JP3096921U - 表皮を有する紙状板材の組立構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】箱体はもとより枠体構造としても強度を有し、かつ外観が美麗で、幅広い使用用途に利用できる表皮を有する紙状板材の組立構造を提供する。
【解決手段】表面側10Aに表皮12を有する紙状板材10よりなり、裏面側10Bから表皮を残して本体部に第1折重ね溝16及び第2折重ね溝17を設けて本体片20とその両側に第1折重ね片21と第2折重ね片22が形成されており、折重ね片の少なくとも一方には空所部23,24,25が形成されており、折重ね溝を介して第1折重ね片及び第2折重ね片が本体片の裏面に重合されて基板材30とされ、基板材の裏面側から折曲げ溝36が形成されていて、基板材は折曲げ溝を介して折曲げられているとともに、基板材の空所部には補強板材40が収容されている
【選択図】 図1
【解決手段】表面側10Aに表皮12を有する紙状板材10よりなり、裏面側10Bから表皮を残して本体部に第1折重ね溝16及び第2折重ね溝17を設けて本体片20とその両側に第1折重ね片21と第2折重ね片22が形成されており、折重ね片の少なくとも一方には空所部23,24,25が形成されており、折重ね溝を介して第1折重ね片及び第2折重ね片が本体片の裏面に重合されて基板材30とされ、基板材の裏面側から折曲げ溝36が形成されていて、基板材は折曲げ溝を介して折曲げられているとともに、基板材の空所部には補強板材40が収容されている
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、段ボールなどの表皮を有する紙状板材の組立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、軽量でコストの安い紙状板材を用いた組立式の包装箱などが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種包装箱では厚板紙を箱形状に組み立てたときに所定の強度が得られるように、角部に連結片を一体に連設して隣接する2片を重合することによって所定の箱体形状を保持するのが一般的である。
【0003】
しかるに、前記特許文献1のような包装箱では底板及び側板部材を一体に有する箱体形状にあっては箱体全体の強度を保持することは可能であるが、底板部材を有しない側板部材のみによって枠体形状を保持することは極めて困難であった。また、整理箱や折り箱のような物品では側板部材の枠体強度が必要とされる。
【0004】
一方において、厚みのある段ボールや厚板紙からなる紙状板紙を用いた場合、折曲げ部や切断面の小口部が外面に露出することが避けられず、外観性に劣り、使用用途や設計が限られるという問題がある。しかしながら、紙は、木材やプラスチックに比して、軽量でリサイクル性や廃棄処理上の利点に優れており、この点からも幅広い利用を望む社会的要請がある。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−315754号公報
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、このような点に鑑みなされたもので、箱体はもとより枠体構造としても強度を有し、かつ外観が美麗で、幅広い使用用途に利用できる表皮を有する紙状板材の組立構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1の考案は、本体部(11)の少なくとも表面側(10A)に表皮(12)を有する紙状板材(10)よりなり、前記紙状板材の裏面側(10B)から前記表皮を残して本体部に断面W字状の第1折重ね溝(16)及び第2折重ね溝(17)を設けて表面側となる本体片(20)とその両側に裏面側となる第1折重ね片(21)と第2折重ね片(22)が形成されており、前記折重ね片の少なくとも一方には前記本体片と折重ねたときに該本体片と重なり合わない非重合部(23,24,25,26,27)が形成されており、前記折重ね溝を介して前記第1折重ね片及び第2折重ね片が前記本体片の裏面に重合されて前記折重ね溝の表側に前記表皮の連続面からなる側端部(31,32)を有し、かつ前記本体片の裏面側に前記折重ね片の非重合部による空所部(33,34,35)を有する基板材(30)とされ、前記基板材の裏面側から前記本体片の表皮を残して該基板材の側端部と交差する方向でかつ前記空所部を横切る断面V字状の折曲げ溝(36)が形成されていて、前記基板材は前記折曲げ溝を介して所定角度に折曲げられているとともに、前記基板材の空所部には所定折曲げ角度の折曲げ溝(41)を有しかつ当該空所部と実質的に同一形状の補強板材(40)が収容されていることを特徴とする表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0008】
