JPH0616550Y2 - おにぎり用ふりかけ食品 - Google Patents
おにぎり用ふりかけ食品Info
- Publication number
- JPH0616550Y2 JPH0616550Y2 JP1990105306U JP10530690U JPH0616550Y2 JP H0616550 Y2 JPH0616550 Y2 JP H0616550Y2 JP 1990105306 U JP1990105306 U JP 1990105306U JP 10530690 U JP10530690 U JP 10530690U JP H0616550 Y2 JPH0616550 Y2 JP H0616550Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- rice
- dried
- rice balls
- sprinkled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cereal-Derived Products (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種の食味を有するおにぎりを作るのに用い
るおにぎり用ふりかけ食品に関する。
るおにぎり用ふりかけ食品に関する。
従来、おにぎりは、鮭、梅干し等を、ごはんの中心部に
包み込み、外側に海苔を巻くなどして作られている。ま
た、ふりかけ食品をおにぎりの外側にふりかけたものも
作られている。
包み込み、外側に海苔を巻くなどして作られている。ま
た、ふりかけ食品をおにぎりの外側にふりかけたものも
作られている。
このようなおにぎりに関して、本出願人は、各種の食味
を有するおにぎりを作るのに好適なおにぎり用の食品を
先に考案し、実公昭61-23357号に開示した。このおにぎ
り用のり食品は、矩形状に切断した乾のり又は焼のりの
長手方向中央部を除く両側部に粘性食材を介して野菜、
魚身、獣肉、海藻、果実等の一種または二種以上を組み
合わせた乾燥食品細片を付着させたものである。このお
にぎり用のり食品によれば、おにぎりの外側に各種の味
付けをしたのり巻きおにぎりを簡単に作ることができ
る。
を有するおにぎりを作るのに好適なおにぎり用の食品を
先に考案し、実公昭61-23357号に開示した。このおにぎ
り用のり食品は、矩形状に切断した乾のり又は焼のりの
長手方向中央部を除く両側部に粘性食材を介して野菜、
魚身、獣肉、海藻、果実等の一種または二種以上を組み
合わせた乾燥食品細片を付着させたものである。このお
にぎり用のり食品によれば、おにぎりの外側に各種の味
付けをしたのり巻きおにぎりを簡単に作ることができ
る。
しかし、上記のおにぎり用のり食品は、のり巻きおにぎ
りを前提としたものであるので、のりを巻かないおにぎ
りを好む人にとっては、上記のおにぎり用のり食品でふ
りかけ付きおにぎりを作ることはできない。
りを前提としたものであるので、のりを巻かないおにぎ
りを好む人にとっては、上記のおにぎり用のり食品でふ
りかけ付きおにぎりを作ることはできない。
一方、従来のふりかけ付きおにぎりは、おにぎりの外側
に、ふりかけ食品をふりかける作りかたであるので、作
る際にふりかけ食品の無駄が多く発生するという問題が
あった。また、家庭等においておにぎりを作るときに、
あらかじめ他種類のふりかけ食品を取り揃えておくこと
は面倒なことであり、各種の食味を有するふりかけ付き
おにぎりを家庭等で簡単に作るのは難しかった。
に、ふりかけ食品をふりかける作りかたであるので、作
る際にふりかけ食品の無駄が多く発生するという問題が
あった。また、家庭等においておにぎりを作るときに、
あらかじめ他種類のふりかけ食品を取り揃えておくこと
は面倒なことであり、各種の食味を有するふりかけ付き
おにぎりを家庭等で簡単に作るのは難しかった。
本考案が解決すべき課題は、各種の食味を有するふりか
け付きおにぎりを簡単に作ることができるおにぎり用ふ
りかけ食品を得ることにある。
け付きおにぎりを簡単に作ることができるおにぎり用ふ
りかけ食品を得ることにある。
本考案のおにぎり用ふりかけ食品は、おにぎりを包んだ
のち、剥がし取っておにぎりの表面に乾燥食品細片を付
着させるためのふりかけ食品であって、合成樹脂製フィ
ルムの片面に、粘性食材を介して乾燥食品細片を付着さ
せたものである。
のち、剥がし取っておにぎりの表面に乾燥食品細片を付
着させるためのふりかけ食品であって、合成樹脂製フィ
ルムの片面に、粘性食材を介して乾燥食品細片を付着さ
せたものである。
ここで、前記乾燥食品細片として、野菜、魚身、獣肉、
魚身、鶏卵、海藻、果実の中から選ばれた一種または二
種以上のものをそのまま乾燥したもの、または、調理後
乾燥したものを用いることができる。
魚身、鶏卵、海藻、果実の中から選ばれた一種または二
種以上のものをそのまま乾燥したもの、または、調理後
乾燥したものを用いることができる。
本考案のおにぎり用ふりかけ食品は、フィルムに粘性食
材を介して乾燥食品細片を付着させたものであり、この
