JP6377810B1 - 段ボール箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納箱に変形可能でありながら、折り畳み状態における取扱いを容易にする。【解決手段】両方の蓋内フラップ7,8が第3部分17及び第4部分16に分割された状態で、第3部分17及び第3部分17側の蓋外フラップ10を箱内側に折り込み、一方の蓋外フラップ9の第1部分19を第4部分16の外側に位置させ、第2部分20を第4部分16の内側に折り返すことにより、収納箱に変形可能であり、側面1,2の幅が、幅面3,4の幅よりも長く、両方の蓋外フラップ9,10は、先端が基端と平行な直線状をなすとともに、長さが同じであり、蓋内フラップ7,8の長さは、蓋外フラップ9,10の長さ以下であり、折り畳み状態で蓋内フラップ7,8同士が重なる部分30では、いずれか一方の蓋内フラップ7の長さ7zが蓋外フラップ9,10よりも短く、かつ他方の蓋内フラップ8の長さ8zが蓋外フラップ9,10の長さと同じ段ボール箱である。【選択図】図2

Description

本発明は、収納箱として再利用可能な段ボール箱に関する。
段ボール箱は、各種の製品を製造所から販売店又はユーザーへと輸送するための輸送箱として利用される等、様々な用途で利用されている。
このような製品輸送用の段ボール箱は、1度限りの使用で廃棄又はリサイクルされるほか、製品輸送に使用した後に、別の品物を収容する収納箱として利用されることも提案されている(例えば特許文献1〜3参照)。
特に、特許文献3記載の段ボール箱は、図12(a)に示すように、一対の側面1,2(長さ面)、及び一対の幅面3,4(つま面)からなる四角筒状部と、一対の側面1,2の上縁からそれぞれ延び出た、一対の側面フラップ7,8と、一対の幅面3,4の上縁からそれぞれ延び出た、一対の幅面フラップ9,10とを有し、図12(b)に示すように平面視でいずれか一方の対角(通常、継ぎ代を有しない対角)に位置する角で折り畳んだ折り畳み状態(一般に組立て前といわれる状態)、及び図示しないが側面フラップ7,8同士及び幅面フラップ9,10同士がそれぞれオーバーラップしない直方体状の輸送箱状態をとることが可能なセットアップケースを基本とするものであり、蓋側の一部が開口する収納箱に変形可能なものである。この収納箱は、蓋側が正面となり、かつ一方の幅面3が底面となるように起こして設置することにより、前面下部に前壁を有するとともに、前壁よりも上側が収納物の出し入れ口として開口するものであり、おもちゃ箱のように出し入れの容易性を重視する用途に向いている。
しかしながら、特許文献3記載の段ボール箱の場合、輸送箱状態で側面フラップ7,8同士及び幅面フラップ9,10同士がそれぞれオーバーラップしないようにするためには、図12に示すように側面フラップ7,8の長さが一方の幅面フラップ9の長さより短いことが必要となる。この結果、特許文献3記載のものは、折り畳み状態では、蓋側の各フラップ7〜10の先端が合わさって形成される縁に大きな段差を有する形状となり、搬送、搬入等の組立て前の取扱いが困難となるとともに、セットアップケーサーでの取扱いも困難となる、という問題点があった。特に、特許文献3記載の段ボール箱は、一方の幅面フラップが側面フラップよりも長く突出する結果、この突出部分が取扱い時に損傷するおそれがある。
特開2006−36280号公報 特開2015−074469号公報 実登3207310号公報
そこで、本発明の主たる課題は、収納箱として再利用可能でありながら、折り畳み状態における取扱いを容易にすることにある。
上記課題を解決するための各種態様は以下のとおりである。
<第1の態様>
一対の側面、及び一対の幅面からなる四角筒状部と、
前記一対の側面の上縁からそれぞれ延び出た、一対の側面フラップと、
前記一対の幅面の上縁からそれぞれ延び出た、一対の幅面フラップとを有し、
平面視でいずれか一方の対角に位置する角で折り畳んだ折り畳み状態、及び前記側面フラップ同士及び幅面フラップ同士がそれぞれオーバーラップしない直方体状の輸送箱状態をとることが可能なものであり、
一方の前記幅面フラップは、前記幅面の上縁に近い方から順に第1部分及び第2部分を有するとともに、前記第1部分及び第2部分の境界の少なくとも一部に、当該幅面フラップの基端と平行な方向に沿う罫線を有しており、
両方の前記側面フラップは、前記第1部分に遠い方から順に第3部分及び第4部分を有するとともに、前記第3部分及び第4部分が分割されているか又は前記第3部分及び第4部分の境界に沿う易切断線により第3部分及び第4部分に分割可能であり、
