JP2006116011A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】役抽選手段61で1BBに当選し、1BBが入賞したときは出玉率が1を下回るように設定されているとともにメダル払出し枚数が第1所定数に到達するまで継続される1BB遊技を実行するように制御する第1特定遊技制御手段68aと、役抽選手段で2BBに当選し、2BBが入賞したときは役抽選手段61で抽選されない小役を入賞させることが可能な遊技であってメダル払出し枚数が第2所定数に到達するまで継続される2BB遊技を実行するように制御する第2特定遊技制御手段68bとを備える。役抽選手段61は、1BB及び2BBのいずれにも当選していないときは1BB及び2BBを含めて役の抽選を行うとともに、1BB又は2BBに当選したときはそれぞれ1BB遊技又は2BB遊技を終了するまで1BB及び2BBを除いて役の抽選を行う。
【選択図】図1
Description
したがって、本発明が解決しようとする課題は、抽選される役を用いて、遊技媒体が増加する遊技状態や減少する遊技状態を作り出すことで、出玉率に波のあるスロットマシンを提供することである。
(請求項1)
請求項1の発明は、複数種類の図柄を表示した複数のリールと、前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、複数種類の役の抽選を行う役抽選手段と、前記ストップスイッチが操作された時に、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御の範囲内において前記リールを停止させるリール停止制御手段と、前記役抽選手段で第1特定役に当選し、前記第1特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、出玉率が1を下回るように設定されているとともに払い出された遊技媒体数が第1所定数に到達するまで継続される第1特定遊技を実行するように制御する第1特定遊技制御手段と、前記役抽選手段で第2特定役に当選し、前記第2特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記リール停止制御手段により前記役抽選手段で抽選されない小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能に前記リールを停止制御する遊技であって、払い出された遊技媒体数が第2所定数に到達するまで継続される第2特定遊技を実行するように制御する第2特定遊技制御手段とを備え、前記役抽選手段は、前記第1特定役及び前記第2特定役のいずれにも当選していないときは、前記第1特定役及び前記第2特定役を含めて役の抽選を行うとともに、前記第1特定役又は前記第2特定役に当選したときは、それぞれ前記第1特定遊技又は前記第2特定遊技を終了するまで前記第1特定役及び前記第2特定役を除いて役の抽選を行うことを特徴とする。
これに対し、第1特定役及び第2特定役に当選していない遊技で第1特定役に当選、入賞すると、第1特定遊技に移行する。第1特定遊技は、出玉率が1を下回る遊技であるので、第1特定遊技に移行すれば、遊技媒体が減少する。また、第1特定遊技に一旦移行したときは、払い出された遊技媒体数が第1所定数に到達するまで継続される。
なお、以下の実施形態では、第1特定役は1BBであり、第1特定遊技は1BB遊技である。また、第2特定役は2BBであり、第2特定遊技は2BB遊技である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段は、前記第1特定遊技中は、第3特定役を含めて役の抽選を行い、前記第1特定遊技制御手段は、前記第1特定遊技中に前記役抽選手段で前記第3特定役に当選し、前記第3特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記第1特定遊技中に、出玉率が1を上回るように設定された第3特定遊技を実行するように制御することを特徴とする。
したがって、第1特定遊技に移行したとしても、第3特定役に当選、入賞することによって、遊技媒体の払出し数を増加させることができるので、第1特定遊技の遊技回数を短縮することができる。
なお、以下の実施形態では、第3特定役はSRB(=RB)であり、第3特定遊技はボーナスゲーム(=RB遊技)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記第1特定役に対応する図柄の組合せと、前記第2特定役に対応する図柄の組合せとは、一部の図柄のみが相違しており、一部の前記リールでは、前記リールの停止制御の範囲内に、前記第1特定役に対応する図柄の組合せを構成する図柄と、その図柄と相違する前記第2特定役に対応する図柄の組合せを構成する図柄とが配置されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、遊技中における演出の出力を制御する演出制御手段を備え、前記演出制御手段は、前記第1特定遊技中に、払い出された遊技媒体数が前記第1所定数に近づいたときは、その旨の前兆演出を出力するように制御することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1特定役及び第2特定役に当選していないときに、先に第1特定役に当選するか第2特定役に当選するかで、その後の出玉率を変化させることができる。これにより、第1特定役及び第2特定役を用いて、遊技媒体が増加する遊技状態や減少する遊技状態を作り出すことで、出玉率に波を設けることができる。
(請求項2)
請求項2の発明によれば、第1特定遊技に移行したとしても、第3特定役に当選、入賞することによって、遊技媒体の払出し数を増加させることができるので、第1特定遊技の遊技回数を短縮することができる。
