JP3074646U - 遊技装置 - Google Patents

遊技装置

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JP3074646U
JP3074646U JP2000004743U JP2000004743U JP3074646U JP 3074646 U JP3074646 U JP 3074646U JP 2000004743 U JP2000004743 U JP 2000004743U JP 2000004743 U JP2000004743 U JP 2000004743U JP 3074646 U JP3074646 U JP 3074646U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別ゲームにおけるゲーム可能回数や獲得可
能メダル数等のゲーム内容について、遊技者にとっての
変動要因を設けることにより、遊技のメリハリを強めて
遊技者の興趣を高め、特別ゲームのゲーム可能回数や獲
得可能メダル数の消化前にその特別ゲームが中止された
場合に遊技者が大きく損をした気分になることを防ぐ。 【解決手段】 BB実行遊技状態終了後、高確率再遊技
ゲーム実行可能回数を抽選で50、100又は150に
振り分ける。その実行可能回数(例えば100回)をカ
ウンターに書き込み、高確率再遊技ゲーム可能回数表示
用デジタル表示器36に「50」を表示する。高確率再
遊技ゲームを1回消化する度にカウンターを「1」ずつ
減算すると共にデジタル表示器36の表示を「1」ずつ
減算して表示する。50回消化すると、デジタル表示器
36が数字を素早く変更しつつ表示した後、継続可表示
「FF」を表示し、その後「50」を表示する。再度5
0回(合計100回)消化すると、デジタル表示器36
が数字を素早く変更しつつ表示した後、継続不可表示
「−−」を表示し、その後「00」を表示する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、所謂ボーナスゲーム等の遊技者にとって有利な条件のゲームを実行 する遊技状態において、その遊技状態の継続の可否を1回又は2回以上遊技者に 対し表示し、その都度その遊技状態を継続し又は終了するスロットマシン等の遊 技装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来の遊技装置の一例としてのスロットマシンは、概ね次のようなものであっ た。
【0003】 すなわち、外周に複数のシンボルを有する複数のリールを例えば3つ有し、メ ダルの投入後にスタートレバーなどの操作によって前記リールを外周の複数のシ ンボルがおおむね識別され得る程度の速度で回転させ、プログラム上で各賞につ いての抽選を行う。遊技者にとって比較的利益の小さい賞(リールにほぼ均等に 多数表示されたシンボルの組み合せによる賞)に当選して内部当りとなった場合 は、リール停止位置の制御によりほぼ確実に入賞する。遊技者にとって大きな利 益が得られる賞(リールに比較的少数表示されたシンボルの組み合せによる賞) に当選して内部当りとなった場合は、リール停止位置の制御により比較的高い率 で入賞する。リール停止位置の制御は、遊技者が各リールに対応したストップボ タンを操作してから一定時間内に可能な範囲で、対応するシンボルを入賞に必要 な位置に引き込んで停止させるものである。
【0004】 比較的利益の小さい賞としては、例えば、再遊技(次回もメダル投入なしで同 じ条件で再ゲームできる)や所定枚数(例えば十数枚又はそれ以下)のメダル払 い出しの他、所謂シングルボーナス(SB)等が挙げられ、大きな利益が得られ る賞(特別ゲーム)としては、例えば、所謂ビッグボーナス(BB)、レギュラ ーボーナス(RB)、CT[チャレンジタイム]等のようにより多数のメダル獲 得が可能な賞を挙げることができる。何れにせよ、入賞した場合はそれぞれの賞 の内容に従った処理が行われる。
【0005】 SB、RB、BB、CTは、次のような内容のものである。 SB[シングルボーナス](役物):一般ゲームにおいて特定の賞に入賞する ことによって、次回のゲームにおいてのみ行われる。特別の賞(役物賞、例えば 一般ゲームにおいて入賞とならないシンボルの組合せのみが入賞となる賞)に高 率で入賞し得、入賞すれば15枚(14枚、13枚等もある)のメダルを獲得で きるゲーム。 RB[レギュラーボーナス](役物連続作動装置):一般ゲームにおいて特定 の賞に入賞することによって、次回のゲームから12回のゲーム数を上限として のSBが連続して行われ、特別の賞(役物賞)に8回の入賞があったときは終 了する。なお、12ゲーム、8回は最高値であり、それ以下でもよい。 BB[ビッグボーナス](役物連続作動増加装置):一般ゲームにおいて特定 の賞に入賞することによって、次回のゲームから30回のゲーム数を上限として のRBを開始する賞(一般ゲームにおいてRBを開始する賞とは異なるシンボ ルの組み合わせにより入賞となるものであってよい)に高率で入賞し得る。RB を開始する賞に3回入賞したときは終了する。なお、3回は最高値であり、それ 以下でもよい。 CT[チャレンジタイム]:一般ゲームにおいて特定の賞に入賞することによ って、次回のゲームから100回のゲーム数を上限として特別ゲーム開始以外の 賞を遊技者の技量次第で狙って当てることが可能になり、獲得メダル枚数が20 0枚を越えれば終了する。なお、200枚は最高値であり、それ以下でもよい。
【0006】 従来のスロットマシンにおいては、機種によって、例えば、BBにおけるゲー ム数の上限やRBにおけるゲーム数の上限や役物賞の入賞可能回数、又はCTに おけるゲーム回数や獲得メダル枚数の上限が異なることがあるが、各機種毎のB B、RB、CT等の内容は一定であった。
【0007】 その結果、従来のスロットマシンは各メーカーのものがほとんど同じような内 容となっている。すなわち、シンボルが例えば「7−7−7」と揃うと一定内容 のBBとなって350枚から400枚程度の遊技メダルを獲得し得、シンボルが 例えば「BAR−BAR−BAR」と揃うと一定内容のRBとなって112枚程 度の遊技メダルを獲得し得るものである。そのため、遊技者がマンネリ感を感じ てスロットマシンに対する興味が低減するおそれもある。
【0008】 そこで、1又は2以上の特別ゲームについてゲーム可能回数や獲得可能メダル 数等を複数種設定し、それを抽選等により振り分けて実行することや、更に、抽 選等により振り分けたゲーム可能回数や獲得可能メダル数等を特別ゲーム実行中 にカウントダウン表示するといった手段が採用されつつある。
【0009】 これにより特別ゲームのバリエーションが増えるが、最初の抽選等により振り 分けられたゲーム可能回数や獲得可能メダル数が保証され、それらは原則として 全て消化されるので、この点について更に遊技者にとってのゲーム内容の変動要 因を設けることにより興趣を高める余地が存在する。また、最初の抽選等により 振り分けられたゲーム可能回数や獲得可能メダル数の消化前に例えば所定の別の 特別ゲーム開始等の終了要因が成立した場合に、元の特別ゲームが中止されるも のとすることができるが、元の特別ゲームにおける最初の抽選等により振り分け られたゲーム可能回数や獲得可能メダル数の一部のみが消化されたに過ぎない段 階(例えばゲーム可能回数150回のうち10回消化の段階)で元の特別ゲーム が中止されると、遊技者は大きく損をした気分になることがある。別の特別ゲー ム終了後元の特別ゲームに戻って元の未消化回数・枚数よりも大幅に下回る回数 ・枚数に割り当てられた場合も同様である。
【0010】 本考案は、従来技術における上記のような課題に鑑み行われたものであって、 その目的とするところは、特別ゲームにおけるゲーム可能回数や獲得可能メダル 数等のゲーム内容について、更に遊技者にとっての変動要因を設けることにより 、遊技のメリハリを強めて遊技者の興趣を高めることができる遊技装置、及び特 別ゲームのゲーム可能回数や獲得可能メダル数の消化前にその特別ゲームが中止 された場合に遊技者が大きく損をした気分になることが防がれる遊技装置を提供 することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記目的を達成する本考案の遊技装置は、 種々の表示内容を連続的に変化させつつ表示し得る1又は2以上の表示手段と、 その表示手段に前記表示内容を固定的に表示させるための表示固定手段とを有し 、前記表示固定手段を遊技者が操作して前記表示手段に前記表示内容を固定的に 表示させることができ、前記表示手段が固定的に表示した表示内容が所定の入賞 条件を達成することと入賞とが対応するゲームを実行する遊技機であって、 前記ゲームとして、一般ゲームと、その一般ゲームよりも遊技者にとって有利な 条件の1種又は2種以上の特別ゲームを有し、その特別ゲームの1種又は2種以 上が特定特別ゲームであり、 実行するゲームが所定の特定特別ゲームとなる特定特別ゲーム実行遊技状態を開 始する開始手段と、各特定特別ゲーム実行遊技状態について設けられた1又は2 以上の終了条件の何れかが成立した場合にその特定特別ゲーム実行遊技状態を終 了させる終了手段を有し、 各特定特別ゲーム実行遊技状態には複数の級が設けられ、前記開始手段は、1種 又は2種以上の特定特別ゲーム実行遊技状態のうち何れかの特定特別ゲーム実行 遊技状態における何れかの級を開始するものであり、 各特定特別ゲーム実行遊技状態についての終了条件の1種又は2種以上が特定終 了条件であり、特定終了条件は、遊技者が得られた利益の程度にほぼ応じる所定 数量の数値であって特定特別ゲームの実行により増減するものが所定条件を満た すことにより満たされるものであって、その所定条件を満たす数値は、各特定特 別ゲーム実行遊技状態において級毎に異なるよう設定されており、 各特定特別ゲーム実行遊技状態における2以上の級に対しそれぞれ1又は2以上 の仮終了条件が設定されており、その仮終了条件は、遊技者が得られた利益の程 度にほぼ応じる数量である仮終了用数量の数値であって特定特別ゲームの実行に より増減するものが、所定仮条件を満たすことにより満たされるものであり、 前記仮終了用数量の数値が各所定仮条件を満たすに至った場合において、前記特 定終了条件についての所定数量の数値が所定条件を満たすに至らないとき、その 都度特定特別ゲーム実行遊技状態継続可の表示を行う継続可否表示手段を有する ことを特徴とする。
