JP2002115960A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002115960A
JP2002115960A JP2000309284A JP2000309284A JP2002115960A JP 2002115960 A JP2002115960 A JP 2002115960A JP 2000309284 A JP2000309284 A JP 2000309284A JP 2000309284 A JP2000309284 A JP 2000309284A JP 2002115960 A JP2002115960 A JP 2002115960A
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refrigerator
water
water tank
cold water
tank
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Application number
JP2000309284A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Sekiguchi
一博 関口
Hideo Ochiai
英夫 落合
Susumu Yamazaki
山崎  進
Tsuneji Nihei
恒二 仁平
Toru Nikaido
透 二階堂
Poonsak Jamusawa
ポーンサック ジャムサワ
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Products Thailand Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Products Thailand Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/122General constructional features not provided for in other groups of this subclass the refrigerator is characterised by a water tank for the water/ice dispenser

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】清潔で衛生的な冷蔵庫を提供する。 【解決手段】庫内側に配置された水タンクと,庫外壁上
に設けられこの水タンクからの水が流出する取出口と、
前記水の流出を調節するポンプとを備えた冷蔵庫におい
て、上記水タンクに設けられた開口と、この開口を覆い
前記冷蔵庫の左右方向に移動可能な蓋部材と、前記冷蔵
庫の扉の内側板に設けられ前記水タンクと係止する係止
部とを備えた

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯蔵室内の水タン
クからの水の給水口を外表面に設けた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、扉の貯蔵室側に給水タンクを
設け、扉外板側に前記給水タンクからの水を取り出せる
給水口を有した冷蔵庫が考えられてきた。
【0003】このような従来技術の例は、例えば特開平
10−148460号公報に開示されている。この従来
技術では、庫内の扉内側に設けられたポケットに配置さ
れたの給水ボトル内の水も、庫内と同様に5℃近辺に冷
却される。また、扉外側には給水ボトル内の水の冷水口
が設けられ、この冷水取出口と給水ボトルとは給水経路
で結ばれている。また、給水経路の途中にはポンプが設
けられ、給水口の近傍に設けられたスイッチの操作部が
コップ等で押されたとき駆動されて給水ボトル内の水を
給水口まで供給する。
【0004】即ち、コップでスイッチの操作部を押し続
けている間、冷水取出口より給水ボトル内の水がコップ
に給水される構造であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術ては次に
示すような課題があった。
【0006】給水ボトル内の水を交換したり補給したり
するために、給水経路を構成するパイプをより給水ボト
ルから脱着して、ポケット側を変形させてボトルを取り
出さなければならない。このため、給水ボトルが配置さ
れるポケット部に大きく変形が可能な特別な部材が必要
となったり、給水ボトルを脱着するために手間が掛かり
使用者の利便を損なってしまったりする点については、
考慮されていなかった。
【0007】また、給水ボトルは密閉される構造となっ
ているのでボトル内の清掃を行い難く、パイプが差し込
まれる穴の隙間からはゴミ等が侵入しやすく衛生上十分
な配慮臥されていなかった。また給水経路であるパイプ
内の洗浄がし易い構造となっていなかった。
【0008】使用者は操作スイッチをコップや手指で押
すことにより給水口から水を取り出すが、水を受けるコ
ップ等の容器がなく操作ボタンが押された場合には、直
接水が下方の床に落ちて周辺を汚してしまうという問題
については考慮されていなかった。
【0009】また、コップ内に供給された水が所望の量
に達しスイッチが離されてオフとなった時に、ポンプの
駆動が終わりパイプ内の水は自重により給水ボトル側に
流下するが、パイプ内の水分の一部は表面張力によりパ
