JP6805954B2 - 包装箱、および、ブランクシート - Google Patents

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Description

本発明は、包装箱、および、ブランクシートに関する。
包装箱の一例である段ボール製のラップラウンド箱は、底板と、底板に連設された前後の側壁と、底板に連設された左右の側壁と、後壁の上縁に連設された頂板と、頂板の前縁に連設された前フラップと、を備える。前フラップの左右の端部と、前壁の外面とは、相互に接合され、それによって、包装箱は封緘されている。他方、前フラップは、左右の端部と中央部との境目にミシン目を備え、頂板は、前フラップのミシン目につながる左右のミシン目を備え、そして、各ミシン目が切断されることによって、包装箱は開封される(例えば、特許文献1を参照)。
特開2015−040056号公報
ところで、上述した包装箱の開封に際しては、まず、前フラップの中央部が、利用者の指などによって摘ままれ、前フラップのミシン目が切断されるように、前フラップの中央部が、前フラップの左右の端部に対して、引き上げられる。そして、前フラップの中央部が、利用者の指などによって摘ままれた状態で、頂板のミシン目が切断されるように、前フラップの中央部と頂板の一部とが引き上げられる。この際、利用者が摘むことのできる範囲が、前フラップの中央部のみに限られるため、左右に分散する頂板のミシン目に対しては、それを切断するための外力を加え難い構成となっている。
本発明は、包装箱を開封する際の操作性を向上可能とした包装箱、および、ブランクシートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための包装箱は、包装箱であって、底板と、前記底板と対向する開口を区画する上縁を備えて前記底板を囲う前後左右の側壁と、1つの前記側壁である後壁の上縁に連設されて前記開口を覆う頂板と、前記頂板の前縁に連設されて前壁の外面に接合された前フラップと、を備える。前記頂板は、前記頂板の前縁に位置する左右で一対の前端から前記後壁の上縁に向けて延びる第1ミシン目を備え、前記頂板のなかで前記第1ミシン目に囲まれる領域が、前記開口を設けるための第1開封部であり、前記前フラップは、左右で一対のフラップ端部と、前記一対のフラップ端部に挟まれて前記接合された部分であるフラップ中間部とを備える。そして、前記各フラップ端部と前記フラップ中間部との境界は、前記第1ミシン目の各前端から下方に延びる折線であり、前記頂板の前縁は、前記前縁の左右の端を前記第1ミシン目の別々の前端につなぐ左右で一対の第2ミシン目を備える。
上記課題を解決するためのブランクシートは、底板と、前記底板と対向する開口を区画する上縁を備えて前記底板を囲う前後左右の側壁と、1つの前記側壁である後壁の上縁に連設されて前記開口を覆う頂板と、前記頂板の前縁に連設されて前壁の外面に接合された前フラップと、を備える包装箱の製造に用いられるブランクシートである。前記前フラップ、前記頂板、前記後壁、前記底板、および、前記前壁が、この順に連設されており、前記頂板は、前記頂板の前縁に位置する左右で一対の前端から前記後壁の上縁に向けて延びる第1ミシン目を備え、前記頂板のなかで前記第1ミシン目に囲まれる領域が、前記開口を設けるための第1開封部であり、前記前フラップは、左右で一対のフラップ端部と、前記一対のフラップ端部に挟まれて前記接合された部分であるフラップ中間部とを備える。そして、前記各フラップ端部と前記フラップ中間部との境界は、前記第1ミシン目の各前端から下方に延びる折線であり、前記頂板の前縁は、前記前縁の左右の端を前記第1ミシン目の別々の前端につなぐ左右で一対の第2ミシン目を備える。
上記包装箱、および、上記ブランクシートによれば、包装箱の開封時には、まず、一対のフラップ端部が、利用者の指などによって摘まれ、各フラップ端部と頂板との境界である第2ミシン目が切断される。次いで、各フラップ端部が指などによって摘まれた状態で、各フラップ端部とフラップ中間部との境界である折線で、前フラップが折り曲げられる。そして、各フラップ端部が指などによって摘まれた状態で、フラップ中間部と前壁との接合が解除されるように、前フラップが前壁から引き上げられ、続いて、頂板の第1ミシン目が前方から後方に向けて切断される。結果として、利用者が摘むことのできる範囲が、前フラップの両端部であるため、左右に分散する頂板の各第1ミシン目に対しては、それを切断するための外力を別々に適した方向や大きさに設定できる。それゆえに、包装箱を開封する際の操作性を高めることが可能となる。
