JP2000227700A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2000227700A
JP2000227700A JP11028362A JP2836299A JP2000227700A JP 2000227700 A JP2000227700 A JP 2000227700A JP 11028362 A JP11028362 A JP 11028362A JP 2836299 A JP2836299 A JP 2836299A JP 2000227700 A JP2000227700 A JP 2000227700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
cleaning device
image forming
unit
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11028362A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Nagao
佳明 長尾
Kokichi Haga
浩吉 芳賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11028362A priority Critical patent/JP2000227700A/ja
Publication of JP2000227700A publication Critical patent/JP2000227700A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 帯電チャージャのセット不良と、クリーニン
グ装置の待機不良とを、効果的に検出して、常に正常な
コピーのとれる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 像担持体に対向して挿脱可能に配設さ
れ、像担持体の表面を一様に帯電する帯電手段4を備え
た画像形成装置において、帯電手段4に、帯電手段4の
構成部材23、24のうちの1つまたは複数の構成部材
の汚れを清掃するときには帯電手段4の長手方向に移動
し、汚れを清掃しないときには帯電手段4の両端部のう
ちのいずれかの定められた待機位置に待機するクリーニ
ング装置25を備え、帯電手段4の正常な位置への配設
の有無と、帯電手段4におけるクリーニング装置25の
待機位置への待機の有無とを併せて検出する検出手段7
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術範囲】この発明は、画像形成装置に
関し、特に帯電手段を有する複写機、プリンタ、ファク
シミリ、またはそれらの複合機などの電子写真方式を用
いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機などの画像形成装置に
おいては、像担持体たる感光体の表面を一様に帯電する
帯電手段たる帯電チャージャを、装置本体から挿脱可能
に、または感光体や帯電手段などを一体とした集合ユニ
ットたるプロセスカートリッジから挿脱可能に配設して
いる。
【0003】これは、帯電チャージャの清掃や交換など
のメンテナンスが容易にできるようにするためである。
すなわち、帯電チャージャの主要な構成部材である帯電
ワイヤや帯電グリッドは、稼動時間の経過と共に、トナ
ーなどによる汚れや劣化が発生する場合がある。そのよ
うな不具合が発生したときには、ユーザまたはサービス
マンによって、帯電チャージャの挿脱が行われている。
【0004】また、近年、帯電チャージャにおいては、
トナーなどによる帯電ワイヤや帯電グリッドの汚れを清
掃するためのクリーニング装置を備えたものが多くみら
れる。このクリーニング装置は、清掃すべき帯電ワイヤ
や帯電グリッドなどの一部に直接当接するクリーニング
パッドを有しており、これを帯電チャージャの長手方向
に移動させることにより、その長手方向の全域にわたっ
て清掃をしている。
【0005】通常、このクリーニング装置は、清掃を行
うとき以外には、コピー画像に影響を及ぼさないよう
に、非画像領域のうちのあらかじめ定められた位置に待
機させられる。そして、清掃を行うときにのみ、その待
機位置から上述したように長手方向に移動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の画像形成装
置では、ユーザやサービスマンなどの作業者が、上述し
た帯電チャージャのメンテナンス後に、その帯電チャー
ジャをもとの位置にセットすることを忘れたり、または
不十分な状態でセットした場合に、そのことに気がつか
ずにそのままコピーが開始されて、正常なコピーがとれ
ないなどといった不具合があった。
【0007】また、帯電チャージャのクリーニング装置
が、上述の正常な待機位置にない場合に、そのことに気
がつかずにそのままコピーが開始されても、同様に正常
なコピーがとれないなどといった不具合があった。
【0008】したがって、この発明は、帯電チャージャ
のセット不良と、クリーニング装置の待機不良とを、効
果的に検出して、常に正常なコピーのとれる画像形成装
置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するためになされたものであり、すなわち、添付図
面に付した符号をカッコ内に付記すると、この発明は、
像担持体(1)に対向して挿脱可能に配設され、像担持