請求項3の発明によれば、図柄の組合せが停止するまで、有効ラインに、第1特定役に対応する図柄の組合せが停止するのか、第2特定役に対応する図柄の組合せが停止するのかをわからなくすることができる。
請求項4の発明によれば、第1特定遊技が終了に近づいていることを遊技者に知らせることができ、遊技者は、第1特定遊技中に払出し数をカウントすることなく、ある程度の払出し数を把握することができる。
(遊技制御手段)
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
図1に示すように、遊技制御手段60の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが有効化されるスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを有効化するために実際にメダルを投入する部分である。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
遊技制御手段60の出力側(図1中、右側)には、以下に示すモータ32等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
さらにまた、遊技制御手段60の出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23の演出出力機器が電気的に接続されている。なお、演出出力機器は、これらに限定されるものではない。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
図示しないが、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、図柄組合せライン(有効ライン)が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
図2は、本実施形態における役の種類とその図柄の組合せ、及び当選確率を示す図である。本実施形態における役の種類としては、特定役、小役、リプレイ、及びSRBが設けられている。
特定役とは、特定遊技を実行させるための役であり、本実施形態では、特定役として、1BB(第1特定役)、2BB(第2特定役)、及びRB(第3特定役)の3種類が設けられている。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技でのメダルの投入枚数(ベット枚数)を維持した再遊技を行うことができるようにした役である。
また、SRBとは、移行役であって、1BB遊技の一般遊技中に抽選される役であり、1BB遊技中において、一般遊技からボーナスゲームに移行させるための役である。すなわち、1BB遊技の一般遊技中にSRBが当選、入賞すると、一般遊技からボーナスゲームに移行する。
ここで、通常遊技には、非内部中及び内部中と称する概念が設けられている。非内部中とは、特定役に当選していない遊技状態をいう。これに対し、内部中とは、当該遊技又はそれ以前の遊技において特定役に当選しているが、当選した特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない(入賞していない)遊技状態をいう。
一方、通常遊技中(内部中)の役は、上記の非内部中の通常遊技中の役から、特定役を除いた役である。すなわち、通常遊技において、非内部中は特定役の抽選が行われるが、特定役に当選して内部中になったときは、特定役の抽選は行われない。
さらに、1BB遊技のボーナスゲームとRB遊技とは、等しい遊技であり、小役1〜小役3が抽選される遊技であり、主として小役1が当選、入賞する遊技である。
持ち越される役としては、特定役(1BB、2BB及びRB)が挙げられる。特定役は、後述する役抽選手段61による役の抽選において当選したときは、その役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となるまでの遊技において、その役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
役抽選手段61は、役(上述した特定役、小役、リプレイ、及びSRB)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。また、役抽選テーブル62は、遊技状態ごとに、特有の役抽選テーブル62を備えている。
各役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有するとともに、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
特定役当選持越し手段63は、特定役に当選したときに、特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(特定役が入賞するまで)の遊技において、その特定役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
なお、本実施形態では、特定役当選持越し手段63により当選が持ち越されているときは、特定役当選時の遊技、又は特定役当選後における小役、又はリプレイの非当選の遊技で、その特定役が入賞可能となる。
リール停止制御手段64は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述する停止位置決定テーブル65を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
停止位置決定テーブル65は、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置に基づいて、リール31の停止位置(リール31の停止時における有効ライン上の図柄)を定めたものである。