上記包装箱において、前記頂板の左右縁に別々に連設されて左右側壁を構成する外フラップをさらに備え、前記第1ミシン目は、前記頂板の前縁に位置する各前端から前記左右縁の中間に位置する後端まで前記左右縁に対して傾きを有して延びる第1開封線と、前記第1開封線の後端から前記後壁の上縁に向けて延び、前記左右縁を構成する第2開封線とから構成され、前記頂板は、前記左右縁のなかで前記頂板の前縁から前記第1開封線の後端までの部分、前記第1開封線、および、前記第2ミシン目によって囲まれた左右で一対の第2開封部と、前記第1ミシン目に囲まれた前記第1開封部とから構成されてもよい。
上記包装箱によれば、頂板のなかで、第1開封線、第2ミシン目、および、左右縁に囲まれた各第2開封部は、第1開封部、および、前フラップから切り離されて、外フラップのみと左右縁を介して連設される。そのため、第1ミシン目が切断された後では、すなわち、第1開封部が開封された後では、左右縁を回転軸として、第2開封部を立ち上げることが可能であり、それによって、開口の全体を開放することが可能ともなる。
上記包装箱において、前記左右縁のなかで前記頂板の前縁から前記第1開封線の後端までの部分には、第3ミシン目が設けられてもよい。上記包装箱によれば、第1ミシン目が切断された後に、すなわち、第1開封部が開封された後に、第3ミシン目の切断を経て、各第2開封部を外フラップから切り離すことが可能ともなる。
包装箱の斜視構造を示す斜視図。 包装箱を製造するためのブランクシートを示す平面図。 包装箱が開封される過程における包装箱の斜視構造を示す斜視図。 包装箱が開封される過程における包装箱の斜視構造を示す斜視図。 包装箱が開封される過程における包装箱の斜視構造を示す斜視図。 包装箱が開封される過程における包装箱の斜視構造を示す斜視図。
図1から図6を参照して包装箱、および、ブランクシートの一実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、包装箱の一例として、段ボール製のラップランド箱を示し、包装箱における一対の側壁のなかで、前フラップの接合された1つの側壁を前壁、前壁と対向する他の側壁を後壁とし、前後方向、および、左右方向を規定している。
[包装箱]
図1が示すように、直方体状を有した包装箱は、底板11、前後左右の側壁12,13,14,15、頂板16、および、前フラップ17を備える。前後左右の側壁12,13,14,15は、底板11と対向する矩形状を有した開口11Tを区画する上縁を備えて、底板11の周囲を囲う。頂板16は、1つの側壁である後壁13の上縁13Uに連設されて、開口11Tの全体を覆う。前フラップ17は、頂板16の前縁16Fに連設されて、前壁12の外面に接合された帯状を有する。
頂板16は、前後方向に延びる直線状を有した右縁16Rと、前後方向に延びる直線状を有した左縁16Lとを備える。右縁16Rと左縁16Lとは、左右で一対の縁である左右縁の一例である。1つの側壁である右壁14は、頂板16の右縁16Rに連設された外フラップ14F1と、底板11に連設された外フラップ14F2とを備える。1つの側壁である左壁15は、頂板16の左縁16Lに連設された外フラップ15F1(図2参照)と、底板11に連設された外フラップ15F2(図2参照)とを備える。
頂板16は、第1ミシン目を備える。第1ミシン目は、2つの第1開封線1L1と、2つの第2開封線1L2とから構成される。各第1開封線1L1の前端は、頂板16の前縁16Fに位置し、各第1開封線1L1の後端1LCは、頂板16における別々の左右縁の中間に位置する。各第1開封線1L1は、左右縁に対して傾きを有した直線状を有する。各第2開封線1L2は、別々の第1開封線1L1の後端1LCから、後壁13の上縁13Uに向けて延び、頂板16の左右縁を構成する。頂板16のなかで、第1ミシン目に囲まれた六角板状の領域は、開口11Tを開けるための1つの第1開封部161である。
頂板16の各左右縁は、1つの第2開封線1L2と、1つの回動軸線16Sとから構成される。各回動軸線16Sは、頂板16と外フラップ14F1,15F1とを連設させる折線であり、頂板16における前縁16Fの左右の端から、第1開封線1L1の後端1LCまで延びる。頂板16の前縁16Fは、左右で一対の開始線16FEと、一対の開始線16FEに挟まれた折線である中間線16FCとから構成される。各開始線16FEは、第2ミシン目の一例であり、頂板16における前縁16Fの左右の端から、第1開封線1L1の前端までつながる。頂板16のなかで、開始線16FE、第1開封線1L1、および、回動軸線16Sによって囲まれた三角板状を有する領域は、左右で一対の第2開封部162である。頂板16は、上記第1ミシン目に囲まれた第1開封部161と、これら2つの第2開封部162とから構成される。