体(1)の表面を一様に帯電する帯電手段(4)を備え
た画像形成装置において、帯電手段(4)に、帯電手段
(4)の構成部材(23、24)のうちの1つまたは複
数の構成部材の汚れを清掃するときには帯電手段(4)
の長手方向に移動し、汚れを清掃しないときには帯電手
段(4)の両端部のうちのいずれかの定められた待機位
置に待機するクリーニング装置(25)を備え、帯電手
段(4)の正常な位置への配設の有無と、帯電手段
(4)におけるクリーニング装置(25)の待機位置へ
の待機の有無とを併せて検出する検出手段(7)を設け
たことを特徴とする画像形成装置である。
【0010】その際、帯電手段(4)を、少なくとも像
担持体(1)と一体の集合ユニット(31)として形成
しても良い。
【0011】また、この発明は、像担持体(1)に対向
して挿脱可能に配設され、像担持体(1)に向けて放電
するコロナ放電手段(4)を備えた画像形成装置におい
て、コロナ放電手段(4)に、コロナ放電手段(4)の
構成部材(23、24)のうちの1つまたは複数の構成
部材の汚れを清掃するときには前記コロナ放電手段の長
手方向に移動し、前記汚れを清掃しないときにはコロナ
放電手段(4)の両端部のうちのいずれかの定められた
待機位置に待機するクリーニング装置(25)を備え、
コロナ放電手段(4)の正常な位置への配設の有無と、
コロナ放電手段(4)におけるクリーニング装置(2
5)の待機位置への待機の有無とを併せて検出する検出
手段(7)を設けたことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面にしたがって詳細に説明する。図1および図2に、こ
の発明によるカラー画像形成装置における内部全体の概
要構成を示し、図1は本体フレーム9に対して前部筐体
たる前フレーム8を閉じた状態、図2はこれを開いた状
態である。
【0013】図1において、像担持体たる可撓性の感光
体ベルト1は、回動ローラ2・3間に架設され、回動ロ
ーラ2の回転駆動により図中矢印A方向(時計方向)に
搬送される。この感光体ベルト1の表面は、帯電手段た
る帯電チャージャ4にて均一に帯電されるとともに、静
電像露光手段たるレーザ書き込みユニット5にて露光さ
れる。そして、カラー現像装置6により、イエロ、マゼ
ンタ、シアン、黒の現像剤(トナー)をそれぞれ有する
4つの現像器にて各色毎に現像される。
【0014】また、中間転写体たる中間転写ベルト10
は、回動ローラ11・12の間に架設され、回動ローラ
11の回転駆動により図中矢印B方向(反時計方向)に
搬送される。感光体ベルト1と中間転写ベルト10は、
感光体ベルト1の回動ローラ3部で接触している。その
接触部の中間転写ベルト10側には、導電性を有するバ
イアスローラ13が中間転写ベルト10の裏面に所定の
条件で接触している。
【0015】次に、このカラー画像形成装置の画像形成
動作について説明する。図1において、感光体ベルト1
は、帯電チャージャ4により一様に帯電された後、レー
ザ書き込みユニット5により、画像情報に基づき走査露
光されて表面に静電潜像が形成される。ここで、露光す
る画像情報は、所望のフルカラー画像をイエロ、シア
ン、マゼンタおよび黒の色情報に分解した単色の画像情
報であり、この情報により半導体レーザ(図示せず)で
発生されたレーザビームLは、図示省略した光学装置に
より走査および光路調整される。
【0016】ここで形成された静電潜像は、カラー現像
装置6の4つの現像器によりイエロ、シアン、マゼンタ
および黒のトナーで各々単色現像され、感光体ベルト1
上に各々の色画像が順次形成される。
【0017】図中矢印A方向に回転する感光体ベルト1
上に形成された各単色画像像は、感光体ベルト1と同期
して、図中矢印B方向に回転する中間転写ベルト10上
に、イエロ、シアン、マゼンタおよび黒の単色毎に、バ
イアスローラ13に印加された所定の転写バイアスによ
り順次重ね転写される。
【0018】中間転写ベルト10上に重ね合わされたイ
エロ、シアン、マゼンタおよび黒の画像は、給紙台(給
紙カセット)17から給紙ローラ18、搬送ローラ対1
9A・19B、レジストローラ対20A・20Bを経て
転写部へ搬送された転写紙17A上に転写ローラ14に
より一括転写される。転写終了後、転写紙17Aは、定
着装置80により定着されて、フルカラー画像が完成
し、排紙ローラ対81A・81Bを経て排紙スタック部
82上に排出される。
【0019】なお、図中15は、感光体ベルト1に常時
当接し、感光体ベルト1上のトナーをクリーニングする
クリーニング部材15Aを含むクリーニング装置、およ
び廃棄トナー回収容器、図中16は、中間転写ベルト1
0のクリーニング装置で、該クリーニング装置16のク
リーニングブレード16Aは、画像形成動作中には中間
転写ベルト10表面から離間した位置に保持され、形成
像が上述の転写紙17A上に転写された後に中間転写ベ
ルト10表面に当接される。
【0020】中間転写ベルト10上よりクリーニングブ
レード16Aによって掻き取られた廃棄トナーは、クリ
ーニング装置16内に設けられたオーガ16Bにより、
図面手前方向に搬送され、さらにプロセスカートリッジ
31の手前側面に設けられた、図示を省略した搬送部に
より廃棄トナー回収容器15Cに搬送される。所定量以
上の廃棄トナーが廃棄トナー回収容器15C内に収容さ
れた時点でプロセスカートリッジ31に対し交換するこ
とにより、プロセスカートリッジ31の長寿命化が図ら
れる。
【0021】また、感光体ベルト1、帯電チャージャ
4、中間転写ベルト10、クリーニング装置15・16
