JP3075270U - 包装用袋 - Google Patents

包装用袋

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JP3075270U
JP3075270U JP2000003991U JP2000003991U JP3075270U JP 3075270 U JP3075270 U JP 3075270U JP 2000003991 U JP2000003991 U JP 2000003991U JP 2000003991 U JP2000003991 U JP 2000003991U JP 3075270 U JP3075270 U JP 3075270U
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packaging bag
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政幸 吉岡
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政幸 吉岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指先で触れることで開封用切込の位置を確認
できるようにする工夫および、手指で破り開くときに勢
いで中身を周囲に飛散させてしまうことのないようにす
る工夫を施した新規の包装用袋を提供する。 【解決手段】 透明フイルムを以て構成された開封用切
込1をもつスナック菓子8入りの包装用袋2において、
当該開封用切込1の両側個所に指先で触って知るための
触知用凸部3、4を袋の製造工程で型押し加工により対
設すると共に開封用切込1の設け個所の内側を通って且
つその両端が包装用袋2の一つの角を挟む二つの辺縁に
達するもしくは近接する線上の個所に切れにくくするた
めの防御線7を印刷により肉盛加工で設けたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、開封用切込をもつスナック菓子、薬包袋、インスタント食品等食品 用袋入り粉状薬味、同袋入り液状薬味等の包装用袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の開封用切込をもつ包装用袋は、多用されているが、これ等には 特に開封用切込が小さいために見付け出し難い、また破って開くときには往々に 勢いで中身を周囲に飛散させてしまい易いという欠陥があった。
【0003】 さて、上記見付け出し難いという欠点の回避のために開封用切込の近傍に文字 や記号等による案内を表記していているものも多数提供されているが、これ等も 小さ過ぎて見付け出し難く、充分には役に立っていない。中でも視力の低下した 高齢者等にとっては少しも役に立っていないことが往々にあって、周囲の人に迷 惑を掛けてしまうことが比較的多くあった。
【0004】 そこで、本考案者は、目で開封用切込を見つけ出すのでなく、指先で触れて開 封用切込の位置を確認できれば視力の低下した高齢者等をして上記回避を達成で きると考え、本考案を完成したものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、指先で触れることで開封用切込の位置を確認できるように工夫した 新規の包装用袋を提供することを第一の目的とし、また手指で破り開くときに勢 いで中身を周囲に飛散させてしまうことのないようにする工夫を加えた新規の包 装用袋を提供することを第二の目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案に係る包装用袋は、開封用切込1をもつ包装 用袋2において、当該開封用切込1の両側個所に指先で触って知るための触知用 凸部3、4を対設して成るものであり、 そして、触知用凸部3、4がインクもしくは合成樹脂液による肉盛により得た ものであり、 また、開封用切込1をもつ包装用袋2において、当該開封用切込1の両側個所 に指先で触って知るための触知用凹部5、6を対設して成るものであり、 そして、触知用凹部5、6が貫通小孔であるものであり、 更に、開封用切込1の設け個所の内側を通って且つその両端が包装用袋2の一 つの角を挟む二つの辺縁に達するもしくは近接する線上の個所に切れにくくする ための防御線7を設けたものであり、 そして、防御線7がインクもしくは合成樹脂、合成ゴムによる肉盛により得た ものである。
【0007】
【実施例】
図1および図2に示す第一実施例は、透明フイルムを以て構成された開封用切 込1をもつスナック菓子8入りの包装用袋2において、当該開封用切込1の両側 個所に指先で触って知るための触知用凸部3、4を袋の製造工程で型押し加工に より対設すると共に開封用切込1の設け個所の内側を通って且つその両端が包装 用袋2の一つの角を挟む二つの辺縁に達するもしくは近接する線上の個所に切れ にくくするための防御線7を印刷による肉盛加工で設けたものである。
【0008】 図3および図4に示す第二実施例は、 開封用切込1をもつピンキング9付き 包装用袋2において、当該開封用切込1の両側個所に指先で触って知るための触 知用凹部5、6を孔明け加工により対設し、防御線7を印刷による肉盛加工で設 けたものである。
【0009】 図5および図6に示す第三実施例は、触知用凸部3、4および防御線7を印刷 による肉盛加工で設けたものである。
【0010】 図7および図8に示す第四実施例は、触知用凸部3、4を上下縁個所に設けた ものであって、防御線7の無いものである。
【0011】 本考案は、たとえば、次のように本考案の精神を逸脱しない限りにおいて種々 の改変をおこなって実施することが可能であって、そして本考案はこれ等改変実 施されたにも及ぶものである。 ・ アルミ等金属箔製袋、合成樹脂製袋、紙製袋等で実施する。 ・ 防御線が印刷後の加熱により膨れる特性を備えた発泡性特殊インクによる肉 盛によって得る。 ・ 防御線を片面のみに設ける。 ・ 触知用凸部を片面のみに設ける。 ・ 左側または右側の触知用凸部、触知用凹部を無しとして一方側のみとする。
【0012】
【考案の効果】
本考案に係る包装用袋は、上記のような構成であるので、指先で触知用凸部3 、4または触知用凹部5、6に触って開封用切込1の位置を知った状態で開封す ることができるものであり、しかもこの開封をなすときには、防御線7が当該防 御線7よりも内側(袋の中心側)に破りの入ることを阻止するので、破る勢いで 中身を周囲に飛散させてしまう事故を回避できるものであって、所期の第一、第 二の目的を完全に達成する著効を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す一部切截正面図であ
る。
【図2】図1A−A線に沿う拡大断面図である。
【図3】本考案の第二実施例を示す一部切截正面図であ
る。
【図4】図3B−B線に沿う拡大断面図である。
【図5】本考案の第三実施例を示す一部切截正面図であ
る。
【図6】図5C−C線に沿う拡大断面図である。
【図7】本考案の第四実施例を示す一部切截正面図であ
る。
【図8】図7D−D線に沿う拡大断面図である。
【符号の説明】
1 開封用切込 2 包装用袋 3 触知用凸部 4 触知用凸部 5 触知用凹部 6 触知用凹部 7 防御線 8 スナック菓子 9 ピンキング

