JPH08147490A - 図形編集装置 - Google Patents

図形編集装置

Info

Publication number
JPH08147490A
JPH08147490A JP28698394A JP28698394A JPH08147490A JP H08147490 A JPH08147490 A JP H08147490A JP 28698394 A JP28698394 A JP 28698394A JP 28698394 A JP28698394 A JP 28698394A JP H08147490 A JPH08147490 A JP H08147490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contour line
color
changed
list
change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28698394A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Koreeda
浩行 是枝
Tsukasa Yamauchi
司 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP28698394A priority Critical patent/JPH08147490A/ja
Publication of JPH08147490A publication Critical patent/JPH08147490A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複雑な図形の塗りつぶし色やパターンなどの変
更を容易にする。 【構成】複合図形データに含まれる塗りつぶし色を検索
し、検索結果の塗りつぶし色一覧を表示して変更対象を
選択させ、選択された変更対象の色に対して変更可能な
色の一覧を表示し、その中から変更色を選択させ、複合
図形データに含まれる変更対象色の総てを一括して変更
色に変更するようにした。従って、同一色の多数の閉領
域を含むような複雑なアウトラインラストや図形におい
ても色変更が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基本図形を組み合わせ
て所望の図形を作成し、印刷する図形編集装置に係り、
特に複雑な図形に対して色,パターン,線幅,線種など
を変更できるようにした図形編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、グラフィック編集装置について
は、「コンピュータグラフィクスの技法」安居院 猛/
中嶋 正之著、'86 オーム社刊、PP.7-28 などに詳しく
開示されている。これによれば、グラフィック編集装置
には、グラフィックスを、画素データの集まりとして扱
うイメージ編集装置と、直線,円弧,ベジェ曲線やそれ
らに囲まれた塗りつぶし閉領域などの基本図形データの
組合せとして扱う図形編集装置が存在する。
【0003】イメージ編集装置は、図形の上に直線を描
いても総てが画素単位のデータにされてしまうため、描
いた特定の図形を図形単位で移動したり削除したりする
編集を行うことができない。また、精細度やサイズある
いは使用する色数を増やすとデータ量は極端に多くな
る。更に、図形の拡大及び縮小を行なうと、輪郭のぎざ
ぎざが目立ったり逆につぶれが発生するという問題があ
る。その反面、画素単位で細かな編集を行うことができ
るので、写真の細かな修正や繊細なイラストの描画には
好都合である。
【0004】これに対し、図形編集装置は、図形を直線
や曲線などの基本図形データの組み合わせとして扱って
いるので、画素単位で細かな修正を行なうことができな
い代わりに、特定の図形単位で独立して移動,削除,線
幅や線種の変更,塗りつぶし色やパターンの変更などの
処理を行なうことができ、編集が容易である。また、デ
ータは「どの座標からどの座標に直線を引く」といった
形で飛び飛びの座標値と基本図形の種類で構成している
ので、イメージ編集装置に比べて少ないデータ量で足
り、精細度やサイズや色数による増減量が少なく、ま
た、図形の拡大縮小による品質の劣化が少ない。このた
め、CAD(Computer Aided Design)装置やプレゼンテ
ーション用の図面作成に多く用いられている。
【0005】図形編集装置における図形編集は、先ず、