は、集合ユニットたるプロセスカートリッジ31として
一体的に構成され、廃棄トナー回収容器15Cは、プロ
セスカートリッジ31に対して交換可能に組み込まれ
る。プロセスカートリッジ31のレジストローラ20B
側のケース外装部分は、用紙搬送ガイドとしての機能も
備えている。
【0022】次に、画像形成装置本体に関する構成につ
いて、図2に基づいて説明する。装置本体構造として
は、不動部筐体たる本体フレーム9と、転写紙17Aの
搬送経路が開放可能な前部筐体たる前フレーム8によっ
て構成され、本体フレーム9の下部には、給紙カセット
17を配置し、装置本体内部にカラー現像装置6、プロ
セスカートリッジ31を交換可能に配置し、さらにその
上方に、定着装置80を配置し、装置本体上部には、排
紙スタック部82が形成される。
【0023】前フレーム8は、本体フレーム9に設けら
れた回転支持軸9Aを中心に開閉回動可能に支持され、
通常は第1図のごとく、本体フレーム9に対し閉じた状
態で保持される。そして、プロセスカートリッジ31を
交換する場合などには、前フレーム8のための図示しな
いロック機構を解除し、図2のごとく前フレーム8を解
放する。
【0024】前フレーム8には、転写紙搬送経路の一部
を構成する搬送ローラ19A・19B、レジストローラ
20A・20B、転写ローラ14などが保持されてお
り、前フレーム8を開放することにより、プロセスカー
トリッジ31を、図2中の矢印方向に挿脱することがで
きる。さらに、プロセスカートリッジ31においては、
前述した帯電チャージャ4が挿脱可能に配設されてお
り、これによりユーザやサービスマンによるメンテナン
スが容易となっている。
【0025】一方、図1および図2に示すように、画像
形成装置本体には、この発明に係る検出手段たる検出セ
ンサ7が、図示しない固定板上に固定して配置されてい
る。この検出センサ7は、スイッチ部7Aを有するいわ
ゆるプッシュ式センサであり、プロセスカートリッジ3
1における帯電チャージャ4の配設の有無を検知する。
【0026】すなわち、プロセスカートリッジ31にお
いて帯電チャージャ4が、確実にセットされている場合
には、検出センサ7のスイッチ部7Aがセンサ本体部に
押し込まれる。そして、そのときの出力信号は装置本体
の制御部(図示せず)に転送されて、帯電チャージャ4
が正常にセットされたと判断される。そして、その他の
制御上の要件具備を条件に、コピーなどの画像形成が開
始される。
【0027】他方、帯電チャージャ4が、確実にセット
されていない場合には、検出センサ7のスイッチ部7A
がセンサ本体部に押し込まれない。そして、そのときの
出力信号は制御部に転送されて、帯電チャージャ4が正
常にセットされていないと判断される。このとき、画像
形成は禁止状態となると共に、帯電チャージャ4が正常
にセットされていない旨が装置本体の表示部(図示せ
ず)に表示される。
【0028】これにより、メンテナンス作業時などに発
生するプロセスカートリッジ31への帯電チャージャ4
のセット不良を、未然かつ確実に防止することができ
る。
【0029】次に、図3にて、この発明に係る検出セン
サ7と帯電チャージャ4との構成について、さらに詳し
く説明する。図3は、プロセスカートリッジ31にセッ
トされた帯電チャージャ4が、画像形成装置内に配設さ
れた状態での、クリーニング装置25の長手方向の位置
を示した概略図である。
【0030】ここで、帯電チャージャ4は、主にケース
部材(図示せず)、エンドブロック22A・22B、帯
電ワイヤ23、帯電グリッド24、クリーニング装置2
5などによって構成されている。詳しくは、帯電ワイヤ
23は、たとえばタングステンなどの材質で形成されて
おり、その両端がそれぞれエンドブロック22A・22
Bの内部でスプリングなどを介して支持されており、一
定の張力が与えられている。
【0031】また、帯電グリッド24は、たとえばステ
ンレスなどの薄板を網目状に打ち抜いた形状となってお
り、上述の帯電ワイヤ23と同様に、その両端がそれぞ
れエンドブロック22A・22Bの内部で支持されてい
る。
【0032】このような構成をとる帯電チャージャ4に
おいて、画像形成装置本体の電源供給部(図示せず)か
ら帯電ワイヤ23に、たとえば数十ミクロンアンペアの
電流が供給されると、帯電ワイヤ23の放電により、帯
電グリッド24に対向する感光体ベルト1の表面はたと
えば数百ボルトに一様に帯電されることになる。
【0033】なお、図3の右側のエンドブロック22A
の方向は、図1および図2の装置本体の正面方向であ
る。
【0034】また、帯電装置4に配設されたクリーニン
グ装置25は、主にグリッドクリーニングパッド25
A、ワイヤクリーニングパッド25B、ケース部材など
で形成されており、図示しない駆動装置によって長手方
向(図3の矢印方向である。)に移動可能となってい
る。
【0035】このクリーニング装置25のグリッドクリ
ーニングパッド25A、ワイヤクリーニングパッド25
Bは、たとえばフエルトなどの材質で形成されており、
それぞれ帯電グリッド24面、帯電ワイヤ23に当接し
ている。そして、図3(B)に示すように、上述した駆
動装置によって長手方向に移動することによって、帯電
グリッド24、帯電ワイヤ23の表面は清掃されること
になる。なお、クリーニング装置25によって、清掃を
行うタイミングは、画像形成時以外であれば良く、たと
えば、画像形成装置本体の電源投入直後に行うことがで
きる。
【0036】そして、図3(A)に示すように、帯電グ
