JP3084321U - 折箱および折箱組立用シート - Google Patents

折箱および折箱組立用シート

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JP3084321U JP2001005658U JP2001005658U JP3084321U JP 3084321 U JP3084321 U JP 3084321U JP 2001005658 U JP2001005658 U JP 2001005658U JP 2001005658 U JP2001005658 U JP 2001005658U JP 3084321 U JP3084321 U JP 3084321U
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正夫 尾崎
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株式会社オザキ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塵埃の侵入を防ぎ,強度の高い折箱を提供す
る。 【構成】 折箱1は,方形の底面部11と,底面部11の両
側にそれぞれ連続して垂直に立上がった両側面部12と,
両側面部12にそれぞれ連続する両装飾部13と,底面部11
の両端にそれぞれ連続して垂直に立上がった両端面部21
と,両端面部21のそれぞれの両側にそれぞれ連続して両
側面部21の内側に沿う補強部24A,24B,26A,26B
と,両端面部21のそれぞれに連続する一方の補強部24
A,24Bにそれぞれ連続し,少なくとも一部が互いに重
なった状態で上面を形成した第1および第2の上面部23
A,23Bと,両端面部21の上縁に相当する辺にそれぞれ
連続して第1および第2の上面部23A,23Bの内側に沿
う舌片22と,第1および第2の上面部23A,23Bの補強
部24A,24Bが連続する辺とは反対側の辺に連続して両
側面部12の内側に沿う抑え片25A,25Bとを備えてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
この考案は,ケーキ,菓子類等の食品,消しゴム,クリップ,ペーパーウエイ ト,印鑑等を含む文房具,装飾具,ビー玉,おはじき,お手玉,人形等を含む遊 戯具,日用品,化粧品,小物,その他の物品または商品を入れるのに適した折箱 および折箱を組立てるためのシートに関する。
【0002】
【考案の背景】
折箱は,厚紙,ボール紙,プラスチック・シート等をあらかじめ定めた展開図 の形に切断し,切断した厚紙等を適宜折り曲げることによって作られる。このよ うな折箱は上述の様々な食品,物品または商品を入れる,または収めるために用 いられる。
【0003】 従来の折箱は,簡易なものであるから,箱体の辺,角に折箱の外側から内側に 通じるすき間があいていることが多く,すき間から折箱の内部に塵埃が侵入する ことがある。折箱に菓子類等の食品を収める場合,食品衛生上好ましくない。
【0004】 また,折箱が厚紙等を折り曲げることによって作られるものである場合には, 頑強な強度は望めないとしても,複数段に重ねたときに曲がらない程度の強度を 持つのが望まれる。特に,折箱の内部に壊れ易いものを収納するときには尚更で ある。
【0005】
【考案の開示】
この考案は,糊,接着剤,粘着テープ,ステープル等の固定剤,固定具を用い なくても,折箱内部に塵埃ができるだけ侵入しないような構造を持つ折箱を提供 することを目的とする。
【0006】 またこの考案は,比較的強度が高い折箱を提供することを目的とする。
【0007】 さらにこの考案は,上述の折箱の組立てに用いられる折箱組立用シートを提供 することを目的とする。
【0008】 この考案による折箱は,折ることが可能なシート(厚紙(樹脂シートがラミネ ートされたものを含む),ボール紙(同左),合成樹脂シート,合成樹脂薄板等 )を折り曲げることによって,糊,接着剤,粘着テープ,ステープル等の固定剤 ,固定具類を用いることなく作られる。この折箱は,方形の底面部(11)と,底 面部(11)の両側にそれぞれ連続して垂直に立上がった両側面部(12)と,両側面 部(12)にそれぞれ連続する両装飾部(13)と,底面部(11)の両端にそれぞれ連続 して垂直に立上がった両端面部(21)と,両端面部(21)のそれぞれの両側にそれ ぞれ連続して上記両側面部(12)の内側に沿う補強部(24A,24B,26A,26B) と,両端面部(21)のそれぞれに連続する一方の補強部(24A,24B)にそれぞれ連 続し,先端部が互いに重なった状態で上面を形成した第1および第2の上面部( 23A,23B)と,両端面部(21)の上縁に相当する辺にそれぞれ連続して第1およ び第2の上面部(23A,23B)の内側に沿う舌片(22)と,第1および第2の上面 部(23A,23B)の上記補強部(24A,24B)が連続する辺とは反対側の辺に連 続して上記両側面部(12)の内側に沿う抑え片(25A,25B)とを備えている。シ ートの折り曲げは,単に折り曲げることのみならず,必要に応じて加熱,その他 の処理を施して折り曲げることも含む。
