JP4004487B2 - 冷凍冷蔵庫内の自動製氷機への給水装置 - Google Patents

冷凍冷蔵庫内の自動製氷機への給水装置 Download PDF

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Description

本発明は、冷凍冷蔵庫内の自動製氷機へ製氷用水を供給する給水装置に関する。
冷蔵庫本体内に冷蔵室が上部に位置するように冷凍室と冷蔵室が仕切り壁にて区画され
、前記冷蔵室に配設された給水タンクの製氷用水が前記仕切り壁を貫通した給水管を通し
て前記冷凍室に配設された自動製氷機の製氷容器へ供給される自動製氷機付き冷蔵庫があ
る(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のものは、給水タンクの製氷用水の供給をポンプによらずに、自然落下方式
による製氷用水の供給方式とするために、給水タンクの底部に形成した給水孔を開閉する
弁体を設けている。この弁体の開閉機構として、中間部を軸支持された連結レバーの一端
がこの弁体に対応し、連結レバーの他端がソレノイドに連結されている。このソレノイド
の作動によって連結レバーが回動して弁体を押し上げることにより、給水タンクの底部に
形成した給水孔を開いて製氷容器へ給水する。この給水量は、ソレノイドを作動させる時
間幅によって調節する構成である。
また、貯水タンクの下方に貯水タンクの水を受ける水受容器と製氷皿へ供給する1回の
製氷に要する製氷用水を溜める計量容器とが設けられた構成のものがあるである(例えば
特許文献2参照)。
この特許文献2の構成では貯水タンクの取り出しが不便であるため、それを改良した発
明がある(特許文献3参照)。
特開2001−311574号公報 特開平3−137173号公報 特開平5−133654号公報
このように特許文献1の発明は、給水孔を開閉する弁体の開閉をソレノイドの作動によ
って行う場合、連結レバーが必要であり、この連結レバーの取り付け領域の確保が必要と
なる。そして、この連結レバーに給水タンクからの製氷用水がかかるため、図示のように
この連結レバーの下側に水受け皿が必要となる。このため、製氷用水を供給する開閉弁機
構が複雑化し、冷蔵室に設けられる給水装置が複雑化する。本発明は、このような点に鑑
みて、このような連結レバーを設けない構成とすることにより、製氷用水を供給する開閉
弁機構の小型化を図ることができる給水装置を提供するものである。
また、特許文献1の発明では、製氷容器への給水量はソレノイドを作動させる時間幅に
よって設定する構成であるが、一定時間給水の場合は給水タンク内の水位によって給水量
が変わるため、水位が高いときに比して水位が低下したときには、給水時間を長くするよ
うな設定が必要であり、そのためには、常に給水タンク内の水位の検出とそれに応じた給
水時間の調節が可能な装置とすることが要求される。そして、給水タンクは清掃のために
冷蔵庫から取り外し自在な構成が要求されるため、給水タンク内の水位の検出部への給電
ラインは着脱自在な接続が必要となり、その部分の防水対策や制御に係る制御回路装置が
複雑化する。
これに対して、特許文献3の発明も特許文献2の発明と同様に、貯水タンクの下方に貯
水タンクの水を受ける水受容器と計量容器とが設けられた構成である。しかし、貯水装置
が複雑化して組み立てが面倒であると共に、貯水タンクを取り外したとき貯水タンクの水
が漏れないようにするために、貯水タンク底部の給水栓を閉じる弁体が必要となる。
本発明は、このような点に鑑みて、冷凍冷蔵庫内の自動製氷機へ製氷用水を供給する給
水装置として、自然落下による供給方式を採用し、冷凍冷蔵庫内への着脱が可能であって
簡素化された構成とし、分解洗浄が可能であって、開閉弁とそれを附勢するバネが飛び散
ってバラバラにならない構成を提供する。
第1の発明は、冷凍冷蔵庫内の自動製氷機へ製氷用水を供給するよう冷却状態に置かれ
た給水容器は、上面開口のタンク本体と、前記タンク本体内底部に塞がれた補助タンク部
が形成されるように前記タンク本体内上部に浮いた状態に着脱自在に嵌め合わされた上面
開口の主タンク容器と、前記主タンク容器の上面開口を開閉自在に閉じる取り外し自在な
蓋と、前記補助タンク部へ空気を供給するよう空気通路と、前記主タンク容器内の製氷用
水を前記補助タンク部へ供給するための供給孔と、前記補助タンク部の製氷用水を前記自
動製氷機へ供給するために前記補助タンク部の底部に形成した給水口と、駆動用ソレノイ
ドによって上昇にてこの給水口を開き下降にてこの給水口を閉じるように上下動する開閉
弁機構を備え、この開閉弁機構は、前記給水口を開閉する開閉弁と、この開閉弁を常時前
記給水口を閉じる方向に附勢するバネと、このバネと前記開閉弁を収納し前記補助タンク
部の底壁に着脱自在に保持される給水弁カバーとを備え、前記開閉弁機構は前記タンク本
体からの前記主タンク容器の取り外しに拘わらず前記補助タンク部の底壁に残る構成であ
る。
第2の発明は、冷凍冷蔵庫内の自動製氷機へ製氷用水を供給するよう冷却状態に置かれ
た給水容器は、上面開口のタンク本体と、前記タンク本体内底部に塞がれた補助タンク部
が形成されるように前記タンク本体内上部に浮いた状態に着脱自在に嵌め合わされた上面
開口の主タンク容器と、前記主タンク容器の上面開口を開閉自在に閉じる取り外し自在な
蓋と、前記補助タンク部へ空気を供給するよう空気通路と、前記主タンク容器内の製氷用
水を前記補助タンク部へ供給するための供給孔と、前記補助タンク部の製氷用水を前記自
動製氷機へ供給するために前記補助タンク部の底部に形成した給水口と、駆動用ソレノイ
ドによって上昇にてこの給水口を開き下降にてこの給水口を閉じるように上下動する開閉
弁機構を備え、この開閉弁機構は、前記給水口を開閉する開閉弁と、この開閉弁を常時前
記給水口を閉じる方向に附勢するバネと、このバネと前記開閉弁を収納する給水弁カバー
とを備え、この給水弁カバーは前記主タンク容器の底壁を貫通する上壁部分に前記供給孔
を形成し周囲壁の下端が前記タンク本体の底壁に形成した係止部に回動にて着脱自在に取
り付けられ、前記開閉弁はその周縁部が前記給水弁カバーの周囲壁に対して上下動自在に
嵌め合わされ、前記バネが前記給水弁カバーの上壁と前記開閉弁との間に保持され、前記
主タンク容器は前記給水弁カバーが前記タンク本体の底壁に取り付けられた状態で前記タ
ンク本体から取り外し自在であり、前記開閉弁と前記バネは前記給水弁カバーの取り外し
と共に取り外される構成である。