前記第3部分及び第4部分が分割された状態で、前記第3部分及び前記第3部分側の前記幅面フラップを箱内側に折り込み、前記第1部分を前記第4部分の外側に位置させ、前記第2部分を前記第4部分の内側に折り返すことにより、収納箱に変形可能な段ボール箱であって、
前記側面の幅が、前記幅面の幅よりも長く、
両方の前記幅面フラップは、先端が基端と平行な直線状をなすとともに、長さが同じであり、
側面フラップの長さは、幅面フラップの長さ以下であり、
前記折り畳み状態で側面フラップ同士が重なる部分では、いずれか一方の側面フラップの少なくとも一部が、幅面フラップよりも短く、かつ他方の側面フラップの長さが、幅面フラップの長さと同じである、
ことを特徴とする段ボール箱。
(作用効果)
本態様の段ボール箱は、平面視でいずれか一方の対角に位置する角で折り畳んだ折り畳み状態では、側面フラップ及び幅面フラップの各先端が合わさって形成される縁に、スロットや角部のカットによる段差(凹凸)が一部残ることはあるが、それ以外の大きな段差(例えば特許文献3記載のもののような側面フラップと幅面フラップの長さの違いによる段差)は無くなる。よって、本態様の段ボール箱は、搬送、搬入等の組立て前の取扱いが容易になるとともに、セットアップケーサーでの取扱いも容易となる。
なお、長さ、幅等の寸法は、特に示していない限り展開寸法を意味する(以下同じ)。また、「フラップ」又はその「部分」の「長さ」は、フラップの基端と直交する方向の長さのうち最も長い部分の長さを意味し、「フラップ」又はその「部分」の「基端と平行な方向の寸法」は、フラップの基端と平行な方向の長さのうち最も長い部分の長さを意味する。また、用語「段ボール箱」は、箱の状態に限定されず、直方体状に組み立てた輸送箱の状態、及び収納箱の状態だけでなく、平面視でいずれか一方の対角(通常、継ぎ代を有しない対角)に位置する角で折り畳んだ折り畳み状態を含む。さらに、「フラップ」又はその「部分」の「先端」は両端の角部を含まないものであり、したがって「先端」が「基端と平行な直線状をなす」とは、先端における両端の角部まで直線である形態はもちろん、両端の角部が丸く切除されている形態も含むものである。
<第2の態様>
両方の前記側面フラップの前記第3部分は、前記側面フラップの基端と平行な方向の寸法が同じであり、
両方の前記側面フラップの前記第4部分は、前記側面フラップの基端と平行な方向の寸法が同じであり、
両方の前記側面フラップの第3部分は、先端が基端と平行な直線状をなし、
両方の前記側面フラップの第3部分の長さは同じで、かつ両方の第3部分の長さの和が、側面の幅以下であり、
前記折り畳み状態で前記側面フラップ同士が重なる部分では、前記一方の側面フラップにおける前記幅面フラップよりも短い部分は前記第3部分のみからなり、かつ他方の側面フラップにおける前記幅面フラップの長さと同じ部分は前記第4部分のみからなり、
前記一方の側面フラップの第4部分の長さは、前記他方の側面フラップの第4部分の長さよりも短く、両方の第4部分の長さの和が前記幅面の幅以下である、
第1の態様の段ボール箱。
(作用効果)
第3部分は、収納箱の状態で内面に露出するため、両方の側面フラップの第3部分はほぼ対称的な形状であることが好ましい。一方、第4部分は収納箱の状態で第1部分により隠れるため、両方の側面フラップの第4部分のいずれか一方が長くても収納箱の見栄えには影響しない。
よって、本態様のように、折り畳み状態で側面フラップ同士が重なる部分では、一方の側面フラップにおける幅面フラップよりも短い部分は第3部分のみからなり、かつ他方の側面フラップにおける幅面フラップの長さと同じ部分は第4部分のみからなる形態とすることが望ましい。
<第3の態様>
前記側面フラップが内フラップであり、前記幅面フラップが外フラップである、第2の態様の段ボール箱。
(作用効果)
側面フラップが外フラップであり、幅面フラップが内フラップであってもよいが、その場合に、側面フラップの先端に段差が形成されると、輸送箱の状態で外フラップを突合せにできないため、側面フラップが内フラップであり、幅面フラップが外フラップであると好ましい。また、側面フラップが内フラップであり、幅面フラップが外フラップであると、収納箱への変形時に、他方の幅面フラップ、及び第4部分を箱内側に折り込みやすくなるとともに、第1部分を第3部分の外側に位置させ、第2部分を第2部分の内側に折り返しやすくなる点も好ましい。