イプ内に残ってしまう。特に、給水口の先端部分に残っ
た水分はコップ等の容器を離した後にコップ外に滴下し
てしまい床を汚してしまうという点について従来技術で
は考慮されていなかった。すなわち、給水経路の最高部
を境に一方は給水ボトル側に、他方は給水口側に流れよ
うとする。この時給水口には表面張力で給水口外に落ち
ようとする水をパイプ内に留めようとする力が働く。こ
の力によりある程度の時間水は留められるが、長時間留
めておくことはできず滴下してしまい床や冷蔵庫外側の
板面を汚してしまう点について考慮されていなかった。
【0010】本発明の目的は、清潔で衛生的な冷蔵庫を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、庫内側に配
置された水タンクと,庫外壁上に設けられこの水タンク
からの水が流出する取出口と、前記水の流出を調節する
ポンプとを備えた冷蔵庫において、上記冷水タンクに設
けられた開口と、この開口を覆い前記冷蔵庫の左右方向
に移動可能な蓋部材と、この蓋部材を介して一方がタン
ク内側に、他方が前記ポンプ側に接続されるパイプとを
備えたことにより達成される。
【0012】また、前記パイプが、複数のパイプで構成
され、前記蓋部材の移動の際に前記複数のパイプを接続
する接続部を備えたことにより達成される。
【0013】さらには、前記タンクと前記冷水取出口を
結ぶ給水経路の最高部位を境に冷水がタンク側に戻ろう
として働く自重W1と、冷水取出口側に出ようとして働
く水の自重W2と、冷水取出口部に残る水とパイプ間に
働く表面張力との関係が、W1>表面張力>W2となる
よう設定し、冷水供給後は給水経路内冷水を冷水タンク
に戻すようにしたことにより達成される。
【0014】さらには、前記複数のパイプが前記蓋部材
に取り付けられ前記タンク内側に連通した第1のパイプ
と、この第1のパイプと前記接続部により接続される第
2のパイプとを有し、前記蓋部材の移動に伴い前記接続
部が冷蔵庫左右方向に移動して接続することにより達成
される。さらには、前記パイプ上の前記蓋部材と前記接
続部との間に設けられた可撓性部材を備えたことにより
達成される。
【0015】また、上記目的は、庫内側に配置された水
タンクと,庫外壁上に設けられこの水タンクからの水が
流出する取出口と、前記水の流出を調節するポンプとを
備えた冷蔵庫において、前記取出口の上方に設けられ使
用者が操作可能な前記ポンプの操作部と、前記取出口の
下方に設けられ前記操作部と電気的に接続されたスイッ
チと、このスイッチと前記操作部とが同時に操作された
際に前記ポンプを駆動させる機能とを備えたことにより
達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図を用いて説明
する。先ず図1,2において、本発明の第1の実施例に
係る冷蔵庫の構造の概略を説明する。図1は、本発明の
冷蔵庫の第1の実施例を示す斜視図である。図2は、図
1に示す冷蔵庫の扉を開いた図である。
【0017】1は冷蔵庫本体であり、この冷蔵庫本体1
は、前面に扉2を有している。また、この扉2には内側
にパッキング3が設けられ、このパッキング3により、
冷蔵庫本体1の内側を密封空間としている。
【0018】図2において、4は冷蔵庫本体1内の庫内
を示している。この庫内4には上部に冷却器5が設置さ
れている。この冷却器5は、冷凍サイクルを構成するも
のであり、この冷凍サイクルは図示していないが、圧縮
機、凝縮器、キャピラリチューブ、冷却器等を環状に接
続して構成されている。上記冷却器5は、通常は−25
℃〜−30℃近辺に冷却されている。従って、この冷却
器5により冷却される冷凍室内(図示せず)の空気温度
は−20℃近辺に保持され、アイスクリーム等の低温の
貯蔵物の貯蔵に用いられる。
【0019】また、先の庫内4は上方に配置された上記
冷却器5により+5℃近辺に冷却されているものであ
る。6は扉2を開閉する為のハンドルである。扉2はハ
ンドル6が設けられた側の反対の側がヒンジ(図示せ
ず)等により、冷蔵庫本体1に対し枢軸され、冷蔵庫本
体に対し開閉自在に取付けられている。
【0020】7は庫内4に複数段設けられた棚である。
この棚7上に冷蔵食品は載置される。8は野菜等を収納
する容器で、通常内部は高湿に保持されている。扉2の
庫内側には水を収納され前記庫内の空気により冷却され
る冷水タンク9が設けられている。本実施例では、この
冷水タンク9内には水が2〜5リットル収納可能となっ
ている。
【0021】この冷水タンク9の構成について図3,4
にて説明する。図3は、図1に示す冷蔵庫の冷水タンク
部の装着の詳細を示す図である。図4は、図3に示す冷
水タンク部の要部の断面を拡大して説明する図である。
【0022】冷水タンク9は、タンク容器9aとそのタ
ンク容器9aの上方を覆う蓋体10とで構成されてい
る。この蓋体10は上記タンク容器9aから着脱自在に
取付られており、タンク容器9aの内側を清掃できるよ
うになっている。そして前記蓋体10には、一方がタン
ク容器9a底部近くまで、他方が蓋体10側に位置し、
その先端においてポンプカバー15側の第2の汲上げパ
イプ29と接続部14aを介して接続される第1の汲上
げパイプを備えている。この接続部14aにより、前記
冷水タンク9を扉2内側から着脱する場合には、扉内側
に配設されて固定されたポンプ側と解除もしくは接続で
きる構成となっている。
【0023】更に前記第1の汲上げパイプ14は取付部