第3の発明は、冷凍冷蔵庫本体内に冷蔵室が上部に位置するように冷蔵室と冷凍室が断
熱仕切り壁にて区画され、前記冷蔵室に配設された給水容器の製氷用水が前記断熱仕切り
壁を貫通した給水路を通して下部の前記冷凍室に配設された自動製氷機の製氷皿へ供給さ
れる冷凍冷蔵庫において、前記給水容器は、上面開口のタンク本体と、前記タンク本体内
底部に塞がれた補助タンク部が形成されるように前記タンク本体内上部に浮いた状態に着
脱自在に嵌め合わされた上面開口の主タンク容器と、前記主タンク容器の上面開口を開閉
自在に閉じる取り外し自在な蓋と、前記補助タンク部へ空気を供給するよう空気通路と、
前記主タンク容器内の製氷用水を前記補助タンク部へ供給するための供給孔と、前記補助
タンク部の製氷用水を前記自動製氷機へ供給するために前記補助タンク部の底部に形成し
た給水口と、上昇にてこの給水口を開き下降にてこの給水口を閉じるように上下動する開
閉弁機構を備え、この開閉弁機構は、前記給水口を開閉する開閉弁と、この開閉弁を常時
前記給水口を閉じる方向に附勢するバネと、このバネと前記開閉弁を収納した状態で前記
補助タンク部の底壁に着脱自在に保持される給水弁カバーとを備え、前記給水路内には前
記開閉弁を開閉作動させる永久磁石付き作動部材が上下移動可能に収納され、前記断熱仕
切り壁には前記作動部材を取り囲み前記永久磁石に作用して前記バネに抗して前記開閉弁
を開くように前記作動部材を上昇駆動するソレノイドが設けられ、前記給水容器は前記冷
凍冷蔵庫本体に着脱自在であり、前記給水弁カバーは前記主タンク容器が前記タンク本体
内から取り外された状態で前記補助タンク部の底壁に残る構成であることを特徴とする。
第1の発明は、開閉弁を附勢するバネと開閉弁とを収納する給水弁カバーが補助タンク
部の底壁に着脱自在に設けられ、主タンク容器がタンク本体内から取り外された状態でこ
の給水弁カバーが補助タンク部の底壁に残るため、清掃などのときに主タンク容器を取り
外しても、バネや開閉弁がバラバラになることがない。このため、バネや開閉弁が飛び散
って紛失することもない。また、開閉弁機構は給水弁カバーを取り外せばバネと開閉弁と
給水弁カバーに分解できるため、清掃もきれいに行えると共に、この分解の手順を憶えて
おくことによって、組み立ても容易にできることとなる。また、バネによる開閉弁の安定
した上下動が得られるコンパクト構成とすることもでき、更に、補助タンク部から給水口
へ流れる製氷用水の円滑な流路を形成して、給水できない無効容積を減らせる構成とする
こともできる。
第2の発明は、第1の発明の効果に加えて、主タンク部の製氷用水を補助タンク部へ供
給するための供給孔を給水弁カバーに形成し、前記給水口を開閉する開閉弁とバネが給水
弁カバーの取り外しと共に取り外される構成であるため、構成が簡素化され、清掃時等に
おける着脱操作がし易くなる。
第3の発明は、第1の発明の効果に加えて、冷蔵庫本体側に形成した上下方向の給水路
内に収納した作動部材の上下動によって開閉弁を開閉作動させる構成によって、冷蔵庫内
の給水路の構成が簡素化される。そして、ソレノイドへの通電によってソレノイドによる
磁力と作動部材の磁石の相互作用によって開閉弁が給水容器の給水口を開くため、ソレノ
イドの作動によって開閉弁を開く連結レバーが不要となり、給水容器から自動製氷機の製
氷皿へ製氷用水を供給する開閉弁機構の小型化を図ることができ、給水装置全体の簡素化
が図れる。そして、給水容器側に開閉弁機構が設けられ冷蔵庫本体側に作動部材とソレノ
イドが設けられるため、給水容器を冷蔵庫本体から分離可能に構成できる。更に、作動部
材はソレノイドが非通電のときは給水路を閉じた下降位置にあるため、給水路を通した冷
凍室と冷蔵室の冷気流通が遮断されるため、給水路の冷蔵室側の凍結や冷凍室の冷えの低
下を抑制できる。
本発明は、冷凍冷蔵庫内の自動製氷機へ製氷用水を供給するよう冷却状態に置かれた給
水容器は、上面開口のタンク本体と、このタンク本体内に浮いた状態に着脱自在に嵌め合
わされて前記タンク本体内底部に塞がれた補助タンク部を形成する主タンク容器との組み
合わせで構成され、この補助タンク部の底部に形成した給水口を開閉弁機構によって開閉
して、この補助タンク部内の製氷用水を自動製氷機へ供給するものであって、この開閉弁
機構は、前記給水口を開閉する開閉弁と、この開閉弁を常時前記給水口を閉じる方向に附
勢するバネと、このバネと前記開閉弁を収納した状態で前記補助タンク部の底壁に着脱自
在に保持される給水弁カバーとを備え、前記主タンク容器が前記タンク本体内から取り外
された状態でこの給水弁カバーが前記補助タンク部の底壁に残る構成であり、本発明の実
施例を以下に記載する。
次に、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の冷凍冷蔵庫の正面図、図
2は本発明の冷凍冷蔵庫本体を正面から見た説明図、図3は本発明の冷凍冷蔵庫の縦断側
面図、図4は本発明の給水容器の斜視図、図5は本発明の給水容器と給水路部分の分解斜
視図、図6は本発明の作動部材の斜視図、図7は本発明に係る給水口の開閉弁機構の分解
斜視図、図8は本発明の開閉弁機構の開閉弁が閉じた状態の給水容器部分の断面による説
明図、図9は図8の開閉弁機構部分の拡大図、図10は本発明の開閉弁機構の開閉弁が開
いた状態の給水容器部分の断面による説明図、図11は図10の開閉弁機構部分の拡大図
である。
実施例1に係る冷凍冷蔵庫1は、前面開口の冷凍冷蔵庫本体2内を区画して複数の貯蔵
室を形成し、これら各貯蔵室の前面は扉で開閉できる構成である。冷凍冷蔵庫本体2は外
箱(外壁板)2Aと内箱(内壁板)2Bとの間に発泡断熱材2Cを充填した断熱構造であ
る。冷凍冷蔵庫本体2内には、上から冷蔵室3、冷凍室5、野菜室4が区画されて設けら
れている。
冷蔵室3の前面開口は、冷凍冷蔵庫本体2の一側部にヒンジ装置にて横方向に回動する
回動式の冷蔵室扉10にて開閉される。野菜室4の前面開口は、野菜室4内に設けた左右
のレールとローラによる支持装置18によって前後方向へ引き出し可能に支持した野菜容
器15と共に前方へ引き出される引き出し式扉11にて閉塞されている。冷凍室5の前面
開口は、冷蔵庫本体2の一側部にヒンジ装置にて横方向に回動する回動式の扉12にて閉
塞されているが、野菜室4と同様に、冷凍室内に設けた左右のレールに対して前後方向へ
引き出し可能に支持した容器を扉12と共に前方へ引き出される引き出し式とする構成で
もよい。