編集を行う対象の図形を指定し、その図形に対して編集
操作を行う。例えば、図形を塗りつぶしている色やパタ
ーンを変更する場合は、先ず、オペレータにマウスなど
の画面指示手段を用いて対象の図形を指定させる(複数
の図形をまとめて指定できるものも多い)。編集装置
は、指定された図形を反転表示して変更対象図形を区別
して表示する。次に機能メニューを表示して「塗りつぶ
し」を選択させ、塗りつぶす色やパターンの一覧を表示
して選択させる。このようにして変更対象図形と編集機
能が特定されると、オペレータが変更を指定した塗りつ
ぶし図形の色やパターンを反映してアウトラインイラス
トを描き直して表示する。
【0006】旧来、はがきやチラシに描く人物,動物,
植物,建物などの様々なイラストの類については、細や
かな表現ができるイメージデータで作成することが多か
ったが、近年、特にカラーで高精細なイラストを用意し
ようとするとデータ量が増大し、拡大または縮小したと
きの画質の劣化などの問題から、イラストを図形データ
で作成した「アウトラインイラスト」が多く用いられる
ようになってきた。アウトラインイラストは、基本的に
は、直線,円弧,ベジェ曲線を組み合わせた閉領域に対
して、内部の塗りつぶし色や塗りつぶしパターン、周辺
の線幅や線の種類などの情報を付加し、それらを組み合
わせて様々なイラストを表現するものである。
【0007】図2は、アウトラインイラストによる図形
の印刷例である。この印刷図形は、カラー印刷であり、
塗りつぶしの一部の色は斜線パターンで表現し、斜線パ
ターンの違いが色の違いを表わしている(斜線パターン
が等しい領域は同一の色である)。また、塗りつぶしの
形態も、べた塗だけではなく、網点や斜線などのパター
ンで塗りつぶされる箇所もある。また、使用線種も直線
だけでなく、ベジェ曲線などを用いて柔らかな形状を表
現しており、輪郭線については絵のタッチや使用する場
所に応じて線幅が変えてある。更に、動物のサンプルに
見られるように、細かなトラの縞模様パターンのような
ものまで一つ一つアウトラインデータで表現することに
よりイメージデータ並みの細かな表現を実現している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような美しいアウ
トラインイラストをユーザサイドで作成するには、絵心
を持つ一部の専門家の支援が必要であり、一般的には、
メーカサイドの専門家が作成した多数のアウトラインイ
ラストのデータをシステム(編集装置)内に用意してお
き、それを利用する場合が多い。
【0009】この場合、ユーザが、オリジナリティをだ
すためにこのアウトラインイラストに対して行う加工
は、全体的な拡大または縮小,塗りつぶし色やパターン
の変更,線幅の変更といった比較的単純な編集処理であ
る。
【0010】ユーザサイドでアウトラインイラストの塗
りつぶし色やパターンを変更し、ユーザの好みの色の組
合せのイラストを作成する場合の操作は、前述したよう
に、対象図形と編集機能の特定である。
【0011】ところが、図2に示したようなアウトライ
ンイラストのように、例えば、人間の顔,手,足などの
露出した肌や動物の模様あるいは多数の葉や花びらのよ
うに多数の閉領域が存在する場合は、ユーザは多数の閉
領域に対して同一の編集(例えば、顔,手,足の塗りつ
ぶし色を同様に変更する)を行なうことになるが、オペ
レータは、一つ一つの閉領域(図形)を指定して編集機
能(塗りつぶし色の変更)を特定する操作が必要であ
り、操作の煩雑さと誤操作の可能性が高まる問題があ
る。
【0012】本発明の1つの目的は、これらの問題点を
解決し、閉領域の組合せで構成されたアウトラインイラ
ストに対する色変更などの編集操作を容易に行なうこと
ができる図形編集装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、直線または曲
線を組み合わせた塗りつぶし閉領域を組み合わせて構成
される複合図形データを入力及び編集する手段を備えた
図形編集装置において、前記複合図形データに含まれる
塗りつぶしや輪郭線の属性を検索する属性検索手段と、
検索した属性値の一覧を表示し、変更対象の属性値を選
択させる変更対象属性選択手段と、選択された変更対象
の属性値に対して変更可能な属性値の一覧を表示し、そ
の中から変更属性値を選択させる変更属性選択手段と、
前記複合図形データに含まれる前記変更対象属性値の総
てを変更属性値に一括して変更する属性変更手段と、前
