JP3083828B2 - 多色印刷電子写真装置による寡色印刷方法 - Google Patents

多色印刷電子写真装置による寡色印刷方法

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JP3083828B2 JP02056145A JP5614590A JP3083828B2 JP 3083828 B2 JP3083828 B2 JP 3083828B2 JP 02056145 A JP02056145 A JP 02056145A JP 5614590 A JP5614590 A JP 5614590A JP 3083828 B2 JP3083828 B2 JP 3083828B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 多色印刷電子写真装置による寡色印刷方法に関し、 転写時のトナーの転写効率を高めることを目的とし、 感光体に沿ってその進行方向に順に複数段の作像部と
1つの転写部とを配置した多色印刷電子写真装置におい
て、少なくとも最終段の作像部を休止させて、印刷可能
な色数よりも少数の色数の寡色印刷を行うに際して、使
用される作像部のうち最後段の作像部のあとにあるいず
れかの休止中の作像部における帯電器を作動させて前記
感光体上のトナーにトナーと同極性の電荷を与える構成
とした。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数の作像部と1つの転写部とを有する多
色印刷電子写真装置を使用して、印刷可能な色数よりも
少数の色数の印刷を行う、多色印刷電子写真装置による
寡色印刷法に関する。
〔従来の技術〕
従来、多色印刷電子写真装置として、例えば第1図に
示すように、感光体1に沿ってその進行方向に順に複数
の作像部2・3と1つの転写部4とを配置し、各作像部
2・3で帯電器21・31により感光体1を一様に帯電さ
せ、露光部において例えばレーザ光線22・32で感光体1
の所要の部分を感光させた後、現像器23・33で感光体1
の露光部分にトナーを付着させ、転写部4で感光体1か
ら媒体にトナーを転写するように構成したものがある。
作像部2・3でトナーを付着させる方式としては、印
字相当部分以外にレーザ光線22・32を照射する正転現像
方式と印字相当部分にレーザ光線22・32を照射する反射
現像方式との2つの方式があるが、ここでは、印字相当
部分を露光し、露光部分に感光体1と同極性に帯電させ
たトナーを付着させる反転現像方式を例にとって説明す
る。
このような多色印刷電子写真装置では、それに備わっ
ている全ての作像部2・3を順次作動させて装置が有す
る多色印刷能力を発揮させることができるが、必要に応
じ、複数段ある作像部2・3のうちの1段以上の作像
部、例えば最終段の作像部3を休止させ、残りの作像部
2だけによる寡色印刷を行うこともできるようにしてい
る。
従来、寡色印刷を行う場合、作動させる作像部2で
は、帯電器21のコロナ放電によって感光体1が例えば40
0〜600Vに一様に帯電され、露光部において光学系から
発せられるレーザ光線22を感光体1の所要の部分、すな
わち、印字相当部分に照射して露光させることにより、
感光体1の印字相当部分(露光部分)の電位を約50Vに
低下させる。次に現像器23で感光体1を感光体1と同極
性に帯電させたトナーに近づけることにより、露光部分
のみにトナーを付着させてトナー像を形成し、印字相当
部分を可視化する。
一方、休止させる作像部3では、現像器23、光学系及
び現像器33の全ての動作を休止させている。
感光体1上に形成されたトナー像は、休止している作
像部3を通過した後、転写部4に移動する。転写部4で
は、転写帯電器40を作動させてトナーと逆極性に帯電さ
せ、感光体1から転写帯電器40に吸引されるトナーを感
光体1と転写帯電器40との間に送り込む媒体(印刷用
紙)に受けとめさせることにより、感光体1から媒体に
トナーを転写するようにしている。
従来、ここでは、現像器23において感光体1に付着さ
せたトナーの全部が転写されることはなく、60〜85%程
度のトナーが感光体から媒体に転写され、残りのトナー
は感光体1の表面に残留している。
この残留トナーは次回の印刷時に感光体1の帯電状態
を局部的に悪化させ、媒体に汚点を転写する原因となる
ので、次の印刷に移行する前に例えば次のようにして感
光体1から除去される。
即ち、除電器5によって電荷を失わせた後、クリーニ
ング装置6で感光体1の表面を清掃することにより、感
光体1から除去される。この後再度光除電器7によって
除電される。
そして、多色印刷電子写真装置では、異色のトナーど
うしが混合されないようにするため、感光体1から除去
されたトナーは各現像器23・33にリサイクルされること