20は冷凍サイクルの冷媒の圧縮機、21は冷凍サイクルの冷媒の凝縮器である。22
は凝縮器21の熱によって後述の除霜水を蒸発させるための蒸発皿であり、凝縮器21上
に載置して冷凍冷蔵庫本体2の前面下部から引き出し自在である。圧縮機20、凝縮器2
1、蒸発皿22は、冷凍冷蔵庫本体2の下部に設けた機械室23に設置されている。24
は冷凍室5の背面部に形成した冷却器室26に設置した冷媒の蒸発器(冷却器)である。
25は蒸発器(冷却器)24で冷却した冷気を冷凍室5、冷蔵室3、野菜室4へ循環する
送風機である。27は蒸発器(冷却器)24の除霜用ガラス管ヒータである。蒸発器(冷
却器)24の除霜水は、排水管を通って蒸発皿22へ導かれてそこで蒸発する。
上部に位置する冷蔵室3とその下部に位置する冷凍室5とは断熱仕切り壁28にて区画
されており、断熱仕切り壁28は、インジェクション成形の合成樹脂製上板29とインジ
ェクション成形の合成樹脂製下板30との間に、予め所定形状に成形された発泡スチロー
ル等の断熱材31が挟持された断熱構造をなしている。このような断熱仕切り壁28は、
冷凍冷蔵庫本体2の内箱(内壁板)2Bの左右側壁に前後方向に形成した溝と、内箱(内
壁板)2Bの後壁に形成した前面開口の溝に冷凍冷蔵庫本体2の前面開口部から挿入され
て取り付けられる構成である。
32は冷凍冷蔵庫本体2の背壁の前面側に配設した冷蔵室3の背壁部材であり、合成樹
脂製背面板とその裏側に取り付けた発泡スチロール等の断熱材との組み合わせにて構成さ
れ、それによって、冷蔵室3の背面側の中央部に上下方向の冷気供給通路35を形成し、
その左右両側に冷気通路35Aを形成している。
断熱仕切り壁28の後部には、断熱仕切り壁28を上下に貫通した冷気供給通路36が
形成され、冷気供給通路36は、その下部が送風機25から供給される冷気の導入部であ
り、上部が冷気供給通路35に連通した配置である。冷気供給通路36にはダンパ装置5
0が取り付けられており、ダンパ装置50は、冷蔵室3の温度を感知するセンサの温度感
知に基づき制御回路部によって冷気供給通路36を開閉する動作をする。このダンパ装置
50の開閉動作によって、冷蔵室3は所定の温度に制御される。
冷凍室5内は区画板47によって左側に冷凍温度に保たれる前面開口の製氷室6が、そ
して右側に冷凍温度に保たれる冷凍小室5Aが区画形成され、製氷室6内には上部に自動
製氷機7が配置され、その自動製氷機7の下方には上面開口の貯氷容器8が配置されてい
る。貯氷容器8は、製氷室6の左右側壁に設けらレール6Aに前後方向へ引き出し自在に
支持されている。自動製氷機7は電動機構7Aによって回転駆動される製氷皿7Bを備え
ている。製氷室6は扉12を開くことによってその前面開口は開放され、貯氷容器8を前
方へ取り出し可能である。製氷室6と冷凍小室5Aの前面開口はそれぞれ別個の扉にて開
閉可能に閉じる構成でもよい。
冷凍冷蔵庫1は、圧縮機20で圧縮した冷媒を凝縮器21で凝縮した後、膨張弁又はキ
ャピラリチューブを通して減圧し、蒸発器(冷却器)24で蒸発させて圧縮機20へ帰還
せしめ、再び圧縮機20で圧縮して同じ循環を繰り返す冷凍システムを構成する。蒸発器
(冷却器)24で冷却した冷気は送風機25によって矢印のように循環する。即ち、送風
機25から送出される冷気は冷凍室5の背壁上部の冷気吹き出し口37から冷凍室5と製
氷室6の製氷皿7Bへ供給され、冷凍室5の背壁下部の冷気吸込み口38から冷却器室2
6に帰還して再び蒸発器(冷却器)24にて冷却される循環をする。また、送風機25か
ら送出される冷気は、冷気供給通路36を通って冷気供給通路35へ供給され、冷気供給
通路35の左右両側に形成した冷気通路35Aに流通して冷蔵室3の背壁32に形成した
冷気吹き出し口39から冷蔵室3へ供給される。
冷蔵室3へ供給された冷気は、冷蔵室3の背壁32の一側下部に形成した冷気吸込み口
40から吸い込まれて、冷凍室5の後方に形成した冷気通路41を下方に流れて野菜室4
の後部に開口した冷気吹き出し口42から野菜室4に吹き出す。野菜室4に吹き出した冷
気は、野菜容器15内の野菜等を冷却して野菜室4の上部又は野菜室4の後部に開口した
冷気吸込み口43から冷却器室26に帰還して再び蒸発器(冷却器)24にて冷却される
循環をする。
9は後述の自動製氷機7へ供給する製氷用水を貯める給水容器(貯水容器ともいう)で
あり、横幅に比して奥行きが長い矩形状をなし、冷蔵室3内を区画壁45で仕切って形成
した小室46に配置されており、冷蔵室3内の温度で冷却され、冷蔵室3の前面扉10を
開くことによって取っ手9Sを持って前方へ引き出して取り出すことができる。
製氷用水は給水容器9から自然落下方式によって給水路51Aを介して自動製氷機7の
製氷皿7Bへ供給される。製氷皿7Bは、長手方向を列方向として4個2列、5個2列、
又は6個2列のように複数の製氷小室に区分されて8乃至12個の角型氷が作られる合成
樹脂製である。また、貯氷容器8は、白色、透明、半透明又はその他の色の合成樹脂製で
あり、奥行きが左右幅に比して長い上面開口の箱状である。
単に給水容器9内の製氷用水を一定時間でもって供給する方式とすれば、給水容器9内
の製氷用水が満杯の場合と水位が低下した場合とでは一定時間で供給される給水量の変動
が大きくなって好ましくない。
この問題解決のために、本発明では一定時間供給方式を採用しても1回の製氷に要する
製氷用水の供給時間も比較的短く供給量の変動が少ない構成を提供するものである。この
ため、給水容器9内に補助タンク部9Cを設ける方式とし、給水容器9内は少なくとも自
動製氷機7による十数回の製氷に要する量の製氷用水を貯溜する内容積を有するが、その
殆んどの製氷用水は主タンク容器9Bに貯え、補助タンク部9Cには、その一部分の量で
ある自動製氷機7による1〜数回の製氷に要する量の製氷用水を貯溜するものである。1
回の製氷に要する量は、製氷皿7Bがほぼ満杯になる規定水量である。
本発明の給水容器9は、横幅に比して奥行きが長い矩形状の上面開口を形成したタンク
本体9Aの上面開口を塞ぐように、タンク本体9Aの前後左右の壁に近接または略密着状
態でタンク本体9A内上部に上面開口の主タンク容器9Bが嵌め合わされ、主タンク容器
9Bの上端部に形成した外向きフランジ9Pがタンク本体9Aの内面上部の段差部9Qに
載置されて、主タンク容器9Bがタンク本体9A内に浮いた状態に保持され、主タンク容
器9Bはタンク本体9Aに対して上方へ取り外し自在である。これによって、主タンク容
器9Bが主タンク部を形成し、上面が主タンク容器9Bにて塞がれた補助タンク部9Cが