前フラップ17は、左右で一対のフラップ端部17Eと、一対のフラップ端部17Eに挟まれたフラップ中間部17Cとから構成される。フラップ中間部17Cの上縁は、上記中間線16FCであり、フラップ中間部17Cの内面は、接着部1Aによって前壁12の外面に接合されている。各フラップ端部17Eの上縁は、上記開始線16FEである。各フラップ端部17Eとフラップ中間部17Cとの境界は、第1開封線1L1の前端から下方に延びる折線17Lであり、各折線17Lは、前フラップ17の内面に形成されている。
[ブランクシート]
次に、包装箱を製造するためのブランクシートについて説明する。
図2が示すように、1枚のブランクシートにおいて、帯状を有した前フラップ17、矩形板状を有した頂板16、後壁13、底板11、および、前壁12は、この順に連設されている。前フラップ17は、頂板16の前縁16Fに連設されている。前縁16Fは、上述したように、左右で一対の開始線16FEと、一対の開始線16FEに挟まれた中間線16FCとから構成される。頂板16は、上述したように、左右で一対の第1開封線1L1と、左右で一対の第2開封線1L2とから構成される第1ミシン目を備え、第1ミシン目に囲まれた第1開封部161と、それ以外である左右で一対の第2開封部162とから構成される。頂板16は、後壁13の上縁13Uに連設されて、後壁13の上縁13Uは、頂板16の後縁16Bを兼ねている。後壁13は、底板11の後縁11Bに連設され、前壁12は、底板11の前縁11Fに連設されている。
外フラップ14F1は、頂板16の右縁16Rに連設され、外フラップ15F1は、頂板16の左縁16Lに連設されている。左右の外フラップ14F2,15F2は、底板11の左右の縁Lに連設されている。左右の内フラップ14I2,15I2は、後壁13の左右の縁Lに連設され、左右の内フラップ14I1,15I1は、前壁12の左右の縁Lに連設されている。
前縁16Fの中間線16FC、頂板16の後縁16B、底板11の後縁11B、および、底板11の前縁11Fは、第2折線の一例であり、折線17Lと同じく、ブランクシートの表面を押し込んで形成された線状の溝である。頂板16の右縁16R、頂板16の左縁16L、底板11の左右の縁L、後壁13の左右の縁L、および、前壁12の左右の縁Lは、これらもまた、ブランクシートの表面を押し込んで形成された線状の溝である。前縁16Fの各開始線16FE、各第1開封線1L1、および、各第2開封線1L2は、ブランクシートを貫通する切れ込みが断続的に形成された線状の部位である。
ブランクシートから包装箱が製造される際には、まず、食品などの物品が底板11の内面に載置されて、底板11に対して、前壁12と後壁13とが立てられる。次に、前壁12に対して、物品を包むように、左右の内フラップ14I1,15I1が折り曲げられ、また、後壁13に対して、物品を包むように、左右の内フラップ14I2,15I2が折り曲げられる。次に、後壁13に対して、物品を覆うように、頂板16が折り曲げられ、続いて、底板11に対して、左右の外フラップ14F2,15F2が折り曲げられ、頂板16に対して、左右の外フラップ14F1,15F2が折り曲げられる。次いで、頂板16に対して、前フラップ17と前壁12とが対向するように、前フラップ17が折り曲げられる。そして、前フラップ17の内面と前壁12の外面とが接合されると共に、左右の外フラップ14F1,14F2,15F1,15F2の内面と、左右の内フラップ14I1,14I2,15I1,15I2の外面とが接合される。これによって、内フラップ14I1,14I2と、外フラップ14F1,14F2とから右壁14が形成され、内フラップ15I1,15I2と、外フラップ15F1,15F2とから左壁15が形成されて、包装箱が封緘される。
[作用]
次に、包装箱を開封するための手順について説明する。
図3が示すように、包装箱の開封時には、まず、一対のフラップ端部17Eが、利用者の指などによって摘まれ、各フラップ端部17Eと頂板16との境界である開始線16FEが切断される。次いで、各フラップ端部17Eが指などによって摘まれた状態で、各フラップ端部17Eとフラップ中間部17Cとの境界である折線17Lで、前フラップ17が折り曲げられる。