【0012】 開始手段により、何れかの特定特別ゲーム実行遊技状態における何れかの級が 開始されると、終了条件(特定終了条件を含む)の何れかが成立することにより 終了手段がその特定特別ゲーム実行遊技状態を終了させるまで、遊技装置により 実行されるゲームは原則として所定の特定特別ゲームとなる。
【0013】 特定終了条件は、遊技者が得られた利益の程度にほぼ応じる所定数量の数値で あって特定特別ゲームの実行により増減(増大、減少、又は増大及び減少)する ものが所定条件を満たすことにより満たされる。その所定条件を満たす数値は、 各特定特別ゲーム実行遊技状態において級毎に異なるよう設定されているので、 各特定特別ゲーム実行遊技状態における級毎に、遊技者が得られる利益の総量の 程度が異なる。
【0014】 仮終了用数量の数値が所定仮条件を満たすに至った場合、継続可否表示手段は 、その特定特別ゲーム実行遊技状態(すなわち遊技者にとって有利な条件の特定 特別ゲームを実行する遊技状態)の継続の可否を表示する。仮終了用数量の数値 が各所定仮条件を満たすに至った場合において、前記特定終了条件についての所 定数量の数値が所定条件を満たすに至らないとき、継続可否表示手段はその都度 特定特別ゲーム実行遊技状態継続可の表示を行う。
【0015】 そのため遊技者は、遊技自体に対する興味のほかに、継続可否表示手段による 特定特別ゲーム実行遊技状態継続可否の表示に対する興味を強く惹かれる。従来 のように、所定数量の数値が、級によって異なるよう設定された所定条件を満た す数値に至るまで特定特別ゲーム実行遊技状態がそのまま継続され、所定数量の 数値が所定条件を満たすに至った場合にそのまま終了するのではなく、仮終了条 件が満たされるに至る都度、特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否についての 興味が高まるので、遊技のメリハリを強め、遊技者の興趣を高めることができる 。而も、特定特別ゲーム実行遊技状態の級を、種々の規則やその他の制約等によ り予め定めなければならない場合でも、遊技者に対しては、あたかも仮終了条件 が満たされるに至る都度抽選を行っているかのように思わせることができると共 に、仮終了用数量の数値が所定仮条件を満たしても実際に抽選を行うわけではな いので、実現のためのコストは最小限で済ますことができる。
【0016】 上記の、種々の表示内容を連続的に変化させつつ表示し得る1又は2以上の表 示手段と、その表示手段に前記表示内容を固定的に表示させるための表示固定手 段とを有し、前記表示固定手段を遊技者が操作して前記表示手段に前記表示内容 を固定的に表示させることができ、前記表示手段が固定的に表示した表示内容が 所定の入賞条件を達成することと入賞とが対応するゲームを実行する遊技機は、 例えば、 複数種のシンボルを順次連続的に表示するための1又は2以上の表示手段と、 表示手段における前記連続的表示を停止させてシンボルを固定表示させるための 表示固定手段とを有し、 前記表示固定手段を遊技者が操作して前記表示手段に前記表示内容を固定的に表 示させることができ、前記表示手段が固定的に表示したシンボルの種類とその停 止位置が所定の入賞条件を達成することと入賞とが対応するゲームを実行する遊 技機とすることができる。
【0017】 このような遊技機の好適な例として、 外周面に複数のシンボルが表示され、回転停止状態において前記シンボルの1又 は2以上を遊技者が視認し得る、回転自在に支持された回転体、及びその回転体 を回転駆動するための回転駆動装置からなる1又は2以上の表示装置(表示手段 )と、 回転駆動されている前記回転体を停止させてシンボルを固定表示させるための表 示固定装置(表示固定手段)とを有し、 前記表示固定装置を遊技者が操作して前記表示装置に前記シンボルを固定的に表 示させることができ、 その表示固定装置によって停止した回転体における前記シンボルの種類とその停 止位置が所定の入賞条件を達成することと入賞とが対応するスロットマシンを挙 げることができる。
【0018】 前記シンボルとは、図形、絵、文字、記号等を意味するものであり、その例と しては、プラム、スイカ、チェリー、ベル等の絵、「7」の文字、「BAR」の 文字、「RP」の文字等を挙げることができる。
【0019】 前記の複数種のシンボルを順次連続的に表示するための表示手段は、前記好適 な例におけるような、ステッピングモータ等の回転駆動装置により回転駆動され る回転体のほか、例えば、CRTや液晶パネル等のビデオディスプレイ装置を利 用したものであってもよい。前記遊技機は、このような表示手段を1又は2以上 有し、各表示手段が1組のシンボル群を互いに独立的に表示するものとすること ができる。前記回転体の場合、1又は2以上(例えば3つ)の回転体が互いに独 立的に回転することにより、それぞれの回転体に表示されたシンボル群を互いに 独立的に表示するものとすることができる。ビデオディスプレイ装置を利用した ものの場合、例えば1台のビデオディスプレイ装置に1又は2組以上のシンボル 群を互いに独立的に表示することにより1又は2以上の表示手段とすることもで きる。
【0020】 前記回転体の一般的な例としては、多種のシンボルが外周面の周方向に順に1 つずつ表示されたリールを挙げることができる。
【0021】 前記表示固定手段は、例えば、遊技者が操作する停止ボタンによる停止信号に 応答して、前記のような回転体を回転駆動するステッピングモータ等の回転駆動 装置を適宜のタイミングで停止させ得るものとすることができる。なお、前記表 示固定手段は、遊技者が不操作状態で所定時間経過することにより発生する停止 信号に応答して、前記ステッピングモータ等の回転駆動装置を適宜のタイミング で停止させ得るようにすることもできる。又は、ビデオディスプレイ装置による シンボルの表示を適宜のタイミングで固定表示させるものとすることができる。 或いは、例えば遊技機内部の制御装置によって、特定条件下で前記のような回転 体を特定のシンボルが特定位置に位置するように停止させ得るもの、又は、特定 条件下でビデオディスプレイ装置によるシンボルが特定位置に位置するように固 定表示させ得るものとすることもできる。
【0022】 表示手段による表示内容の表示は、例えば少なくとも遊技者が視認し得る程度 の時間、表示内容を固定状態で表示するものであれば、固定的表示ということが できる。
【0023】 前記のような回転体やビデオディスプレイ装置等による表示手段が固定的に表 示したシンボルの種類とその停止位置が所定の入賞条件を達成する場合、それは ゲームの入賞と対応する。
【0024】 所定の入賞条件達成というのは、例えば、遊技者が操作する停止ボタンによ る停止信号又は不操作状態で所定時間放置することにより発生する停止信号に応 答して適宜のタイミングで固定表示されたシンボルの停止位置とその種類につい ての条件を達成することとすることができる。
【0025】 或いは、入賞条件達成を、例えば、適宜タイミングで乱数サンプリングを実 行し、得られたサンプリング値により判断する抽選手段、又はその他の抽選手段 の実行により判断するものとすることができる。
【0026】 また或いは、入賞条件達成を、例えば、所定の内部当り条件(例えば、適宜 タイミングで乱数サンプリングを実行し、得られたサンプリング値により判断さ れる条件、又はその他の抽選手段の実行により判断される条件)の達成によって 、その内部当り条件に対応する賞についての内部当り状態が内部当り設定手段に より設定された上で、遊技者が操作する停止ボタンによる停止信号又は遊技者が 表示手段を固定表示させずに不操作状態で所定時間放置することにより発生する 停止信号を受けた時点から前記条件によって特定されるシンボルが特定位置に表 示されるまでのずれが所定範囲内であることとすることもできる。なお、所定の 入賞条件は、常に一定であることを必ずしも要しない。所定の入賞条件や賞の内 容を適宜変更することもできる。
【0027】 入賞によって遊技者に与えられる賞としては、例えば、メダルやコイン等の遊 技媒体の払い出し、遊技媒体保留情報(クレジット)の加算、再遊技(リプレイ )可能回数等の価値情報の加算、遊技者にとってより有利な条件の特別ゲーム実 行遊技状態の開始等、又はそれらのうち2以上のものの組み合わせ等を挙げるこ とができる。特別ゲーム実行遊技状態が開始される賞は、1種であってもよく2 種以上であってもよい。また特別ゲームの内容は、1種であってもよく2種以上 であってもよい。特別ゲームから更に同種又は異種の特別ゲームに移行し得るも のとすることもできる。
