JP2010208656A - 包装袋及びその製造方法 - Google Patents

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高志 小笠原
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Abstract

【課題】注口から収容物を注ぎやすく、また安定して注ぐことができる開口の注口を形成することができる包装袋及びその製造方法を提供する。
【解決手段】袋体のトップの開封シール部3に設けられた第1シール域3aに、前記第1シール域3a内をその外側縁から開封予定領域7に向かって延び、袋体の幅方向に第1シール域3aの破断を許容する破断ガイドライン8と、該破断ガイドライン8の開封予定領域7側の末端に隣接して設けられ、破断ガイドライン8に沿って第1シール域3aが破断されたとき、破断ガイドライン8の末端から開封予定領域7内の破断の方向を決定する破断指向部10とを形成し、破断指向部10は、長手方向中心線として、幅方向に対する傾きが上向きで、かつ開封予定領域7の外側縁7aと交わる傾斜線を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装袋及びその製造方法に関する。より詳しくは、収容物を注ぎやすい構造を有する包装袋及びその製造方法に関するものである。
包装袋が特許文献1に開示されている。この特許文献1の図13には、収容部と連続した取出し口(以下、注口)を備えた包装袋が記載されている。一方、センターシール袋が特許文献2に開示されている。この特許文献2にも、収容部と連続した注ぎ口(以下、注口)が記載されている。
特許文献1も2も、袋を開封して注口を形成し、ここから収容物を注ぐものである。そのためにシール部分にミシン目等の破断ガイドラインを形成し、これに沿ってシール部分を裂くことにより、注口を形成するものである。
しかしながら、特許文献1も2も、注口が水平方向に形成されるので、袋を傾けて収容物を注ぐ際に、注口の開口前面から出やすい状態になり、使用者の予想以上に収容物が出過ぎて周りにこぼれてしまうことがある。
実用新案登録第2566444号公報 実開昭60−99270号公報
本発明は、上記従来技術を考慮したものであって、注口から収容物を注ぎやすく、また安定して注ぐことができる開口の注口を形成することができる包装袋及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1の発明では、筒状の袋体の両端部を横シールによりトップの開封シール部及び下部シール部に形成した包装袋において、前記開封シール部は、前記袋体の一側部を占める第1シール域と、前記袋体の他側部を占め、前記第1シール域に段差を介して連なるとともに前記袋体の長手方向に沿うシール幅が前記第1シール域よりも狭い第2シール域と、上下が前記第2シール域の下縁と前記第1シール域の下縁を前記袋体の他側縁まで延長させた延長線とで区画される開封予定領域に注口を形成する注口形成手段とを備え、前記注口形成手段は、前記第1シール域内をその外側縁から前記開封予定領域に向かって延び、前記袋体の幅方向に前記第1シール域の破断を許容する破断ガイドラインと、該破断ガイドラインの前記開封予定領域側の末端に隣接して設けられ、前記破断ガイドラインに沿って第1シール域が破断されたとき、前記破断ガイドラインの前記末端から前記開封予定領域内での破断の方向を決定する破断指向部とを含み、前記破断指向部は、その長手方向の中心線として、前記幅方向に対する傾きが上向きで、かつ前記開封予定領域の外側縁と交わる傾斜線を有することを特徴とする包装袋を提供する。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記破断指向部は、前記第1シール域を貫通して形成された切り込み部であることを特徴としている。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、前記破断指向部は、前記第1シール域内に形成された傾斜非シール部であることを特徴としている。
請求項4の発明では、請求項1〜3の発明において、前記破断ガイドラインは、前記幅方向に対する傾き角が上向きで、前記第1シール域を断続的に貫通した複数の切れ目からなることを特徴としている。
請求項5の発明では、請求項1〜4の発明において、前記第1シール域には、少なくとも前記破断指向部の下側に隣接して、凸部シールラインと凹部シールラインが交互に並ぶコルゲート部が形成され、前記シールラインの傾き角が前記破断指向部の傾斜線の傾き角と同じであることを特徴としている。
請求項6の発明では、請求項1〜5の発明において、前記第1シール域に、前記破断指向部の傾斜線方向に向けて引き裂くように指示する指示マークが表示されていることを特徴としている。
