JP2008105697A - ユニバーサルデザインパウチ - Google Patents

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裕子 渋谷
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崇義 鶴田
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【課題】主に、詰め替え用のシャンプーや洗剤、牛乳パック、レトルトや食品用の容器等に用いられるパウチの、「開封位置」と「開封方向」を一目で認識可能とし、幅広い年代の消費者が、スムースにパウチを使用することを可能とするユニバーサルデザインに基づいたパウチを提供することである。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明の請求項1記載の発明は、フィルム外周をヒートシールしてなるパウチにおいて、前記パウチの開封起点となるノッチの切欠き形状が、開封方向を指す矢印形状からなる矢印ノッチとすることにより、前記パウチの開封方向が一目で認識可能なことを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
【選択図】図1

Description

本発明は、環境および使う人(消費者)への配慮を重視したユニバーサルデザインに対応したパウチ(ユニバーサルデザインパウチ)に関する。
従来、主にレトルト食品や、詰め替え用の洗剤、或いは無菌包装食品、鮮度保持包装食品、医薬品等の内容物を密封包装した、図11に示すような、包装体(パウチ)が知られている(例えば、特許文献1)。
このパウチは、通常、上シール2、左右シール3、下シール4の計4辺に直線状のヒートシール(シール)を施して、略四角形状の外形を有するパウチを形成し、前記左右シール2にパウチの開封起点となる切欠き7(ノッチ7)が形成されている。
しかしながら前記パウチにおいては、パウチ形状が略四角形状の外形を有するとともに、パウチ4隅のコーナー形状Cがそれぞれ等しいため、パウチの外形から開封箇所を認識することが困難である。また、前記ノッチ7は、左右シールの一部を切り欠いた、スリット形状のIノッチやV字形状の切欠きからなるVノッチであり、パウチの開封方向を認識することが困難である。また、たとえ開封箇所がわかっても、フィルムをつまむ手が滑りやすくパウチを開封しづらい等の問題がある。このため、高齢者や障害を持つ人にとっては、パウチの開封操作自体が困難である。
他方、近年できるだけ多くの人が利用可能であるようデザインすることを念頭に開発されたユニバーサルデザイン商品があり、ユニバーサルデザイン商品の一例としては、安全に配慮された自動ドア、エレベータや、外国人などのために、文字の代わりに絵文字を使っての各種表示を行うものや、シャンプーのボトルに凹凸加工による印をつけ、リンスその他のボトルと区別するものがある。
このようにユニバーサルデザインの目的としては、だれでも公平に使えること、使う上で自由度が高いこと、使い方が簡単で、すぐに分かること、必要な情報がすぐに分かること、うっかりミスが危険につながらないこと、身体への負担が少ないこと、接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること、を目的としており、今後、このようなユニバーサルデザインに沿った様々な商品の開発が望まれている。
特開平08−080977号公報
本発明者らは、このようなユニバーサルデザインの考え方に基づき、上記パウチの「開封位置」と「開封方向」とを一目で認識可能とし、幅広い年代の消費者が、スムースにパウチを使用することが可能なユニバーサルデザインに基づいたパウチを提供することを課題とする。
これらの課題を解決するため、本発明の請求項1記載の発明は、フィルム外周をヒートシールしてなるパウチにおいて、前記パウチの開封起点となるノッチの切欠き形状が、開封方向を指す矢印形状からなる矢印ノッチとすることにより、前記パウチの開封方向が一目で認識可能なことを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
また、請求項2記載の発明は、前記矢印ノッチを、前記パウチの左右に形成することにより、左右どちらからでもパウチの開封を可能としたことを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