材11を介して蓋体10側に取付けられている。そのパ
イプ取付部材11は蓋体上を水平方向に移動可能に構成
されており、前記接続部14aによる第1の汲上げパイ
プ14と第2の汲上げパイプ29との脱着は、この取付
部材11の水平移動によりなされるものである。このよ
うにすることで、冷水タンク9の扉内側への装着のため
に必要とされる上下方向の空間を低減できる。
【0024】つまり、図3に示す、前記冷水タンク9の
上端面とポンプカバ−15の下端面までの距離寸法Hを
低減することができ、その分冷水タンクの高さ寸法を大
きくできるので、冷水タンク9の容量を大きくすること
ができる。あるいは、同じ冷水タンク9の容量であれ
ば、扉2の内側の冷水タンク9、ポンプ及びポンプカバ
ー15、汲上げパイプ14,29等から成る給水ユニッ
トの占有する体積を小さくして、扉内側及び庫内の貯蔵
室に収容できる容積を大きく確保できる。
【0025】また、上記蓋体10には、冷水タンク9内
の水を補給する孔10bと、この孔10bを覆い水平方
向に移動可能な給水蓋10aとを備えている。更に、こ
の給水蓋10aは冷水タンク9内の水を補給する時の、
蓋体10の移動方向が第1の汲上げパイプ14の側にな
るような構成となっている。
【0026】尚、ポンプをカバーするポンプカバー15
は、図2,3からも明らかな如く、蓋体10側に突出し
た第1の汲上げパイプ14のほぼ真上に位置している。
一方、蓋体10に備えた水補給用の給水蓋10aおよび
給水孔10bは、ポンプカバー15より少しずれた位
置、つまり第2の汲上げパイプ29の取付部材11から
離れた位置になるよう設計されている。
【0027】このようにすることで、冷水タンク9内に
冷水を補充する際に、ポンプカバー15が水を補充する
口の上方に有ることにより補充作業をし難いといったこ
とが低減される。すなわち、先に説明したように、本実
施例の冷蔵庫を長期に使用すると冷水タンク9内に水を
補給する必要が生じる。この水の補給の際に、冷水タン
ク9の蓋体10上方には、障害物がないことが使い勝手
上非常に有利となる。
【0028】また、前記取付部材11に取付けられた第
1の汲上げパイプ14には、接続部14aと蓋体への取
付部材11との間に蛇腹部14bが設けられている。こ
の蛇腹部14bは第1の汲上げパイプ14の水平方向へ
の変形移動を可能とするように構成されている。このよ
うにすることで、前記冷水タンク9の扉内板への取付
け、あるいは取り外し時にポンプ側第2の汲上げパイプ
29先端部との衝突を避けることは勿論、接続部14a
の脱着がスムーズに出来るように工夫されている。
【0029】また,この冷水タンク9は、後述するよう
に、扉内板12が構成するポケット13に設置される形
状に作られている。冷水タンク9が設置される扉ポケッ
ト13の部分にはリブ13aが設けられており、このリ
ブ13aが、冷水タンクの脱着時の位置決めの他に、扉
開閉時冷水タンク9がポケット13内で左右に移動もし
くは倒れるのを防止する役目も果たしている。
【0030】上記の通り、本実施例によれば、上記冷水
タンク9をポケット13部より取り外す時には、蓋体1
0の取付部材11を水平方向に第2の汲上げパイプ29
とは反対の側に移動し、前記第1の汲上げパイプ14の
接続部14aによるポンプ側の第2の接続パイプ29の
接続を解除させた後、冷水タンク9をポケット13上方
の手前側に持ち上げて取り外しをすることができる。更
に、上記冷水タンク9を取り付ける時には、図4に示す
如く、扉内板の上下方向の側壁部12aとリブ13aと
の間に沿って冷水タンク9を設置した後、取付部材11
をヒンジ側方向に水平移動させ、第1の汲上げパイプの
接続部を第2の汲上げパイプに接続するようになってい
る。
【0031】また、冷水タンク9内の飲料水は、ポンプ
が駆動することにより後述する冷水取出口に供給される
ものであり、ポンプが駆動する時間の長さにより冷水が
供給される量が変化するものである。
【0032】次に、図5を用いて、上記実施例の変形例
を説明する。
【0033】図5は、本発明の冷蔵庫の第1の実施例の
変形例に係る冷水ボトル部の装着を示す図である。12
aは扉内板の側壁部でヒンジ側の上下方向に庫内4側に
突出する側壁を形成している。13aは内板側より突出
したリブで先の側壁部12aと平行に設けられ、先の側
壁部12aとリブ13aとの間に冷水ボトル9bが設置
されている。
【0034】この変形例において、この冷水ボトル9b
は図示の如く、冷水ボトル内の水を吸い上げる汲上げパ
イプが設けられ、冷水ボトル9bの上方部でポンプ側汲
上げパイプ29と結合した構成をなしている。ここでリ
ブ13aは扉開閉等で冷水ボトルが横揺れをした場合に
おいても先のリブ13aが扉内板側より上下方向にわた
って突出ているので、前記冷水ボトル9bの倒れを防止
できるものである。
【0035】更に、このリブ13aは先の冷水ボトル9
bを扉内板より脱着する際、側壁部とリブが位置決め及
び案内となるので取り外し、もしくは取り付けにおいて
の使い勝手を向上させる効果が有る。
【0036】次に、図6を用いて、本発明の冷蔵庫の第
1の実施例の変形例を説明する。図6は、本発明の冷蔵
庫に係るポンプ部の取付の変形例を示す断面図である本
実施例は、ポンプを収納する容積を少なくする実施例で
あり、冷水タンク9の上方部に設けるポンプ20に対応
する扉内板側の断熱材を扉外板側にへこませ、このへこ