<第4の態様>
(イ)前記一方の側面フラップは、前記第3部分における第4部分側の側縁のうち、前記輸送箱状態で前記他方の側面フラップの第4部分と対向する部分が、先端側に向かうにつれて前記第4部分側から離間する形状となっているか、
(ロ)前記他方の側面フラップは、前記第4部分における第3部分側の側縁のうち、前記輸送箱状態で前記一方の側面フラップの第3部分と対向する部分が、先端側に向かうにつれて前記第3部分側から離間する形状となっているか、又は、
(ハ)前記(イ)及び(ロ)の両方であり、
前記輸送箱状態で対向する前記一対の側面フラップの対向縁は、全体にわたり離間している、
第3の態様の段ボール箱。
(作用効果)
一般に封かんを容易にするためには、一対の内フラップの対向縁は全体にわたり離間していることが好ましいが、第3の態様のように、輸送箱状態で一対の側面フラップの対向縁が入り組む形状となっている場合、一方の側面フラップの第3部分の側縁及び他方の側面フラップの第4部分の側縁がそれぞれ幅面に沿う直線状となっていると、互いに接触することとなる。よって、本第4の態様のように構成することが好ましい。
<第5の態様>
前記第1部分は、前記幅面フラップの基端と平行な方向の中間部に、その両側よりも前記幅面フラップの先端側に延び出た延出部分を有しており、
前記第1部分及び第2部分の境界のうち、前記延出部分に位置する部分は前記境界に沿って切断されているか又はその切断のための易切断線が設けられており、
前記第1部分及び第2部分の境界のうち、前記延出部分以外の部分に、前記罫線が設けられている、
第1〜4のいずれか1つの態様の段ボール箱。
(作用効果)
本態様では、収納箱に変形する際、第1部分及び第2部分の境界に切断された部分又は易切断線が設けられているため、前記第2部分を第4部分の内側に折り返すときの抵抗が小さく、より小さな力での折り返しが可能となる。また、収納箱の状態で、第1部分により形成される前面下部の前壁の意匠性も、延出部分の存在によって向上する。
以上のとおり、本発明によれば、収納箱として再利用可能でありながら、折り畳み状態における取扱いが容易になる、等の利点がもたらされる。
展開状態の段ボール箱を示す平面図である。 折り畳み状態の段ボール箱を示す平面図である。 蓋外フラップを省略した輸送箱状態の段ボール箱を示す平面図である。 底外フラップを省略した輸送箱状態の段ボール箱を示す底面図である。 輸送箱状態の蓋側を示す斜視図である。 輸送箱状態の底側を示す斜視図である。 収納箱への変形工程を示す斜視図である。 収納箱への変形工程を示す斜視図である。 収納箱への変形工程を示す斜視図である。 収納箱への変形工程を示す斜視図である。 収納箱を示す斜視図である。 (a)展開状態の段ボール箱を示す平面図、及び(b)折り畳み状態の段ボール箱を示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しながら詳説する。なお、以下の説明において、「左」及び「右」並びに「上」及び「下」とは、各構成要素の位置関係を示すために便宜的に使用するものであり、段ボール箱の一般的な配置における水平方向及び上下方向に対応するが、使用時の向きを限定するものではない。
図1〜図6に示される段ボール箱は、1枚のダンボールシートから形成されるものである。この段ボール箱は、組立て状態(輸送箱状態)でそれぞれ対向する、一対のほぼ等しい方形状の側面1,2、及び一対のほぼ等しい方形状の幅面3,4を有し、対角の一か所で継ぎ代6を介して連結された四角筒状部と、一対の側面1,2の上縁からそれぞれ延び出た、一対の蓋内フラップ7,8(側面フラップ)と、一対の幅面3,4の上縁からそれぞれ延び出た、一対の蓋外フラップ9,10(幅面フラップ)と、一対の側面1,2の下縁からそれぞれ延び出た、一対の底内フラップ11,12と、一対の幅面3,4の下縁からそれぞれ延び出た、一対の底外フラップ13,14とを有するものである。
また、この段ボール箱は製箱機で製造されるセットアップケースであり、使用前の製品は一般に平面視でいずれか一方の対角(通常、継ぎ代6を有しない対角であるが、継ぎ代6を有する対角でもよい)に位置する角で折り畳んだ折り畳み状態(一般に組立前の状態といわれる)で搬送及び収納される。この折り畳み状態の段ボール箱はセットアップケーサーにより、筒状に引き起こして側方又は上方から内容品を挿入した後、図3〜図6に示すように、一対の底内フラップ11,12及び一対の底外フラップ13,14、並びに一対の蓋内フラップ7,8及び一対の蓋外フラップ9,10をそれぞれ折り曲げて、蓋内フラップ7,8及び底内フラップ11,12はそれぞれ対向させるとともに、蓋外フラップ9,10及び底外フラップ13,14はそれぞれ突合せた後、接着剤又はテープで封かんし、直方体状の輸送箱状態となる。