タンク本体9A内底部に形成される。補助タンク部9Cは、後述のように1乃至3回の製
氷に必要な製氷用水を貯留する容積を備えており、1回毎の製氷用水を供給する部分であ
るため、計量タンク部とも称する。
また給水容器9は、主タンク容器9Bの上面開口が取り外し自在なカバー9Dによって
閉じられている。カバー9Dは下面周縁部に形成した下向き溝9Tがタンク本体9Aの上
端に取り外し自在に嵌り合った組み合わせであり、カバー9Dは係脱自在なフック装置9
Rによってタンク本体9Aに留められる構成である。給水容器9は、補助タンク部9Cへ
空気を供給するように空気通路9Eを備えている。これは、主タンク容器9Bの後部に上
下方向に貫通した窪み9E1を形成して、タンク本体9Aと主タンク容器9Bとの間に空
気通路9Eを形成している。なお、主タンク容器9Bの底壁を貫通して主タンク容器9B
の上部の空間と補助タンク部9Cが連通するパイプを主タンク容器9Bの底壁に立設した
構成でもよい。
主タンク容器9Bの製氷用水を補助タンク部9Cへ自然落下供給するために、主タンク
容器9Bの底部に小径の供給孔9Hを形成している。主タンク容器9Bの上面開口が注水
口9Kを有するカバー9Dによって閉じられた状態において、空気通路9Eの上端開口は
主タンク容器9B上の空間に連通する状態である。注水口9Kはカバー9Dの一部である
開閉自在な蓋9Mによって閉じられた状態である。主タンク容器9B内への注水は、給水
容器9を冷蔵庫1から引き出し、蓋9Mを開いて行えるが、カバー9Dを外して行うこと
もできる。
給水容器9は、カバー9Dをタンク本体9Aに取り付けた状態において、断熱仕切り壁
28上をスライドさせて小室46内に挿入することによって、合成樹脂製上板29の凹部
29Aに嵌り所定位置に保持される。給水容器9の所定位置保持機構としては、断熱仕切
り壁28の合成樹脂製上板29に上方へ若干突出した弾性フック部材を設け、給水容器9
を断熱仕切り壁28上にスライドさせることによって、給水容器9の底部の係止部に弾性
フック部材が係止する構成とすることにより安定保持ができる。また、給水容器9をこの
弾性フック部材に抗して前方へ引くことによってこの弾性フック部材が下方へ押され、給
水容器9を小室46から引き出すことができる。
給水容器9が前記弾性フック部材に係止されて所定位置に保持されたとき、冷蔵室3の
背壁32の内側に設けたスイッチがONするようになり、このスイッチのONに基づき制
御回路部によって後述の製氷サイクルが始動可能とすることができる。
給水容器9は、補助タンク部9Cの底部には、円形の給水口60を軸対称に2個形成し
ており、上下動によって給水口60を開閉する合成樹脂製の円盤状の開閉弁61を有する
開閉弁機構Pを備えている。開閉弁機構Pは、給水口60を開閉する開閉弁61と、開閉
弁61を常時この給水口60を閉じる方向に附勢するバネ67と、開閉弁61とバネ67
を収納した状態で補助タンク部9Cの底壁に着脱自在に保持された給水弁カバー62とを
備えている。
開閉弁機構Pについて詳述する。開閉弁61はその中心部に下側へ延びた軸61Aを形
成し、この軸61Aに嵌め込まれた円盤状のパッキン材64を下側に備えている。給水弁
カバー62は、下側に開口した円形の椀型をなし、上壁62D中央部には中心部に供給孔
9Hを形成した円形台部62Cが形成されている。給水弁カバー62が補助タンク部9C
の底壁に保持された状態において、主タンク容器9Bがタンク本体9Aに取り付けられる
ことによって、主タンク容器9Bの底壁に形成した円形孔9B1に円形台部62Cが嵌り
合い、給水弁カバー62の上壁62Dが主タンク容器9Bの底壁に当接状態である。
コイル状のバネ67は、その下端が開閉弁61の上面中央部に形成した凸部61Dの外
周に嵌った状態で、上端が供給孔9Hを取り囲むように給水弁カバー62の円形台部62
Cに形成したバネ収納部62Gに嵌り込んだ状態で、給水弁カバー62と開閉弁61との
間に保持されている。
給水弁カバー62の周囲壁62Bには、軸対称位置に開閉弁61との組み合わせ窓62
Aを形成している。窓62Aは、その下部に設けた仕切り部62Eによって、開閉弁61
の挿入部分62A1と開閉弁61の定置部分62A2とに左右に区分されている。開閉弁
61の外周には軸対称位置に一対の係合突起61Bが形成されている。開閉弁61は給水
弁カバー62内に上下動自在に組み込まれるものであり、そのために、開閉弁61をその
係合突起61Bが窓62Aの広い挿入部分62A1に対応する状態で給水弁カバー62内
に挿入し、バネ67を押圧操作しつつ窓62Aの狭い定置部分62A2に対応する位置ま
で図7で時計方向へ回動させる。この状態でバネ67の押圧操作を解除すれば、係合突起
61Bが窓62Aの定置部分62A2の係止部62Fに当接した状態で開閉弁61が給水
弁カバー62内にセットされる。この一連の操作順序は、図7に矢印Yで示している。開
閉弁61は、係合突起61Bが窓62Aの定置部分62A2に挿入された状態で、バネ6
7に抗して上下動自在である。
給水弁カバー62を補助タンク部9Cの底壁に保持する構成は、給水弁カバー62の周
囲壁62Bの下端部周縁に軸対称位置に形成した一対の係止フランジ62Hが、補助タン
ク部9Cの底部(底壁)に軸対称位置に形成した一対の係止部9A1に係止することによ
って達成される。窓62Aの補強も兼ねるように、係止フランジ62Hは周囲壁62Bの
下端部外側に張り出すように形成されている。このため、係合突起61Bの外方への張り
出し長さは、図9及び図11に示すように、給水弁カバー62の周囲壁62Bの厚さ内に
収まる長さである。給水弁カバー62を補助タンク部9Cの底壁に保持する操作手順を示
せば、図7の矢印のように係止フランジ62Hが係止部9A1の入口部Rに対応した状態
で、給水弁カバー62を補助タンク部9Cの底壁上で図7において時計方向へ回動させる
ことによって、係止フランジ62Hが係止部9A1の係止屋根部Qの下側へ潜り込んで係
止される。そして、この逆の操作によって、給水弁カバー62を補助タンク部9Cの底壁
から取り外すことができる。
補助タンク部9C内の製氷用水が開閉弁機構Pを通って給水口60へ流れるようにする
ために、給水弁カバー62の周囲壁62Bには、係止フランジ62H部分を除いて切り欠
き62Pを形成している。この切り欠き62Pによって、補助タンク部9Cの底面には給
水口60へ流れる製氷用水の障害壁がなくなり、給水口60へ向かう製氷用水の円滑な流
