JP3093605B2 - 画像編集装置 - Google Patents
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- JP3093605B2 JP3093605B2 JP11487095A JP11487095A JP3093605B2 JP 3093605 B2 JP3093605 B2 JP 3093605B2 JP 11487095 A JP11487095 A JP 11487095A JP 11487095 A JP11487095 A JP 11487095A JP 3093605 B2 JP3093605 B2 JP 3093605B2
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Description
電子知育玩具等の情報処理装置において、色編集機能を
持つ各種装置、及びその装置上で操作されるアプリケー
ションソフト等、画像データを作成し編集する画像編集
装置に関するものである。
て、中間色や多色カラー等の表現を行うには、2値デー
タで出力する場合と、多値データで出力する場合とがあ
る。前者は、ディザ化、または誤差拡散手法によって、
単位面積に各情報を展開して目的表現を実現する方法で
ある。後者は複数の階調マップで目的表現を展開するも
のである。カラー表現を行う場合は、上記2つのいずれ
の手法においても同色の1つの色テーブルで管理するこ
とで制御を行いやすくできるので、色テーブル管理の手
法を持つことが一般的である。
の問題を有しているが、この問題点の解決法は、例えば
特開昭62−198895号公報に開示されている。上
記公報では、各単位面積に「縞」が出るのを押さえるた
めに、予め縞模様や斑のない中間色のドットパターンを
作成し登録する装置を提案している。
は、有限の色テーブルを入れ替えることでほとんど無限
の色テーブルを持つ装置が開示されている。さらに、入
力手段に関しては、特開平4−279980号公報に、
スタイラス等でのペン圧力量によって色の明度、彩度、
及び色相を制御する装置が開示されている。
技術では、混合色を作成する混色作成機能は、情報処理
装置独自の表示形式及び入力手段であり、電子機器の操
作に慣れていないユーザにとっては混色作成は高度な技
術を必要とするものである。即ち、従来の技術は以下の
問題点を有している。
のカラー表示に関する専門の知識が必要である。また、
電子機器独自の作業が必要であり、実際に絵画などで行
う混色作業とは結びつかないものである。例えば、混色
を作成する際には、色番号を入力したり、マトリックス
表の中から色を指定しなければならない。また、混色の
明度、彩度、及び色相等を変更する場合には、数値を入
力したり、スクロールバーで変更したりする必要があ
る。
示するため、結果を見てからのフィードバックの回数、
時間がかかる。作成した混色と混色、または混色と基
本色を混ぜ合わせることができない。作成した混色に
模様のパターン情報を作成時に付加することができな
い。
は色見本から番号で入力するものであるので、基本色の
選択が難解であり、色名や色調名等で基本色を指定する
ことができない。
い。つまり、作成した混色を基本色として呼び出すこと
ができない。また、作成した混色に色データ以外の情報
を付加して保存することができない。
たものであって、その目的は、画像表示を工夫すること
により、専門知識がなくとも「感覚」に基づいて混色を
作成し得る画像編集装置を提供することにある。
めに、本発明の請求項1記載の画像編集装置は、色を指
定する入力部と、該入力部からのデータにより2色の混
合を行い混合色を生成する処理部と、上記データ及び混
合色を格納する記憶部(例えば、ROM、RAM、NV
RAM、表示用メモリ)と、上記データ及び混合色を表
示する表示部とを有する画像編集装置において、上記表
示部における表示画面は、基本となる複数の色を表示す
る基本色表示領域(例えば、基本色表示群)と、入力部
により同一場所に指定された2色を混ぜ合わせる混色領
域とを配置し、該混色領域は複数の領域を備えるととも
に、混色を行う際に、上記表示画面上の対象を指示する
対象指示手段の色が変化することを特徴としている。
合わせて混合色を作成する画像編集装置において、混ぜ
合わせる色を指示する対象指示手段(例えば、カーソ
ル)と、混ぜ合わせる色の基本となる色を表示する基本
色表示領域と、上記対象指示手段によって指示された色
を上記対象指示手段で指定された同一場所で混ぜ合わせ
て混合色を表示する領域を持つ混色領域とを備えた表示
画面を表示する表示部とを有し、混合色を作成する際
に、上記表示画面に表示される色を上記対象指示手段で
指示すると上記対象指示手段は指示した色で表示される
ことを特徴としている。
指示手段で指示した上記表示画面に表示される色と、上
記指示した色と混ぜ合わせるべく上記対象指示手段で指
定された上記混色領域に表示される色とが異なる色の場
合には、上記対象指示手段で指示した色が上記混色領域
で指定された色と混ぜ合わされ、混合色が作成されると
ともに、上記対象指示手段は、前記作成された混合色で
表示されることを特徴としている。
指示手段で指示した、上記表示画面に表示される色と透
明色を含む2色以上の色を使用し、その色の違いにより
模様を形成した色の形状であるパターンと、上記指示し
たパターンと混ぜ合わせるべく上記対象指示手段で指定
された上記混色領域に表示される色とが異なる色の場合
には、上記対象指示手段で指示したパターンを構成する
色と上記対象指示手段で指定した色とが混ぜ合わされ混
合色が作成されることを特徴としている。
領域に表示される色の領域に対して、上記表示画面に表
示される色を指示した上記対象指示手段を動かすと、該
対象指示手段を動かした軌跡の部分において、色の混ぜ
合わせが行われることを特徴としている。
指示手段を動かして、あらかじめ登録した特定の記号を
意味する軌跡を描くことにより、上記記号に定義された
画像編集機能あるいは色の選択が行われることを特徴と
している。
により表示画面が示される。上記表示画面には基本とな
る複数の色を表示する基本色表示領域が配されているの
