、その長手方
向を車体の前後方向に沿わせて、かつピボット軸21よ
りも後方にて左右のシートレール7L,7Rおよびシー
トステー8L,8Rにより構成される枠内に搭載されて
いるため、万一自動二輪車1が転倒したり、側方から衝
撃が加えられた場合に、ポンプユニット36やブレーキ
配管(流路41,42)がシートレール7L,7Rやシ
ートステー8L,8Rによって保護され、損傷が回避さ
れる。なお、ポンプユニット36の側部に設置された他
の車体部品の支持部材59によってもポンプユニット3
6が確実にガードされ、損傷から守られる。
【0045】また、ポンプユニット36のブレーキ配管
取出し部51がピボット軸21に面する面にまとめて設
けられており、ブレーキ配管(41,42)のブレーキ
ホース41c,42cがポンプユニット36の前面付近
に接続されるため、ブレーキ配管(41,42)全体の
レイアウト性が大きく向上するとともに、ブレーキホー
ス41c,42cがポンプユニット36の側方に突出せ
ず、これにより車体フレーム2(7L,7R,8L,8
R)の幅を小さく保つことができる。
【0046】さらに、後輪23の図示しないディスクブ
レーキ装置に繋がるブレーキホースを、スイングアーム
22の動きが最小であるピボット軸21の付近でポンプ
ユニット36に接続できるので、スイングアーム22の
上下揺動に伴い後輪用ブレーキホースに曲げや捩じりが
加わることを防止することができる。このため、損傷を
防ぐ目的でブレーキホースを長く形成する必要がなく、
よって後輪用ブレーキホースの長さを必要最小限に設定
して良好なブレーキタッチを確保することができる。
【0047】一方、車体フレーム2に取り付けたポンプ
ユニットホルダ53により、ポンプユニット36と、こ
れとほぼ同重量のバッテリ52とを車幅方向に並べて配
設したので、車体の左右重量バランスを均等化して自動
二輪車1の走行安定性を良好に保つとともに、バッテリ
52専用の保持部材を不要にして車体構造を簡素化する
ことができる。
【0048】さらに、ポンプユニット36をバッテリ5
2を挟んでドライブチェーン25の反対側に設置したこ
とから、ポンプユニット36をドライブチェーン25に
干渉させることなく低位置に設置可能にすることができ
る。そして、この効果と、前述の如く車体フレーム2の
幅を小さく保つことができる効果から、着座シート27
の幅を狭く、高さを低くし、ライダの足付き性を大幅に
向上させることができる。
【0049】また、リヤクッションユニット14の固定
ブラケット15をポンプユニット36の保持部材として
兼用したため、ポンプユニット36の保持部材(上部固
定部56L,56R)の点数を減少させることができ、
スペースの有効利用を図れるとともに、車体フレーム2
の製造コストを下げることが可能となる。その上、車体
フレーム2にポンプユニット36設置用の多数の取付ブ
ラケット類を溶接等によって設けなくてもよいことか
ら、この車体フレーム2をアンチスキッドブレーキ装置
を備えない自動二輪車にも共用することができる。
【0050】ところで、図11は図1のXI−XI線に
沿うディスクブレーキ装置19の断面図で、図12は図
11のXII矢視によるディスクブレーキ装置19の右
側面図である。
【0051】フロントフォーク17の先端部にはアクス
ルシャフト62が固定され、このアクスルシャフト62
に前輪16がベアリング63,64を介して回転自在に
軸支され、前輪16の両側面にディスクロータ19aが
ボルト65で回転一体に固定されている。
【0052】例えば前輪16の軸支部左側には、スピー
ドメータを作動させるスピードセンサ66が設置され、
前輪16の軸支部右側には前に述べた車輪速センサ38
が設けられている。ここで、車輪速センサ38は、前輪
16軸支部の右側に位置するセンサプレート67に固定
されており、センサプレート67はストッパ68によっ
てフロントフォーク17に固定されている。
【0053】一方、前輪16にはセンサリング69が圧
入等の固定手段によって固定されている。このセンサリ
ング69の外周部には、ギヤ状の切欠き69aが等間隔
に設けられており、センサリング69は上記センサプレ
ート67によってカバーされている。
【0054】車輪速センサ先端38のセンサ部分38a
は、センサプレート67の内側に突出しており、このセ
ンサ部分38aが上記センサリング69の切欠き69a
に対面している。したがって、前輪16が回転すると、