路を形成でき、給水できない無効容積を減らすことができる。
このように、開閉弁機構Pは、給水口60を開閉する開閉弁61と、この開閉弁61を
常時給水口60を閉じる方向に附勢するバネ67と、このバネ67とパッキン材64を含
む開閉弁61を収納する給水弁カバー62とを備える。この給水弁カバー62は、主タン
ク容器9Bの底壁を貫通する上壁部分62Cに供給孔9Hを形成し、周囲壁62Bの下端
がタンク本体9Aの底壁に形成した係止部9A1に回動にて着脱自在に取り付けられてい
る。開閉弁61は、その周縁部が給水弁カバー62の周囲壁62Bに対して上下動自在に
嵌め合わされ、バネ67が給水弁カバー62の上壁62Cと開閉弁61との間に保持され
ている。そして、主タンク容器9Bは、給水弁カバー62がタンク本体9Aの底壁に取り
付けられた状態でタンク本体9Aから取り外し自在であり、主タンク容器9Bをタンク本
体9Aから取り外した状態で、開閉弁61とバネ67は給水弁カバー62の取り外しと共
に取り外される構成である。
このように、開閉弁61を附勢するバネ67と開閉弁61とを収納する給水弁カバー6
2が補助タンク部9Cの底壁に着脱自在に設けられ、主タンク容器9Bがタンク本体9A
内から取り外された状態でこの給水弁カバー62が補助タンク部9Cの底壁に残るため、
清掃などのときに主タンク容器9Bを取り外しても、バネ67や開閉弁61がバラバラに
なることがない。このため、バネ67や開閉弁61が飛び散って紛失することもない。ま
た、開閉弁機構Pは給水弁カバー62を取り外せば、バネ67とパッキン材64を含む開
閉弁61と給水弁カバー62に分解できるため、これらの清掃もきれいに行えると共に、
この分解の手順を憶えておくことによって、組み立てもスムースにできることとなる。な
お、組み立て順序を間違わないようにするために、軸61Aの直径を供給孔9Hの内径よ
りも大きくして、給水弁カバー62に対して開閉弁61を逆に取り付けできないようにし
ている。
また、主タンク部9Bの製氷用水を補助タンク部9Cへ供給するための供給孔9Hを給
水弁カバー62に形成し、給水口60を開閉する開閉弁61とバネ67が給水弁カバー6
2の取り外しと共に取り外される構成であるため、構成が簡素化され、清掃時等における
着脱操作がし易くなる。
開閉弁61はその自己の重量によって給水口60を閉じる方式でもよいが、給水口60
の閉止機能が弱い場合による漏水を考慮して、バネ67の付勢にて下降して給水口60を
閉じる方式としている。開閉弁61は給水弁カバー62内において、後述の駆動用ソレノ
イド66によって上昇にてこの給水口60を開き下降にてこの給水口60を閉じるように
上下動するために、開閉弁61の中心部に下側へ延びた軸61Aが、後述の作動部材90
によって押し上げられるように、補助タンク部9Cの底壁、即ちタンク本体9Aの底壁に
形成した孔9A2を緩く貫通している。開閉弁61は、給水弁カバー62と周面部との緩
い嵌め合わせ及びこの軸61Aと孔9A2との緩い嵌め合わせによって、安定した上下動
ができる構成である。
開閉弁61がバネ67の付勢にて下降位置において給水口60をパッキン材64によっ
て確実に閉じるために、開閉弁61の下面には給水口60の外側位置においてパッキン材
64の外周部に当接する環状凸部61Cが形成され、補助タンク部9Cの底壁、即ちタン
ク本体9Aの底壁上面には、給水口60の内側位置においてパッキン材64の中央側に当
接する環状凸部9A3が形成されている。これによって、パッキン材64は図9に示すよ
うに、環状凸部61Cと環状凸部9A3に当接して外周部が下方に撓んだ状態でもって、
給水口60の外側部分が補助タンク部9Cの底壁、即ちタンク本体9Aの底壁に密着し、
補助タンク部9C内の製氷用水が給水口60から漏れるのを防止している。
給水容器9が冷凍冷蔵庫1内に収納されたとき、給水口60と対応する直下位置におい
て、断熱仕切り壁28を貫通して製氷皿7Bの上面に向けて開口した略垂直状に上下方向
の給水路51Aを形成している。給水路51Aの下端は製氷皿7Bの後部側の製氷小室の
一つに臨む位置に開口している。給水路51Aは、給水口60から流下する製氷用水の受
けが良好になるように漏斗状に広がった製氷用水の受け部65を上端部に形成した給水管
51によって形成され、この給水管51は断熱仕切り壁28を貫通するように合成樹脂製
上板29に一体形成した貫通パイプ部29A内に接着にて固定されている。横断面が円形
状の給水路51Aを形成する給水管51は、断熱仕切り壁28よりも下方に若干突出した
状態である。
開閉弁61は、給水路51A内に上下移動可能に収納された永久磁石63付き作動部材
90によって開閉作動される。永久磁石63は、上下に離間配置された一対の永久磁石6
3A、63Bが相互に反発し合う向きに構成され、その一例として、図のように永久磁石
63A、63BのS極が向き合う状態で配置されている。
作動部材90の周囲には永久磁石63A、63Bに対応するようにソレノイド66が設
けられている。ソレノイド66はホルダー68に保持され、断熱仕切り壁28の合成樹脂
製下板30の窪み部30Aに収納される状態で給水路51Aの周囲に位置するように貫通
パイプ部29Aの外側に嵌め合わされ、ホルダー93をネジ94によって合成樹脂製下板
30に固定している。ソレノイド66への通電制御は、冷蔵庫1に設けた制御回路部によ
って制御される自動製氷機7への製氷用水の供給制御と関連して行われる。
作動部材90は後述のように、上昇して開閉弁61を開いたとき、作動部材90の周囲
と給水管51との間に略垂直方向に製氷用水の流下通路が形成される。このため横断面が
円形状の給水管51の内径よりも小径の横断面が円形状の外形をなす下部材90Bと、こ
の下部材90Bの上端に結合された横断面が円形状の上部材90Aとから構成され、上部
材90Aは給水路51Aの製氷用水の受け部65の部分に係止される外形をなし、下部材
90Bは下方に向かって徐々に外形が小さくなる形状をなす。上部材90Aに上部の永久
磁石63Aが保持され、下部材90Bに下部の永久磁石63Bが保持された状態である。
作動部材90はソレノイド66が非通電のときは給水路51を閉じた下降位置にあり、
上部材90Aが給水路51を上部で塞いだ構成である。このため、給水路51Aを通して
冷凍室5と冷蔵室3の冷気流通が遮断されるため、冷凍室5の冷えが低下すること等を防
止できる。
作動部材90の上部材90Aの上端部は、開閉弁61の下面に形成した円錐形状の窪み
部61Bに嵌り合うようなドーム形状の凸部90Cを形成しており、凸部90Cが開閉弁
