JP2002304099A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002304099A
JP2002304099A JP2001107204A JP2001107204A JP2002304099A JP 2002304099 A JP2002304099 A JP 2002304099A JP 2001107204 A JP2001107204 A JP 2001107204A JP 2001107204 A JP2001107204 A JP 2001107204A JP 2002304099 A JP2002304099 A JP 2002304099A
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image forming
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Yasuhiro Saito
康弘 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】帯電装置2を清掃する帯電清掃行程と、像担持
体1上の帯電生成物や現像剤付着等による画像不良を解
消する付着・融着物解消行程を有する画像形成装置に於
いて、帯電装置2に付着した帯電生成物などの付着物を
除去した除去粉を起因として発生する画像の筋状白抜け
を防止する。 【解決手段】帯電清掃行程と並行・同期し付着・融着物
解消行程を動作する事で、帯電清掃行程において生じた
除去物質が像担持体1上に落下しても、その後の付着・
融着物解消行程により速やかに落下物を除去することに
より、帯電装置2からの除去物を起因とした、画像の筋
状白抜けと云った画像不良の無い良好な画像形成装置を
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体や
静電記録誘電体等の像担持体に対して、帯電装置による
帯電行程、その像担持体帯電面に対する情報書き込み装
置による静電潜像形成行程、その静電潜像の現像装置に
よる現像行程を適用してトナー像を形成させ、そのトナ
ー像を転写装置により記録媒体に転写させ、転写後の像
担持体上の残留現像剤を清掃装置で清掃して像担持体は
繰り返して作像に供し、前記帯電装置を清掃する手段で
清掃する帯電清掃行程と、像担持体上の帯電生成物や現
像剤付着等による画像不良を解消する付着・融着物解消
行程を有する、レーザプリンタやデジタルコピーなどの
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置については、市場の
要求からより高い生産性と高画質が求められ、画像形成
速度の高速化と高画質化がなされてきている。
【0003】画像形成速度の高速化は、各装置の負荷を
重くし、またより確実な挙動が求められる。また、高画
質化は、環境変動によらず安定した画質を求められる。
【0004】そのため、現在の高速機と呼ばれる製品の
ほとんどは、本体の置かれている環境の温度、湿度を常
にモニタリングする環境センサを具備し、温度、湿度に
最適な画像形成条件を持って動作する機構を兼ね備えて
いる。
【0005】上述のようなより高速化された画像形成装
置は、各装置での機械的ストレスや、定着熱、またスル
ーパス両面時の転写材の温度により、画像形成装置内部
が高温化することが問題となっている。高速で回転する
像担持体としての感光体、またそれに摺擦しているブレ
ードやクリーニング補助部材としてのマグネットロー
ラ、転写材からの熱により、感光体の雰囲気温度が上昇
し、感光体へのトナーの付着(融着を含む)とクリーニ
ング不良という問題がある。またコロナ帯電方式を使用
する帯電・転写構成を具備する構成に於いては、帯電生
成物(親水性)の感光体付着による画像異常という問題
もある。
【0006】ここで、トナーの付着とは感光体表面にト
ナーが静電的若しくは表面張力の関係・熱融解などによ
って付着することを指し、これには一般的に言われてい
るトナー融着が含まれる。このトナー付着という現象
は、感光体表面上に形成される画像(静電潜像を含む)
形成を阻害し、最終的に形成される画像上に画像欠損等
を発生させる。
【0007】そこで、従来はクリーニングブレードを感
光体表面に強く当接させ、感光体表面に付着しているト
ナーを半ば削り取るかのように除去してきた。
【0008】このため付着物・融着が発生した場合、そ
れを解消するための「付着・融着物解消行程」を具備し
ているものもある。付着・融着物解消方法としては、感
光体クリーニング装置において、クリーニング補助部材
としてのクリーニングマグネットローラの回転を停止し
た状態で、像担持体たる感光体を一定時間回転させクリ
ーニングローラ上の廃トナーとクリーニングブレードで
付着物を除去するが採用されてきている。
【0009】また、像担持体たる感光体の帯電装置とし
てスコロトロンチャージャーを使用している画像形成装
置にあっては、この形態の帯電装置構成では、コロナワ
