JP2003029552A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003029552A
JP2003029552A JP2001220245A JP2001220245A JP2003029552A JP 2003029552 A JP2003029552 A JP 2003029552A JP 2001220245 A JP2001220245 A JP 2001220245A JP 2001220245 A JP2001220245 A JP 2001220245A JP 2003029552 A JP2003029552 A JP 2003029552A
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Tatsunori Ishiyama
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光ドラム上にトナー像が形成されない部分
で発生するカブリトナーや再転写による帯電部材の汚染
を防止できるようにする。 【解決手段】 画像形成動作開始による感光ドラム1
a、1b、1c、1dの回転駆動開始前に、制御装置7
の制御によって転写バイアス電源6から転写ローラ5
a、5b、5c、5dへの転写バイアスの印加をオン
し、画像形成動作終了による感光ドラム1a、1b、1
c、1dの回転駆動停止後に転写バイアス電源6から転
写ローラ5a、5b、5c、5dへの転写バイアスの印
加をオフすることにより、感光ドラム1a、1b、1
c、1dが回転している間は常に転写バイアスが印加さ
れることによって、感光ドラム1a、1b、1c、1d
表面に付着するカブリトナーを中間転写ベルト8上へ確
実に転移させ、帯電ローラ2a、2b、2c、2dの汚
染を防止することができるので、長期にわたって良好な
画像を安定して得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電記録方式などによって画像形成を行う複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に像担持
体上に残留した転写残トナーを除去するクリーニング装
置のないクリーナレスの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の電子写真方式を利用した
複写機、プリンタなどの画像形成装置の一例を示す概略
構成図である。
【0003】この画像形成装置は、感光ドラム101を
矢印方向(時計方向)に回転駆動し、その回転過程にお
いて、先ず前露光器(イレーサランプ)102により全
面前露光して、前の作像過程で残った電気的メモリを消
去する。そして、感光ドラム101の表面を帯電バイア
スが印加された帯電ローラ103で均一に帯電した後、
露光装置104によって入力画像信号に応じた画像露光
Lを行い、静電潜像を形成する。
【0004】この静電潜像は、トナーを表面に薄層担持
した現像装置105の現像スリーブ105aによりトナ
ー像として現像される。感光ドラム100上に形成され
たトナー像は、感光ドラム101と転写ローラ106間
の転写部Nに搬送される用紙などの転写材Pに、転写ロ
ーラ103によって転写される。
【0005】即ち、転写部Nにて感光ドラム101に接
する転写ローラ106には、転写バイアス電源107か
らトナーと逆極性の転写バイアスが印加され、転写材P
の背面側からトナーと逆極性の電荷が付与されることに
より、感光ドラム101上のトナー像が転写材P表面に
転写される。
【0006】トナー像が転写された転写材Pは、分離除
電器108によって感光ドラム101から静電分離され
て定着装置(不図示)に搬送され、この定着装置でトナ
ー像を転写材P表面に熱定着した後、外部に排出され
る。また、上記転写後に感光ドラム101上に残留して
いる転写残トナーは、クリーニング装置109で除去さ
れて回収され、繰り返し次の画像形成工程に供される。
【0007】ところで、このような画像形成装置におい
て、近年、画像形成装置全体の小型化を図るために、帯
電・露光・現像・転写・定着・クリーニング等の作像プ
ロセスの各手段、機器等の小型化が進められてきたが、
装置を構成する感光ドラムや各工程の手段・機器をそれ
ぞれ小型化するだけでは、画像形成装置全体を小型化す
るには限界があった。
【0008】そこで、小型化の新たな方法として、クリ
ーニング機構をなくした、いわゆるクリーナレスシステ
ム(現像同時クリーニングシステム)と呼ばれるシステ
ムが実用化されてきている(例えば、特開平5−613
83号公報等)。
【0009】このクリーナレスシステムでは、通常、転
写工程後の感光ドラム上に残留している転写残トナーを
除去するためのクリーニング装置に用いられている、ブ
レード、ファーブラシ、ローラ等のクリーニング部材及
び除去した転写残トナーを捕集する廃トナー容器を用い
ないシステムである。このため、装置全体の大きさを大
幅に縮小することができる。
【0010】更に、転写後の転写残トナーを廃トナーと
して廃棄するのではなく、現像装置内に戻して再度現像
剤として使用するため、エコロジーといった観点からも
非常に有効な手段となる。また、ブレード、ファーブラ
シ、ローラ等のクリーニング部材を感光ドラムの表面に
当接させないので、力学的な感光ドラムの磨耗が減少す
る。従って、感光ドラムの長寿命化も図ることができ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した
『クリーナレスシステム』を採用した画像形成装置で
は、図6に示したような接触帯電方式を用いると、帯電
部材としての帯電ローラ103を感光ドラム101に直
接接触させるため、帯電ローラ103が感光ドラム10
1上の付着物(トナーを含む)を拾って汚れてしまうこ
とが分かっている。
【0012】通常、トナー粒子には、電気抵抗の比較的
高いものを用いるため、過度に帯電ローラ103にトナ
ーが付着すると、付着した部分の電気的な抵抗が上昇
し、部分的に帯電性能が低下する。このため、感光ドラ
ム101表面の帯電電位にムラが生じ、次に出力される
画像に濃度のムラとして現れる。
【0013】上記の問題は、感光ドラム101上のトナ
ー画像の転写効率を常に高く維持し、帯電ローラ103
に運ばれる転写残トナー量を常に許容量範囲内の少量に
維持させることで解消できる。
【0014】しかしながら、実際には画像形成前後の前
回転/後回転時などにも、現像装置内に存在する正規・
反転トナーが感光ドラム101上へカブリトナーとして
付着しているため、長期にわたって使用すると、徐々に
帯電ローラ103を汚染して最終的には帯電不良を招来
する。この現象は、カブリトナーの発生量によって決ま
るが、カブリトナーは感光ドラム101の回転と同時に
発生し、少量の発生でも『カブリトナーの発生→帯電ロ
