JPH05333706A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
- Publication number
- JPH05333706A JPH05333706A JP3071511A JP7151191A JPH05333706A JP H05333706 A JPH05333706 A JP H05333706A JP 3071511 A JP3071511 A JP 3071511A JP 7151191 A JP7151191 A JP 7151191A JP H05333706 A JPH05333706 A JP H05333706A
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- JP
- Japan
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- intermediate transfer
- toner
- image
- transfer body
- image forming
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- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中間転写体の離接可能なクリーニング装置を
なくし、大幅なコストダウン及び小型化ができ、常に良
好な画像を得ることができるカラー画像形成装置を提供
することにある。 【構成】 画像形成動作終了後、潜像担持体としての感
光体１と中間転写体２の接触部において、感光体１には
トナーと逆極性のバイアスを、中間転写体２にはトナー
と同極性のバイアスを印加し、また、中間転写体２上の
残留トナーを残留トナー用帯電器１５により再帯電させ
ることによって、中間転写体２上の残留トナーを感光体
１に再付着させることにより、従来の必要とした中間転
写体２をクリーニングすべき離接可能なクリーニング装
置９をなくし、大幅なコストダウン及び小型化ができ、
常に良好な画像を得ることができる。
なくし、大幅なコストダウン及び小型化ができ、常に良
好な画像を得ることができるカラー画像形成装置を提供
することにある。 【構成】 画像形成動作終了後、潜像担持体としての感
光体１と中間転写体２の接触部において、感光体１には
トナーと逆極性のバイアスを、中間転写体２にはトナー
と同極性のバイアスを印加し、また、中間転写体２上の
残留トナーを残留トナー用帯電器１５により再帯電させ
ることによって、中間転写体２上の残留トナーを感光体
１に再付着させることにより、従来の必要とした中間転
写体２をクリーニングすべき離接可能なクリーニング装
置９をなくし、大幅なコストダウン及び小型化ができ、
常に良好な画像を得ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体や絶縁体などの
潜像担持体上に形成したトナー像を、順次に中間転写体
上に重ねて転写して合成像を形成し、この合成像を最後
に一括して転写材に転写するカラー画像形成装置に関す
るものである。
潜像担持体上に形成したトナー像を、順次に中間転写体
上に重ねて転写して合成像を形成し、この合成像を最後
に一括して転写材に転写するカラー画像形成装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、転写式のカラー画像形成装置は、
感光体や絶縁体などの潜像担持体上に順次に異なる色に
よるトナー像を形成し、その各々のトナー像を転写材上
に多重転写する方式が広く利用されている。
感光体や絶縁体などの潜像担持体上に順次に異なる色に
よるトナー像を形成し、その各々のトナー像を転写材上
に多重転写する方式が広く利用されている。
【０００３】たとえば、特開昭５５ー９０９７２号など
には、転写方式の一方法として、感光体や絶縁体などの
潜像担持体に形成した個々のイエロー、シアン、マゼン
タ、ブラックのトナー像を中間像担持体であるドラム或
はベルト状の中間転写体上に重ねて転写し、中間転写体
上に形成された３色ないし４色のトナー像を転写材に一
括転写する方式が提案されている。
には、転写方式の一方法として、感光体や絶縁体などの
潜像担持体に形成した個々のイエロー、シアン、マゼン
タ、ブラックのトナー像を中間像担持体であるドラム或
はベルト状の中間転写体上に重ねて転写し、中間転写体
上に形成された３色ないし４色のトナー像を転写材に一
括転写する方式が提案されている。
【０００４】以下に従来のカラー画像形成装置について