請求項7の発明では、筒状の袋体に横シールを形成し、この横シールにより上下が密封された包装袋を製造する製造方法において、前記横シール時、請求項1〜6の何れかの開封シール部が形成されることを特徴とする包装袋の製造方法を提供する。
請求項1の発明によれば、傾きが上向き、すなわち角度が0度より大きく、かつ注口が形成される開封予定領域の外側縁と交わる傾斜線を有する破断指向部が、破断ガイドラインの末端に隣接して設けられるので、開封シール部の第1シール域を破断ガイドラインに沿って引き裂いて上記破断指向部までくると、そこからの破断方向が破断指向部の傾斜線方向にガイドされる。したがって、開封予定領域が破断されると、注口が斜めに開封される。すなわち、開封予定領域の外側縁側が長くなるように破断されて注口が形成されるので、被収容物を注ぐ際にこの長い外側縁に沿って注ぐことができる。このため、安定して被収容物を注ぐことができる。また、注口が斜めに開封されることにより、水平方向に開封されるよりも開口面積が広くなるので、注ぐ際の空気の流れがよくなり、被収容物を注口開口の全面ではなく一部から出やすい状態にすることができ、注口からの注ぎ量を容易に調整することができる。
請求項2の発明によれば、破断指向部が第1シール域を貫通して形成された切り込み部である。このような第1シール域を貫通する切り込み部を形成するだけで、注口を斜めに開封することができる。このため、簡単な構造で、容易に安定して注ぐことができる注口を得ることができる。
請求項3の発明によれば、破断指向部が第1シール域に形成された傾斜非シール部、すなわち第1シール域のシール部分で囲繞された非シール空間である。このような傾斜非シール部を形成するだけで注口を斜めに開封することができる。このため、簡単な構造で、容易に安定して注ぐことができる注口を得ることができる。
請求項4の発明によれば、破断ガイドラインの傾き角が袋体の幅方向に対して上向きで、さらに破断ガイドラインは第1シール域を断続的に貫通した複数の切れ目からなるため、破断ガイドラインを引き裂く段階から開封予定領域を斜めに破断するための方向付けをすることができる。したがって、無理な操作を必要とせず、自然に破断ガイドラインから破断指向部の傾斜線方向に開封することができ、注ぎやすい開口形状を有する注口を形成することができる。
請求項5の発明によれば、少なくとも破断指向部の下側に隣接して、凸部シールラインと凹部シールラインが交互に並ぶコルゲート部が形成され、凸部及び凹部のシールラインの傾きが破断指向部の傾斜線の傾き角と同じである。このため、破断指向部に沿って斜めに注口を開封する際に、コルゲート部が破断指向部に沿って破断させるためのガイドとなり、確実な破断指向部の傾斜線に沿った開封予定領域の開封を実現することができる。
請求項6の発明によれば、第1シール域に、破断指向部の傾斜線方向に向けて引き裂くように指示する指示マークが表示される。使用者は、開封する際に最も袋体トップの開封シール部を見て開封する傾向がある。したがって、この開封シール部を形成する第1シール域に指示マークを表示することにより、使用者が斜め方向に開封予定領域を破断することを期待できる。
また、請求項7の発明によれば、袋体を製造する際に、上記請求項1〜6のいずれかに記載の開封シール部を形成するので、開封予定領域を斜め上方方向に破断することができ、安定して注ぐことができる注口を形成するための袋体を得ることができる。
本発明に係る包装袋の(A)は開封前の正面図、(B)は開封後の正面図、(C)は(A)のp部拡大図である。 図1のA−A視図である。 横シールの正面図である。 本発明に係る別の包装袋の(A)は開封前の正面図、(B)は開封後の正面図、(C)は(A)のq部拡大図である。 本発明に係るさらに別の包装袋の(A)は開封前の正面図、(B)は開封後の正面図である。 本発明に係るさらに別の包装袋の(A)は開封前の正面図、(B)は開封後の正面図、(C)は(A)のr部拡大図である。 本発明に係る包装袋を製造するための製造装置の概略図である。
図1は本発明に係る包装袋の(A)は開封前の正面図、(B)は開封後の正面図、(C)は(A)のp部拡大図である。
(A)に示すように、本発明に係る包装袋1は、鉛直方向に縦シール2が、上下の水平方向に横シール3,4が形成されている。このシールは、フィルムfを熱圧着により互いに貼着するものであり、後述するシーラ17で挟んで形成されるものである(図7参照)。これらの縦シール2及び上下の横シール3,4により、被収容物を収容するための収容部6が包装袋1内に密封するように形成される。包装袋1のトップ側の横シールである開封シール部3は、左右の側部において、すなわち一方の側部と他方の側部において、シール幅が異なって形成される(図では向かって右側の側部のシール幅が左側の側部に対して狭い)。シール幅の狭い領域である第2シール域3bの下側には、収容部6と連続して密封された開封予定領域7が形成される。