で、ペンやマウス等の入力部により基本色を指定するこ
とができる。基本色を2色選び、その2色を混色領域の
同一場所に指定することにより、混色領域に上記2色を
混ぜ合わせた混合色が表示される。
備えているので、複数の箇所で同時に混色を行うことが
できる。従って、例えば、再度基本色を指定してから混
色を作成した箇所を指定すると、上記混合色が新たに指
定した基本色とさらに混ぜ合わされた混合色が作成され
る。つまり、基本色と作成した混合色とを混ぜ合わせる
ことができる。また、作成した混合色どうしを混ぜ合わ
せることも可能である。
できなかったが、本願では混色どうしの混ぜ合わせも可
能であるので、作成する色の幅が拡がる。また、実際に
画面上で、混ぜる色や混ぜた結果の明度、彩度等の変化
を見ながら混合色を作り出すことができる。さらに、基
本色を指定する際に、色番号を入力して色を指定する従
来のものと比べ、色そのものを指定して選ぶことができ
るので、自然な操作環境に近くなり、初心者でも容易に
操作が可能である。
の対象を指示する対象指示手段の色が変化する。これに
より、実際の絵の具と同じような感覚で、混色作業を行
うことができるので、ユーザが戸惑うことなく、自然に
操作できる。
示部により表示画面が示される。上記表示画面には基本
となる複数の色を表示する基本色表示領域が配されてい
るので、カーソル等の対象指示手段により基本色を指示
することができる。基本色を 2色選び、その2色を混色
領域の同一場所に指定することにより、混色領域に上記
2色を混ぜ合わせた混合色が表示される。
備えているので、複数の箇所で同時に混色を行うことが
できる。従って、例えば、再度基本色を指定してから混
色を作成した箇所を指定すると、上記混合色が新たに指
定した基本色とさらに混ぜ合わされた混合色が作成され
る。つまり、基本色と作成した混合色とを混ぜ合わせる
ことができる。また、作成した混合色どうしを混ぜ合わ
せることも可能である。
できなかったが、本願では混色どうしの混ぜ合わせも可
能であるので、作成する色の幅が拡がる。また、実際に
画面上で、混ぜる色や混ぜた結果の明度、彩度等の変化
を見ながら混合色を作り出すことができる。さらに、基
本色を指定する際に、色番号を入力して色を指定する従
来のものと比べ、色そのものを指定して選ぶことができ
るので、自然な操作環境に近くなり、初心者でも容易に
操作が可能である。
表示される色を対象指示手段で指示すると、対象指示手
段は指示した色で表示される。これにより、実際の絵の
具と同じような感覚で、混色作業を行うことができるの
で、ユーザが戸惑うことなく、自然に操作できる。
のようになる。即ち、まず混色領域内に2色(例えば、
赤色と青色)を指定する。このとき、対象指示手段は2
色の内のどちらかの色(例えば、赤色)になっている。
次に、対象指示手段で対象指示手段と同じ色(赤色)の
混色領域を指示すると、比較手段により混色領域の色と
対象指示手段の色とが同じ色であると判断され、対象指
示手段の色は変化しない。一方、対象指示手段で他方の
色(青色)の混色領域を指示すると、比較手段により異
なる色であると判断され、対象指示手段の色(赤色)と
混色領域の色(青色)とが混ぜ合わされる。従って、対
象指示手段の色は、混合色(紫色)となって表示され
る。
て絵の具を混合する作業が、画面上の混色領域内で再現
される。つまり、対象指示手段が筆の役割を果たす。こ
の結果、実際の絵の具と同じような感覚で、混色作業を
行うことができるので、ユーザが戸惑うことなく、自然
に操作できる。
合色を作成する場合に、色とパターンを構成する色との
混色を行うことができるので、混色作成の幅が拡がる。
色領域において、対象指示手段を動かすと、該対象指示
手段を動かした軌跡の部分が混色されるので、より実際
的且つ自然形態にて混色結果を逐次表示できる。
力部によって、特定の記号を手続きに従った軌跡によっ
て描くことによって、その記号に定義された画像編集機
能あるいは色の選択が行われるので、例えば、特定の軌
道(ジェスチャー)を付加して保存・呼び出し等を行う
ことができる。また、ジェスチャーにより、基本色を1
色またはグループ単位で迅速且つ簡便に入れ替えること
ができる。
に基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施例に
かかる画像編集装置は、図2に示すように、入力部1、
処理部2、表示部8、及び外部記憶部10を有してい
る。
キー、及びペン等により構成され、実行すべき命令や、
処理部2より要求されたデータを入力する。また、色や
パターン等の指定を行う。
システム全体を制御すると共に、入力部1にて指定され
た命令を実行し処理する。処理部2は、MPU3と、R
OM4、RAM5、及びNVRAM6(記憶部)と、タ
イマー7とを備えている。NVRAM6は、RAM5の
ように読み書きが可能であると共に、電源を遮断しても
内容が消去されない記憶素子である。
示装置、表示用メモリ9(記憶部)、及び表示制御装置
等により構成される。表示部8は、表示メモリ9のデー
タを元にグラフィカルに表示を行う。
フロッピーディスク等により構成される。外部記憶部1
0は、処理プログラムや処理部2が必要に応じてデータ
を一時的に保存したり、ユーザがデータ保存を行うため
に使用する。
時の基本画面を示す。これは、絵の具で絵を描くときに
使用するパレットをイメージした図柄をグラフィカルに
表示している。上記基本画面には、混合色の作成を行う
混色作業を行うパレット20と、アイコン等の機能選択
表示群23とが表示される。このパレット20により、
実際に絵の具で混色を行うのと同じような感覚で色を作
成する。機能選択表示群23は、パレット20の上部に
配置され、ユーザは機能選択表示群23の表示に基づい
て、元のアプリケーションの画面へ戻ったり、後述の基
本色及び作成した色の保存や呼び出し等の機能を実行す
る。なお、機能選択表示群23の位置はパレット20以
外の領域ならばどこでもよい。
の原液をのせるように、その上部に基本色表示群21が
配置されると共に、中央部に混色領域22が配置され
る。上記のような配置により、ペン等の入力手段にて画
