JP3076717B2 - 製氷装置 - Google Patents

製氷装置

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JP3076717B2
JP3076717B2 JP06058761A JP5876194A JP3076717B2 JP 3076717 B2 JP3076717 B2 JP 3076717B2 JP 06058761 A JP06058761 A JP 06058761A JP 5876194 A JP5876194 A JP 5876194A JP 3076717 B2 JP3076717 B2 JP 3076717B2
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安夫 中村
章彦 真鍋
英知 高西
孝 青木
辰男 宮地
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松下冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫等に組み込まれ
る製氷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年冷蔵庫に製氷機が組み込まれて使用
されることが多い。この種の製氷装置としては、例えば
実公昭51−3082号公報、実開平1−136869
号公報に開示された構成が知られている。以下、実公昭
51−3082号公報、実開平1−136869号公報
に開示された従来技術の製氷装置について説明する。
【0003】図10は、従来技術の製氷装置の概略図で
ある。図11は、従来技術の製氷装置のスイッチ部の概
略図である。
【0004】従来技術の製氷装置200は、大きく分け
て製氷皿201と、この製氷皿201を反転させて製氷
皿201を変形させて氷を離氷する反転装置202と、
給水タンク206の水を計量タンク205で計量して前
記製氷皿201へ供給するポンプ203および配管20
7によって構成される。
【0005】この内製氷皿201、反転装置202は、
冷蔵庫の冷凍室内にあり、その他の部材は冷蔵室内に配
置される。
【0006】製氷皿201は、内部の水を凍らせる皿で
ある。反転装置202はギア列が内蔵されており、製氷
皿201を反転すると共に、砕氷皿201に捩りを加
え、離氷させる働きをする。
【0007】計量タンク205は計量室212と水溜め
室213とに仕切られた水槽である。そして両者を仕切
る仕切り壁には、小さい孔が設けられており、計量室2
12の水位が下がると水溜め室213から水がゆっくり
と流れ込むようになっている。
【0008】給水タンク206は、密閉状のタンク本体
に蓋214が設けられたものである。そして蓋214に
は開閉弁が設けられている。給水タンク206は、内部
に水が入れられ、蓋214を下にして計量タンク205
の上に配置され、前記した開閉弁の一部が給水タンク2
06の水溜め室213の底と当接する。
【0009】215は、給水タンク206の有無を検知
するスイッチで、216は上下に揺動するレバーで、片
方は給水タンク206が無しの状態でスイッチボタン2
17に当接し、片方は給水タンク206挿入時、上から
押さえるように付勢している。218は、レバー215
に揺動する力を与えるバネである。
【0010】従来技術の製氷装置200では、給水タン
ク206挿入時、開閉弁の一部が計量タンク205の水
溜め室213の底面に当接するようレバー215で上か
ら押さえられている。給水タンク206の水は、計量タ
ンク205内に落ち、水溜め室213を経て計量室21
2に水が満たされる。そして水は、計量室212内に挿
入されたポンプ203によって汲み上げられ、配管20
7を通って製氷皿201に給水される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来技術
の製氷装置200は、計量タンク205内の水が腐敗し
たり、氷に異臭が移るとか、または給水タンクが確実に
奧まで挿入されず、開閉弁が開かなかったり、開きが小
さく水が水溜め室213に落ちず給水、製氷できないと
いった問題がある。
【0012】即ち従来技術の製氷装置200は、計量タ
ンク205を必須とし、当該計量タンク205の部分で
水が空気中に露出する。より詳細には、従来技術の製氷
装置200では、ポンプ203に渦巻きポンプを採用す
るため、計量タンク205の上からポンプ203のポン
プ部211だけを計量タンク205中に挿入しなければ
ならない。