請求項2の考案は、前記折重ね片の非重合部が第1折重ね片及び第2折重ね片の双方に形成されかつ前記基板材の裏面側で連続するように形成されている請求項1に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0009】
請求項3の考案は、前記基板材の空所部が断続的な部分切欠部(33)として形成されている請求項1又は2に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0010】
請求項4の考案は、前記基板材の空所部が前記折曲げ溝を介して対称形状となるように形成されている請求項1ないし3にいずれか1項に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0011】
請求項5の考案は、前記基板材の空所部が帯状切欠部(34,35)として形成されている請求項1又は2に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0012】
請求項6の考案は、前記基板材の空所部と前記補強板材とが互いに嵌着するように構成されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0013】
請求項7の考案は、前記補強板材があらかじめ所定角度に折曲げ固定されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0014】
また、請求項8の考案は、前記基板材が箱体の枠板部材(F)となる請求項1ないし7のいずれか1項に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0015】
さらに、請求項9の考案は、前記基板材に箱体の底板部材(P)を嵌着する溝(39)が前記折重ね片の非重合部によって形成されている請求項8に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。
図1はこの考案の一実施例に係る箱体の枠板部材を示す斜視図、図2は紙状板材の一実施例を示す平面図、図3は図2の3−3線で切断した断面図、図4は基板材の平面図、図5は図4の5−5線で切断した断面図、図6は図4の6−6線で切断した断面図、図7は基板材を折曲げて空所部に補強板材を収容する状態を示す分解断面図、図8は補強板材の一実施例を示す平面図、図9は基板材の空所部と補強板材の嵌着状態を示す断面図である。また、図10は他の枠板部材の実施例を示す斜視図、図11は図10における紙状板材の平面図、図12はその基板材の平面図、図13は補強板材の実施例を示す平面図、図14は帯状切欠部の他の例を示す基板材の平面図、図15はその補強板材の平面図、図16は底板部材の嵌着溝が形成された枠板部材の例を示す斜視図、図17はその基板材の平面図である。
【0017】
この考案の表皮を有する紙状板材の組立構造は、以下各図に示すように、本体部11の少なくとも表面側10Aに表皮12を有する紙状板材10よりなるもので、ここでは図1に示すような箱体の枠板部材Fを作成することを例として説明する。該枠板部材Fは、そのまま積み上げて棚として用いたり、底板部材(後述)を設けて収納箱として用いたりすることができるものである。材質としては、上下の平板紙部の中に波板紙部を有する段ボール(プラスチック段ボールを含む)、表面紙部を有する積層紙などが好適に使用され、これらの平板紙部及び表面紙部が表皮12に相当する。以下の説明では段ボールを紙状板材10の例として説明するが、図面では煩雑を避けるために波板紙部及び裏面側となる平板紙部を簡略化して本体部11として一体に表わす。
【0018】
紙状板材10は、図2の平面図及び図3の断面図に示すように、その裏面側10Bから前記表皮12を残して本体部11に断面W字状の第1折重ね溝16及び第2折重ね溝17を設けて、表面側10Aとなる本体片20とその両側に裏面側10Bとなる第1折重ね片21と第2折重ね片22が形成されている。断面W字状の折重ね溝16,17は、第1折重ね片21と第2折重ね片22が本体片20に折重ねた際に、折重ね角部が確実に折り曲がるように約90度の角度の切れ込みが連続して2箇所形成される。
【0019】
前記折重ね片21,22の少なくとも一方(この実施例では両方)には、前記本体片20と折重ねたときに該本体片20と重合しない非重合部23,24(23a,23b,23c、24a,24b、24c)が形成されている。非重合部23,24は、後にも例示するように、どのような形状であってもよく、また折重ね片21,22の一方にのみ形成してもよい。
【0020】
前記紙状板材10は、前記折重ね溝16,17を介して前記第1折重ね片21及び第2折重ね片22が前記本体片20の裏面に重合されて、前記折重ね溝16,17の表側に前記表皮12の連続面からなる側端部31,32(図5参照)を有し、かつ前記本体片20の裏面側に前記折重ね片21,22の非重合部23,24による空所部33(33a,33b,33c)を有する基板材30とされる。側端部31,32は、図5の断面図からもよく解るように、表皮12が表面を覆うようになっているため、当該側端部31,32に紙状板材10の折曲げ部や切断面の小口部が露出することがない。