また、請求項3記載の発明は、前記矢印ノッチ上方のシールコーナー形状が、前記パウチの他のシールコーナー形状とは異なるシール形状からなる開封把持部を形成することにより、前記パウチの開封位置の認識性および開封性を向上したことを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
また、請求項4記載の発明は、前記開封把持部の形状が、略半円形状からなる開封把持部とすることにより、前記パウチの開封位置の認識性および開封性を向上したことを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
また、請求項5記載の発明は、前記開封把持部に、スリットもしくは貫通孔からなる指掛部を形成することにより、前記パウチの開封性を向上したことを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチである。
このように、本発明の請求項1記載の発明は、フィルム外周をヒートシールしてなるパウチにおいて、前記パウチの開封起点となるノッチの切欠き形状が、開封方向を指す矢印形状からなる矢印ノッチとすることにより、前記パウチの開封方向が一目で認識可能である。よって、幅広い年代の消費者が、パウチの「開封位置」と「開封方向」を一目で認識可能とし、スムースにパウチを使用することを可能とするユニバーサルデザインに基づいたパウチを提供することが可能である。
また、請求項2記載の発明は、前記矢印ノッチを、前記パウチの左右に形成することにより、左右どちらからでもパウチの開封が可能である。よって、消費者の利き手を選ぶことなく、左右何れの方向からもパウチを開封することが可能である。
また、請求項3記載の発明は、前記矢印ノッチ上方のシールコーナー形状が、前記パウチの他のシールコーナー形状とは異なるシール形状からなる開封把持部を形成することにより、前記パウチの開封位置の認識性および開封性が向上する。よって、パウチの開封位置を一目で認識可能とし、常にパウチの開封をスムースに行なうことが可能である。
また、請求項4記載の発明は、前記開封把持部の形状が、略半円形状からなる開封把持部とすることにより、前記パウチの開封位置の認識性および開封性が向上する。よって、パウチ開封時に、略半円形状からなる開封把持部を側面や上方から持ち開封操作を行なった場合でも、常にパウチの開封をスムースに行なうことが可能である。
また、請求項5記載の発明は、前記開封把持部に、スリットもしくは貫通孔からなる指掛部を形成することにより、前記パウチの開封性が向上する。よって、パウチ開封時に、指掛部に指を掛けつつ力を加えてスムースにパウチの開封を行なうことが可能である。
本発明のユニバーサルパウチ10(パウチ10)の一例としては、図1に示すように、パウチ10の中央部分に、予め所定の方法により内容物が充填される未シール部分からなる収容部1を有し、該収容部1の周囲(上シール部2、左右のシール部3、下シール部4)計4辺にヒートシールが施され4方シールパウチ10を形成している。このようなパウチ10としては、4方シール形式のパウチに限らず、スタンドパウチや、ガゼット袋やピロー袋など、フィルムの外周をシールしてなるパウチ10であれば、パウチ10の種類や形状は限定されるものではない。
そして、パウチ10の左上部分には、パウチ開封時に前記上シール部2を含む切取片Zを水平方向へと切除する際の開封起点となるノッチ7が形成され、該ノッチ7の上方部分の切取片Zには、略半円形状の開封把持部6が形成されている。
特に、前記ノッチ7の切欠き形状は、図2に示すように、パウチ10の開封方向へと鋭利凸形状からなる先端凸部9と、矢印形状を示すための上凸部8および下凸部8'とからなる略矢印形状を有する矢印ノッチ7を形成しており、該矢印ノッチ7の先端凸部9は、パウチ10の開封方向である右方向を指している。よって、パウチ10の開封方向が右方向であることを一目で認識することが可能であり、また、矢印ノッチ7を起点にパウチ10を開封することを容易に認識することが可能である。
前記矢印ノッチ7の先端凸部9は、水平方向のみならず、後述する、斜め方向や上方向など、パウチの開封方向によって適宜形成すればよく、また、先端凸部9と上凸部8とからなる矢印の形状であってもよい。
また、本発明のパウチ10は、前記矢印ノッチ7とともに、該矢印ノッチ7の上方に開封把持部6を形成することにより、パウチ10の開封位置をさらに容易に認識可能な効果がある。