図4が示すように、各フラップ端部17Eが指などによって摘まれた状態で、前フラップ17が前壁12から引き上げられる。この際、食品などの物品が、包装箱の内部に収容されて、底板11を下方に押圧し続けているため、前フラップ17が引き上げられることによって、フラップ中間部17Cと前壁12との接合が解除される。
次いで、図5が示すように、各フラップ端部17Eが指などによって摘まれた状態で、頂板16の各第1開封線1L1が、前端から後端1LCに向けて切断されて、それによって、第2開封部162が、第1開封部161から分断される。さらに、頂板16の各第2開封線1L2が、その前端から後端に向けて切断されて、それによって、第1開封部161が、左右の外フラップ14F1,15F1から分断される。この間、利用者が摘むことのできる範囲が、前フラップ17の両端部であるフラップ端部17Eである。そのため、フラップ中間部17Cから右縁16Rに向けた第1開封線1L1と、フラップ中間部17Cから左縁16Lに向けた第1開封線1L1とに対して、それを切断するための外力を別々に適した方向や大きさに設定できる。右縁16Rを構成する第2開封線1L2と、左縁16Lを構成する第2開封線1L2に対してもまた、それを切断するための外力を別々に適した方向や大きさに設定できる。それゆえに、包装箱を開封する際の操作性を高めることが可能となる。
次いで、図6が示すように、各第2開封部162は、第1開封部161、および、前フラップ17から切り離されて、外フラップ14F1,15F1のみと回動軸線16Sを介して連設される。そのため、第1開封線1L1が切断された後では、すなわち、第1開封部161が開封された後では、回動軸線16Sを回転軸として、各第2開封部162を立ち上げることが可能であり、それによって、開口11Tの全体を開放することが可能ともなる。結果として、開口11Tの全体から物品を露出させることが可能であって、利用者は物品を把持すること、ひいては、包装箱の内部から物品を取り出すことが容易となる。
以上、上記実施形態によれば、以下に記載する効果が得られる。
(1)前フラップ17の両端部であるフラップ端部17Eを摘まみ続けた状態で、包装箱の開封が行われるため、各第1開封線1L1、および、各第2開封線1L2を切断するための外力を別々に適した方向や大きさに設定できる。それゆえに、包装箱を開封する際の操作性を高めることが可能となる。
(2)第1開封部161が開封された後では、回動軸線16Sを回転軸として、第2開封部162を立ち上げることが可能であるため、開口11Tの全体を開放することが可能ともなる。
(3)前縁16Fの中間線16FC、頂板16の後縁16B、底板11の後縁11B、および、底板11の前縁11Fは、折線17Lと同じく、ブランクシートの表面を押し込んで形成された線状の溝である。そのため、各折線17Lと共々、1枚のブランクシートに対しては、中間線16FC、前縁11F、後縁11B,16Bと同じ側面に、折線17Lを形成することが可能であるため、これらが別々の面に形成される方法と比べて、ブランクシートの生産性を高めることが可能ともなる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
[回動軸線16S]
・回動軸線16Sは、ミシン目に変更することも可能である。回動軸線16Sがミシン目に変更された構成によれば、第2開封部162を外フラップ14F1から分離することが可能であるため、より開口11Tの開放が容易ともなる。なお、この際、回動軸線16Sが、第3ミシン目の一例である。
[第1ミシン目]
・第1ミシン目は、頂板16の前縁16Fに位置する左右で一対の前端と、頂板16の後縁16Bに位置する後端とをつなぐ2つの直線や曲線に具体化することも可能である。また、第1ミシン目は、頂板16の前縁16Fに位置する左右で一対の前端を備え、各前端から頂板16の後縁16Bに向けて延びる線分が相互に接続される閉環状に具体化することも可能である。
[前フラップ17]
・前フラップ17が有する形状は、左右方向に延びる帯状に限らず、頂板16の前縁16Fを一辺とする半円板状や、頂板16の前縁16Fを一辺とする三角板状に具体化することも可能である。
・左右方向におけるフラップ端部17Eの長さは、左右方向における前フラップ17の例えば1/3よりも大きくすることも可能であり、1/3以下とすることも可能である。1/3よりも大きい構成であれば、フラップ端部17Eをフラップ中間部17Cに対して折り曲げることが容易であり、他方、1/3以下とする構成であれば、フラップ中間部17Cの長さを拡張することが可能であるため、前フラップ17と前壁12との接合の強度を確保しやすい。