ませたポンプ収納凹部20cに前記ポンプ及びポンプカ
バー等を取付けたものである。こうすることで図に示し
た如く冷水タンク9のポケット13とポンプカバー15
間の奥行寸法Lを大きくすることが出来、従って冷水タ
ンクの出し入れ時の冷水タンクの傾き角度Yを大きくと
れるので、脱着がやり易く使い勝手の向上につながるも
のである。
【0037】次に図7を用いて、本発明の冷蔵庫の別の
実施例を説明する。
【0038】図7は、本発明の冷蔵庫の第1の実施例の
別の変形例に係る冷水タンクを示す斜視図である。本実
施例において、冷水タンク9の上面に開口穴30を設
け、さらに、この開口穴30を覆う着脱可能な覆い蓋3
1を設けている。また、この覆い蓋31には、一方がタ
ンク底部に,他方がポンプ側に接続される汲上げパイプ
14を通す通し穴31aが設けられている。
【0039】上記開口穴30は、冷水タンク9内の清掃
が容易となるように、使用者の握り手が入る大きさを有
している。その形状は、例えば、図示の如く楕円状もし
くは長方形状でも良い。ここで覆い蓋31は開口穴30
の上方より覆い,且つ脱着が容易になるようになってい
る。また、この覆い蓋31は、左右方向の移動でだっ着
可能としても良い。このような構成とすることで、使用
者は前記覆い蓋31を取り外してタンク9の内側全体を
容易に洗浄することが可能となる。また、この覆い蓋3
1は冷水タンク内の水補給時にも使用することは勿論の
ことである。
【0040】次に図8,9,10に於いて扉外板側の給
水口の構造とこの給水口からの給水動作と説明する。図
8は、図1に示すA部の詳細をを説明する図である。図
9は、図2に示すB−B断面を示す図である。図10
は、図1に示す冷蔵庫に係る給水取出口部を示す断面図
である。
【0041】図8において、16は扉外板17に設けら
れた冷水取出口である。18はこの冷水取出口16を覆
う化粧カバーである。図9及び10に示されるように、
この化粧カバー18は冷水取出口16を覆う、覆い部1
8aと扉外板17上面に取付けられる当て部18bより
構成されている。
【0042】19は化粧カバー18に設けられた、ポン
プ入切スイッチの操作部である。この操作部19は面ス
イッチになっており、前記覆い部18aとほぼ同一平面
になるよう設けられている。19bは、冷水取出口16
の下方に設けられた給水ボタンであり、前記当て部18
bのほぼ中央部より突出しており、前記操作部19につ
ながれている。このような構成により、使用者が冷蔵庫
の前を歩いた時等洋服等にこの操作部19が引かかった
り、誤ってポンプを駆動させてしまったりすることを抑
制できる。
【0043】図9に示されるように、前述の給水ボタン
19bはポンプ入切スイッチ19aと接続されている。
使用者が前記給水ボタン19bをコップ等で後方に押圧
するとポンプ入切スイッチ19aがオンとなり、コップ
を外すと前方に戻り給水ボタン29bをオフする構成と
なっている。また、この給水ボタン19bは先の当て部
18bのほぼ中央でコップ25が当たる所に設けられて
いる。
【0044】尚、前記給水ボタン19bは前述の如く入
切する手段として使用者がコップ25等で後方に押圧さ
れたときポンプ入切スイッチ19aをオンにするように
構成されているが、この給水ボタンの作動をスムーズに
させるものとして、図10の如く前記給水ボタン19b
の前方に、例えば、給水レバー19c等を設置する方法
が考えられる。
【0045】次に図9において、冷水取出口16と冷水
タンク9をとつなぐ冷水経路の構成について説明する。
図9において、冷水タンク9の底部近くまで一端が挿入
されている第1の汲上げパイプ14の他端は、接続部1
4aから第2の汲上げパイプを介してポンプ20の入口
パイプ20aに接続されている。このポンプ20は、ギ
ヤポンプであり、直流12Vで駆動される。したがっ
て、図には示してないが、この冷蔵庫には、商用電源か
らの電力をトランスを介在させて変換器を使って直流1
2Vを作り、上記ギヤポンプに供給する構成を備えてい
る。
【0046】20bはポンプ20の出口パイプである。
この出口パイプ20bに一端、接続パイプ21は接続さ
れ他端は扉外板22に取付けられた固定パイプ23に接
続されている。24は、冷水取出口16は、給水パイプ
24の先端部であり、給水パイプで固定パイプ23の他
端に接続され、ポンプ20が汲上げる冷水を冷水取出口
16に誘導する。この給水パイプ24の先端部は、図4
に示す如く、下側に折り曲げられており、冷水を扉外板
22面にほぼ平行に供給する。従って、使用者は、コッ
プ25を扉外板22にほぼ平行になるよう冷水取出口1
6下方に持って行けば良い。
【0047】使用者がコップ25を扉外板22にぶっつ
けてしまい、扉外板22に傷等を付ける虞が有る。そこ
で、本実施例の化粧カバー18は冷水取出口16を覆う
覆い部18aの下方で、丁度、冷水取出口16の下方に
用意されたコップ25と扉外板22との間の箇所に当て
部18bを有して、コップ25が直接扉外板22に接触
することを防いでいる。
【0048】26は基板、27はLEDである。このL
ED27は基板26上に取付けられ、先の化粧カバー1
8に設けられた発光窓28に対向して設けられている。
そして、前記給水ボタン19bが押されれ、ポンプ入切
スイッチ19aがオンとなった状態で、前記入切スイッ
チ19aの操作部19を図4に示す如く押している間だ
け、上記LEDは点灯するよう構成されている。