停止位置決定テーブル65は、特定役である1BB、2BB又はRBの当選時にそれぞれ用いられる1BBテーブル、2BBテーブル又はRBテーブル、小役1〜小役3のそれぞれの当選時に用いられる小役1テーブル、小役2テーブル又は小役3テーブル、リプレイの当選時に用いられるリプレイテーブル、SRBの当選時に用いられるSRBテーブル、2BB遊技以外の非当選時に用いられる非当選テーブル、及び2BB遊技中に用いられるCBテーブルを備える。
さらにまた、2BB遊技中の中リール31及び右リール31については、上記の2BB遊技中以外と同様である。
さらにまた、非当選テーブルは、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
また、左リール31には、「ベル」の図柄は、全て6図柄以内の間隔で配置されている。さらにまた、中リール31及び右リール31には、「ベル」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。
ここで、2BB遊技中以外は、左中右、又は左右中の順でストップスイッチ42が操作されれば、左リール31については、必ずいずれかの有効ラインに「ベル」の図柄を停止させることができ、中リール31及び右リール31については、左リール31の「ベル」の図柄が停止した有効ラインに「ベル」の図柄を停止させることができる。すなわち、小役1の当選時には、常に、当選した小役1の図柄の組合せを有効ラインに停止させるように制御することができる。
これにより、リプレイ及びSRBの当選時には、常に、それぞれ当選したリプレイ及びSRBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる。よって、リプレイやSRBに当選したときは、その当選は次遊技以降に持ち越されないが、その当選した遊技で、常に入賞させることができる。
そして、2BB遊技中は、小役3を含む小役の抽選が行われず、小役を入賞させることが可能に制御される。したがって、2BB遊技中は、左リール31の「チェリー」の図柄が有効ラインに停止するようにストップスイッチ42を操作すれば、小役3を入賞させることができる。
停止図柄判別手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。停止図柄判別手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
払出し手段67は、停止図柄判別手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
特定遊技制御手段68は、通常遊技(内部中の遊技)から特定遊技(1BB遊技、2BB遊技又はRB遊技)への移行、特定遊技中の遊技の進行、及び特定遊技の終了等を制御するものである。
さらにまた、本実施形態では、1BB遊技、2BB遊技又はRB遊技に移行したときは、これらの1BB遊技、2BB遊技又はRB遊技の進行をそれぞれ制御する第1特定遊技制御手段68a、第2特定遊技制御手段68b及び第3特定遊技制御手段68cを備える。
そして、第1特定遊技制御手段68aは、一般遊技中に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、その役に応じたメダルの払出しを行うとともに、SRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、一般遊技からボーナスゲーム(本実施形態では、RB遊技(第3特定遊技)と同じ)に移行させる。
第1特定遊技制御手段68aは、ボーナスゲームでの小役1の入賞回数又は遊技回数が規定回数に到達したときに、そのボーナスゲームを終了させて、BB遊技の終了条件を満たしていないことを条件として、再度、一般遊技に戻るように制御する。
したがって、第3特定遊技制御手段68cは、RB遊技において、小役1の入賞回数又は遊技回数が規定回数に到達するまでRB遊技を継続するとともに、小役1の入賞回数又は遊技回数が規定回数に到達したときはRB遊技の終了条件を満たすと判断し、RB遊技を終了するように制御する。
演出制御手段69は、選択された演出パターンに基づいて、上述した演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23)からの演出の出力を制御するものである。この演出制御手段69は、演出パターン選択手段69a及び演出データテーブル69bを備える。
本実施形態では、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数が330枚に到達したとき、すなわち残り30枚の払出しで1BB遊技が終了する状態になったときに、特定演出パターンが選択される。
先ず、いずれの特定役にも当選していない遊技状態(通常遊技の非内部中)では、1BBに当選するか、2BBに当選するか、又はRBに当選するかを待つ状態となる。
ここで、RBを除いて考えれば、特定役では、1BBに当選するか、2BBに当選するかのいずれかとなる。そして、2BBは、通常遊技の非内部中では、1/21.81の確率で当選するように設定されている。2BBに当選、入賞すると、次遊技以降、2BB遊技が実行される。
そして、1BB遊技(一般遊技)に移行したときは、小役1に基づくメダル払出し枚数期待値は、
15/19.28≒0.778(枚)
となる。
0.778/3≒0.259
となる。そして、他の役を含めても、1BB遊技(一般遊技)では出玉率が1を下回っており、遊技の進行に伴ってメダルが減少する遊技状態となる。
15/1.01237≒14.82(枚)
となる。
14.82/1≒14.82
となる。
すなわち、出玉率が1を上回っており、遊技の進行に伴ってメダルが増加する遊技状態となる。
図4のステップS11において、遊技制御手段60は、メダルが投入されたか否かを検知し続ける。ベットスイッチ40が操作される等、メダルの投入が検知されたときは、ステップS12に進む。ステップS12では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。そして、オンが検知されたときは有効ラインを確定してステップS13に進む。ステップS13では、遊技制御手段60は、全てのリール31の回転を開始するように制御する。