面の下側から、また右利きの場合は右側から入力する場
合、ユーザの手によって基本色表示群21が遮られるの
を防ぎ、現在表示されている基本色を常に見ることがで
きるようにしている。
は、混色を行う元となる基本の色を表示する。ユーザは
基本色表示群21に表示されている基本色を選択し、混
色領域22で混色を行う。混色領域22は、実際に基本
色の混ぜ合わせ、あるいは作成中の色との混ぜ合わせを
行う領域である。つまり、混ぜ合わすことができる色は
基本色どうしだけでなく、混色領域22で混色中の色も
含まれる。なお、基本色表示群21に基本色として表示
される色は、混色に良く使われる色であり、また、色数
が少ないのでユーザは指定しやすくなっている。
する場所は1か所だけではない。即ち、図3に示すよう
に、例えば、領域22a・22b・22c・22dの4
か所で作成できる。従って、作成中の色を混色領域22
内の別の場所へ複写することができる。なお、混色領域
22の作成場所は4か所に限られることはない。
22bで混色を作成したとする。この混色の色をもう少
し変えたい場合に、今作成した混色を採っておく必要が
ある。この方法として、上記混色を選択し、領域22d
へカーソルを持っていくと、上記混色と同じ色が表示さ
れる。これが複写である。複写は混色領域22だけでな
く、基本色表示群21と混色領域22との間でも行うこ
とができる。ここで、カーソル(対象指示手段)とは画
面上のどこが対象とされているかを示すための表示であ
る。
述べる。領域22a及び領域22b内の色A及び色B
は、領域内で作成された色、あるいは基本色より複写し
た色である。色Aを選択して、領域22cへ複写する
と、領域22cの色は色Aになる。次に、色Bを選択
し、領域22cで混色を行うと領域22cの色は色Cと
なる。この色Cは色Aと色Bとを混ぜ合わせた色であ
る。これが混色領域22内での混色である。
する。基本色のデータは、図4に示すフォーマットによ
り管理されており、ROM4、RAM5、NVRAM6
に格納されている。パレット20上の基本色はこのデー
タを元に表示される。従って、パレット20上の基本色
を選択すると、図4のフォーマットがカーソルのデータ
として取得される。
の基本となる光の3原色(赤色、青色、緑色)の輝度を
変化させて色を作成する。各3原色には、それぞれ8ビ
ット割り当ててある。従って、各色に割り当てられてい
る輝度のビット数で表示可能な色の数が決まるので、1
画素に各色8ビットを割り当てると1677万色の表示
が可能となる。
表すデータタイプ領域がある。データタイプ領域の内容
により、単なる色データかパターンデータであるか等の
判定を行う。なお、パターンとは、2種以上の色(透明
を含む)を使用し、その色の違いにより、模様や図形を
認識できるようにした色の形状のことである。そして、
混色は色どうしだけでなく、パターンと色とによる混色
も行うことができる。
タを元に混色方法や表示方法が決められる。また、混色
がパターンである場合、データタイプ領域のデータによ
り、定形パターンと不定形パターンとの判別も行われ
る。なお、定形パターンとは格子や水玉等の予め設定さ
れているパターンであり、不定形パターンとはユーザが
作ったパターンのことである。
ターンは予め設定されているため、定形パターンの種類
を表す記号とパターン外の色とパターンの色との領域だ
けでよい(図4(b)参照)。不定形パターンのデータ
の持ち方は、上記図4(a)(b)のようなデータの持
ち方はできず、データタイプとパターンデータとの構成
になる(図4(c)参照)。混色の場合にはこれらのデ
ータを元に、後述の混色比率と共に計算され、混色後の
色を決定する。
ようなテーブルあるいは表により管理されている。“基
本色の番号”は便宜的に付けられた番号であり、基本色
の取得、変更の場合、他の基本色と区別するために使用
される。“基本色の表示”は、表示を行うか行わないか
の設定であり、ここを操作することにより、前記基本画
面における基本色の表示数を増減することができる。
の座標が格納される。この座標は、後述の“表示形式”
で指定する基本色の表示形状が考慮されて、基本色が必
ずパレット20上に配置されるように設定される。“色
データのあるアドレス”は、表示される基本色のデータ
(図4参照)の先頭を指すように設定されている。基本
色はこのデータを元に表示される。
め決められた表示形状の番号が格納される。図5のよう
なデータ形式にしておくことにより、表示される基本色
の移動や増減、基本色の表示形式の変更が可能である。
従って、混色領域22は事実上、パレット20上の基本
色が表示される領域以外の領域となる。
ータを混色領域22に表示するための色データとしてそ
のまま使用し、図4の基本色のデータ形式と一致させる
ことにより処理が可能となる。しかし、混色領域22の
色は前に述べた定形パターンが付加されている場合があ
る。この場合、色データとパターンデータとを区別する
ために判定用メモリが用意される。判定用メモリは、R
AM5上、あるいは表示用メモリ9の一部に割り当てら
れる。これらを図6に示す。
域と同様に、色の3原色で表され、表示用メモリ9上に
ある。表示はこのデータを元に表示部8にて表示装置が
扱える信号に変換される。一方、判定用メモリ上には判
定用データ領域がある。判定用データには定形パターン
の数、及び1つの不定形パターンであることを表す領域
がある。混色及び表示はこの領域を参照して行われる。
図7のフローチャートに基づいて説明する。ユーザが描
画アプリケーション内の色作成を選択すると(S1)、
図1に示す色作成の基本画面を表示する(S2)。基本
画面上で色作成機能を使用した場合(S3)、色を混ぜ
合わせる混色作成の処理を行う(S4)。色作成機能を
使用せず、“基本色変更”を選択すると(S5)、基本
色表示群に表示されている基本色の変更を行う(S
6)。
基本色の“保存・登録”を選択した場合(S7)、基本
色の保存及び登録の処理を行う(S8)。“保存・登
録”を選択せず、さらに基本色の“呼び出し”を選択す
ると(S9)、保存された色を呼び出す。このとき、呼
び出す場所を指定後実行することにより、指定された色