【0049】このため、使用者は、例えば左手にコップ
25を持ち、このコップ25が先の給水レバー等を介し
て前記給水ボタン19bに当たって押圧された状態で入
切スイッチ19aの操作部19を押すと、冷水取出口1
6より、冷水がコップ25内に供給される。また、この
冷水の供給量は、操作部20を押している時間によって
変わるが通常の200cc前後のコップであった場合、
約10秒前後右手で操作部を押し続ければ良い。
【0050】本実施例においては、給水ボタン19b、
あるいは操作部19のいずれかのみを操作(押圧)した
だけでは冷水取出口16より冷水が出ないように構成さ
れている。これは、使用者が子供等で、かつ何らかの誤
操作により、給水ボタン19bもしくは入切スイッチ1
9aの操作部19が押された場合でも、ポンプ20が回
らず冷水取出口16より冷水が出ないようにするためで
ある。小のような構成により、誤操作やアクシデントに
より、据付部(床等)に冷水取出口16から冷水が落ち
ないような構成として、冷蔵庫の据え付けられた場所の
衛生を向上させることができる。
【0051】また、本図に示すように、本実施例では、
タンク9とポンプカバー15との間の距離Hを小さくで
きるよう、図3,4に示した構成を備えているものであ
る。
【0052】次に、図11において、上記実施例の別の
変形例を説明する。図11は、図11に示す冷蔵庫に係
る給水取出口部の変形例の要部を示す断面図である。
【0053】図11において、16aは冷水取出口の先
端に取付けた蓋で使用者が冷水を使用しないときは、こ
の蓋で冷水取出口を塞ぎ、庫外からのゴミ、ホコリ等の
侵入を防止し、冷水タンク内の冷水が汚れないようにし
たものであり、また冷水タンク内および給水経路内の冷
気洩れも防ぐことができ常に衛生的な冷水を使用者に提
供できる。
【0054】次に、図12を用いて、上記実施例におい
て給水終了時にコップ側に冷水が滴下しないようする原
理について説明する。図12は、図1,10及び11に
示す冷蔵庫において給水終了後に冷水タンクに水を回収
する原理を説明した図である。
【0055】本実施例においては、冷水取出口16を形
成するパイプは取扱いの簡便さや加工の容易さから樹脂
製パイプにより構成されている。このパイプの内径は8
〜10mmとなっている。ポンプ20の駆動が止まる
と、図12に示すW2寸法部に残る水は自重からコップ
側に落ちようとする。冷水取出口16の先端部にできる
水の膜には表面張力が働くので、この力により水の動き
が止められたとしても、扉の開閉時の衝撃等により水膜
が破れた場合に、W2寸法部の水は、取出口16から外
部に落ちてしまう。
【0056】以上のように、このW2寸法部の水はコッ
プ25を冷水取出口より離した後から滴下する場合が多
いのである。従来の冷蔵庫では、この対策として、冷水
取出口16の下方に水受部を設けて、この滴下する水を
受けていたが、水受を扉外板に固定すると、コップ等の
容器の大きさが取出口16と水受部との間に収まるもの
でなければならないといった大きさの制約を与える結果
となってしまっていた。
【0057】そこで、本発明は、冷水タンク9と冷水取
出口16とを結ぶ給水経路の最高部位を境に、冷水がタ
ンク側に戻ろうとして働く水の自重W1と冷水取出口側
(コップ側)に出ようとして働く水の自重W2と給水パ
イプ先端に残る水とパイプ間に働く表面張力との関係
が、 W1>表面張力> W2となるよう冷水取出口16
を形成すべく、パイプ内径を6mm乃至3mmとし、冷
水取出口16を形成する給水パイプ24の下向き寸法
を、冷水タンク9から給水系路を形成するパイプの最後
部までの寸法W1の1/5〜1/10以下と非常に小さ
な寸法としたものである。
【0058】なお、パイプ内径が6mm〜3mmとした
のは、6mm以上になると W2>表面張力となり、 W
2内の水が滴下する恐れがあるからである。また、内径
3mm以下にすると、水の勢いが増してコツプ等容器で
水を受ける時、容器に一度入った水が飛び出す可能性が
あるからである。
【0059】コップ25への給水が終了すると、その時
点で冷水取出口16先端には表面張力で強力な膜ができ
下方への滴下はストップされる。これと同時にW1寸法
部に溜まっていた水は、自重により冷水タンク8側に降
下する。 このW1寸法部の水が冷水9側に降下する動
きに引っ張られて、 W2部に存在する水は、 W1側に
移動して自重により冷水タンク9側に戻る。以上の構成
から、冷水を取り出す際、ポンプ20の駆動が停止後で
も、冷水取出口16からコップ側に水が滴下することを
抑制できる。
【0060】実験によれば給水パイプ24が下向きに折
り曲げられる曲部の形状が重要なことも判っているが、
内径を6mm〜3mmのパイプとすることにより、ほぼ
どのような曲げ方をしても、空気の巻き込みがなくW2
部にある水がコップ25側に落ちる心配もないものであ
る。
【0061】次に、本発明の別の実施例を図13乃至図
14を用いて説明する。図13は、本発明の別の実施例
に係る冷蔵庫の構成を示す正面図である。図14は、図
13に示す冷蔵庫の給水タンク部の拡大図である。図1
5は、図13に示す冷蔵庫の給水タンクの変形例を示す
図である。図16は、図15に示す給水タンクのC−C
断面を示す縦断面図である。図17は、図15に示す給
水タンクの扉への装着を示す縦断面図である。
【0062】図13において、4は冷蔵庫本体1内に構
成された庫内を示している。この図13の実施例と図2