段ボール箱に用いる段ボールシートとしては、両面段ボールのほか、片面段ボール、複両面段ボール、又は複々両面段ボールを使用してもよい。また、段ボール箱における段ボールシートの段方向(中芯の段頂の延在方向)は特に限定されないが、輸送箱の上下方向の圧縮強度、つまり輸送箱の段積み耐性を向上できる点で上下方向が好ましい。
また、継ぎ代6の連結手段としては接着剤、ステープラー等の公知の手法を採用することができる。
側面1,2及び幅面3,4の境界、並びに各フラップ7〜14の基端(側面1,2の上縁又は幅面3,4の上縁との境界)には、折り曲げを容易にするための罫線18aを設けることが望ましい。
また、各フラップ7〜14の先端における両端等の角部は、直角等の屈曲形状であってもよいが、角の潰れや曲がり、角からのライナーのめくれを防止するために、図示例のように丸く切断(いわゆる面取り)されていることが好ましい。各フラップ7〜14の角部を丸く切断する場合、その曲率半径の下限は5mmが好ましく、10mmがより好ましく、上限は40mmが好ましく、20mmがより好ましい。
他方、この段ボール箱は、輸送箱状態で商品輸送に使用し、輸送箱の蓋側を開封して内部の商品を取り出した後に、図7〜図11に示すように収納箱に変形することができる。
より詳細に説明すると、図1〜図3、及び図5に示すように、一方の蓋外フラップ9は、これに続く一方の幅面3の上縁に近い方から順に第1部分19及び第2部分20を有するとともに、第1部分19及び第2部分20の境界の少なくとも一部に、当該一方の蓋外フラップ9の基端と平行な方向に沿う罫線18c,18dを有している。また、両方の蓋内フラップ7,8は、第1部分19に遠い方から順に第3部分17及び第4部分16を有するとともに、第3部分17及び第4部分16の境界に沿うミシン目からなる易切断線15を有している。
収納箱に変形する際は、底内フラップ11,12及び底外フラップ13,14により底部を形成した状態を保持したまま、又は底側を誤って開封した場合には再度封かんした状態とする。そして、両方の蓋内フラップ7,8の易切断線15を切離し、図7に示すように、それぞれ第3部分17及び第4部分16に分離した後、図8及び図9に示すように、第4部分16は箱内側に折り込まずに対向姿勢とし、第3部分17及び第3部分17側の蓋外フラップ10を箱内側に折り込むとともに、図9及び図10に示すように、第1部分19を第4部分16の外側に位置させ、第2部分20を第4部分16の内側に折り返すことにより、第1部分19と第2部分20との間に第4部分16を挟み込む。図10に示すように、第4部分16は必要に応じて粘着テープ22等の固定手段で底内フラップ11,12等に固定してもよい。以上により、図11に示すように、第4部分16側の幅面3を底面とし、第3部分17側の幅面4を天面とし、輸送箱状態における底面を背面とし、前面の上部が開口した収納箱に変形することができる。
前述したように、蓋内フラップ7,8及び蓋外フラップ9,10の基端には罫線18aを設けることが好ましいが、これに加えて、蓋内フラップ7,8の第3部分17及び第3部分17側の蓋外フラップ10には、基端から先端側に間隔を空けた位置に罫線18bを追加することにより、二重罫線18a,18b(1つの折り曲げを促進するために狭い間隔で並んで形成される2本の罫線)を設けると、折り返し容易性及び折り返し維持性が向上するだけでなく、収納箱の開口の上縁及び側縁に厚みのある額縁が形成され、収納箱の見栄え及び強度が向上するためより好ましい。二重罫線18a,18bの平均間隔18yの下限は、段ボールシートの平均厚さ(JCS T 0004:2000「段ボール − 厚さ測定方法」。以下同じ。)の1倍が好ましく、1.5倍がより好ましい。また、二重罫線18a,18bの平均間隔18yの上限は、段ボールシートの平均厚さの2.5倍が好ましく、2倍がより好ましい。