図面を基に説明する。図２は従来のカラー画像形成装置
の構成図である。図中の１は表面に光導電層を有する潜
像担持体としての感光体である。感光体１の周りには、
感光体１を一様に帯電させる為の帯電器７、感光体１に
静電潜像を形成する為の書き込み用のレーザースキャナ
ー、あるいはＬＥＤヘッドなどの光学系４、上記静電潜
像を顕像化する為の現像器３ａ〜３ｄが配置されてい
る。この現像器３ａ〜３ｄにはイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの各色のトナーが入っている。
図面を基に説明する。図２は従来のカラー画像形成装置
の構成図である。図中の１は表面に光導電層を有する潜
像担持体としての感光体である。感光体１の周りには、
感光体１を一様に帯電させる為の帯電器７、感光体１に
静電潜像を形成する為の書き込み用のレーザースキャナ
ー、あるいはＬＥＤヘッドなどの光学系４、上記静電潜
像を顕像化する為の現像器３ａ〜３ｄが配置されてい
る。この現像器３ａ〜３ｄにはイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの各色のトナーが入っている。
【０００５】感光体１はその回動方向に対して、現像器
３ａの下流側で中間転写体２のベルト２ａと接触してい
る。中間転写体２のベルト２ａは樹脂中にカーボンなど
の物質を分散させ、抵抗値を１０5 Ωから１０12Ωに調
整された材料で構成されている。９は中間転写体２のベ
ルト２ａ上の残留トナーをクリーニングする為のクリー
ニング装置であり、ウレタンなどの合成樹脂でできたブ
レードや磁気ブラシ、導電性ブラシなどで構成されてい
る。クリーニング装置９は中間転写体２のベルト２ａに
対して離接可能な構造になっている。
３ａの下流側で中間転写体２のベルト２ａと接触してい
る。中間転写体２のベルト２ａは樹脂中にカーボンなど
の物質を分散させ、抵抗値を１０5 Ωから１０12Ωに調
整された材料で構成されている。９は中間転写体２のベ
ルト２ａ上の残留トナーをクリーニングする為のクリー
ニング装置であり、ウレタンなどの合成樹脂でできたブ
レードや磁気ブラシ、導電性ブラシなどで構成されてい
る。クリーニング装置９は中間転写体２のベルト２ａに
対して離接可能な構造になっている。
【０００６】１１は感光体１から中間転写体２のベルト
２ａへトナーを転写させる為の中間転写器であり、高電
圧の印加されたコロナ放電器や金属ローラや合成樹脂に
カーボンなどを分散させた導電性ローラに高電圧を印加
したものなどで構成され、中間転写体２と感光体１の接
する位置の中間転写体２の内側に配置されている。５は
中間転写体２のベルト２ａから転写材１３へトナーを転
写させる為の転写器である。６は感光体１のクリーニン
グ装置であり、感光体１と中間転写体２のベルト２ａが
接している位置の下流側に配置されている。
２ａへトナーを転写させる為の中間転写器であり、高電
圧の印加されたコロナ放電器や金属ローラや合成樹脂に
カーボンなどを分散させた導電性ローラに高電圧を印加
したものなどで構成され、中間転写体２と感光体１の接
する位置の中間転写体２の内側に配置されている。５は
中間転写体２のベルト２ａから転写材１３へトナーを転
写させる為の転写器である。６は感光体１のクリーニン
グ装置であり、感光体１と中間転写体２のベルト２ａが
接している位置の下流側に配置されている。
【０００７】８は転写材１３を中間転写体２のベルト２
ａ上の合成像にタイミングを合わせて搬送するレジスト
ローラ、１０は転写材１３上のトナーをこの転写材１３
に定着させる為の定着器、１２は転写材１３を収納する
転写材カセットである。
ａ上の合成像にタイミングを合わせて搬送するレジスト
ローラ、１０は転写材１３上のトナーをこの転写材１３
に定着させる為の定着器、１２は転写材１３を収納する
転写材カセットである。
【０００８】以上のように構成されたカラー画像形成装
置について、以下その動作を説明する。
置について、以下その動作を説明する。
【０００９】まず、暗部にて高抵抗を有する感光体１
を、コロナ放電によりコロナイオンを発生させる帯電器
７により一様に帯電した後、レーザースキャナーあるい
はＬＥＤヘッドにて構成されている光学系４により感光
体１上を画像データに従い露光し、感光体１上にイエロ
ー成分の静電潜像を形成する。次に現像器３ａのイエロ
ートナーにより感光体１上のイエロー成分の静電潜像を
現像することにより、感光体１上にイエロートナー像を
得る。次に前記イエロートナー像を感光体１と接してい
る中間転写体２のベルト２ａに高電圧の印加されたコロ
ナ放電器や、金属ローラや、合成樹脂にカーボンなどを
