JP2001290326A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001290326A JP2000104598A JP2000104598A JP2001290326A JP 2001290326 A JP2001290326 A JP 2001290326A JP 2000104598 A JP2000104598 A JP 2000104598A JP 2000104598 A JP2000104598 A JP 2000104598A JP 2001290326 A JP2001290326 A JP 2001290326A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の画像形成部I〜IVを有し、各画像形成部
は、像担持体1と、像担持体に導電性磁性粒子を当接さ
せて帯電を行う磁気ブラシ帯電手段2を含む作像プロセ
ス手段を具備していて像担持体にトナー像を形成するも
のであり、各画像形成部の転写部6a〜6bを順次に経
由させて被転写材Pを通過させることで各画像形成部の
像担持体に形成のトナー像を順次転写する画像形成装置
において、後ろの画像形成部に行くほど帯電不良による
画像不良が出やすくなること防止する。 【解決手段】後ろの画像形成部に行くほど磁気ブラシ帯
電手段の像担持体に接触している導電性磁性粒子の単位
面積あたりの量(M/S)や接触ニップ幅を大きくす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像形成部
を有し、各画像形成部は、像担持体と、像担持体に導電
性磁性粒子を当接させて帯電を行う磁気ブラシ帯電手段
を含む作像プロセス手段を具備していて像担持体にトナ
ー像を形成するものであり、各画像形成部の転写部を順
次に経由させて被転写材を通過させることで被転写材に
各画像形成部の像担持体に形成のトナー像を順次転写す
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばカラー電子写真装置の構成
として、カラー画像の色分解成分像に対応する、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像をそ
れぞれ形成する4つの電子写真画像形成部を具備させ、
各画像形成部の転写部を順次に経由させて被転写材(用
紙)を通過させることで被転写材上に各画像形成部の被
帯電体である像担持体(感光体)に形成のトナー像を1
パスで順次に4色重ねて転写させてカラー画像を合成形
成するタンデム方式の装置が開発されている。このタン
デム方式のカラー電子写真装置は高速でカラー記録が行
えるというメリットがある。
【0003】一方、被記録画像に対応して像担持体に形
成された静電潜像を、現像剤により現像して用紙等に記
録する画像形成装置の小型化が進んできたが、帯電、露
光、現像、転写、定着、クリーニングの各作像工程手段
がそれぞれ小型になるだけでは限界があった。
【0004】また、転写後に像担持体上に若干残留した
転写残トナーはクリーナーによって回収されて廃トナー
となるが、この廃トナーは環境保護の面からも無いこと
が好ましい。
【0005】そこで、クリーナーを取り外し、転写残ト
ナーを現像装置によって現像同時クリーニングを行な
う、クリーナーレスシステムの画像形成装置も出現して
いる。現像同時クリーニングとは、転写後に感光ドラム
上に若干残留したトナーを次工程以後の現像時にかぶり
取りバイアス(現像手段に印加する直流電圧と感光ドラ
ムの表面電位間の電位差であるかぶり取り電位差Vbac
k)によって回収する方法である。
【0006】この方法によれば、転写残トナーは現像手
段に回収されて次工程以後用いられるため、廃トナーを
なくし、メンテナンスに手を煩わせることも少なくする
ことができる。また、クリーナーレスであることでスペ
ース面での利点も大さく、画像形成装置を大幅に小型化
できるようになる。
【0007】さらに、低オゾン、低電力等の利点を有す
ることから像担持体の一様帯電手段として接触帯電装
置、すなわち像担持体に対し電圧を印加した帯電部材を
当接させて帯電を行う方式の装置が実用化されてきてい
る。
【0008】このような接触帯電装置としては磁気ブラ
シ方式の接触帯電装置(磁気ブラシ帯電装置、注入帯電
器)が帯電接触の安定性という点から好ましく用いられ
ている。磁気ブラシ帯電装置では、磁気ブラシ帯電部材
として導電性の磁性粒子を直接マグネット、あるいはマ
グネットを内包するスリーブ上に磁気ブラシの形態で磁
気的に拘束させ、停止、あるいは回転しながら像担持体
に接触させ、これに電圧を印加することによって帯電が
開始される。
【0009】磁気ブラシ帯電装置を用い、像担持体とし
て通常の有機感光体上に導電性微粒子を分散させた表層
を有するものや、アモルファスシリコン感光体などを用
いると、接触帯電部材である磁気ブラシ帯電部材に印加
したバイアスのうちの直流成分と略同等の帯電電位を像
担持体表面に得ることが可能である。このような帯電方
法のことを注入帯電と称する。この注入帯電を用いれ
ば、像担持体への帯電がコロナ帯電器を用いて行われる
ような放電現象を利用しないので完全なオゾンレス、か
つ低電力消費型帯電が可能となり注目されてきている。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】このよう磁気ブラ
シ帯電装置を用いた画像形成装置においては画像形成を
繰り返すと、顕画剤であるトナー粒子等が磁気ブラシ帯
電部材の磁気ブラシに混入してしまうことが多々ある。
【0011】特に、転写残のトナーを像担持体から除去
するためのクリーニング装置を有しない系、いわゆるク
リーナーレスシステムの画像形成装置においては磁気ブ
ラシに転写残のトナーが多く混入する。クリーナーレス
システムでは磁気ブラシに転写残トナーを一旦回収さ
せ、それを再び像担持体上に吐き出させ現像装置で回収
させる。しかし画像形成を繰り返していくと、磁気ブラ
シに回収された転写残トナーが磁気ブラシを構成してい
る導電性の磁性粒子と融着し、再び像担持体上に吐き出
されないトナーが現われて来る。
【0012】通常、トナー粒子の電気抵抗は比較的高い
ものが用いられているので、導電性の磁性粒子にトナー
粒子が融着してしまうと導電性の磁性粒子の抵抗が上昇
してしまい、像担持体が所望の電位にまで帯電できなく
なったり、帯電むらが生じたりしてしまい、かぶりやゴ
ーストといった画像不良が発生してしまうという欠点が
あった。
【0013】また前述例のような4色の画像形成部をも
ち、1パスで順次被転写材上に4色重ねるタンデム方式
のカラー電子写真装置においては、前の画像形成部で像
担持体から被転写材上に転写されたトナーが、後ろの画
像形成部で再び被転写材上から像担持体へ転写してしま
う再転写という現象が報告されている。
【0014】特にクリーナーレスシステムでは転写残ト
ナーの他に再転写トナーが磁気ブラシ帯電部材の磁気ブ
ラシで回収されるので、後ろの画像形成部にいくほど磁
気ブラシ内の混入トナーが多くなる。よって後ろの画像
形成部に行くほどかぶりやゴーストなどの帯電不良によ
る画像不良が出やすくなった。
【0015】実際に、クリーナーレスシステムで4色タ
ンデム方式のカラー電子写真装置を用い通紙試験を行う
と、4つの画像形成部について被転写材が通過していく
順に第1,第2,第3,第4としたとき、最初の第1の
画像形成部では5万枚まで画像不良がなく良好な安定し
た画像を維持したのに対し、第2の画像形成部では4.