【0028】 入賞の有無及びその賞の種類は、入賞条件達成の有無を判定する入賞判定手段 を設けることにより判定することができる。
【0029】 入賞判定手段による入賞条件達成の判定がどのように行われるにせよ、(上記 スロットマシンの例においては、表示固定装置によって固定表示されたシンボル の種類とその停止位置によって、)ゲームの結果が遊技者に示される。
【0030】 特別ゲームというのは、一般ゲームよりも入賞確率が高いというような、一般 に、遊技者にとって有利な条件のゲームである。一般ゲームというのは、特別な 条件を要することなく通常行われるゲームを言う。特別ゲーム実行遊技状態にお いては、遊技装置が実行するゲームが所定の特別ゲームとなる。
【0031】 スロットマシン等における特別ゲーム実行遊技状態としては、例えば、 SB[シングルボーナス](役物):一般ゲームにおいて特定の賞に入賞する ことによって、次回のゲームにおいてのみ行われる。特別の賞(役物賞、例えば 一般ゲームにおいて入賞とならないシンボルの組合せのみが入賞となる賞、或い は、そのような組合せと一般ゲームにおいて入賞となるシンボルの組み合わせの 両方が入賞となる賞)に高率で入賞し得、入賞すれば所定枚数のメダルを獲得で きるゲーム。 RB[レギュラーボーナス](役物連続作動装置):一般ゲームにおいて特定 の賞に入賞することによって、次回のゲームから所定のゲーム数を上限として のSBが連続して行われ、特別の賞(役物賞)に所定数の入賞があったときは終 了する。 BB[ビッグボーナス](役物連続作動増加装置):一般ゲームにおいて特定 の賞に入賞することによって、次回のゲームから所定のゲーム数を上限として のRBを開始する賞(一般ゲームにおいてRBを開始する賞とは異なるシンボル の組み合わせにより入賞となるものであってよい)に高率で入賞し得る。RBを 開始する賞に所定回数入賞したときは終了する。 等の他、特別ゲーム実行遊技状態開始以外の賞を遊技者の技量次第で狙って当て ることが一定ゲーム数の間可能になるCT(チャレンジタイム)、のSBを行 う賞に入賞する率が一定ゲーム数の間10倍程度になる10倍役物、メダル払出 し又は加算を行う賞に入賞しなかった場合に高確率で再遊技の賞に入賞する高確 率再遊技等を挙げることができる。
【0032】 特別ゲームの1種又は2種以上が特定特別ゲームであり、特定特別ゲーム実行 遊技状態においては、遊技装置が実行するゲームが所定の特定特別ゲームとなる 。但し、上記のBBが特定特別ゲームであって、途中でRBを開始することに よりBBを中断し、RB終了によりBBが再開される場合のように、特定特別ゲ ームにおける所定の入賞等の一定条件成立により別の遊技状態となって特定特別 ゲーム実行遊技状態が一時中断されることも有り得る。各特定特別ゲーム実行遊 技状態には複数の級が設けられている。
【0033】 開始手段は、1種又は2種以上の特定特別ゲーム実行遊技状態のうち何れかの 特定特別ゲーム実行遊技状態における何れかの級を開始する。開始手段が何れか の特定特別ゲーム実行遊技状態における何れかの級を開始する条件は、例えば、 特定の賞に入賞したこと、所定の抽選に当選したこと、所定特別ゲーム実行遊技 状態が終了したこと等を挙げることができる。
【0034】 終了手段は、各特定特別ゲーム実行遊技状態について設けられた1又は2以上 の終了条件の何れかが成立した場合にその特定特別ゲーム実行遊技状態を終了さ せる。終了条件の例としては、別の所定特別ゲームを実行した場合や、表示手段 が特別な表示内容を固定的に表示した場合、及び後記特定終了条件について挙げ た例などを挙げることができる。
【0035】 各特定特別ゲーム実行遊技状態についての終了条件の1種又は2種以上が特定 終了条件である。各特定特別ゲーム実行遊技状態についての終了条件は特定終了 条件のみでもよい。また、各特定特別ゲーム実行遊技状態についての終了条件を 原則的に所定の1種類の特定終了条件とし、その所定特定終了条件が成立する前 に他の終了条件が成立した場合は所定特定終了条件の成立前に終了手段が特定特 別ゲーム実行遊技状態を終了させるものとすることもできる。
【0036】 特定終了条件の成否は、遊技者が得られた利益の程度にほぼ応じる所定数量の 数値であって特定特別ゲーム実行遊技状態における特定特別ゲームの実行により 増減するものについて判定される。その所定数量の数値が所定条件を満たす場合 、特定終了条件が成立し、その所定条件を満たす数値は、各特定特別ゲーム実行 遊技状態において級毎に異なるよう設定されている。ある特定特別ゲーム実行遊 技状態に3種の級が設けられている場合、所定条件を満たす数値は例えばそれぞ れ20、30、及び40と設定することができる。
【0037】 遊技者が得られた利益の程度にほぼ応じる所定数量の数値であって特定特別ゲ ームの実行により増減するものというのは、例えば、その特定特別ゲーム実行遊 技状態における、ゲーム回数、入賞回数、所定の賞の入賞回数、他の所定の特別 ゲームの開始回数、価値手段(例えば、メダルやコイン等の遊技媒体、そのよう なメダル等の遊技媒体に対応する価値情報[例えばメダル枚数の情報]等)の払 い出し又は加算量、価値手段の利得量、特定特別ゲーム実行遊技状態における経 過時間等の数値や、一定数からそれらを差し引いた数値等を言う。前記の例にお ける20、30、及び40がゲーム回数、入賞回数、所定の賞の入賞回数、他の 所定の特別ゲームの開始回数、価値手段の払い出し又は加算量、価値手段の利得 量、特定特別ゲーム実行遊技状態における経過時間等であれば、これらの数値が 大きいほど、所定数量の数値が所定条件を満たした場合に遊技者が得られ利益の 程度は一般に又は確実に大きくなる。前記3種の級について20、10、及び0 と数値を設定した場合に、これらが一定数からゲーム回数、入賞回数、所定の賞 の入賞回数、他の所定の特別ゲームの開始回数、価値手段の払い出し又は加算量 、価値手段の利得量、特定特別ゲーム実行遊技状態における経過時間等の何れか を差し引いた数値であれば、これらの数値が小さいほど、所定数量の数値が所定 条件を満たした場合に遊技者が得られ利益の程度は一般に又は確実に大きくなる 。
【0038】 仮終了条件は、各特定特別ゲーム実行遊技状態における2以上の級(好ましく は、1以上の特定特別ゲーム実行遊技状態における全ての級にそれぞれ1又は2 以上の仮終了条件が設定されている)に対しそれぞれ1又は2以上設定されてい る。これらの仮終了条件は、例えば、予め一定のものが設定されていてもよく、 特定特別ゲーム実行遊技状態における所定タイミング毎に、乱数サンプリング等 の抽選手段によりその都度選択されるものとすることもできる。例えば、一ゲー ム毎又は一定ゲーム数毎に、或いは予め定められた順に変化するゲーム数毎(例 えば、先ず2ゲーム後、次に6ゲーム後、その次に4ゲーム後、更に7ゲーム後 の順の繰り返し)に仮終了条件が成立するものとすることもできる。仮終了条件 の成否判定は、遊技者が得られた利益の程度にほぼ応じる数量である仮終了用数 量の数値であって特定特別ゲームの実行により増減するものについて行われ、所 定仮条件を満たすことにより成立する。
【0039】 所定数量又は仮終了用数量の数値がそれぞれ所定条件又は所定仮条件を満たす 場合としては、例えば、数値が所定値となった場合、数値が所定値以上若しくは 以下となった場合、数値が所定値を超える若しくは下回ることとなった場合、数 値が所定範囲内若しくは所定範囲外となった場合等を例示することができる。例 えば価値手段の払い出し又は加算量、価値手段の利得量、経過時間等についての 数値は、1ゲーム毎にまとまった数値の増減が生ずるので、数値が所定値になっ た場合のみを所定条件を満たす場合とすることができるとは限らない。
【0040】 所定数量及び仮終了用数量は、それぞれの数値が、特定特別ゲーム実行遊技状 態における特定特別ゲームの実行により漸次特定終了条件についての所定条件及 び仮終了条件についての所定仮条件を満たす数値に近づくもの、例えば、ゲーム 回数、入賞回数、所定の賞の入賞回数、他の所定の特別ゲームの開始回数、価値 手段の払い出し又は加算量、特定特別ゲーム実行遊技状態における経過時間等の 数値や、一定数からそれらを差し引いた数値等を選択することが好ましい。価値 手段の利得量の数値や一定数からそれを差し引いた数値も増減しつつ全体として 同様のものとなり得る。
【0041】 なお、所定数量の数値及び仮終了用数量の数値は、それ自体を記憶装置等に記 憶させることを必要とするものではない。例えば、それらにそれぞれ対応する数 値(例えば一定数からそれらの数値を差引いた数値)等を記憶させるもの等とす ることもできる。
【0042】 ある特定特別ゲーム実行遊技状態における1又は2以上の仮終了条件は、2以 上の級に共通して設けられることが好ましい。仮終了条件成立と各級との対応を 遊技者に悟らせ難くして興趣の低下を防ぐためである。
【0043】 継続可否表示手段は、前記仮終了用数量の数値が所定仮条件を満たすに至った 場合に、その特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否を例えば視覚的および/ま たは聴覚的に表示することができる。特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否を 例えば視覚的および/または聴覚的に表示するには、例えば、LEDや液晶やラ ンプ等の表示装置により示される数字等の文字による可否表示、配列されたLE Dやランプ等の所定のもの又は全部の点灯又は点滅等による可否表示、音楽その 他の音声による可否表示或はこれらの組み合わせにより行い得る。
