JP3093168B2 - スチールハウスの枠組用材 - Google Patents
スチールハウスの枠組用材Info
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Description
の枠組用材に関する。
ゆるスチールハウスにおいては、スチール製の枠組用材
を結合することにより建物の枠組体を構成している。枠
組用材は、一般に板厚が0.8〜1.5mm程度の鋼材
が用いられ、基板部とこの基板部の両側縁から立上る立
上り部を有して断面がコ字状に形成されている。そし
て、枠組用材の表面は防錆処理されている。
を結合して土台、柱、梁、桁及び筋交いなどからなる骨
組を構築し、この骨組にスチールパネルあるいは石膏ボ
ードを張り合わせるなどして取り付け、壁、床、屋根等
を構成している。
は、従来、溶接、ボルト・ナット締め等の連結手段が取
られ、枠組用材相互を直角または角度を持って連結する
ことにより、骨組みを構築している。
において、例えば、柱となる第1の枠組用材と横桟とな
る第2の枠組用材とを端部相互で直角に結合する場合、
第1の枠組用材の立上り部と第2の枠組用材の立上り部
とを接合し、立上り部相互をボルト・ナットによって締
め付けるか、溶接などによって結合している。
は板厚が0.8〜1.5mm程度の鋼材が用いられ、し
かも第1の枠組用材と第2の枠組用材は同一幅であるた
め、第1の枠組用材の立上り部を第2の枠組用材の立上
り部の内側もしくは外側に嵌合するには何らかの圧入機
械を用いていずれか一方の立上り部の端部を内側もしく
は外側に変形して圧入するほかなく、この作業をスチー
ルハウスの建築現場で行うには機械を搬入しなくてはな
らない。また、枠組用材相互などを溶接する上において
も、第1の枠組用材と第2の枠組用材とを直角に位置決
めした状態で溶接する必要があり、その作業が煩雑とな
る。また、溶接の場合には枠組用材に施された防錆処理
が劣化されて錆が発生しやすいという問題がある。そこ
で、本出願人は、前述のような問題を解消した枠組用材
の結合構造を、特願平8−192944号、特願平8−
192945号及び特願平8−192946号として既
に出願をしている。
た先願のものは、枠組用材として断面がコ字形のものを
用い、枠組用材相互を結合した構造であるため、強度的
に弱いという問題があった。すなわち、断面がコ字形の
枠組用材は、上下方向、横方向あるいは捩じれ方向の荷
重が加わった場合、歪みや変形が生じ、特に上方から下
方に押し潰す方向に大きな外力が加わった場合、縦方向
の枠組用材の中間部分が横方向に広がる等の恐れがあ
る。また、枠組用材相互の結合時に、相互の位置決めが
困難で、結合部分がずれる恐れがあり、結合作業が煩雑
であるなどの問題があった。この発明は、前記事情に着
目してなされたもので、その目的とするところは、どの
ような方向から荷重が加わっても枠組用材の歪み、変形
を防止でき、強度的に優れたスチールハウスを建築で
き、また枠組用材相互の結合作業を施工現場において簡
単に行うことができるスチールハウスの枠組用材及び枠
組用材の結合構造を提供することにある。
達成するために、請求項1は、矩形状の金属板からなる
枠組用材本体に、一方向に平行に延びる第1〜第6の折
曲線によって区分された第1〜第7の帯状板部を形成す
るとともに、少なくとも第1、第3、第5及び第7の帯
状板部を略同一幅に形成し、かつ前記第1、第3、第5
及び第7の帯状板部が残りの第2、第4及び第6の帯状
板部に対して略垂直となるように、前記第1、第2、第
5及び第6の折曲線で谷折り屈曲するとともに、残りの
第3及び第4の屈曲線で山折り屈曲して、断面が略コ字
状の凹部と凸部とを交互に形成し、前記枠組用材本体の
第4の帯状板部の長手方向両端部に、第3及び第4の折
曲線に沿って切込み部を形成し、この切込み部の長さを
前記第4の帯状板部の幅と略同一として両切込み部間の
前記第4の帯状板部の端部に折曲部を形成し、この折曲
部を前記第4の帯状板部に対して下方に直角に折曲する
ことにより、前記折曲部と第3及び第5の帯状板部で囲
まれる略コ字状の切欠部を形成したことを特徴とする。
用材本体に、一方向に平行に延びる第1〜第6の折曲線