5万枚、第3の画像形成部では4万枚、第4の画像形成
部では3万枚でかぶりやゴーストなどの画像不良が発生
した。
【0016】本発明は,上述例の磁気ブラシ接触帯電方
式・4色タンデム方式のカラー電子写真装置ように、複
数の画像形成部を有し、各画像形成部は、像担持体と、
像担持体に導電性磁性粒子を当接させて帯電を行う磁気
ブラシ帯電手段を含む作像プロセス手段を具備していて
像担持体にトナー像を形成するものであり、各画像形成
部の転写部を順次に経由させて被転写材を通過させるこ
とで被転写材に各画像形成部の像担持体に形成のトナー
像を順次転写する画像形成装置における上述のような問
題、即ち後ろの画像形成部に行くほど帯電不良による画
像不良が出やすくなること防止することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0018】(1)複数の画像形成部を有し、各画像形
成部は、像担持体と、像担持体に導電性磁性粒子を当接
させて帯電を行う磁気ブラシ帯電手段を含む作像プロセ
ス手段を具備していて像担持体にトナー像を形成するも
のであり、各画像形成部の転写部を順次に経由させて被
転写材を通過させることで被転写材に各画像形成部の像
担持体に形成のトナー像を順次転写する画像形成装置に
おいて、各画像形成部における磁気ブラシ帯電手段の像
担持体に接触している導電性磁性粒子の単位面積あたり
の量が、次工程の画像形成部が前の画像形成部よりも多
いことを特徴とする画像形成装置。
【0019】(2)各画像形成部における磁気ブラシ帯
電手段の導電性磁性粒子担持体と導電性磁性粒子担持体
の表面に導電性磁性粒子を薄層形成するための規制部材
との最近接距離が、次工程の画像形成部が前の画像形成
部よりも広くなるように構成されていることを特徴とす
る(1)に記載の画像形成装置。
【0020】(3)複数の画像形成部を有し、各画像形
成部は、像担持体と、像担持体に導電性磁性粒子を当接
させて帯電を行う磁気ブラシ帯電手段を含む作像プロセ
ス手段を具備していて像担持体にトナー像を形成するも
のであり、各画像形成部の転写部を順次に経由させて被
転写材を通過させることで被転写材に各画像形成部の像
担持体に形成のトナー像を順次転写する画像形成装置に
おいて、各画像形成部における磁気ブラシ帯電手段の像
担持体に接触している導電性磁性粒子の接触幅が、次工
程の画像形成部が前の画像形成部よりも広いことを特徴
とする画像形成装置。
【0021】(4)各画像形成部における磁気ブラシ帯
電手段の導電性磁性粒子担持体と像担持体との最近接距
離が、次工程の画像形成部が前の画像形成部よりも狭く
なるように構成されていることを特徴とする(3)に記
載の画像形成装置。
【0022】(5)各画像形成部における形成トナー像
の色が異なることを特徴とする(1)ないし(4)の何
れかに記載の画像形成装置。
【0023】(6)カラー画像形成装置であることを特
徴とする(1)ないし(5)の何れかに記載の画像形成
装置。
【0024】(7)像担持体が表面に電荷注入層を有す
ることを特徴とする(1)ないし(6)の何れかに記載
の画像形成装置。
【0025】(8)各画像形成部の作像プロセス手段
は、像担持体に導電性磁性粒子を当接させて帯電を行う
磁気ブラシ帯電手段と、帯電処理された像担持体に像露
光して潜像を形成する像露光手段と、潜像をトナー粒子
によって現像しトナー像を形成する現像手段を備えるこ
とを特徴とする(1)ないし(7)の何れかに記載の画
像形成装置。
【0026】(9)各画像形成部の作像プロセス手段
は、像担持体に導電性磁性粒子を当接させて帯電を行う
磁気ブラシ帯電手段と、帯電処理された像担持体に像露
光して潜像を形成する像露光手段と、潜像をトナー粒子
によって現像しトナー像を形成する現像手段を備え、現
像手段がトナー像を被転写材に転写したあとに像担持体
に残留した残トナー粒子を回収するクリーニング手段も
兼ねることを特徴とする(1)ないし(8)の何れかに
記載の画像形成装置。
【0027】〈作 用〉即ち、磁気ブラシ帯電手段の像
担持体に接触している導電性磁性粒子の単位面積あたり
の量(M/S)が多いほど、また磁気ブラシ帯電手段の
像担持体に接触している導電性磁性粒子の接触幅が広い
ほど、像担持体と導電性磁性粒子との接触時間が増え、
像担持体の像担持体ヘの帯電性が上がるので、各画像形
成部の磁気ブラシ帯電手段の像担持体に接触している導
電性磁性粒子の単位面積あたりの量について次工程の画
像形成部が前の画像形成部よりも多い構成にすること
で、また各画像形成部の磁気ブラシ帯電手段の像担持体
に接触している導電性磁性粒子の接触幅について次工程
の画像形成部が前の画像形成部よりも広い構成にするこ
とで、下流の画像形成部の磁気ブラシ帯電装置内の残留
トナーが多くなっても、帯電不良による画像不良が発生
しなくなった。
【0028】磁気ブラシ帯電手段の像担持体に接触して
いる導電性磁性粒子の単位面積あたりの量は、例えば、
磁気ブラシ帯電手段の導電性磁性粒子担持体と導電性磁
性粒子担持体の表面に導電性磁性粒子を薄層形成するた
めの規制部材との最近接距離(S−Bギャップ)を広狭
調節することで調整できる。
【0029】また、磁気ブラシ帯電手段の像担持体に接
触している導電性磁性粒子の接触幅は、例えば、磁気ブ
ラシ帯電手段の導電性磁性粒子担持体と像担持体との最
近接距離(S−Dギャップ)を広狭調節することで調整
できる。
【0030】
【発明の実施の形態】[実施例1] (1)画像形成装置例 図1は本実施例における画像形成装置の概略構成模型図
である。本例の画像形成装置は4つの画像形成部を並列
に並べて各画像形成部で独立に作像工程を行い、1パス
で各画像形成部で形成されたトナー画像を順次に被転写
材上に4色重ねてフルカラートナー画像を合成形成する
4色タンデム方式のカラー電子写真装置である。
【0031】I・II・III・IVは右側から左側に順にタ
ンデムに配列した第1から第4の4つの画像形成部であ
る。本例において、第1の画像形成部Iはイエロー画像
形成部、第2の画像形成部IIはマゼンタ画像形成部、第
3の画像形成部IIIはシアン画像形成部、第4の画像形
成部はブラック画像形成部である。
【0032】第1〜第4の各画像形成部I・II・III・I
Vは何れも磁気ブラシ帯電方式・反転現像方式・クリー