【0044】 また、継続可否表示手段は、前記仮終了用数量の数値が所定仮条件成立には達 しない一定条件(例えば仮終了用数量がゲーム数やメダル等の払出し量等である 場合に所定仮条件成立のための数値よりも一定数少ない数値以上であるという条 件)を満たすに至った場合において、その後仮終了用数量の数値が前記所定仮条 件成立に達しても特定終了条件についての所定数量の数値が所定条件を満たすに 至らないとき、その都度特定特別ゲーム実行遊技状態継続可の表示を行うものと することができる。この場合において、仮終了用数量を、その数値が特定特別ゲ ーム実行遊技状態における特定特別ゲームの実行により漸次仮終了条件について の所定仮条件を満たす数値に近づいた後、その所定仮条件を満たすに至るものと したとき、前記仮終了用数量の数値が、漸次仮終了条件を満たす数値に近づき始 める数値(初期値)などの一定の数値と所定仮条件を満たす数値との間の例えば 5割、6割、7割、8割、又は9割以上に対応する数値となるに至ることにより 、継続可否表示手段が、その後所定仮条件成立に達した場合における特定特別ゲ ーム実行遊技状態継続の可否を表示するものとことができる。
【0045】 継続可否表示手段は、前記仮終了用数量の数値が各所定仮条件を満たすに至っ た場合において、前記特定終了条件についての所定数量の数値が所定条件を満た すに至らないとき、その都度特定特別ゲーム実行遊技状態継続可の表示を行う。 一方、仮終了用数量の数値が、仮終了条件についての所定仮条件を満たすに至っ たときに特定終了条件についての所定数量の数値が所定条件を満たすに至る場合 は、継続可否表示手段は、例えば特定特別ゲーム実行遊技状態継続不可の表示を 行うか、そのような継続不可の表示を行わずに終了手段がその特定特別ゲーム実 行遊技状態を終了させるものとすることができる。
【0046】 (2) 上記(1)の遊技装置における仮終了用数量の数値は、その特定特別ゲーム 実行遊技状態における特定終了条件についての所定数量の数値であるものとする ことができる。すなわち、仮終了条件が、その特定特別ゲーム実行遊技状態にお ける特定終了条件についての所定数量の数値が所定仮条件を満たすことにより満 たされるものとすることができる。
【0047】 この場合、仮終了用数量の数値が、その特定特別ゲーム実行遊技状態における 特定終了条件についての所定数量の数値と同一なので、遊技者にとって、特定終 了条件と仮終了条件が区別し難く、継続可否表示手段による特定特別ゲーム実行 遊技状態継続可否の表示に対する興味がより惹かれ易い。
【0048】 また、この場合、各仮終了条件についての所定仮条件は、それぞれ当該特定終 了条件についての何れかの級における所定条件と同一に設定されていることが好 ましい。
【0049】 各仮終了条件についての所定仮条件は、それぞれ当該特定終了条件についての 何れかの級における所定条件と同一に設定されているので、所定数量の数値が仮 終了条件を満たすと、特定終了条件についての所定条件が満たされて終了手段が その特定特別ゲーム実行遊技状態(すなわち遊技者にとって有利な条件の特定特 別ゲームを実行する遊技状態)を終了させる可能性がある。そのため、継続可否 表示手段による特定特別ゲーム実行遊技状態継続可否の表示に対する興味がより 一層惹かれ易い。
【0050】 (3) 上記(1)又は(2)の遊技装置は、特定特別ゲーム実行遊技状態における仮 終了条件についての仮終了用数量の数値と所定仮条件との関係の現状が遊技者に わかる表示を行なう現状表示手段を有することが好ましい。
【0051】 特定特別ゲーム実行遊技状態において、現状表示手段は、仮終了条件について の仮終了用数量の数値と仮終了条件についての所定仮条件との関係の現状が遊技 者にわかる表示を行なう。仮終了用数量の数値が仮終了条件を満たすと、継続可 否表示手段がその特定特別ゲーム実行遊技状態(すなわち遊技者にとって有利な 条件の特定特別ゲームを実行する遊技状態)の継続の可否を表示することとなる ので、仮終了用数量の数値が仮終了条件についての所定仮条件を満たすに至る状 況がわかる現状表示手段の表示内容に興味を惹かれる。
【0052】 特に、仮終了用数量の数値が、その特定特別ゲーム実行遊技状態における特定 終了条件についての所定数量の数値であり、各仮終了条件についての所定仮条件 が、それぞれ当該特定終了条件についての何れかの級における所定条件と同一に 設定されている場合、仮終了用数量の数値が仮終了条件を満たすと、特定終了条 件についての所定条件が満たされて終了手段がその特定特別ゲーム実行遊技状態 (すなわち遊技者にとって有利な条件の特定特別ゲームを実行する遊技状態)を 終了させる可能性があるので、仮終了用数量の数値が仮終了条件についての所定 仮条件を満たすに至る状況がわかる現状表示手段の表示内容に興味を惹かれる。
【0053】 現状表示手段の表示は、例えば視覚的および/または聴覚的表示とすることが できる。視覚的表示としては、例えば、数字等の文字表示、図形表示、配列され たLEDや電球等の点灯又は消灯による表示等又はこれらの組み合わせを用いる ことができる。聴覚的表示としては、言語の意味、音楽の種類や演奏速度、音声 の高低又はこれらの組み合わせ等を用いることができる。
【0054】 現状表示手段は、仮終了条件についての仮終了用数量の数値と所定仮条件との 関係の現状(例えば、所定仮条件を満たす数値[例えば仮終了用数量の現状の数 値に最も近いもの]から仮終了用数量の数値の現状を差し引いたものについての 数値又はその数値に一定関係で対応する数値を示す文字、或はそのような数値に 対応する図形やLED点灯/消灯の表示又はこれらの組み合わせ)、仮終了用数 量の数値又はその数値に一定関係で対応する数値を示す文字、或はそのような数 値に対応する図形やLED点灯/消灯の表示を行うことができる。仮終了用数量 の数値がゲーム回数で所定仮条件を満たす数値が50、100、150、200 である場合、所定仮条件を満たす数値[仮終了用数量の現状の数値に最も近いも の]から仮終了用数量の数値の現状を差し引いたものの数値は、ゲーム回数0で 50、ゲーム回数40で10、ゲーム回数50で0、ゲーム回数80で20、ゲ ーム回数100で0等とすることができる。
【0055】 所定仮条件が、明示、経験、他の情報などによりほとんど当然に遊技者に認識 されるもののであれば、現状表示手段は、仮終了用数量の数値又はその数値に一 定関係で対応する数値を示す文字、或はそのような数値に対応する図形やLED 点灯/消灯の表示を、仮終了条件についての仮終了用数量の数値と所定仮条件と の関係の現状が遊技者にわかる表示として行うことができる。現状表示手段と継 続可否表示手段を同一の表示装置により実現することもできる。
【0056】 (4) 上記(3)の遊技装置は、特定特別ゲーム実行遊技状態における1以上の級 において、所定数量の数値がその級の所定条件を満たすに至らない状態で、仮終 了用数量の数値が1又は2以上の所定仮条件を満たし得、仮終了用数量の数値が その所定仮条件の何れかを満たすに至らない状態で、その特定特別ゲーム実行遊 技状態を終了手段が終了させる終了条件が成立し得るものとすることができる。
【0057】 特定特別ゲーム実行遊技状態における1以上の級において、所定数量の数値が その級の所定条件を満たすに至らない状態で、仮終了用数量の数値が1又は2以 上の所定仮条件を満たし得、仮終了用数量の数値がその所定仮条件の何れかを満 たすに至らない状態で、その特定特別ゲーム実行遊技状態を終了手段が終了させ る終了条件が成立した場合、すなわち、例えばその特定特別ゲーム実行遊技状態 の級における所定条件により定められる可能ゲーム数や可能取得価値手段量等に 比し実際の消化ゲーム数や取得価値手段量等が少量である状態でその特定特別ゲ ーム実行遊技状態が終了したような場合、現状表示手段により、仮終了条件につ いての仮終了用数量の数値と仮終了条件についての所定仮条件との関係の現状が 遊技者にわかるが、遊技者は所定条件自体を最終的に認識し得ない。そのため、 遊技者が、仮終了条件を考慮することにより、有利なゲームの機会や取得価値手 段量等の遊技者にとって有利な条件をある程度生かし得なかったことを感じるこ とがあっても、遊技者が、所定条件を考慮して、有利なゲームの機会や取得価値 手段量等の遊技者にとって有利な条件が十分に生かされずに大きく損をしたとい う気持ちになることが防がれる。
【0058】 (5) 上記(1)、(2)、(3)又は(4)の遊技装置は、継続可否表示手段が、前記仮 終了用数量の数値が各所定仮条件を満たすに至った場合において、前記特定終了 条件についての所定数量の数値が所定条件を満たすに至らないとき、その都度特 定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否を抽選中であるように遊技者に示した後、 継続可の表示を行うものとすることができる。
【0059】 遊技者は、仮終了条件が満たされるに至る都度、継続可否表示手段による特定 特別ゲーム実行遊技状態継続可否抽選中であるような表示(抽選状表示)及びそ の可否の表示に対する興味を強く惹かれ、特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可 否についての興味が高まるので、遊技者により強いメリハリ感を与え、より興趣 を高めることができる。