イヤと呼ばれる30〜100μm程度のタングステンな
どを基材にしたワイヤーに高電圧を印加して放電し、感
光体を帯電している。この為放電を利用するため、装置
内の雰囲気空気がイオン化され、オゾンや窒素酸化物が
生成してしまう。このオゾンや窒素酸化物によりワイヤ
ー自身には、窒素酸化物などの析出物が堆積し放電を妨
げることが知られている。
【0010】この為従来からスコロトロン系の帯電構成
には、放電ワイヤーの清掃部材を付加し、堆積物を除去
する構成としている。この清掃部材は、ワイヤー研磨パ
ッドなどからなり、その起動は、設定画像形成枚数と使
用者の任意で動作できるようにしている場合がほとんど
である。
【0011】その他の帯電方式としてローラ状の接触帯
電方式を用いたものが知られている。この帯電方式の特
徴としては、放電ワイヤーを使用で発生していたオゾン
や窒素酸化物が接触方式では非常に発生しづらいこと
や、ローラ状の帯電部材そのものに電圧を印加し、接触
させていることで印加電圧が少なくとも効率的に感光ド
ラムの帯電が可能であることである。
【0012】この為放電ワイヤー方式と異なり、帯電装
置は析出物が堆積することはないものの、接触帯電部材
は常に感光体と接触しており、感光体が停止している状
態で帯電部材と感光体が接触放置されると、感光体上の
接触部分が帯電部材の表面などからの付着(感光体上に
微少に存在している現像剤や現像剤に添加されている外
添剤など)で汚染された状態となる。
【0013】この感光体上の汚染付着物は目視ではほと
んど確認できないが、現像時には汚染部に対して他の感
光体の面部分より少なくトナーが付着するので、その結
果出力画像にその汚染部に対応した白スジ(白抜け)像
があらわれて画像欠陥となる。
【0014】また、画像形成動作を続けていくと、トナ
ーや紙粉が帯電部材に付着してしまい、その結果、部材
の表面性(主には感光体との離型性)が変わり、それに
よっても前記白スジの発生具合が変わってしまうという
問題がある。
【0015】この様な問題を解決するために、例えば、
特開平4−157485号公報及び特開平1−2077
68号公報では、感光体停止時には帯電部材を感光体か
ら離間させ、帯電ローラの感光体との圧接放置状態を防
止する技術が提案されている。
【0016】また、特開平1−204081号公報で
は、帯電ローラを表面被膜することによって感光体との
離型性を向上することが提案されている。
【0017】また、接触帯電部材に当接させ感光体上か
ら接触部材状に転移してきた付着物を除去する等、接触
帯電部材を清掃する「帯電清掃行程」を有するのも周知
の通りである。
【0018】この接触帯電部材清掃行程は、前記の清掃
行程のための部材を具備する構成のものと、バイアスに
より感光体に付着物を転移させる行程を具備するものが
知られている。
【0019】清掃部材を有する清掃行程には、放電ワイ
ヤーの清掃部材と同様規定画像形成枚数や使用者の任意
で動作するものと、常時接触帯電部材に当接している構
成のもの、一定の離間動作を行う構成のもの(感光体上
の画像書き込み間隔などに同期)等があり、バイアスに
よる行程には、画像形成時以外に画像形成時と逆バイア
スをかけることにより感光ドラム上に接触帯電部材から
付着物を転移させる等様々な構成が提案されてきてい
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の非接
触帯電装置または接触帯電装置の「帯電清掃行程」は、
その構成によって、除去した帯電生成物(前記の放電生
成物・析出堆積物)や現像剤などの付着物を感光体上に
落下乃至転移させている。
【0021】この帯電装置からの除去粉により、感光体
上に除去粉が付着、現像時には付着部に対し白く抜けと
云う現象となり、また付着物がその他の感光体に接触す
る装置(ブレードを用いた清掃装置、飛散防止のために
設置されたシート材など)により感光体表面上を引き延
ばされ、画像上で付着物の落下点を起点に回転方向に伸
びる長い白いスジ状の画像不良の原因となる問題が指摘
されている。
【0022】この現象は非接触帯電系では高温高湿環境
下でより顕著となる。これは高湿であると、水分が多い
ことによりオゾンのほとんどが窒素酸化物に多量に変質
するためである。
【0023】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、この種の画像形成装置におい
て、帯電装置の清掃行程(帯電清掃行程)により、該帯
電装置から除去されて像担持体上に落下乃至転移した付
着物に起因する画像不良(白抜け・白スジ抜け)を解消
し、長期にわたり面内濃度の均一性を維持可能な画像形
成装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0025】(1)像担持体に対して、帯電装置による
帯電行程、その像担持体帯電面に対する情報書き込み装
置による静電潜像形成行程、その静電潜像の現像装置に
よる現像行程を適用してトナー像を形成させ、そのトナ