練り込んだ導電性ローラに高電圧を印加する構成の中間
転写器１１により転写する。
を、コロナ放電によりコロナイオンを発生させる帯電器
７により一様に帯電した後、レーザースキャナーあるい
はＬＥＤヘッドにて構成されている光学系４により感光
体１上を画像データに従い露光し、感光体１上にイエロ
ー成分の静電潜像を形成する。次に現像器３ａのイエロ
ートナーにより感光体１上のイエロー成分の静電潜像を
現像することにより、感光体１上にイエロートナー像を
得る。次に前記イエロートナー像を感光体１と接してい
る中間転写体２のベルト２ａに高電圧の印加されたコロ
ナ放電器や、金属ローラや、合成樹脂にカーボンなどを
練り込んだ導電性ローラに高電圧を印加する構成の中間
転写器１１により転写する。
【００１０】感光体１から中間転写体２のベルト２ａへ
転写されなかった残留トナーはクリーニング装置６によ
りクリーニングされ、感光体１上はリフレッシュされて
次の色成分の潜像形成に供される。以下同様に各々の色
成分毎に同じ行程を繰り返し、中間転写体２のベルト２
ａ上に合成像を得る。
転写されなかった残留トナーはクリーニング装置６によ
りクリーニングされ、感光体１上はリフレッシュされて
次の色成分の潜像形成に供される。以下同様に各々の色
成分毎に同じ行程を繰り返し、中間転写体２のベルト２
ａ上に合成像を得る。
【００１１】一方、転写カセット１２から送り出された
転写材１３は、レジストローラ８で中間転写体２のベル
ト２ａ上に得られた合成像と位置合わせを行い、中間転
写体２と転写器５の間の転写部へ搬送される。中間転写
体２のベルト２ａ上の合成像は高電圧の印加されたコロ
ナ放電器である転写器５により、転写材１３上に一括転
写される。転写材１３上に一括転写された合成像は定着
器１０に導かれ、熱及び圧力にて転写材１３上に定着さ
れる。
転写材１３は、レジストローラ８で中間転写体２のベル
ト２ａ上に得られた合成像と位置合わせを行い、中間転
写体２と転写器５の間の転写部へ搬送される。中間転写
体２のベルト２ａ上の合成像は高電圧の印加されたコロ
ナ放電器である転写器５により、転写材１３上に一括転
写される。転写材１３上に一括転写された合成像は定着
器１０に導かれ、熱及び圧力にて転写材１３上に定着さ
れる。
【００１２】転写器５により完全に転写材１３に転写さ
れなかった合成像のトナーは、中間転写体２のベルト２
ａ上に残留トナーとして残るが、この残留トナーはクリ
ーニング装置９によりクリーニングされリフレッシュさ
れる。クリーンング装置９は中間転写体２のベルト２ａ
に対して離接可能な構成となっており、１回の合成像が
得られるまで、中間転写体２のベルト２ａに対して離間
の位置にあり、合成像が転写器５により転写材１３に転
写された後、接触状態になり、残留トナーがクリーニン
グされる。
れなかった合成像のトナーは、中間転写体２のベルト２
ａ上に残留トナーとして残るが、この残留トナーはクリ
ーニング装置９によりクリーニングされリフレッシュさ
れる。クリーンング装置９は中間転写体２のベルト２ａ
に対して離接可能な構成となっており、１回の合成像が
得られるまで、中間転写体２のベルト２ａに対して離間
の位置にあり、合成像が転写器５により転写材１３に転
写された後、接触状態になり、残留トナーがクリーニン
グされる。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の画像形
成装置では、中間転写体２上の残留トナーを中間転写体
２に対して離接可能なクリーニング装置９によりクリー
ニングする為、離接機構が必要で機構的に複雑になり、
コストが高く装置が大型化するという問題点を有してい
た。また、クリーニング装置９の離接時において中間転
写体２が衝撃を受ける為、中間転写体２に速度変動が生
じ、トナーの重なり具合に位置ずれが起こり、画像が乱
れるという問題点を有していた。
成装置では、中間転写体２上の残留トナーを中間転写体
２に対して離接可能なクリーニング装置９によりクリー
ニングする為、離接機構が必要で機構的に複雑になり、
コストが高く装置が大型化するという問題点を有してい
た。また、クリーニング装置９の離接時において中間転
写体２が衝撃を受ける為、中間転写体２に速度変動が生
じ、トナーの重なり具合に位置ずれが起こり、画像が乱
れるという問題点を有していた。
【００１４】したがって本発明は上記問題点を解決する
もので、常に安定した良好な画像が得られ、小型でコス
トが安いカラー画像形成装置を提供することを目的とし
ている。
もので、常に安定した良好な画像が得られ、小型でコス
トが安いカラー画像形成装置を提供することを目的とし