・フラップ中間部17Cとフラップ端部17Eとの境界である折線17Lは、前フラップ17の外面に位置することも可能である。
[包装箱]
・右壁14や左壁15は、前壁12や後壁13と同じく、一枚の板として具体化すると共に、前壁12や後壁13は、右壁14や左壁15と同じく、内フラップと外フラップとの接合体とすることも可能である。
1A…接着部、L…縁、1L1…第1開封線、1L2…第2開封線、1LC…後端、11…底板、11T…開口、12…前壁、13…後壁、13U…上縁、14…右壁、14F1,14F2,15F1,15F2…外フラップ、14I1,14I2,15I1,15I2…内フラップ、15…左壁、16…頂板、16B…後縁、11F,16F…前縁、16FC…中間線、16FE…開始線、16L…左縁、16R…右縁、16S…回動軸線、17…前フラップ、17C…フラップ中間部、17E…フラップ端部、17L…折線、161…第1開封部、162…第2開封部。

Claims (4)

  1. 包装箱であって、
    底板と、
    前記底板と対向する開口を区画する上縁を備えて前記底板を囲う前後左右の側壁と、
    1つの前記側壁である後壁の上縁に連設されて前記開口を覆う頂板と、
    前記頂板の前縁に連設されて前壁の外面に接合された前フラップと、を備え、
    前記頂板は、前記頂板の前縁に位置する左右で一対の前端から前記後壁の上縁に向けて延びる第1ミシン目を備え、前記頂板のなかで前記第1ミシン目に囲まれる領域が、前記開口を設けるための第1開封部であり、
    前記前フラップは、前記前壁の外面に接合されていない左右で一対のフラップ端部と、前記一対のフラップ端部に挟まれて前記前壁の外面に接合された部分であるフラップ中間部とを備え、
    前記各フラップ端部と前記フラップ中間部との境界は、前記第1ミシン目の各前端から下方に延びる折線であり、
    前記頂板の前縁は、前記前縁の左右の端を前記第1ミシン目の別々の前端につなぐ左右で一対の第2ミシン目を備える
    包装箱。
  2. 前記頂板の左右縁に別々に連設されて左右側壁を構成する外フラップをさらに備え、
    前記第1ミシン目は、前記頂板の前縁に位置する各前端から前記左右縁の中間に位置する後端まで前記左右縁に対して傾きを有して延びる第1開封線と、前記第1開封線の後端から前記後壁の上縁に向けて延び、前記左右縁を構成する第2開封線とから構成され、
    前記頂板は、前記左右縁のなかで前記頂板の前縁から前記第1開封線の後端までの部分、前記第1開封線、および、前記第2ミシン目によって囲まれた左右で一対の第2開封部と、前記第1ミシン目に囲まれた前記第1開封部とから構成される
    請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記左右縁のなかで前記頂板の前縁から前記第1開封線の後端までの部分には、第3ミシン目が設けられている
    請求項2に記載の包装箱。
  4. 底板と、
    前記底板と対向する開口を区画する上縁を備えて前記底板を囲う前後左右の側壁と、
    1つの前記側壁である後壁の上縁に連設されて前記開口を覆う頂板と、
    前記頂板の前縁に連設されて前壁の外面に接合された前フラップと、
    を備える包装箱の製造に用いられるブランクシートであって、
    前記前フラップ、前記頂板、前記後壁、前記底板、および、前記前壁が、この順に連設されており、
    前記頂板は、前記頂板の前縁に位置する左右で一対の前端から前記後壁の上縁に向けて延びる第1ミシン目を備え、前記頂板のなかで前記第1ミシン目に囲まれる領域が、前記開口を設けるための第1開封部であり、
    前記前フラップは、前記前壁の外面に接合されない左右で一対のフラップ端部と、前記一対のフラップ端部に挟まれて前記前壁の外面に接合され部分であるフラップ中間部とを備え、
    前記各フラップ端部と前記フラップ中間部との境界は、前記第1ミシン目の各前端から下方に延びる折線であり、
    前記頂板の前縁は、前記前縁の左右の端を前記第1ミシン目の別々の前端につなぐ左右で一対の第2ミシン目を備える
    ブランクシート。
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