ー像を転写装置により記録媒体に転写させ、転写後の像
担持体上の残留現像剤を清掃装置で清掃して像担持体は
繰り返して作像に供し、前記帯電装置を清掃する手段で
清掃する帯電清掃行程と、像担持体上の帯電生成物や現
像剤付着等による画像不良を解消する付着・融着物解消
行程を有する画像形成装置に於いて前記帯電清掃行程の
起動を検知する手段を有し、その検知により、前記帯電
清掃行程の起動終了後は前記付着・融着解消行程を実行
させることを特徴とする画像形成装置。
【0026】(2)前記像担持体は、円筒状のアルミニ
ウム管の表面に、アモルファスシリコンを主材とした、
膜厚が20〜40μmの感光層が形成されていることを
特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
【0027】(3)前記帯電装置は、前記像担持体に非
接触な帯電手段であることを特徴とする(1)又は
(2)に記載の画像形成装置。
【0028】(4)像担持体に対して、帯電装置による
帯電行程、その像担持体帯電面に対する情報書き込み装
置による静電潜像形成行程、その静電潜像の現像装置に
よる現像行程の作像プロセスを適用してトナー像を形成
させ、そのトナー像を転写装置により記録媒体に転写さ
せ、転写後の像担持体上の残留現像剤を清掃装置で清掃
して像担持体は繰り返して作像に供し、前記帯電装置を
清掃する手段で清掃する帯電清掃行程と、像担持体上の
帯電生成物や現像剤付着等による画像不良を解消する付
着・融着物解消行程を有する画像形成装置に於いて、前
記帯電清掃行程の起動を検知する手段を有し、その検知
により、前記帯電清掃行程の起動時は並行して前記付着
・融着解消行程を実行させることを特徴とする画像形成
装置。
【0029】(5)前記潜像担持体は、円筒状のアルミ
ニウム管の表面に、有機導電材料を主材とした、膜厚が
20〜40μmの感光層が形成されていることを特徴と
する(4)に記載の画像形成装置。
【0030】(6)前記帯電装置は、前記像担持体に接
触可能な帯電手段であることを特徴とする(4)又は
(5)に記載の画像形成装置。
【0031】(7)前記付着・融着物解消行程は、一定
量の現像行程により像担持体上に現像剤が転移した状態
で行われることを特徴とする(4)から(6)のいずれ
か1つに記載の画像形成装置。
【0032】
【発明の実施の形態】〈実施形態1〉 (1)画像形成装置例 図1は本実施形態1における画像形成装置の概略構成図
である。本実施形態の画像形成装置は転写式電子写真プ
ロセス利用のデジタルコピー機である。最大画像幅はA
4横の約290mmである。
【0033】a)リーダ部 18はリーダ部であり、原稿ガラス台14上に載置され
ている原稿15を照明ランプ16により光照射し、その
反射光を光電変換素子1ラインCCD19上に結像させ
ることによって画像情報に応じた電気信号に変換する。
すなわち原稿の画像情報を光電読取りする。
【0034】ここで、照明ランプ16によって光照射さ
れた原稿15からの反射光は、移動ミラー17a,17
b,17cに導かれてレンズ17dにより、光電変換素
子19上に結像される。照明ランプ16とミラー17a
は所定のVの速度で原稿ガラス台の下面に沿って左側か
ら右側に移動し、これに連動してミラー17b,17c
がV/2の速度で原稿ガラス台の下面に沿って左側から
右側に移動して原稿面の読取り走査がなされる。
【0035】b)画像形成部 4は画像形成部である。上記リーダ部18の光電変換素
子19によって出力された電気信号は、A/Dコンバー
タ21によりA/D変換されて8ビットのデジタル画像
データとなり、その後で黒色信号生成回路22にて輝度
情報を濃度情報にするために対数変換して画像濃度デー
タとされる。
【0036】上記のように生成した8ビットのデジタル
画像データ信号をレーザ駆動回路24に入力する。この
レーザ駆動回路24は、周知のPWM回路であって入力
された画像濃度信号の大きさに応じて、半導体レーザ2
0の発光時間を制御する。
【0037】1は像担持体としての、回転ドラム型の電
子写真感光体(以下感光ドラムと記す)である。感光ド
ラム1は内周側に設置されたアルミニウム製ドラム等の
導電性支持体の上又は外周に光導電層を形成することに
よって構成され、矢印R1の方向に所定の周速度をもっ
て回転駆動される。例えば、円筒状のアルミニウム管の
表面に、アモルファスシリコンを主材とした、膜厚が2
0〜40μmの感光層が形成されている感光ドラム、あ
るいは円筒状のアルミニウム管の表面に、有機導電材料
を主材とした、膜厚が20〜40μmの感光層が形成さ
れている感光ドラムである。
【0038】上記感光ドラム1の周囲には、帯電装置
2、現像装置7、転写前帯電器5、転写帯電器8、静電
分離帯電装置9、清掃装置(クリーニング装置)13等
が順次配設されている。
【0039】帯電装置2は本実施形態1では非接触帯電
装置であるスコロトロンチャージャーであって、これは
感光ドラム1の表面を所定の極性・電位に一様に一次帯
電するものである。