なく、廃棄される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、現像器23により感光体1の表面に付着
させたトナーは転写部4において必ずしも十分に媒体に
転写されるとは限らず、感光体1に付着したトナーの例
えば15〜40%程度が転写後も感光体1に残留している。
トナーの転写効率が低下すると、媒体に転写された印
字の画質が低下するとともに、トナーの消費量が多くな
り不経済になる。また、クリーニング装置6の回転ブラ
シ、ブレード等の損傷が進行し易くなり、クリーニング
装置6の回転ブラシ、ブレード等の交換期間が短縮さ
れ、メンテナンスフリー化を図る上で不利になる。
ところで、感光体1へのトナーの残留状態を観察した
ところ、残留するトナーの中では、最終段で感光体1に
付着させたトナーの残留率が最も多いことが観察され
た。また、使用されるトナーが劣化しているような場合
には、そのトナーの転写効率が低下する傾向は著しくな
ることが観察された。これらのことから、転写後の感光
体1にトナーが残留する主因の一つは、何らかの理由に
よって現像時に感光体1に付着したトナーの帯電量が不
足し、転写時に媒体側に吸引される力が不足することに
あると推察することができた。
本発明は、かかる推察に基づいてなされたものであ
り、転写時のトナーの転写効率を高められるようにし
た、多色印刷電子写真装置による寡色印刷方法を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、例えば、第1図に示すように、感光体1に
沿ってその進行方向に順に複数段の作像部2・3と1つ
の転写部4とを配置した多色印刷電子写真装置におい
て、少なくとも最終段の作像部3を休止させて、印刷可
能な色数よりも少数の色数の寡色印刷方法を前提とし
て、前記目的を達成するため、次のような手段を講じて
いる。
即ち、使用される作像部2のうち最後段の作像部2の
あとにあるいずれかの作像部3における帯電器31を作動
させて前記感光体1上のトナー像にトナーと同極性の電
荷を与える、という手段を講じている。
〔作用〕
本発明方法によると、使用される作像部2のうち最後
段の作像部2では、所定の電荷に帯電されたトナーが感
光体1に付着される。このあとに、休止させたいずれか
の作像部3における帯電器31を作動させて感光体1上の
トナーにトナーと同極性の電荷を与えることにより、ト
ナーは確実に所定の電位以上にチャージアップされ、転
写部4において媒体側にトナーを吸引する力が不足する
ことを防止できる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
本発明の一実施例に使用される2色印刷電子写真装置
は、第1図に示すように、ドラム状の感光体1を有して
おり、この感光体1の周囲に感光体1の回転方向Aに順
に例えば黒色印字用の作像部2、赤色印字用の作像部
3、転写部4、除電器5、クリーニング装置6及び光除
電器7が配置されている。
全色印刷を行う場合には、感光体1は回転方向Aに回
転しながら、光除電器7によって無帯電状態にされた
後、黒色印字用の作像部2で、帯電器21により所定の電
位、例えば+600Vに一様に帯電され、露光部で例えばレ
ーザ光線22を印字相当部に照射して露光され、更に、現
像器23で黒色のトナーを印字相当部に付着させる。次
に、赤色印字用の作像部3でも、帯電器31により例えば
+600Vに一様に帯電され、露光部で例えばレーザ光線32
を印字相当部に照射して露光され、更に、現像器33で赤
色のトナーを印字相当部に付着させる。かくして感光体
ドラム1上に黒色トナー及び赤色トナーによる最終トナ
ー像が得られ、このトナー像が転写部4へ到来して、感
光体1と逆極性に帯電させた転写帯電器40側に吸引され
る。そして、感光体1と転写帯電器40との間に送りこま
れた媒体に感光体1から転写帯電器40側に吸引されるト
ナーを受け止めることにより、感光体1から媒体の最終
トナー像が転写される。
なお、媒体に転写された最終トナー像はこの後に図示
しない定着器で媒体に定着される。
感光体1はそのまま回転を続け、除電器5において残
留電荷が除去され、クリーニング装置6によりドラム上
の残留トナーが除去される。そして、必要に応じて上記
の手順が繰り返される。
この2色印刷電子写真装置を使用して黒色印刷のみを
行う場合には、赤色用の作像部3を、帯電器31を除いて
休止させ、赤色トナー像の形成を省略する一方、黒色用
の作像部2により形成された黒色トナー像を最終トナー
像として、この最終トナー像を帯電器31で所定の電圧、
例えば+600Vに一様に帯電させる。
この後、転写部4で転写帯電器40を逆極性に帯電さ
せ、感光体1から転写帯電器40側に吸引されるトナーを