に置き換えられる(S10)。
“設定”を選択すると(S11)、混色の場合に使用す
る混色比率等のパラメータの設定を行う(S12)。
“設定”を選択しなかったときには、処理を終了するか
どうかを判断する(S13)。処理を終了し、目的の色
ができあがると、その色を描画を行う色に設定して元の
アプリケーションに戻り、描画を行う。なお、元のアプ
リケーションに戻ったり、色作成機能上での別の機能
(混色、基本色の変更、登録、呼び出し等)へ移る場合
は、前記機能選択表示群に表示された内容を選択するこ
とにより、選択された機能が実行される。
呼び出し、及び設定の各処理について以下に説明する。
まず、S4の混色作成処理については、図8のフローチ
ャートと図9とに基づいて説明する。なお、以下の括弧
内の色は、紫色を作成する場合の例を示す。
色(赤色と青色)の準備を行う(S21)。入力部によ
りパレット20上の基本色、あるいはすでに作成されて
いる混色領域内の色から1つの色(赤色)を選択する
(S22、図9(a)参照)。このとき、選択方法とし
ては、キーボードの場合は、各基本色に記号を付記して
おき、その記号により選択する。マウスであれば、マウ
スのカーソルを移動させ、ボタンを押すことによって選
択する。ペンであれば、直接ペン先を色のところへもっ
て行くことによって選択する。
風の混色方法かを判断する(S23)。S23で通常の
混色方法の場合、続いて、選択した状態で混色領域22
へカーソルを移動する。このとき、混色の設定があるか
どうかを判断する(S24)。S24において、混色の
設定がない場合には、混色領域22は選んだ色と同じ色
(赤色)に変わる。つまり、複写される(S25)。
ている場合には、混色領域22は前に作成した色、ある
いはデフォルトになっている(赤色)。そして、S22
で選択し混色領域22に複写した色とは別の色(青色)
を選択すると(S26)、後述の混合比率で混色が行わ
れ、混色領域22の色が変化(赤紫色)する(S27、
図9(b)参照)。
ぜ合わせを行うことにより混ぜ合わせ具合を確認でき
る。上記操作を繰り返すことにより、目的の色(紫色)
を生成する(図9(c)参照)。
法が選択された場合を、図8のフローチャートと図10
とに基づいて説明する。ここで、絵の具風混色方法と
は、実際の絵の具と同じような方法で混色を行う方法で
ある。
表示群21に表示された基本色を領域22e・22fへ
複写する(S22)。次にS23において、絵の具風混
色方法と判断された場合、カーソルの色と混色領域22
の色とが異なるかどうかを判断する(S28)。S28
で、異なる色の場合、続けて混色の設定が行われている
かの判断を行う(S29)。
おいた場合、絵の具を混ぜ合わせるのと同じように、例
えば、軌跡24で示すようにカーソルを動かす(図10
(b)参照)。すると、軌跡24の部分のみ混色が行わ
れる(S30)。通常の混色方法では、混色を行う側の
色、つまりカーソルの色は変化(混色)しないが、この
場合の混色方法では、絵の具を筆で混ぜる場合と同じよ
うにカーソルの色も変化する。つまり、混色はカーソル
の色についても行われる。カーソルの色の混色について
は、カーソルの色が混色される色となり、混色領域22
の色が混色を行う色となる。次に、処理を終了するかど
うかを判断し(S32)、終了するときは基本画面に戻
り、終了しないときはS28の工程へ戻る。
場合、重ね書きが行われる(S31)。また、上記S2
8において、カーソルの色と、混色領域22の色とが同
じ場合には、S32の工程へ進む。なお、上記S23の
混色方法の選択は、基本画面における前記機能選択表示
群で選択が可能である。
説明する。カーソルが混色領域へ移動したとき、混色を
しないように設定されていれば、前記判定用メモリに色
のみが設定される。これらはパレットの混色領域内の1
画素単位に行われる。
ルの色データ、表示用メモリの色データ、及び混合比率
により前記処理部にて演算が行われる。その演算結果が
表示用メモリと判定用メモリに反映され、混色領域の色
が変化する。この変化は混色の行われる前の混色領域の
色、及びその色の範囲のみ行われる。つまり、図9
(a)に示すように、混色前の赤色の領域が作成され決
定される。次に、図9(b)に示すように、上記赤色の
領域に青色の混色が行われる。青色を混色した時点で処
理部は混色領域22の混色される色(赤色)の領域すべ
てを混色結果の色に変える。
ソルの位置の隣に取得した色が存在するかどうかを調べ
る。存在しない場合は混色処理を終了する。存在すれば
存在した位置(座標)も混色処理を行う。また、この位
置(座標)についても同様に混色を行う。この処理を繰
り返すことにより、赤色の領域すべての色を変化させ
る。なお、領域の判定は、パレットの色を混色や基本色
には設定できない色とする方法と、混色領域の色を表示
用メモリより取得する方法とがある。
図11のフローチャートに基づいて説明する。基本色の
変更は、基本色表示群上の基本色をすべて入れ替える場
合と、基本色のうち1つを変更する場合とがある。従っ
て、まず、基本色を一括変更するかどうかを判断する
(S40)。基本色をすべて入れ替える場合には、図5
に示す基本色変更選択画面に、予め基本色群、及びユー
ザにより作成された混色群の表示を行う(S41)。
並べるだけでなく、色の濃淡や、色の持つ暖かみや涼し
さや、赤っぽい色等の色の感覚を表す言葉により、表示
する基本色を制限することができる。制限の条件は図1
2に示すような制限条件を表すデータが用意されてあ
り、このデータと基本色の色データとを比較、あるいは
検索することにより、要求された基本色を抽出する。こ
の方法を用いれば、ある色を選択し、この色を検索条件
とし、似た色を基本色から捜し出すことも可能である。
を用いることができ、基本色に反映させることができ
る。例えば、機能選択表示群等から、混色結果を“暖か
く”と指定すると、基本色表示群に用意される基本色は
暖かさを表す色を作成するために必要であろう色を用意
する。用意するための条件は、図12に示された言葉と
パラメータとの条件を満たした基本色以外に、関連した
色も用意される。
すように、基本色群名41、基本色表示部42、指示部