シール幅の広い第1シール域3aの側縁には、内側に向けて切欠かれたノッチ5が形成される。このノッチ5から開封予定領域7に向けて、破断ガイドライン8が形成される。この破断ガイドライン8は、第1シール域3aを貫通して形成された切れ目9を断続的にライン状に設けたものである。より詳しくは、略山形の切れ目9を連続して形成した、いわゆるミシン目である。
(C)に示すように、破断ガイドライン8の開封予定領域7側の末端に隣接して、切れ目9と同様に第1シール域3qを貫通して切り込まれた切り込み部10が形成されている。この切り込み部10は、その長手方向の中心線が斜め上方を向き、かつその延長線が開封予定領域7の外側縁7aと交わるような傾斜線に形成される。ここで、この切り込み部10の短手方向の幅が限りなく狭くなれば、切り込み部10は略線状に形成される。
以上のような構成の包装袋1を開封して被収容物を開封予定領域7から注ぐときは、使用者は、ノッチ5に手をかけて、破断ガイドライン8に沿ってミシン目を引き裂く。破断ガイドライン8の末端まで引き裂かれると、次なる引き裂き方向はこれに隣接する切り込み部10に沿うように決められる。すなわち、切り込み部10まで引き裂かれると、次なる開封のための引き裂き方向となる開封予定領域7の破断が切り込み部10によってガイドされ、決定される。したがって、開封予定領域7が引き裂かれて(破断されて)開封されるときは、(B)に示すように、切り込み部10の傾斜線にほぼ沿った方向で開封され、注口が形成される。このように開封されることで、開封予定領域7の外側縁7aが対向する側縁(第1シール域3aと開封予定領域7との境目3c側の側縁)よりも長くなる。
上記開封により、開封予定領域7が破断され、注口が形成される。被収容物を注ぐ際に、この長い外側縁7aに沿って注口から注ぐことができるので、安定して被収容物を注ぐことができる。また、開封予定領域7を斜めに開封することにより、水平方向に開封するよりも注口の開口面積を広くできるので、注ぐ際の空気の流れがよくなり、被収容物を注口の全面ではなく一部から出やすい状態にすることができ、注口からの注ぎ量を容易に調整することができる。また、このように開封予定領域7を斜めに開封するために、切り込み部10を形成するだけでよいので、簡単な構造及び製造手段でこれを実現することができる。
なお、破断ガイドライン8は、上述したように、ノッチ5から切り込み部10まで引き裂いて開封できれば、どのような構成であってもよい。例えば、山形のミシン目を単なる直線状のミシン目にしたり、当該部分を厚さの薄いライン状に形成してもよい。
一方、開封シール部3には、引き裂き方向を指示する指示マーク14が表示されている。この指示マーク14には、引き裂き方向が斜め上方、すなわち開封予定領域7の破断指向部たる切り込み部10の傾斜線方向に向けた、例えば矢印が表示され、さらにその旨の文章(例えば図示したような「矢印方向に引き裂いてください」)が記載されている。これにより、使用者は開封時に引き裂き方向に注意して斜め上方に力を付与しながら開封することが期待できるので、開封予定領域7を斜めに開封することに寄与することができる。この指示マーク14の表示位置としては、開封シール部3の、第1シール域3a、特にノッチ5の近傍に表示することが好ましい。使用者は開封時にノッチ5を探すために視認するからである。
図2は図1のA−A視図である。また、図3は横シールの正面図である。
図2に示すように、横シール(図1で示した上下の横シール3,4)は断面波形状に形成される。このシールは、後述するシーラ17を用いて、矢印S方向に挟み込むことにより、フィルムf(図7参照)を熱圧着して互いに貼着するものである。したがって、図3に示すように、シール部分を正面から見ると、凸部シールライン11と凹部シールライン12が繰り返して形成され、コルゲート部が形成されている。図3(A)では、水平方向に凸部及び凹部シールライン11,12が形成された例を示し、図3(B)では、斜め方向に凸部及び凹部シールライン11,12が形成された例を示している。このように、シールライン11,12の角度は、シーラ内面の形状を変更することにより、適宜調整可能である。このシールライン11,12の角度を、上述した破断指向部たる切り込み部10の傾斜線と同じにすれば、引き裂き方向をさらにガイドする助けとなることが期待できる。したがって、このような角度でシールライン11,12を形成すれば、開封予定領域7を斜めに開封することに寄与することができる。
図4は本発明に係る別の包装袋の(A)は開封前の正面図、(B)は開封後の正面図、(C)は(A)のq部拡大図である。
