JP2020160152A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020160152A
JP2020160152A JP2019057011A JP2019057011A JP2020160152A JP 2020160152 A JP2020160152 A JP 2020160152A JP 2019057011 A JP2019057011 A JP 2019057011A JP 2019057011 A JP2019057011 A JP 2019057011A JP 2020160152 A JP2020160152 A JP 2020160152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
recording medium
image forming
image
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019057011A
Other languages
English (en)
Inventor
浩幸 鈴木
Hiroyuki Suzuki
浩幸 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2019057011A priority Critical patent/JP2020160152A/ja
Publication of JP2020160152A publication Critical patent/JP2020160152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】記録媒体を転写位置の上流側へ引き抜く際に、記録媒体上に転写された未定着トナー像を除去する除去手段を備えない場合に比較して、転写位置の上流側に位置する搬送部材や案内部材などに未定着トナーが付着するのを抑制する。【解決手段】トナー像を保持する像保持手段と、前記像保持手段上のトナー像を記録媒体に転写する転写手段33と、前記記録媒体を前記像保持手段の転写位置へ搬送する搬送手段45cと、前記像保持手段の転写位置と前記搬送手段の間に配置され、前記記録媒体を前記転写位置の上流側へ引き抜く際に、前記記録媒体上に転写された未定着トナー像を除去する除去手段90と、を備える。【選択図】図8

Description

この発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置では、未定着トナー像を有する記録用紙が搬送路の途中で搬送不良により停止する場合がある。このとき、画像形成装置において、未定着トナー像を有する記録用紙を搬送方向に沿った上流側に引き抜いて除去すると、記録用紙上の未定着トナーがレジストロールや搬送ガイドに付着して装置内を汚損する虞れがある。
そこで、かかる画像形成装置において記録用紙上の未定着トナーがレジストロールや搬送ガイドに付着した場合に対応する技術として、例えば、特許文献1乃至3等に開示されたものが既に提案されている。
特許文献1は、ジャム処理後の再起動時に、用紙滞留判定手段により用紙が滞留した可能性があると判断された定着装置に対して、用紙を通紙して当該定着装置のクリーニングを行う白紙クリーニングを実施するとともに、当該定着装置を通過した用紙をバイパス搬送路を通紙させて排出するよう制御する白紙クリーニング制御手段を有するよう構成したものである。
特許文献2は、シートを搬送する搬送手段と、該搬送手段によって搬送されたシート上にトナー画像を形成する形成部と、該トナー画像をシート上に定着する定着部と、該定着部へ搬送されるシートのジャムを検出する検出部とを備える画像形成装置において、搬送手段に残留したシート上のトナーを清掃する清掃手段を備えるよう構成したものである。
特許文献3は、用紙の両面に未定着トナー粒子画像を形成する転写部と両面同時に定着を行う定着装置の間に設けてあって、用紙搬送ロールと清掃機構を備えた静電記録装置の用紙搬送装置において、回転方式を用紙に対して従動方式と独立駆動方式とに切り換える用紙搬送ロールを設けるよう構成したものである。
特開2011−123104号公報 特開2009−020464号公報 特開平11−348378号公報
この発明の目的は、記録媒体を転写位置の上流側へ引き抜く際に、記録媒体上に転写された未定着トナー像を除去する除去手段を備えない場合に比較して、転写位置の上流側に位置する搬送部材や案内部材などに未定着トナーが付着するのを抑制することにある。
請求項1に記載された発明は、トナー像を保持する像保持手段と、
前記像保持手段上のトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
前記記録媒体を前記像保持手段の転写位置へ搬送する搬送手段と、
前記像保持手段の転写位置と前記搬送手段の間に配置され、前記記録媒体を前記転写位置の上流側へ引き抜く際に、前記記録媒体上に転写された未定着トナー像を除去する除去手段と、
を備えた画像形成装置である。
請求項2に記載された発明は、前記除去手段は、前記記録媒体上の未定着トナー像を掻き取る掻取部材と、前記記録媒体の裏面を支持する支持部材とを有する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載された発明は、前記掻取部材は、前記記録媒体上の未定着トナー像を掻き取る回転ブラシと、前記回転ブラシで掻き取った未定着トナーを回収する回収部材を有する請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載された発明は、前記掻取部材は、前記記録媒体上の未定着トナー像を掻き取るブレードと、前記ブレードで掻き取った未定着トナーを吸引する吸引手段とを有する請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項5に記載された発明は、前記支持部材は、搬送される前記記録媒体の裏面側と接離可能に配置されるガイド板を有する請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項6に記載された発明は、前記支持部材は、搬送される前記記録媒体の裏面側と接触して回転する搬送ロールを有する請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項7に記載された発明は、前記記録媒体の搬送不良が発生した位置を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知結果に応じて前記除去手段を前記搬送手段により搬送される前記記録媒体と接触する位置に移動させる移動手段と、
を有する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項8に記載された発明は、前記移動手段は、前記検知手段によって前記記録媒体が前記転写手段の前記転写位置の前後に跨ると検知されたとき、前記除去手段を前記搬送手段により搬送される前記記録媒体と接触する位置に移動させる請求項7に記載の画像形成装置である。
請求項1に記載された発明によれば、記録媒体を転写位置の上流側へ引き抜く際に、記録媒体上に転写された未定着トナー像を除去する除去手段を備えない場合に比較して、転写位置の上流側に位置する搬送部材や案内部材などに未定着トナーが付着するのを抑制することができる。
請求項2に記載された発明によれば、除去手段は、掻取部材と支持部材を有しない場合に比較して、記録媒体上の未定着トナー像を確実に掻き取ることができる。
請求項3に記載された発明によれば、掻取部材は、回転ブラシと回収部材を有しない場合に比較して、記録媒体上の未定着トナー像を効率良く除去することができる。
請求項4に記載された発明によれば、掻取部材は、ブレードと回収部材を有しない場合に比較して、掻取部材を駆動させることなく、記録媒体上の未定着トナー像を確実に掻き取ることができる。
