JP4757566B2 - 箱体 - Google Patents

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本発明は、1枚のブランクシートを折り曲げかつ接着して構成された箱体に関する。このブランクシートとしては、好適には、ダンボールシートなどの剛性の高い厚紙が適用できる。また、この箱体は、例えば、キャベツなどの野菜類や青果類を収容して輸送する際に利用することができる。
従来、野菜類や青果類を産地から店頭まで輸送する箱体として、安価で軽量なことから、例えば、ダンボールシート製のブランクシートを折り曲げ、接着して構成した紙製箱体が使用されてきた。この紙製箱体は、その周壁を、2枚の側面板と2枚の端面板で構成し、これら側面板と端面板のそれぞれに連接された底板を折り曲げ線から折り曲げて底部としている。そして、前記底板にステープルを打ち込んで底板同士をつなぎ合わせることにより、底部を固定していた。
収容した野菜類や青果類を取り出してこの箱体が不要になった場合には、前記ステープルを取り除いて底部を開いて折り畳み、廃棄したり、あるいは再使用したりしていた。しかしながら、ダンボールシートに打ち込んだステープルを取り除く作業は煩雑であるばかりでなく、ダンボールシートそのものを破壊し易いことから、かかるステープルを使用することなく底部を固定し、収容物を収容して輸送することのできる紙製箱体が望まれていた。
このような箱体としては、例えば、特許文献1又は2に記載されたものが知られている。これらの箱体は、前記底板の一部に切り込みまたはスリットを設け、この底板に隣接する底板の角部を切り込みまたはスリットに差し込んでロックすることにより、底部を固定したものである。
特開2003−312639号公報 特許3648208号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載の箱体は、いずれも、底板の角部を切り込みまたはスリットに差し込んでロックしたに過ぎないため、底部強度が不十分で、重量の重い収容物を収容すると底部中央が下方に膨れ、輸送が困難になることがあった。
そこで、本発明は、十分な底部強度を持ち、重量の重い収容物を収容して輸送・保管することのできる箱体を提供することを目的とするものである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、箱体の対向する一対の側面を構成する側面板1,1と箱体の対向する一対の端面を構成する端面板2,2とが交互に連接され、かつ、最も端の側面板1の側辺と端面板2の側辺とが互いに接合され、
側面板1,1の下方に折り線mを介して側方底板3,3が連接されており、かつ、この側方底板3,3が前記折り線mから折り曲げられ、他方、端面板2,2の下方に折り曲げ線nを介して端方底板4,4が連接されており、かつ、この端方底板4,4が前記折り線nから折り曲げられて前記側方底板3,3の外面側に重ねられて、これら側方底板3,3
と端方底板4,4とで箱体底部を構成しており、
前記側方底板3,3は、前記折り線mから略S字形状の切り込み31を有し、この略S字形状切り込み31から、端方底板4,4の角部42を側方底板3,3の内面側に差し込んで固定していることを特徴とする箱体である。
請求項1に記載の発明によれば、側方底板3,3に設けられた略S字形状切り込み31から、端方底板4,4の角部42を側方底板3,3の内面側に差し込んで固定しており、この略S字形状の中央から外向きの膨出部に位置する側方底板3,3が、収容物の重量に対抗して外面側から端方底板4,4を押圧するから、底部中央が下方に膨れることもなく、高い強度の底部を有する箱体を得ることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の箱体において、
端方底板4,4はその先端部に直線状の切り込み41を有しており、
側方底板3,3が、前記略S字形状切り込み31の他に、この略S字形状切り込み31の端部から伸びる直線状の切り込みであって、前記切り込み41と同一方向に伸びる切込み32を有しており、
これら切り込み41と切込み32とが互いに噛み合わされていることを特徴とする箱体である。
請求項2に記載の発明では、端方底板4,4の切り込み41と側方底板3,3の切込み32とが噛み合わされており、この噛み合わせの分だけ多く端方底板4,4が側方底板3,3の内面側に差し込まれているから、より一層強度の高い底部を構成することができる。
以上のように、請求項1,2に記載の発明によれば、より強度の高い底部を構成して、重量の重い収容物を収容して輸送・保管することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
なお、本発明にかかる箱体は1枚のブランクシートを折り畳み、接着して構成されるものであるから、説明の便のため、そのブランクシートから説明する。すなわち、図1はブランクシートの説明図である。
本発明に係るブランクシートは、順に連接された側面板1、端面板2、側面板1、端面板2を有するものである。側面板1と端面板2の間には、それぞれ、折り曲げ線lが介在している。そして、この折り曲げ線lから折り曲げることにより、側面板1同士が対向して一対の側面を構成し、また、端面板2同士が対向して一対の端面を構成する。なお、最も端の側面板1の側辺には接着代11が連接されており、この接着代11を端面板2の側辺に接合することにより箱体胴部を構成する。
