JP3091879B1 - 味付け海苔の製造方法 - Google Patents
味付け海苔の製造方法Info
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- JP3091879B1 JP3091879B1 JP11096492A JP9649299A JP3091879B1 JP 3091879 B1 JP3091879 B1 JP 3091879B1 JP 11096492 A JP11096492 A JP 11096492A JP 9649299 A JP9649299 A JP 9649299A JP 3091879 B1 JP3091879 B1 JP 3091879B1
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- Japan
- Prior art keywords
- laver
- sugar
- soy sauce
- seasoned
- seasoned laver
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Abstract
【要約】
【課題】 味はよいが、調味液が手や樹脂シートに付着
せず、かしも、簡単に製造が可能な味付け海苔の製造方
法を開発することにある。 【解決手段】 味付け海苔の製造工程において、搬送手
段上を移動する黒海苔の片面に、醤油や砂糖を含む調味
液を塗布すると共に、青海苔をふりかけ、他の面に醤油
や砂糖を含まない調味液を塗布することを特徴とする味
付け海苔の製造方法。
せず、かしも、簡単に製造が可能な味付け海苔の製造方
法を開発することにある。 【解決手段】 味付け海苔の製造工程において、搬送手
段上を移動する黒海苔の片面に、醤油や砂糖を含む調味
液を塗布すると共に、青海苔をふりかけ、他の面に醤油
や砂糖を含まない調味液を塗布することを特徴とする味
付け海苔の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、味付け海苔の製
造方法に関する。
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、我が国伝統の食べ物である海苔む
すびは、素朴でありながら大変おいしい食物であるが、
焼き海苔で巻かれている。また、黒海苔と青海苔とを混
合した混海苔とよばれる味のよい海苔で巻かれたものも
ある。しかし、地方によっては焼き海苔に代わり、味付
け海苔で巻かれたむすびもある。
すびは、素朴でありながら大変おいしい食物であるが、
焼き海苔で巻かれている。また、黒海苔と青海苔とを混
合した混海苔とよばれる味のよい海苔で巻かれたものも
ある。しかし、地方によっては焼き海苔に代わり、味付
け海苔で巻かれたむすびもある。
【0003】そして、この味付け海苔で巻かれたむすび
は味がよいが、味付け海苔は、海苔に塗布した調味液が
手に付着するため、付着した手を洗ったり、濡れタオル
を持参して手を拭ったりする必要があり、煩雑であっ
た。
は味がよいが、味付け海苔は、海苔に塗布した調味液が
手に付着するため、付着した手を洗ったり、濡れタオル
を持参して手を拭ったりする必要があり、煩雑であっ
た。
【0004】また、予め、海苔を巻いたむすびは、海苔
がむすびの水分により、湿っ気り、味がよくないため、
食べる直前に、むすびに海苔を巻くように、むすびと海
苔とが合成樹脂シートでそれぞれ別に包装されたものが
あるが、味付け海苔では、調味液が海苔の両面に塗布さ
れているため、シートに付着するため、使用できないと
いう欠点があった。
がむすびの水分により、湿っ気り、味がよくないため、
食べる直前に、むすびに海苔を巻くように、むすびと海
苔とが合成樹脂シートでそれぞれ別に包装されたものが
あるが、味付け海苔では、調味液が海苔の両面に塗布さ
れているため、シートに付着するため、使用できないと
いう欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、従
来どおり味はよいが、調味液が手や樹脂シートに付着せ
ず、しかも、簡単に製造が可能な味付け海苔の製造方法
を開発することにある。
来どおり味はよいが、調味液が手や樹脂シートに付着せ
ず、しかも、簡単に製造が可能な味付け海苔の製造方法
を開発することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、味付
け海苔の製造工程において、搬送手段上を移動する黒海
苔の片面に、醤油や砂糖を含む調味液を塗布し、青海苔
をふりかけ、他の面に醤油や砂糖を含まない調味液を塗
布することを特徴とする味付け海苔の製造方法からなる
ものである。
け海苔の製造工程において、搬送手段上を移動する黒海
苔の片面に、醤油や砂糖を含む調味液を塗布し、青海苔
をふりかけ、他の面に醤油や砂糖を含まない調味液を塗
布することを特徴とする味付け海苔の製造方法からなる
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】そこでこの発明の一実施例を図面
に基づいて説明すると、味付け海苔の製造工程におい
て、搬送手段(A)上を移動する黒海苔(1)の片面
(1a)に、醤油や砂糖を含む調味液(2a)を塗布す
ると共に、青海苔(3)をふりかけ、他の面(1b)に
醤油や砂糖を含まない調味液(2b)を塗布することを
特徴とする味付け海苔の製造方法からなるものである。
に基づいて説明すると、味付け海苔の製造工程におい
て、搬送手段(A)上を移動する黒海苔(1)の片面
(1a)に、醤油や砂糖を含む調味液(2a)を塗布す
ると共に、青海苔(3)をふりかけ、他の面(1b)に
醤油や砂糖を含まない調味液(2b)を塗布することを
特徴とする味付け海苔の製造方法からなるものである。
【0008】そして、この発明において、海苔の搬送手
段(A)の一例としては、網状のコンベアであり、調味
液は、スポンジ状のローラ(B)(C)に含ませ、ロー
ラの下あるいは上を通過する海苔に塗布するものであ
る。
段(A)の一例としては、網状のコンベアであり、調味