請求項5に記載された発明によれば、支持部材は、ガイド板を有しない場合に比較して、支持部材の構成を簡略化することができる。
請求項6に記載された発明によれば、支持部材は、回転する搬送ロールを有しない場合に比較して、支持部材が記録媒体の搬送抵抗となることを抑制できる。
請求項7に記載された発明によれば、検知手段と移動手段を有しない場合に比較して、記録媒体の搬送不良が発生した位置に応じて必要な場合にのみ除去手段を記録媒体に接触させることができる。
請求項8に記載された発明によれば、移動手段は、検知手段によって記録媒体が転写手段の転写位置の前後に跨ると検知されたとき、除去手段を搬送手段により搬送される記録媒体と接触する位置に移動させない場合に比較して、転写位置の上流側に位置する搬送部材や案内部材などに未定着トナーが付着するのを一層確実に抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の作像装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置で使用される記録媒体を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の要部を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の制御装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の用紙搬送ユニットを示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置における長尺紙の搬送不良が発生した状態を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の要部を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の動作を示す構成図である。 この発明の実施の形態2に係る画像形成装置の要部を示す構成図である。 この発明の実施の形態3に係る画像形成装置の要部を示す構成図である。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[実施の形態1]
図1及び図2は、実施の形態1に係る画像形成装置を示すものである。図1はその画像形成装置の全体の概要を示し、図2はその画像形成装置における要部(作像装置など)を拡大して示している。
<画像形成装置の全体の構成>
画像形成装置1は、電子写真方式を採用して、文字、写真、図形等からなる画像情報に基づきトナーで構成される画像を最終的に記録媒体の一例である記録用紙9に形成するフルカラープリンタである。画像形成装置1は、図1に示されるように、全体が箱状の外観からなる装置本体10を有している。画像形成装置1は、装置本体10の内部に、現像剤としてのトナーで構成されるトナー像を形成する作像装置20と、作像装置20で形成されたトナー像を一次転写により保持した後に記録用紙9に二次転写する二次転写位置まで搬送する中間転写装置30と、中間転写装置30の二次転写位置に供給する記録用紙9を収容するとともに供給する給紙装置40と、中間転写装置30で二次転写されたトナー像を記録用紙9に定着させる定着装置50と、給紙装置40等から供給される記録用紙9を所要の搬送路に沿って搬送する用紙搬送装置60等が配置されている。装置本体10は、例えば、支持部材、外装材等の材料を用いて支持構造部や外装部が形成されている。図1に示す一点鎖線は、装置本体10の内部における記録用紙9の主な搬送路である。
また、画像形成装置1には、画像形成装置1の動作に関する指示、条件等を入力する入力部14aとその動作の条件、状態等の各種情報を表示する表示部14bを有する情報提示手段の一例としての操作表示装置14や、画像形成装置1の全体(上記の各装置など)の動作を総括して制御する制御装置100等も配置されている。
作像装置20は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色の現像剤(トナー)像をそれぞれ個別に形成する4つの作像装置20Y,20M,20C,20Kを用いて構成されている。この作像装置20(Y,M,C,K)はいずれも、図1や図2に示されるように、矢印Aで示す方向に回転駆動される像保持手段の一例としての感光体ドラム21をそれぞれ備えている。各感光体ドラム21の周囲には、帯電装置22、露光装置23、現像装置24、一次転写装置25、ドラム清掃装置26、除電器27(図2参照)等がそれぞれ配置されている。
感光体ドラム21は、例えば、接地処理される円筒又は円柱状の導電性基材の周面に感光材料からなる光誘電層(感光体層)を有する像形成面(像形成可能範囲)を形成したドラム形態の感光体である。この感光体ドラム21は、図示しない駆動装置から動力を受けて矢印Aで示す方向に回転駆動するよう設けられている。
帯電装置22は、例えば、感光体ドラム21の像形成面に接触して従動回転する状態で配置されるとともにマイナス極性の所要の帯電バイアスが供給される帯電ロール221を備えた接触型の帯電装置である。帯電ロール221は、図2に示されるように、円柱形状の金属からなる回転軸223の外周に導電性を有する弾性体層224を被覆して構成されている。なお、帯電装置22としては、接触型の帯電装置に限定されるものではなく、スコロトロン等の非接触型の帯電装置を用いても良い。
露光装置23は、例えば、発光ダイオードと光学部品等を用いて構成される非走査型の露光装置か、あるいは、半導体レーザとポリゴンミラー等の光学部品を用いて構成される走査型の露光装置である。露光装置23には、通信手段、画像読取装置等を通して外部から入力された画像情報や内部の記憶部に格納されている画像情報が、図示しない画像処理装置で所要の処理を施された後に各色成分(Y,M,C,K)に分解された画像信号として入力される。露光装置23は、その入力される画像信号に応じた露光を行う。
現像装置24は、例えば、前記4色(Y,M,C,K)のいずれか1色のトナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤を利用する現像装置24(Y,M,C,K)である。また、現像装置24(Y,M,C,K)は、例えばトナーをマイナス極性に帯電させて反転現像を行うよう使用される。さらに、現像装置24(Y,M,C,K)は、図2に示されるように、筐体内に収容されている二成分現像剤を保持して感光体ドラム21と対向する現像領域に搬送するよう回転する現像剤保持手段の一例としての現像ロール241等を備えている。現像ロール241には、感光体ドラム21との間に例えば直流成分に交流成分を重畳した現像バイアスが供給される。
一次転写装置25は、例えば、感光体ドラム21の一次転写位置である像形成面部分に(後述の中間転写ベルト31を介した状態で)接触して従動回転するよう配置される。一次転写装置25は、所要の一次転写バイアスが供給される一次転写ロールを備えた接触型の転写装置である。
ドラム清掃装置26は、筐体の清掃作業用開口において感光体ドラム21の少なくとも一次転写後の像形成面部分に接触するよう配置されて、その像形成面上にある残留トナー等の不要物を掻き取って除去する弾性板等の清掃部材等を備えている。
除電器27は、例えば、感光体ドラム21の像形成面を露光等により除電して表面電位をほぼゼロにするものである。
中間転写装置30は、4つの作像装置20(Y,M,C,K)の下方側となる位置に配置されている。この中間転写装置30は、作像装置20(Y,M,C,K)における感光体ドラム21の一次転写装置25と向き合う一次転写位置をそれぞれ通過しながら矢印Bで示す方向に回転するよう配置される中間転写手段の一例としての中間転写ベルト31を備えている。中間転写ベルト31は、4つの作像装置20(Y,M,C,K)で形成されたトナー像を保持して記録用紙9に一括して転写する転写手段を構成している。