感光体1と転写帯電器40との間に送りこまれた媒体に受
け止めることにより、感光体1から媒体に最終トナー像
を転写する。転写後の媒体は定着部に送られ、ここでト
ナーを媒体に焼付けて最終トナー像を印字として媒体に
定着させる。また、転写後の感光体1及び残留トナーは
除電器5で除電され、クリーニング装置6で残留トナー
を感光体1から除去した後、必要に応じて上記の手順が
繰り返される。
上記のように最終トナー像を休止中の作像部3の帯電
器31で帯電させることにより、最終トナー像のトナーは
確実に所定の電位までチャージアップされる。従って、
転写部4において逆極性に帯電させた転写帯電器40側に
トナー充分強力に吸引されて、確実に媒体に転写される
ことになり、媒体に転写された像の画質を高めることが
できる。特に、黒色トナーが劣化している場合には、赤
色印字用の作像部3の帯電器31による電荷付与により、
トナーの転写効率が顕著に高められ、媒体に転写された
像の画質を高画質に安定させることができる。
また、このように転写効率が高められる結果、転写後
に感光体ドラム1上の残留するトナーが減少するので、
廃棄されるトナーの量が少なくなり経済性を高めること
ができる。更に、残留トナーの除去に伴うクリーニング
装置6の回転ブラシ、ブレード等の損傷が減少するの
で、クリーニング装置6の回転ブラシ、ブレード等の交
換期間を長くすることができ、メンテナンスフリー化を
図る上で有利になる。
上記の実施例では、説明を簡単にするため、2色印刷
電子写真装置による単色印刷を例にとって説明したが、
本発明は3色以上の多色印刷装置を使用して、少なくと
も最終段の作像部を休止させて印刷可能な色数よりも少
数の色数の寡色印刷を行う場合に広く適用することがで
きる。
例えば、5色印刷電子写真装置を使用して、最終段の
作像部を含む4つの作像部を休止させて単色印刷をする
場合から最終段の作像部のみを休止させる4色印刷をす
る場合までの全ての場合に適用することができる。この
場合、帯電器のみを作動させる作像部は必ずしも最終段
の作像部とは限らず、使用される作像部のうち最後段の
作像部のあとにあるいずれかの作像部であればよい。す
なわち、第1段と第2段の作像部を使用して2色印刷を
する場合には、第3段または第4段の帯電器を作動させ
てもよい。
なお、最終段の作像部を休止させることなく、先行す
る何れかの段の作像部を休止させて寡色印刷を行う場合
には、最終段の作像部のトナーは現像後にチャージアッ
プされず、その転写効率を高めることはできないが、先
行する段の作像部のトナーについては少なくとも最終段
の作像部の帯電器によってチャージアップされるので、
その転写効率が高められることになる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、先行する作像部で感
光体に付着させたトナーが後行する休止中の作像部の帯
電器を作動させることにより、確実に所定の電位にチャ
ージアップされるので、転写時にトナーを充分強力に転
写帯電器側に吸引して、効率良く媒体に転写することが
でき、転写効率を高めることができる。その結果、媒体
に転写された印字の画質を高めることができるととも
に、無駄に廃棄されるトナーの量を減少させて経済性を
高められる。また、転写後に感光体に残留したトナーを
除去するクリーニング装置のメンテナンスフリー化を図
る上で有利になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例に使用する多色印刷電子
写真装置の構成図である。 図中、 1……感光体、2……作像部、 3……作像部、4……転写部、 31……帯電器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体(1)に沿ってその進行方向に順に
    複数段の作像部(2)・(3)と1つの転写部(4)と
    を配置した多色印刷電子写真装置において、少なくとも
    最終段の作像部(3)を休止させて、印刷可能な色数よ
    りも少数の色数の寡色印刷を行うに際して、使用される
    作像部(2)のうち最後段の作像部(2)のあとにある
    いずれかの休止中の作像部(3)における帯電器(31)
    を作動させて前記感光体(1)上のトナーにトナーと同
    極性の電荷を与えることを特徴とする、多色印刷電子写
    真装置による寡色印刷方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102726420B1 (ko) * 2022-10-31 2024-11-05 한국도로공사 전기차 화재 진압을 위한 이동식 화재 진압 장치

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