リッド24、帯電ワイヤ23の清掃を行わないときは、
クリーニング装置25は、図中の右端部の非画像領域に
待機されることになる。
【0037】そして、このクリーニング装置25の待機
位置(ホームポジション)の下方には、前述した検出セン
サ7が配設されており、帯電チャージャ4においてクリ
ーニング装置25が正常な待機位置にあるか否かを、た
とえば画像形成を開始する直前に検知する。
【0038】すなわち、図3(A)に示すように、帯電
チャージャ4においてクリーニング装置25が正常な待
機位置にある場合には、検出センサ7のスイッチ部7A
がセンサ本体部に押し込まれる。そして、そのときの出
力信号は装置本体の制御部に転送されて、クリーニング
装置25が正常な待機位置にあると判断される。そし
て、その他の制御上の要件具備を条件に、コピーなどの
画像形成が開始される。
【0039】他方、図3(B)に示すように、クリーニ
ング装置25が正常な待機位置にない場合には、検出セ
ンサ7のスイッチ部7Aがセンサ本体部に押し込まれな
い。そして、そのときの出力信号は制御部に転送され
て、クリーニング装置25が正常な待機位置にないと判
断される。このとき、画像形成は禁止状態となると共
に、クリーニング装置25が正常な待機位置にない旨が
装置本体の表示部に表示される。
【0040】これにより、クリーニング装置25の駆動
装置が故障したときなどに発生するクリーニング装置2
5の待機不良を、未然かつ確実に防止することができ
る。
【0041】以上説明したように、この発明は、帯電チ
ャージャ4のセット不良とクリーニング装置25の待機
不良とを、1つの検出センサ7で併せて検出するもので
あり、これによりセンサの数の低減化が図られ、製品コ
ストの低減化を達成することができる。
【0042】なお、帯電チャージャ4のセット不良とク
リーニング装置25の待機不良のうちのどちらが発生し
ても、まずはプロセスカートリッジ31を装置本体から
取り外して確認する必要があるため、2つの不良をそれ
ぞれ分離して検出できなくても従来のメンテナンス性を
低下させるものではない。
【0043】したがって、装置本体の表示部への表示
は、たとえば「帯電チャージャのセット不良またはクリ
ーニング装置の不良が発生しました。プロセスカートリ
ッジを取り外して、帯電チャージャを確認してくださ
い。」のように、限定的なメッセージではなく、選択的
なメッセージとなる。
【0044】なお、上述した図示例では、帯電チャージ
ャ4のクリーニング装置25の待機位置、ならびに検出
センサ7の位置を長手方向の装置本体手前側としたが、
その代わりに、双方を装置本体後側に配設しても良い。
【0045】また、上述の例では、クリーニング装置2
5の駆動を駆動装置による自動駆動としたが、その代わ
りに、駆動装置を設けずに手動駆動とすることもでき
る。その際、帯電チャージャ4の清掃は、当然にプロセ
スカートリッジ31を装置本体から取り外して行うこと
になるが、その場合にもこの発明は、作業者によるクリ
ーニング装置25の待機位置へのセット不良による不具
合を有効に防ぐものとなる。
【0046】また、上述した図示例では、クリーニング
装置25による清掃の対象部材を、帯電ワイヤ23と帯
電グリッド24としたが、そのどちらかのみを対象とし
ても良いし、または、たとえばケース部材などの他の構
成部材を含めて、それらのうちの1つまたは複数の部材
を対象としても良い。
【0047】また、上述した図示例では、プロセスカー
トリッジ31から挿脱可能な帯電チャージャ4とした
が、その代わりに、プロセスカートリッジ31に備えな
い構成、すなわち、帯電チャージャ4単体で画像形成装
置から挿脱可能な構成としても良い。
【0048】また、上述した図示例では、検出センサ7
の位置を帯電チャージャ4の下方としたが、プロセスカ
ートリッジ31の挿脱の方式に応じて別な位置に配設す
ることもできる。
【0049】また、上述した図示例では、検出センサ7
としてプッシュ式センサを用いたが、その代わりに、た
とえば発光受光型のセンサなどの他の検出手段を用いる
こともできる。
【0050】また、上述した図示例では、クリーニング
装置25を有する帯電チャージャ4にこの発明を適用し
たが、当然に、この発明は、他のコロナ放電手段、たと
えば転写装置や除電装置などにも適用することができ
る。その場合、たとえば、転写紙を介在して像担持体に
向けて放電し、かつクリーニング装置を有する転写装置
においても、上述と同様な効果を得ることができる。
【0051】また、上述した図示例では、カラー画像形
成装置にこの発明を適用したが、当然に、この発明は、
他の画像形成装置、たとえば単色の複写機、プリンタ、
ファクシミリ、またはそれらの複合機などにも適用する
ことができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1または請求項2に係る発明によ
れば、帯電手段のセット不良と、帯電手段のクリーニン
グ装置の待機不良とを、1つの検出手段で未然に検出し
て、常に正常なコピーのとれる画像形成装置を提供する
と共に、検出手段の数を少なくして製品コストが低い画
像形成装置を提供することができる。
【0053】請求項3に係る発明においても、コロナ放
電手段のセット不良と、コロナ放電手段のクリーニング
装置の待機不良とを、1つの検出手段で未然に検出し
て、常に正常なコピーのとれる画像形成装置を提供する
と共に、検出手段の数を少なくして製品コストが低い画
像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるカラー画像形成装置における内