【0060】 特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否が抽選中であるように遊技者に示すに は、例えば、LEDや液晶やランプ等の表示装置による数字等の文字の点滅、配 列されたLEDやランプ等の一斉又は順次点滅、音楽その他の音声、振動等、又 はこれらの組み合わせを用いることができる。
【0061】 なお、特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否の抽選中であるような表示と特 定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否の表示は、それぞれ別個の装置により行う ものとし、これらをまとめて継続可否表示手段とすることもできる。
【0062】 (6) 上記本考案の遊技装置は、 種々の表示内容を連続的に変化させつつ表示し得る1又は2以上の表示手段と、 その表示手段に前記表示内容を固定的に表示させるための表示固定手段とを有し 、前記表示固定手段を遊技者が操作して前記表示手段に前記表示内容を固定的に 表示させることができ、前記表示手段が固定的に表示した表示内容が所定の入賞 条件を達成することと入賞とが対応するゲームを実行する遊技機であって、 前記ゲームとして、一般ゲームと、その一般ゲームよりも遊技者にとって有利な 条件の1種又は2種以上の特別ゲームを有し、その特別ゲームの1種又は2種以 上が特定特別ゲームであり、 実行するゲームが所定の特定特別ゲームとなる特定特別ゲーム実行遊技状態を開 始する開始手段と、各特定特別ゲーム実行遊技状態について設けられた1又は2 以上の終了条件の何れかが成立した場合にその特定特別ゲーム実行遊技状態を終 了させる終了手段を有し、 各特定特別ゲーム実行遊技状態には複数の級が設けられ、前記開始手段は、1種 又は2種以上の特定特別ゲーム実行遊技状態のうち何れかの特定特別ゲーム実行 遊技状態における何れかの級を開始するものであり、 各特定特別ゲーム実行遊技状態についての終了条件の1種又は2種以上が特定終 了条件であり、特定終了条件は、遊技者が得られた利益の程度にほぼ応じる所定 数量の数値であって特定特別ゲームの実行により増減するものが所定条件を満た すことにより満たされるものであって、その所定条件を満たす数値は、各特定特 別ゲーム実行遊技状態において級毎に異なるよう設定されており、 各特定特別ゲーム実行遊技状態における2以上の級に対しそれぞれ1又は2以上 の仮終了条件が設定されており、その仮終了条件は、その特定特別ゲーム実行遊 技状態における特定終了条件についての所定数量の数値が所定仮条件を満たすこ とにより満たされるものであり、各仮終了条件についての所定仮条件は、それぞ れ当該特定終了条件についての何れかの級における所定条件と同一に設定されて おり、 特定特別ゲーム実行遊技状態において、特定終了条件についての所定数量の数値 と仮終了条件についての所定仮条件との関係の現状が遊技者にわかる表示を行な う現状表示手段と、 前記所定数量の数値が、各仮終了条件についての所定仮条件を満たすに至った場 合において、特定終了条件についての所定条件を満たすに至らないとき、その都 度特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否を抽選中であるように遊技者に示した 後、継続可の表示を行う継続可否表示手段を有するものとすることが好ましい。
【0063】 開始手段により、何れかの特定特別ゲーム実行遊技状態における何れかの級が 開始されると、終了条件(特定終了条件を含む)の何れかが成立することにより 終了手段がその特定特別ゲーム実行遊技状態を終了させるまで、遊技装置により 実行されるゲームは所定の特定特別ゲームとなる。
【0064】 特定終了条件は、遊技者が得られた利益の程度にほぼ応じる所定数量の数値で あって特定特別ゲームの実行により増減(増大、減少、又は増大及び減少)する ものが所定条件を満たすことにより満たされる。その所定条件を満たす数値は、 各特定特別ゲーム実行遊技状態において級毎に異なるよう設定されているので、 各特定特別ゲーム実行遊技状態における級毎に、遊技者が得られる利益の総量の 程度が異なる。
【0065】 特定特別ゲーム実行遊技状態において、現状表示手段は、特定終了条件につい ての所定数量の数値と仮終了条件についての所定仮条件との関係の現状が遊技者 にわかる表示を行なう。各仮終了条件についての所定仮条件は、それぞれ当該特 定終了条件についての何れかの級における所定条件と同一に設定されているので 、所定数量の数値が仮終了条件を満たすと、特定終了条件についての所定条件が 満たされて終了手段がその特定特別ゲーム実行遊技状態(すなわち遊技者にとっ て有利な条件の特定特別ゲームを実行する遊技状態)を終了させる可能性がある 。
【0066】 所定数量の数値が所定仮条件を満たすに至った場合、継続可否表示手段は、そ の特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否を抽選中であるように遊技者に示した 後、その可否を表示する。所定数量の数値が、仮終了条件についての所定仮条件 を満たすに至ったときに特定終了条件についての所定条件を満たすに至らない場 合は、継続可否表示手段は、特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否を抽選中で あるように遊技者に示した後、継続可の表示を行う。
【0067】 そのため遊技者は、遊技自体に対する興味のほかに、所定数量の数値が仮終了 条件についての所定仮条件を満たすに至る状況がわかる現状表示手段の表示内容 、並びに、継続可否表示手段による特定特別ゲーム実行遊技状態継続可否抽選中 であるような表示及びその可否の表示に対する興味を強く惹かれる。従来のよう に、所定数量の数値が、級によって異なるよう設定された所定条件を満たす数値 に至るまで特定特別ゲーム実行遊技状態がそのまま継続され、所定数量の数値が 所定条件を満たすに至った場合にそのまま終了するのではなく、仮終了条件が満 たされるに至る都度、特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否についての興味が 高まるので、遊技のメリハリを一層強め、遊技者の興趣をより一層高めることが できる。而も、特定特別ゲーム実行遊技状態の級を、種々の規則やその他の制約 等により予め定めなければならない場合でも、遊技者に対しては、あたかも仮終 了条件が満たされるに至る都度抽選を行っているかのように思わせることができ ると共に、仮終了用数量の数値が所定仮条件を満たしても実際に抽選を行うわけ ではないので、実現のためのコストは最小限で済ますことができる。
【0068】 仮終了条件の成否判定は、その仮終了条件が設定されている特定特別ゲーム実 行遊技状態における特定終了条件についての所定数量の数値について行われ、所 定仮条件を満たすことにより成立する。
【0069】 各仮終了条件についての所定仮条件は、それぞれ当該特定終了条件(その仮終 了条件が設定されている特定特別ゲーム実行遊技状態における特定終了条件)に ついての何れかの級(その仮終了条件が設定されている級又はそれとは別の級) における所定条件と同一に設定されている。ある特定特別ゲーム実行遊技状態に おける1つの級に2以上の仮終了条件が設けられている場合、それらの仮終了条 件についての所定仮条件は、それぞれその特定特別ゲーム実行遊技状態における 特定終了条件についての別々の級における各所定条件と同一に設定される。
【0070】 ある特定特別ゲーム実行遊技状態における1又は2以上の仮終了条件は、2以 上の級に共通して設けられることが好ましい。仮終了条件成立と各級との対応を 遊技者に悟らせ難くして興趣の低下を防ぐためである。
【0071】 尤も、仮終了条件についての所定仮条件が、当該特定終了条件についての何れ の級における所定条件とも同一でないものとすることもできる。また、仮終了条 件についての所定仮条件が、当該特定終了条件についての何れの級における所定 条件とも同一でないものを1又は2以上含むものとすることもできる。
【0072】 現状表示手段は、特定特別ゲーム実行遊技状態において、特定終了条件につい ての所定数量の数値と仮終了条件についての所定仮条件との関係の現状が遊技者 にわかる表示を行なう。この表示は、例えば視覚的および/または聴覚的表示と することができる。視覚的表示としては、例えば、数字等の文字表示、図形表示 、配列されたLEDや電球等の点灯又は消灯による表示等又はこれらの組み合わ せを用いることができる。聴覚的表示としては、言語の意味、音楽の種類や演奏 速度、音声の高低又はこれらの組み合わせ等を用いることができる。
【0073】 現状表示手段は、特定終了条件についての所定数量の数値と仮終了条件につい ての所定仮条件との関係の現状(例えば、所定仮条件を満たす数値から所定数量 の数値の現状を差し引いたものについての数値又はその数値に一定関係で対応す る数値を示す文字、或はそのような数値に対応する図形やLED点灯/消灯の表 示又はこれらの組み合わせ)、所定数量の数値又はその数値に一定関係で対応す る数値を示す文字、或はそのような数値に対応する図形やLED点灯/消灯の表 示を行うことができる。