の実施例に示す冷蔵庫との相違は、給水タンク9を扉2
の内側に収納する収納部とタンク9の形状である。
【0063】本実施例での、冷水タンク9及び扉2のタ
ンク収納部13bの構成について、説明する。冷水タン
ク9は、その容器本体9aとそのタンクの容器上面を蓋
する蓋体10とを備えている。図14に示す如く、この
蓋体10はタンクの容器9aに着脱自在に取付けられ、
蓋体10を外せばタンク容器内全域を清掃できるように
なっている。そして、蓋体10には一方がタンクの容器
底部近くまで、他方が蓋体の外側に位置する第1の汲上
げパイプ14が取付けられている。このパイプ14の先
端にはポンプ側の第2の汲上げパイプ29が接続され
る。この蓋体10と、汲上げパイプ14,29の構成に
ついては、上記図2以下で説明した実施例と同様の構成
である。14aはパイプ29内に接続される接続部であ
る。前記冷水タンク9の着脱時は先の接続部14aとポ
ンプ側との接続を解除もしくは接続する構成となってい
る。
【0064】前記第1の汲上げパイプ14は、取付部材
11を介して蓋体10側に取付けられている。そのパイ
プ取付部材11は、蓋体上を水平方向に移動可能な如く
構成されている。上記接続部14aの脱着はこの取付部
材11の水平移動によりなされるものである。このよう
にすることで、冷水タンク装着のために給水タンク9と
ポンプカバー15との間の上下方向の空間の高さHを低
減できるものである。このため、同じ扉2の大きさで冷
水タンクの高さ寸法を大きくでき、冷水タンク容量を大
きくすることができる。
【0065】また、この冷水タンク9は扉内板12が構
成する収納部13bに、図14上の前面側から出し入れ
できる構成となっている。上記冷水タンク9を冷水タン
ク収納部13bより取り外す場合は、蓋体10の取付部
材11を第2のパイプ29から離れる方向に移動させ、
前記第1の汲上げパイプ14の接続部14aをポンプ側
の第2の接続パイプ29より解除させた後、冷水タンク
9を上方に持ち上げて取り外す。
【0066】そして、本実施例では、扉内板12が形成
する収納部13bに対し図上前面側にガード等を取り付
け、そこを収納する空間とするタイプのものでなく、収
納部13b側壁部12aに一体に形成された係止突起1
2bに冷水タンク9側の係合突部9cを図13の如く係
合させる。
【0067】また、収納部13bを形成する底壁部12
c前部に設けた係止片12dを冷水タンク9側に設けた
凹部9dに係止させ、冷水タンク9の収納部13bへの
装着を行うようにしたものである。
【0068】つまり、この収納部13bは扉内板12上
に突出して形成された側壁部12a(突部)の間にタン
ク9を収納するものであり、タンク9の扉2の左右方向
への移動は上記側壁部12a及び係合突起12b、係合
突部12cとタンク9との係合、当接により行うもので
ある。
【0069】図13,14において、扉内板12は側壁
部12a、底壁部12c等を伴って収納部13bを形成
している。12bは側壁部12aの先端部であって、収
納部13b側に突出して設けられた係止突起12bであ
る。図からも明らかな如く、収納部13bを区画する両
側壁部12a、12aにそれぞれ図に示すよう対向して
設けられている。12dは底壁部12c先端で、これま
た収納部13b側に所に突出して設けられた係止片12
dである。
【0070】本実施例では、上記扉内板12は真空成形
加工にて成形され、上記係止突起12b及び係止片12
dは扉内板12成形時に作られる。
【0071】扉内板12と一体に作らず別部品を扉内板
12に取り付け係止突起12b、係止片12dの代わり
をさせても良い。
【0072】冷水タンク9の全高H4はポンプカバー1
5下端と底壁部12Cとの間の寸法H3より30〜70
mm小さく設定されている。
【0073】冷水タンク側に設けた係合突部9cを扉内
板12に設けた係止突部12bに係合させるため、その
ラップ代(H5寸法部)は20mm前後としておくもので
ある。
【0074】冷水タンク9をこの収納部13bに装着す
る時には、係止突起12bより係合突部9Cが上方に位
置するようにした後、冷水タンク9を収納部13b内に
平行移動させた後、下方に下げると、先の係止突起12
bと係合突部9cが図13に示す如くかみ合い該冷水タ
ンク9は収納部13b内にセットされるものである。逆
に、冷水タンク9を収納内部13より取り外すときには
装着時と逆の動作で容易に冷水タンク9を収納部13b
より取り外すことができる。
【0075】この時、係止片12dと凹部9dとが係合
される。
【0076】こうすることにより、冷水タンク9が扉開
閉の際に、扉内板より外れて飛び出すと云うことを低減
できる。
【0077】上記構成を得る為に、冷水タンク寸法の上
部をW1とし下部をW2とした時W1>W2の関係と
し、W2とW1境界部を手前側がW2寸法で後方がW1
寸法になるよう段差が形成され、そこに係合突部9cが
形成されている。
【0078】一方、扉内板12側は収納部形成用側壁部
12aの向かい合う面の手前側に係止突起12bを形成
したものである。こうすることにより冷水タンク9側の
係合突部9cが扉内板12側の係止突起12bの奥側に
ラップするよう入り込むようにしたものである。
【0079】本実施例においては、収納部側壁と冷水タ
ンク側方に設けた係止突起と係合突部との関係で説明し
たが、例えば、収納部13bの背壁側にタンクと係号し
てこれを係止する係止突起を、冷水タンクの背面部に係