センサリング69が一体に回転し、切欠き69aの移動
量がセンサ部分38aに読み取られる。
【0055】このようなセンサリング69の設置構造を
採用した場合、センサリング69の圧入部が前記ベアリ
ング63,64の圧入部とともに前輪16に同時加工さ
れる(同一チャック状態で加工される)ため、前輪16
とセンサリング69との同心度が大きく向上し、車輪速
センサ38のセンサ部分38aとセンサリング69の切
欠き69aとの間のギャップが全周に亘って一定とな
る。このため、正確な速度読み取りが可能になり、アン
チスキッドブレーキ装置32の作動がより確実なものと
なる。
【0056】しかも、ボルト等を用いてセンサリング6
9を前輪16に固定させる必要がなくなるため、車輪速
センサ38が誤って上記ボルト等の動きを読み取り、誤
動作を引き起こす恐れがない。また、上記ボルト等が不
要になることと、センサリング69を小径化可能なこと
から、部品点数および組付工数の削減と軽量化を図るこ
とができる。
【0057】なお、このようなセンサリング69の固定
構造を、後輪23側のブレーキ装置に設けても良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車のアンチスキッドブレーキ装置は、前、後輪の制
動機構への再加圧を行うポンプと、このポンプを駆動す
るモータとが一体に構成されたポンプユニットが車体フ
レームのほぼ中央部に設置された自動二輪車のアンチス
キッドブレーキ装置において、上記車体フレームを、上
記後輪を支持するスイングアームのピボット軸付近から
後方に延びる左右一対のシートレールおよびシートステ
ーを備えた構造とし、上記ポンプユニットを、その長手
方向が車体の前後方向に沿うように、かつ上記ピボット
軸よりも後方で上記左右のシートレールおよびシートス
テーにより構成される枠内に搭載し、このポンプユニッ
トのピボット軸に面する面にブレーキ配管取出し部をま
とめて設けたことを特徴とするものである。
【0059】これにより、万一自動二輪車が転倒した
り、側方から衝撃が加えられた場合に、ポンプユニット
やブレーキ配管が車体フレームのシートレールおよびシ
ートステーから構成される枠体により保護され、損傷が
回避されるとともに、ブレーキ配管がポンプユニットの
前面付近に接続されるため、ブレーキ配管のレイアウト
性を大きく向上させ、かつブレーキ配管の側方への突出
を防いで車幅の増大を防止することができる。しかも、
後輪用ブレーキホースをピボット軸付近、即ちスイング
アームの動きの最も小さい場所でポンプユニットに接続
できるので、後輪用ブレーキホースの損傷を回避しつつ
必要最小限の長さに設定して良好なブレーキタッチを確
保することができる。
【0060】また、本発明に係る自動二輪車のアンチス
キッドブレーキ装置は、前記ポンプユニットとバッテリ
とを車幅方向に並べて配設し、ポンプユニットを車体フ
レームに取り付けたポンプユニットホルダに保持すると
ともに、このポンプユニットホルダに上記バッテリを一
体に保持したので、重量の嵩むポンプユニットが車幅方
向の一側に片寄って設置されていても、その反対側にポ
ンプユニットとほぼ同重量のバッテリが位置し、これに
より車体の左右重量バランスを均等化して自動二輪車の
走行安定性を良好に保つとともに、ポンプユニットホル
ダにポンプユニットとバッテリの両方を保持させて車体
構造を簡素化することができる。
【0061】さらに、本発明に係る自動二輪車のアンチ
スキッドブレーキ装置は、前記ポンプユニットとバッテ
リとを車幅方向に並べて配設し、ポンプユニットを上記
バッテリを挟んで前記後輪を駆動するドライブチェーン
の反対側に設置したので、車体の左右重量バランスを良
好に保つとともに、ポンプユニットをドライブチェーン
に干渉させずに低位置に設置可能にし、着座シートの高
さを低くしてライダの足付き性を向上させることができ
る。
【0062】そして、本発明に係る自動二輪車のアンチ
スキッドブレーキ装置は、後輪を懸架するリヤクッショ
ンユニットの固定ブラケットを前記ポンプユニットの保
持部材として兼用したため、ポンプユニットの保持部材
点数を減少させてスペースの有効利用と車体フレームの
製造コスト低下を図ることができる上、車体フレームを
アンチスキッドブレーキ装置を備えない自動二輪車にも
