JP4742795B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、像担持体に対向して配置され、この像担持体に付与する電荷を発生する電荷付与部材と、この像担持体と電荷付与部材との間に配置され、電荷付与部材によるこの像担持体への帯電を制御する帯電制御部材とを有する帯電器を備えた画像形成装置に関する。
従来より、所定の方向に移動しながら帯電され露光を受けることにより静電潜像が形成される像担持体表面に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を得、このトナー像を最終的に記録媒体に転写および定着することにより、記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置が知られている。
この様な画像形成装置のなかには、上記像担持体に対向して配置され、この像担持体に付与する電荷を発生する電荷付与部材と、この像担持体とこの電荷付与部材との間に配置され、電荷付与部材による像担持体への帯電を制御する帯電制御部材とを有する帯電器を備え、この帯電器により像担持体表面を帯電するものがある。
上述したような帯電器を備える画像形成装置については、プリント枚数がある値に到達するたびにこれら構成部材のクリーニングを行う提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、電源オフの状態のまま長時間が経過した画像形成装置では、帯電器の各構成部材に錆や放電生成物などが付着している可能が高いことから、電源オン後、ジョブ開始前にこれら部材のクリーニングを済ませておくことが考えられる。
特開平3−274067号公報
ところが、放電生成物は水分をふくみやすい特性を有することから、このクリーニングを高湿下で行うとすると、このクリーニングにより感光体上に落下した放電生成物は水分をふくむことで低抵抗となることから、転写時にその部分のトナー像が記録用紙に転写されず、いわゆる白抜けが発生して画質が低下するおそれがある。
一方、この画像形成装置が低湿の環境下におかれている場合には、ジョブ開始前にこれら部材の清掃を行ったとしても、この清掃により感光体表面に落下した放電生成物がふくむ水分は少ないことから、いゆる白抜けの発生は見られないものの、稼働時間が長くなるにつれて、帯電不良が原因と見られるスジが画像に現れるとの報告がなされている。
本発明は、上記事情に鑑み、画質の低下の抑制が図られた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置のうちの第1の画像形成装置は、
所定の方向に移動しながら帯電され露光を受けることにより静電潜像が形成される像担持体表面に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を得、このトナー像を最終的に記録媒体に転写および定着することにより、この記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
上記像担持体に対向して配置され、この像担持体に付与する電荷を発生する電荷付与部材と、上記像担持体と上記電荷付与部材との間に配置され、この電荷付与部材によるこの像担持体への帯電を制御する帯電制御部材とを有する帯電器、
上記電荷付与部材および上記帯電制御部材のうちの少なくとも一方の部材に接して移動しこの部材をクリーニングするクリーニング部材、
上記クリーニング部材を移動させてこのクリーニング部材に上記少なくとも一方の部材をクリーニングさせるクリーニング制御部、
湿度を検出する湿度センサ、
記録媒体上に転写されたトナー像を加熱してこの記録媒体上に定着する定着器、
上記定着器の温度を検出する温度センサ、および
上記湿度センサによる検出結果が所定値以上の湿度を表し、かつ、上記温度センサによる検出結果が所定値未満の温度を表している場合には、上記クリーニング部材の動作を禁止し、上記湿度センサによる検出結果が所定値未満の湿度を表すか、または、上記温度センサによる検出結果が上記所定値以上の温度を表す場合には、上記クリーニング部材の動作を許容するクリーニング動作許否部を備えたことを特徴とする。