【0074】 所定仮条件が、明示、経験、他の情報などによりほとんど当然に遊技者に認識 されるもののであれば、現状表示手段は、所定数量の数値又はその数値に一定関 係で対応する数値を示す文字、或はそのような数値に対応する図形やLED点灯 /消灯の表示を、特定終了条件についての所定数量の数値と仮終了条件について の所定仮条件との関係の現状が遊技者にわかる表示として行うことができる。
【0075】 継続可否表示手段は、特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否を、その可否を 抽選中であるように遊技者に示すことなく表示するものとすることもできる。
【0076】 継続可否表示手段は、前記所定数量の数値が、仮終了条件についての所定仮条 件を満たすに至ったときに特定終了条件についての所定条件を満たすに至らない 場合は、特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否を抽選中であるように遊技者に 示した後、継続可の表示を行う。一方、所定数量の数値が、仮終了条件について の所定仮条件を満たすに至ったときに特定終了条件についての所定条件をも満た すに至る場合は、継続可否表示手段は、特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否 を抽選中であるように遊技者に示した後、例えば継続不可の表示を行うか、その ような継続不可の表示を行わずに終了手段がその特定特別ゲーム実行遊技状態を 終了させるものとすることができる。
【0077】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
【0078】 図1乃至図3は、本考案の実施の形態の例としてのスロットマシンについての ものである。
【0079】 図1は、スロットマシンの構成の概要を示すブロック図、図2は、スロットマ シンの外観の正面図である。
【0080】 図3は、ゲーム開始からBBフラグ設定までの処理動作の概略を示すフローチ ャートである。
【0081】 (1) 遊技者が対面するスロットマシンの正面について、図2を参照しつつ説 明する。
【0082】 上端部の3箇所(左右及び中央)にヒットランプ10が設けられている。
【0083】 上下方向中央部のやや上方には、水平方向等間隔に並んだ3つのシンボル表示 窓12が設けられ、スロットマシン内部における各対応位置に、3つのリール1 4が水平方向回転軸線を中心として互いに独立的に回転自在に支持されている。 各リール14の外周面には、多種のシンボル(オレンジ、プラム、ベル、チェリ ー等の絵、「7」の文字、「BAR」の文字、「RP」の文字等。図示せず。) が周方向における一定距離毎に順に表示され、そのうち周方向に連続する任意の 3つのシンボルが、各リール14の停止時に、シンボル表示窓12における上中 下の各位置にリール14毎に表示される。遊技者はこれらのシンボルを視認する ことができる。各リール14は、それぞれ別々のステッピングモータ(回転駆動 装置の一例。図示せず。)によって、回転駆動され、また停止保持される。
【0084】 シンボル表示窓12には、3つのリール14それぞれが停止状態で表示する3 つのシンボルに関し、入賞判定において、払い込まれたメダルの枚数(1乃至3 枚)に応じて有効とされる整列位置を示すライン16(線)が5本描かれている 。各ライン16の左端部には、払い込まれたメダルの枚数に応じてどのライン1 6が有効であるかを示す有効ラインランプ18が配設されている。この例におい ては、払い込まれたメダルが1枚の場合、「1MEDAL」の有効ラインランプ 18の点灯によって中央の水平ライン16が有効であることが示され、メダルが 2枚の場合、「1MEDAL」及び2つの「2MEDALS」の有効ラインラン プ18の点灯によって3本の水平ライン16が全て有効であることが示され、メ ダルが3枚の場合、「3MEDALS」の有効ラインランプ18を含む全ての有 効ラインランプ18の点灯によって、両対角ライン16を含む全てのライン16 が有効であることが示される。遊技者は、有効ラインランプ18によって示され た有効ライン16上に、各リール14におけるどのようなシンボルが位置してい るかを見てゲームの結果(入賞か否か、及び入賞した賞の種類)を知ることがで きる。ゲームの結果は、ヒットランプ10の点灯若しくは点滅等やスピーカ20 からの音声出力などによっても知らされる。
【0085】 メダルを払い込むには、上下中央部の右方部に設けられたメダル投入口22か らメダルを投入するか、スロットマシンに保留されているメダルがある場合は、 BETボタン24を押して必要枚数を払い込む。BETボタン24はメダル投入 口22の左方に設けられている。
【0086】 有効ラインランプ18の下方に、リール14の回転開始が可能であることを示 すために点灯するスタートランプ26(START)が設けられ、BETボタン 24の下方に、3つのリール14の回転を一斉に開始させるためのスタートレバ ー28が設けられている。
【0087】 各リール14の下方には、それぞれのリール14が回転中であり、その回転を ストップボタン30の押圧により停止させることが可能であることを示すために 点灯する3つのストップランプ32(STOP)が設けられている。ストップボ タン30は、ストップランプ32の下方に、各リール14に対応して3つ設けら れている。
【0088】 メダル投入口22の上側には、メダルの投入が可能なことを示すために点滅す るメダル投入ランプ34(INSERT MEDALS)が設けられている。そ の上方には、上から順に、高確率再遊技ゲーム可能回数表示用デジタル表示器3 6(LUCKY)、保留枚数表示器38(CREDIT)及び払出枚数表示器4 0(PAYOUT)が設けられている。
【0089】 下端部にはメダル受皿部42が設けられ、その中央部の上側にメダル払出口4 4が設けられ、その右側にスピーカ20が設けられている。
【0090】 このスロットマシンにおいては、高確率再遊技ゲームが特定特別ゲームであり 、BB(ビッグボーナスゲーム)実行遊技状態の終了後、高確率再遊技ゲーム実 行可能回数が抽選により振り分けられ、高確率再遊技ゲーム実行遊技状態となる 。
【0091】 (2) 次に、主に図1のブロック図を参照してスロットマシンの構成の概要を 説明する。
【0092】 制御部50は、ゲームの実行や周辺機器等の制御及び各種データの読み書きな どの処理を行うCPU(中央処理装置)、RAM、ゲームの実行や周辺機器等の 制御などのためのプログラム及び各種データが書き込まれたROM、並びに周辺 機器等との接続のための入出力インターフェイスなど(図示せず。)からなり、 必要に応じ周辺機器等と連携して、上記表示手段、表示固定手段、入賞判定手段 、開始手段、終了手段、継続可否表示手段、現状表示手段等の機能を実現する。
【0093】 メダル投入ランプ部34aは、メダルの投入が可能な場合に制御部50から与 えられる点滅指示信号により、メダル投入ランプ34を点滅させる。
【0094】 メダル検出部51は、メダル投入口22から投入されたメダルを検出して検出 信号を制御部50に出力する。
【0095】 BETボタン24は、スロットマシンに保留されているメダルを賭ける場合に メダル1枚毎に1度押すものであり、1度押す毎にその信号を制御部50に出力 する。
【0096】 スタートランプ部26aは、リール14の回転開始が可能な状態である場合に 制御部50から与えられる点灯指示信号により、スタートランプ26を点灯させ る。
【0097】 スタートレバー28は、リール14の回転開始が可能な状態において3つのリ ール14の回転を一斉に開始させる場合に、押下することにより回転開始信号を 制御部50に出力する。
【0098】 ストップランプ部32aは、リール14が回転中であってその回転をストップ ボタン30の押圧により停止させることが可能である場合に各リール14毎に制 御部50から与えられる点灯指示信号により、各ストップランプ32を点灯させ る。
【0099】 ストップボタン30(停止ボタン)は、回転中のリール14を停止させる場合 に各リール14毎に押圧するものであり、各ストップボタン30の押圧により、 対応するリール14を停止させるための停止信号を制御部50に出力する。
【0100】 有効ラインランプ部18aは、賭けられたメダルの枚数に応じて制御部50か ら与えられる点灯指示信号により、対応する有効ラインランプ18を点灯させる 。
【0101】 リール部14aは、3つのリール14と、各リール14を回転駆動又は停止保 持するための3つのステッピングモータと、制御部50からのステッピングモー タ駆動信号に応じてそれらのステッピングモータを駆動するための駆動回路と、 一定回転位置において制御部50に対しリセット信号を出力するためのリセット 信号出力部を有してなる(図示せず。)。制御部50は、リール14の1回転毎 に、リセット信号を受けた時点からステッピングモータ駆動信号の例えばパルス 数をカウントすることにより、リール14の回転角度、すなわち各シンボルの位 置を把握すること(すなわち表示手段による表示内容を検知すること)ができる 。
【0102】 ヒットランプ部10aは、制御部50から与えられる点灯指示信号又は点滅指 示信号により、ヒットランプ10を点灯し又は点滅する。
【0103】 音声出力部52は、制御部50から出力される音声出力信号に応じ、スピーカ 20から音声を出力する。