によって区分された第1〜第7の帯状板部を形成すると
ともに、少なくとも第1、第3、第5及び第7の帯状板
部を略同一幅に形成し、かつ前記第1、第3、第5及び
第7の帯状板部が残りの第2、第4及び第6の帯状板部
に対して略垂直となるように、前記第1、第2、第5及
び第6の折曲線で谷折り屈曲するとともに、残りの第3
及び第4の折曲線で山折り屈曲して、断面が略コ字状の
凹部と凸部とを交互に形成し、前記枠組用材本体の第2
の帯状板部の長手方向両端部に、第1及び第2の折曲線
に沿って切込み部を形成し、この切込み部の長さを前記
第2の帯状板部の幅と略同一として両切込み部間の前記
第2の帯状板部の端部に折曲部を形成するとともに、前
記枠組用材本体の第6の帯状板部の長手方向両端部に、
第5及び第6の折曲線に沿って切込み部を形成し、この
切込み部の長さを前記第6の帯状板部の幅と略同一とし
て両切込み部間の前記第6の帯状板部の端部に折曲部を
形成し、前記両折曲部をそれぞれ第2及び第6の帯状板
部に対して上方に直角に折曲することにより、前記折曲
部と第1及び第3の帯状板部で囲まれる略コ字状の切欠
部と、前記折曲部と第5及び第7の帯状板部で囲まれる
略コ字状の切欠部とをそれぞれ形成したことを特徴とす
る。
用材本体に、一方向に平行に延びる第1〜第6の折曲線
によって区分された第1〜第7の帯状板部を形成すると
ともに、少なくとも第1、第3、第5及び第7の帯状板
部を略同一幅に形成し、かつ前記第1、第3、第5及び
第7の帯状板部が残りの第2、第4及び第6の帯状板部
に対して略垂直となるように、前記第1、第2、第5及
び第6の折曲線で谷折り屈曲するとともに、残りの第3
及び第4の折曲線で山折り屈曲して、断面が略コ字状の
凹部と凸部とを交互に形成した第1の枠組用材と第2の
枠組用材とからなり、前記第1の枠組用材は、枠組用材
本体の第4の帯状板部の長手方向両端部に、第3及び第
4の折曲線に沿って切込み部を形成し、この切込み部の
長さを前記第4の帯状板部の幅と略同一として両切込み
部間の前記第4の帯状板部の端部に折曲部を形成し、こ
の折曲部を前記第4の帯状板部に対して下方に直角に折
曲することにより、前記折曲部と第3及び第5の帯状板
部で囲まれる略コ字状の切欠部を形成し、前記第2の枠
組用材は、枠組用材本体の第2の帯状板部の長手方向両
端部に、第1及び第2の折曲線に沿って切込み部を形成
し、この切込み部の長さを前記第2の帯状板部の幅と略
同一として両切込み部間の前記第2の帯状板部の端部に
折曲部を形成するとともに、前記枠組用材本体の第6の
帯状板部の長手方向両端部に、第5及び第6の折曲線に
沿って切込み部を形成し、この切込み部の長さを前記第
6の帯状板部の幅と略同一として両切込み部間の前記第
6の帯状板部の端部に折曲部を形成し、前記両折曲部を
それぞれ第2及び第6の帯状板部に対して上方に直角に
折曲することにより、前記折曲部と第1及び第3の帯状
板部で囲まれる略コ字状の切欠部と、前記折曲部と第5
及び第7の帯状板部で囲まれる略コ字状の切欠部とをそ
れぞれ形成し、第2の枠組用材の少なくとも第2及び第
6の帯状板部は、第1の枠組用材の第2及び第6の帯状
板部と同一幅またはそれよりやや幅広であり、第2の枠
組用材の少なくとも第4の帯状板部は、第1の枠組用材
の第4の帯状板部と同一幅またはそれよりやや狭幅であ
ることを特徴とするスチールハウスの枠組用材にある。
面に基づいて説明する。図1〜図3は、スチールハウス
を構築するための枠組用材を示し、図中1は、板厚が
0.7mm〜5.0mmの長方形状の金属板、例えば鋼
板、鉄板あるいはアルミニウム板からなる枠組用材本体
であり、この表面には防錆処理が施されている。枠組用
材本体1にはその長手方向に平行に延びる第1〜第6の
折曲線2a〜2fによって等間隔に区分され、同一幅の
第1〜第7の帯状板部3a〜3gが形成されている。
a、3c、3e、3gは、残りの第2、第4、第6の帯
状板部3b、3d、3fに対して垂直となるように前記
第1、第2、第5、第6の折曲部2a、2b、2e、2
fは谷折り屈曲され、残りの第3及び第4の折曲線2
c、2dは山折り屈曲されている。そして、枠組用材本
体1は断面が略コ字状の凹部4、4の間に略コ字状の凸