61の軸61Aを上方へ押し上げることによって、開閉弁61を上方へ開く作動が行われ
る。
作動部材90の下端部は給水路51Aの下端部に若干突出状態に覗くと共に、流下する
製氷用水の飛散を防止して製氷皿7Bの所定の製氷小室への製氷用水を的確に導くように
している。そのために、作動部材90の下端部は先細り形状に形成されている。更に具体
的には、下部材90Bの下端部はその中心に向かって円錐形状に縮径された先端形状をな
していて、外面には下方に向かって深さが深くなる複数の窪み90Dが等間隔に形成され
、この窪み90D相互間に形成される上下方向のリブ90Eが円錐形状の先端中心部に収
斂した形状をなす。
このような形状によって、作動部材90の周囲に形成される給水路51Aを流下する製
氷用水は、作動部材90の周面に付着しつつ流下し、給水路51Aを出る所でリブ90E
によって製氷用水の旋回が断たれて窪み90Dを下方に流れるため、製氷皿7Bの所定の
製氷小室へ製氷用水を的確に導くことができる。
給水路51A内の残水の凍結防止のために、ソレノイド66の発熱を給水路51A内に
伝達するようにしている。このため、貫通パイプ部29Aの外周面に熱伝導層72として
のアルミニウム箔72を取り付け、ソレノイド66の発熱をアルミニウム箔72を介して
給水路51A内に伝達している。
主タンク容器9Bの底部には、主タンク容器9Bの供給孔9Hを覆う状態でフィルタ9
2が主タンク容器9Bに形成した保持リブ91によって取り外し自在に保持されている。
主タンク容器9Bは、その外向きフランジ9Pがタンク本体9Aの段差部9Qに係止され
た載置状態であるため、カバー9Dを取り外せばタンク本体9Aから取り出すことができ
る。このため、補助タンク部9Cを含めてタンク本体9A内を清掃でき、またフィルタ9
2も取り外し可能であるため、主タンク容器9Bの内外面の清掃も容易となる。
主タンク容器9Bをタンク本体9Aから上方へ取り出した場合、開閉弁機構Pは、給水
弁カバー62がその中に開閉弁61とバネ67を収納した状態で、給水弁カバー62がタ
ンク本体9Aの底壁に形成した係止部9A1に取り付けられた状態で残る。このため、主
タンク容器9Bをタンク本体9Aから上方へ取り出した後、給水弁カバー62を取り付け
とは逆向きに回動して係止部9A1から外すことによって、開閉弁61とバネ67は給水
弁カバー62の取り外しと共に取り外されるため、開閉弁機構Pの洗浄を行うことができ
る構成である。
また、開閉弁機構Pは、上記の構成によって、バネ67の収納スペースが確保できるコ
ンパクト構成となり、高さが低い薄型給水容器9とした場合にも、開閉弁61の上下動の
ストロークを安定させることができ、実質的な給水口60の開口面積のバラツキが抑えら
れ、給水量の更なる安定が図れる。
図8と図9はソレノイド66が非通電であり、開閉弁61が降下してパッキン材64が
給水口60を閉じた状態である。この状態において、ソレノイド66への通電によってソ
レノイド66にはS極が上にN極が下に形成され、作動部材90の永久磁石63A、63
Bとの相互作用によって作動部材90が上昇駆動され、作動部材90によって軸61Aを
上方へ押すため、開閉弁61が上方へ押されてバネ67を圧縮しつつ開閉弁61、即ちパ
ッキン材64が給水口60を開く。この状態は図10と図11に示す。なお、開閉弁61
は給水口60を開くと共に環状凸部61Aが弁部となって上方の供給孔9Hを閉じる構成
とすることもできる。
ソレノイド66と永久磁石63A、63Bの関係は、このように開閉弁61が給水口6
0を開くように作動部材90を上昇駆動する吸引作用を行うと共に、ソレノイド66によ
る磁力と作動部材90の永久磁石63A、63Bの相互作用によって、作動部材90の上
方への飛び出しを防止するように抑制作用を行う関係である。なお、永久磁石63A、6
3Bは夫々のN極が向き合う状態に配置し、ソレノイド66にはソレノイド66への通電
によってN極が上にS極が下に形成されるように構成してもよい。
補助タンク部9Cは1回の製氷に要する製氷用水を貯溜し、この1回分の全量が速やか
に製氷皿7Bへ供給されれば問題ないが、どうしても最後の数立方cmの量がきちんと給
水できない。冷凍冷蔵庫1が傾斜して設置されている場合では、この問題が大きい。この
最後の数立方cmの量まできちんと給水できるようにするために、補助タンク部9Cの内
底面を給水容器9の底部に設けた製氷用水の給水口(後述の給水口60)へ向けて大きく
傾斜させる方法があるが、給水容器9の内容積を減少させない場合は、この急な傾斜によ
って給水容器9の高さが高くなり、例えば、この給水容器9の上方空間を他の物品の収納
部に利用する構成では、この上方空間の高さが少なくなり、所定の物品を収納できない状
況となる。
また、冷蔵庫の構造によって給水容器9の高さが制限される場合があり、その場合に所
定水量を給水容器9内に入れるためには給水容器9の平面積を大きくすることとなる。こ
の1回の製氷に要する量は、製氷皿7Bがほぼ満杯になる規定水量であるが、1回の製氷
に要する製氷用水量では水頭(水位)を得難くなるため、上記のように最後の数立方cm
の量がきちんと給水できず、この最後の数立方cmの量まできちんと給水し切るために給
水時間を長くする方法もあるが、これでは製氷時間が実質的に長くなりすぎて効率の良い
製氷が達成できなくなる。
そこで、給水容器9の高さが制限される場合にも、1回の製氷に要する製氷用水を所定
時間内にきちんと給水できるようにして製氷効率の低下を抑制できる構成が望ましい。こ
の問題の解決のために、補助タンク部9Cには自動製氷機7による数回の製氷に要する量
の製氷用水を貯溜することによって、ある程度の水頭(水位)を得ることができるため、
給水容器9内の製氷用水を一定時間でもって供給する方式とした場合にも、1回の製氷に
要する製氷用水の供給時間も比較的短くでき、供給量の変動が少ない構成とすることがで
きる。
この場合、給水口60から製氷皿7Bへ供給される製氷用水の流速は、補助タンク部9
Cの水位に依存するため、補助タンク部9Cにあまり多くの製氷用水量を貯える容積にし
た場合には、主タンク容器9Bが空になった後は、補助タンク部9Cの水位が高い状態と
低くなった状態との製氷用水の流速の変動が大きくなって、製氷皿7Bへ供給される製氷
用水の量の変動が大きくなり好ましくない。このため、補助タンク部9Cには一回の製氷
に要する製氷用水量を貯えればよいが、それでは上記のように水位が低いため製氷用水を
