JP2006341909A - 変形機能付段ボール箱 - Google Patents

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Koichiro Okamura
剛一郎 岡村
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Abstract

【課題】
使用済みの段ボール箱を、工作キットとして再利用することができる変形機能付段ボール箱を提供する。
【解決手段】
一対の側壁の上下縁に夫々連設された外フラップと、一対の端壁の上下縁に連設された内フラップとを重ね合わせて閉止する段ボール箱の少なくとも一方の端壁及びそれに連設する上下内フラップを利用してなるものであって、端壁を側壁との連設部より切り離し、内フラップを互いに対向して起立させ、折目から所定寸法を存して形成された各折目を基端として該内フラップから切開されて遊離する一対の腹部板を基端折目に沿って内側に折り曲げ、対向する腹部板を繋ぎ合わせ、内フラップの一部が突出する足部板を形成できるようにした。
【選択図】図5

Description

この発明は、輸送に使用した段ボール箱を開封後に、すぐに廃棄することなく工作キットとして再利用することができる変形機能付段ボール箱に関するものである。
従来より、輸送用などで使用される段ボール箱(0201型)は、図13に示すように、一対の側壁と一対の端壁の上下縁にフラップを夫々連設し、前記フラップを夫々重ね合わせ、中央に固定材30(粘着テープ)を貼り付け閉止している。このような段ボール箱を開封し、商品を取り出した後は折り畳み廃棄している。
そして、使用後の段ボール箱を利用し、カッターなどを使用して工作することがあるが、カッターで手を切ることがあり危険であった。
また、段ボール箱の裏面に印刷を施し、反転させることで簡単に家型の立体物を形成できるようにしているものもある。(例えば、特許文献1参照。)
特開2001−88822号公報
段ボール素材は、紙に比べ硬いのでカッターで切るにも困難である。また、段ボール箱の表面、裏面ともに印刷を施すと印刷工程において、コストアップの要因となる。
そこでこの発明は、製造コストを抑制し、使用後の段ボール箱を工作キットとして再利用することができ、梱包作業、封緘機は従来と同様の方法を用いることのできる変形機能付段ボール箱を提供する事を課題とする。
以上の課題を解決するために、この発明は、一対の側壁の上下縁に夫々連設された外フラップと、一対の端壁の上下縁に連設された内フラップとを重ね合わせて閉止する段ボール箱の少なくとも一方の前記端壁及びそれに連設する上下内フラップを利用してなる変形機能付段ボール箱であって、前記端壁を前記側壁との連設部より切り離し、前記内フラップを互いに対向して起立させ、前記折目から所定寸法を存して形成された各折目を基端として該内フラップから切開されて遊離する一対の腹部板を基端折目に沿って内側に折り曲げ、対向する前記腹部板を固定材にて繋ぎ合わせ、起立させた前記内フラップが前記折目の反発により外側に開かないようにしたとき、前記内フラップの一部が突出する足部板を形成できるようにした。
また、一対の側壁の上下縁に夫々連設された外フラップと、一対の端壁の上下縁に連設された内フラップとを重ね合わせて閉止する段ボール箱の少なくとも一方の前記端壁及びそれに連設する上下内フラップを利用してなる変形機能付段ボール箱であって、前記端壁を前記側壁との連設部より切り離し、前記内フラップを互いに対向して起立させ、前記折目から所定寸法を存して形成された各折目を基端として該内フラップから切開されて遊離する一対の腹部板を基端折目に沿って内側に折り曲げ、対向する前記腹部板に設けたロック部を夫々繋ぎ合わせロックし、起立させた前記内フラップが前記折目の反発により外側に開かないようにしたとき、前記内フラップの一部が突出する足部板を形成できるようにした。
そして、前記足部板に夫々折目を設け、内側に折り曲げたとき、腹部板に掛かるようにしてもよい。
また、前記内フラップの側縁より所定寸法を存して端縁から前記端壁との折目まで切込を設け、前記折目を基端として遊離する頭部板を形成してもよい。
更に、各腹部板、足部板、頭部板に切込や折目を設け、尾部板などの付属品を形成してもよい。
また、前記内フラップに設けた切込をミシン目状にしてもよい。
また、素材に段ボールを使用することが好ましい。
予め、内フラップに折目や切込を設けることで、使用後の段ボール箱をカッターなどを使用することなく工作を楽しむことができる。
また、内フラップのみに折目や切込加工を施しているために、輸送時の段ボール箱の外観を損ねることがなく、耐圧強度を低下させることもない。
そして、箱の形態は、A式(0201型)であり、梱包作業、封緘機、製函機は従来と同様の方法を用いることができる。
また、製造方法は、A式ケースを量産する機械のダイカッター部で加工でき、一工程でよいため、付加機能を付けてもコストアップの要因にならない。
先ず、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。図1は、段ボールを素材とする、この発明の段ボール箱10の展開図であり、一対の側壁と一対の端壁2が交互に連設され、一方の側壁1の開放側縁に糊代片6が連設され、側壁1の上下縁には夫々折目aを介して外フラップ3が連設され、端壁2の上下縁には夫々折目aを介して内フラップ4が連設されている。