【0040】この感光ドラム1の一様帯電処理面に対し
て、上記半導体レーザ20から出力された変調レーザ光
3が、ポリゴンミラー28、光学系29、ミラー17f
を介して走査露光されることによって感光ドラム1上に
走査露光情報に対応した静電潜像が形成さる。
【0041】この静電潜像は現像装置7によってトナー
像として現像される。現像装置7には、内部に磁界発生
手段を有する現像剤担持体としての現像ローラ7aが設
けられており、この現像ローラ7aは現像装置内部に貯
蔵されている現像剤トナーを摩擦帯電するとともに感光
ドラム1の表面の静電潜像に対してトナーを供給し、該
静電潜像を現像してトナー像として顕像化する。
【0042】本実施形態例で使用のトナーは1成分磁性
トナー(スチレンアクリル系トナー)であって、その体
積抵抗値は106〜1012Ωcm、臨界表面張力は約3
5dyn/cmである。因に、感光ドラム1表面の臨界
表面張力は40〜45dyn/cmである。
【0043】感光ドラム1上の現像されたトナー像は、
転写効率向上のために、転写前帯電器5で感光ドラム面
との静電吸着力を弱める除電処理を受け、感光ドラム1
と転写帯電器8との対向部である転写部において、該転
写部に対して不図示の給紙部側から転写ガイドなどを介
して所定の制御タイミングで搬送されてきた記録媒体で
ある転写紙P上に感光ドラム1面側から静電転写され
る。転写帯電器8で利用するコロナ放電の極性はトナー
と逆極性である。
【0044】トナー像が転写された転写紙Pは、感光ド
ラム1から静電分離帯電装置9により静電分離される。
この静電分離帯電装置9はコロナ放電を利用してトナー
像の感光ドラム1から転写紙Pへの転写及びトナー像の
転写を受けた転写紙Pの感光ドラム1からの分離を助け
るもので、利用するコロナ放電の極性はトナーと同極性
である。
【0045】トナー像が転写された転写紙Pは、感光ド
ラム1から分離された後に定着装置12に搬送され、こ
こにおいて表面のトナー像が定着され、所望のプリント
画像が形成されて画像形成装置本体の外部に排出され
る。定着装置12は熱定着装置が一般的に用いられてい
る。圧力定着装置もある。
【0046】一方、転写紙分離後の感光ドラム1上に
は、転写行程後の残留トナーが存在し、残留トナーは清
掃装置13により除去される。
【0047】本実施形態例の清掃装置13は、磁気(マ
グネット)ローラにより残留トナーを感光ドラム1から
引き剥がし一様に感光ドラム1に再塗布する清掃補助装
置13mと、一様に再塗布された残留トナーを感光ドラ
ム1上からクリーニングブレードにより掻き落とす主清
掃装置13bから構成されている。
【0048】清掃装置13で残留トナーを掻き落とされ
た感光ドラム1は、前露光ランプ30により残留電荷
(電気的メモリ)を除去され、次の繰り返しの画像形成
に備える。
【0049】上述のような画像形成装置のレーザ走査露
光としては、レーザビームを印刷データに対応してオン
オフすることにより、画像を二値のドットで形成するこ
とが一般的である。このように画像のドットが二値表現
の場合でも、複数のドットで濃度を表現する誤差拡散法
やディザ法を利用すれば、画像を階調表現することがで
きる。
【0050】また、上述のような画像形成装置の感光ド
ラム表面の感光層には、有機化合物感光体が一般的に利
用されているが、これは耐久性が良好でないため、高速
アナログ複写機等にはアモルファスシリコンを主材とし
た感光体の利用されている。
【0051】アモルファスシリコン感光体は、露光によ
り形成される静電潜像の電位分布が、有機化合物感光体
よりもレーザビームの強度分布に近似する。このため、
アモルファスシリコン感光体を感光ドラムの表層に利用
すると、静電潜像がシャープに形成されて主走査方向の
細線なども良好に再現することができる。
【0052】また、現在では画像露光装置のレーザ光源
を二個とし、副走査方向に配列された二本のレーザビー
ムで一個の感光ドラムに二本の主走査線を同時に露光す
ることにより、画像の解像度を低下させることなく形成
速度を向上させた製品もある。
【0053】アモルファスシリコン感光ドラムは、例え
ば直径108mm、厚さ約5mmのアルミニウムシリン
ダ上にグロー放電などによって厚さ30μmのアモルフ
ァスシリコシ感光層が形成されている。アモルファスシ
リコン感光層は、磁気ブラシローラの摺擦やクリーニン
グブレードの当接等により摩耗するが、摩耗については
各摺擦・当接部に於けるトナー量に依存している。一般
的にトナーがブレード当接部に存在すると、トナーの潤
滑作用により摩耗量は少なく、トナーが少ない場合十分
な潤滑作用を得られないことから、摩擦が大きくなり摩
耗量も大きくなることが確認されている。磁気ブラシ摺
擦部では、トナーが少なくなると感光体を摺擦出来ず、
ある程度の転写残・現像トナーの供給が必要となる。ア
モルファスシリコン感光ドラムは、カラーなどで多く使
用されている有機感光体ドラムに比べ、その摩耗量が極
端に少なく長寿命であるのが特徴である。