【0104】 高確率再遊技ゲーム可能回数表示部36aの高確率再遊技ゲーム可能回数表示 用デジタル表示器36(LUCKY)は、BB(ビッグボーナスゲーム)実行遊 技状態の終了後、制御部50から出力される表示信号に従って、高確率再遊技ゲ ーム可能回数として50を表示する。50以外でもよく、その都度抽選により選 択された数とすることもでき、高確率再遊技ゲーム実行遊技状態を開始するか否 かの抽選を行って開始する場合のみ数字の表示を行うものとすることもできる。
【0105】 保留枚数表示部38aは、スロットマシンに保留されているメダル枚数として 制御部50に記憶されている枚数に応じて制御部50から出力される表示信号に 従って、その枚数に応じた数字を保留枚数表示器38に表示する。
【0106】 メダル払出部44aは、ゲームの結果に応じ制御部50において計算されたメ ダル払出数に応じて制御部50から出力される払出信号に従って、その枚数に応 じたメダルをメダル払出口44から払い出す。
【0107】 払出枚数表示部40aは、ゲームの結果に応じ制御部50において算出された メダル払出数に応じて制御部50から出力される表示信号に従って、その枚数に 応じた数字を払出枚数表示器40に表示する。
【0108】 (3) 次に、ゲーム実行処理動作の概略を図3を参照して説明する。 ステップS1において、制御部50がメダル払込みの有無を判定する。メダル の投入が可能でメダル投入ランプ34が点滅状態にある場合にメダル投入口22 から1乃至3枚のメダルを投入するか、保留されているメダルがあって保留枚数 表示器38に1以上が表示されている場合にBETボタン24押圧により1枚以 上のメダルが払い込まれることにより、ステップS1の判定はY(YES)とな る。それにより、スタートランプ26が点灯する(S2)と共に、投入されたメ ダル枚数に応じて有効ラインランプ18が点灯し、ステップS3に進む。
【0109】 スタートレバー28を押下すると、ステップS3はYとなり、制御部50は、 次のステップS4でスタートランプ26を消灯し、ステップS5で3つのリール 14を一斉に回転させる。更にステップS6で、BB(ビッグボーナスゲーム) 、RB(レギュラーボーナスゲーム)、及びSB(シングルボーナスゲーム); 並びにその他の遊技者にとって比較的利益の小さい賞(小物)であるオレンジ、 プラム、ベル、チェリー等又は再遊技について、制御部50において、内部当り か否かの抽選を行う。抽選は、乱数サンプリングを実行し、得られたサンプリン グ値をROMに書き込まれているデータに照らして、当選か否か及びその賞の種 類等を判定することにより行う。他の方法による抽選も可能である。
【0110】 抽選により何れかの賞の内部当りとなった場合、その賞に対応するフラグがセ ットされる。抽選によりBBに内部当り(当選)となった場合(S7−Y)、B Bフラグがセットされる(S8)。
【0111】 次いで、制御部50が全てのストップランプ32を点灯させる。その後、遊技 者が適宜のタイミングで各ストップボタン30を押圧することにより(或いは所 定時間ストップボタン30を押圧せずに不操作状態が継続することにより)出力 される停止信号を制御部50が検知すると、制御部50は、リール停止操作時に 発する停止音の出力信号を音声出力部52に対し出力し、音声出力部52はそれ に応じてスピーカ20から停止音を出力する。次いで制御部50は対応するリー ル14のステッピングモータを停止させる。
【0112】 (3-1) 制御部50が対応するリール14のステッピングモータを停止させる 際、BB、RB、SB、再遊技等の何れかの賞の内部当り状態となっていること を示すフラグが何れもセットされていなければ、制御部50はストップボタン3 0押圧(或いは所定時間放置)による停止信号を受けた後一定のタイミングでリ ール14を停止させる。但し、リール14が前記一定のタイミングで停止する際 に、何れかの賞の入賞条件を達成することとなる場合は、そのリール14を1コ マ送る(シンボル1つ分余分に回転させる)。それでも何れかの賞について入賞 することとなる場合は、入賞とならないようになるまでリール14のコマ送りを 繰り返す。
【0113】 この場合は、3つのリール14が停止した状態で入賞に係るシンボルの組み合 わせが有効ライン16上に表示されないため、その後ステップS1に戻る。
【0114】 (3-2) 何れかの賞に内部当り状態となっていることを示すフラグがセットさ れている場合、制御部50は、ストップボタン30の押圧等による停止信号を受 けた時点から内部当り状態となっている賞への入賞に必要なシンボルが入賞に必 要な位置に達するまでの差が規定停止時間内であるときは、そのシンボルが必要 位置に表示されるようにリール14を停止させる。すなわち、そのシンボルをシ ンボル表示窓12の必要位置に引き込む。このようにして、内部当り状態が設定 されている場合に、その賞に入賞する率を上げるか又は入賞がほぼ確実となるよ うにして高入賞率化する。前記規定停止時間内にないときは、他の賞について入 賞とならないように必要に応じリール14を1コマずつ送って停止させる。
【0115】 3つ目のリール14が停止すると、制御部50は、有効ラインランプ18によ って示される有効ライン16上のシンボルの種類及び並び方を把握し、入賞か否 か、及び入賞した賞の種類を判定する。その際遊技者も、同様に入賞か否か、及 び入賞した賞の種類を知ることとなる。
【0116】 入賞と判定された場合、制御部50は、賞の内容に応じ、例えば所定枚数のメ ダルの払出しをメダル払出部44aに指示すると共に、その枚数に応じた数字を 払出枚数表示器40に表示するよう払出枚数表示部40aに指示し、更に、その 賞の内部当りを示すフラグをクリアする。次いで、その賞が特別ゲームを開始す るものでない場合はステップS1に戻り、その賞がBB、RB等の特別ゲームを 開始するものであるときは、ヒットランプ10の点滅及びスピーカ20からの効 果音出力により各特別ゲーム開始の賞に入賞したことが報知され、その特別ゲー ムへ移行し、特別ゲーム終了後、ステップS1に戻る。
【0117】 入賞なしと判定されたときは、BB及びRBフラグを除く全ての賞についての 内部当りフラグをクリアする。次いでステップS1に戻り、ゲームが繰り返され る。
【0118】 BB及びRBの内部当りフラグは、BB及びRBを開始する賞に入賞するまで セットされた状態を継続させる。但し、BBフラグ又はRBフラグがある場合に それぞれBB又はRBを開始する賞に入賞せずにステップS1に戻って繰り返さ れるゲームにおいては、ステップS6の抽選は行われない。或いは、例えば、こ の抽選を、小物の全部又は一部についてのみ行うようにすることもできる。 (3-3) BBフラグがセットされていて有効ラインランプ18によって示され る有効ライン16上に各リール14におけるシンボルが「7−7−7」と揃って 入賞した場合、制御部50は、15枚のメダルの払出しをメダル払出部44aに 指示すると共に、その枚数に応じた数字を払出枚数表示器40に表示するよう払 出枚数表示部40aに指示し、BBフラグをクリアする。
【0119】 続いて、ヒットランプ10の点滅及びスピーカ20からのBB開始効果音出力 と共にBB(ビッグボーナスゲーム)実行遊技状態が開始され、30ゲーム消化 により、又は30ゲーム以内でもRB(レギュラーボーナスゲーム)が3回行わ れることにより、BBが終了する。
【0120】 BB(ビッグボーナスゲーム)実行遊技状態の終了後、制御部50において、 高確率再遊技ゲーム実行可能回数(高確率再遊技ゲーム実行遊技状態の級)が、 抽選により、50、100又は150に振り分けられる。抽選により振り分けら れた高確率再遊技ゲーム実行可能回数(例えば100回)が制御部50の高確率 再遊技ゲーム可能回数カウンターに書き込まれ、高確率再遊技ゲーム可能回数表 示用デジタル表示器36(現状表示及び継続可否表示手段)に「50」(現状表 示)が表示され、高確率再遊技ゲーム実行遊技状態が開始される。高確率再遊技 ゲームの回数が所定数量であると共に仮終了用数量であり、所定条件を満たす数 値はこの場合100、所定仮条件を満たす数値を50及び100とする。
【0121】 高確率再遊技ゲームが1回消化される度に制御部50の高確率再遊技ゲーム可 能回数カウンターを「1」ずつ減算すると共に高確率再遊技ゲーム可能回数表示 用デジタル表示器36の表示を「1」ずつ減算して表示(現状表示)する。これ を繰り返して高確率再遊技ゲームを50回消化すると、高確率再遊技ゲーム可能 回数表示用デジタル表示器36(LUCKY)が00乃至99の数字を素早く変 更しつつ約5秒間表示(抽選状表示)した後、継続可表示「FF」を表示し、そ の後「50」を表示(現状表示)する。
【0122】 更に高確率再遊技ゲームが1回消化される度に制御部50の高確率再遊技ゲー ム可能回数カウンターを「1」ずつ減算すると共に高確率再遊技ゲーム可能回数 表示用デジタル表示器36の表示を「1」ずつ減算して表示(現状表示)するこ とにより高確率再遊技ゲームを再度50回(合計100回)消化すると、高確率 再遊技ゲーム可能回数表示用デジタル表示器36(LUCKY)が00乃至99 の数字を素早く変更しつつ約5秒間表示(抽選状表示)した後、継続不可表示「 −−」を表示し、その後「00」を表示する。次いでステップS1に戻る。