ている。
【００１５】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、潜
像担持体表面に各色成分毎に分解された光像を照射して
各色成分毎の静電潜像を形成する露光手段と、前記各色
成分毎の静電潜像を各色成分毎の現像剤で現像して個別
に顕像とする現像手段と、感光体上の顕像を順次に中間
転写体上に重ねて転写して合成像を形成する中間転写手
段と、前記合成像を転写材に転写する転写手段と、前記
感光体に付着するトナーのクリーニング手段とを有し、
前記中間転写体上の残留トナーを前記感光体に再付着さ
せて前記中間転写体の表面をクリーニングし、前記感光
体に再付着したトナーを前記クリーニング手段によりク
リーニングするようにしたものである。
像担持体表面に各色成分毎に分解された光像を照射して
各色成分毎の静電潜像を形成する露光手段と、前記各色
成分毎の静電潜像を各色成分毎の現像剤で現像して個別
に顕像とする現像手段と、感光体上の顕像を順次に中間
転写体上に重ねて転写して合成像を形成する中間転写手
段と、前記合成像を転写材に転写する転写手段と、前記
感光体に付着するトナーのクリーニング手段とを有し、
前記中間転写体上の残留トナーを前記感光体に再付着さ
せて前記中間転写体の表面をクリーニングし、前記感光
体に再付着したトナーを前記クリーニング手段によりク
リーニングするようにしたものである。
【００１６】
【作用】上記構成により、中間転写体上の残留トナーを
感光体に再付着させてクリーニングするので、中間転写
体をクリーニングする為の複雑な構成の離接可能なクリ
ーニング装置が不要となり、大幅なコストダウンと小型
化、構成の簡略化が図れる。また、クリーニング装置の
離接の衝撃によるトナーの位置ずれの発生がなく良好な
画像を得ることができる。
感光体に再付着させてクリーニングするので、中間転写
体をクリーニングする為の複雑な構成の離接可能なクリ
ーニング装置が不要となり、大幅なコストダウンと小型
化、構成の簡略化が図れる。また、クリーニング装置の
離接の衝撃によるトナーの位置ずれの発生がなく良好な
画像を得ることができる。
【００１７】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図１は本実施例におけるカラー画像形成装置
の構成図であり、前記図２に示す従来装置と同じ部分は
同じ符号を付して重複説明を省略する。本実施例の特徴
的構成は、従来装置で説明した感光体１と中間転写体２
の接触部において、感光体１にはトナーと逆極性のバイ
アスを、中間転写体２にはトナーと同極性のバイアスを
印加することにより、中間転写体２のベルト２ａ上の残
留トナーを感光体１に再付着させることにある。
説明する。図１は本実施例におけるカラー画像形成装置
の構成図であり、前記図２に示す従来装置と同じ部分は
同じ符号を付して重複説明を省略する。本実施例の特徴
的構成は、従来装置で説明した感光体１と中間転写体２
の接触部において、感光体１にはトナーと逆極性のバイ
アスを、中間転写体２にはトナーと同極性のバイアスを
印加することにより、中間転写体２のベルト２ａ上の残
留トナーを感光体１に再付着させることにある。
【００１８】すなわち、図１において１５は中間転写体
２のベルト２ａに対向して開口するように設置された帯
電器であり、ベルト２ａ上の残留トナーを帯電させる。
１６は感光体１と中間転写体２の接触部において感光体
１にトナーと逆極性のバイアスを印加する為の感光体バ
イアススイッチである。１７ａ，１７ｂは感光体１と中
間転写体２の接触部において中間転写体２にバイアスを
印加する為の中間転写体バイアススイッチである。１７
ａの中間転写体バイアススイッチがＯＮするとプラスバ
イアスが印加され、１７ｂの中間転写体バイアススイッ
チがＯＮするとマイナスバイアスが印加される様に設定
されている。
２のベルト２ａに対向して開口するように設置された帯
電器であり、ベルト２ａ上の残留トナーを帯電させる。
１６は感光体１と中間転写体２の接触部において感光体
１にトナーと逆極性のバイアスを印加する為の感光体バ
イアススイッチである。１７ａ，１７ｂは感光体１と中
間転写体２の接触部において中間転写体２にバイアスを
印加する為の中間転写体バイアススイッチである。１７
ａの中間転写体バイアススイッチがＯＮするとプラスバ
イアスが印加され、１７ｂの中間転写体バイアススイッ
チがＯＮするとマイナスバイアスが印加される様に設定
されている。
【００１９】以下、上記実施例の動作を説明する。画像
形成動作は従来装置と同一である。画像形成動作終了