記変更属性選択手段により変更された属性値を属性値一
覧に反映表示する手段と、前記変更対象属性選択手段に
より表示された前記属性値一覧と同一画面上に変更され
た属性値を反映した複合図形の見本を表示する手段を設
けたことを特徴とするものである。
【0014】具体的には、前記閉領域の塗りつぶしや輪
郭線の属性は、塗りつぶし色やパターン,輪郭線の色や
幅や種類である。
【0015】
【作用】変更対象の複合図形データに含まれる閉領域の
塗りつぶしや輪郭線の属性を検索及び一覧表示すると共
に選択入力された変更属性値に従って一括変更し、更
に、複合図形の見本には変更された属性値を反映表示す
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0017】先ず、本発明を適用する典型的な図形編集
装置の電気回路構成を図3を用いて説明する。1は演算
処理装置(CPU)、2は主メモリ(MM)、3は表示
メモリ(VRAM)、4は表示制御装置(DC)、5は
表示装置(CRT)、6はキーボード(KB)、7はキ
ーボード制御装置(KBC)、8はマウスなどの画面指
示装置(PD)、9は画面指示制御装置(PDC)、1
0はフロッピディスクドライブ(FDD)、11はフロ
ッピディスクドライブ制御装置(FDC)、12はそれ
らを結合するバスである。PD6は、画面上の指示対象
に対する実行,取消などのトリガを与える押しボタンを
備えている。
【0018】CPU1はMM2に格納されたプログラム
を順次読み出して実行する。初期起動時には、例えば矢
印パターンデータをVRAM3に書き込む。DC4は、
この矢印パターンデータを周期的に読み出してCRT5
に反映することにより、表示画面に矢印カーソル(マウ
スカーソル)を表示する。
【0019】また、オペレータがCRT5の表示画面を
観察しながらPD8を操作することにより指示するマウ
スカーソルの移動方向と移動量を読み取り、それに対応
して表示画面上のマウスカーソルの表示位置を変更する
ことにより、PD8の操作に応じたカーソル移動を実現
する。
【0020】また、CPU1は、PD8からの指示入力
に基づいて指示された図形を割り出し、その後、その図
形を対象にして、KB6やPD8で指示される編集機能
に基づき、移動,複写,削除など各種の図形編集処理を
行い、オペレータの指示に従って入力/編集した図形情
報をMM2に保持する。更に、CPU1は、この入力/
編集結果に基づいて作成した図形パターンデータをVR
AM3に書き込み、DC4はこの図形パターンデータを
読み出してCRT5に表示する。
【0021】オペレータが、KB6やPD8を操作する
ことによって、作成した図形情報の登録や編集終了を指
示すると、CPU1はFDC11を制御してMM2上の
情報をFDD10に転送することによりフロッピへ登録
する制御処理を行なう。
【0022】次に、この図形編集装置において編集を行
うアウトラインイラストの実現手段について説明する。
【0023】図4は、アウトラインイラストのデータ構
造30を示している。図に示すように、先ず、閉領域の
開始点を指定する開始点コード20aに続いてその閉領
域の塗りつぶし色/パターン情報21a,輪郭の線種
(実線、破線、点線等)/線幅/色情報22a,開始点
座標値25a,26aが格納されており、その後は、ベ
ジェ曲線であることを示すベジェコード24aに続いて
2つのベジェ制御点と終点の座標25b,26b〜25
d,26dが格納され、更に直線であることを示す直線
コード23aに続いて該直線の終点座標25e、26e
が格納されている。そして再び開始点コード20bが現
われると、その直前までのデータが一つの閉領域を特定
し、開始点座標25a,26aと最後の座標点25x,
26xを結んだ閉じたループの中を塗りつぶす色/パタ
ーンが情報21aで特定され、また、閉領域の輪郭を描
画する線種/線幅が情報22aで特定される。このよう
な閉領域の組み合わせによって1つのアウトラインイラ
ストを構成し、該アウトラインイラストのデータの最後
には、データ終了コード27aが格納されている。
【0024】なお、閉領域内の塗りつぶしは、このデー
タを先頭から順次参照し、アウトラインデータのベジェ
曲線,直線の情報を元にして実際にベジェ曲線や直線の
輪郭を発生させながら、閉じたループの内側を塗りつぶ
すことによって行なう。この塗りつぶし処理や輪郭線の
描画処理自体は、ベジェ曲線や直線で文字を構成したア
ウトラインフォントと呼ばれる文字フォントの生成処理