中間転写ベルト31は、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂等の基材にカーボンブラック等の抵抗調整剤を分散してなる材料を用いて所要の厚さ及び電気抵抗値からなる無端ベルト状に成形されたものである。
また、中間転写ベルト31は、複数の支持ロール32a〜32cに掛け回されて回転可能に支持されている。支持ロール32aは駆動ロールとして、支持ロール32bは支持ロール32aと協働して中間転写ベルト31の一次転写面を保持する従動ロールとして、支持ロール32cは二次転写バックアップロールとして、それぞれ構成されている。
また、中間転写装置30は、中間転写ベルト31上に転写されたトナー像を記録用紙9に二次転写させる転写手段の一例としての二次転写装置33と、中間転写ベルト31の外周面における像保持面に残留して付着するトナー等の不要物を除去して清掃する中間転写装置30の清掃手段の一例としてのベルト清掃装置34等を備えている。
二次転写装置33は、例えば、通常の画像形成時、中間転写ベルト31の支持ロール32cに支持されている像保持面部分に接触して回転するよう配置される二次転写ロール331と、二次転写ロール331の表面を清掃するクリーニングロール332と、同じく二次転写ロール331の表面を清掃するクリーニングブレード333などを備えた接触型の転写装置が採用される。また、二次転写装置33は、二次転写ロール331が接地処理されている。支持ロール32cには、トナーの帯電極性と同極性であるマイナス極性の所要の二次転写バイアスが図示しない高圧電源から給電ロール321を介して供給される。二次転写ロール331は、所要のタイミングで支持ロール32cに対して接離する方向に沿って図示しない接離手段により移動可能に配置されている。二次転写装置33としては、単一の二次転写ロール331のみから構成されるものに限定されるものではなく、二次転写ロールを含む複数のロールに張架された二次転写ベルト等を備えたものであっても良い。
ベルト清掃装置34は、筐体の清掃作業用開口において中間転写ベルト31の少なくとも二次転写後の像保持面部分に接触するよう配置されて、その像保持面上にある残留トナー等の不要物を掻き取って清掃する弾性板等の清掃部材等を備えている。
給紙装置40は、中間転写装置30の下方側になる位置に配置されている。この給紙装置40は、装置本体10に対して引き出し自在に取り付けられ、所望のサイズ、種類等の記録用紙9が図示しない積載板の上に積み重ねた状態で収容される収容体41と、その収容体41から記録用紙9を1枚ずつ給紙搬送路にむけて送り出す送出装置42とを備えている。送出装置42は、収容体41から記録用紙9を1枚ずつ給紙搬送路に向けて送り出す送出ロール42aと、送出ロール42aが送り出した記録用紙9を二次転写位置に向けて供給するための供給ロール42bと、供給ロール42bが接触していない記録用紙9が搬送されることを阻止して記録用紙9を1枚ずつ捌く捌きロール42cとから構成されている。収容体41及び送出装置42の数は、必要に応じて増減される。
また、画像形成装置1は、装置本体10の側面(図中、左側面)に開いた状態で使用され、手差しトレイ71から所望のサイズ、種類等の記録用紙9を供給する手差し給紙装置70を備えている。
手差し給紙装置70は、装置本体10の左側面に開閉可能となるよう取り付けられ、所望のサイズ、種類等の記録用紙9が積み重ねた状態で載置される手差しトレイ71と、手差しトレイ71から記録用紙9を1枚ずつ給紙搬送路にむけて送り出す送出装置72とを備えている。送出装置72は、手差しトレイ71から記録用紙9を1枚ずつ給紙搬送路にむけて送り出す送出ロール72aと、送出ロール72aが送り出した記録用紙9を二次転写位置に向けて供給するための供給ロール72bと、供給ロール72bが接触していない記録用紙9が搬送されることを阻止して記録用紙9を1枚ずつ捌く捌きロール72cとから構成されている。画像形成装置1の装置本体10には、手差しトレイ71の開閉状態を検知する図示しない開閉センサが配置されている。画像形成装置1は、図示しない開閉センサによって手差しトレイ71が開かれた状態にあることを検知すると、給紙装置40ではなく、手差し給紙装置70から記録用紙9が供給されると判別して動作する。
記録用紙9は、装置本体10内における搬送路による搬送が可能であってトナー像の転写及び定着が可能な記録媒体であれば適用することができる。記録用紙9としては、例えば、電子写真方式の複写機、プリンタ等に使用される普通紙やトレーシングペーパー等の薄紙、あるいはOHPシート等が挙げられる。定着後における画像表面の平滑性をさらに向上させるには、記録用紙9の表面もできるだけ平滑であることが好ましく、例えば、普通紙の表面を樹脂等でコーティングしたコート紙、印刷用のアート紙等の坪量が相対的に大きい所謂厚紙なども好適に使用することができる。
また、画像形成装置1は、手差し給紙装置70から給紙することで長尺な記録媒体の一例としての所謂長尺紙9aも使用可能となっている。ここで、長尺紙9aとは、図3に示されるように、画像形成装置1において通常の画像形成が可能な定型サイズの記録用紙のうち、一例としての最大サイズの記録用紙9(例えば、A3サイズ)の搬送方向に沿った長さL1(=420mm)より長さL2(=450〜1200mm程度)が長い記録用紙をいう。長尺紙9aとしては、例えば、210mm×600mm、297mm×900mm、297mm×1200mmなどのサイズの記録用紙が挙げられる。ただし、長尺紙9aは、これに限定されるものではなく、他のサイズのものであっても勿論よい。
定着装置50は、中間転写装置30の二次転写位置より記録用紙9の搬送方向に沿った下方側に配置されている。この定着装置50は、記録用紙9の導入口51a及び排出口51bが形成された筐体51の内部に、矢印で示す方向に回転するとともに表面温度が所定の温度に保持されるよう加熱手段によって加熱されるロール形態又はベルト形態からなる加熱用回転体52と、この加熱用回転体52の軸方向にほぼ沿う状態で所定の圧力で接触して従動回転するロール形態又はベルト形態からなる加圧用回転体53とを設置したものである。筐体51の排出口51bには、記録用紙9を筐体51から排出するよう搬送する出口ロール54が設けられている。この定着装置50では、加熱用回転体52と加圧用回転体53とが接触する部分が、トナー像を保持する記録用紙9が導入されて定着処理(加熱及び加圧)される定着処理部として構成されている。
また、画像形成装置1は、装置本体10の内部に記録用紙9の主な用紙搬送路として、給紙装置40と中間転写装置30との間をつなぐ供給搬送路Rt1と、手差し給紙装置70と中間転写装置30との間をつなぐ補助供給搬送路Rt1'と、中間転写装置30の二次転写位置と定着装置50との間をつなぐ中継搬送路Rt2と、定着装置50と装置本体10の用紙排出口11との間をつなぐ排出搬送路Rt3と、排出搬送路Rt3の途中から下方に分岐して記録用紙9の表裏を反転させる反転搬送路Rt4と、反転搬送路Rt4の途中から側方に分岐して表裏が反転された記録用紙9を供給搬送路Rt1へ搬送する両面搬送路Rt5を備えている。
用紙搬送装置60は、供給搬送路Rt1,補助供給搬送路Rt1'、中継搬送路Rt2、排出搬送路Rt3、反転搬送路Rt4及び両面搬送路Rt5に沿って記録用紙9を搬送するよう構成されている。
供給搬送路Rt1及び補助供給搬送路Rt1'は、給紙装置40及び手差し給紙装置70から送り出される記録用紙9を中間転写装置30の二次転写位置まで搬送して供給する搬送路である。供給搬送路Rt1は、給紙装置40から送り出される記録用紙9を搬送する複数の用紙搬送ロール対45a〜45c等と図示しない複数の用紙案内部材等を備えている。補助供給搬送路Rt1'は、手差し給紙装置70から送り出される記録用紙9を搬送する用紙搬送ロール対45d等と図示しない複数の用紙案内部材等を備えている。補助供給搬送路Rt1'は、用紙搬送ロール対45cの記録用紙9の搬送方向に沿った上流側において供給搬送路Rt1と合流されている。