合突起を設けても良い。
【0080】図15乃至17は、本実施例の給水タンク
の変形例である。図15は、図13に示す冷蔵庫の給水
タンクの変形例を示す図である。図16は、図15に示
す給水タンクのC−C断面を示す縦断面図である。図1
7は、図15に示す給水タンクの扉への装着を示す縦断
面図である。
【0081】この変形例において、これら図において、
図2に示した本発明の実施例と異なる点は、吸い上げパ
イプ14が柔軟な部材で構成され、給水タンク9を扉2
の内側に形成されたタンク収納部から出し入れする際
に、この吸い上げパイプ14を曲げつつ行えることであ
る。
【0082】先ず、図17に示す如く収納部13bに対
向する位置に冷水タンク9を持って行き、その状態で第
1の汲上げパイプ14を孔10cより冷水タンク9内に
一部差し込む。この際、パイプ14は樹脂等の柔軟な部
材で構成されており、容易に折り曲げられ、タンク9へ
の装着が可能となる。次いで、係合突部9cが係止突起
12より上方に位置していることを確認した所で、冷水
タンク9を収納部13b側に移動させる。冷水タンク9
と収納部13bの背部13aが近づいた所で冷水タンク
9cを下に下げる。こうすることにより、図16に示す
ように、冷水タンク9側の係合突部9cが扉内板12側
の係止突起12bに係合すると共に、冷水タンク9側の
凹部9dが扉内板12側の係止片12dに係合する。こ
うして第1の汲上げパイプ14は、図15の如く冷水タ
ンク9内におさまるものである。このような構成によ
り、上記冷水タンク9は収納部13bに確実に装着さ
れ、扉開閉時に冷水タンク9が収納部13bより脱落す
ることがなくなるものである。
【0083】以上説明した通り、上記の実施例によれ
ば、冷水タンク9内のの清掃が可能な蓋が設けられて
い。更には、冷水タンク9をタンク容器9aと蓋体10
の2部品で構成し、蓋体10の脱着も容易に行える構成
としたので、容器全体を容易に洗浄でき、常に衛生的に
良好な状態で使用者は冷水を得ることができる。
【0084】更には、冷水タンク9の上面を蓋する蓋体
10にポンプ側との接続を解除、接続を可能とする接続
部14aを設けたことにより、冷水タンク9を大きく移
動させたり扉内側のポケット部に特別な構造を用いるこ
となく、ポンプ20側と取り付け/取り外しを行うこと
ができる。このため、使用者の使い勝手を向上させた冷
蔵庫を提供できる。
【0085】また、子供等により誤って給水ボタン19
bあるいは入切スイッチ19aを押しても、冷水取出口
16から冷水が出ないように構成した。また、冷水の取
出が終了した後で取出口から冷水が滴下しないように構
成した。このため、据付部に冷水が落ちて周囲を汚すよ
うなことがなく、使用者が安心して使用できる。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、清潔で衛生的な冷蔵庫
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の第1の実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1に示す冷蔵庫の扉を開いた図である。
【図3】図1に示す冷蔵庫の冷水タンク部の装着の詳細
を示す図である。
【図4】図3に示す冷水タンク部の要部の断面を拡大し
て説明する図である。
【図5】本発明の冷蔵庫の第1の実施例の変形例に係る
冷水ボトル部の装着を示す図である。
【図6】本発明の冷蔵庫に係るポンプ部の取付の変形例
を示す断面図である。
【図7】本発明の冷蔵庫の第1の実施例の別の変形例に
係る冷水タンクを示す斜視図である。
【図8】図1に示すA部の詳細をを説明する図である。
【図9】図2に示すB−B断面を示す図である。
【図10】図1に示す冷蔵庫に係る給水取出口部を示す
断面図である。
【図11】図10に示す冷蔵庫に係る給水取出口部の変
形例の要部を示す断面図である。
【図12】図1,10及び11に示す冷蔵庫において給
水終了後に冷水タンクに水を回収する原理を説明した図
である。
【図13】図13は、本発明の別の実施例に係る冷蔵庫
の構成を示す正面図である。
【図14】図14は、図13に示す冷蔵庫の給水タンク
部の拡大図である。
【図15】図15は、図13に示す冷蔵庫の給水タンク
の変形例を示す図である。
【図16】図16は、図15に示す給水タンクのC−C
断面を示す縦断面図である。
【図17】図17は、図15に示す給水タンクの扉への
装着を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1……冷蔵庫本体、 2……扉、 2a……扉断熱材、 3……パッキング、 4……庫内、 5……冷却器、 6……ハンドル、 7……棚、 8……容器、 9……冷水タンク、 9a……タンク容器、 9b……冷水ボトル、 10……蓋体、 10a……給水蓋、 10b……給水孔、 11……取付部材、 12……扉内板、 12a……側壁部、 13……ポケット、 13a……リブ、 14……第1の汲上げパイプ、 14a……接続部、 14b……蛇腹部、 15……ポンプカバー、 16……冷水取出口、 16a……蓋、 17……扉外板、 18……化粧カバー、 18a……覆い部、 18b……当て部、 19……入切スイッチの操作部、 19a……入切スイッチ、 19b……給水ボタン、 20……ポンプ、 20a……入口パイプ、 20b……出口パイプ、 20c……ポンプ収納凹部、 