蓋内フラップ7,8の基端と平行な方向における易切断線15の位置、換言すると第3部分17及び第4部分16の分割割合は適宜定めればよいが、収納箱への物品の出し入れ容易性等を考慮すると、第3部分17の幅(蓋内フラップ7,8の基端と平行な方向の寸法)を17wとし、第4部分16の幅(蓋内フラップ7,8の基端と平行な方向の寸法)を16wとしたとき、17w:16wが5:1〜1:1程度であることが好ましい。
一方の蓋外フラップ9(第4部分16側の蓋外フラップ9)における、第1部分19及び第2部分20の境界に位置する罫線18c,18dは、図示例のように二重罫線18c,18dとなっていると、第1部分19に対する第2部分20の折り曲げが容易となるとともに、第1部分19と第2部分20との間に第4部分16を無理なく挟み込むことが可能となる。二重罫線18c,18dの平均間隔18vの下限は、段ボールシートの平均厚さの1倍が好ましく、1.5倍がより好ましい。一方、第1部分19と第2部分20との間に第4部分16を隙間なく挟み込むためには、二重罫線18c,18dの平均間隔18vの上限は、段ボールシートの平均厚さの3倍が好ましく、2倍がより好ましい。
第1部分19は、収納箱の前面下部に位置する前壁部の最外面に配置される。第1部分19の幅19w(蓋外フラップ9,10の基端と平行な方向の寸法)が、これに続く幅面3の幅3wとほぼ等しい方形状に形成することができる。この場合、第1部分19の幅は、これに続く幅面3の幅3wよりも段ボールシートの平均厚さと同程度だけ小さいことが好ましい。第1部分19の長さ19zは、第4部分16の幅16w(基端と平行な方向の寸法)以上であることが好ましく、特に僅かに大きいことが好ましい。
第2部分20は、収納箱の前壁部の最内面に配置される。第2部分20の幅20w(基端と平行な方向の寸法)は、第1部分19の幅19w(基端と平行な方向の寸法)とほぼ等しいものとすることができる。第2部分20の幅20wが短すぎると、収納箱の前壁部の内側に不必要な凹部が形成され、内部の物品を取り出すときに引っかかりやすくなるおそれがある。
第2部分20の長さ20zは第1部分19の長さ19zより小さいことが好ましい。この場合、第2部分20と第1部分19との長さの差の上限は、段ボールシートの平均厚さの1.5倍が好ましく、2倍がより好ましい。一方、第2部分20と第1部分19との長さの差の下限は、段ボールシートの平均厚さの5倍が好ましく、3倍がより好ましい。第2部分20と第1部分19との長さの差が小さすぎると、第2部分20の先端が底内フラップ11,12に干渉する。逆に、第2部分20と第1部分19との長さの差が大きすぎると、収納箱の前壁部の内側に不必要な凹部が形成され、内部の物品を取り出すときに引っかかりやすくなるおそれがある。
図示例のように、第1部分19は、これに続く蓋外フラップ9の基端と平行な方向の中間部に、その両側よりも蓋外フラップ9の先端側に延び出た延出部分19pを有しており、第1部分19及び第2部分20の境界のうち、延出部分19pに位置する部分は境界に沿って切断するための易切断線21(予め切断されていてもよい)が設けられており、第1部分19及び第2部分20の境界のうち、延出部分19p以外の部分に、罫線18c,18dが設けられているのは一つの好ましい形態である。これにより、収納箱に変形する際、第1部分19及び第2部分20の境界の一部が易切断線21に沿って切断されるため、第2部分20を第4部分16の内側に折り返すときの抵抗が小さく、より小さな力での折り返しが可能となる。また、収納箱の状態で、第1部分19により形成される前面下部の前壁の意匠性も、延出部分19pの存在によって向上する。延出部分19pの幅は、第1部分19の幅19wの40〜60%が好ましい。
他方の蓋外フラップ10(第3部分17側の蓋外フラップ10)は、内側に折り返されることにより、収納箱の天壁の内面に配置されるものである。この第3部分17側の蓋外フラップ10は、粘着テープ等の固定手段で対向する幅面4等に固定することもできるが、左右両側に位置する一対の第3部分17の間に嵌合するようになっていると、第3部分17が側面1,2の内面に沿う状態に保持されるとともに、第3部分17との間の摩擦力によって、当該蓋外フラップ10が、対向する幅面4の内面に沿う状態に保持されるため好ましい。もちろん、後者の場合にも、必要に応じて第3部分17側の蓋外フラップ10を粘着テープ等の固定手段で対向する幅面4等に固定することができる。
第3部分17側の蓋外フラップ10の形状としては、第3部分17との間の摩擦力ができるだけ先端側で発生するように先端に向かって拡幅する逆台形状となっていることが好ましい。