【0021】
前記基板材30には、その裏面側から前記本体片20の表皮12を残して(図6参照)該基板材30の側端部31,32と交差する方向でかつ前記空所部33を横切る断面V字状の折曲げ溝36が形成されている。この実施例では4辺からなる箱体の枠板部材Fとするため、該折曲げ溝36には90度の角度の切れ込みが形成され隣接する各辺を90度折曲げた際に合致するようになっている。組立形状により折曲げ溝36の角度が変えられることはいうまでもない。なお、基板材30の両端部30e,30eは枠板部材Fの角部の合接部となるので(図1参照)、所定角度(ここでは90度の半分の角度)に形成されている。
【0022】
前記基板材30は前記折曲げ溝36を介して折曲げられた後、図7に示すように、その空所部33に該空所部33と実質的に同一形状の補強板材40が収容される。補強板材40は、図8のように、基板材30と同一の所定の折曲げ角度の折曲げ溝41を有している。実施例では、空所部33に合致するように前記紙状板材1枚分の厚みを持った同一サイズのものを収容している。なお、補強板材40は空所部33に接着剤で糊付けされることが望ましい。
【0023】
上述の実施例において、請求項2の考案として規定したように、前記折重ね片21,22の非重合部23,24が第1折重ね片21及び第2折重ね片22の双方に形成され、かつ前記基板材30の裏面側で連続するように形成されることが、補強板材40による強度保持上好ましい。補強板材40の保持力が両側の折重ね片21,22に効き、かつ、連続されているためにより全体的に強度を発揮することとなる。
【0024】
また、この実施例の基板材30の空所部33は、請求項3の考案として規定したように、断続的な部分切欠部33として形成されている。部分切欠部からなる空所部33の位置は補強板材40の強度との関係で必要とされる折曲げ角部に形成すればよい。一般的には基板材30の連結端部(前記30e,30e)とその対角部に形成されるが、すべての折曲げ角部に設けてもよい。
【0025】
さらに、請求項4の考案として規定し実施例の部分切欠部33のように、基板材30の空所部33が折曲げ溝36を介して対称形状S1,S2となるように形成すれば、補強板材40の向きを気にすることなく収容することができ作業性がよく、また補強板材の補強効果も基板材の折曲げ溝の両側に均等に働く。
【0026】
さらにまた、請求項6の考案として規定し図9に図示したように、基板材30の空所部33と補強板材40とが互いに嵌着するように構成すると、嵌着部となる両者の側壁方向、つまり面方向の結合強度が増し補強効果は数段と高くなる。図9の例では、空所部33に下側に向かって広くなるテーパ状側壁部33tを形成し、補強板40にもテーパ状側面40tを形成して両者を圧嵌するようにしている。
【0027】
さらにまた、請求項7の考案として規定したように、補強板材40があらかじめ所定角度に折曲げ固定されていると、空所部33に対する補強板材40の結合作業が容易となりかつ両者の結合強度もさらに向上する。
【0028】
次に、図1に示す箱体の枠板部材Fを形成する例を説明する。まず紙状板材10の両折重ね片21,22を、図2及び図3に示す矢印のように、折重ね溝16,17に沿って本体片20と重合するよう折重ねる。折重ね片21,22と本体片20とは接着剤で糊付けすることが好ましい。次いで、基板材30に対して折曲げ溝36が形成され、該折曲げ溝36に沿って空所部33が形成された裏面側を内側となるよう折曲げ、基板材30の両端部30e,30eを接合する。この実施例では側面視4角形状の箱体の枠板部材Fを形成するものであるため、基板材30は折曲げ溝36を介して90度の角度で折曲げたが、側面視3角形状など所望の多角形状の箱体の枠板部材を形成する場合には所定の角度に折曲げるようにすればよい。
【0029】
そして、基板材30の空所部33に補強板材40を収容する。補強板材40は基板材30の空所部33と実質的に同一形状であるので、所定の角度を保って隣接する基板材30の面と面を連結することによって側板部材Fを補強することができる。補強板材40と基板材30の空所部33とは接着材を用いて接合するのが望ましい。
【0030】
図10に他の実施例が示される。図10の枠板部材F1は、請求項5の考案として規定したように、前記基板材30の空所部が帯状切欠部34として形成された例である。この例では、図11及び図12のように、紙状板材10の折重ね片21,22の折重ね幅を短くすることによって非重合部25,26が形成され、短くした分だけ帯状切欠部34として基板材30に形成されることとなる。そしてこの場合には、図13に示すように、補強板材40(40A)も帯状となる。なお、図の符号45は補強板材40Aの一端部に形成された凸部で、46は該凸部45に嵌着するよう補強板材40Aの他端部に形成された凹部である。この例では帯状切欠部からなる空所部34に収容される補強板材40Aが長くまた全周に亘るためより強固に補強するとともに、枠板部材F1全体に一体感を付与することによって全体的に剛性を向上させることができる。なお、図10ないし図13において、先の実施例と同一符号は同一構成を表す。