供給搬送路Rt1において二次転写位置の直前の位置に配置される用紙搬送ロール対45cは、例えば記録用紙9の搬送時期を調整する搬送手段の一例としてのレジストロールとして構成されている。用紙搬送ロール対45b,45dは、用紙搬送ロール対45cの記録用紙9の搬送方向に沿った上流側に配置されたプリレジストロールをそれぞれ構成している。プリレジストロールとしての用紙搬送ロール対45b,45dは、記録用紙9の先端が停止状態にある用紙搬送ロール対45cのニップ部に当接するよう搬送して記録用紙9の斜行を補正する。レジストロールとしての用紙搬送ロール対45cは、中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー像と同期して回転を開始し、記録用紙9を用紙搬送ロール対45b,45dと共に中間転写ベルト31の二次転写位置へと搬送する。
中継搬送路Rt2は、二次転写後の記録用紙9を定着装置50まで搬送する搬送路である。中継搬送路Rt2には、必要に応じて、二次転写後の記録用紙9を搬送する搬送ベルト等が配置される。排出搬送路Rt3は、定着後で画像が形成された記録用紙9を排出ロール対45eによって装置本体10の用紙排出口11から排出収容部12に排出するよう搬送する搬送路である。
排出搬送路Rt3は、排出ロール対45e等と図示しない用紙案内部材で構成されている。反転搬送路Rt4は、その上端部に、排出搬送路Rt3の途中から下方に向けて湾曲した形状に分岐する導入搬送路Rt4'と、排出ロール対45eの記録用紙9の搬送方向に沿った上流側において排出搬送路Rt3と合流するよう上方に向けて湾曲した形状に形成される導出搬送路Rt4"とを備えている。導出搬送路Rt4"は、排出ロール対45eによって排出収容部12へ排出される記録用紙9の表裏を反転する場合などに使用される。反転搬送路Rt4の上端部には、排出搬送路Rt3から記録用紙9の搬送方向を下方に切り替える切替部材46が設けられている。また、導入搬送路Rt4'には、切替部材46によって下方に搬送方向が切り替えられた記録用紙9を反転搬送路Rt4へと導くように搬送する導入ロール対45fが配置されている。さらに、反転搬送路Rt4の中間部は、回転方向が正転方向と逆転方向に切替可能な反転ロール対45gと図示しない用紙案内部材で構成されている。両面搬送路Rt5は、反転搬送路Rt4によって表裏が反転された記録用紙9を供給搬送路Rt1へ搬送する複数の両面搬送ロール対45h〜45j等と図示しない複数の用紙案内部材等で構成されている。
手差し給紙装置70から中間転写装置30の二次転写位置へと記録用紙9を搬送する補助供給搬送路Rt1'は、用紙搬送ロール対45cの記録用紙9の搬送方向に沿って略直線状に配置されている。
<画像形成装置による基本的な画像形成動作>
この画像形成装置1では、以下に説明する基本的な画像形成動作が行われる。ここでは、4色(Y,M,C,K)のトナー像を組み合わせて構成されるフルカラー画像を形成する場合の動作を例にして説明する。
まず、画像形成装置1は、制御装置100が外部等から画像形成動作の要求指令を受けると、4つの作像装置20(Y,M,C,K)において、各感光体ドラム21が矢印Aで示す方向にそれぞれ回転され、各帯電装置22が帯電電流の供給を受けて接触放電を発生させる。これにより、各感光体ドラム21は、その像形成面が所要の極性(例えばマイナス極性)及び電位にそれぞれ帯電される。
続いて、各露光装置23が、各感光体ドラム21の帯電後における像形成面に対して各色成分(Y,M,C,K)に分解された画像信号に応じた露光をそれぞれ行う。これにより、各感光体ドラム21の像形成面には、所定の電位からなる各色成分の静電潜像がそれぞれ形成される。
続いて、各現像装置24(Y,M,C,K)が、所定の極性(マイナス極性)に帯電された各色(Y,M,C,K)のトナーを、現像ロール241から供給するとともに、現像バイアスの供給を受けて現像ロール241と感光体ドラム21との間に形成される現像電界により、感光体ドラム21の像形成面における各色成分の静電潜像の部分に静電的に付着させる。これにより、各感光体ドラム21の像形成面には、4色(Y,M,C,K)のうちの対応する色のトナー像が個別に形成される。
続いて、各一次転写装置25が一次転写電流の供給を受けて感光体ドラム21との間に一次転写電界を形成することにより、各感光体ドラム21上のトナー像を中間転写装置30における中間転写ベルト31の像保持面に対して順番(Y,M,C,Kの順)に一次転写させる。また、ドラム清掃装置26が、一次転写後等における各感光体ドラム21の像形成面を清掃する。さらに、除電器27が、一次転写後等における各感光体ドラム21の像形成面を除電して、各感光体ドラム21における次の作像動作に備える。
次いで、中間転写装置30において、中間転写ベルト31が矢印Bで示す方向に回転することにより、その像保持面に一次転写されて保持された未定着のトナー像を二次転写装置33と向き合う二次転写位置まで搬送する。一方、給紙装置40又は手差し給紙装置70において、送出装置42,72が所要の記録用紙9を収容体41又は手差しトレイ71から供給搬送路Rt1又は補助供給搬送路Rt1'に送り出した後、供給搬送路Rt1又は補助供給搬送路Rt1'を経由させて中間転写装置30の二次転写位置に送り込むよう供給する。そして、二次転写位置においては、二次転写装置33が二次転写バイアスの供給を受けて中間転写ベルト31との間に二次転写電界を形成することにより、中間転写ベルト31上の4色のトナー像を記録用紙9の片面に対して二次転写させる。
次いで、未定着のトナー像が二次転写された記録用紙9が、中間転写ベルト31から剥離された後に中継搬送路Rt2を経由して定着装置50に送り込まれるよう搬送される。定着装置50では、その記録用紙9が加熱用回転体52と加圧用回転体53の接触部分である定着処理部に導入されて通過する際に加熱及び加圧される。これにより、トナー像を構成するトナーが加圧下で溶融されて、トナー像が記録用紙9に定着される。
続いて、トナー像が定着された後の記録用紙9が、定着装置50の筐体51内から排出された後に排出搬送路Rt3を経由して搬送され、最後に用紙排出口11から装置本体10の外部に排出されて排出収容部12に収容される。
また、記録用紙9の両面に画像を形成する場合は、片面に画像が形成された記録用紙9を排出収容部12へ排出せずに、切替部材46によって排出搬送路Rt3から反転搬送路Rt4へと搬送路を切り替える。反転搬送路Rt4の反転ロール対45gは、搬送されてきた記録用紙9の上端を挟持したままの状態で回転方向が正転方向から逆転方向に変更され、表裏を反転させた状態で記録用紙9を両面搬送路Rt5へと搬送する。両面搬送路Rt5へ搬送された記録用紙9は、供給搬送路Rt1を経由して裏面にトナー像が転写される。その後、記録用紙9は、中継搬送路Rt2を経由して定着装置50まで搬送され、定着装置50により定着処理(加熱及び加圧)を施され、排出搬送路Rt3を経由して排出収容部12に収容される。
以上の動作が行われることにより、フルカラー画像が片面又は両面に形成された1枚の記録用紙9が出力される。また、複数枚の画像形成動作の要求指令を受けた場合は、その枚数分だけ上記画像形成動作が同様に繰り返して行われる。
この他、画像形成装置1では、上記画像形成動作において、4つの作像装置20(Y,M,C,K)のいずれか1つを作動させることにより単色の画像を形成することや、4つの作像装置20(Y,M,C,K)の2つ又は3つを組み合わせて作動させることによりフルカラー画像以外のカラー画像を形成することもできる。
<画像形成装置の特徴部分の構成>
ところで、この実施の形態1に係る画像形成装置1では、図4に示されるように、記録用紙9を搬送する供給搬送路Rt1,補助供給搬送路Rt1’、中継搬送路Rt2、排出搬送路Rt3、反転搬送路Rt4及び両面搬送路Rt5のいずれかにおいて、紙詰まり等の記録用紙9の搬送不良(所謂ジャム)が発生した場合、画像形成動作及び記録用紙9の搬送を一旦停止させるよう構成されている。