ナーレスシステムの電子写真作像機構であり、像担持体
としての電子写真感光ドラム1と、磁気ブラシ帯電装置
2と、画像情報書き込み装置としての例えばレーザービ
ームスキャナーやLEDアレー等の像露光装置3と、現
像装置4と、補助帯電器としての導電性ブラシ5等を備
えている。
【0033】第1の画像形成部Iの現像装置4は現像剤
にイエロートナーを有する現像装置であり、第2の画像
形成部IIの現像装置4は現像剤にマゼンタトナーを有す
る現像装置であり、第3の画像形成部IIIの現像装置4
は現像剤にシアントナーを有する現像装置であり、第4
の画像形成部IVの現像装置4は現像剤に黒トナーを有す
る現像装置である。
【0034】6は第1〜第4の各画像形成部I・II・II
I・IVの下側に各画像形成部に渡らせて左右方向にほぼ
水平に配設した転写ベルト装置であり、左右側の懸回ロ
ーラ(駆動プーリーと従動プーリー)62・62間に被
転写材担持体としての無端状の転写ベルト61を懸架し
てあり、この転写ベルト61は矢印の反時計方向に回動
される。転写ベルト61の内側には各画像形成部I・II
・III・IVの感光ドラム1の下面部に対して転写ベルト
61の上行側ベルト部分を加圧当接させて第1〜第4の
転写部(転写ニップ部)6a・6b・6c・6dを形成
する4つの転写帯電ブレード63を配設してある。
【0035】7は給紙カセット、71は給紙ローラ、7
2はレジストローラである。8は転写ベルト装置6の次
位に配設した熱定着装置(熱定着器)である。
【0036】各画像形成部I・II・III・IVにおける作
像動作は同じである。すなわち、感光ドラム1は矢示の
時計方向に所定のプロセススピード(周速度)で回転駆
動され、その回転過程において磁気ブラシ帯電装置2に
よりその外周面が一様に−700Vに帯電処理される。
この回転感光ドラム1の一様帯電面に対して像露光装置
3により画像情報に対応した像露光がなされ、光照射さ
れた露光部の電位が落ち(明部電位)、照射されなかっ
た非露光部の電位(暗部電位)とのコントラストによ
り、像露光パターンに対応した静電潜像が形成される。
【0037】第1の画像形成部Iの感光ドラム1面には
フルカラー画像のイエロー成分像に対応する像露光がな
されてその静電潜像が形成される。第2の画像形成部II
の感光ドラム1面にはマゼンタ成分像に対応する像露光
がなされてその静電潜像が形成される。第3の画像形成
部IIIの感光ドラム1面にはシアン成分像に対応する像
露光がなされてその静電潜像が形成される。第4の画像
形成部IVの感光ドラム1面にはブラック成分像に対応す
る像露光がなされてその静電潜像が形成される。
【0038】そして、第1の画像形成部Iの感光ドラム
1の静電潜像は現像装置4によりイエロートナー画像と
して反転現像される。第2の画像形成部IIの感光ドラム
1の静電潜像は現像装置4によりマゼンタトナー画像と
して反転現像される。第3の画像形成部IIIの感光ドラ
ム1の静電潜像は現像装置4によりシアントナー画像と
して反転現像される。第4の画像形成部IVの感光ドラム
1の静電潜像は現像装置4により黒トナー画像として反
転現像される。
【0039】一方、給紙カセット7内に積載収納されて
いる被転写材Pが給紙ローラ71により一枚宛繰り出さ
れて給送され、レジストローラ72により所定の制御タ
イミングにて転写ベルト装置6の転写ベルト61の上行
側ベルト上に給紙される。各転写帯電ブレード63には
それぞれ不図示の転写バイアス印加電源より所定の転写
バイアスが所定の制御タイミングで印加される。
【0040】転写ベルト61上に給紙された被転写材P
はベルト面に静電吸着保持されて転写ベルト61の回動
に伴い第1〜第4の転写部6a〜6dを順次に搬送さ
れ、第1の転写部6aにおいて第1の画像形成部Iの感
光ドラム1面のイエロートナー画像の転写、第2の転写
部6bにおいて第2の画像形成部IIの感光ドラム1面の
マゼンタトナー画像の転写、第3の転写部6cにおいて
第3の画像形成部IIIの感光ドラム1面のシアントナー
画像の転写、第4の転写プ部6dにおいて第4の画像形
成部IVの感光ドラム1面の黒トナー画像の転写の都合4
回のトナー画像の重畳転写を受ける。すなわち、各転写
帯電ブレード63は被転写材Pの裏面からトナーと逆極
性の帯電を行なう。これにより転写部6a〜6dを順に
通る被転写材Pの面に回転感光ドラム1側のトナー像が
順次に静電転写されていく。これにより被転写材面には
目的のフルカラートナー画像が合成形成される。
【0041】各画像形成部I〜IVにおけるトナー画像の
作像は所定に同期を取ってなされ、各画像形成部I〜IV
のトナー画像が転写ベルト装置6で搬送される同一の被
転写材P面に所定に位置合わせされて順次に重なるよう
に転写される。
【0042】転写ベルト61で搬送され、最終の第4の
転写部6dを通過した被転写材は転写ベルト61上から
分離されて熱定着装置8へ導入されて被転写材面の未定
着のフルカラートナー画像が熱と圧力で永久固着画像と
して定着される。1に形成された黒トナー画像が転写さ
れる。
【0043】各画像形成部I〜IVにおいて被転写材Pへ
のトナー画像転写後の感光ドラム1の面には転写残トナ
ーが残留する。本例の場合はその転写残トナーを除去す
る専用のクリーナーは具備させないで、現像装置4によ
り現像同時回収させるようにしている(クリーナーレス
システム)。これについては後述する。
【0044】(2)感光ドラム1 感光ドラム1としては、通常用いられている有機感光体
等を用いることができるが、望ましくは、有機感光体上
にその抵抗が1×102〜1×1014Ω・cmの材質を
有する表面層を持つものや、アモルファスシリコン感光
体等を用いると、電荷注入帯電(直接帯電)を実現で
き、オゾン発生の防止、ならびに消費電力の低減に効果
がある。また、帯電性についても向上させることが可能
となる。
【0045】本例において使用の感光ドラム1は、表面
に電荷注入層を設けた、負帯電の有機感光体であり、直
径30mmのアルミニウム製のドラム基体(以下、アル
ミ基体と記す)上に下記の第1〜第5の5つの層1a〜
1fを下から順に設けたものである。図2はその層構成
模型図である。
【0046】第1層1b;下引き層であり、アルミ基体
1aの欠陥等をならすために設けられている厚さ20μ