【0054】そして、この感光ドラムの内部には約80
Wの面状発熱体ヒータが一周分配置され、アルミニウム
シリンダの温度が42℃になるように電力制御されてい
る。
【0055】(2)「帯電清掃行程」と「付着・融着物
解消行程」 a)帯電清掃行程 帯電清掃行程は、前述したように、帯電装置2を清掃す
る行程である。上述の画像形成装置における帯電装置2
は非接触帯電装置であるスコロトロンチャージャーであ
って、この帯電装置2の清掃はコロナワイヤー(放電ワ
イヤー)に対する析出堆積物の除去である。
【0056】具体的には、帯電装置2にワイヤー研磨パ
ッドなどの清掃部材を付加し、この清掃部材を電動駆動
機構の動作によりコロナワイヤーに沿って移動させるこ
とでワイヤーを研磨してワイヤーから析出堆積物を除去
するものである。
【0057】この帯電清掃行程の起動は、条件付けとし
て、例えば、.画像形成装置本体が起動されたとき、
.画像形成装置の積算使用枚数が予め設定した画像形
成枚数に到達する度毎に、.使用者が必要時に起動用
スイッチを操作した任意時点等において、制御回路が清
掃部材電動駆動機構を起動することでなされる。
【0058】b)付着・融着物解消行程 付着・融着物解消行程は、前述したように、像担持体で
ある感光ドラム1の面に対する付着・融着物を除去する
行程である。
【0059】本実施形態例の画像形成装置においては、
この付着・融着物解消行程は、感光ドラム1の清掃装置
13において清掃補助装置13mを停止すなわち磁気ロ
ーラの回転を停止させた状態において感光ドラムを回転
させることで、主清掃装置13bであるクリーニングブ
レードの感光ドラム摺擦力を増大させた状態にして感光
ドラム1面の付着・融着物を除去するようにしている。
【0060】この付着・融着物解消行程は、通常は、感
光ドラム1面に付着・融着物が発生してそれに起因する
許容外の画像欠陥等が発生した場合、これを解消するた
めに使用者が必要時に起動用スイッチを操作した任意時
点等において制御回路が該行程のシーケンスを実行する
ことでなされる。また画像形成装置の積算使用枚数が予
め設定した画像形成枚数に到達する度毎に制御回路が該
行程のシーケンスを実行することで自動的になされる。
【0061】c)上記両行程a)・b)の連繋 本発明は、上記a)の帯電清掃行程と、b)の付着・融
着物解消行程とを連繋させて実行させるようにしたこと
に特徴がある。
【0062】図2は本実施形態例における帯電清掃行程
と付着・融着物解消行程の連繋実行シーケンス図であ
り、帯電清掃行程の起動を検知する手段を有し、その検
知により、帯電清掃行程の起動終了後は付着・融着解消
行程を実行させるようにしている。
【0063】ステップ101:画像形成装置本体が起動
されている状態あるいは画像形成を行っている状態にあ
る。
【0064】ステップ102:制御回路にて帯電構成清
掃行程の起動条件の判断がなされる。ここでは、.画
像形成装置本体の起動、.画像形成装置の積算使用枚
数の規定画像形成枚数到達、.使用者の起動用スイッ
チ任意操作の何れかを起動条件として、帯電清掃行程の
起動が判断される。
【0065】ステップ103:起動判断に基づき帯電清
掃行程がスタートする。この帯電清掃行程は、前述した
ように、制御回路が清掃部材電動駆動機構を起動するこ
とでなされ、ワイヤー研磨パッドなどの清掃部材がコロ
ナワイヤーに沿って移動することでワイヤーが研磨され
て、ワイヤーから析出堆積物が除去される。この帯電清
掃行程は感光ドラム1は回転停止している状態で実行さ
れる。
【0066】ステップ104:所定の帯電清掃動作を行
い、帯電清掃行程が終了する。
【0067】ステップ105および101:これにより
帯電清掃行程は終了し、次の帯電清掃行程起動条件の達
成を待つ。
【0068】この状態では、上記の帯電清掃行程の実行
によりワイヤーから除去された析出堆積物が回転を停止
している感光ドラム1上の帯電装置位置に無数に存在し
ている。
【0069】ステップ106:ここで本実施形態の画像
形成装置では、上記の帯電清掃行程に並行し付着・融着
物解消行程が動作している。付着・融着物解消行程は、
前述したように、感光ドラム1の清掃装置13において
清掃補助装置13mを停止すなわち磁気ローラの回転を
停止させた状態において感光ドラムを回転させること
で、主清掃装置13bであるクリーニングブレードの感
光ドラム摺擦力を増大させた状態にして感光ドラム1面
の付着・融着物を除去する行程である。
【0070】ステップ107:帯電清掃行程がステップ
103で起動されると、その起動を検知する手段(制御
回路)により付着・融着物解消モードへ起動待機の信号
が送られる。
【0071】ステップ108:そして前記の通り帯電清
掃行程はステップ104で終了し、その終了の信号も帯
電清掃行程の起動を検知する手段により付着・融着物解
消モードに送信される。
【0072】ステップ109:信号を受信した付着・融
着物解消モードは、直ちに上記の付着・融着物解消行程
を開始する。
【0073】ステップ110:所定の付着・融着物解消