すなわち、前記開封把持部6は、前記矢印ノッチ7上方のコーナー形状C'のみを、他の3コーナーCの形状と異ならせたシール部分であり、特に、パウチの前記上シール部2の上辺より、さらに上方へと突出している。
このため、前記矢印ノッチ7と前記開封把持部6との相乗効果により、パウチ10の開封位置を容易に認識可能とし、さらには、幅広なシールからなる開封把持部によりパウチ開封時の開封性が向上する効果がある。
また、開封把持部6の形状を半円形状とすることにより、この部分をつまんで開封することを視覚的に認識容易とし、さらには、上シール部の上辺より上方へと突出する形状により、開封把持部を上方からも側方からも把持することが可能である。
すなわち、図8に示すように、上シール部2の直上から開封把持部6をつかんでも、上シール部の上辺部分に指の関節Yが当接することなく、開封把持部のみをしっかり把持することが可能である。
また、本発明のユニバーサルデザインパウチ10は、上記構成に加えて、前記開封把持部6のシール部分に、スリットSもしくは貫通孔Kからなる指掛部5を形成してもよく、パウチ開封時に、指掛部に指先を掛けて切取片を強固に把持することが可能であり、切取片を引いてもフィルムをつまむ指先が滑ることなく、パウチ10の開封性をさらに向上することが可能である。
この場合、前記開封把持部6のシール部分に、縦方向かつ略曲線形状からなるスリットSからなる指掛部5を形成することにより、前記開封把持部6を指先でつまんだ際に、図9に示すように、前記スリットSに沿って開封把持部6が折れ曲るとともに、指先にフィットした湾曲面Wを形成する。
よって、該湾曲面Wを指先でつまんだ状態で、力を加えて前記切取片Zを引くことが可能である。よって、フィルムをつまむ指が滑ることなく、少ない力でもって確実に切取片Zを切除してパウチ10の開封を行なうことが可能である。
このように、本発明のパウチ10は、パウチ10の開封起点となるノッチ形状が、開封方向を示す矢印形状の切欠きからなる矢印ノッチ7とすることにより、パウチ10の開封方向を一目で認識することが可能である。また、矢印ノッチ7を形成するとともに、該矢印ノッチの上方部分に、他のコーナー形状とは異なる形状からなる開封把持部6を形成し、さらには、前記開封把持部6にスリットSからなる指掛部Kを形成することで、パウチ10の開封方向のみならず、パウチ10の開封箇所を容易に認識可能とし、さらには、パウチ10の開封性を向上することが可能である。
以下に、上記パウチ10のさらに好適な一例について、実施例1〜5を用いて説明する。
(実施例1)
まず、本発明のパウチ10の一例としては、例えば、図3に示すように、矢印ノッチ7の形状が、パウチ10の開封方向へと鋭利凸形状からなる先端凸部9と、上凸部8とからなる矢印ノッチ7であってもよく、前記先端凸部9は、パウチ10の開封方向である右方向を指している。また、前記矢印ノッチの上方部分には、他のコーナー形状Cとは異なるコーナー形状C'からなる開封把持部を有しており、該開封把持部6は、上シール部2の上辺より、さらに上方へと凸形状かつ略半円形状を有している。そして、開封把持部6の略中央部分には、略D形状の貫通孔Kからなる指掛部5が形成されている。
よって、前記矢印ノッチによりパウチの開封方向が右方向であることを一目で認識可能とし、前記開封把持部によりパウチの開封箇所が左上コーナーであることを一目で認識可能である。さらには、パウチ開封時、図10に示すように、開封把持部に形成された貫通孔Kからなる指掛部5に指先を挿入しつつ、開封把持部6を強固につまんで、少ない力でスムースかつ確実にパウチを開封することが可能である。
(実施例2)
また、本発明のパウチは、例えば、矢印ノッチ7の指す矢印方向が、斜め上方を指してもよい。
例えば、図4に示すように、矢印ノッチ7の形状が、先端凸部9と、上凸部8および下凸部8'とからなる矢印ノッチ7を形成し、前記先端凸部は、右上方向を指している。
また、前記矢印ノッチの上方部分には、他のコーナー形状Cとは異なるコーナー形状C'からなる開封把持部6が形成されるとともに、開封把持部6の略中央部分には、湾曲形状のスリットSからなる指掛部5が形成されている。特に、矢印ノッチ7が指す方向には、収容部1の未シール形状が狭小部分からなる注出部Tを有している。
よって、パウチの開封方向が、前記矢印ノッチ7が指し示す、注出部Tを横切る方向であることが一目で認識可能である。また、前記開封把持部6によりパウチの開封箇所が左上コーナーであることを一目で認識可能であり、さらには、パウチ開封時、開封把持部6に形成されたスリットSからなる指掛部5に指先を挿入しつつ、開封把持部6を強固につまんで、少ない力でスムースかつ確実にパウチを開封することが可能である。