mの導電層である。
【0047】第2層1c;正電荷注入防止層であり、ア
ルミ基体1aから注入された正電荷が感光体表面に帯電
された負電荷を打ち消すのを防止する役割を果たし、ア
ミラン樹脂とメトキシメチル化ナイロンによって1×1
6 Ω・cm程度に抵抗調整された厚さ1μmの中抵抗
層である。
【0048】第3層1d;電荷発生層であり、ジスアゾ
系の顔料を樹脂に分散した厚さ約0.3μmの層であ
り、露光を受けることによって正負の電荷対を発生す
る。
【0049】第4層1e;電荷輸送層であり、ポリカー
ボネイト樹脂にヒドラゾンを分散したものであり、P型
半導体である。従って、感光体表面に帯電された負電荷
はこの層を移動することができず、電荷発生層1dで発
生した正電荷のみを感光体表面に輸送することができ
る。
【0050】第5層1f;電荷注入層であり、絶縁性樹
脂のバインダーに導電性粒子1gとしてのSnO2 超微
粒子を分散した材料の塗工層である。具体的には絶縁性
樹脂に光透過性の絶縁フィラーであるアンチモンをドー
ピングして低抵抗化(導電化)した粒径約0.03μm
のSnO2 粒子を樹脂に対して70重量パーセント分散
した材料の塗工層である。
【0051】このように調合した塗工液をディッピング
塗工法、スプレー塗工法、ロール塗工法、ビーム塗工法
等の適当な塗工法にて厚さ約3μmに塗工して電荷注入
層とした。
【0052】(3)磁気ブラシ帯電装置2 図3は本例における磁気ブラシ帯電装置2の概略構成図
である。
【0053】21は帯電装置ハウジング、22はこのハ
ウジング内に配設した接触帯電部材としての磁気ブラシ
帯電部材である。本例の磁気ブラシ帯電部材22は回転
スリーブタイプのものであり、非回転に固定支持させた
マグネットロール23と、このマグネットロールの外回
りに同心に回転自由に外嵌させた、外径16mmの非磁
性のスリーブ(非磁性・導電性・帯電用電極スリーブ)
24と、この非磁性スリーブの外周面にスリーブ内部の
マグネットロール23の磁力により吸着保持させて形成
させた磁性粒子(導電性磁性粒子、帯電用磁性キャリ
ア:以後注入キャリアと称す)の磁気ブラシ25等から
なる。26は磁気ブラシ25の層厚規制ブレードであ
り、ハウジング21に固定して配設してある。
【0054】非磁性スリーブ24と規制ブレード26の
最短距離(隙間)αをS−Bギャップと称す。また感光
ドラム1と非磁性スリーブ24の最短距離(間隙)βを
S−Dギャップと称す。S−Bギャップα、S−Dギャ
ップβとも500μmとした。また帯電装置内に充填し
た注入キャリアは70gとした。
【0055】帯電装置2は磁気ブラシ帯電部材22の磁
気ブラシ25を感光ドラム1面に接触させて感光ドラム
1と略並行にして配設してある。この場合、感光ドラム
1に対して形成される磁気ブラシ25の接触ニップ幅
(接触幅)が所定になるように調整して配設した。本実施
例では感光ドラム1に対して形成されるニップ幅を略6
mmになるように調整した。磁気ブラシ25と感光ドラ
ム1との接触部が帯電領域である。
【0056】磁気ブラシ25を構成させる注入キャリア
としては、平均粒径が10〜100μm、飽和磁化が2
0〜250kA/m、抵抗が1×102 〜1×1010Ω
・cmのものが好ましい。感光ドラム1にピンホールの
ような絶縁欠陥が存在することを考慮すると、抵抗が1
×106 Ω・cm以上のものを用いることが好ましい。
帯電性能を良くするにはできるだけ抵抗の小さいものを
用いる方がよいので、本例においては、平均粒径25μ
m、飽和磁化200kA/m、抵抗が5×10 6 Ω・c
mの磁性粒子を用いた。
【0057】ここで、注入キャリアの抵抗値は、底面積
が228mm2の金属セルに注入キャリアを2g入れた
後、荷重6.6kgを加え、100Vの電圧を印加して
測定している。
【0058】注入キャリアとしては、樹脂中に磁性材料
としてマグネタイトを分散し、導電化、及び抵抗調整の
ためにカーボンブラックを分散して形成した樹脂キャリ
ア、あるいは、フェライト等のマグネタイト単体表面を
酸化、還元処理して抵抗調整を行なったもの、あるいは
フェライト等のマグネタイト単体表面を樹脂でコーティ
ングし抵抗調整を行なったもの等が用いられ得る。
【0059】磁気ブラシ帯電部材22の注入スリーブ2
4は帯電領域において感光ドラム1の回転方向とは逆方
向(カウンター方向)となる矢印の時計方向に回転させ
た。本実施例においては、感光ドラム1の回転速度10
0mm/secに対し注入スリーブ24は150mm/
secで回転している。この注入スリーブ24の回転に
伴い注入キャリアの磁気ブラシ25も同方向に回転搬送
され、層厚規制用ブレード26の位置で層厚規制を受
け、帯電領域において感光ドラム1面が磁気ブラシ25
でまんべんなく摺擦される。
【0060】注入スリーブ24にはバイアス電源E1か
ら所定の帯電バイアスを印加することにより磁気ブラシ
25の注入キャリアから電荷が感光ドラム1上に与えら
れ、帯電電圧に対応した電位に帯電される。回転速度に
ついては速いほど帯電均一性が良好になる。
【0061】本例では−700Vの直流電圧DCと交番
電圧(交流電圧)ACを重畳した振動電圧を帯電バイア
スとして印加した。
【0062】本例の場合は前述したように感光ドラム1
はその表面に電荷注入層1fを具備させたものであるか
ら、電荷注入帯電により感光ドラム1の帯電処理がなさ
れる。即ち、注入スリーブ24に印加したDC+ACバ
イアスのうちの直流成分DC(−700V)とほぼ同等
の帯電電位を感光ドラム表面に得ることができる。
【0063】(4)現像装置4 図4は本実施例で用いた現像装置4の概略構成を示すも
のである。本例の現像装置4は、非磁性のネガトナー粒
子と磁性のキャリア粒子を混合したものを現像剤として
用い、該現像剤を現像剤担持体に磁気力によって磁気ブ
ラシ層として保持させて現像部に搬送し感光ドラム1面
に接触させて静電潜像をトナー像として反転現像する2
成分磁気ブラシ接触現像方式の装置である。
【0064】41は現像容器、42は現像剤担持体とし
ての現像スリーブ、43はこの現像スリーブ42内に固
定配置された磁界発生手段としてのマグネットローラ、
44は現像スリーブ表面に現像剤の薄層を形成するため
の現像剤層厚規制ブレード、45は現像剤攪拌搬送スク