そして、一方の端壁2に連設した一対の内フラップ4に折目aから平行に所定寸法を存して、側縁より折目bを夫々形成し、折目bを基端として内フラップ4の端縁まで切込eを形成することで内フラップ4から切開して遊離する腹部板5が遊離自在となっている。また、腹部板5の長さは折目bに沿って折り曲げたとき、対向する腹部板5と重なるように形成されている。
このような展開図から成る段ボール箱10は、図13に示すように、糊代片6を反対側の端壁2に貼り付け筒状にし、内フラップ4を折目aに沿って内側に折り曲げ、次いで外フラップ3を折目aに沿って内側に折り曲げ、対向する外フラップ3の突合せした部分に固定材30(粘着テープ)を貼り付け閉止することで、蓋面、底面を形成することができ、輸送することができる。
次いで、段ボール10を変形させる方法について説明する。上記のように閉止された段ボール箱10の蓋面、底面に貼着した固定材30(粘着テープ)を剥がし、側壁1と端壁2の連設部を切り離すことで、変形段ボール20の展開状態を取り出すことができる。
切り離した変形段ボール20を図2に示すように、内フラップ4を折目aに沿って互いに対向して起立させ、腹部板5を折目bに沿って内側に折り曲げ、対向する腹部板5を重ね合わせ、固定材30(粘着テープ)にて固定することで図3に示すように、内フラップ4の一部が残存し、突出した構造を形成することができる。このとき、突出した内フラップ4の一部を足部板7とする。また、腹部板5を夫々重ね合わせ固定材30にて固定することで、起立させた内フラップ4が折目aの反発により外側に開くことを防止することができる。このように形成された変形段ボール20の構造を利用して工作キットとして活用することができる。
また前記実施例の変形段ボール20において、対向する腹部板5を重ね合わせ固定材30にて固定しているが、図4に示すように、腹部板5の一部にロック部13を設け、夫々ロック部13が対応するように腹部板5を重ね合わせ、ロックすることで、図5に示すように、起立させた内フラップ4が折目aの反発により外側に開くことを防止することができる。
前記実施例の変形段ボール20に加えて、図6に示すように、折目bを内フラップの中ほどに形成し、折目bを基端として内フラップ4の端縁まで切込eで折目bを挟むように形成することで内フラップ4から切開して遊離する腹部板5が遊離自在となり、前記実施例と同様に折り上げ、固定材30にて固定することにより、腹部板5の左右に突出する4本の足部板7を形成することができる。更に、図7に示すように、折目b、切込eを追加することで、6本の足部板7を形成することも可能である。
また、図8に示すように、足部板7に折目cを夫々形成し、足部板7の先端を斜めに切り込み、掛代8を形成し、折目cに沿って内側に折り曲げ、腹部板5に掛かるようにした。これにより、平板上に突出する足部板7に比べ、折れにくい足部を得ることができ、また、図3及び、図7に示す足部板7にも同様に設けることができる。
次に頭部の構造について説明する。図10に示すように、前記内フラップ4の側縁より所定寸法を存して端縁から折目aまで切込fを形成することで、前記折目aを基端として遊離する頭部板9を形成することができる。内フラップ4の一部に形成された頭部板9に隣接し残存する内フラップ4に折目b、c、切込eを前記実施例と同様に夫々形成する。また、腹部板5の一部に切込gを設け、尾部板11を形成し、頭部板9には、折目aと平行に折目dを夫々設け、この折目dを基端とする耳部板12を形成するように切込hを夫々設けている。
このような展開図から成る変形段ボール20は、前記実施例と同様に、側壁1と端壁2の連設部を切り離し、内フラップ4を折目aに沿って互いに対向して起立させ、腹部板5を折目bに沿って内側に折り曲げ、対向する腹部板5を重ね合わせ、固定材30にて固定し、足部板7を折目cに沿って内側に折り曲げ、腹部板5に掛代8が掛かるようにすることで図11に示すように形成される。次いで、頭部板9を基端折目aに沿って外側に折り曲げ、折目dに沿って外側に折り曲げ四角筒を成して重ね合わせ、固定材30にて固定し、尾部板11を端壁2に固定材30にて固定することにより、図12に示すような犬型構造の変形段ボール20を形成することができる。
また、内フラップ4に形成した切込e、f、g、hは、ミシン目状に設けることが好ましく、ミシン目であれば、カッターを使用することなく簡単に破ることができる。
なお、本発明の前記実施形態での固定材30は、粘着テープを使用しているが、糊やホッチキスなどを使用しても同様の効果を得ることができる。
本発明の変形機能付段ボール箱の展開図である。 変形段ボール20の組み立て過程を示す斜視構成図である。 変形段ボール20を組み立てた状態を示す斜視構成図である。 ロック部を示す展開図である。 変形段ボール20を組み立てた状態を示す斜視構成図である。 足部板が4本の変形段ボール20を組み立てた状態を示す斜視構成図である。 足部板が6本の変形段ボール20を組み立てた状態を示す斜視構成図である。 掛代を示す展開図である。 足部板を折目に沿って折り曲げ、腹部板に掛けた状態を示す斜視構成図である。 頭部板を示す展開図である。 頭部板を備えた変形段ボール20を組み立てる過程を示す斜視構成図である。 頭部板を備えた変形段ボール20を組み立てた状態を示す斜視構成図である。 変形機能付段ボール箱を組み立てた状態を示す斜視構成図である。
符号の説明
1 側壁
2 端壁
3 外フラップ
4 内フラップ
5 腹部板
6 糊代片
7 足部板
8 掛代
9 頭部板
10 段ボール箱
11 尾部板
12 耳部板
13 ロック部
20 変形段ボール
30 固定材
a、b、c、d 折目
e、f、g、h 切込