共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に掛かるアンチスキッドブレーキ装置を
備えた自動二輪車の左側面。
【図2】図1に示す自動二輪車の車体フレームおよびア
ンチスキッドブレーキ装置の一部を示す左側面図。
【図3】本発明の一実施例を示すもので、図2のIII
矢視による平面図。
【図4】車体フレームの後半部分を右斜め前方から示す
斜視図。
【図5】車体フレームの後半部分を左斜め後方から示す
斜視図。
【図6】図5のVI矢視による正面図。
【図7】アンチスキッドブレーキ装置の構成図で、車輪
がロックする前兆が生じていない状態を示す図。
【図8】アンチスキッドブレーキ装置の構成図で、車輪
がロックする前兆が生じている状態を示す図。
【図9】ポンプユニットおよびポンプユニットホルダを
左斜め前方から見た斜視図。
【図10】ポンプユニットおよびポンプユニットホルダ
を右斜め後方から見た斜視図。
【図11】図1のXI−XI線に沿うディスクブレーキ
装置の断面図。
【図12】図11のXII矢視によるディスクブレーキ
装置の右側面図。
【符号の説明】
1 自動二輪車 2 車体フレーム 7L,7R シートレール 8L,8R シートステー 14 リヤクッションユニット 15 固定ブラケット 16 前輪 19 制動機構であるディスクブレーキ装置 21 ピボット軸 22 スイングアーム 23 後輪 25 ドライブチェーン 32 アンチスキッドブレーキ装置 33 マスターシリンダ 34 方向制御弁 35 減圧シリンダ 36 ポンプユニット 36a ポンプ 36b モータ 37 制御手段 38 車輪速センサ 41,42 ブレーキ配管となる流路 51 ブレーキ配管取出し部 52 バッテリ 53 ポンプユニットホルダ 59 支持部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−116667(JP,A) 特開 昭57−58543(JP,A) 特開 平2−11448(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/00 - 17/18 B62K 11/00 - 25/24 B62L 1/00 - 5/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前、後輪の制動機構への再加圧を行うポ
    ンプと、このポンプを駆動するモータとが一体に構成さ
    れたポンプユニットが車体フレームのほぼ中央部に設置
    された自動二輪車のアンチスキッドブレーキ装置におい
    て、上記車体フレームを、上記後輪を支持するスイング
    アームのピボット軸付近から後方に延びる左右一対のシ
    ートレールおよびシートステーを備えた構造とし、上記
    ポンプユニットを、その長手方向が車体の前後方向に沿
    うように、かつ上記ピボット軸よりも後方で上記左右の
    シートレールおよびシートステーにより構成される枠内
    に搭載し、このポンプユニットのピボット軸に面する面
    にブレーキ配管取出し部をまとめて設けたことを特徴と
    する自動二輪車のアンチスキッドブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記ポンプユニットとバッテリとを車幅
    方向に並べて配設し、ポンプユニットを車体フレームに
    取り付けたポンプユニットホルダに保持するとともに、
    このポンプユニットホルダに上記バッテリを一体に保持
    した請求項1に記載の自動二輪車のアンチスキッドブレ
    ーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記ポンプユニットとバッテリとを車幅
    方向に並べて配設し、ポンプユニットを上記バッテリを
    挟んで前記後輪を駆動するドライブチェーンの反対側に
    設置した請求項1に記載の自動二輪車のアンチスキッド
    ブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 後輪を懸架するリヤクッションユニット
    の固定ブラケットを前記ポンプユニットの保持部材とし
    て兼用した請求項2に記載の自動二輪車のアンチスキッ
    ドブレーキ装置。
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