43、及び色感覚単語44が表示されている。
めに、便宜的に付けた基本色群の名前である。ユーザは
この基本色群名41により選択する。基本色表示部42
は、すでに存在する基本色を表示する。指示部43は、
基本色群がこの画面内にすべて表示できないときに、次
の候補を表示したり、前記外部記憶部に保管されている
色から選択する場合の送りに使用する。色感覚単語44
は、色の感覚を表す言葉が表示されており、選択するこ
とにより選択された色の感覚を満たす基本色を基本色表
示部42に表示する。
後、現在表示されている基本色群の表示を変更するか判
断し(S42)、変更する場合には上記指示部43によ
り、ユーザは目的の基本色群を捜し出し表示を変更する
(S43)。S42において、表示の変更がなければ、
ユーザは基本色群をこの色群の中から選択することによ
って変更を行う(S44)。
更する場合は、まず、基本色表示群21の中で変更した
い場所が選択されているか否かの判断を行う(S4
5)。S45で変更した場所が選択されていなければ、
変更したい場所を決め(S46)、S45ですでに選択
されていれば、S46の工程を省略する。
その一部の現在の基本色を表示し(S47)、続けて現
在編集あるいは描画している編集画面から基本色を取り
込むか否かの判断を行う(S48)。S48において、
編集画面から取り込む場合には、編集画面を表示し(S
49)、変更する色を選択する(S50)。
場合には、続けて、混色領域22内の現在作成している
色を選択するか否かの判断をする(S51)。S51で
混色領域22から選択する場合は、混色領域22内の色
を変更する色として1つ選択する(S52)。S50で
混色領域22から選択しない場合には、上記S50の工
程へ進む。その後基本画面へ戻る。
について説明する。“基本色保存/登録”を選択する
と、図14に示すように、保存を行うための画面31が
表示される。
・31cが配置される。表示領域31aでは、現在選択
されている色が表示される。ここに表示されている色が
登録の対象となり、登録したい色でなければ、登録する
色を選択し表示させる。表示領域31bでは、表示領域
31aに表示されている色の名前をユーザが入力する。
名前には文字や記号を使用することができる。
在指定している色あるいは表示領域31bに表示する基
本色群等の登録する種類を選択するためのものである。
各項目を設定/記入の後、実行すると登録される。登録
先は大きく分けて、基本色として登録するか、前記外部
記憶部の基本色へ登録するかを選択する。さらに、基本
色群のどこに登録するかを選択し、設定することにより
登録される。
ついて説明する。“基本色呼び出し”を選択すると、保
存された色を呼び出して、呼び出す場所を指定後実行す
ることにより、指定された色に置き換えられる。呼び出
しはキーボード等の入力装置よりパレット上に表示され
た基本色を変更して呼び出す。前記外部記憶部に登録さ
れた基本色は、登録時に表示される図14と同じような
画面を表示し、そこから選択し、呼出し場所を設定する
ことにより呼び出される。
ついて説明する。混合比率は、デフォルトとして前記機
能選択表示群から混合比率を選択し設定することが可能
である。しかし、比率が常に一定であるときで混合比率
を大きくしたい場合、前述の方法だけでは多数回複写を
行わなければならない。複写回数はキーボードから入力
される。
スが使用できるならば、ペンの場合は筆圧や、押してい
る時間移動速度、あるいは移動速度、マウスの場合はボ
タンを押している時間、及び移動速度により、混合比率
を変化させて多数回複写の煩わしさを和らげることがで
きる。変化の割合は、例えば、時間や圧力に比例させた
り、対数的、指数的に比例させるといった方法が考えら
れる。
述べる。まず、図15(a)に示すように、混色領域2
2に赤色を複写しておく。短時間で青色の複写を行うと
あまり混合されずに赤紫色となる(図15(b)参
照)。一方、適当時間複写を行うと、目的の紫色が最小
1回の複写で生成できる(図15(c)参照)。従っ
て、さらに長時間複写を行うと、青紫色へ変わる(図1
5(d)参照)。
ぜる方法によっても混合比率を変化させる方法がある。
例えば、図16(a)に示すように、混色領域22の一
か所のみ混色を行うと、あまり混色は行われず、指定し
た場所が赤紫色になる(図16(b)参照)。一方、図
16(c)に示すように、広い領域をカーソルが走行す
ると、全体に混色が行われる(図16(d)参照)。こ
の場合は、最初に混色領域22上で混色が行われた座標
を記憶しておき、その座標と現在の座標との距離によ
り、混色比率を変化させる。
比率を得る方法には、時間や圧力といった物理量を数値
に置き換え、その数値を元に数式を用いて直接混色比率
に変換する方法と、図17に示すような表により混色比
率を得る方法とがある。
ユーザに合う混色比率を得ることができる場合はよい
が、ユーザによっては合わない場合がある。その場合は
数式のパラメータを変更して対応することも可能である
が、パラメータが多くなったり、数式自体の特性が合わ
なかった場合には対応できない。
すれば変化の割合が分かり、変更も容易である。図17
の例では、得られた数値を混色比率の倍数にして変換し
ている。倍数に変換するのは、前記機能選択表示群にて
混色比率の基本値を設定することにより、混色の度合い
をユーザの感性に合うように混色を行うことができ、そ
の状態からの倍数に変化させることにより違和感のない
混色の変化が得られるからである。
は圧力センサより得られるアナログ量をアナログ−デジ
タル変換(AD変換)を行って得たり、アナログ量をパ
ルスに変換し所定時間内のパルス数を計数するといった
方法がある。移動速度や移動時間は前記タイマーを用い
て得ることができる。
ンを加えた場合について説明する。まず、パターンの作
成方法について図18に基づいて述べる。基本色が色の
場合は、パターンの作成は混色領域22を使用する。例
えば、混色領域22に赤色を複写し、次に青色を混ぜる
ときに、混色領域22の色と混色を行わないように設定
すると、元の赤色の上に青色の軌跡が描かれる。従っ
て、青色の軌跡を円とすると、赤の下地の上に青い円が