ーラ103への付着→帯電不良→カブリトナーの発生→
…』といった画像不良を発生させるサイクルに陥ってし
まう。
【0015】また、画像形成中及び転写工程中に、ジャ
ム等の理由で画像形成装置が緊急停止した場合、感光ド
ラム101上に現像残トナーが残っていると、次に画像
形成装置が復帰する際に、この現像残トナーが多量に感
光ドラム101と帯電ローラ103との間の帯電部へ達
する可能性がある。このような場合には、帯電ローラ1
03が一気にトナーで汚染され、回復不能な帯電不良を
招来してしまう。
【0016】更に、複数の感光ドラムを有するカラー画
像形成装置(例えば4つのドラムを用いたタンデム型カ
ラー画像形成装置など)においては、一度転写された前
色のトナー画像が、次色の転写部で感光ドラム上に付着
(以下、再転写という)するため、同様に帯電部材(帯
電ローラ)を汚染して帯電不良を発生させる。カラー画
像形成装置の場合、このような再転写が発生すると、そ
の色の現像装置内でトナーの混色を引き起こすことにな
る。現像装置の中でトナーの混色が発生すると、出力さ
れた画像の色味を制御することが不可能となり、最終的
には回復不可能な致命的な欠陥となるため、現像装置の
交換が必要となってしまう。
【0017】特に、画像形成装置が起動する際に、感光
ドラムなどを駆動回転するモータ類の回転ONから設定
された駆動速度まで立ち上がる時間の遅延と、転写バイ
アスONから所望の値まで立ち上がるまでに遅延がある
ため、上述したような感光ドラム上のカブリトナーやジ
ャム後の現像残トナーによる帯電部材の汚染を完全に防
止することは難しかった。
【0018】そこで本発明は、感光ドラム上にトナー画
像が形成されない部分で発生するカブリトナーや再転写
による帯電部材の汚染を、常に許容量範囲内の少量に維
持させることを可能にし、長期にわたって帯電不良の発
生を防止して、高品質な画像を安定して出力することが
できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、像担持体と、前記像担持体に
接触して前記像担持体を帯電バイアスの印加により帯電
する帯電手段と、帯電された前記像担持体を露光して画
像情報に応じた静電潜像を形成する露光手段と、前記静
電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、前記
トナー像を転写部において転写バイアス印加手段からの
転写バイアスの印加により被転写体上に転写する転写手
段とを備え、前記現像手段が、前記転写手段による転写
後に前記像担持体表面に残留している転写残トナーを静
電的に回収するクリーニング手段を兼ねるクリーナレス
の画像形成装置において、画像形成動作開始による前記
像担持体の回転駆動開始前に前記転写バイアス印加手段
から前記転写手段への転写バイアスの印加をオンし、画
像形成動作終了による前記像担持体の回転駆動停止後に
前記転写バイアス印加手段から前記転写手段への転写バ
イアスの印加をオフすることを特徴としている。
【0020】また、請求項6記載の発明は、複数の像担
持体と、前記各像担持体にそれぞれ接触して前記各像担
持体を帯電バイアスの印加により帯電する帯電手段と、
帯電された前記各像担持体を露光して画像情報に応じた
静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像をそれぞ
れ現像して異なる色のトナー像を前記各像担持体上に形
成する現像手段と、前記各像担持体にそれぞれの転写部
に当接自在に移動される中間転写体と、転写バイアス印
加手段からの転写バイアスの印加により前記各転写部に
て前記各色のトナー像を前記中間転写体に順次重ね合わ
せて転写する複数の一次転写手段と、前記中間転写体上
に転写された多色画像を転写材上に一括転写する2次転
写手段とを備え、前記現像手段が、前記一次転写手段に
よる転写後に前記像担持体表面に残留している転写残ト
ナーを静電的に回収するクリーニング手段を兼ねるクリ
ーナレスの画像形成装置において、画像形成動作開始に
よる前記各像担持体の回転駆動開始前に前記転写バイア
ス印加手段から前記一次転写手段への一次転写バイアス
の印加をオンし、画像形成動作終了による前記各像担持
体の回転駆動停止後に前記転写バイアス印加手段から前
記一次転写手段への一次転写バイアスの印加をオフする
ことを特徴としている。
【0021】また、請求項11記載の発明は、複数の像
担持体と、前記各像担持体にそれぞれ接触して前記各像
担持体を帯電バイアスの印加により帯電する帯電手段
と、帯電された前記各像担持体を露光して画像情報に応
じた静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像をそ
れぞれ現像して異なる色のトナー像を前記各像担持体上
に形成する現像手段と、前記各像担持体にそれぞれの転
写部で当接自在であり、転写材を担持して前記各転写部
に搬送する転写材担持搬送体と、前記各像担持体上に形
成された各色のトナー像を、転写バイアス印加手段から
の転写バイアスの印加により前記各転写部にて前記転写
材上に順次重ね合わせて転写する複数の転写手段とを備
え、前記現像手段が、前記転写手段による転写後に前記
像担持体表面に残留している転写残トナーを静電的に回
収するクリーニング手段を兼ねるクリーナレスの画像形
成装置において、画像形成動作開始による前記各像担持
体の回転駆動開始前に前記転写バイアス印加手段から前
記転写手段への転写バイアスの印加をオンし、画像形成
動作終了による前記各像担持体の回転駆動停止後に前記
転写バイアス印加手段から前記転写手段への転写バイア
スの印加をオフすることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】〈実施の形態1〉図1は、本発明
の実施の形態1に係る画像形成装置(本実施の形態で
は、電子写真方式のプリンタ等のフルカラー画像形成装
置)を示す概略構成図である。
【0023】この画像形成装置は、イエロー色の画像を
形成する画像形成部Uと、マゼンタ色の画像を形成す
る画像形成部Uと、シアン色の画像を形成する画像形
成部Uと、ブラック色の画像を形成する画像形成部U
の4つの画像形成部(画像形成ユニット)を備えてお
り、これらの4つの画像形成部は一定の間隔をおいて一
列に配置されている。
【0024】各画像形成部U、U、U、U
は、それぞれ像担持体としての感光ドラム1a、1b、
1c、1dが設置されている。各感光ドラム1a、1
b、1c、1dの周囲には、帯電ローラ2a、2b、2
c、2d、現像装置4a、4b、4c、4d、転写ロー
ラ5a、5b、5c、5dがそれぞれ設置されており、
帯電ローラ2a、2b、2c、2dと現像装置4a、4
b、4c、4d間の上方には露光装置3a、3b、3
c、3dがそれぞれ設置されている。
【0025】感光ドラム1a、1b、1c、1dは、本