後、転写器５によって転写材１３に転写されなかった中
間転写体２上の残留トナーは、残留トナー用帯電器１５
によりトナーと同極性に帯電される（本実施例ではトナ
ーはマイナスに帯電していると仮定する）。帯電された
残留トナーは感光体１と中間転写体２の接触部におい
て、感光体バイアススイッチ１６がＯＮすることによ
り、感光体１にプラスのバイアスが印加されて、感光体
１に再付着される。また、画像形成動作中は中間転写体
バイアススイッチ１７ａがＯＮの状態にあり、プラスバ
イアスが中間転写体２に印加されることにより、感光体
１上のマイナスに帯電したトナーは中間転写体２に転写
されるが、画像形成動作終了後は中間転写体バイアスス
イッチ１７ａをＯＦＦし、中間転写体バイアススイッチ
１７ｂをＯＮすることにより、中間転写体２にマイナス
バイアスが印加される。このため、中間転写体２上の残
留トナー用帯電器１５によりマイナスに再帯電された残
留トナーは反発され、中間転写体２上より感光体１上に
再付着し易くなる。感光体１上に再付着された残留トナ
ーは、クリーニング装置６によりクリーニングされる。
形成動作は従来装置と同一である。画像形成動作終了
後、転写器５によって転写材１３に転写されなかった中
間転写体２上の残留トナーは、残留トナー用帯電器１５
によりトナーと同極性に帯電される（本実施例ではトナ
ーはマイナスに帯電していると仮定する）。帯電された
残留トナーは感光体１と中間転写体２の接触部におい
て、感光体バイアススイッチ１６がＯＮすることによ
り、感光体１にプラスのバイアスが印加されて、感光体
１に再付着される。また、画像形成動作中は中間転写体
バイアススイッチ１７ａがＯＮの状態にあり、プラスバ
イアスが中間転写体２に印加されることにより、感光体
１上のマイナスに帯電したトナーは中間転写体２に転写
されるが、画像形成動作終了後は中間転写体バイアスス
イッチ１７ａをＯＦＦし、中間転写体バイアススイッチ
１７ｂをＯＮすることにより、中間転写体２にマイナス
バイアスが印加される。このため、中間転写体２上の残
留トナー用帯電器１５によりマイナスに再帯電された残
留トナーは反発され、中間転写体２上より感光体１上に
再付着し易くなる。感光体１上に再付着された残留トナ
ーは、クリーニング装置６によりクリーニングされる。
【００２０】したがって、中間転写体２上の残留トナー
を感光体１上に再付着させ、クリーニングすることによ
り、離接機構の伴う中間転写体２のクリーニング装置９
をなくすことができ、装置のコストダウン及び装置の小
型化を図ることができる。
を感光体１上に再付着させ、クリーニングすることによ
り、離接機構の伴う中間転写体２のクリーニング装置９
をなくすことができ、装置のコストダウン及び装置の小
型化を図ることができる。
【００２１】また、中間転写体２のクリーニング装置９
をウレタンの様なブレードによって構成した場合、中間
転写体２から離接後、ブレードの筋として残留トナーが
残るが、この残留トナーがトナー落ちや画像乱れの原因
となることがある。その場合、上記実施例と同様にクリ
ーニングを行うことにより、残留トナーを除去すること
ができ、常にトナー落ちや画像乱れのない良好な画像を
得ることができる。
をウレタンの様なブレードによって構成した場合、中間
転写体２から離接後、ブレードの筋として残留トナーが
残るが、この残留トナーがトナー落ちや画像乱れの原因
となることがある。その場合、上記実施例と同様にクリ
ーニングを行うことにより、残留トナーを除去すること
ができ、常にトナー落ちや画像乱れのない良好な画像を
得ることができる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
潜像担持体表面に各色成分毎に分解された光像を照射し
て各色成分毎の静電潜像を形成する露光手段と、前記各
色成分毎の静電潜像を各色成分毎の現像剤で現像して個
別に顕像とする現像手段と、感光体上の顕像を順次に中
間転写体上に重ねて転写して合成像を形成する中間転写
手段と、前記合成像を転写材に転写する転写手段と、前
記感光体に付着するトナーのクリーニング手段とを有
し、前記中間転写体上の残留トナーを前記感光体に再付
着させて前記中間転写体の表面をクリーニングし、前記
感光体に再付着したトナーを前記クリーニング手段によ
りクリーニングするようにカラー画像形成装置を構成し
ているので、離接機構の伴う中間転写体のクリーニング
装置を不要とすることができ、装置のコストダウン及び
装置の小型化・簡略化を図り常に良好な画像を得ること
ができる。
潜像担持体表面に各色成分毎に分解された光像を照射し
て各色成分毎の静電潜像を形成する露光手段と、前記各