リュー、46は現像容器41内に収容した2成分現像剤
であり、非磁性のネガトナー粒子tと磁性のキャリア粒
子Cを混合したものである。
【0065】本実施例において用いた2成分現像剤46
は、トナー粒子tは粉砕法によって製造された平均粒径
6μmのネガ帯電トナー(以後、粉砕トナーと称する)
に対して平均粒径20nmの酸化チタンを重量比1%外
添したものを用い、現像用磁性キャリアCとしては飽和
磁化が205kA/mの平均粒径25μmの磁性キャリ
アを用いた。そしてこのトナーtと現像用磁性キャリア
を重量比6:94で混合したものである。
【0066】現像スリーブ42は少なくとも現像時にお
いては、感光ドラム1に対し最近接距離(隙間)が約5
00μmになるように配置され、該現像スリーブ42の
外面に担持させた現像剤磁気ブラシ薄層46aが感光ド
ラム1の面に接触するように設定されている。この現像
剤磁気ブラシ層46aと感光ドラム1の接触部が現像領
域である。
【0067】現像スリーブ42は固定配設のマグネット
ローラ43の外回りを矢示の反時計方向に所定の回転速
度で駆動され、現像容器41内においてスリーブ外面に
マグネットローラ43の磁力により現像剤46の磁気ブ
ラシが形成される。その現像剤磁気ブラシはスリーブ4
2の回転とともに搬送され、ブレード44により層厚規
制を受けて所定層厚の現像剤磁気ブラシ薄層46aとし
て現像容器外に持ち出されて現像領域へ搬送されて感光
ドラム1面に接触し、引き続くスリーブ42の回転で再
び現像容器41内に戻し搬送される。
【0068】即ち、先ず、現像スリーブ42の回転に伴
いマグネットローラ43のN3 極で汲み上げられた現
像剤46はS2 極→N1 極と搬送される過程におい
て、現像スリーブ42に対して垂直に配置された規制ブ
レード44によって規制されて、現像スリーブ42上に
現像剤46の薄層46aが形成される。薄層形成された
現像剤層46aが現像領域の現像主極S1に搬送されて
くると磁気力によって穂立ちが形成される。この穂状に
形成された現像剤層46aによって感光ドラム1の静電
潜像がトナー像として現像され、その後N2 極−N3
極の反発磁界によって現像スリーブ42上の現像剤は現
像容器41内に戻される。
【0069】現像スリーブ42と感光ドラム1の導電性
ドラム基体との間には現像バイアス印加電源E2によ
り、本例では、負の直流電圧:−500Vと、交番電
圧:振幅Vpp=1500V、周波数Vf=3000H
zを重畳した振動電圧を現像バイアスとして印加してい
る。
【0070】一般に2成分現像法においては交番電圧を
印加すると現像効率が増し、画像は高品位になるが、逆
にかぶりが発生しやすくなるという危険も生じる。この
ため、通常、現像装置4に印加する直流電圧と感光ドラ
ム1の表面電位間に電位差を設けることによって、かぶ
りを防止することを実現している。このかぶり防止のた
めの電位差をかぶり取り電位(Vback)と呼ぶが、この
電位差によって現像時に感光ドラム1の非画像領域にト
ナーが付くのを防止する。
【0071】現像容器41内の現像剤46のトナー濃度
(キャリアとの混合割合)はトナー分が静電潜像の現像
に消費されて逐次減少していく。現像容器41内の現像
剤46のトナー濃度は不図示の検知手段により検知され
て所定の許容下限濃度まで低下するとトナー補給部47
から現像容器内の現像剤46にトナーtの補給がなされ
て現像容器41内の現像剤46のトナー濃度を常に所定
の許容範囲内に保つようにトナー補給制御される。
【0072】(5)クリーナーレスシステム .第1〜第4の各画像形成部I〜IVにおいて、被転写
材Pに対するトナー像転写後の感光ドラム1面に残留す
る転写残トナーは引き続く感光ドラム1面の回転で、転
写部と帯電領域との間において感光ドラム1の面に接触
させて設けた補助帯電器としての導電性ブラシ5に持ち
運ばれる。
【0073】この導電性ブラシ5は本実施例では毛足長
さが6mm,導電性繊維のレイヨンであり,感光ドラム
1との当接ニップは7mmである。この導電性ブラシ5
にはトナーのマイナス帯電極性とは逆極性のプラス50
0Vの直流電圧を電源E3から印加した。
【0074】転写残トナーには、正規の帯電極性である
マイナスに帯電しているトナー、転写時の転写バイアス
や剥離放電等により帯電極性がプラスに反転しているト
ナー、マイナス帯電が弱められたり除電状態になってい
るトナーが混在している。この転写残トナーは導電性ブ
ラシ5と感光ドラム1との接触部位において導電性ブラ
シ5により攪乱され、かつ正規の帯電極性であるマイナ
スに帯電しているトナー、マイナス帯電が弱められたり
除電状態になっているトナー、プラスに反転しているト
ナーでもその帯電が弱いトナーは導電性ブラシ5のプラ
スの印加バイアスによる電気的引力で導電性ブラシ5に
積極的に付着・混入しブラシとの摩擦やプラスの印加バ
イアスにより帯電極性がプラスに反転帯電され、そのプ
ラスに反転帯電されたトナーが導電性ブラシ5に対する
プラスの印加バイアスとの電気的反発力で導電性ブラシ
5から感光ドラム1面に吐き出されて再び付着する。
【0075】従って、転写残トナーは導電性ブラシ5で
帯電極性が正規帯電極性のマイナスとは逆極性のプラス
に実質的に揃えられて、プラストナーもしくは除電され
た低帯電量のマイナストナーのみということになり、引
き続く感光ドラム1との回転で帯電領域に持ち運ばれ
る。
【0076】.帯電領域に持ち運ばれた感光ドラム1
上の転写残トナーは磁気ブラシ帯電部材22の磁気ブラ
シ25に取り込まれて帯電同時一時回収される。この場
合、帯電領域に持ち運ばれた転写残トナーは上記のよう
に帯電極性がプラスに実質的に揃えられているので、帯
電領域において感光ドラム1面から、マイナスの帯電バ
イアスが印加されている磁気ブラシ帯電部材22の磁気
ブラシ25に対して電気的引力により取り込まれやすく
効率的に一時回収される。このとき、交番電圧を磁気ブ
ラシ帯電部材22に印加すると感光ドラム1ー注入スリ
ーブ24間の電界による振動効果によって、磁気ブラシ
25への転写残トナーの取り込みが容易に行なわれる。
【0077】磁気ブラシ25に一時回収された転写残ト
ナーは磁気ブラシ帯電部材22に印加のマイナスの帯電
バイアスにより、また磁気ブラシ25との摩擦により、