【0009】 この考案によると,折箱の内部空間が,底面部(11),両側面部(12),両端面部 (21),および第1および第2の上面部(23A,23B)によって形成されるのみな らず,補強部(24A,24B,26A,26B)および舌片(22)がさらに設けられてい るので,折箱の縁の部分にすき間が生じない。外部から折箱内部へ塵埃が侵入す るのを防ぐことができる。
【0010】 さらにこの考案によると,両側面部(12) に加えて,両側面部(12)の内側に沿 って補強部(24A,24B,26A,26B)が設けられているので,折箱の上下方向 に加わる力に対する強度が高められる。
【0011】 好ましくは,両装飾部(13)の端部のそれぞれに,折返し片(14A,14B)が連 続して形成される。折返し片(14A,14B)は上記両装飾部(13)の内側にそれぞ れ折返され,その折返し縁が互いに接するように,上記両装飾部(13)が留め具に より結合される。両装飾部(13)によって箱体の上方に屋根のような斜面が形成さ れるので,折箱に装飾効果を与えることができる。両装飾部(13)を台形とし,両 装飾部(13)の斜辺のそれぞれに波形を形成すると,一層,装飾効果を高めること ができる。折返し片(14A,14B)が存在しなくても,両装飾部(B)によって屋 根のような斜面を形成することはもちろん可能である。留め具には,樹脂被覆さ れた針金,モール,布または紙のリボン,クリップ等が含まれる。
【0012】 他の態様では,一方の装飾部(13)の幅を,他方の装飾部(13)の幅よりもシート の厚さ分大きく形成しておく。上記他方の装飾部(13)およびそれに連続する折返 し片(14A)を折箱の上面および一側面に沿って折曲げ,上記一方の装飾部(13)お よびこれに連続する折返し片(14B)を折箱の上面および他側面に沿って,上記他 方の装飾部(13)およびそれに連続する折返し片(14A)に重ねて折曲げる。これに よって装飾部(13)および折返し片(14A,14B)がスペースをとらないので,複数 の折箱を積上げて保管,輸送等することができる。
【0013】 この考案による折箱組立用シートは,方形の底面部(11)と,底面部(11)の両 側にそれぞれ連続して垂直に立上がる両側面部(12)と,両側面部(12)にそれぞ れ連続する両装飾部(13)と,底面部(11)の両端にそれぞれ連続して垂直に立上 がる両端面部(21)と,両端面部(21)のそれぞれの両側にそれぞれ連続して上記 両側面部(12)の内側に沿う補強部(24A,24B,26A,26B)と,両端面部(21) のそれぞれに連続する一方の補強部(24A,24B)にそれぞれ連続し,先端部が互 いに重なった状態で上面を形成する第1および第2の上面部(23A,23B)と, 両端面部(21)の上縁に相当する辺にそれぞれ連続して第1および第2の上面部(2 3A,23B)の内側に沿う舌片(22)と,第1および第2の上面部(23A,23B) の上記補強部(24A,24B)が連続する辺とは反対側の辺に連続して上記両側面 部(12)の内側に沿う抑え片(25A,25B)とを備えている。シートには,あらか じめ折り目や浅い切り込み等を入れておくとよい。折り目や切り込み等に沿って シートを折り曲げることによって簡単に折箱を組み立てることができる。
【0014】
【実施例の説明】
図1は一実施態様による折箱の全体を斜視的に示すものである。折箱1は,厚 紙,ボール紙,プラスチック・シート等のシート状素材(以下,単にシートとい う)を展開図に合致するように切断し,適所を折り曲げることにより作られる。