実施の形態では負帯電の有機感光ドラムであり、アルミ
ニウム等のドラム基体上にOPC感光層を有しており、
駆動装置(不図示)によって矢印方向(時計方向)にそ
れぞれ所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動さ
れる。
【0026】接触帯電手段としての帯電ローラ2a、2
b、2c、2dは、それぞれ感光ドラム1a、1b、1
c、1dに所定の圧接力で接触し、帯電バイアス電源
(不図示)から印加される帯電バイアスによって各感光
ドラム1a、1b、1c、1d表面を負極性の所定電位
に均一に帯電する。
【0027】露光装置3a、3b、3c、3dは、ホス
トコンピュータ(不図示)からそれぞれ入力される画像
情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調され
たレーザ光で各感光ドラム2a、2b、2c、2d表面
を画像露光することにより、各帯電ローラ2a、2b、
2c、2dで帯電された各感光ドラム1a、1b、1
c、1d表面に画像情報に応じた静電潜像を形成する。
【0028】現像装置4a、4b、4c、4dは、それ
ぞれ回転自在な現像ローラ4eを有しており、現像バイ
アス電源(不図示)から印加される現像バイアスによっ
て各感光ドラム1a、1b、1c、1d上に形成される
静電潜像にトナーを付着させて、トナー像として反転現
像する。各現像装置4a、4b、4c、4dには、それ
ぞれイエロートナー、シアントナー、マゼンタトナー、
ブラックトナーが収納されている。
【0029】接触転写手段としての転写ローラ5a、5
b、5c、5dは、中間転写体としての中間転写ベルト
8を介して各感光ドラム1a、1b、1c、1d表面に
所定の押圧力で接触し、転写バイアス電源6から印加さ
れる前記トナーとは逆極性の転写バイアスにより、感光
ドラム1a、1b、1c、1dと転写ローラ5a、5
b、5c、5dとの間の各一次転写部で、各感光ドラム
1a、1b、1c、1d表面の各色のトナー像を移動す
る中間転写ベルト8上に順次重ね合わせて転写する。転
写バイアス電源6から転写ローラ5a、5b、5c、5
dへの一次転写バイアス印加は、制御装置(CPU)7
によって定電圧制御される(本実施の形態における一次
転写バイアスの印加制御(印加タイミング)については
後述する)。
【0030】中間転写ベルト8は、駆動ローラ9と従動
ローラ10と二次転写対向ローラ11によって張架され
ており、駆動ローラ9の回転駆動によって矢印方向に移
動(回転)される。中間転写ベルト8の従動ローラ10
近傍には、中間転写ベルト8表面に付着した残トナーを
除去し回収するベルトクリーニング装置13が設置され
ている。また、二次転写対向ローラ11と中間転写ベル
ト8を介して当接する二次転写ローラとの間には、二次
転写部が形成されている。
【0031】次に、上記した本実施の形態の画像形成装
置による画像形成動作について説明する。
【0032】画像形成動作開始信号が発せられると、所
定のプロセススピードで回転駆動される画像形成部
、U、U、Uの各感光ドラム1a、1b、1
c、1dは、それぞれ帯電ローラ2a、2b、2c、2
dによって一様に本実施の形態では負極性の所定電位
(例えば−600V)に帯電される。そして、露光装置
3a、3b、3c、3dは、ホストコンピュータ(不図
示)から入力されるカラー色分解された画像信号を光信
号にそれぞれ変換し、変換された光信号であるレーザ光
を、帯電された各感光ドラム1a、1b、1c、1d上
にそれぞれ走査露光して静電潜像を形成する。
【0033】そして、先ず感光ドラム1a上に形成され
た静電潜像に、感光ドラム1aの帯電極性(負極性)と
同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aの現像
ローラ4eによりイエローのトナーを付着させて反転現
像を行い、トナー像として可視像化する。このイエロー
のトナー像は、一次転写部にて転写バイアス電源6から
一次転写バイアス(例えば+300〜+500V程度の
DCバイアス)が印加された一次転写ローラ5aによ
り、移動(回転)している中間転写ベルト8上に一次転
写される。
【0034】イエローのトナー像が転写された中間転写
ベルト8は、駆動ローラ9の駆動によって画像形成部U
側に移動される。そして、画像形成部Uにおいて
も、同様にして感光ドラム1b上に形成されたマゼンタ
のトナー像が、一次転写部にて一次転写バイアス電源6
から1次転写バイアスが印加された1次転写ローラ5b
により、中間転写ベルト8上のイエローのトナー像上に
重ね合わせて転写される。
【0035】以下、同様にして中間転写ベルト8上に重
畳転写されたイエロー、マゼンタのトナー像上に、画像
形成部U、Uの感光ドラム1c、1dで形成された
シアン、ブラックのトナー像を、1次転写部にて転写バ
イアス電源6から一次転写バイアスが印加された一次転
写ローラ5c、5dにより、順次重ね合わせて転写して
フルカラーのトナー像を中間転写ベルト8上に形成す
る。
【0036】そして、中間転写ベルト8上のフルカラー
のトナー像先端が二次転写ローラ12と二次転写対向ロ
ーラ11との間の二次転写部に移動されるタイミングに
合わせて、搬送ローラ対14によって搬送された用紙な
どの転写材Pをこの二次転写部に搬送して、転写材P
に、転写バイアス電源(不図示)から二次転写バイアス
(トナーと逆極性の電圧)が印加された二次転写ローラ
12によりフルカラーのトナー像が一括して転写(二次
転写)される。
【0037】そして、フルカラーのトナー像が形成され
た転写材Pは定着装置15に搬送され、定着装置15の
ヒータ15cを内蔵した定着ローラ15aと加圧ローラ
15b間の定着ニップ部でフルカラーのトナー像を加
熱、加圧して転写材P表面に熱定着した後に外部に排出
して、一連の画像形成動作を終了する。
【0038】なお、上記した1次転写時において、感光
ドラム1a、1b、1c、1d上に残留している転写残
トナーは、各帯電ローラ2a、2b、2c、2dにより
トナーの正規の帯電極性と同極性に帯電され、各現像装
置4a、4b、4c、4dに静電的に回収される(現像
同時クリーニング)。この現像同時クリーニングにおけ
る各現像装置4a、4b、4c、4dへのトナーの取り
込みは、現像時にカブリ取りバイアス(各現像装置4
a、4b、4c、4dに印加する直流電圧と各感光ドラ
ム1a、1b、1c、1dの表面電位間の電位差である
カブリ取り電位差)によって行うことができる。
【0039】また、2次転写後に中間転写ベルト8表面
に残った残トナーは、ベルトクリーニング装置13によ
って除去されて回収される。
【0040】次に、本実施の形態における転写バイアス
電源6から転写ローラ5a、5b、5c、5dへの一次
転写バイアス印加の制御について、図2に示したタイミ
ングチャートを参照して説明する。転写バイアス電源6
