JP5007543B2 - ユニバーサルデザインパウチ - Google Patents

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本発明は、環境および使う人(消費者)への配慮を重視したユニバーサルデザインに対応したパウチ(ユニバーサルデザインパウチ)に関する。
従来、主にレトルト食品や、詰め替え用の洗剤、或いは無菌包装食品、鮮度保持包装食品、医薬品等の内容物を密封包装した包装体(パウチ)が知られている。このようなパウチは、パウチの左右に形成されたノッチを開封起点として、ノッチ上方のフィルム(切取片)を水平方向へと引き裂きつつ切除してパウチの開封を行なう構成である(例えば特許文献1)。
通常、このようなパウチを初期開封する際は、図7に示すように、パウチ10の端部に形成されたV字形状かなるノッチ(Vノッチ9)を起点にパウチ上方のフィルムを水平方向へと引き裂いて切除することによりパウチ10の開封を行なう。
しかし、このようなVノッチ9を形成する際に、パウチ10のシール部分をV字形状に切り抜くために、大量のV字片が発生してしまうという欠点がある。
また、Vノッチ9は、その端部が鋭利部分Xを形成するため、パウチ10の開封時、誤ってVノッチ9の鋭利部分Xで指を切ってしまう恐れがある。
そこで、図8(b)に示すように、スリット状のIノッチ9を形成することにより、シール片等のゴミを出すことなく、さらには、シール端部の鋭利部分Xをなくすことが可能である。しかしながら、スリット状のIノッチ9は、図8(a)に示すようなVノッチ9に比べて、Iノッチ9を見つけにくいため、開封箇所を認識することが難しいという欠点がある。
特開平7−28559号公報
そこで本発明は、このような課題を解決すべく、従来の、Vノッチ9の鋭利部分Xに、誤って指先が当接して指先を傷つけてしまうことなく、安全な開封可能な形状からなるノッチ9を形成することにより、パウチ10を安全に開封することを可能とし、さらには、ノッチ9部分を一見して認識しやすく構成して、スムースに開封可能なパウチ10を提供することを目的とする。
また、パウチ開封時に、斜め方向への自然な手の動きにより、パウチ10を開封可能とし、幅広い年代の消費者が、安全かつスムースにパウチを使用することを可能とするユニバーサルデザインに基づいたパウチを提供することである。
そこで、これらの課題を解決するため、本発明の請求項1記載の発明は、包装体の外周をシールしてなるパウチにおいて、該パウチ開封時に開封起点となるシール部分に、開封方向を示すしるしを形成するとともに、前記しるしの内側に前記シール部分の一部を切り欠いたノッチを形成し、前記しるしは、感熱性発泡体および/又は粒体、短繊維を含む印刷インキによってマット状に形成されたことを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
また、請求項2記載の発明は、前記ノッチは、スリット形状からなるIノッチであることを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
また、請求項3記載の発明は、前記ノッチは、開封方向に対して斜めに傾いた形状であることを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
また、請求項4記載の発明は、パウチの収容部に、開封方向を示すしるしを形成したことを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
また、請求項記載の発明は、前記しるし及び前記ノッチは、前記シール部分の一辺に数形成されることを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
このように、本発明の請求項1記載の発明は、包装体の外周をシールしてなるパウチにおいて、該パウチ開封時に開封起点となるシール部分に、開封方向を示すしるしを形成するとともに、前記しるしの内側に前記シール部分の一部を切り欠いたノッチを形成し、前記しるしは、感熱性発泡体および/又は粒体、短繊維を含む印刷インキによってマット状に形成されたことを特徴とするから、パウチの開封箇所を一見して容易に認識できる効果がある。また、パウチの開封箇所を指先の触感で判別することができる効果がある。
また、請求項2記載の発明は、前記ノッチは、スリット形状からなるIノッチであることを特徴とするから、パウチの開封箇所を一見して認識できる効果があるとともに、指先がノッチ部分に触れても誤って指先を傷つけてしまうようなことがない。
また、請求項3記載の発明は、前記ノッチは、開封方向に対して斜めに傾いた形状であることを特徴とするから、パウチの開封箇所を一見して認識できる効果があるとともに、パウチ開封時に、斜め方向への手の自然な動きに沿ってパウチの初期開封をスムースに行うことが可能である。
また、請求項4記載の発明は、パウチの収容部に、開封方向を示すしるしを形成したことを特徴とするから、さらに、パウチの開封箇所を一見して認識できる効果があるとともに、パウチの開封方向や開封方法を直感的かつ視覚的に認識することができる効果がある。