【0015】 折箱1を外観から見ると,直方体状に形成された箱体10を持ち,その箱体10の 両側面の上縁の全体からそれぞれ連続してほぼ台形状の2つの装飾部13が斜面を 形成するように,設けられている。箱体10の両側面の長手方向の長さと,ほぼ台 形状の装飾部13の長辺(下辺)の長さは等しい。装飾部13の長辺(下辺)と短辺 (上辺)とを結ぶ2つの斜辺のそれぞれに波形のカッティングが施されている。 2つの装飾部13の短辺に近い位置にそれぞれ円形の孔13aがあけられており,こ の孔13aにリボン71等を通して縛ることによって,箱体10の上方において2つの 装飾部13の短辺(上縁)が互いに接した状態で結合される。折箱1は,箱体10の 上方にあたかも屋根が設けられているようなデザインを持つ。
【0016】 この実施例では,折箱1の箱体10はその平面からみて長方形である。箱体10の 形を平面から見て正方形とすることもできる。
【0017】 図2は折箱1の展開図である。折箱1は,次に説明するように,図2に示す展 開図の形状に切り取られたシートを折り曲げることによって組み立てられる。図 2に示す展開図において,折箱1を作製するときに折り曲げられる箇所が鎖線で 示されている。鎖線で示されている箇所には,折り目または浅い切込みが入れら れている。
【0018】 底面部11の長辺側の両側のそれぞれに,側面部12,装飾部13,折返し部14A, 14Bがこの順番で連続して形成されている。上述したように,装飾部13はほぼ台 形に形成され,その短辺に近い位置に孔13aがあけられている。折返し部14A, 14Bのほぼ中央にも孔14aがそれぞれあけられている。孔13aと孔14aは,折返 し部14A,14Bを装飾部13の内側に折返すと,互いに一致する位置にあけられて いる。折返し部14Aは長方形状の形状を,折り返し部14Bは台形状の形状をそれ ぞれ持つ。
【0019】 底面部11の短辺側の両端のそれぞれに,端面部21,舌片22がこの順番で連続し て形成されている。
【0020】 一方の端面部21(図2において右側)の両側(図2において上下側)には補強 部24Aおよび補強部26Aが,他方の端面部21(図2において左側)の両側には補 強部24Bおよび補強部26Bがそれぞれ端面部21に連続して形成されている。補強 部24Aにはさらに,第1の上面部23A,抑え片25Aがこの順番で連続して形成さ れている。補強部24Bにはさらに,第2の上面部23B,抑え片25Bがこの順番で 連続して形成されている。補強部24A,第1の上面部23Aおよび抑え片25Aと, 補強部24B,第2の上面部23Bおよび抑え片25Bは,図2において上下反対側に 位置する。補強部26Aと補強部26Bも図2において上下反対側に位置する。
【0021】 上面部23A,23Bは箱体10の上面を形成するから,その幅は底面部11の幅とほ ぼ等しい。上面部23Aの長さと上面部23Bの長さの和は底面部11の長さ(箱体10 の長さ)よりも長く,したがって,組立てられたときに上面部23Aと23Bはそれ らの先端部が重なる。
【0022】 補強部24A,24B,26A,26Bは,組立てられたときに側面部12の内側に沿い ,箱体10の上下方向に加わる力を受けるものであるから,その幅は側面部12の幅 (箱体10の長さ)とほぼ等しい。補強部24Aの長さと補強部24Bの長さの和は側 面部12の長さ(箱体10の長さ)よりも長く,したがって,組立てられたときにそ れらの先端部が重なる。補強部26Aと26Bとについても同じである。補強部24A ,26Aと補強部24B,26Bの長さは若干異なるが,これらを同じ長さとしてもよ い。
【0023】 抑え片25A,25Bの幅は補強部24A,24Bの幅よりも小さいが,ほぼ同じとし てもよい。抑え片25A,25Bの長さも補強部24A,24Bの長さとほぼ同じとして もよい。舌片22の幅は底面部11の幅とほぼ同じであるが,その長さは図示のよう に短くしてもよい。
【0024】 図2の右側の部分についていうと,端面部21の四辺のすべてにおいて,底面部 11,補強部24A,26Aおよび舌片22がそれぞれ連続しているので,組立てたとき に,この端面部21の4つの縁から塵埃の侵入が防止される。図2の左側の端面部 21についても同じである。
【0025】 折箱1は次のようにして組み立てられる。図2の右側において,舌片22,補強 部24Aおよび補強部26Aを垂直に折り曲げる。さらに,補強部24Aに連続する第 1の上面部23Aを垂直に折り曲げ,第1の上面部23Aに連続する抑え片25Aをさ らに垂直に折り曲げる。図3に示すように,底面部11の右端に,上方および内方 (底面部11側)が開放した箱状の覆いが現れる。舌片22の外側に第1の上面部23 Aが沿う。補強部26Aの外側に抑え片25Aが沿う。図2の左側の部分についても 全く同じであり,二面が開放した箱状の覆いが形成される。