本発明の第1の画像形成装置では、装置の電源投入からさほど時間が経過していないために電源投入による装置内温度の上昇に伴う除湿効果が未だ見込めない可能性が高い、定着器の温度が所定値未満で、かつ、今現在、所定値以上の湿度環境下にある場合には、この装置が長時間に及ぶ電源オフ期間を経たことで、多量の水分を含んだ放電生成物が大量に帯電器に付着していると仮定して、クリーニングの実施によってこれら放電生成物が像担持体表面に落下しないようにクリーニングの実施を禁止し、放電生成物の水分含有量が少ないと考えられる、湿度が所定値未満の場合、または、電源投入による装置内温度の上昇に伴う除湿効果が見込める、定着器の温度が所定値以上の場合にはクリーニングの実施を許容する。したがって、本発明の第1の画像形成装置によれば、多量の水分を含む放電生成物が像担持体表面に落下することによる、いわゆる白抜けの発生を抑え、画質の低下を抑制することができる。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置のうちの第2の画像形成装置は、
所定の方向に移動しながら帯電され露光を受けることにより静電潜像が形成される像担持体表面に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を得、このトナー像を最終的に記録媒体に転写および定着することにより、この記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
上記像担持体に対向して配置され、この像担持体に付与する電荷を発生する電荷付与部材と、上記像担持体と上記電荷付与部材との間に配置され、この電荷付与部材によるこの像担持体への帯電を制御する帯電制御部材とを有する帯電器、
上記電荷付与部材および上記帯電制御部材のうちの少なくとも一方の部材に接して移動しこの部材をクリーニングするクリーニング部材、
上記クリーニング部材を移動させてこのクリーニング部材に上記少なくとも一方の部材をクリーニングさせるクリーニング制御部、
湿度を検出する湿度センサ、
この画像形成装置への電源投入からの経過時間を計時するタイマ、および
上記湿度センサによる検出結果が所定値以上の湿度を表し、かつ、上記タイマによる計時結果が所定時間以内を表している場合には、上記クリーニング部材の動作を禁止し、上記湿度センサによる検出結果が所定値未満の湿度を表すか、または、上記タイマによる計時結果が上記所定時間以外である場合には、上記クリーニング部材の動作を許容するクリーニング動作許否部を備えたことを特徴とする。
本発明の第2の画像形成装置では、電源投入による装置内温度の上昇に伴う除湿効果が未だ見込めない可能性が高い、電源投入から所定時間以内の場合、かつ、今現在、所定値以上の湿度環境下にある場合には、この装置が長時間に及ぶ電源オフ期間を経たことで、多量の水分を含んだ放電生成物が大量に帯電器に付着していると仮定して、クリーニングの実施によってこれら放電生成物が像担持体表面に落下しないようにクリーニングの実施を禁止し、放電生成物の水分含有量が少ないと考えられる、湿度が所定値未満の場合、または、電源投入による装置内温度の上昇に伴う除湿効果が見込める、電源投入からの時間が所定時間以上である場合にはクリーニングの実施を許容する。したがって、本発明の第2の画像形成装置によれば、多量の水分を含む放電生成物が像担持体表面に落下することによる、いわゆる白抜けの発生を抑え、画質の低下を抑制することができる。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置のうちの第3の画像形成装置は、
所定の方向に移動しながら帯電され露光を受けることにより静電潜像が形成される像担持体表面に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を得、このトナー像を最終的に記録媒体に転写および定着することにより、この記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
上記像担持体に対向して配置され、この像担持体に付与する電荷を発生する電荷付与部材と、上記像担持体と上記電荷付与部材との間に配置され、この電荷付与部材によるこの像担持体への帯電を制御する帯電制御部材とを有する帯電器、
上記電荷付与部材および上記帯電制御部材のうちの少なくとも一方の部材に接して移動しこの部材をクリーニングするクリーニング部材、
上記クリーニング部材を移動させてこのクリーニング部材に上記少なくとも一方の部材をクリーニングさせるクリーニング制御部、および
湿度を検出する湿度センサを備え、