(実施例3)
さらに、本発明のパウチ10は、図5に示すように、所望の注出量を注出可能な未シールからなる注出部Tを形成するとともに、該注出部Tの一部を横切り開封すべく、注出部の下方に上方向を指す矢印ノッチ7を形成することにより、パウチ10の開封方向が上方向であることが容易に認識可能であるとともに、他のコーナー形状とは異なる開封把持部6により、開封位置を一目で認識することが可能である。さらには、指掛部5のスリットSが斜めに傾いて形成されており、開封方向に対して略垂直方向に前記スリットを形成することにより、指掛部に指をかけて上方へと容易に切取片を切除することが可能である。
(実施例4)
次に、本発明のパウチは、図6に示すように、矢印ノッチを左右にそれぞれ形成してもよく、さらには、開封把持部をノッチ上方のコーナー部分C'にそれぞれ形成してもよい。
これにより、パウチ10の開封箇所が、パウチ10の左右上方であることが容易に認識可能であり、かつパウチ10の開封方向が水平方向であることが容易に認識可能である。さらには、左右どちらの方向からでもパウチ10を開封可能であることが一目で認識可能である。よって、消費者の利き手を選ぶことなく、幅広い消費者がスムースに開封可能なパウチを提供することが可能である。また、矢印ノッチ7の先端凸部9に、さらにノッチNを形成してもよく、また、前記ノッチN間に開封方向に沿って切取り線Hを形成してもよい。
(実施例5)
また、本発明のパウチ10は上記構成に加えて、例えば、図7に示すように、パウチの表面に開封方向や開封箇所を示す開封補助印刷Pを施してもよく、該開封補助印刷Pと前記矢印ノッチ7および開封把持部6との相乗効果により、さらに直感的かつ容易にパウチ10の開封操作を認識することが可能である。
以上のように、本発明のパウチ10は、パウチ初期開封時に開封起点となるノッチの切欠き形状が、略矢印形状からなる矢印ノッチ7とする簡単な構成により、パウチ10の「開封位置」と「開封方向」とが一目で認識可能な効果がある。さらには、上記構成に加えて、前記矢印ノッチ上方のシールコーナー形状C'が、上シール部の上辺より上方へと突出した略半円形状からなる開封把持部6を形成するとともに、該開封把持部6のシール部分に、スリットS若しくは貫通孔Kからなる指掛部5を形成することにより、パウチ10の「開封性」をも向上することが可能である。よって、幅広い層の消費者が、スムースにパウチ10を開封可能とするユニバーサルデザインパウチ10を提供することが可能である。
本発明のユニバーサルデザインパウチ10の好適な用途の一例としては、例えば、詰め替え用のシャンプーや洗剤、牛乳パック、レトルトや食品用の容器、歯磨き粉チューブ、さらには、紙にアルミを蒸着したシップの包装材など、パウチ10の「開封位置」および「開封方向」を向上可能な容器形態であれば、パウチ10の形態や形状は特に限定されるものではない。
また、本発明のパウチ10に用いるフィルムは、主にプラスチックフィルムを主体とする積層フィルムが用いられ、例えば、液体を含む各種食品用パウチに用いられている従来公知の積層フィルムを用いることができ、特に限定されるものではない。
前記積層フィルムの構成としては、充填される流動食の種類や充填後の加圧加熱殺菌時に加えられる加熱条件などによって適宜選定することができ、好適に用いられる前記積層フィルムの一例としては、下記に示す構成の積層フィルムが挙げられる。
(1) PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(2)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(3)PETフィルム/接着剤/EVOHフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(4)PETフィルム/接着剤/一軸延伸PPフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
(5)PETフィルム/接着剤/(シリカまたはアルミナ蒸着層)ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント層)