で行われているものと何ら変わるところはなく、ごく一
般的なものである。
【0025】次に、アウトラインイラストに対する編集
処理手順を、図5に示すメインフロー50と、図6に示
す図形編集画面70の表示例を用いて説明する。
【0026】図4に例示したようなアウトラインイラス
トデータは、ユーザニーズに応じてシステム内に多数用
意しておく。ステップ51で図形編集機能を起動し、ス
テップ52で図形編集画面70を表示した後にステップ
53に移って選択入力待ちとなる。オペレータがPD8
を操作することにより図形編集の機能メニュー72で
「イラスト呼出し」を選択すると、ステップ54からス
テップ55に分岐してウィンドウ73にイラスト一覧表
を表示する。ステップ56においてイラスト一覧表から
望みのイラストが選択入力されると、次に、その呼出し
位置/サイズを変更する指示入力ステップ57に移る。
呼出し位置/サイズの変更は、マウスカーソル71で指
示する。選択入力されたイラスト79は反転表示で仮入
力状態とし、マウスカーソル71でその中心部を指示し
て移動することにより呼出し位置を変更し、外枠を指示
して移動することでサイズを変更する。ステップ57で
は、選択したイラストを図形データに読み込み、ステッ
プ52に戻って該イラスト79含む図形編集画面70を
再表示し、再び図形の対象指定または機能選択を受け付
ける状態に戻る(ステップ53)。選択メニューを更新
することによって、ステップ59〜62の処理に移って
円,楕円,矩形等のパターン図形の呼出しを行うことも
できるようにしている。
【0027】設定されたイラスト79に対する編集は、
先ず、ステップ53において、オペレータがマウスカー
ソル71により編集したいアウトラインイラスト72を
指定することから始まる。ステップ63では、指示され
たイラストを割り出して反転表示する。その後、ステッ
プ64において、機能メニュー72で「移動」,「複
写」,「削除」,「色変更」などの編集機能を選択させ
る。そして、各機能メニューに対応した編集処理(ステ
ップ65,66,67…100)を実行し、ステップ5
2では処理結果を反映した図形編集画面70を表示し、
再び図形の対象指定または機能選択を受け付ける状態に
戻る(ステップ53)。
【0028】次に、アウトラインイラストの色変更処理
(ステップ100)について、図1の処理フロー図と図
7の画面表示例を用いて、更に詳細に説明する。
【0029】図7の(a)に示すように、図形編集画面
70において指定されて反転表示されたイラスト79に
対して、機能メニュー72で「色変更」が指示される
と、図1の色変更処理100が実行される。
【0030】対象となったアウトラインイラストについ
て、先ず、ステップ110においてそのデータを図形デ
ータから取り出し、該イラストデータ内に含まれる塗り
つぶし色情報を総て抽出する(ステップ130〜19
0)。
【0031】具体的には、ステップ120おいて先頭か
らイラストデータを読んでゆき、それが開始点コードで
あれば、ステップ130からステップ140に分岐して
次の塗りつぶし色の情報を参照する。ステップ150で
は、その色が、色情報の配列である色バッファ(MM2
内に設定)に格納されているかどうかを調べ、格納され
ていない場合にはステップ160に移って該色バッファ
の末尾取得した色情報を設定すると共に該色バッファに
格納されている色数に1を加え、ステップ170におい
て線に関する情報や開始点の座標値を読み飛ばし、ステ
ップ130に戻って次のデータを読む。読んだデータが
直線コードであるときはステップ180に分岐して終点
座標を読み飛ばし、ベジェコードであるときにはステッ
プ190に分岐して2つの制御点と終点を読み飛ばす。
読んだデータがデータ終了コードであるときにはステッ
プ200に分岐して色変更のウィンドウ74を表示し、
ステップ210に移って色バッファに格納された色数分
の色情報に対応する色、すなわち、イラストに含まれて
いる総ての塗りつぶし色の一覧75を該ウィンドウ74
内に表示し、更に、ステップ220に移り、イラスト表
示例76を、編集画面での大きさには左右されずに該ウ
ィンドウ74内に収まるよう一定の大きさで表示する。
これにより、図7の(b)に示す画面状態に達する。な
お、図7においては、四角形パターンのパターンの違い
が色の違いを意味している。
【0032】ステップ230は、オペレータが変更した
い塗りつぶし色をカーソルで選択するときの選択入力を
行ない、選択入力があるとステップ240に移って更に