ここで、記録用紙9の搬送不良とは、記録用紙9が所要の搬送路Rt1〜5に沿って適正に搬送されなかった場合を言う。更に説明すると、記録用紙9は、通常、そのサイズや材質等に応じて所要の搬送経路に沿って所要の搬送速度で搬送される。したがって、記録用紙9の搬送不良とは、記録用紙9の先端及び後端が本来搬送されるべき位置に本来搬送されるべき時間内に到達しなかった場合である。
その後、画像形成装置1は、記録用紙9の種類及び搬送不良が発生した箇所等に応じて、操作表示装置14の表示部14bに搬送不良が発生した記録用紙9の除去をユーザーに促す表示画面(メッセージ)を除去手順と共に操作表示装置14の表示部14bに表示する動作に加えて、必要に応じて、搬送不良が発生した記録用紙9を除去に適した位置へと適宜搬送するよう構成されている。
画像形成装置1は、図4に示されるように、画像形成時、記録用紙9の搬送位置を検知する複数の用紙検知手段としての用紙センサ47a〜47pを備えている。これらの用紙センサ47a〜47pとしては、例えば、記録用紙9に光を照射するとともに、記録用紙9で反射された光を受光することにより、記録用紙9の有無を検知する反射式の光学センサが用いられる。ただし、用紙センサ47a〜47pは、反射式の光学センサに限定されるものではなく、透過式の光学センサや記録用紙9の通過に伴って傾斜移動するアクチュエータ等の作動部材と光学センサを組み合わせたものなどを適宜用いても良い。
給紙装置40には、供給ロール42bの記録用紙9の搬送方向に沿った下流側に、記録用紙9の先端位置(上流側端部)又は後端位置(下流側端部)を検知する第1用紙センサ47aが配置されている。また、給紙装置40には、図示しないソレノイドに通電することにより送出ロール42aを記録用紙9から離間するよう上方へ移動させた際に、当該送出ロール42aの上方への移動を検知する第2用紙センサ47bが、送出ロール42aの近傍に設けられている。第2用紙センサ47bは、厳密には記録用紙9を検知するものではないが、記録用紙9の搬送に直接関連するセンサであるため、用紙センサに含めて説明している。
供給搬送路Rt1には、用紙搬送ロール対45aの記録用紙9の搬送方向に沿った上流側、及び用紙搬送ロール対45bの記録用紙9の搬送方向に沿った下流側に、それぞれ記録用紙9の先端位置又は後端位置を検知する第3及び第4用紙センサ47c,47dが設けられている。第3用紙センサ47cは、2つの収容部41から供給される記録用紙9をそれぞれ検知するために用いられる。
また、供給搬送路Rt1と補助供給搬送路Rt1’が合流する合流位置G1の補助供給搬送路Rt1’側に寄った位置には、記録用紙9の後端位置を検知する第5用紙センサ47eが設けられている。第5用紙センサ47eは、補助供給搬送路Rt1’から供給される記録用紙9の後端が供給搬送路Rt1と補助供給搬送路Rt1’との合流位置G1を通過したことを検知するものである。
また、レジストロールとして機能する用紙搬送ロール対45cの上流側及び下流側には、記録用紙9の先端位置又は後端位置を検知する第6及び第7用紙センサ47f,47gがそれぞれ設けられている。第6用紙センサ47fによって記録用紙9の先端位置が検知された後、所要の時間が経過した後に用紙搬送ロール対45cの回転駆動が開始される。用紙搬送ロール対45cによって搬送される記録用紙9の先端位置又は後端位置は、第7用紙センサ47gによって検知される。
中間転写装置30には、二次転写ロール331の記録用紙9の搬送方向に沿った下流側に、記録用紙9の先端位置又は後端位置を検知する第8用紙センサ47hが設けられている。
定着装置50には、筐体51の上流側及び出口ロール54の下流側にそれぞれ記録用紙9の先端位置又は後端位置を検知する第9及び第10用紙センサ47i,47jがそれぞれ設けられている。
排出搬送路Rt3には、排出ロール対45eの記録用紙9の搬送方向に沿った上流側に、記録用紙9の先端位置及び後端位置を検知する第11用紙センサ47kが配置されている。第11用紙センサ47kは、記録用紙9の先端位置及び後端位置の双方を検知することにより、記録用紙9が用紙排出口11(図1参照)から排出収容部12に排出されたことを検知するものである。
反転搬送路Rt4には、排出搬送路Rt3から分岐した導入搬送路Rt4’の入口に、記録用紙9の先端位置又は後端位置を検知する第12用紙センサ47lが設けられている。
両面搬送路Rt5には、両面搬送ロール対45hの記録用紙9の搬送方向に沿った上流側、及び両面搬送ロール対45jの記録用紙9の搬送方向に沿った下流側にそれぞれ記録用紙9を検知する第13及び第14用紙センサ47m,47nが配置されている。
一方、手差し給紙装置70には、供給ロール72bの記録用紙9の搬送方向に沿った下流側に、記録用紙9の先端位置又は後端位置を検知する第15用紙センサ47oが配置されている。また、手差し給紙装置70には、図示しないソレノイドに通電することにより送出ロール72aを記録用紙9から離間するよう上方へ移動させた際に、当該送出ロール72aの上方への移動を検知する第16用紙センサ47pが、送出ロール72aの近傍に設けられている。
定着装置50の記録用紙9の搬送方向に沿った下流側には、記録用紙9の搬送方向を反転搬送路Rt4へと切り替える切替部材46が設けられている。切替部材46は、第1のソレノイド49aによって駆動される。
また、反転搬送路Rt4に設けられた反転ロール対45gは、第2のソレノイド49bによって記録用紙9のニップ状態を解除可能に構成されている。反転ロール対45gは、記録用紙9の先端が両面搬送ロール対45hにニップされたタイミングで、第2のソレノイド49bによって記録用紙9のニップ状態が解除される。
図5はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置の制御装置100を示すブロック図である。
図5において、符号101は、画像形成装置1の動作を統括的に制御する制御装置100の制御手段の一例としての制御部を示している。制御部101は、画像形成動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)102や、CPU102が実行する制御プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)103、CPU102が実行する制御プログラム等で使用するパラメータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)104、あるいはこれらCPU102やROM103等を接続する図示しないバス、外部のパーソナルコンピュータや画像読取装置などと通信する通信インターフェイス105などを備える。
制御部101には、第1〜16用紙センサ47a〜47pから記録用紙9の検知信号が適宜入力される。また、制御部101は、第1及び第2ソレノイド49a,49bや後述する駆動モータ98の駆動を制御する。
CPU102は、時間を計測する内部タイマー等の計時手段を備えている。CPU012は、画像形成動作を制御するにあたって、制御信号の出力時間や第1〜16用紙センサ47a〜47pからの信号の入力時間などを管理し、記録用紙9に搬送不良が発生したか否かを判別する。
制御部101には、操作表示装置14が接続されている。制御部101は、操作表示装置14の入力部14aから各種の指令を受信するとともに、表示部14bに所要の情報を表示する動作を実行する。
ところで、画像形成装置1は、図4に示されるように、記録用紙9を搬送する搬送路として、供給搬送路Rt1,補助供給搬送路Rt1’、中継搬送路Rt2、排出搬送路Rt3、反転搬送路Rt4及び両面搬送路Rt5と多岐にわたる搬送路を備えている。そのため、画像形成装置1は、いずれかの搬送路Rt1〜Rt5において記録用紙9の搬送不良が発生したとき、装置本体10のフロントカバーやサイドカバー等を開いただけでは、搬送不良が発生した記録用紙9を除去し難い場合がある。