描かれる(図18(a)参照)。そのうちの必要な領域
を基本色として切り出し、基本色として複写することに
より、図18(b)に示すようなパターンにて描画を行
うことができる。
リケーションにて描画を行うと、軌跡はこのパターンの
一部が描画される。つまり、パターンの混色も色と同じ
ように扱うことができる。
タ形式にすることにより、パターン作成において、現在
混色領域で作成されているパターンで定形パターンが用
いられており、同じ定形パターンで異なる色を作成する
場合、わざわざ機能選択表示群等により、パターンを表
示させなくても、パターンのみを取得することができ、
他の色と同じパターンを混色できる。
明する。まず、混色領域22に色Dを複写する(図19
(a)参照)。基本色としてパターンEを選択し混色を
行うと、混色比率に応じてパターンEが混色される。混
色比率が小さいとき、図19(b)のようにうっすらと
混色されたパターンができる。例えば、色Dが白色で、
パターンEが青色地に赤色の格子パターンの場合、淡い
水色の上に、淡い桃色の格子のパターンができる。さら
に、混色を行うとパターンは濃くなり、水色の上に桃色
の格子のパターンができる(図19(c)参照)。この
ように、パターンを用いた場合は、基本的にパターン形
状は保存される。
ートに基づいて説明する。まず、混色領域の色により処
理が分けられ、初めてのパターン混色か否かを判断する
(S60)。S60で初めてのパターン混色、つまり混
色領域が色のみで新たにパターンを作成する場合で、さ
らに、混色されるパターンが定形パターンであれば(S
61)、混色される色の領域の判定用メモリの内容を単
なる色から、定形パターンへ変更し(S62)、混色を
行う(S63)。また、S61で定形パターンでなけれ
ば、判定用メモリの内容を単なる色から、不定形パター
ンへ変更し(S64)、混色を行う(S65)。
い、つまり混色領域の色がすでにパターンの場合、その
混色領域が定形パターンか否かを判断する(S66)。
S66で定形パターンでないときには、上記S64・6
5の工程へ進む。S66で定形パターンの場合は、混色
領域と異なる定形パターンかどうかを判断し(S6
7)、異なる定形パターンであれば、判定用メモリの内
容に定形パターンの種別を追加し(S68)、混色する
定形パターンの情報を追加し(S69)、混色を行う
(S70)。S67において、混色領域と同じ定形パタ
ーンであれば、S68・69の工程を経ずに、混色を行
う(S70)。
前述のパレットの色を混色で作成できない色にすること
によって可能となる。
法だけでなく、前記機能選択表示群のような選択域に、
斑点、網目、格子、及びレインボーといった色形状を、
言葉あるいは図で表示を行うことにより、基本色と同等
な扱いができる。
地に赤格子の作成例を説明する。まず、普通の混色と同
じ方法で格子を作る前の色(青色)を作成する。次に、
機能選択表示群にて定形パターンの表示を行うように
し、格子を選択する。基本色表示群にて表示されるパタ
ーンは、基本的に、パターン以外の色は透明色、パター
ンは白色あるいは黒色等の色で初期化されている。格子
の色を赤色に変更し、先に述べたように混色を行う。パ
ターン以外の色もこのようにして変更が可能である。す
ると、青色の下地に赤色の格子パターンが作成される。
先に述べた図10の絵の具風混色方法で、混色を行わな
いように設定して、図10(b)に示すように、軌跡2
4を描いて混色を行う。すると、図21に示すように、
色の混色はされずに混ぜ合わせの軌跡が描かれる。この
とき、筆圧等のデータは混色比率のデータとして用い
ず、カーソルの大きさに作用する。従って、例えば図2
1に示すように、筆圧の大きいところでは太く、小さい
ところでは細く混色される。このように混色領域内でパ
ターン作成も可能である。
設定等は、キーボード、マウス、及びペン等の入力部に
より行っていたが、これら入力部を用いてジェスチャー
による選択も可能である。
号は文字や図形、及び手続きで表される。ジェスチャー
は、入力部にてその記号を手続きに従った軌跡を描くこ
とによって、その記号に定義された機能や選択を行うこ
とができるようにした操作手段である。ジェスチャーの
データは上述のデータタイプに格納される。
すジェスチャーに設定されていたとする。すると、混色
作業中に画面上で図22に示す手順・・で画面上
のカーソルを移動すると、ジェスチャーで定義した赤色
が呼び出されたことを処理部が判断しカーソルの色は赤
色になる。
ャーの文字や図形、及び手続きが登録されていれば、基
本色作成中にその文字や図形、及び手続きが描かれる
と、それに対応する基本色が呼び出され、混色に用いる
ことができる。
合を図23に基づいて説明する。基本色上を左から右へ
(図中矢印方向)何個か通り過ぎるようにカーソルを
移動すると、現在表示されている基本色の処理を行うた
めに便宜的に付けられた基本色群の番号を小さい方から
大きい方へ入れ替える。例えば、現在No.8の基本色群
を表示していれば、No.9の基本色群に入れ替えられ
る。なお、番号が最も大きくなった場合は、最も小さい
番号の基本色群となる。
ソルを移動すると大きい方から小さくなる方向の順で入
れ替えられる。例えば、現在No.8の基本色群を表示し
ていれば、No.7の基本色群に入れ替えられる。なお、
番号が最も小さくなった場合は、最も大きい番号の基本
色群となる。
は混色機能中では、仮名漢字変換はパターン作成中の文
字入力以外では使用されない。従って、キー入力におい
て変更などを行う場合は、例えば、基本色の変更で、色
感覚を表す言葉を基本色の名前群を色辞典として、仮名
漢字変換により入力することにより該当する色を選びだ
し、表示することが可能である。また、色だけでなく、
定形パターンについても同様に呼び出すことができる。
色の名前あるいは定形パターンの名前を入力し、変換の
処理を行うように操作する。すると、処理部は色につい
ては図12を参照し、該当する色のパラメータを取得
し、取得したパラメータの条件を満たす基本色を前記R
OM、RAM、及びNVRAMより検索し取得する。こ
うして得られた色を候補として表示する。パターン形状
の場合も同様に検索され、候補が表示される。候補が正