上記クリーニング制御部は、上記湿度センサによる検出結果が所定値未満の湿度を表す場合には、検出結果が所定値以上の湿度を表す場合よりも、上記クリーニング部材よるクリーニング部材の移動頻度を増加させるものであることを特徴とする。
像担持体の抵抗値は低湿になればなるほど高くなることから、像担持体に所定量の電荷を付与するためには帯電器の出力を高くする必要がある。放電生成物は帯電器の出力が高ければ高いほど、発生しやすく、帯電器に付着しやすくなる。したがって、本発明の第3の画像形成装置では、湿度が所定値未満である場合のクリーニング部材の移動頻度を、湿度が所定値以上である場合に比べて増加させている。したがって、本発明の第3の画像形成装置によれば、帯電器に付着する放電生成物による帯電不良を抑え、画質の低下を抑制することができる。
本発明の画像形成装置によれば、画質の低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の画像形成装置の一実施形態を示す概略図である。
図1に示す、本実施形態のプリンタ1は、帯電器11により所定の電荷が付与された、矢印Aの向きに回転する感光体10の表面に、送信されてきた画像データに基づいて露光器12で生成した露光光を照射することで静電潜像を形成し、形成した静電潜像を現像器13に収容したトナーで現像し、この現像により得られたトナー像を、用紙トレイ16から用紙搬送装置16aにより引き出され矢印Bに向きに搬送されてきた記録用紙上に転写器14によって転写し、定着器15により定着することにより記録用紙上に画像を形成するモノクロ画像専用機である。
図1には、帯電器11の構成要素である、感光体10に付与する電荷を発生する、金メッキが施されたタングステンワイヤ111と、感光体10とタングステンワイヤ111との間に配置され、タングステンワイヤ111による感光体10への帯電を制御するステンレス製のメッシュ112と、カバー113と、タングステンワイヤ用の第1クリーナ111aと、メッシュ用の第2クリーナ112aとが示されている。
また、図1には、定着器15に定着器151の温度を検出する温度センサ151が配設されている様子が示されている。尚、感光体10は、図1の向こう側から手前側の方向に延在する部材であることから、これらタングステンワイヤ111、メッシュ112、およびカバー113も図1の向こう側から手前側の方向に延在している。
図2および図3は、図1に示す帯電器の概略構成図である。
図2に示すように、帯電器11は、図1に示す構成要素の他に、第1クリーナ111aが第1アーム1141を介して、第2クリーナ112aが第2アーム1142を介して固定されたフレーム114と、このフレーム114に取りつけられた、回転軸115aを有するモータ115と、このモータ115の回転軸115aに取りつけられたピニオン1151に噛合する、帯電器11のカバーの上面に配設されたラック116とを構成要素としている。尚、図2には、フレーム114に配設され、帯電器周囲の湿度を検出する湿度センサ17、および、モータ115の電気コード115bも示されている。
図3には、図2に示す矢印Cの向きにフレーム114を見た場合が示されており、ここには、モータ115が回転することで、第1クリーナ111aおよび第2クリーナ112aが固定されたフレーム114が図3における左右方向に移動できるように、モータ115の回転軸115aに取りつけられているピニオン115aとラック116とが噛合している様子が示されている。
このプリンタ1では、モータ115を回転させることで、第1クリーナ111aおよび第2クリーナ112aが固定されたフレーム114が図3における左右方向に移動することで、タングステンワイヤ111およびメッシュ112に付着した放電生成物等のクリーニングができるようになっている。尚、図3には、図示の煩雑さを避けるため、カバー113の図示は省略している。また、フレーム114は、不図示のガイド部材に挟まれており、これにより、フレーム114は、モータ115の回転駆動により図3における左右方向にスムーズに移動可能となっている。
図4は、本実施形態のプリンタの制御ブロック図である。
図4には、このプリンタ1全体の制御を行う制御部20、このプリンタ1における通算のプリント枚数をカウントするカウンタ21、帯電器15の構成要素であるモータ115の回転を制御するモータ制御部22、帯電器11の周囲の湿度を検出する湿度センサ17、および、定着器15の温度を検出する温度センサ151が示されている。尚、図4には、モータ制御部22と不図示のモータ115とを繋ぐ電気コード115bが示されている。