この実施の形態では、図4に二点鎖線で示されるように、記録用紙9の搬送路のうち、供給搬送路Rt1と補助供給搬送路Rt1’が合流する合流位置G1より記録用紙9の搬送方向に沿った下流側に位置する供給搬送路Rt1と、中継搬送路Rt2と、排出搬送路Rt3と反転搬送路Rt4が合流する合流位置G2より記録用紙9の搬送方向に沿った上流側に位置する排出搬送路Rt3と、反転搬送路Rt4から分岐した両面搬送路Rt5と、用紙搬送ロール対45aより記録用紙9の搬送方向に沿った下流側に位置する供給搬送路Rt1とが、隣接する他の搬送路と分離して装置本体10の手前側に図示しないガイドレールを介して引き出すことが可能となるよう用紙搬送ユニット80を構成している。
この用紙搬送ユニット80には、図6に示されるように、上述した搬送路以外に、用紙搬送ロール対45c、二次転写ロール331、定着装置50及びこれらに付随する用紙センサなどが装着されている。
かかる画像形成装置1では、図7に示されるように、記録媒体として長尺紙9aを用いた場合、長尺紙9aの先端が二次転写装置33の二次転写位置を通過した後に定着装置50の手前などで搬送不良が生じると、長尺紙9aの後端が合流位置G1の上流側に位置することとなる。そのため、この場合には、用紙搬送ユニット80を引き出して搬送不良が生じた長尺紙9aを除去しようとすると、長尺紙9aの後端が合流位置G1の上流側及び下流側に跨って存在する結果、長尺紙9aの合流位置G1より上流側に位置する後端が破断されて装置本体10内に残ってしまうことになる。
また、かかる場合には、長尺紙9aの後端が合流位置G1を通過するように、搬送不良が生じた長尺紙9aを二次転写装置33の下流側であって定着装置50との間に位置する空間に強制的に搬送した上で、用紙搬送ユニット80を装置本体10から引き出すことが考えられる。
しかし、この場合には、長尺紙9aが高温に加熱される定着装置50の近傍に押し込まれることになり、長尺紙9aが定着装置50によって熱的な影響を受けたり、二次転写装置33の下流側に位置する機器にダメージを与える虞れがある。
さらに、搬送不良が生じた長尺紙9aを手差しトレイ71側から引き抜いて除去する場合には、二次転写位置を通過して未定着トナー像Tが転写された長尺紙9aが用紙搬送ロール対45c,45d、あるいは供給ロール72bや捌きロール72c、更には供給搬送路Rt1及び補助供給搬送路Rt1’を構成する用紙案内部材を通過することになる。そのため、この場合には、用紙搬送ロール対45c,45d、あるいは供給ロール72bや捌きロール72c、更には用紙案内部材などが長尺紙9a上の未定着トナー像Tを構成するトナーによって汚損されるという技術的課題を有している。
そこで、この実施の形態1では、像保持手段の転写位置と搬送手段の間に配置され、記録媒体を転写位置の上流側へ引き抜く際に、記録媒体上に転写された未定着トナー像を除去する除去手段を備えるように構成されている。
すなわち、この実施の形態1は、図1及び図8に示されるように、中間転写装置30の二次転写位置と用紙搬送ロール対45cとの間に、記録用紙9上に転写された未定着トナー像を除去する除去手段の一例としての除去装置90を備えている。
除去装置90は、図8に示されるように、容器状に形成された筐体91の内部に、記録用紙9上の未定着トナー像を掻き取る掻取部材の一例としての回転ブラシ92が図示しない駆動モータによって反時計回り方向に沿って回転可能に配置されている。回転ブラシ92は、その下端部が筐体91に開口された開口部93から露出している。回転ブラシ92は、例えば、金属製の芯金の外周にブラシ毛を所要の密度で密に植毛して構成される。筐体91の内部には、回転ブラシ92によって掻き取られたトナー等の付着物を回転ブラシ92から掻き落とすフリッカーバー等からなる掻落部材94が回転ブラシ92の表面に当接するよう設けられている。
また、除去装置90は、筐体91の内部に、回転ブラシ92によって記録用紙9から除去され、掻落部材94によって回転ブラシ92から掻き落とされたトナー等の付着物を回収するオーガー等からなる回収部材95を備えている。回収部材95は、回収されたトナー等の付着物を軸方向に沿って搬送し、軸方向に沿った端部に配置された図示しない回収容器へと回収する。
記録用紙9が通過する供給搬送路Rt1には、除去装置90によって未定着トナー像が除去される記録用紙9の裏面を支持する支持部材の一例としてのガイド板96が配置されている。なお、ガイド板96は、固定して配置されるが、記録用紙9に対する搬送抵抗を低減する観点からは、供給搬送路Rt1を搬送される記録用紙9に対してガイド板96を接離可能、記録用紙9の裏面から下方に移動可能に構成しても良い。
除去装置90は、当該除去装置90の回転ブラシ92が供給搬送路Rt1を搬送される記録用紙9の表面に接触する清掃位置と、記録用紙9の表面から離間した退避位置とに、移動手段の一例としてのリトラクト機構97によって移動可能に構成されている。リトラクト機構97は、駆動モータ98により駆動されて除去装置90を昇降移動させる。
リトラクト機構97は、制御装置100の制御部101によって駆動モータ98の駆動が制御され、予め定められたタイミングで除去装置90を清掃位置へ移動させるとともに、清掃工程が終了した後に退避位置へと移動させる。
<画像形成装置の特徴部分の動作>
この実施の形態1に係る画像形成装置1では、長尺紙9aを含む記録用紙9に搬送不良が発生したとき、次のようにして、記録用紙9の種類や搬送位置に応じて搬送不良を解消する動作が行われる。
画像形成装置1において、長尺紙9aに画像を形成する場合には、図1に示されるように、手差し給紙装置70の手差しトレイ71上に長尺紙9aの先端を載置し、操作表示装置14の入力部14aにおいて記録媒体として長尺紙9aを選択するとともに、給紙装置として手差し給紙装置70を選択する操作を行った後、画像形成動作が開始される。
画像形成装置1は、画像形成動作の開始に伴って、長尺紙9aを手差し給紙装置70によって給紙し、用紙搬送ロール対45d及び用紙搬送ロール対45cを介して中間転写装置30の二次転写位置へと長尺紙9aを搬送する。そして、中間転写ベルト31上に形成されたトナー像を二次転写ロール331によって長尺紙9a上に二次転写した後、定着装置50によって定着処理を施して排出収容部12へと排出する。
このとき、画像形成装置1では、例えば、図7に示されるように、補助供給搬送路Rt1’から供給搬送路Rt1を介して中継搬送路Rt2へと長尺紙9aを搬送する際に、長尺紙9aの先端が中間転写装置30の二次転写位置を通過した後であって定着装置50の搬送方向に沿った上流側の位置に到達した時点で、長尺紙9aに搬送不良が発生する場合がある。
制御装置100の制御部101は、図5に示されるように、第1〜16用紙センサ47a〜47pから出力される検知信号に基づいて、手差し給紙装置70から長尺紙9aの供給を開始してから、図9に示されるように、予め定められた時間内に長尺紙9aの先端の検知信号が入力されないと、長尺紙9aに搬送不良(紙詰まり)が発生したことを検知する(ステップ101)。
制御部101は、第1〜16用紙センサ47a〜47pのうち、いずれの用紙センサから検知信号が入力されないかを判別することにより、長尺紙9aを含む記録用紙9に搬送不良が発生した位置を特定する。
その際、制御部101は、いずれの第1〜16用紙センサ47a〜47pから検知信号が入力されないかを判別することにより、長尺紙9aの搬送不良が発生した位置を特定し、搬送不良が発生した長尺紙9aの先端が中間転写装置30の二次転写位置を通過し定着装置50の手前側に位置して合流位置G1を跨いでいるか否かを判別する(ステップ102)。