部5が形成されたチャンネル構造をなしている。
って構成された第1の枠組用材11であり、枠組用材本
体1の幅方向の中間部に位置する第4の帯状板部3dの
長手方向両端部には第3及び第4の折曲線2c、2dに
沿って切込み部6が形成されている。この切込み部6の
長さL1は第4の帯状板部3dの幅L2と略同一であ
り、両切込み部6間の前記第4の帯状板部3dの端部に
は折曲部7が形成されている。そして、この折曲部7は
第4の帯状板部3dに対して下方に直角に折曲され、こ
の折曲部7と第3の帯状板部3c及び第5の帯状板部3
eで三方が囲まれる略コ字状の切欠部8が形成されてい
る。したがって、第1の枠組用材11の長手方向両端部
には切欠部8を挟んで両側に第1〜第3の帯状板部3a
〜3cと第5〜第7の帯状板部3e〜3gによってそれ
ぞれコ字状に形成された突出部9が設けられている。
って構成された第2の枠組用材12であり、枠組用材本
体1の第2の帯状板部3bの長手方向両端部には第1及
び第2の折曲線2a、2bに沿って切込み部13が形成
されている。この切込み部13の長さL3は第2の帯状
板部3bの幅L4と略同一であり、両切込み部13間の
第2の帯状板部3bの端部には折曲部14が形成されて
いる。同様に、枠組用材本体1の第6の帯状板部3fの
長手方向両端部には第5及び第6の折曲線2e、2fに
沿って切込み部15が形成されている。この切込み部1
5の長さL5は第6の帯状板部3fの幅L6と略同一で
あり、両切込み部15間の第6の帯状板部3fの端部に
は折曲部16が形成されている。
2及び第6の帯状板部3b、3fに対して上方に直角に
折曲され、折曲部14と第1及び第3の帯状板部3a、
3cで三方が囲まれる略コ字状の切欠部17が形成さ
れ、同様に、折曲部16と第5及び第7の帯状板部3
e、3gで三方が囲まれる略コ字状の切欠部18が形成
されている。したがって、第2の枠組用材12の幅方向
の中間部に位置する長手方向両端部には切欠部17、1
8に挟まれて第3〜第5の帯状板部3c〜3eによって
それぞれコ字状に形成された突出部19が設けられてい
る。
6の帯状板部3b、3fは、第1の枠組用材11の第2
及び第6の帯状板部3b、3fと同一幅またはそれより
やや広幅に形成され、第2の枠組用材12の第4の帯状
板部3dは、第1の枠組用材11の第4の帯状板部3d
と同一幅またはそれよりやや狭幅に形成されている。
び突出部9を構成する第1、第2の帯状板部3a、3b
並びに第6、第7の帯状板部3f、3gにはタッピング
用ねじ穴20が穿設され、第2の枠組用材12の折曲部
14、16、及び突出部19を構成する第4の帯状板部
3dにはタッピング用ねじ穴21が穿設されている。
ウスの例えば柱となる第1の枠組用材11と例えば横桟
となる第2の枠組用材12とを結合する手順を説明する
と、まず、2本の第1の枠組用材11を所定間隔を存し
て平行に配設するとともに、これら第1の枠組用材11
の各上端を結ぶ位置及び各下端を結ぶ位置に第2の枠組
用材12を第1の枠組用材11と直交する方向に平行に
配設する。そして、第1の枠組用材11の端部の切欠部
8と第2の枠組用材12の突出部19とを嵌合すると、
第1の枠組用材11の突出部9、9と第2の枠組用材1
2の切欠部17、18とが嵌合して雄雌結合状態とな
る。
が第2の枠組用材12の突出部19の上面に重合し、折
曲部7がストッパ作用を果たし、第1の枠組用材11の
縦方向の位置決めがなされる。また、第2の枠組用材1
2の折曲部14、16が第1の枠組用材11の突出部
9、9の側面に重合し、折曲部14、16がストッパ作
用を果たし、第1の枠組用材11の横方向の位置決めが
なされる。そして、第1の枠組用材11と第2の枠組用
材12とを直角に位置決めすると、第1の枠組用材11
の端部に設けられたタッピング用ねじ穴20と第2の枠
組用材12の端部に設けられたタッピング用ねじ穴21
とが対向する。
用材12の重合部分におけるタッピング用ねじ穴20、
21に結合部材としてのタッピングねじ22をねじ込む
ことにより、第1と第2の枠組用材11、12とはその
端部において結合され、図10に示すように、方形の枠
組体23が構成される。
の枠組体23を組立ててこれらを連結することになる