【0123】 なお、例えばBB(ビッグボーナスゲーム)が特定特別ゲームである場合、B B(ビッグボーナスゲーム)実行遊技状態における可能ゲーム回数(所定数量) 及びRB(レギュラーボーナス)実行遊技状態開始可能回数(所定数量)をそれ ぞれ複数通り(例えば30ゲームでRB3回、20ゲームでRB2回、10ゲー ムでRBl回)設けて複数の級とし、それらを抽選で振分けるものとし、所定仮 条件を満たす数値を20ゲームでRB2回及び10ゲームでRBl回とすること ができる。この場合、初期の現状表示を「1−10」(RBl回、10ゲーム) とする。10ゲームでRB1回に振分けられていた場合は、BBゲームの消化に 従い10から1ずつ減算し、10ゲーム又はRBが1回終了した後、抽選状表示 を行い、続いて継続不可の表示を行なう。20ゲームでRB2回に振分けられて いた場合は、10ゲーム又はRBが1回終了した後、抽選状表示後に継続可の表 示を行ない、次いで再度「1−10」を表示し、次の10ゲーム又はRBが1回 終了した時点で継続不可の表示を行なう。30ゲームでRB3回の場合は、同様 にして継続可の表示を2回行ない、10ゲーム又はRBが1回終了した時点で継 続可否の抽選状表示なしでBB実行遊技状態を終了する。
【0124】 本考案の実施は、電気回路若しくは電子回路による手段又は機械的な手段に代 えてソフトウェアを用いて行ってもよく、ソフトウェアを用いる手段に代えて電 気回路若しくは電子回路による又は機械的な手段により行ってもよい。
【0125】
【考案の効果】
本考案の遊技装置においては、仮終了用数量の数値が所定仮条件を満たすに至 った場合、継続可否表示手段が、その特定特別ゲーム実行遊技状態(すなわち遊 技者にとって有利な条件の特定特別ゲームを実行する遊技状態)の継続の可否を 表示するので、遊技者は、遊技自体に対する興味のほかに、継続可否表示手段に よる特定特別ゲーム実行遊技状態継続可否の表示に対する興味を強く惹かれる。 従来のように、所定数量の数値が、級によって異なるよう設定された所定条件を 満たす数値に至るまで特定特別ゲーム実行遊技状態がそのまま継続され、所定数 量の数値が所定条件を満たすに至った場合にそのまま終了するのではなく、仮終 了条件が満たされるに至る都度、特定特別ゲーム実行遊技状態継続の可否につい ての興味が高まるので、遊技のメリハリが強まり、遊技者の興趣が高まる。
【0126】 請求項6の遊技装置においては、遊技者が、有利なゲームの機会や取得価値手 段量等の遊技者にとって有利な条件が十分に生かされずに大きく損をしたという 気持ちになることが防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの構成の概要を示すブロック図
である。
【図2】スロットマシンの外観の正面図である。
【図3】ゲーム開始からBBフラグ設定までの処理動作
の概略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
36 高確率再遊技ゲーム可能回数表示用デジタル表示

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】種々の表示内容を連続的に変化させつつ表
    示し得る1又は2以上の表示手段と、その表示手段に前
    記表示内容を固定的に表示させるための表示固定手段と
    を有し、前記表示固定手段を遊技者が操作して前記表示
    手段に前記表示内容を固定的に表示させることができ、
    前記表示手段が固定的に表示した表示内容が所定の入賞
    条件を達成することと入賞とが対応するゲームを実行す
    る遊技機であって、前記ゲームとして、一般ゲームと、
    その一般ゲームよりも遊技者にとって有利な条件の1種
    又は2種以上の特別ゲームを有し、その特別ゲームの1
    種又は2種以上が特定特別ゲームであり、実行するゲー
    ムが所定の特定特別ゲームとなる特定特別ゲーム実行遊
    技状態を開始する開始手段と、各特定特別ゲーム実行遊
    技状態について設けられた1又は2以上の終了条件の何
    れかが成立した場合にその特定特別ゲーム実行遊技状態
    を終了させる終了手段を有し、各特定特別ゲーム実行遊
    技状態には複数の級が設けられ、前記開始手段は、1種
    又は2種以上の特定特別ゲーム実行遊技状態のうち何れ
    かの特定特別ゲーム実行遊技状態における何れかの級を
    開始するものであり、各特定特別ゲーム実行遊技状態に
    ついての終了条件の1種又は2種以上が特定終了条件で
    あり、特定終了条件は、遊技者が得られた利益の程度に
    ほぼ応じる所定数量の数値であって特定特別ゲームの実
    行により増減するものが所定条件を満たすことにより満
    たされるものであって、その所定条件を満たす数値は、
    各特定特別ゲーム実行遊技状態において級毎に異なるよ
    う設定されており、各特定特別ゲーム実行遊技状態にお
    ける2以上の級に対しそれぞれ1又は2以上の仮終了条
    件が設定されており、その仮終了条件は、遊技者が得ら
    れた利益の程度にほぼ応じる数量である仮終了用数量の
    数値であって特定特別ゲームの実行により増減するもの
    が、所定仮条件を満たすことにより満たされるものであ
    り、前記仮終了用数量の数値が各所定仮条件を満たすに
    至った場合において、前記特定終了条件についての所定
    数量の数値が所定条件を満たすに至らないとき、その都
    度特定特別ゲーム実行遊技状態継続可の表示を行う継続
    可否表示手段を有することを特徴とする遊技装置。
  2. 【請求項2】上記遊技機が、外周面に複数のシンボルが
    表示され、回転停止状態において前記シンボルの1又は
    2以上を遊技者が視認し得る、回転自在に支持された回
    転体、及びその回転体を回転駆動するための回転駆動装
    置からなる1又は2以上の表示装置と、回転駆動されて
    いる前記回転体を停止させてシンボルを固定表示させる
    ための表示固定装置とを有し、前記表示固定装置を遊技
    者が操作して前記表示装置に前記シンボルを固定的に表
    示させることができ、その表示固定装置によって停止し
    た回転体における前記シンボルの種類とその停止位置が
    所定の入賞条件を達成することと入賞とが対応するスロ
    ットマシンである請求項1記載の遊技装置。
  3. 【請求項3】仮終了用数量の数値が、その特定特別ゲー
    ム実行遊技状態における特定終了条件についての所定数
    量の数値である請求項1又は2記載の遊技装置。
  4. 【請求項4】各仮終了条件についての所定仮条件が、そ
    れぞれ当該特定終了条件についての何れかの級における
    所定条件と同一に設定されている請求項3記載の遊技装
    置。
  5. 【請求項5】特定特別ゲーム実行遊技状態における仮終
    了条件についての仮終了用数量の数値と所定仮条件との
    関係の現状が遊技者にわかる表示を行なう現状表示手段
    を有する請求項1乃至4の何れかに記載の遊技装置。
  6. 【請求項6】特定特別ゲーム実行遊技状態における1以
    上の級において、所定数量の数値がその級の所定条件を
    満たすに至らない状態で、仮終了用数量の数値が1又は
    2以上の所定仮条件を満たし得、仮終了用数量の数値が
    その所定仮条件の何れかを満たすに至らない状態で、そ
    の特定特別ゲーム実行遊技状態を終了手段が終了させる
    終了条件が成立し得る請求項5記載の遊技装置。
  7. 【請求項7】継続可否表示手段が、前記仮終了用数量の
    数値が各所定仮条件を満たすに至った場合において、前
    記特定終了条件についての所定数量の数値が所定条件を
    満たすに至らないとき、その都度特定特別ゲーム実行遊
    技状態継続の可否を抽選中であるように遊技者に示した
    後、継続可の表示を行う請求項1乃至6の何れかに記載
    の遊技装置。
  8. 【請求項8】各特定特別ゲーム実行遊技状態における2
    以上の級に対しそれぞれ1又は2以上の仮終了条件が設
    定されており、その仮終了条件は、その特定特別ゲーム
    実行遊技状態における特定終了条件についての所定数量
    の数値が所定仮条件を満たすことにより満たされるもの
    であり、各仮終了条件についての所定仮条件は、それぞ
    れ当該特定終了条件についての何れかの級における所定
    条件と同一に設定されており、特定特別ゲーム実行遊技
    状態において、特定終了条件についての所定数量の数値
    と仮終了条件についての所定仮条件との関係の現状が遊
    技者にわかる表示を行なう現状表示手段と、前記所定数
    量の数値が、各仮終了条件についての所定仮条件を満た
    すに至った場合において、特定終了条件についての所定
    条件を満たすに至らないとき、その都度特定特別ゲーム
    実行遊技状態継続の可否を抽選中であるように遊技者に
    示した後、継続可の表示を行う継続可否表示手段を有す
    る請求項5又は6記載の遊技装置。
  9. 【請求項9】継続可否表示手段が、仮終了用数量の数値
    が所定仮条件成立には達しない一定条件を満たすに至っ
    た場合において、その後仮終了用数量の数値が前記所定
    仮条件成立に達しても特定終了条件についての所定数量
    の数値が所定条件を満たすに至らないとき、その都度特
    定特別ゲーム実行遊技状態継続可の表示を行う請求項1
    乃至7の何れかに記載の遊技装置。
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