その上に色見本のウィンドウ77を表示し、該ウィンド
ウ77内にオペレータが選択する色見本78を表示し、
図7の(c)の画面状態に達する。オペレータがPD8
を操作して色をマウスカーソル71で選択すると、ステ
ップ250で該選択入力を受け付け、先ず、ステップ2
60において色バッファ中の変更対象の色を選択した色
に変更し、次いで、ステップ270〜340においてイ
ラストデータに格納されている塗りつぶし色情報を検索
し、オペレータが色変更の対象として指定した色コード
の総てを該オペレータが指定した色コードに変更する。
【0033】具体的には、ステップ270においてイラ
ストデータの先頭からデータを参照してゆき、データが
開始点であればステップ280からステップ290に分
岐して次ぎの塗りつぶし色を参照し、ステップ300に
おいて該色がオペレータが色変更の対象として指定した
色と判断したときにはステップ310に移ってその色情
報をオペレータが色見本で指定した色に変更し、ステッ
プ320において線に関する情報や開始点の座標値を読
み飛ばし、ステップ280に戻って次ぎのデータを参照
する。参照したデータが直線コードであるときには、ス
テップ330に分岐して終点座標を読み飛ばし、ベジェ
コードであるときにはステップ340に分岐して2つの
制御点と終点を読み飛ばす。読んだデータがデータ終了
コードであるときにはステップ350に分岐して色見本
のウィンドウ77を消去し、ウィンドウの背景に隠れて
いた表示を回復し、ステップ210,220に戻って変
更された色バッファとイラストデータに基づいて塗りつ
ぶし色一覧75とイラストサンプル76を更新表示する
ことにより、図7の(d)の画面状態に達する。
【0034】オペレータが以上のような色変更の操作を
繰り返し、所望の配色状態になって終了指示が入力され
ると、ステップ230からステップ360に分岐して色
変更のウィンドウ74を消去して背景の表示を回復し、
ステップ370においいて、色変更したイラストデータ
を元の図形データ上に上書きして色変更の結果を反映さ
せる。これにより、画面状態は図7の(e)に達し、色
変更されたアウトラインイラストを反映した図形を図形
編集画面に表示する(図5のステップ52)。
【0035】以上のような制御処理によれば、オペレー
タは、アウトラインイラストで使われている色の一覧と
実際のイラストサンプルの表示を対比させることによ
り、色の使われ方を容易に把握することができ、また、
同一色の閉領域を多く含むような複雑なアウトラインラ
ストにおいても、同一色の閉領域の配色を手軽にまとめ
て一度に変更できる利点がある。
【0036】なお、複数のアウトラインイラストをまと
めて指定して色変更する仕様とすることも考えられる。
この場合は、対象指定したアウトラインイラストの総て
について、逐次、色情報の検索を繰り返し行うようにす
ることにより実現できる。
【0037】また、同様に、塗りつぶしパターンの変更
や閉領域の輪郭線の線種,線幅,線色の変更などについ
ても色変更機能と同様にして実現することができる。こ
の場合には、使用されている様々な種類の塗りつぶしパ
ターンや線をアウトラインイラストデータの先頭から検
索して一覧表示し、それに対して、別のパターンや線
種,線幅,線色に変更する手段を与え、再び、指定され
たパターンや線を元のアウトラインイラストデータを先
頭から検索して、指定された総てのパターンや線種/線
幅を変更することにより、「塗りつぶしパターン変更」
や「線種/線幅変更」機能を実現することができる。
【0038】また、前記実施例では、色変更などの対象
をアウトラインイラストの例で説明したが、例えば、
円,楕円,矩形などのパターン図形についても同様に色
変更を行なうことができる。この場合は、それぞれの図
形データ中の塗りつぶし色およびパターン、線種/線幅
の情報を抽出したり置き換える機能手段を、アウトライ
ンラストと同様に設け、対象に指定されたパターン図形
に対しても、アウトラインラストと同様に、使用されて
いる塗りつぶし色およびパターンや線の表示を行い、変
更指示された色,パターン,線種,線幅に従ってパター
ン図形中の情報を変更すれば良い。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、同一色の多数の閉領域
を含むような複雑なアウトラインラストや図形において
も、それらの閉領域の色などの属性情報を一括して変更
することができ、オペレータは、手軽に自分の好みに応