【0013】また、従来技術では、計量タンク205へ
の水の補給は、給水タンク206から水を落とし込むこ
とによって行う構成が採用されている。従って従来技術
で必須とする計量タンク205は、どうしても上面が開
放されたものとならざるを得ない。
【0014】加えて、製氷皿201への給水は、常時行
われる性質のものではなく、氷の消費量によっては担当
期間の間製氷皿201への給水がなされない場合も珍し
くない。
【0015】従って製氷皿への給水がなされない間は、
計量タンク内の水は、全く置換されない。そしてこの間
に、冷蔵室内に浮遊する塵等が計量タンクの水面に落
ち、更に長期間の間に水内の塵等が腐敗する。あるいは
長期の間に冷蔵庫内の異臭成分を持つガスが計量タンク
の表面から水中に溶け込み、できた氷が異臭を放つ場合
がある。
【0016】また従来技術の製氷装置200は、給水タ
ンク206挿入時、開閉弁の一部が計量タンク205の
水溜め室213の底面に当接するようレバー215で上
から押さえられているが、給水タンク206の挿入が甘
いと、開閉弁が水溜め室213の底面に当接しなかった
り、開閉弁の開きが小さかったりして、計量タンク20
5に水が落ちず、製氷皿201へ給水されず製氷できな
い。
【0017】本発明は従来技術の上記した欠点に着目
し、給水経路中で水が空気中に露出する機会を減らし、
水の腐敗や異臭の発生を防止することができる。また給
水タンクの挿入が甘い場合は、確実に入っていないこと
がわかる製氷装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】そして上記した目的を達
成するための本発明の特徴は、着脱自在な給水タンク
と、フレームと、ポンプと、製氷皿と、これらを結ぶ配
管が冷蔵庫内に内蔵され、前記給水タンクには内部と連
通する吐出管が吐出しており、該吐出管の先端にはノズ
ル状の管継手部材(A)が設けられていると共に該管継
手部材(A)の近辺に当接部が設けられ、前記ポンプは
冷蔵庫内に設けられたフレームに固定され、前記ポンプ
の吸い込み側には管状の管継手部材(B)が設けられて
おり、また前記フレームあるいは管継手部材(B)のい
ずれかには係止部材が設けられており、また前記フレー
ムには、給水タンクを離脱方向に押圧する押圧部材が設
けられ、前記押圧部材に押圧力を与えるバネと、給水タ
ンクの有無を検知するスイッチが設けられ、前記給水タ
ンクの着脱で離脱機能を持たせた前記押圧部材が前後方
向へ摺動することにより前記スイッチが連動する製氷装
置である。
【0019】また、フレームのレール受け部終端部近傍
に、給水タンクを離脱方向に押圧する押圧部材と当接す
るストッパーが設けられている製氷装置である。
【0020】さらに、押圧部材に、給水タンクの有無を
検知するスイッチのON−OFFを作動させるレバーを
備え、前記レバーは前記給水タンクの着脱に連動する
氷装置である。
【0021】また、押圧部材に押圧力を与えるバネと当
接するガイドリブが前記フレームに設けられている製氷
装置である。
【0022】
【作用】本発明の製氷装置は、給水タンクを離脱方向に
押圧する押圧部材を前後方向に摺動させることにより、
管継手部材(A)、(B)の結合が甘い状態であれば、
給水タンクを手前に押し出し、給水タンクがセットされ
ていないことを明確にわからせることができる。
【0023】
【作用】本発明の製氷装置は、フレームに前後方向に摺
動可能なレール受け部を設け、給水タンクを離脱方向に
押圧する押圧部材を前後方向に摺動させることにより、
管継手部材(A)、(B)の結合が甘い状態であれば、
給水タンクを手前に押し出し、給水タンクがセットされ
ていないことを明確にわからせることができる。
【0024】また本発明の製氷装置では、押圧部材を奧
方向に押し込んだ場合、フレームのレール受け部終端部
近傍にストッパーを設けており、それ以上押圧部材が奧
方向に移動することがない。
【0025】さらに本発明の製氷装置では、給水タンク
を挿入していくと、押圧部材を連動して押し込まれ、ス
イッチのON−OFFを作動させることができる。
【0026】また本発明の製氷装置では給水タンクを抜
いた際、押圧部材は、バネにYほり手前に移動する。こ
の時バネは急激に縮み共鳴しようとするが、ガイドリブ
に当接しており、共鳴音は緩和される。
【0027】また本発明の製氷装置では、上記同様バネ
は共鳴しようとするが、バネ内に発泡性材料を挿入する
ことにより共鳴音を防止できる。
【0028】
【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。図