供給し切る時間が長くなる等々の問題が出る。
これを解決するために、上記のように、製氷用水をタイマ制御によって一定時間内に供
給する方式とした場合にも、補助タンク部9Cから供給される供給量変動を少ない状態に
するために、補助タンク部9Cには、自動製氷機7による数回の製氷に要する量の製氷用
水を貯溜するようにしている。実施例では、一回の製氷に要する製氷用水量である80立
方cmの3倍、即ち3回分の製氷に要する製氷用水量を確保できるように、4回の製氷分
未満の量である200立方cmを蓄えるようにしている。これによって、供給水量に変動
が少ない状態での一回の製氷に要する所定量の給水が得られた。
このため、補助タンク部9Cは、主タンク容器9Bが空になって供給孔9Hから供給さ
れる製氷用水がなくなったときから自動製氷機7による1回の製氷に要する製氷用水量よ
りも多い数回の製氷に要する製氷用水量を貯溜する容積を備えている。具体的には、製氷
動作によって主タンク容器9Bが空になって供給孔9Hから供給される製氷用水がなくな
ったとき、補助タンク部9Cには3回の製氷動作に必要な製氷用水量よりも多く4回の製
氷分よりも少ない量を貯える。もし4回以上の製氷動作に必要な製氷用水量を蓄えれば水
位が高くなり、製氷用水の給水ごとに低下する水位変化による給水量の減少が大きくなっ
て好ましくない結果が得られている。そして、製氷動作によって主タンク容器9Bが空に
なって供給孔9Hから供給される製氷用水がなくなったときから補助タンク部9Cから製
氷動作毎に1回の製氷に要する製氷用水量が供給されるが、製氷動作によって最後の1回
分の製氷用水である80立方cmが供給された状態でもなお補助タンク部9Cには1回分
の製氷用水量よりも少ない量が残るように補助タンク部の容積を定めているため、最後の
1回分の製氷用水の供給をきちんと行うことができる。
自動製氷機7の製氷運転は、冷蔵庫1に設けた制御回路部によって制御される製氷工程
と脱氷工程から構成される。給水容器9内に十分な量の製氷用水が注入された状態で冷蔵
庫の所定位置へ収納された状態において、手動操作にて製氷始動スイッチが入ると製氷工
程が開始し、前記制御回路部によってソレノイド66へ所定時間通電され、作動部材90
が上昇して開閉弁61が給水口60を開き、補助タンク部9Cから製氷皿7Bへ一回の製
氷に要する所定量の製氷用水が自然落下にて自動給水される。
この給水の後に前記制御回路部によって製氷が行われ、前記制御回路部のタイマ手段に
よって一定時間経過したとき、又は氷の形成を製氷皿センサが製氷皿7Bの低下した温度
を検知したとき、前記制御回路部によって脱氷工程が開始し、電動機構7Aが始動して製
氷皿7Bを反転して捻り、製氷皿7B内の氷を下方の貯氷容器8へ落下せしめた後、製氷
皿7Bを復帰させ、再び給水して製氷工程に入る製氷運転サイクルを行う。
主タンク容器9Bの製氷用水は、供給孔9Hから自然落下によって補助タンク部9Cへ
供給される。供給孔9Hの内径(断面積)は給水口60の内径(断面積)よりもかなり小
さい。供給孔9Hは、開閉弁61が開いて給水口60から製氷皿7Bへ製氷用水を供給す
る製氷用水供給速度に比して十分遅い製氷用水供給速度でもって、主タンク容器9Bの製
氷用水を補助タンク部9Cへ落下供給するのに適した大きさに形成されている。その一例
として、供給孔9Hの内径(断面積)は直径3mmの孔、2個の給水口60の内径(断面
積)はそれぞれ直径4mmの孔である。このため単位時間当たりでは、供給孔9Hからの
製氷用水供給量が給水口60から製氷皿7Bへの製氷用水供給量に比して十分少なく、満
杯の補助タンク部9Cから一回の製氷に要する製氷用水が給水されてから補助タンク部9
Cが満杯になるまでの時間は数分であり、2分程度に設定される。
このように、開閉弁61が開いて給水口60から製氷皿7Bへ製氷用水が供給されると
き、主タンク容器9Bの製氷用水が供給孔9Hから落下するが、その量は単位時間当たり
では給水口60から製氷皿7Bへ供給される量に比して極めて少ないため、供給孔9Hか
ら落下する製氷用水によって給水口60から製氷皿7Bへ供給される製氷用水の供給が悪
影響を受けることはない。このため、ソレノイド66への通電時間は、実質的に、補助タ
ンク部9Cに貯溜されていた製氷用水の一回の製氷に要する量が製氷皿7Bへ供給される
時間を確保できればよい。
一つの実施例として、主タンク容器9Bの規定貯水量は850立方cmであり、補助タ
ンク部9Cの規定貯水量は200立方cmであり、一回の製氷に要する製氷用水の量は8
0立方cmである。また、供給孔9Hの直径は3mmであり、2個の給水口60の内径(
断面積)はそれぞれ直径4mmの孔である。製氷皿7Bへの給水時間は20秒であり、製
氷皿7Bへ給水された後に製氷皿7Bに所定の氷ができるまでには約100分かかるため
、主タンク容器9Bから供給孔9Hを通して供給される一回の製氷に要する製氷用水量の
供給時間は約2分間に設定されている。これによって、製氷工程の最初にソレノイド66
への所定時間の通電によって開閉弁61が給水口60を開いて、補助タンク部9Cから一
回の製氷に要する製氷用水量が製氷皿7Bへ供給されて製氷を行い、この製氷工程中に次
の製氷工程のために、主タンク容器9Bから供給孔9Hを通して製氷用水が供給されて補
助タンク部9Cに規定水量を供給でき、これによって円滑な製氷サイクルを達成できる。
開閉弁61が開いたとき、補助タンク部9Cへは空気通路9Eから十分な量の空気が供
給される状態であるため、給水口60から製氷皿7Bへの製氷用水の供給が円滑である。
そして、補助タンク部9C内の製氷用水の不足分は、主タンク容器9Bの底部の製氷用水
が供給孔9Hを通して補助タンク部9Cへ供給されて補充される。補助タンク部9Cに規
定水量が溜まったとき、空気通路9E内にも製氷用水が入り込み、そのレベルは主タンク
容器9Bの製氷用水レベルLと同じである。
本発明は、自動製氷機付き冷凍冷蔵庫であるが、冷蔵室、冷凍室の配置関係は上記形態
に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の冷凍冷蔵庫の形態に適用でき
るものである。