行程動作を行い、付着・融着物解消行程が終了する。
【0074】上記の付着・融着物解消行程の実行によ
り、この付着・融着物解消行程本来の感光ドラム1面の
付着・融着物の除去がなされると共に、前記帯電清掃行
程の実行時に帯電装置2から感光ドラム1の面に落下し
た除去物質が回転状態になった感光ドラム1により清掃
装置13へ持ち運ばれて感光ドラム上の付着物として付
着・融着物解消行程により除去される。
【0075】ステップ111:その後は、帯電清掃行程
が開始された起動条件により、後の処理に従う。
【0076】具体的には、画像形成装置本体が起動した
ことがその起動の条件であった場合は、画像形成の準備
を行う為の装置前回転動作へ、画像形成枚数が規定枚数
に達したことにより起動されていた場合は、次の画像形
成へ、使用者の任意要望により起動された場合は、画像
形成スタンバイ状態へ、それぞれの処理となる。
【0077】以上のように本実施形態1では、帯電清掃
行程とその起動を検知する手段を持ち、付着・融着物解
消行程を持つ、非接触帯電方式を用いる画像形成装置に
おいて、帯電清掃行程と並行して付着・融着物解消行程
を動作する事で、帯電清掃行程において生じた除去物質
が感光ドラム上に局所的に落下しても、その後の付着・
融着物解消行程により速やかに解消させることが可能で
ある。これにより清掃装置などの感光ドラムに接触する
装置による除去物の引き延ばしと云う画像不良の無い良
好な画像形成を可能にした。
【0078】〈実施形態2〉本実施形態例は、図1の画
像形成装置において、帯電装置2を非接触型帯電装置で
あるスコロトロンチャージャーから、図3のように接触
型帯電装置である帯電ローラ2に変更したものである。
その他の画像形成装置構成に変更はない。
【0079】帯電ローラ2は、芯金2aと、該芯金の外
周りに同心一体にローラ状に形成具備させた導電性弾性
層2bを基本構成とするもので、芯金2aの両端部を回
転自由に軸受保持させ、導電性弾性層2bを感光ドラム
1に所定の押圧力で圧接させて感光ドラム1にほぼ並行
に配設してあり、感光ドラム1の回転に従動して回転す
る、あるいは感光ドラム1と周速度差をもって回転駆動
される。
【0080】40は帯電バイアス印加電源であり、この
電源40から帯電ローラ2に対して芯金2aを介して所
定の帯電バイアスが印加されることで、回転する感光ド
ラム1の外周面が所定の極性・電位に接触帯電処理され
る。
【0081】2cは帯電ローラ2の清掃部材としての摺
擦パッドであり、電磁ソレノイド−プランジャ装置60
により帯電ローラ2に対して接離される。
【0082】上記の帯電バイアス印加電源40と電磁ソ
レノイド−プランジャ装置60は制御回路70により所
定のシーケンスで動作制御される。
【0083】帯電清掃行程は、感光ドラム1が回転し、
帯電ローラ2が回転している状態において、帯電ローラ
2に対して摺擦パッド2cが接触動作制御されることで
実行される。またバイアス印加による帯電清掃とするこ
ともできる。これは、画像形成時以外に画像形成時と逆
バイアスを、電源40から帯電ローラ2に印加すること
により、帯電ローラ2の付着物を感光ドラム1上に電気
的に転移させるものである。
【0084】付着・融着物解消行程は前述の実施形態1
と同様である。
【0085】図4は本実施形態例における帯電清掃行程
と付着・融着物解消行程の連繋実行シーケンス図であ
り、帯電清掃行程の起動を検知する手段を有し、その検
知により、帯電清掃行程の起動時は並行して付着・融着
解消行程を実行させるようにしている。図3は、本実施
形態2における、帯電清掃行程と付着・融着物解消行程
の特徴を示すシーケンス図である。
【0086】ステップ301・302:帯電清掃行程
は、画像形成行程に連動し清掃行程の起動条件の達成を
待機している。
【0087】帯電清掃行程の起動条件は、前記実施形態
1と同様に、.画像形成装置本体の起動、.画像形
成装置の積算使用枚数の規定画像形成枚数到達、.使
用者の起動用スイッチ任意操作などを含むが、本実施形
態に於いてはさらに加えて、.接触帯電方式系におけ
る清掃行程の起動条件にも適用できる。すなわち、規定
画像形成枚数おきに画像形成行程終了後帯電ローラの清
掃行程を行う構成等に適用できるものである。
【0088】上記の何れかを起動条件として、帯電清掃
行程の起動が判断される。
【0089】ステップ303:起動条件が達成される
と、帯電清掃行程は起動される。すなわち上記したよう
に、感光ドラム1と帯電ローラ2が回転している状態に
おいて、帯電ローラ2に対して摺擦パッド2cが接触動
作制御される。バイアス印加による帯電清掃行程の場合
は画像形成時とは逆のバイアスが帯電ローラ2に印加さ
れる。
【0090】ステップ304:帯電清掃行程は、その処
理工程を消化次第終了となる。
【0091】ステップ305・306:ステップ303
の帯電清掃行程の起動を検知する手段(制御回路)によ
り、帯電清掃行程と並行して、付着・融着物解消行程が
起動される。