図4の(A)、より詳しくは(C)の拡大図に示すように、破断ガイドライン8の末端に隣接している破断指向部が、傾斜非シール部13として形成されている。例えば、傾斜非シール部13は、第1シール域3aのシール部分により囲まれた空間(非シール空間)である。傾斜非シール部13は、長円形状であり、その長手方向の中心線である傾斜線の角度が0度以上であって、かつその傾斜線が開封予定領域7の外側縁7aと交わるように形成される。このような傾斜非シール部13を設けることにより、開封時における引き裂き方向がこの傾斜非シール部13でガイドされて決められることになり、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
すなわち、(B)に示すように、開封予定領域7の外側縁7aが対向する境目3c側の側縁よりも長くなるように開封することができ、安定かつ容易な被収容物の注ぎを実現することができる。また、このように開封予定領域7を斜めに開封するために、傾斜非シール部13を形成するだけでよいので、簡単な構造及び製造手段でこれを実現することができる。なお、傾斜非シール部13としては、長円形状に限らず、傾斜線の角度が0度以上であって、かつその傾斜線が開封予定領域7の外側縁7aと交わるような形状であれば、どのような形状であってもよい。その他の構成、作用、効果は図1と同様である。
図5は本発明に係るさらに別の包装袋の(A)は開封前の正面図、(B)は開封後の正面図である。
(A)に示すように、破断ガイドライン8が斜め上方に向かって形成される。すなわち、破断ガイドライン8は、その角度が0度以上で、第1シール域3aを断続的に貫通した複数の切れ目(ミシン目)で形成される。破断ガイドライン8の末端には、図示しないが、上述した図1又は図4で示した破断指向部(切り込み部10又は傾斜非シール部13)が形成される。このように破断ガイドライン8を斜めに形成することにより、破断指向部の傾斜線方向に開封するガイド効果をさらに高めることができる。すなわち、予め破断指向部の傾斜線方向に近い角度で破断ガイドライン8の引き裂き動作を行うことができるので、破断指向部における傾斜線方向の引き裂き動作もスムーズに行うことができる。したがって、(B)に示すように、開封予定領域7を斜めに開封することに寄与することができる。このとき、破断指向部を図1で示した切り込み部10とすれば、破断ガイドライン8をミシン目で構成したことと相俟って、両者とも第1シール域3aを貫通して形成すればよいので、同様の製造手段で実現でき、生産性を高めることができる。その他の構成、作用、効果は図1と同様である。
図6は本発明に係るさらに別の包装袋の(A)は開封前の正面図、(B)は開封後の正面図、(C)は(A)のr部拡大図である。
図6の(A)、より詳しくは(C)の拡大図に示すように、破断ガイドライン8の末端に隣接している破断指向部(図では切り込み部10を例として記載)の下側に、上述した凸部及び凹部シールライン11,12からなるコルゲート部が形成される。このシールライン11,12は、その傾きが切り込み部10の傾斜線と同じくして形成されている。このように、少なくとも切り込み部10の下側に隣接してシールライン11,12を設けることにより、切り込み部10に沿って斜めに開封予定領域7を開封する際に、シールライン11,12が切り込み部10に沿って開封するためのガイドとなり、確実な切り込み部10に沿った開封実現に寄与することができる。なお、このような角度のシールライン11,12は少なくとも切り込み部10の下側にあればよいが、開封シール部3の全体を同様の角度を有するシールライン11,12で形成してもよい。なお、図6にて、境目3cが傾斜しているので、被収容物が集中して、注ぎやすくなっている。その他の構成、作用、効果は図1と同様である。
図7は本発明に係る包装袋を製造するための製造装置の概略図である。
図示したように、本発明に係る包装袋1は、例えば、縦形製袋充填包装機14で製造される。この縦形製袋充填包装機14は、製袋チューブ15と、縦シーラ16と、横シーラ17とを備えている。製袋チューブ15は、鉛直筒状である。製袋チューブ2の上方には、被収容物を投入するためのホッパー(不図示)が備えられている。
製袋チューブ15の上部には、フォーマ18が設けられている。フォーマ18は、製袋チューブ15を囲うようにして、帯状のフィルムfをガイドするものである。フィルムfは、リール19から複数のガイドローラ20を介してフォーマ18に繰り出される。フィルムfは、フォーマ18にて製袋チューブ15の外周を覆うように略筒状に成形され、その両側縁は互いに合掌状に重ね合わされる。
フォーマ18の下側には、縦シーラ16が備えられている。縦シーラ16は、合掌状に重ね合わされたフィルムfの両側縁を挟み込んでヒートシールして接着する。これにより、上述した縦シール2が形成される。
製袋チューブ15の両側にはフィルム繰り出し手段として一対のフィーダ21(図では一方のみ記載)が配設されている。フィーダ21は無端状のサクションベルト22を有している。サクションベルト22は、フィルムfを吸着しながら製袋チューブ15に沿ってその下方に向けて繰り出す。フィルムfは、製袋チューブ15沿って下側に繰り出される。