フィルムをおにぎりの外側に巻くと、ごはんの水分や蒸
気によって粘性食材が軟化し、フィルムに付着していた
乾燥食品細片がごはんに移行して付着し、ふりかけ付き
おにぎりができあがる。
材を介して乾燥食品細片を付着させたものであり、この
フィルムをおにぎりの外側に巻くと、ごはんの水分や蒸
気によって粘性食材が軟化し、フィルムに付着していた
乾燥食品細片がごはんに移行して付着し、ふりかけ付き
おにぎりができあがる。
第1図は本考案実施例のおにぎり用ふりかけ食品の乾燥
食品細片付着面を示す平面図であり、第2図は第1図の
I−I線断面図である。第3図及び第4図は長尺フィル
ムへの粘性食材及び乾燥食品細片の付着方法を示す図で
ある。
食品細片付着面を示す平面図であり、第2図は第1図の
I−I線断面図である。第3図及び第4図は長尺フィル
ムへの粘性食材及び乾燥食品細片の付着方法を示す図で
ある。
第1図及び第2図において、おにぎり用ふりかけ食品1
の長手方向中央部は、フィルム2の生地自体であり、同
フィルム2の両側部には、粘性食材3を介して、乾燥食
品細片4を付着させている。この実施例のおにぎり用ふ
りかけ食品1は、第3図及び第4図に示すように、幅約
200mmの長尺フィルム5にローラ6を使用して粘性食材
3を塗布した後、その上に、容器7に入った乾燥食品細
片4をふりかけて付着させたものを、おにぎりの大きさ
に合わせて、幅約50mm、長さ約200mmの大きさに裁断し
たものである。
の長手方向中央部は、フィルム2の生地自体であり、同
フィルム2の両側部には、粘性食材3を介して、乾燥食
品細片4を付着させている。この実施例のおにぎり用ふ
りかけ食品1は、第3図及び第4図に示すように、幅約
200mmの長尺フィルム5にローラ6を使用して粘性食材
3を塗布した後、その上に、容器7に入った乾燥食品細
片4をふりかけて付着させたものを、おにぎりの大きさ
に合わせて、幅約50mm、長さ約200mmの大きさに裁断し
たものである。
フィルム2は、ポリエチレンのような合成樹脂製のフィ
ルムであり、厚さは0.1mm程度が適当である。
ルムであり、厚さは0.1mm程度が適当である。
粘性食材3は、砂糖、水飴、みりん等をデンプンととも
に配合したものであり、本実施例では、重量%で、砂糖
27%,水飴10%,みりん30%,化学調味料6%,食塩5
%,デンプン3%の割合で配合したものを用いた。
に配合したものであり、本実施例では、重量%で、砂糖
27%,水飴10%,みりん30%,化学調味料6%,食塩5
%,デンプン3%の割合で配合したものを用いた。
乾燥食品細片4としてとくに好適なものは、鮭、かつ
お、あじ、いわし等の魚身の乾燥細片、たらこ、こん
ぶ、卵フレーク、乾燥野菜片等の一種または二種以上を
組み合わせたものであり、本実施例では、乾燥鮭片と乾
燥梅干し片を組み合わせたものを、粘性食材3の上に層
厚1〜2mm程度に付着させた。
お、あじ、いわし等の魚身の乾燥細片、たらこ、こん
ぶ、卵フレーク、乾燥野菜片等の一種または二種以上を
組み合わせたものであり、本実施例では、乾燥鮭片と乾
燥梅干し片を組み合わせたものを、粘性食材3の上に層
厚1〜2mm程度に付着させた。
第5図(a)は、第1図のおにぎり用ふりかけ食品1を通
常の三角おにぎり8の側面に巻いた状態を示し、同図
(b)は同図(a)の状態からフィルム2をはがした後の状態
を示す。
常の三角おにぎり8の側面に巻いた状態を示し、同図
(b)は同図(a)の状態からフィルム2をはがした後の状態
を示す。
おにぎり8におにぎり用ふりかけ食品1を巻くと、粘性
食材3がおにぎり8のごはんの水分や熱気によって軟化
し、フィルム2に付着していた乾燥食品細片4が、ごは
んに移行して付着し、ふりかけ付きおにぎりができあが
る。
食材3がおにぎり8のごはんの水分や熱気によって軟化
し、フィルム2に付着していた乾燥食品細片4が、ごは
んに移行して付着し、ふりかけ付きおにぎりができあが
る。
なお、本実施例では、フィルム2の長手方向中央部を除
いた両側部に乾燥食品細片4を付着させているが、乾燥
食品細片4は全面に付着させてもよく、また、直線や曲
線を組み合わせた模様や図柄、文字等、適宜なかたちに
付着させてもよい。
いた両側部に乾燥食品細片4を付着させているが、乾燥
食品細片4は全面に付着させてもよく、また、直線や曲
線を組み合わせた模様や図柄、文字等、適宜なかたちに
付着させてもよい。
本考案のおにぎり用ふりかけ食品によれば、下記の効果
を奏する。
を奏する。
フィルムに付着させた乾燥食品細片をおにぎりに巻き
つけた後、フィルムをはがすだけで、ふりかけ付きおに
ぎりを簡単に作ることができる。
つけた後、フィルムをはがすだけで、ふりかけ付きおに
ぎりを簡単に作ることができる。
長期間の保存がきくので、各種素材の異なる乾燥食品
細片を用いたおにぎり用ふりかけ食品をあらかじめ準備
しておけば、各種の味付きおにぎりをいつでも作ること
ができる。
細片を用いたおにぎり用ふりかけ食品をあらかじめ準備
しておけば、各種の味付きおにぎりをいつでも作ること
ができる。
ふりかけ食品の無駄が発生しない。
フィルムに付着させる乾燥食品細片の形や色を変える