【0026】 折箱1の箱体10の中に菓子等の食品,物品,商品等を収めるときには,底面部 11上に,それらを置くことになる。図3に示す例では,菓子等を小分けに収納す るためのプラスチック・ケース72が底面部11の上に置かれている様子が示されて いる。
【0027】 図3および図4を参照して,第2の上面部23Bを含む左側の覆い全体を(端面 部21)を垂直に折曲げ,底面部11上の左側空間を覆う。さらに,第1の上面部23 Aを含む右側の覆い(端面部21)を垂直に折曲げ,底面部11上の右側空間を覆う 。第1の上面部23Aの先端部が第2の上面部23Bの先端部上に重ね合わされる。 補強部24Aの先端部が抑え片25Bの先端部上に,補強部26Aおよび抑え片25Aの 先端部が補強部24Bの先端部上にそれぞれ重ね合わされる。
【0028】 最後に,側面部12を垂直に折曲げ,装飾部13を斜めに曲げ,折返し部14A,14 Bをそれぞれ装飾部13の内側に折返し,装飾部13と折返し部14A,14Bとの折返 し辺をあわせて,装飾部13にあけられた孔13a,折返し部14A,14Bにあけられ た孔14aにリボン71等を通して縛る。図1に示す折箱1が完成する。
【0029】 折箱1の箱体10において,左側(図1,3,4において)の端面部21には,上 述したように,底面部11,補強部24B,26Bおよび舌片22が四辺において連続し ,これらが直角に折曲げられている。舌片22はさらに上面部23Bによって覆われ ている。このようにして,箱体10の左側端面はその折曲げ部分にはすき間は無く ,外部から塵埃が箱体10内に入ることがない。箱体10の右側端面についても同じ である。
【0030】 さらに,箱体10において,左側の端面部21に連続する左側の上面部23Bの両側 に,補強部24Bおよび抑え片25Bが連続している。抑え片25Bは端面部21に連続 する補強部26Bを覆っている。右側についても同じである。そして,左側の上面 部23B,補強部24B,26Bおよび抑え片25Bの先端部上に,箱体10のほぼ中央部 において,右側の上面部23A,補強部24A,26Aおよび抑え片25Aが重ね合わさ れている。さらに,箱体10の両側面は両側面部12で覆われる。このようにして, 箱体10のほぼ中央部においても,箱体10内への塵埃の侵入が防止される。箱体10 内に菓子等の食品を収納する場合には,特に良い衛生状態を保つことができる。
【0031】 折箱1の装飾部13は台形のみならず,三角形,半円形,その他の形状としても よい。また,装飾部13の斜辺のカッティングの形状も波形のみならず,楔形,そ の他の形状としてもよく,斜辺は直線または弧状でもよい。
【0032】 図5は,折箱の他の組立て例を示すものである。図5に示す折箱1Aも,図2 に示す展開図と同じ展開図から組み立てることができる。図1に示す折箱1とは ,2つの装飾部13が箱体10の上面に沿うように垂直に折曲げられ,かつ,折返し 部14A,14Bが箱体10の両側面にそれぞれ沿うように垂直に折曲げられている点 が異なる。このように折箱1Aを組立てることにより,折箱1Aの全体形状がほ ぼ四角柱状になるので,複数の折箱1Aを積み上げて保管,輸送等するような場 合に嵩張らなくて済む。装飾部13および折返し部14A,14Bの変形も防ぐことが できる。また,箱体10の側面の部分では側面部12と補強部24A,側面部12と補強 部26A,側面部12と補強部24B,側面部12と補強部26Bが二重に重ね合わされて いるので,平面(上下方向)から加わる力に強い。
【0033】 図5に示すような形状の折箱とする場合には,2つの装飾部13のうちのいずれ か一方の幅を,他方の装飾部13の幅よりもシートの厚さ分広くしておき,幅の広 い方の装飾部13を他方の装飾部13の外側に沿わせるとよい。折返し片(図5にお いては折返し片14A)を箱体10の側面にきれいに沿わせて折曲げることができる 。このような組立てた状態を保つために,折箱1Aをゴムバンドで保持,または リボンで縛るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の折箱の全体を示す斜視図である。
【図2】折箱の展開図である。
【図3】折箱の組立の様子を示す。
【図4】折箱の組立の様子を示す。
【図5】装飾部を箱体の表面に沿わせて折り曲げた他の
実施例の折箱の全体を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 折箱 10 箱体 11 底面部 12 側面部 13 装飾部 14A,14B 折返し片 21 側面部 22 舌片 23A 第1の上面部 23B 第2の上面部 24A,24B,26A,26B 補強部 25A,25B 抑え片