しい場合は、取得した色あるいはパターンがカーソルあ
るいは基本色のデータとして渡される。
基本画面は、パレット50と、パレット50の左側及び
下側に機能選択表示群53とを配置する。また、パレッ
ト50内の左側には基本色表示群51が配され、中央部
には混色領域52が配される。なお、上記各構成要素の
機能は、図1で説明したものと同じであるので、その説
明は省略する。
描く場合のパレットと似た配置であり、ユーザが実際に
経験した作業とほぼ同じように混色を行うことができ
る。即ち、基本画面には、基本色表示群と混色領域とが
設けられる。この結果、実際のパレットの形、色の配置
を再現することで、体験を思い出して操作できるので、
ユーザが戸惑うことなく、自然に操作できる。
直接基本色を選択し、混色領域に指定することができ
る。この結果、基本色を指定する際に、色番号を入力し
て指定する従来のものと比べ、本願は色そのものを押し
て選択するので、自然な操作環境に近く、初心者でも抵
抗感が少なく、容易に操作できる。
面で確認しながら、自分の目的の色を作成することがで
きるので、情操教育効果が期待できる。
必要に応じて複数の箇所で同時に混色を行うことができ
る。即ち、作成した混色を混色作成利用域内の別の場所
で再度指定して基本色として指定することにより、基本
色として利用することができる。つまり、混色どうし、
あるいは混色と基本色とを混ぜ合わせて別の混色を作成
することができる。
箇所でのスタイラスペン等の接触の時間の短長、接触の
圧力の大小により、混色結果が変化する。従って、その
変化をリアルタイムで見ながら希望する色が表示された
時点でペンを離すと所望の色を作成することができる。
この結果、最低一度の操作で希望する色を作ることがで
きる。
にスタイラスペンの動きに合わせて迅速且つ自動的に表
示を行うことができる。この結果、より実際的且つ自然
形態にて混色結果を遂次表示できる。
しく」等の感覚を表現する言葉を入力または指定し、そ
れらの入力あるいは指定される言葉に対応する色味元デ
ータの修正パラメータを用意することで、元データをそ
の言葉が示す修正パラメータで修正し、感覚的に混色を
作成することができる。これにより、色を形容する言葉
を選ぶことにより、混色結果を調整できるので、調整の
手間が省かれる。また、配分率等で数値的に調整する従
来のものに比べ、色彩の知識のないユーザでも的確に自
分の望む色を作ることができる。
して保存・呼び出し等を行うことができる。また、ジェ
スチャーにより、基本色を1色またはグループ単位で迅
速且つ簡便に入れ替えることができる。さらに、色の名
称または色調等をひらがなを入力して辞書変換的に基本
色を1色またはグループ単位で入れ替えることができ
る。つまり、入れ替える基本色及び基本色グループを指
定する際に、色の名称または色調等をひらがなで入力す
ることにより、文書処理装置のかな漢字変換と同様に色
を呼び出すことができる。
ることができる。保存結果は基本色としてパレットに表
示して使うことができる。さらに、作成した混色を色デ
ータ以外の情報(塗りのパターン)を付加して保存し、
活用することができる。この結果、混色作成の幅が拡が
る。
画像編集装置は、表示部における表示画面は、基本とな
る複数の色を表示する基本色表示領域と、入力部により
同一場所に指定された2色を混ぜ合わせる混色領域とを
配置し、該混色領域は複数の領域を備えるとともに、混
色を行う際に、上記表示画面上の対象を指示する対象指
示手段の色が変化する構成である。
備えているので、基本色及び作成した混合色どうし、あ
るいは混合色どうしを混ぜ合わせることができ、作成す
る色の幅が拡がる。また、実際に画面上で、混ぜる色や
混ぜた結果の明度、彩度等の変化を見ながら混合色を作
り出すことができるという効果を奏する。
の対象を指示する対象指示手段の色が変化する。これに
より、実際の絵の具と同じような感覚で、混色作業を行
うことができるので、ユーザが戸惑うことなく、自然に
操作できるという効果を奏する。
せる色を指示する対象指示手段と、混ぜ合わせる色の基
本となる色を表示する基本色表示領域と、上記対象指示
手段によって指示された色を上記対象指示手段で指定さ
れた同一場所で混ぜ合わせて混合色を表示する領域を持
つ混色領域とを備えた表示画面を表示する表示部とを有
し、混合色を作成する際に、上記表示画面に表示される
色を上記対象指示手段で指示すると上記対象指示手段は
指示した色で表示される構成である。
備えているので、基本色及び作成した混合色どうし、あ
るいは混合色どうしを混ぜ合わせることができ、作成す
る色の幅が拡がる。また、実際に画面上で、混ぜる色や
混ぜた結果の明度、彩度等の変化を見ながら混合色を作
り出すことができるという効果を奏する。
表示される色を対象指示手段で指示すると、対象指示手
段は指示した色で表示される。これにより、実際の絵の
具と 同じような感覚で、混色作業を行うことができるの
で、ユーザが戸惑うことなく、自然に操作できるという
効果を奏する。
指示手段で指示した上記表示画面に表示される色と、上
記指示した色と混ぜ合わせるべく上記対象指示手段で指
定された上記混色領域に表示される色とが異なる色の場
合には、上記対象指示手段で指示した色が上記混色領域
で指定された色と混ぜ合わされ、混合色が作成されると
ともに、上記対象指示手段は、前記作成された混合色で
表示される構成である。これにより、実際の絵の具と同
じような感覚で、混色作業を行うことができるので、ユ
ーザが戸惑うことなく、自然に操作できるという効果を
奏する。
指示手段で指示した、上記表示画面に表示される色と透
明色を含む2色以上の色を使用し、その色の違いにより
模様を形成した色の形状であるパターンと、上記指示し
たパターンと混ぜ合わせるべく上記対象指示手段で指定
された上記混色領域に表示される色とが異なる色の場合
には、上記対象指示手段で指示したパターンを構成する
色と上記対象指示手段で指定した色とが混ぜ合わされ混
合色が作成される構成である。これにより、混合色を作
成する場合に、色とパターンとの混色を行うことができ
るので、さらに、混色作成の幅が拡がるという効果を奏