本実施形態のプリンタ1では、湿度センサ17による検出結果が相対湿度(RH)が65%以上の湿度を表し、かつ、温度センサ151による検出結果が50℃未満の温度を表している場合には、モータ15に対する動作指示はなされないようになっている。これは、プリンタの電源投入からさほど時間が経過していないために電源投入によるプリンタ内温度の上昇に伴う除湿効果が未だ見込めない可能性が高い、定着器15の温度が50℃未満で、かつ、今現在、RH65%以上の湿度環境下にある場合には、この装置が長時間に及ぶ電源オフ期間を経たことで、多量の水分を含んだ放電生成物が大量に帯電器に付着していると仮定して、クリーニングの実施によってこれら放電生成物が感光体表面に落下しないようにクリーニングの実施を禁止し、放電生成物の水分含有量が少ないと考えられる、湿度がRH65%未満の場合、または、電源投入によるプリンタ内温度の上昇に伴う除湿効果が見込める、定着器15の温度が50℃以上の場合にはクリーニングの実施を許容する。したがって、本実施形態のプリンタ1によれば、多量の水分を含む放電生成物が感光体上に落下することによる、いわゆる白抜けの発生を抑え、画質の低下を抑制することができる。
図5は、本実施形態のプリンタの制御部において、電源投入により実行されるルーチンのフローチャートである。
図5に示すステップS1では、湿度センサ17による検出結果が65%RH以上か否かを判定し、65%RH以上であると判定すると、ステップS2に進み、ステップS2では、温度センサ151による検出結果が50℃以上か否かを判定する。ステップS1において、65%RH未満であると判定すると、ステップS3に進む。ステップS2において、50℃未満であると判定すると、ステップS1に戻り、50℃以上であると判定すると、ステップS3に進み、前回のクリーニングの実施からのプリント枚数が100枚を越えているか否かを判定する。ステップS3において、100枚未満であると判定すると、ステップS1に戻り、100枚以上であるとすると、ステップS4に進み、クリーニングを実施し、その後、ステップS1に戻る。
尚、以上に説明した実施形態では、プリンタの電源投入からさほど時間が経過していないために電源投入によるプリンタ内温度の上昇に伴う除湿効果が未だ見込めない可能性が高いとする定着器温度を50℃未満とし、画質を低下させる水分量を放電生成物が含む湿度を65%RH以上としている例を挙げて説明したが、本発明は、プリンタの電源投入からさほど時間が経過していないために電源投入によるプリンタ内温度の上昇に伴う除湿効果が未だ見込めない可能性が高いと判定できる定着器温度であれば、50℃未満に限るものではなく、また、画質を低下させる水分量が放電生成物に含まれるのであれば、湿度が65%RH以上に限るものでもない。
次に、本発明の第2の画像形成装置の一実施形態について説明する。
本実施形態のプリンタと、第1の画像形成装置の一実施形態であるプリンタ1との間の相違点は、プリンタ1では、湿度センサ17による検出結果が相対湿度(RH)が65%以上の湿度を表し、かつ、温度センサ151による検出結果が50℃未満の温度を表している場合にモータ15に対する動作指示はなされないようになっているのに対し、本実施形態のプリンタでは、湿度センサ17による検出結果が相対湿度(RH)が65%以上の湿度を表し、かつ、タイマにより計時した電源投入からの経過時間が所定時間未満の場合にモータ15に対する動作指示はなされないようになっている点であり、本実施形態のプリンタの概略構成図、および、本実施形態のプリンタに備えられている帯電器の概略構成図は、図1および図2に示す図と同じ図となるので図示および説明は省略する。
図6は、本実施形態のプリンタの制御ブロック図である。
図6に示す、本実施形態のプリンタの制御ブロック図と、プリンタ1の、図4に示す制御ブロック図との間の相違点は、図4に示す温度センサ151が、図6ではタイマ23に置き換えられている点である。