Claims (7)

  1. 一対の側壁の上下縁に夫々連設された外フラップと、一対の端壁の上下縁に連設された内フラップとを重ね合わせて閉止する段ボール箱の少なくとも一方の前記端壁及びそれに連設する上下内フラップを利用してなる変形機能付段ボール箱であって、前記端壁を前記側壁との連設部より切り離し、前記内フラップを互いに対向して起立させ、前記折目から所定寸法を存して形成された各折目を基端として該内フラップから切開されて遊離する一対の腹部板を基端折目に沿って内側に折り曲げ、対向する前記腹部板を固定材にて繋ぎ合わせ、起立させた前記内フラップが前記折目の反発により外側に開かないようにしたとき、前記内フラップの一部が突出する足部板を形成できるようにしたことを特徴とする変形機能付段ボール箱。
  2. 一対の側壁の上下縁に夫々連設された外フラップと、一対の端壁の上下縁に連設された内フラップとを重ね合わせて閉止する段ボール箱の少なくとも一方の前記端壁及びそれに連設する上下内フラップを利用してなる変形機能付段ボール箱であって、前記端壁を前記側壁との連設部より切り離し、前記内フラップを互いに対向して起立させ、前記折目から所定寸法を存して形成された各折目を基端として該内フラップから切開されて遊離する一対の腹部板を基端折目に沿って内側に折り曲げ、対向する前記腹部板に設けたロック部を夫々繋ぎ合わせロックし、起立させた前記内フラップが前記折目の反発により外側に開かないようにしたとき、前記内フラップの一部が突出する足部板を形成できるようにしたことを特徴とする変形機能付段ボール箱。
  3. 前記足部板に夫々折目を設け、内側に折り曲げたとき、腹部板に掛かるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の変形機能付段ボール箱。
  4. 前記内フラップの側縁より所定寸法を存して端縁から前記端壁との折目まで切込を設け、前記折目を基端として遊離する頭部板を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の変形機能付段ボール箱。
  5. 各腹部板、足部板、頭部板に切込や折目を設け、尾部板などの付属品を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項4に記載の変形機能付段ボール箱
  6. 前記内フラップに設けた切込をミシン目状にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の変形機能付段ボール箱。
  7. 素材に段ボールを使用したことを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の変形機能付段ボール箱。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7011873B1 (ja) 2021-08-30 2022-01-27 株式会社プラネット 接触面積低減ティッシュボックス

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