第3部分17側の蓋外フラップ10の長さ10zは、収納箱の状態で底内フラップ11,12に緩衝しないよう、幅面4の深さ4z以下であることが好ましい。ただし、一対の蓋外フラップ9,10は輸送箱状態で先端が突合せ状態になることが好ましいため、一対の蓋外フラップ9,10の長さの合計が側面1,2の幅にほぼ等しいことが好ましい。
第3部分17側の蓋外フラップ10の幅10w(基端と平行な方向の寸法)は、適宜定めればよいが、その基端に続く幅面4の幅4wよりも小さいことが好ましい。特に、前述の摩擦力による保持性を好適に発揮させるためには、第3部分17側の蓋外フラップ10の幅10wとその基端に続く幅面4の幅4wとの差の下限は段ボールシートの平均厚さの1倍が好ましく、2倍がより好ましく、上限は段ボールシートの平均厚さの4倍が好ましく、3.5倍がより好ましい。
特徴的には、図1〜図3に示すように、側面1,2の幅1w,2w(段ボール箱の長さ)が幅面3,4の幅3w,4w(段ボール箱の幅)よりも長く、両方の蓋外フラップ9,10は、先端が基端と平行な直線状をなすとともに、長さが同じであり、蓋内フラップ7,8の長さ7z、8zは、蓋外フラップ9,10の長さ9z,10z以下であり、図2に示す折り畳み状態で蓋内フラップ7,8同士が重なる部分30では、いずれか一方の蓋内フラップ7(少なくとも一部でもよい)の長さ7zが、蓋外フラップ9,10の長さ9z,10zよりも短く、かつ他方の蓋内フラップ8の長さ8zが、蓋外フラップ9,10の長さ9z,10zと同じとなっている。
この結果、図2示す折り畳み状態の段ボール箱では、蓋内フラップ7,8及び蓋外フラップ9,10の各先端が合わさって形成される縁に、スロットや角部のカットによる段差(凹凸)が一部残ることはあるが、それ以外の大きな段差(例えば特許文献3記載のもののような蓋内フラップ7,8と蓋外フラップ9,10の長さの違いによる段差)は無くなる。よって、図示例の段ボール箱は、搬送、搬入等の組立て前の取扱いが容易になるとともに、セットアップケーサーでの取扱いも容易となる。
第3部分17は、収納箱の状態で内面に露出するため、両方の蓋内フラップ7,8の第3部分17はほぼ対称的な形状であることが好ましい。一方、第4部分16は収納箱の状態で第1部分19により隠れるため、両方の蓋内フラップ7,8の第4部分16のいずれか一方が長くても収納箱の見栄えには影響しない。よって、図示例のように、両方の蓋内フラップ7,8の第3部分17の幅17wが同じであるとともに、両方の蓋内フラップ7,8の第4部分16の幅16wが同じであり、両方の蓋内フラップ7,8の第3部分17は、先端が基端と平行な直線状をなし、両方の蓋内フラップ7,8の第3部分17の長さ17zは同じで、かつ両方の第3部分17の長さ17zの和が、側面1,2の幅1w,2w以下であり、折り畳み状態で蓋内フラップ7,8同士が重なる部分30では、一方の蓋内フラップ7における蓋外フラップ9,10よりも短い部分は第3部分17のみからなり、かつ他方の蓋内フラップ8における蓋外フラップ9,10の長さと同じ部分は第4部分16のみからなり、一方の蓋内フラップ7の第4部分16の長さ16zは他方の蓋内フラップ8の第4部分16の長さ16zよりも短く、両方の第4部分16の長さ16zの和が幅面3,4の幅3w,4w以下であると好ましい。
特に、図示例では、蓋内フラップ7,8には第3部分17及び第4部分16の長さの差により段差が形成されるが、蓋外フラップ9,10を突合せにすることで、輸送箱状態で蓋内フラップ7,8の段差や易切断線15が露出することはない。また、図示例では、収納箱への変形時に、他方の蓋外フラップ10、及び第4部分16を箱内側に折り込みやすくなるとともに、第1部分19を第3部分17の外側に位置させ、第2部分20を第2部分20の内側に折り返しやすくなる点も好ましい。
一般に封かんを容易にするためには、一対の内フラップの対向縁は全体にわたり離間していることが好ましいが、図示例のように、輸送箱状態で一対の蓋内フラップ7,8の対向縁が入り組む形状となっている場合、一方の蓋内フラップ7の第3部分17の側縁及び他方の蓋内フラップ8の第4部分16の側縁がそれぞれ幅面3,4に沿う直線状となっていると、互いに接触することとなる。よって、図示例のように、以下の(イ)及び(ロ)の両方を採用することが好ましいが、(イ)及び(ロ)のいずれか一方のみとしてもよい。