1は、本発明の具体的実施例の製氷装置の概略図であ
る。図2は本発明の具体的実施例の製氷装置の断面図で
ある。図3は、図2の製氷装置で採用する給水タンクの
断面図である。図4は図2の製氷装置で採用する給水タ
ンクの正面断面図である。図5は本発明の具体的実施例
の製氷装置の給水タンク挿入前の平面図である。図6は
図5の製氷装置の給水タンクセット時の平面図である。
図7は本発明の具体的実施例の押圧部材部の断面図であ
る。図8はフレームのレール受け部の正面断面図であ
る。図9は押圧部材部の分解斜視図である。
【0029】先ず本実施例の製氷装置1の基本構成を図
1を参照しつつ説明する。尚図1は、本実施例の製氷装
置1の概略構成を説明するものであり、後記するフレー
ム8は図示されていない。本実施例の製氷装置1は、製
氷皿2、反転装置3、貯水容器5、ポンプ6、給水タン
ク7、および配管4、9によって構成される。即ち本実
施例の製氷装置1には、従来技術で必須であった計量タ
ンクに相当する部材はない。
【0030】本実施例の製氷装置1は、冷蔵庫内に配置
される。より具体的には、上記した構成物の内、製氷皿
2、反転装置3および貯水容器5は下段の冷凍室10内
にあり、ポンプ6と給水タンク7は上段の冷蔵室11内
に配置される。
【0031】また配管4は、給水タンク7とポンプ6を
結合するものである。配管9はポンプ6と製氷皿2とを
結合する。ここで配管4は、隙間無く連続的に接続され
ており、配管9は、製氷皿2の上面にノズル12が開口
し、ノズル12から製氷皿2に注水する構成が採用され
ている。
【0032】上記した製氷装置1の構成物の内、製氷皿
2、反転装置3および貯水容器5は公知のそれと何ら異
なるところはない。簡単に説明すると、製氷皿2は、内
部の水を凍らせる皿である。反転装置3はギア列が内蔵
されており、製氷皿2を反転して離水させる働きをす
る。貯水容器5は、製氷皿2の下にあり、製氷皿2から
落下した氷を貯めておく容器である。
【0033】本実施例で採用する給水タンク7は、タン
ク本体13の開口部に蓋体14が被せられている。この
時、蓋体14の袋状部15には、パッキン16が配置さ
れ、タンク本体13の開口端に、パッキン16が圧接
し、タンク本体13と蓋体14は密閉される。そしてロ
ック部材17の係合爪18が、タンク本体13のフラン
ジ19の底面と係合する。そのため蓋体14は外れない
ように、タンク本体13に取り付けられる。
【0034】蓋体14には前記した構成の他、注水用の
孔20が設けられており、この孔20には、キャップ2
1が付着されている。また蓋体14には、給水タンク7
を引き出す際の把手として作用する凹部22が形成され
ている。さらに蓋体13には、蓋体13から上側に突出
し、突出部分には管継手部材(A)23が一体に設けら
れている。
【0035】24は蓋体13に設けられた空気孔であ
り、タンク本体13の上面と外部を連通するものであ
る。25は前記した管継手部材(A)23と連通し、端
部がタンク本体13の底部まで至っている吐出管であ
る。
【0036】次にフレーム8について説明する。前記し
た構成のフレーム8は冷蔵室11内に固定されている。
フレーム8は樹脂によって作られたものであり、給水タ
ンク装着部26と、ポンプ配置部27とに区切られてい
る。
【0037】給水タンク装着部26は、管継手部材
(A)収納部28が形成されている。管継手部材(A)
収納部28は上から見ると台形状をしており、給水タン
ク装着部26の端部側は幅が広く、中央へ向かうに従っ
てテーパ状を形成して狭く作られている。また管継手部
材(A)収納部28の先端側、言い換えると給水タンク
装着部26の中央側には、開港29が設けられている。
【0038】さらに給水タンク装着部26の開口29周
辺には、支持台30を介して管継手部材(B)31と係
合爪32が設けられている。
【0039】係合爪32は、棒状部材33の先端に爪3
4が設けられたものである。係合爪32は、軸35によ
って揺動可能に支持されている。そして係合爪32の棒
状部材33には、バネa35′が当接し、係合爪32
は、常時爪34が下向きに移動するように付勢されてい
る。
【0040】また給水タンク装着部26の近傍に押圧部
材36が設けられている。押圧部材36は、フレーム8
と一体に形成されたレール受け部37に挿入され、前後
摺動自在に取り付けられている。押圧部材36は給水タ
ンク当接部38と、バネb取り付け部39と、スイッチ
レバー部40及び後部ストッパー当接部41、およびレ
ール部42より形成されている。
【0041】フレーム8のレール受け部37の後方終端