【0092】前記の実施形態1においては、感光ドラム
1が停止した状態での帯電装置2の清掃行程であったた
め、感光ドラム1の特定箇所に放電ワイヤーからの除去
物が落下していた。しかし、本実施形態においては、帯
電清掃行程と並列に付着・融着物解消行程を行うこと
で、局所的な除去物落下を回転する感光ドラム上に散布
する構成となっている。
【0093】ステップ307:さらに、付着・融着物解
消行程の摺擦能力向上のため、付着・融着物解消行程に
於いて、現像装置7により感光ドラム1面の一定量の現
像を行う。
【0094】ステップ308:この後も付着・融着物解
消行程のための感光ドラム回転を続行する。
【0095】ステップ309:付着・融着物解消行程
は、その処理工程を消化次第終了となる。
【0096】ここで感光ドラム1上にあった帯電ローラ
2からの除去物(トナーや外添剤と云った現像剤や紙粉
など)は、感光ドラム1上の付着物として、付着・融着
物解消行程により除去される。
【0097】ステップ309:その後は、帯電清掃行程
が開始された起動条件により、後の処理に従う。
【0098】具体的には、画像形成装置本体が起動した
ことがその起動の条件であった場合は、画像形成の準備
を行う為の装置前回転動作へ、画像形成枚数が規定枚数
に達したことにより起動されていた場合は、次の画像形
成へ、使用者の任意要望により起動された場合は、画像
形成スタンバイ状態へ、それぞれの処理となる。
【0099】ここで、本実施形態2において、帯電装置
2は前記実施形態1のような非接触型帯電装置であるス
コロトロンチャージャー等であっても構わない。
【0100】以上のように本実施形態2では、帯電清掃
行程とその起動を検知する手段を持ち、付着・融着物解
消行程を持つ、非接触又は接触帯電方式を用いる画像形
成装置において、帯電清掃行程と並行・同期させ付着・
融着物解消行程を動作する事で、帯電清掃行程において
生じた除去物質を局所的に感光ドラム1上に落下する事
を防ぎ、その後一定量の現像を行うことで摺擦力を大き
くした付着・融着物解消行程により、付着物などをより
確実に解消させることが可能となった。これにより帯電
装置の清掃行程による除去物質に起因する、筋状の画像
白抜けと云った画像不良のない、良好な画像形成を達成
する画像形成装置を提供するに至った。
【0101】〈その他〉 1)帯電装置2は、磁気ブラシ帯電装置、ファーブラシ
帯電装置など他のタイプの帯電装置であってもよい。
【0102】2)像担持体からトナー像の転写を受ける
記録媒体はエンドレスベルト状やドラム状の中間転写媒
体であってもよい。
【0103】3)感光ドラム1の帯電処理面に対する像
露光手段は、レーザ走査露光に限られず、LED露光等
の他のデジタル露光手段でも良いし、投影レンズ系等に
よるアナログ露光手段でも良い。
【0104】4)像担持体は感光体に限られず、静電記
録誘電体等であってもよい。この場合は、該誘電体面を
所定の極性・電位に一様に一次帯電した後、除電針ヘッ
ド、電子銃等の除電手段で選択的に除電して目的の画像
情報の静電潜像を書き込み形成する。
【0105】5)実施形態1において、帯電清掃を、画
像形成装置の開閉ドアを開けて(従ってドアスイッチ−
オフ)、コロナワイヤー清掃部材を手動で摺動操作する
或は清掃部材に対してチャージャーを手動で摺動操作す
ることで実行する画像形成装置においても、開閉ドアが
開かれてコロナワイヤー清掃部材或はチャージャーが動
かされたことを検知することでこれを帯電清掃行程の起
動検知となし、その後開閉ドアが閉じられてドアスイッ
チ−オンとなったことを帯電清掃行程の終了とし、これ
に基づいて付着・融着物解消行程を連繋実行させること
で、同様の効果が得られる。
【0106】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、帯電装置
を清掃する帯電清掃行程と、像担持体上の帯電生成物や
現像剤付着等による画像不良を解消する付着・融着物解
消行程を有する画像形成装置に於いて、前記帯電清掃行
程の起動を検知する手段を有し帯電清掃行程の起動と同
期して付着・融着解消行程を行うことにより、非接触・
接触帯電の帯電方式によらず、帯電装置清掃行程に於い
て発生した帯電装置からの除去物質による画像不良(画
像の筋状の白抜け)を解消し、良好な画像形成を達成す
る画像形成装置を提供するに至った。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1にかかる画像形成装置の概略構成
【図2】 実施形態1における帯電清掃行程と付着・融
着物解消行程の連繋実行シーケンス図
【図3】 実施形態2における帯電装置(帯電ローラ)
の構成説明図
【図4】 実施形態2における帯電清掃行程と付着・融
着物解消行程の連繋実行シーケンス図
【符号の説明】