プラスの反転帯電状態から正規帯電極性であるマイナス
の帯電状態に効率的に戻し帯電される。
【0078】そしてその磁気ブラシ25に一時回収され
て正規帯電極性であるマイナスの帯電状態に効率的に戻
し帯電された転写残トナーは磁気ブラシ帯電部材22に
印加のマイナスの帯電バイアスとの電気的反発力で磁気
ブラシ25から感光ドラム1面に吐き出されて付着す
る。
【0079】.磁気ブラシ25から感光ドラム1面に
吐き出された、正規帯電極性であるマイナスの帯電状態
に戻し帯電されているトナーは、引き続く感光ドラム1
の回転で像露光装置3による像露光部位を通って現像装
置4の現像領域に至り、現像装置4の現像部材で現像同
時クリーニング(現像同時回収)される。即ち,次画像
の露光部であればそのまま感光ドラム1に残留し,未露
光部であれば現像装置に回収され,再現像剤としてリユ
ースされる。
【0080】ここで、帯電装置2の磁気ブラシから感光
ドラム1面へのトナーの吐き出しは均一な分布でなさ
れ、量的にも少なくて、像露光部位を通っても実質的に
像露光の妨げにはならない。
【0081】現像同時クリーニングは、転写後の感光ド
ラム1上に残留した転写残トナーを次行程以降の現像
時、即ち引き続き感光ドラム1を帯電し、像露光して潜
像を形成し、該潜像の現像時にかぶり取りバイアス(現
像装置4に印加する直流電圧と感光ドラム1の表面電位
間の電位差であるかぶり取り電位差Vback)によって回
収する方法である。反転現像の場合では、この現像同時
クリーニングは、感光ドラムの暗部電位部分から現像部
材にトナーを回収する電界と、現像部材から感光ドラム
1の明部電位部分へトナーを付着させる電界の作用でな
される。現像同時回収は、感光ドラム回転方向の画像領
域が、感光ドラム1の周長よりも長い場合には、その他
の帯電、露光、現像、転写といった画像形成行程と同時
進行で行われる。
【0082】上記〜のクリーナーレスシステムにつ
いて今少し説明する。クリーナーレスシステムは、上述
したように、転写残トナーを現像部位において現像装置
4で現像同時クリーニングにより回収するのであるが、
トナー像転写後の感光ドラム1の面の転写残トナーはま
ず、そのまま帯電装置2の帯電領域を通過させるとゴー
ストが発生してしまう。すなわち感光ドラム1と接触し
た磁気ブラシ下を転写残トナーが通過しても、ほとんど
の場合前画像の形状を留めたままであり、適正な帯電条
件における磁気ブラシの設定下では均一に分散している
ようなことはなかった。
【0083】そこで、感光ドラム1の回転に伴い帯電領
域に到達した転写残トナーを磁気ブラシ25にとりこ
み、前画像の履歴を消してしまうことが必要となる。こ
のとき、直流電圧を磁気ブラシ帯電部材22に印加する
のみでは磁気ブラシ25へのトナーの取り込みは十分に
行われないが、交番電圧を磁気ブラシ帯電部材22に印
加すると感光ドラム1ー注入スリーブ24間の電界によ
る振動効果によって、比較的磁気ブラシ25へのトナー
の取り込みが容易に行なわれる。
【0084】しかしながら、帯電領域に到達した転写残
トナーの帯電量によって磁気ブラシ25ヘの取り込みが
非常に困難な場合が生じる。つまり転写残トナーが帯電
している以上、磁気ブラシ25と感光ドラム1間の電位
差や、トナーと感光ドラム間の鏡映カが取り込み性に大
きく効いてくるのである。
【0085】ここで、磁気ブラシ帯電部材22の印加電
圧に対し、通過する感光ドラムの表面電位は等しく帯電
されることが理想であるが、実際には磁気ブラシ25と
感光ドラム1の接触部である帯電領域にも幅があり、最
終的にはほぼ等しい電位に帯電されるとしても、帯電領
域通過初期には十分な帯電が得られていないため、そこ
に磁気ブラシと感光ドラム間の電位差が生じている。本
実施例の場合、磁気ブラシ帯電装置のVdc(暗部電
位)を−700Vと設定しているため、帯電領域通過初
期で感光ドラム表面電位がそれより低い領域では、正帯
電トナーは磁気ブラシ方向へ取り込まれ易いが、負荷電
トナーは取り込まれない。また、転写残トナーの帯電量
が極端に大きく、感光ドラムとの鏡映力が大さすぎても
感光ドラム上に残ってしまう。よって本来負帯電性のト
ナーではあるが転写残トナーは正帯電されていることが
望ましい。但し正帯電されていなくても、帯電量の絶対
値が十分小さければ、磁気ブラシによって強制的にかき
とられる効果は期待できる。
【0086】実際、転写残トナーは転写時の剥離放電等
により、帯電極性が反転してしまうことも多いが、等し
い転写効率であっても、転写電流によって転写残トナー
の帯電量分布は大きく異なり、また長期にわたり使用す
ると現像剤自体が劣化し、転写効率が低下してくるた
め、負荷電のまま感光ドラム上に残るトナー比率も増え
てくる。そこで転写電流を強めたり、転写残トナーを反
対極性に帯電せしめる手段を持つことが好ましい。
【0087】本実施例では、転写部と帯電領域との間に
おいて感光ドラム1に補助帯電器としての導電性ブラシ
5を当接させ、帯電バイアスと逆極性のバイアスを印加
する。正極性の転写残トナーは導電性ブラシ5を通過
し、負極性の転写残トナーは一時的に導電性ブラシ5に
捕獲され、除電された後に再び感光ドラム1上に送り出
される。これにより転写残トナーは磁気ブラシ方向へよ
り取り込まれやすくなり、ゴーストが発生する要因が除
去される。
【0088】補助帯電器としての導電性ブラシ5は導電
性ゴムローラ等他の形態の補助帯電器であっても良い。
【0089】(6)画像形成部間の通紙耐久揃え このような4色タンデム方式・クリーナーレスの画像形
成装置において、前の画像形成部で感光ドラム1から被
転写材P上に転写されたトナーが、後ろの画像形成部で
再び被転写材P上から感光ドラム1へ転写してしまう再
転写トナーが存在し、磁気ブラシ帯電装置2では転写残
トナーの他に再転写トナーが接触帯電部材である磁気ブ
ラシ帯電部材22の磁気ブラシ25で回収されるので、
後ろの画像形成部にいくほど磁気ブラシ帯電装置2内の
混入トナーが多くなった。よって後ろの画像形成部に行
くほどかぶりやゴーストなどの帯電不良による画像不良
が出やすくなった。
【0090】このような構成で第1〜第4の各画像形成
部I〜IVにおいて、各色それぞれ画像比率6%の原稿に
よる通紙耐久を重ねていくと、最初の第1の画像形成部