(イ)一方の蓋内フラップ7は、第3部分17における第4部分16側の側縁のうち、輸送箱状態で他方の蓋内フラップ8の第4部分16と対向する部分が、先端側に向かうにつれて第4部分16側から離間する形状(図示例では、先端側に向かうにつれて第4部分16側から離間する方向に傾斜した直線状の基端側部分と、丸く切断された角部とからなる形状)となっている。
(ロ)他方の蓋内フラップ8は、第4部分16における第3部分17側の側縁のうち、輸送箱状態で一方の蓋内フラップ7の第3部分17と対向する部分が、先端側に向かうにつれて第3部分17側から離間する形状(図示例では、他の角部よりも大きな曲率半径で丸く切断された角部のみからなる形状)となっている。
なお、上記(イ)に関する図示例の形状と、上記(ロ)に関する図示例の形状とは逆になっていてもよい。
また、上記(イ)及び(ロ)を採用すると、第3部分17及び第4部分16を切り離す前の状態で、蓋内フラップ7,8の先端側における易切断線15の端部にV字状の切欠15sを有することとなるため、易切断線15の切離しの開始が容易になるという利点もある。
底外フラップ13,14は、蓋外フラップ9,10と同様に構成することができる。一方、底内フラップ11,12を一般的な方形状とし、底内フラップ11,12の長さ11z,12zの合計を幅面3,4の幅3w,4w以下とすると、輸送箱状態で対向する底内フラップ11,12同士がオーバーラップすることはないが、底外フラップ13,14よりも長さが短くなる結果、折り畳み状態では、底側の各フラップ11〜14の先端が合わさって形成される縁に大きな段差を有することとなる。ここで、底内フラップ11,12を一般的な方形状としたまま、底内フラップ11,12の長さ11z,12zを底外フラップ13,14の長さ13z,14zに合わせると、輸送箱状態で対向する底内フラップ11,12同士がオーバーラップしてしまう。
これに対して、図示例の底内フラップ11,12のように、幅方向の一方側から他方側にかけて、底外フラップ13,14の長さ13z,14zと等しい長さの第5部分45、幅面3,4の長さの半分以下の長さまで長さが短くなっていく第6部分46、及び幅面3,4の長さの半分以下の長さの第7部分47を有し、輸送箱状態で対向する底内フラップ11,12に対して点対称をなす形状であり、かつ折り畳み状態で、一方の底内フラップ11,12の第5部分45及び第6部分46が、他方の底内フラップ11,12の第5部分45及び第6部分46と重ならない配置となっていると好ましい。これにより、図4に示すように、輸送箱状態で対向する底内フラップ11,12同士がオーバーラップすることなく、かつ折り畳み状態では、図2に示すように、底側の各フラップ11〜14の先端が合わさって形成される縁に大きな段差を生じない。特に、図示形態はスロットが第7部分47と重なるため、全く段差を生じない好ましい形態である。
<その他>
上記例は、本発明を限定するものではない。したがって、上記例は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能である。
上記例の段ボール箱において、四角筒状部は、いずれの側面1,2と幅面3,4との間に継ぎ代6が設けられてもよい。つまり、展開状態の当該段ボール箱用シートにおいて、一対の蓋外フラップ9,10及び一対の蓋内フラップ7,8の順番は、図示例の順番に限定されない。
また、段ボール箱の底側の構造は、上記例に限られず、例えばワンタッチタイプ、アメリカンロックタイプ等、公知の構造を採用することができる。
上記例の一対の蓋内フラップ7,8及び一対の蓋外フラップ9,10は内外逆であってもよい。同様に、上記例の一対の底内フラップ11,12及び一対の底外フラップ13,14は内外逆であってもよい。
第3部分17及び第4部分16の境界に易切断線15を設けるのではなく、第3部分17及び第4部分16の境界を予め切断しておいてもよい。
易切断線15,21は、段ボールシートの切断を容易にするものであればミシン目以外であってもよい。
本発明の段ボール箱は、工業生産される製品(例えば使い捨ておむつ等を多数詰めた包装袋等)を、販売店又は使用者に輸送するための輸送箱として特に好適に利用できるものであるが、輸送のみを目的とするものに限られず、例えば化粧箱としての機能を有していてもよい。
1,2…側面、3,4…幅面、3…一方の幅面、6…継ぎ代、7〜14…フラップ、7,8…蓋内フラップ、9,10…蓋外フラップ、9…一方の蓋外フラップ、10…他方の蓋外フラップ、11,12…底内フラップ、13,14…底外フラップ、15,21…易切断線、16…第4部分、17…第3部分、18…折り曲げ容易線、18a…罫線、19…第1部分、19p…延出部分、20…第2部分、45…第5部分、46…第6部分、47…第7部分。