じて該イラストや図形の配色等を修正することができ
る。
【0040】また、オペレータは、イラストや図形で使
われている色を、実際のイラストや図形の表示とそこで
使われている使用色の一覧を対比しながら容易に把握す
ることができ、色などを変更した結果も直ちにイラスト
や図形に反映されるため、試行錯誤しながら、自分の好
みの配色を容易に見つけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる図形編集装置におけるイラストの
色変更処理のフロー図である。
【図2】アウトラインラストによる印刷例である。
【図3】本発明になる図形編集装置の電気回路ブロック
図である。
【図4】本発明になる図形編集装置で使用するアウトラ
インイラストのデータ構造の模式図である。
【図5】本発明になる図形編集装置における図形編集処
理のメインフロー図である。
【図6】本発明になる図形編集装置における図形編集画
面の表示例である。
【図7】本発明になる図形編集装置におけるイラストの
色変更処理の表示例である。
【符号の説明】
1…演算処理装置、3…表示メモリ、8…画像指示装
置、21…塗りつぶし色/パターン情報、30…イラス
トデータ構造、70…図形編集画面、75…塗りつぶし
色一覧、78…色見本、100…色変更処理。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線または曲線を組み合わせた塗りつぶし
    閉領域を組み合わせて構成される複合図形データを入力
    及び編集する手段を備えた図形編集装置において、 前記複合図形データに含まれる塗りつぶし色を検索する
    色検索手段と、検索した塗りつぶし色の一覧を表示し、
    変更対象の塗りつぶし色を選択させる変更対象色選択手
    段と、選択された変更対象の塗りつぶし色に対して変更
    可能な塗りつぶし色の一覧を表示し、その中から変更色
    を選択させる変更色選択手段と、前記複合図形データに
    含まれる前記変更対象色の総てを変更色に変更する塗り
    つぶし色変更手段を設けたことを特徴とする図形編集装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記塗りつぶし色変更
    手段は、前記変更対象色の総てを一括して変更色に変更
    することを特徴とする図形編集装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記変更色選
    択手段により選択された塗りつぶし色を前記塗りつぶし
    色一覧に反映表示する手段と、前記変更対象色選択手段
    により表示された前記塗りつぶし色一覧と同一画面上に
    変更された塗りつぶし色を反映した複合図形の見本を表
    示する手段とを設けたことを特徴とする図形編集装置。
  4. 【請求項4】直線または曲線を組み合わせた塗りつぶし
    閉領域を組み合わせて構成される複合図形データを入力
    及び編集する手段を備えた図形編集装置において、 前記複合図形データに含まれる塗りパターンを検索する
    塗りパターン検索手段と、検索した塗りパターンの一覧
    を表示し、変更対象の塗りパターンを選択させる変更対
    象塗りパターン選択手段と、選択された変更対象の塗り
    パターンに対して変更可能な塗りパターンの一覧を表示
    し、その中から変更する塗りパターン色を選択させる変
    更塗りパターン選択手段と、前記複合図形データに含ま
    れる前記変更対象塗りパターンの総てを前記変更塗りパ
    ターンに変更する塗りパターン変更手段を設けたことを
    特徴とする図形編集装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記塗りパターン変更
    手段は、前記変更対象塗りパターンの総てを一括して変
    更塗りパターンに変更することを特徴とする図形編集装
    置。
  6. 【請求項6】請求項4または5において、前記変更対象
    塗りパターン選択手段により選択された塗りパターンを
    前記塗りパターン一覧に反映表示する手段と、前記変更
    対象塗りパターン選択手段により表示された前記塗りパ
    ターン一覧と同一画面上に変更された塗りパターンを反
    映した複合図形の見本を表示する手段とを設けたことを
    特徴とする図形編集装置。