する。
領域に表示される色の領域に対して、上記表示画面に表
示される色を指示した上記対象指示手段を動かすと、該
対象指示手段を動かした軌跡の部分において、色の混ぜ
合わせが行われる構成である。これにより、より実際的
且つ自然形態にて混色結果を逐次表示できるという効果
を奏する。
指示手段を動かして、あらかじめ登録した特定の記号を
意味する軌跡を描くことにより、上記記号に定義された
画像編集機能あるいは色の選択が行われる構成である。
これにより、例えば、特定の 軌道(ジェスチャー)を付
加して保存・呼び出し等を行ったり、基本色を1色また
はグループ単位で迅速且つ簡便に入れ替えることができ
るという効果を奏する。
る表示部での基本画面を示す説明図である。
る。
ある。
(a)は色データのみの場合、(b)はパターンデータ
含み、パターンが定形パターンの場合、(c)はパター
ンデータ含み、パターンが不定形パターンの場合を示
す。
明図である。
を示す説明図である。
すフローチャートである。
1回目の操作、(b)は2回目の操作、(c)はn回目
の操作をを示す。
(a)は混色する色を選択する場合、(b)は2色を混
色する場合、(c)は重ね書きをする場合を示す。
る。
図である。
を示す説明図である。
目の操作、(b)は短時間混色した場合、(c)は適切
時間混色した場合、(d)は長時間混色した場合を示
す。
り、(a)は混色領域の一か所のみを指定した場合、
(b)は上記(a)の操作の結果、(c)は混色領域の
広い範囲を走行した場合、(d)は上記(c)の操作の
結果を示す。
る。
は1回目の操作、(b)は混色比率が小さい場合、
(c)は混色比率が大きい場合を示す。
ある。
なされていない場合にパターンの混色を行った結果を示
す説明図である。
示す説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】色を指定する入力部と、該入力部からのデ
ータにより2色の混合を行い混合色を生成する処理部
と、上記データ及び混合色を格納する記憶部と、上記デ
ータ及び混合色を表示する表示部とを有する画像編集装
置において、 上記表示部における表示画面は、基本となる複数の色を
表示する基本色表示領域と、入力部により同一場所に指
定された2色を混ぜ合わせる混色領域とを配置し、該混
色領域は複数の領域を備えるとともに、混色を行う際
に、上記表示画面上の対象を指示する対象指示手段の色
が変化することを特徴とする画像編集装置。 - 【請求項2】色を混ぜ合わせて混合色を作成する画像編
集装置において、 混ぜ合わせる色を指示する対象指示手段と、 混ぜ合わせる色の基本となる色を表示する基本色表示領
域と、上記対象指示手段によって指示された色を上記対
象指示手段で指定された同一場所で混ぜ合わせて混合色
を表示する領域を持つ混色領域とを備えた表示画面を表
示する表示部とを有し、 混合色を作成する際に、上記表示画面に表示される色を
上記対象指示手段で指示すると上記対象指示手段は指示
した色で表示される ことを特徴とする画像編集装置。 - 【請求項3】上記対象指示手段で指示した上記表示画面
に表示される色と、上記指示した色と混ぜ合わせるべく
上記対象指示手段で指定された上記混色領域に表示され
る色とが異なる色の場合には、上記対象指示手段で指示
した色が上記混色領域で指定された色と混ぜ合わされ、
混合色が作成されるとともに、 上記対象指示手段は、前記作成された混合色で表示され
る ことを特徴とする請求項1または2記載の画像編集装
置。 - 【請求項4】上記対象指示手段で指示した、上記表示画
面に表示される色と透明色を含む2色以上の色を使用
し、その色の違いにより模様を形成した色の形状である
パターンと、上記指示したパターンと混ぜ合わせるべく
上記対象指示手段で指定された上記混色領域に表示され
る色とが異なる色の場合には、上記対象指示手段で指示
したパターンを構成する色と上記対象指示手段で指定し
た色とが混ぜ合わされ混合色が作成されることを特徴と
する請求項1または2記載の画像編集装置。 - 【請求項5】上記混色領域に表示される色の領域に対し
て、上記表示画面に表示される色を指示した上記対象指
示手段を動かすと、該対象指示手段を動かした軌跡の部
分において、色の混ぜ合わせが行われることを特徴とす
る請求項1ないし4のいずれかに記載の画像編集装置。 - 【請求項6】上記対象指示手段を動かして、あらかじめ
登録した特定の記号を意味する軌跡を描くことにより、
上記記号に定義された画像編集機能あるいは色の選択が
行われることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
に記載の画像編集装置。
Priority Applications (5)
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EP96106210A EP0740270B1 (en) | 1995-04-28 | 1996-04-19 | Image output device |
DE69624404T DE69624404T2 (de) | 1995-04-28 | 1996-04-19 | Bildausgabevorrichtung |
CN96106102.2A CN1115649C (zh) | 1995-04-28 | 1996-04-22 | 图像输出装置 |
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KR101330908B1 (ko) * | 2006-11-14 | 2013-11-18 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기에서 비접촉 센서를 이용한 그리기 기능을구현하는 방법 |
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マックドローPro ユーザーズガイド Claris Corporation 1991年公知 |
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