部近傍には、押圧部材36の後部ストッパー当接部41
が当接するストッパー43が形成されている。後部スト
ッパー当接部41とストッパー43は当接面がくさび状
になっている。
【0042】また、フレーム8には、押圧部材36に押
圧力を与えるバネb44を取付けるバネb取付け部45
が一体に形成されている。バネb44は押圧部材を前方
に引っ張り込むように引張りコイルバネを使用してい
る。さらに前記バネb44の側面に当接するように設け
られたガイドリブ46が形成されている。
【0043】図7はバネb44内に、発泡性材料47
(例えば発泡ポリエチレンフォーム)を挿入したもので
ある。
【0044】ポンプ配置部27には、ポンプ6が、ゴム
製の防振マウント48を介して取り付けられている。
【0045】以上本実施例の製氷装置の作用を、製氷装
置の作業手順を追って説明する。本実施例の製氷装置1
の使用にあたっては、まず給水タンク7に水を入れる。
給水タンク7に水を入れる場合は、キャップ21を取り
外し、孔20から給水タンク7内に注水することにより
行う。
【0046】給水タンク7内に水を入れた後、給水タン
ク7をフレーム8に挿入し取り付ける。
【0047】ここで給水タンク7の装着の際には、管継
手部材(A)23が、管継手部材(A)収納部28の広
い開口から、テーパに沿って内部に進み、管継手部材
(A)23は、管継手部材(A)収納部28の側面によ
って保持されるので、給水タンク7の横方向の移動が規
制される。
【0048】そして、管継手部材(A)23は、管継手
部材(A)収納部28の先端側にある開口29にいた
る。
【0049】なおも給水タンク7を押し込むと、管継手
部材(A)23の頂面23aが図2に二点鎖線で示すよ
うに係合爪32を上に押し上げる。そして管継手部材
(A)23の先端が管継手部材(B)31の中に挿入さ
れる。
【0050】管継手部材(A)23が管継手部材(B)
31内に完全に挿入されると、係合爪32はバネ32は
バネa35′の力によって下に下がり、管継手部材
(A)23の側面部と爪34が係合する。その結果管継
手部材(A)23は管継手部材(B)31から抜けない
ように保持される。
【0051】一方押圧部材36は、フレーム8の給水タ
ンク装着部26手前側面に設けたバネb取り付け部45
と、押圧部材36の手前側に設けたバネb取り付け部3
9に引っ掛けられたバネb44により、手前側に力が加
えられている。
【0052】押圧部材36はフレーム8のレール受け部
37の後方終端部が切欠かれており、後方より挿入され
る。押圧部材36のレール部42とフレーム8のレール
受け部37の嵌合代は前後方向に十分取られており、前
後方向に摺動時ガタツキがなく、給水タンク7挿入時、
引っ掛かり等なくスムーズに挿入できる。また給水タン
ク7が奥まで確実に挿入されない場合は、押圧部材36
により給水タンク7は手前に押し出され、給水タンク7
が挿入されていないことをわからしめることができる。
【0053】給水タンク7がない状態と押圧部材36を
押し込んだ場合でも、押圧部材36の後部ストッパー当
接部41が、フレーム8のストッパー43に当接するこ
とにより、押圧部材36がフレーム8のレール受け部3
7より脱落することがない。またスイッチ48のレバー
49を破損することもない。
【0054】押圧部材36の横に取り付けられたスイッ
チ48は、押圧部材36と一体に形成されたスイッチレ
バー部40が、前後方向に摺動することにより、ON−
OFFを作動させる。本実施例では給水タンク7の挿入
前はスイッチレバー部40とスイッチ48は当接し、給
水タンク7挿入後は押圧部材36が後方へ移動し、スイ
ッチレバー部40とスイッチ48は隔離される。押圧部
材36は前記で述べたように、ガタツキが少なくスイッ
チ48のレバー49に衝撃を与えることがなく、スイッ
チ48の信頼性に対して悪影響を与えることがない。
【0055】また押圧部材36とスイッチレバー部40
を一体に形成している為、部品点数及び作業工数の減を
図ることができる。
【0056】給水タンク7を急に抜いた場合に、バネb
44は急激に縮もうとする。フレーム8にバネb44に
当接するガイドリブを設けることにより、バネb44の
縮みによる共鳴音を防止することができる。
【0057】さらにバネb44内に、発泡性材料47を
挿入することにより、共振をなくし、共鳴音を防止する
ことができる。
【0058】
【発明の効果】本発明の製氷装置は、押圧部材前後方
向に摺動するため、押圧部材のストロークが十分に確保
でき、給水タンクの挿入が中途半端な場合、押圧部材に