から転写ローラ5a、5b、5c、5dへの一次転写バ
イアス印加は、制御装置(CPU)7によって定電圧制
御される。なお、図2は、画像形成部Uの転写ローラ
5aの場合であるが、他の転写ローラ5b、5c、5d
についても同様である。
【0041】図1に示した画像形成装置において、先ず
装置本体に画像形成開始の信号が入力されて(時刻t0
=0msec)、所定の時間が経過した後(時刻t1=
500msec)に転写バイアス電源6から転写ローラ
5aへの一次転写バイアス印加をONする。実際には、
一次転写バイアス印加をONしてから所定のバイアス値
(例えば+500V)に到達するまでには若干の遅れが
ある。
【0042】このため、本実施の形態では、この遅れ時
間を100msec(t2−t1)と見込み、確実に一
次転写バイアスが立ち上がった後に、感光ドラム1aを
回転させ始める(時刻t2=600msec)ようにし
ている。一次転写バイアスが所定のバイアス値になって
から感光ドラム1aの回転をONする理由は、一次転写
部近傍のトナーを、確実に中間転写ベルト8上に付着・
回収するためである。
【0043】反対に、この時間が長すぎると、感光ドラ
ム1aが回転しないまま長時間一次転写バイアスが印加
されるので、感光ドラム1a上に電気的なメモリを引き
起こす。従って、本実施の形態では、一次転写バイアス
印加のONから感光ドラム1aの回転開始までの時間を
100msecと設定している。
【0044】感光ドラム1aが回転し始めると同時に、
現像域にて感光ドラム1aに接触配置されている現像装
置4aの現像ローラ4eも回転を始める。このとき、現
像ローラ4e周辺の現像剤(トナー)には、正規(負極
性)に帯電されたトナーと同様に、反対の極性(正極
性)を持つ反転トナーも存在する。また、感光ドラム1
aの回転開始の時点では、現像域の感光ドラム1a表面
は帯電ローラ2aにより正規(負極性)に帯電された電
位に一様に帯電されてはいない。このため、電位が不安
定な帯電ローラ2a表面と、極性の不安定な現像剤が担
持されている現像ローラ4eとが接触回転するため、現
像域を通過した感光ドラム1a表面にはカブリトナーが
付着する。
【0045】しかしながら、感光ドラム1aが回転を開
始する100msec前に一次転写バイアス印加がON
されているため、感光ドラム1a表面に付着しているカ
ブリトナーは、一次転写バイアスによって中間転写ベル
ト8上に転写され、帯電ローラ2aが感光ドラム1aに
当接する部分(以下、帯電部という)へはほとんど送ら
れない。このとき、カブリトナーの極性は、感光ドラム
1aの残電位やトナー及び現像装置4aの特性により異
なるため、カブリトナーの極性に応じて一次転写バイア
スの極性(カブリトナーと逆極性)を設定して印加する
必要がある。図2のタイミングチャートで示した例は、
負極性のカブリトナーの場合である。
【0046】そして、上述した画像形成工程が終了する
ときには、感光ドラム1aの回転が完全に停止(時刻t
3)するまでは一次転写バイアスは必ずONしておく。
実際には感光ドラム1aの回転は、慣性によって若干遅
れるため、完全に感光ドラム1aの回転が停止(時刻t
3)するのは50〜100msec程度かかる。
【0047】従って、確実に感光ドラム1aの回転が停
止(時刻t3)してから時刻t4(t3+100mse
c)に、一次転写バイアスをOFFするようにした。こ
の理由は、感光ドラム1aの回転開始時の制御と同様
に、感光ドラム1aが慣性で回転しても、カブリトナー
を確実に中間転写ベルト8上に付着させてから停止させ
るためである。
【0048】このように、感光ドラム1aが回転してい
る間は常に一次転写バイアスが印加されているため、感
光ドラム1a上にあるトナーはほとんど帯電部へは到達
せず、帯電ローラ2aを汚すことが無くなる。
【0049】一方、図1に示した画像形成装置の画像形
成時にジャム等が発生した場合や、装置本体の前面ドア
など開けた場合などによって緊急停止した場合、感光ド
ラム1a上には現像残トナー、中間転写ベルト8上には
一次転写されたままのトナーが残っている場合がある。
【0050】この状態から次に画像形成装置が復帰する
際には、これら現像残トナーや中間転写ベルト8上に残
されたトナーが帯電部へ送られたり、感光ドラム1a上
に再転写させないよう、同様に感光ドラム1aが回転を
開始する前に一次転写バイアスをONしておくようにす
る。これによって、これらのトナーは確実に中間転写ベ
ルト8上に付着・搬送することができる。
【0051】特に、本実施の形態における4つの感光ド
ラムを有するカラー画像形成装置の場合、感光ドラム1
a、1b、1c、1dと中間転写ベルト8は、同時に回
転・起動し始めるため(感光ドラム1a、1b、1c、
1dと中間転写ベルト8間で摺擦傷が発生するのを防止
するため)、各転写ローラ5a、5b、5c、5dへの
一次転写バイアスのONは同時に行うことが必要であ
る。また、画像形成工程が終了する場合にも同様に、各
転写ローラ5a、5b、5c、5dへの一次転写バイア
ス印加を同時にOFFする。
【0052】このように本実施の形態では、各感光ドラ
ム1a、1b、1c、1dの回転開始前に各転写ローラ
5a、5b、5c、5dに一次転写バイアスを印加し、
かつ各感光ドラム1a、1b、1c、1dの回転停止後
に各転写ローラ5a、5b、5c、5dへの一次転写バ
イアス印加をOFFすることにより、各感光ドラム1
a、1b、1c、1dの回転開始時に表面にあるカブリ
トナーを中間転写ベルト8上へ確実に転移させ、帯電部
へ送らないようにすることで、各帯電ローラ2a、2
b、2c、2dへのトナー付着を最小限に抑えることが
できる。
【0053】このため、以後の画像形成工程において、
帯電不良、画像濃度ムラ、各画像形成部U、U、U
、U内のトナー混色を防止することが可能となる。
【0054】特に、耐久によって画像形成部U
、U、Uの設定寿命に近くなってくると、各現
像装置4a、4b、4c、4d内の現像剤(トナー)の
劣化も激しいため、感光ドラム1a、1b、1c、1d
の回転に伴う表面上のカブリトナーも増加する。
【0055】しかしながら、上述したように各感光ドラ
ム1a、1b、1c、1dの回転開始前に各転写ローラ
5a、5b、5c、5dに一次転写バイアスを印加し、
かつ各感光ドラム1a、1b、1c、1dの回転停止後
に各転写ローラ5a、5b、5c、5dへの一次転写バ
イアス印加をOFFすることにより、画像形成部U
、U、Uの設定寿命の最後まで、常に安定して
良好な画像を出力することが可能になる。
【0056】〈実施の形態2〉本実施の形態も、図1に
示した画像形成装置を用いて説明する。なお、画像形成
装置の構成及び画像形成動作は図1に示した実施の形態
1の画像形成装置と同様であり、本実施の形態ではそれ
らの説明は省略する。
【0057】以下、本実施の形態における転写バイアス
電源(一次転写バイアス電源)6から転写ローラ5a、