ことによって、おにぎりの見栄えをよくし、また、適宜
のメッセージを加えることができる。
ことによって、おにぎりの見栄えをよくし、また、適宜
のメッセージを加えることができる。
第1図は本考案実施例のおにぎり用ふりかけ食品の乾燥
食品細片付着面を示す平面図、第2図は第1図のI−I
線断面図であり、第3図及び第4図は長尺フィルムへの
粘性食材及び乾燥食品細片の付着方法を示す図である。
第5図(a)は、おにぎり用ふりかけ食品をおにぎりの側
面に巻いた状態を示し、同図(b)は同図(a)の状態からフ
ィルムをはがした後の状態を示す。 1:おにぎり用ふりかけ食品、2,5:フィルム 3:粘性食材、4:乾燥食品細片、6:ローラ 7:容器、8:おにぎり
食品細片付着面を示す平面図、第2図は第1図のI−I
線断面図であり、第3図及び第4図は長尺フィルムへの
粘性食材及び乾燥食品細片の付着方法を示す図である。
第5図(a)は、おにぎり用ふりかけ食品をおにぎりの側
面に巻いた状態を示し、同図(b)は同図(a)の状態からフ
ィルムをはがした後の状態を示す。 1:おにぎり用ふりかけ食品、2,5:フィルム 3:粘性食材、4:乾燥食品細片、6:ローラ 7:容器、8:おにぎり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 糸川 貴子 熊本県玉名市伊倉北方3163番地の3 浦島 海苔株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−15657(JP,A) 実開 平2−73989(JP,U) 実公 昭61−23357(JP,Y2)
Claims (2)
- 【請求項1】おにぎりを包んだのち、剥がし取っておに
ぎりの表面に乾燥食品細片を付着させるためのふりかけ
食品であって、合成樹脂製フィルムの片面に、粘性食材
を介して乾燥食品細片を付着させたおにぎり用ふりかけ
食品。 - 【請求項2】請求項1記載の乾燥食品細片が、野菜、魚
身、獣肉、魚卵、鶏卵、海藻、果実の中から選ばれた一
種または二種以上のものをそのまま乾燥したもの、また
は、調理後乾燥したものであるおにぎり用ふりかけ食
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990105306U JPH0616550Y2 (ja) | 1990-10-06 | 1990-10-06 | おにぎり用ふりかけ食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990105306U JPH0616550Y2 (ja) | 1990-10-06 | 1990-10-06 | おにぎり用ふりかけ食品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0462091U JPH0462091U (ja) | 1992-05-27 |
JPH0616550Y2 true JPH0616550Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31850949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990105306U Expired - Lifetime JPH0616550Y2 (ja) | 1990-10-06 | 1990-10-06 | おにぎり用ふりかけ食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616550Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7054263B1 (ja) * | 2020-11-02 | 2022-04-13 | 市川工業株式会社 | おにぎり用振り掛け装置、おにぎりへの振り掛け方法、及び振り掛け食品が振り掛けられたおにぎりの製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6115657A (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-23 | Bibun Corp | フイルム状珍味食品の製造法及び装置 |
JPS6123357U (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-12 | 株式会社クボタ | 農用トラクタ |
JPH0273989U (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-06 |
-
1990
- 1990-10-06 JP JP1990105306U patent/JPH0616550Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0462091U (ja) | 1992-05-27 |
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