より給水タンクは手前に押し出され、給水タンクが挿入
されていないことが確実にわかる。
【0059】またフレームのレール受け部の終端部にス
トッパーを設けた構成では、押圧部材を意地悪に押して
も、押圧部材のストッパー当接部がストッパーに当接
し、それ以上奥へ行かず、押圧部材が脱落することがな
く、スイッチのレバーの破損防止ができる。
【0060】さらに押圧部材に給水タンクの有無を検知
するスイッチのON−OFFを作動させるレバーを
え、前記レバーは前記給水タンクの着脱に連動すること
により、押圧部材のガタツキがなく、スイッチへの衝撃
を与えることがない。
【0061】またバネをフレームのガイドリブに当接さ
せる構成では、給水タンクを急に抜いた場合でも、バネ
がガイドリブに当たり共振、共鳴することがない。
【0062】さらにバネ内に発泡性材料を挿入する構成
でも上記と同様に発泡性材料がバネ内面に当たり共振、
共鳴することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的実施例の製氷装置の概略図
【図2】本発明の具体的実施例の製氷装置の断面図
【図3】図2の製氷装置で採用する給水タンクの断面図
【図4】図2の製氷装置で採用する給水タンクの正面断
面図
【図5】本発明の具体的実施例の製氷装置の給水タンク
挿入前の平面図
【図6】図5の製氷装置の給水タンクセット時の平面図
【図7】本発明の具体的実施例の押圧部材の断面図
【図8】フレームのレール受け部の正面断面図
【図9】押圧部材部の分解斜視図
【図10】従来技術の製氷装置の概略図
【図11】従来技術の給水タンクスイッチ部の概略図
【符号の説明】
1 製氷装置 2 製氷皿 3 反転装置 4 ポンプ 7 給水タンク 9 配管 23 管継手部材(A) 26 給水タンク装着部 31 管継手部材(B) 36 押圧部材 37 レール受け部 38 給水タンク当接部 40 スイッチレバー部 41 後部ストッパー当接部 42 レバー部 43 ストッパー 44 バネb 46 ガイドリブ 47 発泡性材料 48 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 孝 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 宮地 辰男 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−136869JP,A) 実開 昭50−91868(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25C 1/24

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫から着脱自在な給水タンクと、自
    吸性ポンプと、冷蔵庫内に配設される製氷皿と、前記各
    部品を結ぶ配管と、給水タンク装着部と、ポンプ配置部
    を具備するフレームと、前記給水タンクに設けたタンク
    内部と連通する吐出管と、前記吐出管の先端に設けたノ
    ズル状の管継手部材(A)と、前記ポンプの吸い込み側
    に設けた管状の管継手部材(B)と、前記フレームある
    いは前記管継手部材(B)のいずれかに設けられた係止
    部材と、前記管継手部材(A)の近辺で前記係止部材が
    係合する当接部と、前記フレームに設けられ、給水タン
    クを離脱方向に押圧する押圧部材とこの押圧部材に押圧
    力を与えるバネと、給水タンクの有無を検知するスイッ
    チとよりなり、前記給水タンクの着脱で離脱機能を持た
    せた前記押圧部材が前後方向へ摺動することにより前記
    スイッチが連動することを特徴とする製氷装置。
  2. 【請求項2】 フレームのレール受け部終端部近傍に給
    水タンクを離脱方向に押圧する押圧部材と当接するスト
    ッパーを備えた請求項1記載の製氷装置。
  3. 【請求項3】 押圧部材に給水タンクの有無を検知する
    スイッチのON−OFFを作動させるレバーを備え、前
    記レバーは前記給水タンクの着脱に連動することを特徴
    とする請求項1記載の製氷装置。
  4. 【請求項4】 フレームに押圧部材に押圧力を与えるバ
    ネと当接するガイドリブを備えた請求項1記載の製氷装
    置。
  5. 【請求項5】 バネ内に発泡性材料を挿入した請求項1
    記載の製氷装置。
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