そして、制御部101は、長尺紙9aの先端が中間転写装置30の二次転写位置を通過し定着装置50の手前側に位置しておらず合流位置G1を跨いでいないと判別すると、通常のジャムクリア手順に則り、操作表示装置14の表示部14bにジャムクリア手順を表示し(ステップ108)、ユーザーによってジャムクリアが実行されて(ステップ109)、当該処理を終了する。この場合、長尺紙9aの先端が中間転写装置30の二次転写位置を通過し定着装置50の手前側に位置しておらず合流位置G1を跨いでいないため、長尺紙9a上に未定着トナー像が転写されておらず、長尺紙9aの後端を手差しトレイ71側から引き抜くことにより除去される。
一方、制御部101は、長尺紙9aの先端が中間転写装置30の二次転写位置を通過し定着装置50の手前側に位置していると判別すると、記録用紙9のサイズが長尺紙9aであるか否かを判別する(ステップ103)。
制御部101は、記録用紙9のサイズが長尺紙9aでないと判別すると、通常の押し込み動作を実行した後(ステップ110)、通常のジャムクリア手順に則り、操作表示装置14の表示部14bにジャムクリア手順を表示し(ステップ108)、ユーザーによってジャムクリアが実行されて(ステップ109)、当該処理を終了する。
ここで、通常の押し込み動作とは、記録用紙9の先端が中間転写装置30の二次転写位置を通過し定着装置50の手前側に位置していても、記録用紙9が長尺紙9aでない場合は、記録用紙9を用紙搬送ロール対45c等によって搬送方向に沿った下流側へ搬送することにより押し込む動作を意味している。この場合、記録用紙9を用紙搬送ロール対45c等によって搬送方向に沿った下流側へ搬送することにより、搬送不良が発生した記録用紙9の後端を合流位置G1を通過させて用紙搬送ユニット80内へ収容することができ、用紙搬送ユニット80を装置本体10の前面へと引き出すことでジャム処理が可能となる。
また、制御部101は、記録用紙9のサイズが長尺紙9aであると判別すると、長尺紙9aの後端が存在する位置が手差しトレイ71と用紙搬送ロール対45cの間に位置する合流位置G1であるか否かを判別する(ステップ104)。
このとき、制御部101は、長尺紙9aの後端が存在する位置が手差しトレイ71と用紙搬送ロール対45cの間に位置する合流位置G1でないと判別すると(ステップ104)、通常の押し込み動作を実行した後(ステップ110)、通常のジャムクリア手順に則り、操作表示装置14の表示部14bにジャムクリア手順を表示し(ステップ108)、ユーザーによってジャムクリアが実行されて(ステップ109)、当該処理を終了する。
これに対して、制御部101は、長尺紙9aの後端が存在する位置が手差しトレイ71とレジストロールである用紙搬送ロール対45cの間に位置する合流位置G1であると判別すると(ステップ104)、長尺紙9aの先端側に未定着トナー像が残っているか否かを判別する(ステップ105)。
制御部101は、長尺紙9aの先端側に未定着トナー像が残っていないと判別すると(ステップ105)、通常のジャムクリア手順に則り、操作表示装置14の表示部14bにジャムクリア手順を表示し(ステップ108)、ユーザーによってジャムクリアが実行されて(ステップ109)、当該処理を終了する。
ここでの通常のジャムクリア手順とは、長尺紙9aの先端側に未定着トナー像が残っていないため、長尺紙9aの後端を手差しトレイ71側から引き抜くことにより長尺紙9aを除去する手順である。
一方、制御部101は、第1〜16用紙センサ47a〜47pからの検知信号(検知結果)に基いて長尺紙9aの先端側に未定着トナー像が残っていると判別すると(ステップ105)、図10に示されるように、リトラクト機構97を動作させて除去装置90を長尺紙9aと接触する清掃位置へ移動させ(ステップ106)、除去装置90を駆動させて長尺紙9a上から未定着トナー像を除去する動作を開始する(ステップ107)。
その後、制御部101は、操作表示装置14の表示部14bにおいてジャムクリア手順を表示する(ステップ108)。ここでのジャムクリア手順は、手差しトレイ71上に残っている長尺紙9aの搬送方向に沿った後端を手前側へ引き抜いて、搬送不良が発生した長尺紙9aを装置本体10の外部へ除去するものである。
ユーザーは、操作表示装置14の表示部14bに表示された通常のジャムクリアの手順に従って、搬送不良が発生した長尺紙9aを除去することにより(ステップ109)、当該搬送不良が発生した長尺紙9aの除去処理を終了する。
このように、上記実施の形態に係る画像形成装置1では、図7に示されるように、長尺紙9の先端が中間転写装置30の二次転写位置を通過し定着装置50の手前側に位置した状態で搬送不良が発生した場合であって、長尺紙9aの後端が合流位置G1に位置し、且つ長尺紙9a上に未定着トナー像Tが残っているとき、除去装置90を長尺紙9aと接触する清掃位置へ移動させた後に、長尺紙9aの後端を手差しトレイ71側から装置本体10の外部へと引き抜くことにより、長尺紙9a上の未定着トナー像を除去装置90で除去しながら搬送不良が発生した長尺紙9aを除去することができる。
そのため、搬送不良が発生した長尺紙9aを単に手差しトレイ71側から装置本体10の外部へと引き抜く場合に比較して、長尺紙9a上の未定着トナー像Tを構成するトナーが用紙搬送ロール対45c,45d、あるいは供給ロール72bや捌きロール72c、更には用紙案内部材などに付着して汚損されることが防止乃至抑制される。
[実施の形態2]
図11は、実施の形態2に係る画像形成装置を示すものである。
この実施の形態2に係る画像形成装置は、図11に示されるように、除去装置90を通過する記録用紙9の背面側を支持する支持手段として、平板状のガイド板96に加えて又は代えてロール状のバックアップロール961を備えるように構成されている。
この実施の形態2では、記録用紙9の背面側を支持する支持手段としてバックアップロール961を用いることにより、長尺紙9aを手差しトレイ71側から装置本体10の外部へと引き抜く際の搬送抵抗が軽減される。
[実施の形態3]
図12は、実施の形態3に係る画像形成装置を示すものである。
この実施の形態3に係る画像形成装置は、図12に示されるように、除去装置90の掻取部材が、記録用紙9上の未定着トナー像を掻き取るブレード99と、ブレード99で掻き取った未定着トナーを回収する回収部材95とを有するよう構成されている。
除去装置90は、容器状に形成された筐体91の内部に、記録用紙9上の未定着トナー像を掻き取る掻取部材の一例としてのブレード99が、その先端部が記録用紙9の搬送方向に沿った下流側に位置し且つ基端部が記録用紙9の搬送方向に沿った上流側に位置するよう配置されている。ブレード99は、その先端部が筐体91に開口された開口部93から露出している。
なお、回収部材95は、ブレード99によって掻き取られたトナーを吸引して回収する吸引手段などから構成しても良い。
前記実施の形態では、除去手段を用紙搬送路に沿って搬送される記録媒体から離間した退避位置と、記録媒体に接触する清掃位置とに移動可能に構成した場合について説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、除去手段を記録媒体に常時接触させるように構成しても良い。
また、前記実施の形態では、除去手段を記録媒体の水平な搬送路に沿って配置した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、除去手段を記録媒体の垂直な搬送路や傾斜した搬送路に沿って配置しても良い。
また、前記実施の形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4つの作像装置を備えたカラー画像形成装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、画像形成装置の画像形成方式は任意であり、単一の作像装置を備えたモノクロの画像形成装置などであっても勿論良い。
1…画像形成装置
10…装置本体
30…中間転写装置
31…中間転写ベルト
33…二次転写装置
331…二次転写ロール
40…定着装置
90…除去装置
92…回転ブラシ
95…回収部材

Claims (8)

  1. トナー像を保持する像保持手段と、