1 像担持体(感光ドラム) 2 帯電装置 3 走査露光光(レーザビーム) 7 現像装置 8 転写帯電器 9 静電分離帯電装置 12 定着装置 13 清掃装置 13b 主清掃装置 13m 清掃補助装置 30 前露光ランプ P 記録媒体である印刷用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 510 G03G 21/00 310 21/14 372 Fターム(参考) 2H027 DA26 DA32 DA35 DA42 DE07 DE09 EA09 EC14 EC18 EC20 ED02 ED03 ED27 ED28 EE02 EE05 EE07 EE08 EF02 EF09 HB02 HB06 HB14 HB19 ZA07 2H068 AA21 AA52 AA54 CA32 DA21 DA72 2H134 GA01 GA02 GA06 GB02 GB05 GB08 HA01 HA07 HA08 HA11 HA13 HA16 HB11 HC00 HC08 HD00 HD17 HD18 HF16 KA28 KB03 KB05 KB06 KB07 KB09 KB14 KC00 KC01 KG01 KG08 KH01 KH15 KH16 2H200 GA16 GA18 GA20 GA23 GA24 GA32 GA33 GA34 GA46 GB12 GB14 GB22 GB25 GB41 HA02 HA12 HB03 HB07 HB12 HB17 HB28 JA02 JC02 JC03 KA02 LA24 LA28 LB02 LB03 LB05 LB08 LB13 LB38 LB39 LB40 NA02 PA03 PA17 PB32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に対して、帯電装置による帯電
    行程、その像担持体帯電面に対する情報書き込み装置に
    よる静電潜像形成行程、その静電潜像の現像装置による
    現像行程を適用してトナー像を形成させ、そのトナー像
    を転写装置により記録媒体に転写させ、転写後の像担持
    体上の残留現像剤を清掃装置で清掃して像担持体は繰り
    返して作像に供し、前記帯電装置を清掃する手段で清掃
    する帯電清掃行程と、像担持体上の帯電生成物や現像剤
    付着等による画像不良を解消する付着・融着物解消行程
    を有する画像形成装置に於いて、 前記帯電清掃行程の起動を検知する手段を有し、その検
    知により、前記帯電清掃行程の起動終了後は前記付着・
    融着解消行程を実行させることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体は、円筒状のアルミニウム
    管の表面に、アモルファスシリコンを主材とした、膜厚
    が20〜40μmの感光層が形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記帯電装置は、前記像担持体に非接触
    な帯電手段であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体に対して、帯電装置による帯電
    行程、その像担持体帯電面に対する情報書き込み装置に
    よる静電潜像形成行程、その静電潜像の現像装置による
    現像行程の作像プロセスを適用してトナー像を形成さ
    せ、そのトナー像を転写装置により記録媒体に転写さ
    せ、転写後の像担持体上の残留現像剤を清掃装置で清掃
    して像担持体は繰り返して作像に供し、前記帯電装置を
    清掃する手段で清掃する帯電清掃行程と、像担持体上の
    帯電生成物や現像剤付着等による画像不良を解消する付
    着・融着物解消行程を有する画像形成装置に於いて、 前記帯電清掃行程の起動を検知する手段を有し、その検
    知により、前記帯電清掃行程の起動時は並行して前記付
    着・融着解消行程を実行させることを特徴とする画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記潜像担持体は、円筒状のアルミニウ
    ム管の表面に、有機導電材料を主材とした、膜厚が20
    〜40μmの感光層が形成されていることを特徴とする
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記帯電装置は、前記像担持体に接触可
    能な帯電手段であることを特徴とする請求項4又は5に
    記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記付着・融着物解消行程は、一定量の
    現像行程により像担持体上に現像剤が転移した状態で行
    われることを特徴とする請求項4から6のいずれか1つ
    に記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2007101868A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
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