また、請求項記載の発明は、前記しるし及び前記ノッチは、前記シール部分の一辺に数形成されることを特徴とするから、適宜内容物の種類やパウチの形状に伴い、前記しるし及び前記ノッチを複数段形成することが可能である。
このように、本発明のユニバーサルデザインパウチは、包装体の外周をシールしてなるパウチであって、該パウチの初期開封時に開封起点となるノッチを有するパウチにおいて、前記ノッチは、スリット状の切り線であって、該スリットを囲む位置に引き裂き方向を示すしるしを形成した簡単な構成により、パウチの開封箇所を一見して認識でき、さらには、指先がノッチ部分に当接しても誤って指先を傷つけてしまうようなことがない。
また、ノッチを斜めに傾けて形成することにより、パウチ開封時に、手の自然な動きに沿ってパウチの初期開封をスムースに行うことが可能であるとともに、左右のノッチを結ぶ位置において、パウチの未シール部分に、引き裂き方向を示すしるしを形成することにより、パウチの開封方法を直感的かつ視覚的に認識することができる効果がある。
よって、パウチの開封操作を安全かつスムースに行なうことができるパウチ(ユニバーサルデザインパウチ)を提供することが可能である。
本発明のユニバーサルパウチ10の一例としては、図1(a)(b)に示すように、上下左右のフィルム外周をそれぞれヒートシールしてなるパウチ10であって、該パウチ開封時に開封起点となる左右のシール部分2にそれぞれ形成されたノッチ9の周囲には、一見、Vノッチ形状からなるしるし7(開封起点表示7)が形成されている。
特に、左右のシール部分2に形成されたノッチ9は、安全性を考慮してV字形状のVノッチではなく、スリット形状のIノッチ9であり、消費者がパウチ10を開封する際に、誤って指先を傷つけてしまうようなことがない。また、ノッチ9の周囲に形成された開封起点表示7は、通常のVノッチ形状であり、消費者にVノッチを起点にパウチ10を開封する感覚を与えることが可能である。
よって、パウチ10の開封時に、Vノッチ形状の開封起点表示7によりパウチの開封箇所を一見して認識することができるとともに、スリット形状のIノッチ9により、誤って指先を傷つけてしまうようなことなく、安全かつスムースにパウチ10の開封を行なうことが可能である。
本発明のユニバーサルパウチ10は、詳しくは、図2に示すように、パウチ10の中央部分に、予め所定の方法により内容物が充填される未シール部分4からなる収容部4を有し、該収容部4の外周である、上シール部1、左右のシール部2、下シール部3にそれぞれヒートシールが施され4方シールパウチ10を形成している。このようなパウチ10としては、四方シール形式のパウチ10に限らず、スタンドパウチや、ガゼット袋やピロー袋など、フィルムの外周をシールしてなるパウチ10であれば、パウチの種類や形状は限定されるものではない。
パウチ10の左右のシール部2には、前記収容部4を水平方向へと横切り切取る際の開封起点となる、スリット状のノッチ9が形成されている。そして、パウチ10の初期開封時において、前記ノッチ9を起点として、前記上シール部1を含むフィルム(切取片5)を、切除することにより、パウチ10の初期開封を行うものである。
通常、スリット形状の前記Iノッチ9は、V字形状のノッチ9に比べて、パウチ開封時において、ノッチ9部分を一見して認識することが難しい。そこで、前記Iノッチ9の周囲にVノッチ形状のしるし7からなるしるし7(開封起点表示7)を形成することにより、一見して容易にノッチ9(開封起点9)の位置を認識することが可能である。特に、Vノッチ形状のしるし7を大きく形成することにより、より容易に開封箇所を認識することができる効果がある。
前記ノッチ9は、左右のシール部2の片側だけに形成してもよいが、消費者によって、開封方向が異なるため、左右それぞれにノッチを形成することがより望ましい。また、左右のノッチ9間を結ぶ位置において、フィルムの切り取りを容易にするための切取り線を形成してもよく、該切取り線としては、レーザー光照射などによるハーフカット線を設ける方法、或いは、パウチの積層フィルムの中間層などに一軸延伸フィルムを積層する方法(この場合、一軸延伸フィルムは、その延伸方向が袋の開封方向と一致するように用いる)などがあり、これらは単独で用いてもよく、また、例えば、ノッチとハーフカット線、更には一軸延伸フィルムの積層などを組み合わせて用いることもできる。
また、一般的に、パウチ10の初期開封時、切取片5をつまみ、斜め上方へと切取片5を引き裂いてパウチ1を開封する傾向がある。このため、しるし7を水平方向に形成するとともに、ノッチ9を斜め上方に傾けて形成してもよい。また、ノッチ形状は直線に限らず、直線と斜線とを組み合わせた形状であってもよい。
これにより、斜めに傾いたノッチ9を起点に、自然な手の動きに沿って容易に切取片5を切り取り、パウチの初期開封をスムースかつ容易に行うことが可能である。
例えば、図3(a)(b)に示すように、水平方向にVノッチ形状の開封起点表示7を形成し、該開封起点表示7の内側部分に斜め上方へと傾いたスリットからなるIノッチ9を形成する。これにより、パウチ10の初期開封時に、斜め方向への手の自然な動きに伴い、スムースに切取片を切り取ることが可能である。