が、図11は、複数の枠組体23を横方向に連接して形
成した枠組連接体を示す。第1の枠組用材11における
凸部5相互を背合せ状態に接合し、この接合部24をタ
ッピングねじ等によって結合すると、この結合部24を
挟んで両側に第1の枠組用材11における凹部4相互か
らなる空洞部25が形成される。すなわち、空洞部25
によってボックス断面が形成されることから、2本の第
1の枠組用材11からなる二重柱26の強度を向上させ
ることができる。
接して形成した枠組連接体を示す。第2の枠組用材12
における凸部5相互を背合わせ状態に接合し、この接合
部27をタッピングねじ等によって結合すると、この結
合部27に挟まれて第2の枠組用材12における凹部4
相互からなる空洞部28が形成される。すなわち、空洞
部28によってボックス断面が形成されることから、2
本の第2の枠組用材12からなる二重桟29の強度を向
上させることができる。
5、28に角柱、中空角パイプ等を補強材または充填材
として挿入し、枠組用材11、12に連結するなどして
固定することにより、さらに頑強に構成することができ
る。また、空洞部25、28に水道配管や電気配線ある
いはエアコン用の冷媒配管を通すことも可能であり、こ
のように構成することにより、配管、配線が外部に露出
することはなく、美観を向上できる。
グねじによって第1と第2の枠組用材11、12の結合
及び枠組体23相互の結合を行ったが、セルフタッピン
グねじやボルトとナットによって締め付け固定してもよ
い。さらに、前記実施形態によれば、第1の枠組用材1
1と第2の枠組用材12との一端部相互を結合する場合
について説明したが、他端部相互の結合においても同様
の構造によって結合することができる。また、タッピン
グねじやセルフタッピングねじの使用本数も枠組用材の
サイズ及び使用場所によって適宜変更可能である。
ば、次の効果がある。スチールハウスの骨組の構築にお
いて、枠組用材相互を施工現場において簡単に結合で
き、結合作用の煩雑さを解消できる。しかも枠組用材は
金属板を屈曲して凹部と凸部を交互に形成したチャンネ
ル構造であり、枠組用材の剛性がアップし、上下方向、
横方向あるいは捩じれ方向の荷重が加わっても変形する
ことはなく、耐荷重の優れたスチールハウスの骨組の構
築ができる。また、柱となる第1の枠組用材と桁、桟や
梁となる第2の枠組用材との端部に対称的に切欠部とこ
の切欠部に嵌合する突出部を設けて雄雌結合した構造で
あり、組立て時の位置決めが簡単で、結合部における位
置ずれ及び歪みを防止できる。また、枠組用材を結合し
て得られた枠組体相互を連接して枠組連接体を形成した
とき、枠組用材の凹部によって空洞部ができ、ボックス
断面構造となるため、一層頑強な構造となり、また、空
洞部に水道配管や電気配線あるいはエアコン用の冷媒配
管を通すことも可能であるという効果がある。
図。
枠組用材の端面図。
展開図、(b)は端面図、(c)は平面図。
展開図、(b)は端面図、(c)は平面図。
直前の斜視図。
状態を示し、(a)は斜視図、(b)は矢印X方向から
見た正面図、(c)は矢印Y方向から見た正面図。
を横方向に結合した状態の正面図、(B)はA−A線に
沿う断面図。
を横方向に結合した状態の正面図、(B)はB−B線に
沿う断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 矩形状の金属板からなる枠組用材本体
に、一方向に平行に延びる第1〜第6の折曲線によって
区分された第1〜第7の帯状板部を形成するとともに、
少なくとも第1、第3、第5及び第7の帯状板部を略同
一幅に形成し、かつ前記第1、第3、第5及び第7の帯
状板部が残りの第2、第4及び第6の帯状板部に対して
略垂直となるように、前記第1、第2、第5及び第6の
折曲線で谷折り屈曲するとともに、残りの第3及び第4
の折曲線で山折り屈曲して、断面が略コ字状の凹部と凸
部とを交互に形成し、 前記枠組用材 本体の第4の帯状板部の長手方向両端部
に、第3及び第4の折曲線に沿って切込み部を形成し、
この切込み部の長さを前記第4の帯状板部の幅と略同一
として両切込み部間の前記第4の帯状板部の端部に折曲
部を形成し、この折曲部を前記第4の帯状板部に対して