本実施形態のプリンタでは、このタイマ23によって電源投入からの経過時間を計時しており、今現在、65%RH以上の湿度環境下にあり、かつ、電源投入によるプリンタ内温度の上昇に伴う除湿効果が未だ見込めない可能性が高い、電源投入から10分以内の場合には、このプリンタが長時間に及ぶ電源オフ期間を経たことで、多量の水分を含んだ放電生成物が大量に帯電器に付着していると仮定して、クリーニングの実施によってこれら放電生成物が感光体表面に落下しないようにクリーニングの実施を禁止し、放電生成物の水分含有量が少ないと考えられる、湿度が65%RH未満の場合、または、電源投入によるプリンタ内温度の上昇に伴う除湿効果が見込める、電源投入からの時間が10分以上である場合にはクリーニングの実施を許容する。したがって、本実施形態のプリンタによれば、多量の水分を含む放電生成物が感光体表面に落下することによる、いわゆる白抜けの発生を抑え、画質の低下を抑制することができる。
図7は、本実施形態のプリンタの制御部において、電源投入により実行されるルーチンのフローチャートである。
図7に示すステップS11では、湿度センサ17による検出結果が65%RH以上か否かを判定し、65%RH以上であると判定すると、ステップS12に進み、ステップS12では、タイマ23による計時結果が10分以上か否かを判定する。ステップS11において、65%RH未満であると判定すると、ステップS13に進む。ステップS12において、10分未満であると判定すると、ステップS11に戻り、10分以上であると判定すると、ステップS13に進み、前回のクリーニングの実施からのプリント枚数が100枚を越えているか否かを判定する。ステップS13において、100枚未満であると判定すると、ステップS11に戻り、100枚以上であるとすると、ステップS4に進み、クリーニングを実施し、その後、ステップS11に戻る。
尚、以上に説明した実施形態では、電源投入によるプリンタ内温度の上昇に伴う除湿効果が未だ見込めない可能性が高いとするタイマ時間を10分未満とし、画質を低下させる水分量を放電生成物が含む湿度を65%RH以上としている例を挙げて説明したが、本発明は、電源投入によるプリンタ内温度の上昇に伴う除湿効果が未だ見込めない可能性が高いと判定できるタイマ時間であれば、10分未満に限るものではなく、また、画質を低下させる水分量が放電生成物に含まれるのであれば、湿度が65%RH以上に限るものでもない。
最後に、本発明の第3の画像形成装置の実施形態について説明する。
本実施形態のプリンタの概略構成図、本実施形態のプリンタに備えられている帯電器の概略構成図、および、本実施形態のプリンタの制御ブロック図は、プリンタ1の図1、図2、および図4と同じ図となるので、これらの図示および説明は省略する。
感光体の抵抗値は低湿になればなるほど高くなることから、所定の電荷を感光体表面に付与するには、高湿の時に比べ帯電器の出力を高くする必要があり、放電生成物は帯電器の出力が高ければ高いほど発生しやすくなり、また、帯電器に付着しやすくなる。
本実施形態のプリンタでは、湿度が40%RH未満である場合のクリーニングの頻度を、湿度が40%RH以上である場合に比べて増加させることで、帯電器に付着する放電生成物による帯電不良を抑え、画質の低下を抑制している。
図8は、本実施形態のプリンタに電源投入がなされると実行されるルーチンのフローチャートである。
図8に示すステップS21では、湿度センサ17による検出結果が、40%RH未満か否かを判定し、ステップS21において、40%RH未満であると判定すると、ステップS22に進み、前回のクリーニングの実施からのプリント枚数が50枚を越えているか否かを判定する。ステップS21において、40%RH以上であると判定すると、ステップS23に進み、前回のクリーニングの実施からのプリント枚数が100枚を越えているか否かを判定する。ステップS22において、プリント枚数が50枚を越えていないと判定すると、ステップS21に戻り、プリント枚数が50枚を越えていると判定すると、ステップS24に進み、クリーニングの実施を指示する。その後、ステップS21に戻る。ステップS23において、プリント枚数が100枚を越えていないと判定すると、ステップS21に戻り、プリント枚数が100枚を越えていると判定すると、ステップS24に進む。
尚、以上に説明した実施形態では、像担持体の抵抗値が、画質を低下させるほどの放電生物を帯電器に付着させる出力を帯電器に課す湿度を40%RH未満としている例を挙げて説明したが、本発明は、画質を低下させるほどの放電生物を帯電器に付着させる出力を帯電器に課す湿度であればこれに限るものではない。