また、本発明のパウチ10は、パウチ10の未シール部分4である収容部4に、開封方向を示すしるし8(開封方向表示8)を形成してもよい。
例えば、図4に示すように、パウチ10の未シール部分4に、複数の点線および複数の矢印からなる、パウチの開封方向を示すしるし8を形成して、より好ましい切取り方向等の情報を記してもよい。
この場合、複数のしるし8は、パウチの開封開始直後に一旦上方へとフィルムを切り取った後下方へと切取り、再び水平方向へと切り取ることを示すしるし8(開封方向表示8)を形成することにより、図4(b)に示すように、パウチ10を切取った部分の、表裏のフィルム縁が、僅かな段差Dを形成した状態とすることが可能である。よって、切取り部分の表裏のフィルム縁の高さが、互いに揃った状態でくっついてしまうことなく、段差部分Dを指先でつまんで、表裏のフィルムを容易に引き離すことが可能である。
以上のように、本発明のユニバーサルデザインパウチ10は、開封起点となるシール部分に、開封方向を示すしるし7(開封起点表示7)を形成するとともに、前記しるし7の内側に前記シール部分2の一部を切り欠いたノッチ9を形成する簡単な構成により、パウチ10の開封箇所を一目で認識することが可能である。また、前記ノッチを、スリット形状のIノッチ9とすることにより、パウチ開封時に、Vノッチの鋭利部分Xに指先が当接して指先を傷つけてしまうことがなく、安全にパウチ10の開封を行なうことが可能である。
前記しるし7の内側に形成したノッチ9は、Iノッチ9に限らず、指先に当接した際に、指先を傷つけない程度の大きさからなるVノッチ9であってもよく、例えば図5(a)に示すように、Vノッチ形状のしるし7の内側にVノッチ9を形成した場合、図5(b)に示すように、Vノッチ形状のしるし7の内側にIノッチ9を形成した場合、図5(c)に示すように、Uノッチ形状のしるし7の内側にIノッチ9を形成した場合、図5(d)に示すように、Uノッチ形状のしるし7の内側にVノッチ9を形成した場合など、開封起点を示すしるし7と、該しるし7の内側に形成されるノッチ9の種類を組み合わせて、様々な形状の組合せからなる開封起点を形成してもよい。
また、前記しるし7を形成する方法は、特に限定されるものではなく、印刷によって前記しるし7を形成してもよく、また、しるし7部分を除いて印刷を施すことにより、開封起点を示すしるし7を形成してもよい。
また、前記ノッチ9は、通常、I字形やV字形などのノッチ9が利用されているが、ノッチ形状は特に限定されず、切り取り方向に向かって鋭角部分を有する形状であればよい。また、ハーフカット線を設ける場合も、直線状のハーフカット線に限らず、ミシン目状など断続的なハーフカット線で設けることもできる。更に、このようなハーフカット線は、1本でもよいが、引き裂き方向がずれた場合を想定して、中心のハーフカット線の両側に各1本、または各2本など複数本のハーフカット線を平行または中心のハーフカット線に収束する形状などに設けることもできる。更にこれらの複数を適宜組み合わせて設けたものであってもよい。
さらには、前記ノッチ9及び前記しるし7からなる開封起点は、複数段形成してもよく、例えば図6に示すように、パウチ10の上方部分にノッチ9A及びしるし7Aからなる開封起点を形成するとともに、パウチ10の略中央部分に、ノッチ9B及びしるし7Bからなる開封起点を形成してもよい。
これにより、図6(b)に示すように、パウチ上方部分のノッチ9Aを起点に切取片5を切除してパウチ10を初期開封した後、内容物の量が減った際に、さらにパウチ中央部分のノッチ9Bを起点に、再びフィルムを切除することにより、より内容物を取り出しやすくなる効果がある。
また、本発明のユニバーサルデザインパウチ10のパウチ形状としては、スタンドパウチやピロータイプのパウチ10であってもよく、フィルムの外周をシールしてなるパウチ10であれば、パウチの形状は限定されるものではない。また、本発明のパウチ10に用いるフィルムは、主にプラスチックフィルムを主体とする積層フィルムが用いられ、例えば、液体を含む各種食品用パウチに用いられている従来公知の積層フィルムを用いることができ、特に限定されるものではない。積層フィルムの構成は、充填される流動食の種類や充填後の加圧加熱殺菌時に加えられる加熱条件などによって適宜選定することができる。
前記しるしは印刷工程で形成し、印刷インキに感熱性発泡体および/又はマット状外観を形成するための粒体、粉体、短繊維を含むことにより、製袋後にマット状に形成することが可能である。そして、しるしをマット状に形成することにより、一見して開封箇所を認識できるとともに、指先で触っても認識することができる効果がある。
前記しるしをマット状に形成し、指先の触感で認識可能とするためには、好ましくは50μm〜1000μm程度の高低差があることが好ましく、他方50μm以下の高低差では、指先の触感では判別しづらい。また、前記しるしは、表側印刷が望ましいが、特に限定されるものではない。
例えば、レトルト、ボイル用途で前記しるしを表側印刷により形成した場合、殺菌工程時にスチームや熱水に対しての耐水性、耐熱性を有し、および使用状況に応じて適宜耐擦過性、堅牢性、耐摩性を有することが望ましく、さらには、耐内容物適性、耐薬品適性、耐油性、定着性等を有することがより望ましい。