Iでは5万枚まで画像不良がなく良好な安定した画像を
維持したのに対し、第2の画像形成部IIでは4.5万
枚、第3の画像形成部IIIでは4万枚、第4の画像形成
部IVでは3万枚でかぶりやゴーストなどの画像不良が
発生した。
【0091】図5は磁気ブラシ帯電装置2のS−Bギャ
ップαと感光ドラム1に接触している磁気ブラシ帯電部
材22の注入キャリアの単位面積当たりの量(M/Sと
称する)との関係を示したグラフである。このグラフよ
りS−Bギャップα(μm)を広げるとM/S(g/c
2)が多くなるのがわかる。
【0092】そこで第1〜第4の全ての画像形成部Iか
らIVにおける磁気ブラシ帯電装置2のS−Bギャップα
を600μmから650μmに広げた。M/Sが多けれ
ば多いほど、感光ドラム1と磁気ブラシ帯電部材22の
磁気ブラシ25を構成している注入キャリアとの接触時間
が増え、感光ドラム1ヘの帯電性が上がるので、下流の
画像形成部の磁気ブラシ帯電装置2内の残留トナーが多
くなっても、帯電不良による画像不良が発生しなくなっ
た。
【0093】しかしM/Sが増えると1個の注入キャリ
アに対する磁気束縛カが減少する。注入キャリアに働く
感光ドラム方向へのクーロンカが磁気束縛力に打ち勝っ
たとき、注入キャリアは磁気ブラシ25側から離脱して
感光ドラム1ヘ付着(以後キャリア付着と呼ぶ)してし
まい、図6にM/Sと通紙枚数1000枚あたりの感光
ドラム1へキャリア付着した量の関係を示すが、このグ
ラフよりこのキャリア付着はM/Sを多くした時に顕著
に発生する。
【0094】いったん感光ドラム1ヘキャリア付着し、
転写部まで注入キャリアが到達すると、感光ドラム1と
被転写部材Pとの間に入り込み、感光ドラム表面を傷つ
ける場合がある。
【0095】またその注入キャリアは被転写材Pに転写
される。例えば第1の画像形成部Iでキャリア付着した
注入キャリアが転写部を介して下流の転写部を通過して
いくと、注入キャリアによる転写部での感光ドラム傷が
下流の第2・第3・第4の画像形成部II・III・IVでも
発生する可能性があり、いったん感光ドラムが傷つくと
スジかぶりなどの画像不良が生じる。
【0096】そこでなるべく下流側の画像形成部への影
響を押さえるために、下流の画像形成部にいくほど磁気
ブラシ帯電装置2のS−Bギャップαを広げる構成にし
た。
【0097】式で記すと、第1・第2・第3・第4の各
画像形成部I・II・III・IVにおける磁気ブラシ帯電装
置2のS−BギャップαをそれぞれαI・αII・αIII
・αIVとすると αI<αII<αIII<αIV のような構成をとった。
【0098】実際、本実施例では第1・第2・第3・第
4の各画像形成部I・II・III・IVにおける磁気ブラシ
帯電装置2のS−BギャップαI・αII・αIII・αIV
をそれぞれ500μm、550μm、600μm、65
0μmとした。
【0099】このような構成において、画像比率6%の
原稿による通紙耐久を行った結果、5万枚まで第2・第
3・第4の画像形成部I・II・IVともかぶりやゴースト
などの画像不良がなく良好な安定した画像を維持した。
【0100】[実施例2]図7は磁気ブラシ帯電装置2
のS−Dギャップβと、感光ドラム1と磁気ブラシ帯電
部材22の磁気ブラシ25との接触部(帯電領域)であ
るニップ幅との関係を示したグラフである。図3のよう
に感光ドラム1と注入キャリアで構成される磁気ブラシ
25はカウンターで当接されてあり、感光ドラム回転方
向下流では注入キャリア溜りが存在する。S−Dギャッ
プβを狭めると感光ドラム回転方向下流の注入キャリア
溜りが増え、S−Dギャップβを狭めると図7のように
ニップ幅が広くなった。
【0101】そこで第1〜第4の全ての画像形成部I・
II・III・IVにおける磁気ブラシ帯電装置2のS−Dギ
ャップβを500μmから380μmに狭めた。ニップ
幅が広ければ広いほど、感光ドラム1と磁気ブラシ25
の注入キャリアとの接触時間が増え、感光ドラム1ヘの
帯電性が上がるので、下流の画像形成部の磁気ブラシ帯
電装置2内の残留トナーが多くなっても、帯電不良によ
る画像不良が発生しなくなった。
【0102】しかし注入キャリア溜りが増えるとその部
分でのM/Sが増え、1個の注入キャリアに対する磁気
束縛力が減少する。注入キャリアに働く感光ドラム方向
へのクーロンカが磁気束縛力に打ち勝ったとき、磁気ブ
ラシ25の注入キャリアは感光ドラム1へキャリア付着
してしまい、図6のようにこのキャリア付着はM/Sを
多くした時に顕著に発生する。
【0103】いったん感光ドラム1ヘキャリア付着し、
転写部まで注入キャリアが到達すると、感光ドラム1と
転写部材61との間に入り込み、感光ドラム表面を傷つ
ける場合がある。
【0104】またその注入キャリアは被転写材Pに転写
される。例えば第1の画像形成部Iでキャリア付着した
注入キャリアが転写部6aを介して下流の転写部を通過
していくと、注入キャリアによる転写部での感光ドラム
傷が下流の第2・第3・第4の画像形成部II・III・IV
でも発生する可能性があり、いったん感光ドラムが傷つ
くとスジかぶりなどの画像不良が生じる。
【0105】そこでなるべく下流側の画像形成部への影
響を押さえるために、下流の画像形成部にいくほど磁気
ブラシ帯電装置2のS−Dギャップβを狭める構成にし
た。
【0106】式で記すと、第1・第2・第3・第4の各
画像形成部I・II・III・IVにおける磁気ブラシ帯電装
置2のS−DギャップβをそれぞれβI・βII・βIII
・βIVとすると βI>βII>βIII>βIV のような構成をとった。
【0107】実際、本実施例では第1・第2・第3・第
4の各画像形成部I・II・III・IVにおける磁気ブラシ
帯電装置2のS−DギャップβI・βII・βIII・βIV
をそれぞれ500μm、460μm、420μm、38
0μmとした。
【0108】このような構成において、画像比率6%の
原稿による通紙耐久を行った結果、5万枚まで第2・第
3・第4の画像形成部I・II・IVともかぶりやゴースト
などの画像不良がなく良好な安定した画像を維持した。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
気ブラシ接触帯電方式・4色タンデム方式のカラー電子
写真装置ように、複数の画像形成部を有し、各画像形成