5b、5c、5dへの一次転写バイアス印加の制御につ
いて、図3に示したタイミングチャートを参照して説明
する。本実施の形態では、各感光ドラム1a、1b、1
c、1dが一次転写バイアスなどのバイアスによる電気
的なメモリに対して弱い場合における制御である。な
お、図3は、画像形成部Uの転写ローラ5aの場合で
あるが、他の転写ローラ5b、5c、5dについても同
様である。
【0058】図1に示した画像形成装置において、本実
施の形態においても先ず装置本体に画像形成開始の信号
が入力されて(時刻t0=0msec)、所定の時間が
経過した後(時刻t1’=500msec)に転写バイ
アス電源6から転写ローラ5aへの一次転写バイアス印
加をONする。
【0059】ここで、感光ドラム1aが一次転写バイア
スの印加による電気的なメモリ(プラスメモリ)に対し
て弱い場合、回転していない感光ドラム1aに通常の一
次転写バイアスを一気に印加すると、上記したプラスメ
モリを引き起こす可能性がある。このため、本実施の形
態では、一次転写バイアス印加をONする時刻t1’の
タイミングでは、先ず0Vを印加して、その後徐々に所
定の時間をかけて通常の一次転写バイアスVt1まで立
ち上げる。
【0060】ここで、感光ドラム1aの回転開始に対す
る一次転写バイアスの立ち上がりタイミングの例とし
て、パターン1とパターン2を示した。
【0061】先ず、一次転写バイアスのパターン1で
は、感光ドラム1aの回転開始タイミング(時刻t2=
700msec)に合わせ、200mescの時間をか
けてスロープ状に一次転写バイアスを立ち上げた。この
パターン1では、一次転写バイアスが通常の一次転写バ
イアス値に達するタイミングに合わせて感光ドラム1a
が回転開始するため、感光ドラム1a上に転写メモリを
残さずに、感光ドラム1a上のカブリトナーを中間転写
ベルト8上に転写することができる。
【0062】一方、一次転写バイアスのパターン2は、
パターン1よりも更に感光ドラム1aがプラスメモリに
対して弱い場合である。
【0063】パターン2では、一次転写バイアス印加が
ONされてから感光ドラム1aの回転が開始されるまで
の時間(t2−t1’=200msec)に、感光ドラ
ム1aが転写メモリを発生させてしまう一次転写バイア
スVmが、通常の一次転写バイアスVt1(本実施の形
態では+500V)より低い値(Vm=+300V)で
あるとする。
【0064】そして、感光ドラム1aが回転を開始する
タイミング(時刻t2=700msec)では、一次転
写バイアスがVm(+300V)以下になるよう、20
0msecの時間をかけてスロープ状に一次転写バイア
スを立ち上げる。その後、時刻t2のタイミングで感光
ドラム1aが回転を開始すると、一次転写バイアスを通
常のVt1(+500V)に上げてもプラスメモリが発
生しなくなるため、時刻t2’のタイミング(時刻t
2’=800msec.)で一次転写バイアスがVt1
(+500V)に達するように、引き続き100mse
cかけてスロープ状に一次転写バイアスを上げていく。
【0065】更に、一次転写バイアスの影響が画像上の
濃度のムラとして発生するのを確実に防止するには、少
なくとも感光ドラム1a上の一次転写バイアス印加のO
N時間が、帯電部を通過してから一周以上回転すること
が必要である。その後、感光ドラム1a上に画像形成
(露光)が開始される。
【0066】反対に、画像形成が終了して感光ドラム1
aが停止する際には、感光ドラム1aの回転駆動がOF
Fされる時間を見込んだタイミング(時刻t3’)で一
次転写バイアスをスロープ状に立ち下げ始め、感光ドラ
ム1aの回転駆動がOFFとなるタイミング(時刻t
3)では、一次転写バイアスがVm(+300V)より
低い値になるようにする。その後は、立ち上げ時と同様
に200msecの時間をかけて時刻t4’のタイミン
グでOFF(0V)になるようスロープ状に下げてい
く。
【0067】このように、感光ドラム1a、1b、1
c、1dが一次転写バイアスなどのバイアスによる電気
的なメモリに対して弱い場合においても、上述した本実
施の形態における一次転写バイアス印加の制御を行うこ
とによって、感光ドラム1a、1b、1c、1d上にプ
ラスメモリを発生させること無くカブリトナーや再転写
トナー等を、中間転写ベルト8上へ確実に転移させ、帯
電部へ送らないようにすることで、各帯電ローラ2a、
2b、2c、2dへのトナー付着を最小限に抑えること
ができる。
【0068】このため、以後の画像形成工程において、
帯電不良、画像濃度ムラ、各画像形成部U、U、U
、U内のトナー混色を防止することが可能となる。
【0069】また、ジャム等が発生した場合や、装置本
体の前面ドアなど開けた場合などによって緊急停止した
場合における復帰時にも、上述した本実施の形態におけ
る一次転写バイアス印加の制御を行うことによって、各
帯電ローラ2a、2b、2c、2dへのトナー付着を最
小限に抑えて帯電不良の発生を防止することができる。
【0070】〈実施の形態3〉図4は、本発明の実施の
形態3に係る画像形成装置(本実施の形態では、電子写
真方式のプリンタ等のフルカラー画像形成装置)を示す
概略構成図である。なお、図1に示した実施の形態1の
画像形成装置と同一機能を有する部材には同一符号を付
し、重複する説明は省略する。
【0071】この画像形成装置は、イエロー色の画像を
形成する画像形成部Uと、マゼンタ色の画像を形成す
る画像形成部Uと、シアン色の画像を形成する画像形
成部Uと、ブラック色の画像を形成する画像形成部U
の4つの画像形成部(画像形成ユニット)を備えてお
り、これらの4つの画像形成部は一定の間隔をおいて一
列に配置されている。
【0072】各画像形成部U、U、U、Uの構
成及び動作は実施の形態1と同様であり、本実施の形態
ではそれらの説明は省略する。そして、本実施の形態で
は、各画像形成部U、U、U、Uの各感光ドラ
ム1a、1b、1c、1d上に形成されたイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像は、転写材
担持搬送体としての転写ベルト16上に担持される用紙
などの転写材P上に順次重ね合わせて転写される構成で
ある。
【0073】本実施の形態では、転写ローラ5a、5
b、5c、5dは、転写部にて無端状の転写ベルト16
を介して各感光ドラム1a、1b、1c、1dに当接し
ている。転写ベルト16は、駆動ローラ17と従動ロー
ラ18、19、20によって張架されており、駆動ロー
ラ17の回転駆動によって矢印方向に移動(回転)され
る。また、転写ベルト16の画像形成部Uの上流側に
は、用紙などの転写材Pを転写ベルト16上に静電吸着
させる吸着ローラ対23が設置されている。
【0074】転写ベルト16の従動ローラ18近傍に
は、転写ベルト16表面に付着した残トナーを除去し回
収するベルトクリーニング装置21が設置され、従動ロ