21……接続パイプ、 22……扉外板、 23……固定パイプ、 24……給水パイプ、 25……コップ、 26……基板、 27……LED、 28……発光窓、 29……第2の汲上げパイプ、 30……開口部、 31……覆い蓋、 31a……通し穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 一博 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 落合 英夫 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 山崎 進 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 仁平 恒二 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 二階堂 透 タイ王国 サムトプラカーン アンパー ムアン タムボン テーパラック スクム ヴィット ロード 274 ムー 9 ヒタ チコンシューマプロダクツ(タイランド) リミテッド内 (72)発明者 ジャムサワ ポーンサック タイ王国 サムトプラカーン アンパー ムアン タムボン テーパラック スクム ヴィット ロード 274 ムー 9 ヒタ チコンシューマプロダクツ(タイランド) リミテッド内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】庫内側に配置された水タンクと,庫外壁上
    に設けられこの水タンクからの水が流出する取出口と、
    前記水の流出を調節するポンプとを備えた冷蔵庫におい
    て、 上記水タンクに設けられた開口と、この開口を覆い前記
    冷蔵庫の左右方向に移動可能な蓋部材と、前記冷蔵庫の
    扉の内側板に設けられ前記水タンクと係止する係止部と
    を備えた冷蔵庫。
  2. 【請求項2】前記係止部は前記水タンク側面と当接して
    係止する請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】庫内側に配置された水タンクと,庫外壁上
    に設けられこの水タンクからの水が流出する取出口と、
    前記水の流出を調節するポンプとを備えた冷蔵庫におい
    て、 上記水タンクに設けられた開口と、この開口を覆い前記
    冷蔵庫の左右方向に移動可能な蓋部材と、前記冷蔵庫の
    扉の内側板上に突出して設けられ前記水タンクの移動を
    妨げる突部とを備えた冷蔵庫。
  4. 【請求項4】前記突部は、前記水タンクの下部と当接す
    る請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】庫内側に配置された水タンクと,庫外壁上
    に設けられこの水タンクからの水が流出する取出口と、
    前記水の流出を調節するポンプとを備えた冷蔵庫におい
    て、 上記水タンクに設けられた開口と、この開口を覆い前記
    冷蔵庫の左右方向に移動可能な蓋部材と、この蓋部材を
    介して一方がタンク内側に、他方が前記ポンプ側に接続
    されるパイプとを備えた冷蔵庫。
  6. 【請求項6】前記パイプが、複数のパイプで構成され、
    前記蓋部材の移動の際に前記複数のパイプを接続する接
    続部を備えた請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】前記タンクと前記冷水取出口を結ぶ給水経
    路の最高部位を境に冷水がタンク側に戻ろうとして働く
    自重W1と、冷水取出口側に出ようとして働く水の自重
    W2と、冷水取出口部に残る水とパイプ間に働く表面張
    力との関係が、W1>表面張力>W2となるよう設定
    し、冷水供給後は給水経路内冷水を冷水タンクに戻すよ
    うにしたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
    記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】前記複数のパイプが前記蓋部材に取り付け
    られ前記タンク内側に連通した第1のパイプと、この第
    1のパイプと前記接続部により接続される第2のパイプ
    とを有し、前記蓋部材の移動に伴い前記接続部が冷蔵庫
    左右方向に移動して接続する請求項1乃至7のいずれか
    に記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】前記パイプ上の前記蓋部材と前記接続部と
    の間に設けられた可撓性部材を備えた請求項1乃至8の
    いずれかに記載の冷蔵庫。
  10. 【請求項10】庫内側に配置された水タンクと,庫外壁
    上に設けられこの水タンクからの水が流出する取出口
    と、前記水の流出を調節するポンプとを備えた冷蔵庫に
    おいて、 前記取出口の上方に設けられ使用者が操作可能な前記ポ
    ンプの操作部と、前記取出口の下方に設けられ前記操作
    部と電気的に接続されたスイッチと、このスイッチと前
    記操作部とが同時に操作された際に前記ポンプを駆動さ
    せる機能とを備えた冷蔵庫。
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