【0031】
さらに、図14及び図15は、帯状切欠部からなる空所部35及び帯状補強板材40(40B)が図示のように、凹凸状(波状あるいは鋸歯状)に形成された例である。このように、空所部35と補強板材40(40B)の合接距離を長くすることによって、より高い補強性能が期待できる。なお、図14及び図15において、先の実施例と同一符号は同一構成を表す。
【0032】
図16及び図17は、請求項9の考案として規定したように、箱体の枠板部材F2を構成する基板材30に箱体の底板部材Pを嵌着する溝39が前記折重ね片21,22の非重合部によって形成された例である。この例では、第1折重ね片21と第2折重ね片22を本体片20に折り重ねた際に、所定位置に非重合部からなる溝状隙間ができるようにし、その溝状隙間を底板部材Pのための嵌着溝39とするのである。符号27は第1折重ね片21に形成された空所部33のための非重合部で、この空所部33には図のように補強板材40が収容される。この例において、先の実施例と同一符号は同一構成を表す。
【0033】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の表皮を有する紙状板材の組立構造によれば、表皮を有する紙状板材よりなり、表皮を残して本体部に第1折重ね溝及び第2折重ね溝を設けて本体片と第1折重ね片と第2折重ね片が形成されており、折重ね片には非重合部が形成されており、前記折重ね溝を介して第1折重ね片及び第2折重ね片が本体片の裏面に重合されて側端部を有し、かつ基板材とされ、折曲げ溝が形成されていて、基板材は折曲げ溝を介して所定角度に折曲げられているとともに、基板材の空所部には折曲げ溝を有しかつ補強板材が収容されたものであるため、枠体としての強度を備え、箱体はもとより枠体構造としても有用で、かつ外観が美麗で、幅広い使用用途に利用できる表皮を有する紙状板材の組立構造を提供するものである。
【0034】
またこの構造によれば、紙状板材を用いたものであるため、木材やプラスチックに比して、軽量でリサイクル性や廃棄処理上の利点に優れており、社会的要請に適う。さらに、組立構造であるので、部品状態で保管、運搬すればコスト的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る箱体の枠板部材を示す斜視図である。
【図2】紙状板材の一実施例を示す平面図である。
【図3】図2の3−3線で切断した断面図である。
【図4】基板材の平面図である。
【図5】図4の5−5線で切断した断面図である。
【図6】図4の6−6線で切断した断面図である。
【図7】基板材を折曲げて空所部に補強板材を収容する状態を示す分解断面図である。
【図8】補強板材の一実施例を示す平面図である。
【図9】基板材の空所部と補強板材の嵌着状態を示す断面図である。
【図10】他の枠板部材の実施例を示す斜視図である。
【図11】図10における紙状板材の平面図である。
【図12】その基板材の平面図である。
【図13】補強板材の実施例を示す平面図である。
【図14】帯状切欠部の他の例を示す基板材の平面図である。
【図15】その補強板材の平面図である。
【図16】底板部材の嵌着溝が形成された枠板部材の例を示す斜視図である。
【図17】その基板材の平面図である。
【符号の説明】
10 紙状板材
10A 表面側
10B 裏面側
11 本体部
12 表皮
16 第1折重ね溝
17 第2折重ね溝
20 本体片
21 第1折重ね片
22 第2折重ね片
23,24,25,26,27 非重合部
30 基板材
31,32 側端部
33,34,35 空所部
36 折曲げ溝
39 嵌着溝
40 補強板材
41 折曲げ溝
【考案の属する技術分野】
この考案は、段ボールなどの表皮を有する紙状板材の組立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、軽量でコストの安い紙状板材を用いた組立式の包装箱などが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種包装箱では厚板紙を箱形状に組み立てたときに所定の強度が得られるように、角部に連結片を一体に連設して隣接する2片を重合することによって所定の箱体形状を保持するのが一般的である。
【0003】
しかるに、前記特許文献1のような包装箱では底板及び側板部材を一体に有する箱体形状にあっては箱体全体の強度を保持することは可能であるが、底板部材を有しない側板部材のみによって枠体形状を保持することは極めて困難であった。また、整理箱や折り箱のような物品では側板部材の枠体強度が必要とされる。