本発明の冷凍冷蔵庫の正面図である。(実施例1) 本発明の冷凍冷蔵庫本体を正面から見た説明図である。(実施例1) 本発明の冷凍冷蔵庫の縦断側面図である。(実施例1) 本発明の給水容器の斜視図である。(実施例1) 本発明の給水容器と給水路部分の分解斜視図である。(実施例1) 本発明の作動部材の斜視図である。(実施例1) 本発明に係る給水口の開閉弁機構の分解斜視図である。(実施例1) 本発明の開閉弁機構の開閉弁が閉じた状態の給水容器部分の断面による説明図である。(実施例1) 図8の開閉弁機構部分の拡大図である。(実施例1) 本発明の開閉弁機構の開閉弁が開いた状態の給水容器部分の断面による説明図である。(実施例1) 図10の開閉弁機構部分の拡大図である。(実施例1)
符号の説明
1・・・冷凍冷蔵庫
2・・・冷凍冷蔵庫本体
3・・・冷蔵室
4・・・野菜室
5・・・冷凍室
6・・・製氷室
7・・・自動製氷機
7B・・製氷皿
8・・・貯氷容器
9・・・給水容器
9A・・タンク本体
9A1・・係止部
9B・・・主タンク容器
9H・・・供給孔
P・・・開閉弁機構
24・・冷却器
25・・送風機
28・・冷蔵室と冷凍室の断熱仕切り壁
29・・断熱仕切り壁の上板
30・・断熱仕切り壁の下板
31・・断熱材
51・・給水管
51A・・給水路
60・・給水口
61・・開閉弁
62・・給水弁カバー
62A・・窓部
62B・・周囲壁
62C・・円形台部
62D・・上壁
62H・・係止フランジ
63A、63B・・永久磁石
64・・パッキン材
65・・製氷用水の受け部
66・・ソレノイド
67・・バネ
67D・・窪み
67E・・リブ
90・・・作動部材
90A・・作動部材の上部材
90B・・作動部材の下部材
90C・・作動部材の凸部
90D・・作動部材の窪み
90E・・作動部材のリブ

Claims (3)

  1. 冷凍冷蔵庫内の自動製氷機へ製氷用水を供給するよう冷却状態に置かれた給水容器は、
    上面開口のタンク本体と、前記タンク本体内底部に塞がれた補助タンク部が形成されるよ
    うに前記タンク本体内上部に浮いた状態に着脱自在に嵌め合わされた上面開口の主タンク
    容器と、前記主タンク容器の上面開口を開閉自在に閉じる取り外し自在な蓋と、前記補助
    タンク部へ空気を供給するよう空気通路と、前記主タンク容器内の製氷用水を前記補助タ
    ンク部へ供給するための供給孔と、前記補助タンク部の製氷用水を前記自動製氷機へ供給
    するために前記補助タンク部の底部に形成した給水口と、駆動用ソレノイドによって上昇
    にてこの給水口を開き下降にてこの給水口を閉じるように上下動する開閉弁機構を備え、
    この開閉弁機構は、前記給水口を開閉する開閉弁と、この開閉弁を常時前記給水口を閉じ
    る方向に附勢するバネと、このバネと前記開閉弁を収納し前記補助タンク部の底壁に着脱
    自在に保持される給水弁カバーとを備え、前記開閉弁機構は前記タンク本体からの前記主
    タンク容器の取り外しに拘わらず前記補助タンク部の底壁に残ることを特徴とする冷凍冷
    蔵庫内の自動製氷機への給水装置。
  2. 冷凍冷蔵庫内の自動製氷機へ製氷用水を供給するよう冷却状態に置かれた給水容器は、
    上面開口のタンク本体と、前記タンク本体内底部に塞がれた補助タンク部が形成されるよ
    うに前記タンク本体内上部に浮いた状態に着脱自在に嵌め合わされた上面開口の主タンク
    容器と、前記主タンク容器の上面開口を開閉自在に閉じる取り外し自在な蓋と、前記補助
    タンク部へ空気を供給するよう空気通路と、前記主タンク容器内の製氷用水を前記補助タ
    ンク部へ供給するための供給孔と、前記補助タンク部の製氷用水を前記自動製氷機へ供給
    するために前記補助タンク部の底部に形成した給水口と、駆動用ソレノイドによって上昇
    にてこの給水口を開き下降にてこの給水口を閉じるように上下動する開閉弁機構を備え、
    この開閉弁機構は、前記給水口を開閉する開閉弁と、この開閉弁を常時前記給水口を閉じ
    る方向に附勢するバネと、このバネと前記開閉弁を収納する給水弁カバーとを備え、この
    給水弁カバーは前記主タンク容器の底壁を貫通する上壁部分に前記供給孔を形成し周囲壁
    の下端が前記タンク本体の底壁に形成した係止部に回動にて着脱自在に取り付けられ、前
    記開閉弁はその周縁部が前記給水弁カバーの周囲壁に対して上下動自在に嵌め合わされ、
    前記バネが前記給水弁カバーの上壁と前記開閉弁との間に保持され、前記主タンク容器は
    前記給水弁カバーが前記タンク本体の底壁に取り付けられた状態で前記タンク本体から取
    り外し自在であり、前記開閉弁と前記バネは前記給水弁カバーの取り外しと共に取り外さ
    れる構成であることを特徴とする冷凍冷蔵庫内の自動製氷機への給水装置。
  3. 冷凍冷蔵庫本体内に冷蔵室が上部に位置するように冷蔵室と冷凍室が断熱仕切り壁にて
    区画され、前記冷蔵室に配設された給水容器の製氷用水が前記断熱仕切り壁を貫通した給
    水路を通して下部の前記冷凍室に配設された自動製氷機の製氷皿へ供給される冷凍冷蔵庫
    において、前記給水容器は、上面開口のタンク本体と、前記タンク本体内底部に塞がれた
    補助タンク部が形成されるように前記タンク本体内上部に浮いた状態に着脱自在に嵌め合
    わされた上面開口の主タンク容器と、前記主タンク容器の上面開口を開閉自在に閉じる取
    り外し自在な蓋と、前記補助タンク部へ空気を供給するよう空気通路と、前記主タンク容
    器内の製氷用水を前記補助タンク部へ供給するための供給孔と、前記補助タンク部の製氷
    用水を前記自動製氷機へ供給するために前記補助タンク部の底部に形成した給水口と、上
    昇にてこの給水口を開き下降にてこの給水口を閉じるように上下動する開閉弁機構を備え
    、この開閉弁機構は、前記給水口を開閉する開閉弁と、この開閉弁を常時前記給水口を閉
    じる方向に附勢するバネと、このバネと前記開閉弁を収納した状態で前記補助タンク部の
    底壁に着脱自在に保持される給水弁カバーとを備え、前記給水路内には前記開閉弁を開閉
    作動させる永久磁石付き作動部材が上下移動可能に収納され、前記断熱仕切り壁には前記
    作動部材を取り囲み前記永久磁石に作用して前記バネに抗して前記開閉弁を開くように前
    記作動部材を上昇駆動するソレノイドが設けられ、前記給水容器は前記冷凍冷蔵庫本体に
    着脱自在であり、前記給水弁カバーは前記主タンク容器が前記タンク本体内から取り外さ
    れた状態で前記補助タンク部の底壁に残る構成であることを特徴とする冷凍冷蔵庫内の自
    動製氷機への給水装置。
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