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開封用切込をもつ包装用袋において、当
    該開封用切込の両側個所に指先で触って知るための触知
    用凸部を設けて成ることを特徴とする包装用袋。
  2. 【請求項2】 触知用凸部がインクもしくは合成樹脂液
    による肉盛により得たことを特徴とする請求項1記載の
    包装用袋。
  3. 【請求項3】 開封用切込をもつ包装用袋において、当
    該開封用切込の両側個所に指先で触って知るための触知
    用凹部を対設して成ることを特徴とする包装用袋。
  4. 【請求項4】 触知用凹部が貫通小孔であることを特徴
    とする請求項3記載の包装用袋。
  5. 【請求項5】 開封用切込の設け個所の内側を通って且
    つその両端が包装用袋の一つの角を挟む二つの辺縁に達
    するもしくは近接する線上の個所に切れにくくするため
    の防御線を設けたことを特徴とする請求項1または3記
    載の包装用袋。
  6. 【請求項6】 防御線がインクもしくは合成樹脂、合成
    ゴムによる肉盛により得たことを特徴とする請求項5記
    載の包装用袋。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003063537A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Dainippon Printing Co Ltd 包装袋
JP2003137310A (ja) * 2001-11-06 2003-05-14 Toyo Seikan Kaisha Ltd 易開封性包装袋
WO2007129758A1 (ja) * 2006-05-09 2007-11-15 Taisei Lamick Co., Ltd. 液体包装袋
JP2011136387A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Fuji Machinery Co Ltd フィルム切断刃
JP2014061942A (ja) * 2012-08-27 2014-04-10 Toppan Printing Co Ltd 包装袋

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