    前記像保持手段上のトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
    前記記録媒体を前記像保持手段の転写位置へ搬送する搬送手段と、
    前記像保持手段の転写位置と前記搬送手段の間に配置され、前記記録媒体を前記転写位置の上流側へ引き抜く際に、前記記録媒体上に転写された未定着トナー像を除去する除去手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記除去手段は、前記記録媒体上の未定着トナー像を掻き取る掻取部材と、前記記録媒体の裏面を支持する支持部材とを有する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記掻取部材は、前記記録媒体上の未定着トナー像を掻き取る回転ブラシと、前記回転ブラシで掻き取った未定着トナーを回収する回収部材を有する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記掻取部材は、前記記録媒体上の未定着トナー像を掻き取るブレードと、前記ブレードで掻き取った未定着トナーを吸引する吸引手段とを有する請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記支持部材は、搬送される前記記録媒体の裏面側と接離可能に配置されるガイド板を有する請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記支持部材は、搬送される前記記録媒体の裏面側と接触して回転する搬送ロールを有する請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記記録媒体の搬送不良が発生した位置を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果に応じて前記除去手段を前記搬送手段により搬送される前記記録媒体と接触する位置に移動させる移動手段と、
    を有する請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記移動手段は、前記検知手段によって前記記録媒体が前記転写手段の前記転写位置の前後に跨ると検知されたとき、前記除去手段を前記搬送手段により搬送される前記記録媒体と接触する位置に移動させる請求項7に記載の画像形成装置。
JP2019057011A 2019-03-25 2019-03-25 画像形成装置 Pending JP2020160152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019057011A JP2020160152A (ja) 2019-03-25 2019-03-25 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019057011A JP2020160152A (ja) 2019-03-25 2019-03-25 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020160152A true JP2020160152A (ja) 2020-10-01

Family

ID=72643111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019057011A Pending JP2020160152A (ja) 2019-03-25 2019-03-25 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020160152A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01145955A (ja) * 1987-11-30 1989-06-07 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH06186880A (ja) * 1992-12-15 1994-07-08 Canon Inc 画像形成装置
JP2009020464A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Sharp Corp 画像形成装置
JP2010217734A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、カートリッジ、および清掃器
JP2011123104A (ja) * 2009-12-08 2011-06-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成システム
JP2014197083A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 株式会社リコー 画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01145955A (ja) * 1987-11-30 1989-06-07 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH06186880A (ja) * 1992-12-15 1994-07-08 Canon Inc 画像形成装置
JP2009020464A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Sharp Corp 画像形成装置
JP2010217734A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、カートリッジ、および清掃器
JP2011123104A (ja) * 2009-12-08 2011-06-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成システム
JP2014197083A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 株式会社リコー 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4372716B2 (ja) 転写装置および画像形成装置
JP4577416B2 (ja) 画像形成装置
JP2008191514A (ja) 画像形成装置
JPH0962123A (ja) 画像形成装置および接触式転写手段の清掃方法
JP5011730B2 (ja) 画像形成装置、サブユニットの交換方法、及び画像形成装置の保守方法
JP5120411B2 (ja) 画像形成装置
JP2004251977A (ja) 画像形成装置
JP2006330110A (ja) 画像形成装置
JP2020160152A (ja) 画像形成装置
JP2000227700A (ja) 画像形成装置
JP2020052201A (ja) 画像形成装置
JP5950874B2 (ja) 画像形成装置
JP2022152386A (ja) 搬送装置及び画像形成装置
JP2005283848A (ja) 帯電器及び画像形成装置
JP2009086140A (ja) 画像形成装置
JP2001154433A (ja) 画像形成装置
JP2008033103A (ja) 画像形成装置
JP2009300864A (ja) 画像形成装置
JP2011053326A (ja) 画像形成装置のクリーニング装置及び画像形成装置
JPH0199066A (ja) 電子写真式プリンタ装置
JP2005077895A (ja) シート搬送装置
JP2020003647A (ja) 画像形成装置
JP6111923B2 (ja) 画像形成装置
JPH09171336A (ja) 画像形成装置
JP5404884B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230704