【0004】
一方において、厚みのある段ボールや厚板紙からなる紙状板紙を用いた場合、折曲げ部や切断面の小口部が外面に露出することが避けられず、外観性に劣り、使用用途や設計が限られるという問題がある。しかしながら、紙は、木材やプラスチックに比して、軽量でリサイクル性や廃棄処理上の利点に優れており、この点からも幅広い利用を望む社会的要請がある。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−315754号公報
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、このような点に鑑みなされたもので、箱体はもとより枠体構造としても強度を有し、かつ外観が美麗で、幅広い使用用途に利用できる表皮を有する紙状板材の組立構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1の考案は、本体部(11)の少なくとも表面側(10A)に表皮(12)を有する紙状板材(10)よりなり、前記紙状板材の裏面側(10B)から前記表皮を残して本体部に断面W字状の第1折重ね溝(16)及び第2折重ね溝(17)を設けて表面側となる本体片(20)とその両側に裏面側となる第1折重ね片(21)と第2折重ね片(22)が形成されており、前記折重ね片の少なくとも一方には前記本体片と折重ねたときに該本体片と重なり合わない非重合部(23,24,25,26,27)が形成されており、前記折重ね溝を介して前記第1折重ね片及び第2折重ね片が前記本体片の裏面に重合されて前記折重ね溝の表側に前記表皮の連続面からなる側端部(31,32)を有し、かつ前記本体片の裏面側に前記折重ね片の非重合部による空所部(33,34,35)を有する基板材(30)とされ、前記基板材の裏面側から前記本体片の表皮を残して該基板材の側端部と交差する方向でかつ前記空所部を横切る断面V字状の折曲げ溝(36)が形成されていて、前記基板材は前記折曲げ溝を介して所定角度に折曲げられているとともに、前記基板材の空所部には所定折曲げ角度の折曲げ溝(41)を有しかつ当該空所部と実質的に同一形状の補強板材(40)が収容されていることを特徴とする表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0008】
請求項2の考案は、前記折重ね片の非重合部が第1折重ね片及び第2折重ね片の双方に形成されかつ前記基板材の裏面側で連続するように形成されている請求項1に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0009】
請求項3の考案は、前記基板材の空所部が断続的な部分切欠部(33)として形成されている請求項1又は2に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0010】
請求項4の考案は、前記基板材の空所部が前記折曲げ溝を介して対称形状となるように形成されている請求項1ないし3にいずれか1項に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0011】
請求項5の考案は、前記基板材の空所部が帯状切欠部(34,35)として形成されている請求項1又は2に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0012】
請求項6の考案は、前記基板材の空所部と前記補強板材とが互いに嵌着するように構成されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0013】
請求項7の考案は、前記補強板材があらかじめ所定角度に折曲げ固定されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0014】
また、請求項8の考案は、前記基板材が箱体の枠板部材(F)となる請求項1ないし7のいずれか1項に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0015】
さらに、請求項9の考案は、前記基板材に箱体の底板部材(P)を嵌着する溝(39)が前記折重ね片の非重合部によって形成されている請求項8に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造に係る。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。