ーラ19近傍には、除電ローラ22が設置されている。
また、転写ベルト16の転写材搬送方向に対して画像形
成部Uの下流側には、転写ベルト16上から転写材P
を分離する分離帯電器(不図示)と、ヒータ15cを内
蔵した定着ローラ15aと加圧ローラ15bを有する定
着装置15が設置されている。
【0075】次に、上記した本実施の形態の画像形成装
置による画像形成動作について説明する。
【0076】画像形成動作開始信号が発せられると、所
定のプロセススピードで回転駆動される画像形成部
、U、U、Uの各感光ドラム1a、1b、1
c、1dは、それぞれ帯電ローラ2a、2b、2c、2
dによって一様に本実施の形態では負極性に帯電され
る。そして、露光装置3a、3b、3c、3dは、ホス
トコンピュータ(不図示)から入力されるカラー色分解
された画像信号を光信号にそれぞれ変換し、変換された
光信号であるレーザ光を、帯電された各感光ドラム1
a、1b、1c、1d上にそれぞれ走査露光して静電潜
像を形成する。
【0077】そして、先ず感光ドラム1a上に形成され
た静電潜像に、感光ドラム1aの帯電極性(負極性)と
同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aにより
イエローのトナーを付着させて、トナー像として可視像
化する。
【0078】そして、このタイミングに合わせて給紙さ
れた用紙などの転写材Pが、駆動ローラ17の駆動によ
って移動される転写ベルト16表面に吸着バイアスが印
加された吸着ローラ対23によって静電吸着されて、画
像形成部Uの転写部に搬送され、転写バイアス電源6
から転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加
された転写ローラ5aにより、イエローのトナー像が転
写材P上に転写される。転写バイアス電源6から転写ロ
ーラ5a、5b、5c、5dへの転写バイアス印加は制
御装置(CPU)7によって定電圧制御される(本実施
の形態における転写バイアスの印加制御(印加タイミン
グ)については後述する)。
【0079】イエローのトナー像が転写された転写材P
は、転写ベルト16表面に吸着されて画像形成部U
に移動される。そして、画像形成部Uの転写部におい
ても、前記同様にして感光ドラム1bに形成されたマゼ
ンタのトナー像が、転写材P上のイエローのトナー像上
に重ね合わせて、転写バイアス(トナーと逆極性(正極
性))が印加された転写ローラ5bにより転写される。
【0080】以下、同様にして転写材P上に重畳転写さ
れたイエロー、マゼンタのトナー像上に、画像形成部U
、Uの感光ドラム1c、1dで形成されたシアン、
ブラックのトナー像を、各転写部にて転写バイアス(ト
ナーと逆極性(正極性))が印加された転写ローラ5
c、5dにより順次重ね合わせて、フルカラーのトナー
像を転写材P上に形成する。
【0081】そして、フルカラーのトナー像が形成され
た転写材Pは、分離帯電器(不図示)により転写ベルト
16表面から分離されて定着装置15に搬送され、定着
装置15のヒータ15cを内蔵した定着ローラ15aと
加圧ローラ15b間の定着ニップ部でフルカラーのトナ
ー像を加熱、加圧して転写材P表面に熱定着した後に外
部に排出して、一連の画像形成動作を終了する。
【0082】なお、上記した転写時において、感光ドラ
ム1a、1b、1c、1d上に残留している転写残トナ
ーは、各帯電ローラ2a、2b、2c、2dによりトナ
ーの正規の帯電極性と同極性に帯電され、各現像装置4
a、4b、4c、4dに静電的に回収される(現像同時
クリーニング)。この現像同時クリーニングにおける各
現像装置4a、4b、4c、4dへのトナーの取り込み
は、現像時にカブリ取りバイアス(各現像装置4a、4
b、4c、4dに印加する直流電圧と各感光ドラム1
a、1b、1c、1dの表面電位間の電位差であるカブ
リ取り電位差)によって行うことができる。
【0083】また、転写ベルト16表面に残った残トナ
ーは、ベルトクリーニング装置21によって除去されて
回収され、除電ローラ22によって表面に残っている電
荷が消去される。
【0084】上記した本実施の形態の画像形成装置は、
通紙時と非通紙時に転写バイアス電源6から転写ローラ
5a、5b、5c、5dに印加される転写バイアスは、
転写材Pの抵抗値の影響を受けるため大きく異なる。こ
のため、通紙時の転写バイアスを非通紙時に印加する
と、感光ドラム1a、1b、1c、1d上にプラスメモ
リを発生させる可能性が高い。
【0085】以下、本実施の形態における転写バイアス
電源6から転写ローラ5a、5b、5c、5dへの一次
転写バイアスの印加制御を、図5に示したタイミングチ
ャートを参照して説明する。転写バイアス電源6から転
写ローラ5a、5b、5c、5dへの一次転写バイアス
印加は、制御装置(CPU)7によって定電圧制御され
る。なお、図5は、画像形成部Uの転写ローラ5aの
場合であるが、他の転写ローラ5b、5c、5dについ
ても同様である。
【0086】図4に示した画像形成装置において、先ず
装置本体に画像形成開始の信号が入力されて(時刻t0
=0msec)、所定の時間が経過した後に第1の値で
ある第1の転写バイアスVtm1が時刻t1”(500
msec)のタイミングで印加される。第1の転写バイ
アスVtm1(+300V)は、感光ドラム1aが停止
している場合にもプラスメモリを発生させないバイアス
である。
【0087】その後、時刻t2(600msec)のタ
イミングで感光ドラム1aが回転し始めると、感光ドラ
ム1aにプラスメモリを発生させないバイアスも高く設
定できるため、同じタイミング(時刻t2)で第2の値
である第2の転写バイアスVtm2(+500V)に切
り替える。ここで、第2の転写バイアスVtm2は、感
光ドラム1aが回転しているときにプラスメモリを発生
させないバイアスである。
【0088】そして、転写ベルト16上に吸着された転
写材Pが感光ドラム1aと転写ローラ5aとの間の転写
部に到達し、トナー像の転写工程が始まる時刻t5
(2.5sec)のタイミングになると、感光ドラム1
a上のトナー像を転写材Pに転移させるのに必要な転写
バイアスVt(+2KV)に切り替える。
【0089】そして、転写工程を終了して転写材Pが転
写部を通過した後は、先ほどとは逆の順に、時刻t6の
タイミングでVtからVtm2(+500V)にバイア
スを切り替える。そして、更に、時刻t3(時刻t6か
ら1.9sec後)のタイミングからVtm1(+30
0V)へとバイアスを切り替え、時刻t4”(時刻t3
から100msec後)のタイミングでバイアス印加を
OFFする。
【0090】このように、図5に示した一次転写バイア
スの印加制御を行うことにより、感光ドラム1a、1
b、1c、1d上から転写ベルト16上にカブリトナー
を付着させることができるようになる。そして、転写ベ
ルト16に付着したトナーは、全てベルトクリーニング