部全体の概要構成図で、本体フレーム部に対して前フレ
ームを閉じた状態である。
【図2】その本体フレーム部に対して前フレームを開い
て、プロセスユニットを挿脱する状態を示す概要構成図
である。
【図3】この発明に係るクリーニング装置を有する帯電
手段において、クリーニング装置が(A)正常待機位置
にある状態を示す概要構成図と、(B)正常待機位置に
ない状態を示す概要構成図ある。
【符号の説明】
1 感光体ベルト(像坦持体) 2 感光体ベルトの回動ローラ 3 感光体ベルトの回動ローラ 4 帯電チャージャ 5 レーザ書き込みユニット 6 カラー現像装置 7 検出センサ 7A スイッチ部 8 前フレーム 9 本体フレーム 9A 回転支持軸 10 中間転写ベルト 11 中間転写ベルトの回動ローラ 12 中間転写ベルトの回動ローラ 13 バイアスローラ 14 転写ローラ 15 廃棄トナー回収容器 15A 感光体クリーニング部材 16 中間転写ベルト用クリーニング装置 16A 中間転写ベルトクリーニングブレード 16B オーガ 17A 転写紙 18 給紙ローラ 19A・19B 搬送ローラ対 20A・20B レジストローラ対 22A・22B エンドブロック 23 帯電ワイヤ 24 帯電グリッド 25 クリーニング装置 25A グリッドクリーニングパッド 25B ワイヤクリーニングパッド 31 プロセスカートリッジ 80 定着装置 81A・81B 排紙ローラ対 82 排紙スタック部 L レーザビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H003 BB11 CC01 EE08 2H027 DA27 DE03 DE07 DE10 GB01 HB15 HB19 ZA07 2H071 BA04 BA17 DA06 DA09 DA13 DA32 9A001 HH23 JJ35 KK42 LL09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に対向して挿脱可能に配設され、
    該像担持体の表面を一様に帯電する帯電手段を備えた画
    像形成装置において、 前記帯電手段に、該帯電手段の構成部材のうちの1つま
    たは複数の構成部材の汚れを清掃するときには前記帯電
    手段の長手方向に移動し、前記汚れを清掃しないときに
    は前記帯電手段の両端部のうちのいずれかの定められた
    待機位置に待機するクリーニング装置を備え、 前記帯電手段の正常な位置への配設の有無と、前記帯電
    手段における前記クリーニング装置の前記待機位置への
    待機の有無とを併せて検出する検出手段を設けたことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記帯電手段を、少なくとも前記像担持体
    と一体の集合ユニットとして形成したことを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体に対向して挿脱可能に配設され、
    該像担持体に向けて放電するコロナ放電手段を備えた画
    像形成装置において、 前記コロナ放電手段に、該コロナ放電手段の構成部材の
    うちの1つまたは複数の構成部材の汚れを清掃するとき
    には前記コロナ放電手段の長手方向に移動し、前記汚れ
    を清掃しないときには前記コロナ放電手段の両端部のう
    ちのいずれかの定められた待機位置に待機するクリーニ
    ング装置を備え、 前記コロナ放電手段の正常な位置への配設の有無と、前
    記コロナ放電手段における前記クリーニング装置の前記
    待機位置への待機の有無とを併せて検出する検出手段を
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
JP11028362A 1999-02-05 1999-02-05 画像形成装置 Pending JP2000227700A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11028362A JP2000227700A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11028362A JP2000227700A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000227700A true JP2000227700A (ja) 2000-08-15

Family

ID=12246521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11028362A Pending JP2000227700A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000227700A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005309320A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2006209116A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Toshiba Corp 画像形成装置及び画像形成装置のプロセスカートリッジ