図1はこの考案の一実施例に係る箱体の枠板部材を示す斜視図、図2は紙状板材の一実施例を示す平面図、図3は図2の3−3線で切断した断面図、図4は基板材の平面図、図5は図4の5−5線で切断した断面図、図6は図4の6−6線で切断した断面図、図7は基板材を折曲げて空所部に補強板材を収容する状態を示す分解断面図、図8は補強板材の一実施例を示す平面図、図9は基板材の空所部と補強板材の嵌着状態を示す断面図である。また、図10は他の枠板部材の実施例を示す斜視図、図11は図10における紙状板材の平面図、図12はその基板材の平面図、図13は補強板材の実施例を示す平面図、図14は帯状切欠部の他の例を示す基板材の平面図、図15はその補強板材の平面図、図16は底板部材の嵌着溝が形成された枠板部材の例を示す斜視図、図17はその基板材の平面図である。
【0017】
この考案の表皮を有する紙状板材の組立構造は、以下各図に示すように、本体部11の少なくとも表面側10Aに表皮12を有する紙状板材10よりなるもので、ここでは図1に示すような箱体の枠板部材Fを作成することを例として説明する。該枠板部材Fは、そのまま積み上げて棚として用いたり、底板部材(後述)を設けて収納箱として用いたりすることができるものである。材質としては、上下の平板紙部の中に波板紙部を有する段ボール(プラスチック段ボールを含む)、表面紙部を有する積層紙などが好適に使用され、これらの平板紙部及び表面紙部が表皮12に相当する。以下の説明では段ボールを紙状板材10の例として説明するが、図面では煩雑を避けるために波板紙部及び裏面側となる平板紙部を簡略化して本体部11として一体に表わす。
【0018】
紙状板材10は、図2の平面図及び図3の断面図に示すように、その裏面側10Bから前記表皮12を残して本体部11に断面W字状の第1折重ね溝16及び第2折重ね溝17を設けて、表面側10Aとなる本体片20とその両側に裏面側10Bとなる第1折重ね片21と第2折重ね片22が形成されている。断面W字状の折重ね溝16,17は、第1折重ね片21と第2折重ね片22が本体片20に折重ねた際に、折重ね角部が確実に折り曲がるように約90度の角度の切れ込みが連続して2箇所形成される。
【0019】
前記折重ね片21,22の少なくとも一方(この実施例では両方)には、前記本体片20と折重ねたときに該本体片20と重合しない非重合部23,24(23a,23b,23c、24a,24b、24c)が形成されている。非重合部23,24は、後にも例示するように、どのような形状であってもよく、また折重ね片21,22の一方にのみ形成してもよい。
【0020】
前記紙状板材10は、前記折重ね溝16,17を介して前記第1折重ね片21及び第2折重ね片22が前記本体片20の裏面に重合されて、前記折重ね溝16,17の表側に前記表皮12の連続面からなる側端部31,32(図5参照)を有し、かつ前記本体片20の裏面側に前記折重ね片21,22の非重合部23,24による空所部33(33a,33b,33c)を有する基板材30とされる。側端部31,32は、図5の断面図からもよく解るように、表皮12が表面を覆うようになっているため、当該側端部31,32に紙状板材10の折曲げ部や切断面の小口部が露出することがない。
【0021】
前記基板材30には、その裏面側から前記本体片20の表皮12を残して(図6参照)該基板材30の側端部31,32と交差する方向でかつ前記空所部33を横切る断面V字状の折曲げ溝36が形成されている。この実施例では4辺からなる箱体の枠板部材Fとするため、該折曲げ溝36には90度の角度の切れ込みが形成され隣接する各辺を90度折曲げた際に合致するようになっている。組立形状により折曲げ溝36の角度が変えられることはいうまでもない。なお、基板材30の両端部30e,30eは枠板部材Fの角部の合接部となるので(図1参照)、所定角度(ここでは90度の半分の角度)に形成されている。
【0022】
前記基板材30は前記折曲げ溝36を介して折曲げられた後、図7に示すように、その空所部33に該空所部33と実質的に同一形状の補強板材40が収容される。補強板材40は、図8のように、基板材30と同一の所定の折曲げ角度の折曲げ溝41を有している。実施例では、空所部33に合致するように前記紙状板材1枚分の厚みを持った同一サイズのものを収容している。なお、補強板材40は空所部33に接着剤で糊付けされることが望ましい。
【0023】
上述の実施例において、請求項2の考案として規定したように、前記折重ね片21,22の非重合部23,24が第1折重ね片21及び第2折重ね片22の双方に形成され、かつ前記基板材30の裏面側で連続するように形成されることが、補強板材40による強度保持上好ましい。補強板材40の保持力が両側の折重ね片21,22に効き、かつ、連続されているためにより全体的に強度を発揮することとなる。
【0024】
また、この実施例の基板材30の空所部33は、請求項3の考案として規定したように、断続的な部分切欠部33として形成されている。部分切欠部からなる空所部33の位置は補強板材40の強度との関係で必要とされる折曲げ角部に形成すればよい。一般的には基板材30の連結端部(前記30e,30e)とその対角部に形成されるが、すべての折曲げ角部に設けてもよい。
【0025】
