JPS603061Y2 - 底面に緩衝部を有する紙箱 - Google Patents

底面に緩衝部を有する紙箱

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Publication number
JPS603061Y2
JPS603061Y2 JP1976077668U JP7766876U JPS603061Y2 JP S603061 Y2 JPS603061 Y2 JP S603061Y2 JP 1976077668 U JP1976077668 U JP 1976077668U JP 7766876 U JP7766876 U JP 7766876U JP S603061 Y2 JPS603061 Y2 JP S603061Y2
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JP
Japan
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piece
fold
buffer
gable
flap
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976077668U
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English (en)
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JPS52168720U (ja
Inventor
耕一 横尾
Original Assignee
凸版段ボ−ル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 凸版段ボ−ル株式会社 filed Critical 凸版段ボ−ル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は段ボール紙等の厚紙素材で形威され、組立てと
同時に底面に緩衡部が起立する紙箱に関するものである
段ボール紙は製造の容易さ及び値段の点から包装用の紙
箱として最適であるが、強度的に弱い部分も持合せてい
るため、この種紙箱には補強部材もしくは緩衝材等を必
要としている。
一般には別体の補強材もしくは緩衝材を形威しておき、
商品を箱詰する際に、これらを組込むようにしており、
部品管理が厄介であると同時に組立作業に時間が掛る。
又、特に商品を収納した時に底部が非常に弱く、この部
分の補強も大変であるばかりでなく、箱状に組立てた時
に、その形状を保持させながら且つ補強材もしくは緩衝
材を組込み、しかる後そのま)箱形状を保持させながら
商品の投入等を行わなければならず、これらの種々の作
業能率が悪く、極めて煩しいものである。
本考案はこのような実情に鑑みなされたものであって、
その目的は箱形状の保持が容易であると同時に一番弱い
底部に緩衡部を形成することができる紙箱を提供しよう
とするものである。
以下本考案を図示の実施例により更に詳しく説明すると
、箱体を構成する側面1,2と妻面3゜4とを交互に折
目5,6.7を介して連設し、最端部の妻面に折目8を
介して糊代9が形威される。
各側面及び妻面の上縁には折目10,11゜12.13
を介して外フラップ14.15と内フラップ16.17
が連設されている。
本考案は箱の底部構造に特徴があって、前記各側面及び
妻面に折目1B、19.20.21を夫々介して側面フ
ラップ22.23及び妻面フラップ24.25を連設し
、各フラップの自由端に緩衝片26,27.28.29
を連設しである。
側面フラップ22.23の一側縁は前記妻面フラップ2
4.25に摩擦係合するように所定の曲線30.31を
もって形威し、他側縁はデルタ状の接着片32.33を
一体的に形威しである。
これら接着片32,33と緩衝片26,27との間に切
込34.35を設けることにより夫々舌片26av27
aを猛威腰側面フラップも妻面フラップも夫々同一形状
に形成しである。
このように各構成部分を形成した状態で箱体を構成させ
るには、まず折目20.21を内側に折って妻面フラッ
プ24.25を折畳み、次いで折目18.19を内側に
折ると共に接着片32,33を外側に折って側面フラッ
プ22.23を折畳み、折目5,7を内側に折って側面
1と妻面4とを折畳んで糊代9により接着し、同時に舌
片26aが緩衝片28に接着片32が妻面フラップ24
に、又舌片27aが緩衝片29に接着片33が妻面フラ
ップ25に夫々接着させて底部を構成させる。
これまでの作業は全て自動的に機械で形成できるもので
ある。
このように底部を内側に折込み且つ接着すべき接着片3
2.33及び舌片26a、27aを夫々対応する妻面フ
ラップ24.25及び緩衝片28.29に接着させれば
、折目5,7により折畳まれた箱になり、使用する場合
には、側面及び妻面の端部を内側に押せば底部構成部材
が開いて箱形状が形成される。
この時各側面フラップ22゜23の曲線30.31部分
が妻面24,25に当接し摩擦係合しながら開くために
箱形状が安定状態に保持され、同時に、舌片26a*
27aが緩衝片2B、29に接着しているため、夫々
緩衝片28.29を突き起すと共にそれに伴って緩衝片
26.27が引き起され、それによって緩衝片26.2
7,28,29が底面の内側に起立する。
この緩衝片は適宜巾を変えれば所望高さの緩衡部となる
そしてこの緩衡部の上に底板を敷いてから商品を収納す
れば、強力な緩衝作用を発揮する。
特に収納物品が脚部を有するようなものであるれば、緩
衝片の高さを脚部と同じかもしくは脚部よりもわずかに
高くすれば、脚部にのみ集中的な力が掛らず、包装後の
輸送及び運搬作業において商品の破損がない。
以上説明したように本考案に係る紙箱は底部構底部材で
ある側面フラップ及び妻面フラップに緩衝片を一体に連
設し、この緩衝片が箱体に形成した時に底部に起立し、
底部の補強と共に強力な緩衝作用を発揮するので、包装
用紙箱として極めて有用である。
又、側面フラップに妻面フラップと摩擦係合する曲線の
部分と、接着のための接着片及び舌片とが形成され、夫
々が対応する部位に接着された構成であるため、箱体形
成時に緩衝片の起立と妻面フラップとの摩擦係合とによ
って、箱体の折り癖に対抗腰物品収納時における箱形状
の安定した保持が望めるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る紙箱の展開平面図、第2図は箱体
の組立状態における上面図、第3図は同底面図、第4図
は第2図のIV−IV線断面図、第5図は箱形状に組立
てたり或は保管状態に戻したりする状況を示す上面図で
ある。 1.2・・・・・・側面、3,4・・・・・・妻面、1
8,19、 20. 21・・・・・・折目、22,2
3・・・・・・側面フラップ、24,25・・・・・・
妻面フラップ、26,27.28,29・・・・・・緩
衝片、30.31・・・・・・曲線、32,33・・・
・・・接着片、34,35・・・・・・切込、26a、
27a・・・・・・舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側面及び妻面に連設した底部構成部材の各側面及び妻面
    フラップの自由端に、折目を介して所定の高さの緩衝片
    を一体に連設し、各側面のフラップの一側縁は妻面フラ
    ップに摩擦係合するよう曲線に形威し、他側縁に折目を
    介してデルタ状の接着片を形威すると共に、該接着片と
    緩衝片との間に切込みを設けて舌片を形威し、両妻面の
    フラップを内側に折込んでから両側面のフラップを折込
    み、前記接着片を外側に折返して妻面のフラップに接着
    させると共に前記舌片を妻面フラップの緩衝片に接着さ
    せ、箱状形成時に前記緩衝片が底部内側において略直立
    状態に起立するように構成したことを特徴とする底面に
    緩衡部を有する紙箱。
JP1976077668U 1976-06-15 1976-06-15 底面に緩衝部を有する紙箱 Expired JPS603061Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976077668U JPS603061Y2 (ja) 1976-06-15 1976-06-15 底面に緩衝部を有する紙箱

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976077668U JPS603061Y2 (ja) 1976-06-15 1976-06-15 底面に緩衝部を有する紙箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52168720U JPS52168720U (ja) 1977-12-21
JPS603061Y2 true JPS603061Y2 (ja) 1985-01-28

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ID=28553805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976077668U Expired JPS603061Y2 (ja) 1976-06-15 1976-06-15 底面に緩衝部を有する紙箱

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007091331A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Kyocera Mita Corp 包装箱

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4886024U (ja) * 1971-12-24 1973-10-18
JPS5095336U (ja) * 1973-12-25 1975-08-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52168720U (ja) 1977-12-21

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