装置21で回収される。
【0091】以上説明したように、通紙時と非通紙時の
転写バイアスが異なる設定となる本実施の形態の画像形
成装置においても、上述した本実施の形態における一次
転写バイアス印加の制御を行うことによって、感光ドラ
ム1a、1b、1c、1d上にプラスメモリを発生させ
ること無くカブリトナーや再転写トナー等を、転写ベル
ト16上へ確実に転移させ、帯電部へ送らないようにす
ることで、各帯電ローラ2a、2b、2c、2dへのト
ナー付着を抑制することができる。
【0092】このため、以後の画像形成工程において、
帯電不良、画像濃度ムラ、各画像形成部U、U、U
、U内のトナー混色を防止することが可能となる。
【0093】また、ジャム等が発生した場合や、装置本
体の前面ドアなど開けた場合などによって緊急停止した
場合における復帰時にも、上述した本実施の形態におけ
る一次転写バイアス印加の制御を行うことによって、各
帯電ローラ2a、2b、2c、2dへのトナー付着を抑
制して帯電不良の発生を防止することができる。
【0094】また、上述した各実施の形態では、転写バ
イアス電源6から転写ローラ5a、5b、5c、5dに
印加する転写バイアスは電圧値で制御する構成であった
が、転写バイアス電源6から転写ローラ5a、5b、5
c、5dに印加する転写バイアスを電流値で制御する構
成でも同様な効果を得ることができる。
【0095】また、上述した各実施の形態では、4つの
画像形成部(感光ドラム)を有する画像形成装置の場合
であったが、1つの画像形成部(感光ドラム)で構成さ
れるモノクロ用の画像形成装置においても、同様に本発
明を適用することができる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、画像形成動作開始による像担持体の回転駆動
開始前に転写バイアス印加手段から転写手段への転写バ
イアスの印加をオンし、画像形成動作終了による像担持
体の回転駆動停止後に転写バイアス印加手段から転写手
段への転写バイアスの印加をオフすることにより、像担
持体が回転している間は常に転写バイアスが印加される
ことによって、像担持体表面に付着するカブリトナーを
転写手段上へ確実に転移させ、帯電手段の汚染を防止す
ることができるので、長期にわたって良好な画像を安定
して得ることができる。
【0097】また、請求項6記載の発明によれば、画像
形成動作開始による像担持体の回転駆動開始前に転写バ
イアス印加手段から一次転写手段への一次転写バイアス
の印加をオンし、画像形成動作終了による像担持体の回
転駆動停止後に転写バイアス印加手段から一次転写手段
への一次転写バイアスの印加をオフすることにより、像
担持体が回転している間は常に一次転写バイアスが印加
されることによって、像担持体表面に付着するカブリト
ナーを中間転写体上へ確実に転移させ、帯電手段の汚染
を防止するとともに、現像手段でのトナー混色を防止す
ることができるので、長期にわたって良好な画像を安定
して得ることができる。
【0098】また、請求項11記載の発明によれば、画
像形成動作開始による像担持体の回転駆動開始前に転写
バイアス印加手段から転写手段への転写バイアスの印加
をオンし、画像形成動作終了による像担持体の回転駆動
停止後に転写バイアス印加手段から転写手段への転写バ
イアスの印加をオフすることにより、像担持体が回転し
ている間は常に転写バイアスが印加されることによっ
て、像担持体表面に付着するカブリトナーを転写材担持
搬送体上へ確実に転移させ、帯電手段の汚染を防止する
とともに、現像手段でのトナー混色を防止することがで
きるので、長期にわたって良好な画像を安定して得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図2】本発明の実施の形態1における一次転写バイア
ス印加のタイミングチャートを示す図。
【図3】本発明の実施の形態2における一次転写バイア
ス印加のタイミングチャートを示す図。
【図4】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置を示
す概略構成図。
【図5】本発明の実施の形態3における一次転写バイア
ス印加のタイミングチャートを示す図。
【図6】従来例における画像形成装置を示す概略構成
図。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d 感光ドラム(像担持
体) 2a、2b、2c、2d 帯電ローラ(帯電手
段) 3a、3b、3c、3d 露光装置(露光手段) 4a、4b、4c、4d 現像装置(現像手段) 5a、5b、5c、5d 転写ローラ(転写手
段) 6 転写バイアス電源(転写バイアス印加手段) 7 制御装置 8 中間転写ベルト(中間転写体) 15 定着装置 16 転写ベルト(転写材担持搬送体) U、U、U、U 画像形成部 P 転写材(被転写体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 507 G03G 15/08 507B 21/14 21/00 372 Fターム(参考) 2H027 EA03 EB04 EC19 ED02 ED24 EE01 EE06 EF06 EF09 EF12 EF13 2H030 AA04 AB02 AD03 AD17 BB02 BB23 BB42 BB44 BB46 BB54 BB56 2H077 AA37 AC16 AD06 AD31 GA04 GA13 2H200 FA05 FA08 GA12 GA23 GA34 GA44 GA47 GA49 GB22 GB25 GB37 HA02 HA28 HB12 HB22 JA02 JA29 JC03 JC07 JC12 PA05 PA06 PA10 PA18

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、前記像担持体に接触して前
    記像担持体を帯電バイアスの印加により帯電する帯電手
    段と、帯電された前記像担持体を露光して画像情報に応
    じた静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現
    像してトナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を
    転写部において転写バイアス印加手段からの転写バイア
    スの印加により被転写体上に転写する転写手段とを備
    え、前記現像手段が、前記転写手段による転写後に前記
    像担持体表面に残留している転写残トナーを静電的に回
    収するクリーニング手段を兼ねるクリーナレスの画像形
    成装置において、 画像形成動作開始による前記像担持体の回転駆動開始前
    に前記転写バイアス印加手段から前記転写手段への転写
    バイアスの印加をオンし、画像形成動作終了による前記