本発明の第1の画像形成装置の一実施形態を示す概略図である。 図1に示す帯電器の概略構成図である。 図1に示す帯電器の概略構成図である。 本実施形態のプリンタの制御ブロック図である。 本実施形態のプリンタの制御部において、電源投入により実行されるルーチンのフローチャートである。 本実施形態のプリンタの制御ブロック図である。 本実施形態のプリンタの制御部において、電源投入により実行されるルーチンのフローチャートである。 本実施形態のプリンタに電源投入がなされると実行されるルーチンのフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタ
11 帯電器
111 タングステンワイヤ
111a 第1クリーナ
112 メッシュ
112a 第2クリーナ
113 カバー
114 フレーム
115 モータ
1151 ピニオン
115a 回転軸
115b 電気コード
116 ラック
15 定着器
151 温度センサ
17 湿度センサ
20 制御部
21 カウンタ
22 モータ制御部
23 タイマ

Claims (2)

  1. 所定の方向に移動しながら帯電され露光を受けることにより静電潜像が形成される像担持体表面に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を得、該トナー像を最終的に記録媒体に転写および定着することにより、該記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    前記像担持体に対向して配置され、該像担持体に付与する電荷を発生する電荷付与部材と、前記像担持体と前記電荷付与部材との間に配置され、該電荷付与部材による該像担持体への帯電を制御する帯電制御部材とを有する帯電器、
    前記電荷付与部材および前記帯電制御部材のうちの少なくとも一方の部材に接して移動し該部材をクリーニングするクリーニング部材、
    前記クリーニング部材を移動させて該クリーニング部材に前記少なくとも一方の部材をクリーニングさせるクリーニング制御部、
    湿度を検出する湿度センサ、
    記録媒体上に転写されたトナー像を加熱して該記録媒体上に定着する定着器、
    前記定着器の温度を検出する温度センサ、および
    前記湿度センサによる検出結果が所定値以上の湿度を表し、かつ、前記温度センサによる検出結果が所定値未満の温度を表している場合には、前記クリーニング部材の動作を禁止し、前記湿度センサによる検出結果が所定値未満の湿度を表すか、または、前記温度センサによる検出結果が前記所定値以上の温度を表す場合には、前記クリーニング部材の動作を許容するクリーニング動作許否部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 所定の方向に移動しながら帯電され露光を受けることにより静電潜像が形成される像担持体表面に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を得、該トナー像を最終的に記録媒体に転写および定着することにより、該記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    前記像担持体に対向して配置され、該像担持体に付与する電荷を発生する電荷付与部材と、前記像担持体と前記電荷付与部材との間に配置され、該電荷付与部材による該像担持体への帯電を制御する帯電制御部材とを有する帯電器、
    前記電荷付与部材および前記帯電制御部材のうちの少なくとも一方の部材に接して移動し該部材をクリーニングするクリーニング部材、
    前記クリーニング部材を移動させて該クリーニング部材に前記少なくとも一方の部材をクリーニングさせるクリーニング制御部、
    湿度を検出する湿度センサ、
    この画像形成装置への電源投入からの経過時間を計時するタイマ、および
    前記湿度センサによる検出結果が所定値以上の湿度を表し、かつ、前記タイマによる計時結果が所定時間以内を表している場合には、前記クリーニング部材の動作を禁止し、前記湿度センサによる検出結果が所定値未満の湿度を表すか、または、前記タイマによる計時結果が前記所定時間以外である場合には、前記クリーニング部材の動作を許容するクリーニング動作許否部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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