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形の底面部(11)と,底面部(11)の両
    側にそれぞれ連続して垂直に立上がった両側面部(12)
    と,両側面部(12)にそれぞれ連続する両装飾部(13)
    と,底面部(11)の両端にそれぞれ連続して垂直に立上が
    った両端面部(21)と,両端面部(21)のそれぞれの両側
    にそれぞれ連続して上記両側面部(12)の内側に沿う補強
    部(24A,24B,26A,26B)と,両端面部(21)のそれ
    ぞれに連続する一方の補強部(24A,24B)にそれぞれ連
    続し,先端部が互いに重なった状態で上面を形成した第
    1および第2の上面部(23A,23B)と,両端面部(21)
    の上縁に相当する辺にそれぞれ連続して第1および第2
    の上面部(23A,23B)の内側に沿う舌片(22)と,第1
    および第2の上面部(23A,23B)の上記補強部(24
    A,24B)が連続する辺とは反対側の辺に連続して上記
    両側面部(12)の内側に沿う抑え片(25A,25B)とを備
    えた,固定剤,固定具を用いることなくシートを組立て
    てなる折箱。
  2. 【請求項2】 両装飾部(13)の端部のそれぞれに折返し
    片(14A,14B)が連続して形成されており,折返し片
    (14A,14B)が上記両装飾部(13)の内側にそれぞれ折
    返され,その折返し縁が互いに接するように,上記両装
    飾部(13)が留め具により結合されている,請求項1に記
    載の折箱。
  3. 【請求項3】 両装飾部(13)の端部のそれぞれに折返し
    片(14A,14B)が連続して形成されており,一方の装
    飾部(13)の幅が,他方の装飾部(13)の幅よりもシートの
    厚さ分大きく形成されており,上記他方の装飾部(13)お
    よびそれに連続する折返し片(14A)が折箱の上面およ
    び一側面に沿って折曲げられ,上記一方の装飾部(13)お
    よび連続する折返し片(14B)が折箱の上面および他側
    面に沿って上記他方の装飾部(13)およびそれに連続する
    折返し片(14A)に重ねて折曲げられている,請求項1に
    記載の折箱。
  4. 【請求項4】 両装飾部(13)は概略台形である,請求項
    1に記載の折箱。
  5. 【請求項5】 方形の底面部(11)と,底面部(11)の両
    側にそれぞれ連続して垂直に立上がる両側面部(12)
    と,両側面部(12)にそれぞれ連続する両装飾部(13)
    と,底面部(11)の両端にそれぞれ連続して垂直に立上が
    る両端面部(21)と,両端面部(21)のそれぞれの両側に
    それぞれ連続して上記両側面部(12)の内側に沿う補強部
    (24A,24B,26A,26B)と,両端面部(21)のそれぞ
    れに連続する一方の補強部(24A,24B)にそれぞれ連続
    し,先端部が互いに重なって上面を形成する第1および
    第2の上面部(23A,23B)と,両端面部(21)の上縁に
    相当する辺にそれぞれ連続して第1および第2の上面部
    (23A,23B)の内側に沿う舌片(22)と,第1および第
    2の上面部(23A,23B)の上記補強部(24A,24B)
    が連続する辺とは反対側の辺に連続して上記両側面部(1
    2)の内側に沿う抑え片(25A,25B)とを備えた,折箱
    組立用シート。
  6. 【請求項6】 両装飾部(13)の端部のそれぞれに,折返
    し片(14A,14B)が連続して形成されている,請求項
    5に記載の折箱組立用シート。
  7. 【請求項7】 一方の装飾部(13)の幅が,他方の装飾部
    (13)の幅よりもシートの厚さ分小さく形成されている,
    請求項6に記載の折箱組立用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0547132U (ja) * 1991-12-05 1993-06-22 金剛株式会社 開孔床

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