2枚の側面板1,1の下方には、折り曲げ線mを介して側方底板3,3が連接されている。この側方底板3,3の幅は端面板2の幅の1/2であり、折り曲げ線mから折り曲げた場合、側方底板3の端面同士が突き合わせられてしかもその間に隙間が生じないように構成されている。なお、その突合せ端面には、指掛け孔を構成する円弧状の切り欠け33が設けられている。この指掛け孔は、箱体から収容物を取り出して、この箱体を折り畳む際に使用するものである。
また、2枚の端面板2,2の下方には、折り曲げ線nを介して端方底板4,4が連接さ
れている。この端方底板4,4は、折り曲げ線nから折り曲げた場合、側方底板3,3のの外面側に重ねられる。こうして重ねられた側方底板3,3と端方底板4,4とで箱体の底部が構成される。なお、端方底板4,4の端面に、指掛け用の円弧状の切り欠け43が設けられている。
2枚の側方底板3,3は、それぞれ、その折り曲げ線mを始点とする略S字形状の切り込み31が設けられている。この略S字形状切り込み31,31は、それぞれの側方底板3,3に2ヶ所設けられている。
そして、側方底板3,3には、略S字形状切り込み31,31の終点位置を始点とする直線状切り込み32が設けられ、この直線状切り込み32の終点位置と略S字形状切り込み31,31の始点位置を結ぶ直線状に弱め線3aが設けられている。直線状切り込み32は、後述するように、端方底板4,4の直線状切り込み41と噛み合わせられるものである。
次に、端方底板4,4には、それぞれ、その端部に直線状切り込み41が設けられている。この直線状切り込み41は、前記直線状切り込み32に対応して、それぞれの端方底板4,4に2ヶ所設けられている。
また、端方底板4,4には、折り曲げ線nに平行する折り曲げ線4aが設けられている。この折り曲げ線4aは、端方底板4,4の角部42を側方底板3,3の内面側に差し込んで固定する際に使用するものである。
そして、側面板1と端面板2の上方には、それぞれ、蓋板5,6が連接されている。
次に、このブランクシートを使用して本発明に係る箱体を組み立てる工程について説明する。
すなわち、まず折り曲げ線lから折り曲げ、接着代11を端面板2の側辺に接合することにより角筒状の箱体胴部を形成する。
次に、上下を反転させて底部を形成する。すなわち、まず折り曲げ線mから側方底板3,3を折り曲げ、その端面同士が突き合わせる。このとき、切り欠け33同士が突き合わされて指掛け孔が形成される(図2参照)。次に、折り曲げ線nから端方底板4,4を折り曲げ、側面底板3,3の外面側に重ねる。
そして、折り曲げ線4aから端方底板4,4を折り曲げると共に、弱め線3aの弾性を利用して略S字形状切り込み31,31を開き、この切り込み31,31から端方底板4,4の角部を側方底板3,3の内面側に差し込む。なお、このとき、端方底板4,4の直線状切り込み41と側方底板3,3の直線状切り込み32とを、これらが交差するように噛み合わせることにより、端方底板4,4の角部を奥まで差し込むことができる(図2参照)。
最後に、収容物を収容して、蓋板6、蓋板5をこの順に折り曲げ封止して使用することができる(図3参照)。封止は、例えば、粘着テープなどで可能である。
こうして得られた箱体は、その底部が、切り込み31,31の略S字形状の膨出部、すなわち、箱体底部の中央から外向きに膨らんだ部位に位置する側方底板3,3が、収容物の重量に対抗して外面側から端方底板4,4を押圧し、しかも、端方底板4,4の切り込み41と側方底板3,3の切込み32とが噛み合わされており、この噛み合わせの分だけ
多く端方底板4,4が側方底板3,3の内面側に差し込まれているから、極めて強度が高く、重量物を収容して輸送することが可能となる。なお、収容物を取り出してこの箱体が不要になった場合には、切り込み41と切込み32を解除し、端方底板4,4の角部42を外側に引き出すことにより、簡単に折り畳むことが可能である。
図1は本発明の実施形態に係るブランクシートの説明図。 図2は本発明の実施形態に係る箱体の組み立て工程を示し、上下を反転させた状態の斜視図。 図3は発明の実施形態に係る箱体の組み立て工程を示す斜視図。
符号の説明
1‥側面板
2‥端面板
3‥側方底板
31‥略S字形状切り込み
32‥切り込み
3a‥弱め線
4‥端方底板
41‥切り込み
42‥角部

Claims (1)

  1. 箱体の対向する一対の側面を構成する側面板1,1と箱体の対向する一対の端面を構成する端面板2,2とが交互に連接され、かつ、最も端の側面板1の側辺と端面板2の側辺とが互いに接合され、
    側面板1,1の下方に折り線mを介して側方底板3,3が連接されており、かつ、この側方底板3,3が前記折り線mから折り曲げられ、他方、端面板2,2の下方に折り曲げ線nを介して端方底板4,4が連接されており、かつ、この端方底板4,4が前記折り線nから折り曲げられて前記側方底板3,3の外面側に重ねられて、これら側方底板3,3と端方底板4,4とで箱体底部を構成しており、
    前記側方底板3,3は、前記折り線mから略S字形状の切り込み31を有し、この略S字形状切り込み31から、端方底板4,4の角部42を側方底板3,3の内面側に差し込んで固定しており、
    端方底板4,4はその先端部に直線状の切り込み41を有しており、
    側方底板3,3が、前記略S字形状切り込み31の他に、この略S字形状切り込み31の端部から伸びる直線状の切り込みであって、前記切り込み41と同一方向に伸びる切込み32を有しており、
    これら切り込み41と切込み32とが互いに噛み合わされていることを特徴とする箱体
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