さらに、請求項4の考案として規定し実施例の部分切欠部33のように、基板材30の空所部33が折曲げ溝36を介して対称形状S1,S2となるように形成すれば、補強板材40の向きを気にすることなく収容することができ作業性がよく、また補強板材の補強効果も基板材の折曲げ溝の両側に均等に働く。
【0026】
さらにまた、請求項6の考案として規定し図9に図示したように、基板材30の空所部33と補強板材40とが互いに嵌着するように構成すると、嵌着部となる両者の側壁方向、つまり面方向の結合強度が増し補強効果は数段と高くなる。図9の例では、空所部33に下側に向かって広くなるテーパ状側壁部33tを形成し、補強板40にもテーパ状側面40tを形成して両者を圧嵌するようにしている。
【0027】
さらにまた、請求項7の考案として規定したように、補強板材40があらかじめ所定角度に折曲げ固定されていると、空所部33に対する補強板材40の結合作業が容易となりかつ両者の結合強度もさらに向上する。
【0028】
次に、図1に示す箱体の枠板部材Fを形成する例を説明する。まず紙状板材10の両折重ね片21,22を、図2及び図3に示す矢印のように、折重ね溝16,17に沿って本体片20と重合するよう折重ねる。折重ね片21,22と本体片20とは接着剤で糊付けすることが好ましい。次いで、基板材30に対して折曲げ溝36が形成され、該折曲げ溝36に沿って空所部33が形成された裏面側を内側となるよう折曲げ、基板材30の両端部30e,30eを接合する。この実施例では側面視4角形状の箱体の枠板部材Fを形成するものであるため、基板材30は折曲げ溝36を介して90度の角度で折曲げたが、側面視3角形状など所望の多角形状の箱体の枠板部材を形成する場合には所定の角度に折曲げるようにすればよい。
【0029】
そして、基板材30の空所部33に補強板材40を収容する。補強板材40は基板材30の空所部33と実質的に同一形状であるので、所定の角度を保って隣接する基板材30の面と面を連結することによって側板部材Fを補強することができる。補強板材40と基板材30の空所部33とは接着材を用いて接合するのが望ましい。
【0030】
図10に他の実施例が示される。図10の枠板部材F1は、請求項5の考案として規定したように、前記基板材30の空所部が帯状切欠部34として形成された例である。この例では、図11及び図12のように、紙状板材10の折重ね片21,22の折重ね幅を短くすることによって非重合部25,26が形成され、短くした分だけ帯状切欠部34として基板材30に形成されることとなる。そしてこの場合には、図13に示すように、補強板材40(40A)も帯状となる。なお、図の符号45は補強板材40Aの一端部に形成された凸部で、46は該凸部45に嵌着するよう補強板材40Aの他端部に形成された凹部である。この例では帯状切欠部からなる空所部34に収容される補強板材40Aが長くまた全周に亘るためより強固に補強するとともに、枠板部材F1全体に一体感を付与することによって全体的に剛性を向上させることができる。なお、図10ないし図13において、先の実施例と同一符号は同一構成を表す。
【0031】
さらに、図14及び図15は、帯状切欠部からなる空所部35及び帯状補強板材40(40B)が図示のように、凹凸状(波状あるいは鋸歯状)に形成された例である。このように、空所部35と補強板材40(40B)の合接距離を長くすることによって、より高い補強性能が期待できる。なお、図14及び図15において、先の実施例と同一符号は同一構成を表す。
【0032】
図16及び図17は、請求項9の考案として規定したように、箱体の枠板部材F2を構成する基板材30に箱体の底板部材Pを嵌着する溝39が前記折重ね片21,22の非重合部によって形成された例である。この例では、第1折重ね片21と第2折重ね片22を本体片20に折り重ねた際に、所定位置に非重合部からなる溝状隙間ができるようにし、その溝状隙間を底板部材Pのための嵌着溝39とするのである。符号27は第1折重ね片21に形成された空所部33のための非重合部で、この空所部33には図のように補強板材40が収容される。この例において、先の実施例と同一符号は同一構成を表す。
【0033】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の表皮を有する紙状板材の組立構造によれば、表皮を有する紙状板材よりなり、表皮を残して本体部に第1折重ね溝及び第2折重ね溝を設けて本体片と第1折重ね片と第2折重ね片が形成されており、折重ね片には非重合部が形成されており、前記折重ね溝を介して第1折重ね片及び第2折重ね片が本体片の裏面に重合されて側端部を有し、かつ基板材とされ、折曲げ溝が形成されていて、基板材は折曲げ溝を介して所定角度に折曲げられているとともに、基板材の空所部には折曲げ溝を有しかつ補強板材が収容されたものであるため、枠体としての強度を備え、箱体はもとより枠体構造としても有用で、かつ外観が美麗で、幅広い使用用途に利用できる表皮を有する紙状板材の組立構造を提供するものである。