  7. 【請求項7】直線または曲線を組み合わせた塗りつぶし
    閉領域を組み合わせて構成される複合図形データを入力
    及び編集する手段を備えた図形編集装置において、 前記複合図形データに含まれる輪郭線色を検索する輪郭
    線色検索手段と、検索した輪郭線色の一覧を表示し、変
    更対象の輪郭線色を選択させる変更対象輪郭線色選択手
    段と、選択された変更対象の輪郭線色に対して変更可能
    な輪郭線色の一覧を表示し、その中から変更する輪郭線
    色を選択させる変更輪郭線色選択手段と、前記複合図形
    データに含まれる前記変更対象輪郭線色の総てを前記変
    更輪郭線色に変更する輪郭線色変更手段を設けたことを
    特徴とする図形編集装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記輪郭線色変更手段
    は、前記変更対象輪郭線色の総てを一括して変更輪郭線
    色に変更することを特徴とする図形編集装置。
  9. 【請求項9】請求項7または8において、前記変更輪郭
    線色選択手段により選択された輪郭線色を前記輪郭線色
    一覧に反映表示する手段と、前記変更対象輪郭線色選択
    手段により表示された前記輪郭線色一覧と同一画面上に
    変更された輪郭線色を反映した複合図形の見本を表示す
    る手段とを設けたことを特徴とする図形編集装置。
  10. 【請求項10】直線または曲線を組み合わせた塗りつぶ
    し閉領域を組み合わせて構成される複合図形データを入
    力及び編集する手段を備えた図形編集装置において、 前記複合図形データに含まれる輪郭線幅を検索する輪郭
    線幅検索手段と、検索した輪郭線幅の一覧を表示し、変
    更対象の輪郭線幅を選択させる変更対象輪郭線幅選択手
    段と、選択された変更対象の輪郭線幅に対して変更可能
    な輪郭線幅の一覧を表示し、その中から変更する輪郭線
    幅を選択させる変更輪郭線幅選択手段と、前記複合図形
    データに含まれる前記変更対象輪郭線幅の総てを変更輪
    郭線幅に変更する輪郭線幅変更手段を設けたことを特徴
    とする図形編集装置。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記輪郭線幅変更
    手段は、前記変更対象輪郭線幅の総てを一括して変更輪
    郭線幅に変更することを特徴とする図形編集装置。
  12. 【請求項12】請求項10または11において、前記変
    更輪郭線幅選択手段により選択された輪郭線幅を前記輪
    郭線幅一覧に反映表示する手段と、前記変更対象輪郭線
    幅選択手段により表示された前記輪郭線幅一覧と同一画
    面上に変更された輪郭線幅を反映した複合図形の見本を
    表示する手段とを設けたことを特徴とする図形編集装
    置。
  13. 【請求項13】直線または曲線を組み合わせた塗りつぶ
    し閉領域を組み合わせて構成される複合図形データを入
    力及び編集する手段を備えた図形編集装置において、 前記複合図形データに含まれる輪郭線種を検索する輪郭
    線種検索手段と、検索した輪郭線種の一覧を表示し、変
    更対象の輪郭線種を選択させる変更対象輪郭線種選択手
    段と、選択された変更対象の輪郭線種に対して変更可能
    な輪郭線種の一覧を表示し、その中から変更する輪郭線
    種を選択させる変更輪郭線種選択手段と、前記複合図形
    データに含まれる前記変更対象輪郭線種の総てを前記変
    更輪郭線種に変更する輪郭線種変更手段を設けたことを
    特徴とする図形編集装置。
  14. 【請求項14】請求項13において、前記輪郭線種変更
    手段は、前記変更対象輪郭線種の総てを一括して変更輪
    郭線種に変更することを特徴とする図形編集装置。
  15. 【請求項15】請求項13または14において、前記変
    更輪郭線種選択手段により選択された輪郭線種を前記輪
    郭線種一覧に反映表示する手段と、前記変更対象輪郭線
    種選択手段により表示された前記輪郭線種一覧と同一画
    面上に変更された輪郭線種を反映した複合図形の見本を
    表示する手段とを設けたことを特徴とする図形編集装
    置。
  16. 【請求項16】直線または曲線を組み合わせた塗りつぶ
    し閉領域を組み合わせて構成される複合図形データを入