先ず、ステップS31では、第1特定遊技制御手段68aは、一般遊技の開始処理を行う。
次のステップS32では、遊技制御手段60は、メダルが投入されたか否かを検知し続け、メダルの投入が検知されたときは、ステップS33に進む。ステップS33では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続け、オンが検知されたときは、ステップS34に進む。
ステップS46では、停止図柄判別手段66は、当該遊技でSRBが入賞したか否かを判別する。SRBが入賞したと判別されたときはステップS51(図6)以降の処理に進む。これに対し、SRBが入賞していないと判別されたときは、ステップS32に戻り、一般遊技を継続するように制御する。
ステップS64では、第1特定遊技制御手段68aは、ボーナスゲームの入賞回数Yから1を減算する(Y=Y−1)。そしてステップS65に進む。
先ず、ステップS71では、遊技制御手段60は、メダルが投入されたか否かを検知し続け、メダルの投入が検知されたときは、ステップS72に進む。ステップS72では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続け、オンが検知されたときは、ステップS73に進む。
次のステップS75では、ステップS74の抽選でRBに当選したか否かが判別される。RBに当選したと判別されたときは、その時点で2BB遊技が終了し、図4のステップS15(通常遊技(内部中))に進む。これに対し、RBに当選していないと判別されたときはステップS76に進む。
(1)本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、例えば遊技球等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60 遊技制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 特定役当選持越し手段
64 リール停止制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判別手段
67 払出し手段
68 特定遊技制御手段
68a 第1特定遊技制御手段
68b 第2特定遊技制御手段
68c 第3特定遊技制御手段
69 演出制御手段
69a 演出パターン選択手段
69b 演出データテーブル
Claims (4)
- 複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
複数種類の役の抽選を行う役抽選手段と、
前記ストップスイッチが操作された時に、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記リールの停止制御の範囲内において前記リールを停止させるリール停止制御手段と、
前記役抽選手段で第1特定役に当選し、前記第1特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、出玉率が1を下回るように設定されているとともに払い出された遊技媒体数が第1所定数に到達するまで継続される第1特定遊技を実行するように制御する第1特定遊技制御手段と、
前記役抽選手段で第2特定役に当選し、前記第2特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記リール停止制御手段により前記役抽選手段で抽選されない小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能に前記リールを停止制御する遊技であって、払い出された遊技媒体数が第2所定数に到達するまで継続される第2特定遊技を実行するように制御する第2特定遊技制御手段とを備え、
前記役抽選手段は、前記第1特定役及び前記第2特定役のいずれにも当選していないときは、前記第1特定役及び前記第2特定役を含めて役の抽選を行うとともに、前記第1特定役又は前記第2特定役に当選したときは、それぞれ前記第1特定遊技又は前記第2特定遊技を終了するまで前記第1特定役及び前記第2特定役を除いて役の抽選を行う
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、前記第1特定遊技中は、第3特定役を含めて役の抽選を行い、
前記第1特定遊技制御手段は、前記第1特定遊技中に前記役抽選手段で前記第3特定役に当選し、前記第3特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記第1特定遊技中に、出玉率が1を上回るように設定された第3特定遊技を実行するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記第1特定役に対応する図柄の組合せと、前記第2特定役に対応する図柄の組合せとは、一部の図柄のみが相違しており、
一部の前記リールでは、前記リールの停止制御の範囲内に、前記第1特定役に対応する図柄の組合せを構成する図柄と、その図柄と相違する前記第2特定役に対応する図柄の組合せを構成する図柄とが配置されている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
遊技中における演出の出力を制御する演出制御手段を備え、
前記演出制御手段は、前記第1特定遊技中に、払い出された遊技媒体数が前記第1所定数に近づいたときは、その旨の前兆演出を出力するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。
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