JP2007101868A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2010113267A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Brother Ind Ltd 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2011018083A (ja) * 2010-10-26 2011-01-27 Brother Industries Ltd 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2012137678A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Fuji Xerox Co Ltd 放電器および画像形成装置
JP2012168460A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Fuji Xerox Co Ltd 帯電装置、画像形成装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005309320A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2006209116A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Toshiba Corp 画像形成装置及び画像形成装置のプロセスカートリッジ
JP2007101868A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP4742795B2 (ja) * 2005-10-04 2011-08-10 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2010113267A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Brother Ind Ltd 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP4618365B2 (ja) * 2008-11-10 2011-01-26 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
US8265515B2 (en) 2008-11-10 2012-09-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge including cleaning member for cleaning charging wire
JP2011018083A (ja) * 2010-10-26 2011-01-27 Brother Industries Ltd 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2012137678A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Fuji Xerox Co Ltd 放電器および画像形成装置
JP2012168460A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Fuji Xerox Co Ltd 帯電装置、画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100562808C (zh) 能优化转印部件的清洁时间的图像形成装置
US8265517B2 (en) Image forming apparatus having photosensitive member providing a belt with developer and cleaning member for cleaning the belt
JPH0962123A (ja) 画像形成装置および接触式転写手段の清掃方法
JP2000227700A (ja) 画像形成装置
CN102033450A (zh) 图像形成装置以及图像形成方法
JPH1010939A (ja) 画像形成装置
JP3902381B2 (ja) 画像形成装置
JP2004325875A (ja) 画像形成装置
JP4059012B2 (ja) 画像形成装置
JPH09171338A (ja) カラー画像形成装置
JP4497996B2 (ja) 画像形成装置
JP2002268479A (ja) 画像形成装置
JP2001142323A (ja) 画像形成装置
JP2002207373A (ja) 画像形成装置
JP2007264477A (ja) 画像形成装置
JP4318896B2 (ja) 画像形成装置
JP3485902B2 (ja) カラー画像記録装置
JP2004325657A (ja) 画像形成装置
JP2007108562A (ja) 画像形成装置
JP2004264647A (ja) 画像形成装置
JP4472323B2 (ja) 画像形成装置
JP3330474B2 (ja) 画像形成装置
JP2020160152A (ja) 画像形成装置
JP4512335B2 (ja) 画像形成装置及びクリーニング方法
JP2001051457A (ja) 画像形成装置及び画像濃度制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050318