製袋チューブ15の下側には、横シーラ17が備えられている。横シーラ17は一対のヒータブロック17a,17bを有している。これらヒータブロック17a,17bは、水平方向に互いに接離することで開閉する。下側に繰り出された筒状のフィルムfはヒータブロック17a,17bで挟み込まれて横方向にシールされる。ヒータブロック17a又は17bのいずれか一方に切断刃(不図示)が備えられていて、他方にこの切断刃を受け入れる溝(不図示)が形成されている。フィルムfを横方向にシールした後、切断することで包装袋1が製造される。フィルムが順次繰り出され、シールと切断が繰り返されることで、多数の包装袋1が製造される。
上記横シーラ17のヒータブロック17a,17bの対向する面(内面)は、上述した傾斜非シール部13やシールライン11,12等を形成するような形状に形成される。また、上述した切り込み部10や切れ目9を形成するには、複数の切れ目形成刃とそれを受ける溝をヒータブロック17a,17bに設ける。また、開封シール部3を形成するために、ヒータブロック17a,17bを、第1シール域3aと第2シール域3bが形成されるような形状とする。このように、横シーラ17の形状、特に対向する面の形状を適宜変更することにより、本発明に係る包装袋1を製造することができる。
1 包装袋
2 縦シール
3 開封シール部
3a 第1シール域
3b 第2シール域
3c 境目
4 下部シール部
5 ノッチ
6 収容部
7 開封予定領域
7a 開封予定領域の外側縁
8 破断ガイドライン
9 切れ目
10 切り込み部(破断指向部)
11 凸部シールライン
12 凹部シールライン
13 傾斜非シール部(破断指向部)
14 縦形製袋充填包装機
15 製袋チューブ
16 縦シーラ
17 横シーラ
18 フォーマ
19 リール
20 ガイドローラ
21 フィーダ
22 サクションベルト
f フィルム

Claims (7)

  1. 筒状の袋体の両端部を横シールによりトップの開封シール部及び下部シール部に形成した包装袋において、
    前記開封シール部は、
    前記袋体の一側部を占める第1シール域と、
    前記袋体の他側部を占め、前記第1シール域に連なるとともに前記袋体の長手方向に沿うシール幅が前記第1シール域よりも狭い第2シール域と、
    上下が前記第2シール域の下縁と前記第1シール域の下縁を前記袋体の他側縁まで延長させた延長線とで区画される開封予定領域に注口を形成する注口形成手段とを備え、
    前記注口形成手段は、
    前記第1シール域内をその外側縁から前記開封予定領域に向かって延び、前記袋体の幅方向に前記第1シール域の破断を許容する破断ガイドラインと、
    該破断ガイドラインの前記開封予定領域側の末端に隣接して設けられ、前記破断ガイドラインに沿って第1シール域が破断されたとき、前記破断ガイドラインの前記末端から前記開封予定領域内での破断の方向を決定する破断指向部とを含み、
    前記破断指向部は、その長手方向の中心線として、前記幅方向に対する傾きが上向きで、かつ前記開封予定領域の外側縁と交わる傾斜線を有することを特徴とする包装袋。
  2. 前記破断指向部は、前記第1シール域を貫通して形成された切り込み部であることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記破断指向部は、前記第1シール域内に形成された傾斜非シール部であることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  4. 前記破断ガイドラインは、前記幅方向に対する傾き角が上向きで、前記第1シール域を断続的に貫通した複数の切れ目からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装袋。
  5. 前記第1シール域には、少なくとも前記破断指向部の下側に隣接して、凸部シールラインと凹部シールラインが交互に並ぶコルゲート部が形成され、前記シールラインの傾き角が前記破断指向部の傾斜線の傾き角と同じであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装袋。
  6. 前記第1シール域に、前記破断指向部の傾斜線方向に向けて引き裂くように指示する指示マークが表示されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の包装袋。
  7. 筒状の袋体に横シールを形成し、この横シールにより上下が密封された包装袋を製造する製造方法において、
    前記横シール時、請求項1〜6の何れかの開封シール部が形成されることを特徴とする包装袋の製造方法。
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