部は、像担持体と、像担持体に導電性磁性粒子を当接さ
せて帯電を行う磁気ブラシ帯電手段を含む作像プロセス
手段を具備していて像担持体にトナー像を形成するもの
であり、各画像形成部の転写部を順次に経由させて被転
写材を通過させることで被転写材に各画像形成部の像担
持体に形成のトナー像を順次転写する画像形成装置にお
いて、後ろの画像形成部に行くほど帯電不良による画像
不良が出やすくなること防止することができて,安定し
た画像形成を継続して行うことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の画像形成装置の概略構成模型図
【図2】 感光ドラムの層構成模型図
【図3】 磁気ブラシ帯電装置の構成模型図
【図4】 現像装置の構成模型図
【図5】 S−BギャップとM/Sとの関係を表したグ
ラフ
【図6】 M/Sと感光ドラムへのキャリア付着量との
関係を表したグラフ
【図7】 S−Dギャップとニップ幅との関係を表した
グラフ
【符号の説明】
I〜IV・・第1〜第4の画像形成部、2・・磁気ブラシ
帯電装置、3・・像露光装置、4・・現像装置、5・・
補助帯電器、6・・転写装置、7・・給紙カセット、8
・・定着装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小宮 義行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 橋本 浩一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 門田 修一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H003 AA00 AA12 BB07 CC04 2H030 AB02 AD02 AD03 BB23 2H077 AA37 AC16 EA03 GA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画像形成部を有し、各画像形成部
    は、像担持体と、像担持体に導電性磁性粒子を当接させ
    て帯電を行う磁気ブラシ帯電手段を含む作像プロセス手
    段を具備していて像担持体にトナー像を形成するもので
    あり、各画像形成部の転写部を順次に経由させて被転写
    材を通過させることで被転写材に各画像形成部の像担持
    体に形成のトナー像を順次転写する画像形成装置におい
    て、 各画像形成部における磁気ブラシ帯電手段の像担持体に
    接触している導電性磁性粒子の単位面積あたりの量が、
    次工程の画像形成部が前の画像形成部よりも多いことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】各画像形成部における磁気ブラシ帯電手段
    の導電性磁性粒子担持体と導電性磁性粒子担持体の表面
    に導電性磁性粒子を薄層形成するための規制部材との最
    近接距離が、次工程の画像形成部が前の画像形成部より
    も広くなるように構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】複数の画像形成部を有し、各画像形成部
    は、像担持体と、像担持体に導電性磁性粒子を当接させ
    て帯電を行う磁気ブラシ帯電手段を含む作像プロセス手
    段を具備していて像担持体にトナー像を形成するもので
    あり、各画像形成部の転写部を順次に経由させて被転写
    材を通過させることで被転写材に各画像形成部の像担持
    体に形成のトナー像を順次転写する画像形成装置におい
    て、 各画像形成部における磁気ブラシ帯電手段の像担持体に
    接触している導電性磁性粒子の接触幅が、次工程の画像
    形成部が前の画像形成部よりも広いことを特徴とする画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】各画像形成部における磁気ブラシ帯電手段
    の導電性磁性粒子担持体と像担持体との最近接距離が、
    次工程の画像形成部が前の画像形成部よりも狭くなるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項3に記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】各画像形成部における形成トナー像の色が
    異なることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】カラー画像形成装置であることを特徴とす
    る請求項1ないし5の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】像担持体が表面に電荷注入層を有すること
    を特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の画像形
    成装置。
  8. 【請求項8】各画像形成部の作像プロセス手段は、像担
    持体に導電性磁性粒子を当接させて帯電を行う磁気ブラ
    シ帯電手段と、帯電処理された像担持体に像露光して潜
    像を形成する像露光手段と、潜像をトナー粒子によって
    現像しトナー像を形成する現像手段を備えることを特徴
    とする請求項1ないし7の何れかに記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】各画像形成部の作像プロセス手段は、像担
    持体に導電性磁性粒子を当接させて帯電を行う磁気ブラ
    シ帯電手段と、帯電処理された像担持体に像露光して潜
    像を形成する像露光手段と、潜像をトナー粒子によって
    現像しトナー像を形成する現像手段を備え、現像手段が
    トナー像を被転写材に転写したあとに像担持体に残留し
    た残トナー粒子を回収するクリーニング手段も兼ねるこ
    とを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載の画像
    形成装置。
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