【0034】
またこの構造によれば、紙状板材を用いたものであるため、木材やプラスチックに比して、軽量でリサイクル性や廃棄処理上の利点に優れており、社会的要請に適う。さらに、組立構造であるので、部品状態で保管、運搬すればコスト的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る箱体の枠板部材を示す斜視図である。
【図2】紙状板材の一実施例を示す平面図である。
【図3】図2の3−3線で切断した断面図である。
【図4】基板材の平面図である。
【図5】図4の5−5線で切断した断面図である。
【図6】図4の6−6線で切断した断面図である。
【図7】基板材を折曲げて空所部に補強板材を収容する状態を示す分解断面図である。
【図8】補強板材の一実施例を示す平面図である。
【図9】基板材の空所部と補強板材の嵌着状態を示す断面図である。
【図10】他の枠板部材の実施例を示す斜視図である。
【図11】図10における紙状板材の平面図である。
【図12】その基板材の平面図である。
【図13】補強板材の実施例を示す平面図である。
【図14】帯状切欠部の他の例を示す基板材の平面図である。
【図15】その補強板材の平面図である。
【図16】底板部材の嵌着溝が形成された枠板部材の例を示す斜視図である。
【図17】その基板材の平面図である。
【符号の説明】
10 紙状板材
10A 表面側
10B 裏面側
11 本体部
12 表皮
16 第1折重ね溝
17 第2折重ね溝
20 本体片
21 第1折重ね片
22 第2折重ね片
23,24,25,26,27 非重合部
30 基板材
31,32 側端部
33,34,35 空所部
36 折曲げ溝
39 嵌着溝
40 補強板材
41 折曲げ溝
Claims (9)
- 本体部(11)の少なくとも表面側(10A)に表皮(12)を有する紙状板材(10)よりなり、前記紙状板材の裏面側(10B)から前記表皮を残して本体部に断面W字状の第1折重ね溝(16)及び第2折重ね溝(17)を設けて表面側となる本体片(20)とその両側に裏面側となる第1折重ね片(21)と第2折重ね片(22)が形成されており、前記折重ね片の少なくとも一方には前記本体片と折重ねたときに該本体片と重なり合わない非重合部(23,24,25,26,27)が形成されており、
前記折重ね溝を介して前記第1折重ね片及び第2折重ね片が前記本体片の裏面に重合されて前記折重ね溝の表側に前記表皮の連続面からなる側端部(31,32)を有し、かつ前記本体片の裏面側に前記折重ね片の非重合部による空所部(33,34,35)を有する基板材(30)とされ、
前記基板材の裏面側から前記本体片の表皮を残して該基板材の側端部と交差する方向でかつ前記空所部を横切る断面V字状の折曲げ溝(36)が形成されていて、
前記基板材は前記折曲げ溝を介して所定角度に折曲げられているとともに、
前記基板材の空所部には所定折曲げ角度の折曲げ溝(41)を有しかつ当該空所部と実質的に同一形状の補強板材(40)が収容されている
ことを特徴とする表皮を有する紙状板材の組立構造。 - 前記折重ね片の非重合部が第1折重ね片及び第2折重ね片の双方に形成されかつ前記基板材の裏面側で連続するように形成されている請求項1に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造。
- 前記基板材の空所部が断続的な部分切欠部(33)として形成されている請求項1又は2に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造。
- 前記基板材の空所部が前記折曲げ溝を介して対称形状となるように形成されている請求項1ないし3にいずれか1項に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造。
- 前記基板材の空所部が帯状切欠部(34,35)として形成されている請求項1又は2に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造。
- 前記基板材の空所部と前記補強板材とが互いに嵌着するように構成されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造。
- 前記補強板材があらかじめ所定角度に折曲げ固定されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造。
- 前記基板材が箱体の枠板部材(F)となる請求項1ないし7のいずれか1項に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造。
- 前記基板材に箱体の底板部材(P)を嵌着する溝(39)が前記折重ね片の非重合部によって形成されている請求項8に記載の表皮を有する紙状板材の組立構造。
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