液は、スポンジ状のローラ(B)(C)に含ませ、ロー
ラの下あるいは上を通過する海苔に塗布するものであ
る。
【0009】また、青海苔(3)は、揉まれた粉状のも
のであっても、小さく切られた状態のものであってもよ
く、醤油や砂糖を含む調味液(2a)により黒海苔
(1)に付着するものである。
のであっても、小さく切られた状態のものであってもよ
く、醤油や砂糖を含む調味液(2a)により黒海苔
(1)に付着するものである。
【0010】尚、調味液の一例としては、昆布だしやカ
ツオだし等の天然だしであり、(D)はそれぞれ送りロ
ーラである。
ツオだし等の天然だしであり、(D)はそれぞれ送りロ
ーラである。
【0011】
【発明の効果】この発明によると、黒海苔(1)の片面
(1a)に従来の醤油や砂糖を含む調味液(2a)を塗
布し、他の面(1b)に醤油や砂糖を含まない調味液
(2b)を塗布した味付け海苔を得ることにより、さら
に、青海苔(3)もふりかけたより味のよい海苔が得ら
れ、青海苔(3)を加えることにより黒海苔(1)より
も栄養価が高く、また、この味付け海苔を食することに
よりカルシウムを含む黒海苔(1)と、マグネシウムを
含む青海苔(3)とが同時に摂取することにより、青海
苔(3)のマグネシウムにより、カルシウムを体内へ吸
収し易く、また、むすび(X)に当接する面に醤油や砂
糖を含む調味液(2a)が塗布された面で包み、表面に
醤油や砂糖を含まない調味液(2b)が塗布された面を
向けることにより、手に付着しない味付け海苔のむすび
を得ることが出来、さらに、例えば、この発明を合成樹
脂のフィルムに入れても湿気に強く、黒海苔(1)に湿
気があっても、青海苔(3)が湿気を吸着し、さらに、
青海苔(3)を振りかけることによりフィルムに付着せ
ず、取り出し易くまた、フィルム側に味が付着すること
もなく、また、化学調味料等を添加することなく、自然
のグルタミン酸のうまみが出る等極めて有益なる効果を
奏するものである。
(1a)に従来の醤油や砂糖を含む調味液(2a)を塗
布し、他の面(1b)に醤油や砂糖を含まない調味液
(2b)を塗布した味付け海苔を得ることにより、さら
に、青海苔(3)もふりかけたより味のよい海苔が得ら
れ、青海苔(3)を加えることにより黒海苔(1)より
も栄養価が高く、また、この味付け海苔を食することに
よりカルシウムを含む黒海苔(1)と、マグネシウムを
含む青海苔(3)とが同時に摂取することにより、青海
苔(3)のマグネシウムにより、カルシウムを体内へ吸
収し易く、また、むすび(X)に当接する面に醤油や砂
糖を含む調味液(2a)が塗布された面で包み、表面に
醤油や砂糖を含まない調味液(2b)が塗布された面を
向けることにより、手に付着しない味付け海苔のむすび
を得ることが出来、さらに、例えば、この発明を合成樹
脂のフィルムに入れても湿気に強く、黒海苔(1)に湿
気があっても、青海苔(3)が湿気を吸着し、さらに、
青海苔(3)を振りかけることによりフィルムに付着せ
ず、取り出し易くまた、フィルム側に味が付着すること
もなく、また、化学調味料等を添加することなく、自然
のグルタミン酸のうまみが出る等極めて有益なる効果を
奏するものである。
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】この発明の一実施例を示す一部欠截説明図であ
る。
る。
【図3】この発明の使用状態を示す断面図である。
1 黒海苔 1a 片面 1b 他の面 2a 醤油や砂糖を含む調味液 2b 醤油や砂糖を含まない調味液 3 青海苔 A 搬送手段 B スポンジ状のローラ C スポンジ状のローラ D 送りローラ X むすび
Claims (1)
- 【請求項1】 味付け海苔の製造工程において、搬送手
段上を移動する黒海苔の片面に、醤油や砂糖を含む調味
液を塗布すると共に、青海苔をふりかけ、他の面に醤油
や砂糖を含まない調味液を塗布することを特徴とする味
付け海苔の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11096492A JP3091879B1 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 味付け海苔の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11096492A JP3091879B1 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 味付け海苔の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3091879B1 true JP3091879B1 (ja) | 2000-09-25 |
JP2000287649A JP2000287649A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14166592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11096492A Expired - Lifetime JP3091879B1 (ja) | 1999-04-02 | 1999-04-02 | 味付け海苔の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091879B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104115898B (zh) * | 2014-08-14 | 2016-04-13 | 福建蓝铂海洋生物科技有限公司 | 一种青海苔馅饼及其制备方法 |
-
1999
- 1999-04-02 JP JP11096492A patent/JP3091879B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000287649A (ja) | 2000-10-17 |
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