色成分毎の静電潜像を各色成分毎の現像剤で現像して個
別に顕像とする現像手段と、感光体上の顕像を順次に中
間転写体上に重ねて転写して合成像を形成する中間転写
手段と、前記合成像を転写材に転写する転写手段と、前
記感光体に付着するトナーのクリーニング手段とを有
し、前記中間転写体上の残留トナーを前記感光体に再付
着させて前記中間転写体の表面をクリーニングし、前記
感光体に再付着したトナーを前記クリーニング手段によ
りクリーニングするようにカラー画像形成装置を構成し
ているので、離接機構の伴う中間転写体のクリーニング
装置を不要とすることができ、装置のコストダウン及び
装置の小型化・簡略化を図り常に良好な画像を得ること
ができる。
【図１】本発明の一実施例におけるカラー画像形成装置
の構成図
の構成図
【図２】従来のカラー画像形成装置の構成図
１ 感光体（潜像担持体） ２ 中間転写体 ２ａ ベルト ６ クリーニング装置 １５ 残留トナー用帯電器 １６ 感光体バイアススイッチ １７ａ 中間転写体バイアススイッチ １７ｂ 中間転写体バイアススイッチ
Claims (4)
- 【請求項１】潜像担持体表面に各色成分毎に分解された
光像を照射して各色成分毎の静電潜像を形成する露光手
段と、前記各色成分毎の静電潜像を各色成分毎の現像剤
で現像して個別に顕像とする現像手段と、感光体上の顕
像を順次に中間転写体上に重ねて転写して合成像を形成
する中間転写手段と、前記合成像を転写材に転写する転
写手段と、前記感光体に付着するトナーのクリーニング
手段とを有し、前記中間転写体上の残留トナーを前記感
光体に再付着させて前記中間転写体の表面をクリーニン
グし、前記感光体に再付着したトナーを前記クリーニン
グ手段によりクリーニングすることを特徴とするカラー
画像形成装置。 - 【請求項２】前記中間転写体上の残留トナーを前記感光
体上に再付着させる時、前記感光体と前記中間転写体の
接触部において前記中間転写体にトナーと同極性のバイ
アスを印加することを特徴とする請求項１記載のカラー
画像形成装置。 - 【請求項３】前記中間転写体上の残留トナーを前記感光
体上に再付着させる時、前記感光体と前記中間転写体の
接触部において前記感光体にトナーとは逆極性のバイア
スを印加することを特徴とする請求項１記載のカラー画
像形成装置。 - 【請求項４】前記中間転写体上の残留トナーを前記感光
体上に再付着させる前に、残留トナー用帯電器により前
記中間転写体上の残留トナーを帯電させることを特徴と
する請求項１記載のカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3071511A JPH05333706A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3071511A JPH05333706A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05333706A true JPH05333706A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=13462803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3071511A Pending JPH05333706A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05333706A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5966564A (en) * | 1997-02-27 | 1999-10-12 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and method with cleaning features |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP3071511A patent/JPH05333706A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5966564A (en) * | 1997-02-27 | 1999-10-12 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and method with cleaning features |
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