    力及び編集する手段を備えた図形編集装置において、 前記複合図形データに含まれる塗りつぶしや輪郭線の属
    性を検索する属性検索手段と、検索した属性値の一覧を
    表示し、変更対象の属性値を選択させる変更対象属性選
    択手段と、選択された変更対象の属性値に対して変更可
    能な属性値の一覧を表示し、その中から変更属性値を選
    択させる変更属性選択手段と、前記複合図形データに含
    まれる前記変更対象属性値の総てを変更属性値に一括し
    て変更する属性変更手段と、前記変更属性選択手段によ
    り変更された属性値を属性値一覧に反映表示する手段
    と、前記変更対象属性選択手段により表示された前記属
    性値一覧と同一画面上に変更された属性値を反映した複
    合図形の見本を表示する手段を設けたことを特徴とする
    図形編集装置。
JP28698394A 1994-11-22 1994-11-22 図形編集装置 Pending JPH08147490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28698394A JPH08147490A (ja) 1994-11-22 1994-11-22 図形編集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28698394A JPH08147490A (ja) 1994-11-22 1994-11-22 図形編集装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08147490A true JPH08147490A (ja) 1996-06-07

Family

ID=17711505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28698394A Pending JPH08147490A (ja) 1994-11-22 1994-11-22 図形編集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08147490A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350743A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Broadleaf:Kk 車輌部品選定システム及びそれを用いた車輌修理見積システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350743A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Broadleaf:Kk 車輌部品選定システム及びそれを用いた車輌修理見積システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0749760A (ja) 文書処理装置
JPH08147490A (ja) 図形編集装置
JP3093605B2 (ja) 画像編集装置
JPH08235376A (ja) 図形編集装置
JPH10162093A (ja) 商品情報割付装置
JPH0830417A (ja) 画像編集方法及び装置
JP4136188B2 (ja) 図形編集装置および方法
JP3136626B2 (ja) 文書作成装置
JPH05143589A (ja) 文書処理装置及びその制御方法
JP2611198B2 (ja) 画像処理装置
JP2721348B2 (ja) 画像処理装置
JP2791189B2 (ja) 図形描画装置及び方法
JPH0833929B2 (ja) イメ−ジ作成装置
JP3175220B2 (ja) 文書作成装置
JPH09237174A (ja) 表示制御装置及び表示制御方法
JPH01108674A (ja) 文書編集装置
JP3825826B2 (ja) 文書編集装置及び方法
JP2586027B2 (ja) 画像編集処理装置
JPH06110442A (ja) 文字図形処理装置、及び文字または図形の変形処理方法
JPH0534708B2 (ja)
JPH05101044A (ja) 文書処理装置
JPH08137868A (ja) 文書編集装置
JPS6385978A (ja) 図形編集装置
JPH10105044A (ja) 描画学習方法、及び画像描画装置
JPH0470955A (ja) 文書処理装置