    像担持体の回転駆動停止後に前記転写バイアス印加手段
    から前記転写手段への転写バイアスの印加をオフする、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写バイアス印加手段から前記転写
    手段に印加する転写バイアスは、前記像担持体の回転駆
    動開始前と定常回転時及び回転駆動停止後において、少
    なくとも2種類以上の制御値を持つ、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写バイアス印加手段から前記転写
    手段に印加する転写バイアスを、前記像担持体の回転駆
    動開始時には無段階スロープ状に立ち上げ、前記像担持
    体の回転駆動停止時には無段階スロープ状に下げる、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写バイアス印加手段から前記転写
    手段に印加する転写バイアスを、電流値で制御する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記転写バイアス印加手段から前記転写
    手段に印加する転写バイアスを、電圧値で制御する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 複数の像担持体と、前記各像担持体にそ
    れぞれ接触して前記各像担持体を帯電バイアスの印加に
    より帯電する帯電手段と、帯電された前記各像担持体を
    露光して画像情報に応じた静電潜像を形成する露光手段
    と、前記静電潜像をそれぞれ現像して異なる色のトナー
    像を前記各像担持体上に形成する現像手段と、前記各像
    担持体にそれぞれの転写部に当接自在に移動される中間
    転写体と、転写バイアス印加手段からの転写バイアスの
    印加により前記各転写部にて前記各色のトナー像を前記
    中間転写体に順次重ね合わせて転写する複数の一次転写
    手段と、前記中間転写体上に転写された多色画像を転写
    材上に一括転写する2次転写手段とを備え、前記現像手
    段が、前記一次転写手段による転写後に前記像担持体表
    面に残留している転写残トナーを静電的に回収するクリ
    ーニング手段を兼ねるクリーナレスの画像形成装置にお
    いて、 画像形成動作開始による前記各像担持体の回転駆動開始
    前に前記転写バイアス印加手段から前記一次転写手段へ
    の一次転写バイアスの印加をオンし、画像形成動作終了
    による前記各像担持体の回転駆動停止後に前記転写バイ
    アス印加手段から前記一次転写手段への一次転写バイア
    スの印加をオフする、 ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記転写バイアス印加手段から前記一次
    転写手段に印加する一次転写バイアスは、前記像担持体
    の回転駆動開始前と定常回転時及び回転駆動停止後にお
    いて、少なくとも2種類以上の制御値を持つ、 ことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記転写バイアス印加手段から前記一次
    転写手段に印加する一次転写バイアスを、前記像担持体
    の回転駆動開始時には無段階スロープ状に立ち上げ、前
    記像担持体の回転駆動停止時には無段階スロープ状に下
    げる、 ことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記転写バイアス印加手段から前記一次
    転写手段に印加する一次転写バイアスを、電流値で制御
    する、 ことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記転写バイアス印加手段から前記一
    次転写手段に印加する一次転写バイアスを、電圧値で制
    御する、 ことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 複数の像担持体と、前記各像担持体に
    それぞれ接触して前記各像担持体を帯電バイアスの印加
    により帯電する帯電手段と、帯電された前記各像担持体
    を露光して画像情報に応じた静電潜像を形成する露光手
    段と、前記静電潜像をそれぞれ現像して異なる色のトナ
    ー像を前記各像担持体上に形成する現像手段と、前記各
    像担持体にそれぞれの転写部で当接自在であり、転写材
    を担持して前記各転写部に搬送する転写材担持搬送体
    と、前記各像担持体上に形成された各色のトナー像を、
    転写バイアス印加手段からの転写バイアスの印加により
    前記各転写部にて前記転写材上に順次重ね合わせて転写
    する複数の転写手段とを備え、前記現像手段が、前記転
    写手段による転写後に前記像担持体表面に残留している
    転写残トナーを静電的に回収するクリーニング手段を兼
    ねるクリーナレスの画像形成装置において、 画像形成動作開始による前記各像担持体の回転駆動開始
    前に前記転写バイアス印加手段から前記転写手段への転
    写バイアスの印加をオンし、画像形成動作終了による前
    記各像担持体の回転駆動停止後に前記転写バイアス印加
    手段から前記転写手段への転写バイアスの印加をオフす
    る、 ことを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記転写バイアス印加手段から前記転
    写手段に印加する転写バイアスは、前記像担持体の回転
    駆動開始前と定常回転時及び回転駆動停止後において、
    少なくとも2種類以上の制御値を持つ、 ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記転写バイアス印加手段から前記転
    写手段に印加する転写バイアスを、前記像担持体の回転
    駆動開始時には無段階スロープ状に立ち上げ、前記像担
    持体の回転駆動停止時には無段階スロープ状に下げる、 ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記転写バイアス印加手段から前記転
    写手段に印加する転写バイアスを、電流値で制御する、 ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記転写バイアス印加手段から前記転
    写手段に印加する転写バイアスを、電圧値で制御する、 ことを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
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