Claims (5)

  1. 一対の側面、及び一対の幅面からなる四角筒状部と、
    前記一対の側面の上縁からそれぞれ延び出た、一対の側面フラップと、
    前記一対の幅面の上縁からそれぞれ延び出た、一対の幅面フラップとを有し、
    平面視でいずれか一方の対角に位置する角で折り畳んだ折り畳み状態、及び前記側面フラップ同士及び幅面フラップ同士がそれぞれオーバーラップしない直方体状の輸送箱状態をとることが可能なものであり、
    一方の前記幅面フラップは、前記幅面の上縁に近い方から順に第1部分及び第2部分を有するとともに、前記第1部分及び第2部分の境界の少なくとも一部に、当該幅面フラップの基端と平行な方向に沿う罫線を有しており、
    両方の前記側面フラップは、前記第1部分に遠い方から順に第3部分及び第4部分を有するとともに、前記第3部分及び第4部分が分割されているか又は前記第3部分及び第4部分の境界に沿う易切断線により第3部分及び第4部分に分割可能であり、
    前記第3部分及び第4部分が分割された状態で、前記第3部分及び前記第3部分側の前記幅面フラップを箱内側に折り込み、前記第1部分を前記第4部分の外側に位置させ、前記第2部分を前記第4部分の内側に折り返すことにより、収納箱に変形可能な段ボール箱であって、
    前記側面の幅が、前記幅面の幅よりも長く、
    両方の前記幅面フラップは、先端が基端と平行な直線状をなすとともに、長さが同じであり、
    側面フラップの長さは、幅面フラップの長さ以下であり、
    前記折り畳み状態で側面フラップ同士が重なる部分では、いずれか一方の側面フラップの少なくとも一部が、幅面フラップよりも短く、かつ他方の側面フラップの長さが、幅面フラップの長さと同じである、
    ことを特徴とする段ボール箱。
  2. 両方の前記側面フラップの前記第3部分は、前記側面フラップの基端と平行な方向の寸法が同じであり、
    両方の前記側面フラップの前記第4部分は、前記側面フラップの基端と平行な方向の寸法が同じであり、
    両方の前記側面フラップの第3部分は、先端が基端と平行な直線状をなし、
    両方の前記側面フラップの第3部分の長さは同じで、かつ両方の第3部分の長さの和が、側面の幅以下であり、
    前記折り畳み状態で前記側面フラップ同士が重なる部分では、前記一方の側面フラップにおける前記幅面フラップよりも短い部分は前記第3部分のみからなり、かつ他方の側面フラップにおける前記幅面フラップの長さと同じ部分は前記第4部分のみからなり、
    前記一方の側面フラップの第4部分の長さは、前記他方の側面フラップの第4部分の長さよりも短く、両方の第4部分の長さの和が前記幅面の幅以下である、
    請求項1記載の段ボール箱。
  3. 前記側面フラップが内フラップであり、前記幅面フラップが外フラップである、請求項2記載の段ボール箱。
  4. (イ)前記一方の側面フラップは、前記第3部分における第4部分側の側縁のうち、前記輸送箱状態で前記他方の側面フラップの第4部分と対向する部分が、先端側に向かうにつれて前記第4部分側から離間する形状となっているか、
    (ロ)前記他方の側面フラップは、前記第4部分における第3部分側の側縁のうち、前記輸送箱状態で前記一方の側面フラップの第3部分と対向する部分が、先端側に向かうにつれて前記第3部分側から離間する形状となっているか、又は、
    (ハ)前記(イ)及び(ロ)の両方であり、
    前記輸送箱状態で対向する前記一対の側面フラップの対向縁は、全体にわたり離間している、
    請求項3記載の段ボール箱。
  5. 前記第1部分は、前記幅面フラップの基端と平行な方向の中間部に、その両側よりも前記幅面フラップの先端側に延び出た延出部分を有しており、
    前記第1部分及び第2部分の境界のうち、前記延出部分に位置する部分は前記境界に沿って切断されているか又はその切断のための易切断線が設けられており、
    前記第1部分及び第2部分の境界のうち、前記延出部分以外の部分に、前記罫線が設けられている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の段ボール箱。
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