下方に直角に折曲することにより、前記折曲部と第3及
び第5の帯状板部で囲まれる略コ字状の切欠部を形成し
たことを特徴とするスチールハウスの枠組用材。 - 【請求項2】 矩形状の金属板からなる枠組用材本体
に、一方向に平行に延びる第1〜第6の折曲線によって
区分された第1〜第7の帯状板部を形成するとともに、
少なくとも第1、第3、第5及び第7の帯状板部を略同
一幅に形成し、かつ前記第1、第3、第5及び第7の帯
状板部が残りの第2、第4及び第6の帯状板部に対して
略垂直となるように、前記第1、第2、第5及び第6の
折曲線で谷折り屈曲するとともに、残りの第3及び第4
の折曲線で山折り屈曲して、断面が略コ字状の凹部と凸
部とを交互に形成し、 前記枠組用材 本体の第2の帯状板部の長手方向両端部
に、第1及び第2の折曲線に沿って切込み部を形成し、
この切込み部の長さを前記第2の帯状板部の幅と略同一
として両切込み部間の前記第2の帯状板部の端部に折曲
部を形成するとともに、 前記枠組用材本体の第6の帯状板部の長手方向両端部
に、第5及び第6の折曲線に沿って切込み部を形成し、
この切込み部の長さを前記第6の帯状板部の幅と略同一
として両切込み部間の前記第6の帯状板部の端部に折曲
部を形成し、 前記両折曲部をそれぞれ第2及び第6の帯状板部に対し
て上方に直角に折曲することにより、前記折曲部と第1
及び第3の帯状板部で囲まれる略コ字状の切欠部と、前
記折曲部と第5及び第7の帯状板部で囲まれる略コ字状
の切欠部とをそれぞれ形成したことを特徴とするスチー
ルハウスの枠組用材。 - 【請求項3】 矩形状の金属板からなる枠組用材本体
に、一方向に平行に延びる第1〜第6の折曲線によって
区分された第1〜第7の帯状板部を形成するとともに、
少なくとも第1、第3、第5及び第7の帯状板部を略同
一幅に形成し、かつ前記第1、第3、第5及び第7の帯
状板部が残りの第2、第4及び第6の帯状板部に対して
略垂直となるように、前記第1、第2、第5及び第6の
折曲線で谷折り屈曲するとともに、残りの第3及び第4
の折曲線で山折り屈曲して、断面が略コ字状の凹部と凸
部とを交互に形成した第1の枠組用材と第2の枠組用材
とからなり、 前記第1の枠組用材は、枠組用材本体の第4の帯状板部
の長手方向両端部に、第3及び第4の折曲線に沿って切
込み部を形成し、この切込み部の長さを前記第4の帯状
板部の幅と略同一として両切込み部間の前記第4の帯状
板部の端部に折曲部を形成し、この折曲部を前記第4の
帯状板部に対して下方に直角に折曲することにより、前
記折曲部と第3及び第5の帯状板部で囲まれる略コ字状
の切欠部を形成し、 前記第2の枠組用材は、枠組用材本体の第2の帯状板部
の長手方向両端部に、第1及び第2の折曲線に沿って切
込み部を形成し、この切込み部の長さを前記第2の帯状
板部の幅と略同一として両切込み部間の前記第2の帯状
板部の端部に折曲部を形成するとともに、前記枠組用材
本体の第6の帯状板部の長手方向両端部に、第5及び第
6の折曲線に沿って切込み部を形成し、この切込み部の
長さを前記第6の帯状板部の幅と略同一として両切込み
部間の前記第6の帯状板部の端部に折曲部を形成し、前
記両折曲部をそれぞれ第2及び第6の帯状板部に対して
上方に直角に折曲することにより、前記折曲部と第1及
び第3の帯状板部で囲まれる略コ字状の切欠部と、前記
折曲部と第5及び第7の帯状板部で囲まれる略コ字状の
切欠部とをそれぞれ形成し、 第2の枠組用材の少なくとも第2及び第6の帯状板部
は、第1の枠組用材の第2及び第6の帯状板部と同一幅
またはそれよりやや広幅であり、第2の枠組用材の少な
くとも第4の帯状板部は、第1の枠組用材の第4の帯状
板部と同一幅またはそれよりやや狭幅であることを特徴
とするスチールハウスの枠組用材。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP09169514A JP3093168B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | スチールハウスの枠組用材 |
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