上記構成において、PETフィルムは2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、ONフィルムは2軸延伸ナイロンフィルム、PPフィルムはポリプロピレンフィルム、CPPフィルムは無延伸ポリプロピレンフィルム、EVOHフィルムはエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、(シリカまたはアルミナ蒸着層)ONフィルムはシリカまたはアルミナを蒸着した2軸延伸ナイロンフィルムを指すものである。
前記PETフィルムやONフィルムは、基材フィルムとして作用し、パウチに機械的強度のほか耐熱性、印刷適性などを付与する。また、中間層のアルミニウム箔、EVOHフィルム、(シリカまたはアルミナ蒸着層)ONフィルムは、パウチにガスバリヤー性を付与することが可能である。一軸延伸PPフィルムは、本発明のパウチ10では、その延伸方向がパウチを開封する方向と一致するように積層することにより、切取片Zのフィルムを切除する際、開封方向に沿って容易にフィルムを切り取ることが可能である。
また、最内層の前記CPPフィルムは、ヒートシール用のシーラント層として作用すると共に、耐熱性、低臭性に優れるので、パウチごと加圧加熱殺菌される流動食用のパウチには好ましく用いられる。尚、上述した各フィルム材と同様な作用効果を有するものであれば、前記の積層構成に限定されるものではなく適宜変更してもよい。
本発明のユニバーサルデザインパウチの一例を示す図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチの一例を示す正面図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチの別の例を示すパウチの正面図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチのさらに別の例を示すパウチの正面図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチのさらに別の例を示すパウチの正面図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチのさらに別の例を示すパウチの正面図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチのさらに別の例を示すパウチの正面図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチの開封時を示す説明図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチの開封時を示す説明図である。 本発明のユニバーサルデザインパウチの開封時を示す説明図である。 従来のパウチを示す図である。
符号の説明
1 収容部
2 上シール部
3 左右シール部
4 下シール部
5 指掛部
6 開封把持部
7 矢印ノッチ(ノッチ)
8 上凸部
8' 下凸部
9 先端凸部
10 ユニバーサルデザインパウチ(パウチ)
S スリット
K 貫通孔
Z 切取片
H 切取り線
N ノッチ
P 開封補助印刷

Claims (5)

  1. フィルム外周をヒートシールしてなるパウチにおいて、前記パウチの開封起点となるノッチの切欠き形状が、開封方向を指す矢印形状からなる矢印ノッチとすることにより、前記パウチの開封方向が一目で認識可能なことを特徴とする、ユニバーサルデザインパウチ。
  2. 前記矢印ノッチを、前記パウチの左右に形成することにより、左右どちらからでもパウチの開封を可能としたことを特徴とする、請求項1記載のユニバーサルデザインパウチ。
  3. 前記矢印ノッチ上方のシールコーナー形状が、前記パウチの他のシールコーナー形状とは異なるシール形状からなる開封把持部を形成することにより、前記パウチの開封位置の認識性および開封性を向上したことを特徴とする、請求項1乃至2記載のユニバーサルデザインパウチ。
  4. 前記開封把持部の形状が、略半円形状からなる開封把持部とすることにより、前記パウチの開封位置の認識性および開封性を向上したことを特徴とする、請求項1乃至3記載のユニバーサルデザインパウチ。
  5. 前記開封把持部に、スリットもしくは貫通孔からなる指掛部を形成することにより、前記パウチの開封性を向上したことを特徴とする、請求項1乃至4記載のユニバーサルデザインパウチ。
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