本発明のパウチ10に好適に用いられるフィルムの一例として、下記のような構成の積層フィルムが挙げられる。
(1) PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(2)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(3)PETフィルム/接着剤/EVOHフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(4)PETフィルム/接着剤/一軸延伸PPフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(5)PETフィルム/接着剤/(シリカまたはアルミナ蒸着層)ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
などが挙げられるが、これらに限定されるものではなく様々な組み合わせの積層フィルムを使用することができる。
上記構成において、PETフィルムは2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、ONフィルムは2軸延伸ナイロンフィルム、PPフィルムはポリプロピレンフィルム、CPPフィルムは無延伸ポリプロピレンフィルム、EVOHフィルムはエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、(シリカまたはアルミナ蒸着層)ONフィルムはシリカまたはアルミナを蒸着した2軸延伸ナイロンフィルムを指すものである。
前記PETフィルムやONフィルムは、基材フィルムとして作用し、パウチに機械的強度のほか耐熱性、印刷適性などを付与する。また、中間層のアルミニウム箔、EVOHフィルム、(シリカまたはアルミナ蒸着層)ONフィルムは、パウチにガスバリヤー性を付与することが可能である。一軸延伸PPフィルムは、本発明のパウチ10では、その延伸方向がパウチの開口部分のフィルムを開封するための切取り線の方向と一致するように積層することにより、開口部のフィルムを切除する際、切取り線に沿って容易に引き裂いて開封できるようになる。
そして、最内層のCPPフィルムは、ヒートシール用のシーラント層として作用すると共に、耐熱性、低臭性に優れるので、パウチごと加圧加熱殺菌される流動食用のパウチには好ましく用いられる。尚、上述した各フィルム材と同様な作用効果を有するものであれば、前記の積層構成に限定されるものではなく、適宜変更して使用することができる。
本発明のユニバーサルデザインパウチを示す図である。(a)開封前を示す図である。(b)開封後を示す図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチを示す正面図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチの別の例を示す図である。(a)開封前を示す図である。(b)開封後を示す図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチのさらに別の例を示す図である。(a)開封前を示す図である。(b)開封後を示す図である。 (a)(b)(c)(d)本発明のユニバーサルデザインパウチのさらに別の例を示す図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチのさらに別の例を示す図である。(a)開封前を示す図である。(b)開封後、再開封後を示す図である。 従来のパウチの一例を示す図である。 (a)(b)従来のパウチの一例を示す図である。
符号の説明
1 上シール部
2 左右のシール部
3 下シール部
4 収容部(未シール部分)
5 切取片
7 しるし(開封起点表示)
8 しるし(開封方向表示)
9 ノッチ
10 ユニバーサルデザインパウチ(パウチ)

Claims (5)

  1. 包装体の外周をシールしてなるパウチにおいて、
    該パウチ開封時に開封起点となるシール部分に、開封方向を示すしるしを形成するとともに、前記しるしの内側に前記シール部分の一部を切り欠いたノッチを形成し
    前記しるしは、感熱性発泡体および/又は粒体、短繊維を含む印刷インキによってマット状に形成されることを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチ。
  2. 前記ノッチは、スリット形状からなるIノッチであることを特徴とする、請求項1記載のユニバーサルデザインパウチ。
  3. 前記ノッチは、開封方向に対して斜めに傾いた形状であることを特徴とする、請求項2記載のユニバーサルデザインパウチ。
  4. パウチの収容部に、開封方向を示すしるしを形成したことを特徴とする、請求項1乃至3記載のユニバーサルデザインパウチ。
  5. 前記しるし及び前記ノッチは、前記シール部分の一辺に複数形成されることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のユニバーサルデザインパウチ。
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