JP3074199B2 - ビル遠隔監視装置 - Google Patents

ビル遠隔監視装置

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JP3074199B2 JP03135273A JP13527391A JP3074199B2 JP 3074199 B2 JP3074199 B2 JP 3074199B2 JP 03135273 A JP03135273 A JP 03135273A JP 13527391 A JP13527391 A JP 13527391A JP 3074199 B2 JP3074199 B2 JP 3074199B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル遠隔監視装置に係
り、特に、各設備機器を電話回線を介して遠隔から監視
するビル遠隔監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルの管理費を低減するために前
記ビルに管理人を常駐させず、監視センタ装置によって
ビルに備えられる設備機器を遠隔的に監視するビル遠隔
監視装置の利用が増加している。この種のビル遠隔監視
装置は、例えば特開昭62−251900号公報に開示
されているように、複数のビル内のそれぞれに、設備機
器の異常を検出するセンサと、このセンサの検出に応じ
て異常信号を発報する発報装置を設置し、一方、前記異
常信号を受信して前記端末装置を遠隔から監視する監視
センタ装置とを備えている。
【0003】そして、前記監視センタ装置は端末装置か
ら発報された異常信号を受信すると、オペレータにより
故障を復旧できる保守員を出動させるための処置を講じ
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のビル遠隔監視装置では、端末装置はセンサが異常信
号を出力する都度、前記異常信号を監視センタ装置に発
報する。このため、短時間で自動復旧する異常、例えば
エレベータのドアを利用者が長時間押さえることによる
ドア開事故が発生した場合であっても、端末装置は前記
ドア開事故に係る異常信号を監視センタ装置に発報す
る。前記異常信号を受信した監視センタ装置は前記ドア
開事故を復旧させるために保守員を現地に出動させる。
しかし、前記ドア開事故が自動復旧してしまい、前記保
守員が現地に到着したときには、既に故障が発生した設
備機器、つまり、エレベータは正常に稼働していること
があった。このように、保守員の出動が無駄になるとい
う問題があった。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、ビル内のセンサ
から異常信号が出力されるとき、この異常信号を端末装
置より監視センタ装置へ選択的に発報して、保守員を無
駄に出動させることを防止することのできるビル遠隔監
視装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、複数のビルにそれぞれ設けられ、設備機器
の異常を検出して異常信号を出力するセンサと、前記異
常信号を電話回線を介して発報する端末装置と、前記異
常信号を受信して前記設備機器を遠隔から監視する監視
センタ装置とを備えた遠隔監視装置において、前記端末
装置に、前記各センサに対応してあらかじめ設定された
信号出力時間を記憶するとともに、前記監視センタ装置
からの前記信号出力時間の書き換え操作が可能な出力時
間記憶装置と、前記異常信号の出力される時間が前記信
号出力時間を越えているかどうかを判定し、前記異常信
号を発報させる発報指令を出力する発報判定装置とを設
、前記信号出力時間は、緊急性の低い異常と緊急性の
高い異常の双方を考慮し、緊急性の低い異常に関しては
長めの所定時間に設定し、前記緊急性の高い異常に関し
ては前記長めの所定時間よりも短い所定時間に設定し
構成にしてある。
【0007】
【作用】本発明は上記のように構成したので、ビル内に
設けられるセンサが設備機器の異常を検出した際、前記
センサは異常信号を出力する。これに応じて端末装置の
発報判定装置は前記異常信号の出力される時間が、出力
時間記憶装置に記憶されている前記センサに対応してあ
らかじめ設定された信号出力時間を越えているかどうか
を判定し、越えていることを判定した場合は前記異常信
号を監視センタ装置に発報させる発報指令を出力し、一
方、越えていないことを判定した場合は前記発報指令を
出力しない。このように、ビル内のセンサから異常信号
が出力されるとき、この異常信号を端末装置より監視セ
ンタ装置へ選択的に発報するので、保守員を無駄に出動
させることを防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明のビル遠隔監視装置の実施例を
図に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明のビル遠隔監視装置の一実施
例を示すブロック図である。
【0010】図1に示すビル遠隔監視装置は、ビル1に
設けられ、図示しない設備機器の異常を検出して異常信
号を出力するセンサS1〜SNと、前記異常信号を電話
回線Lを介して発報する通信装置2、およびセンサS1
〜SNと接続され異常信号を入力する監視情報入力装置
3を有する端末装置Tと、前記異常信号を受信して設備
機器を遠隔から監視する監視センタ装置Kとを備えてい
る。
【0011】そして、前述した端末装置Tに、各センサ
S1〜SNに対応してあらかじめ設定された信号出力時
間を記憶する出力時間記憶装置4と、前記異常信号の出
力される時間が前記信号出力時間を越えているかどうか
を判定し、前記異常信号を発報させる発報指令を出力す
る発報判定装置5とを設けた構成となっている。なお、
出力時間記憶装置4に記憶される信号出力時間は監視セ
ンタ装置K側より電話回線Lおよび通信装置2を介して
書き換えられるようになっており、誤発報の多いセンサ
や、緊急性の低い異常、例えばエレベータの扉を手で押
えることにより生じるドア開事故を検出するセンサは信
号出力時間を長めに設定し、一方、緊急性の高い異常、
例えば火災報知器に接続されるセンサ、およびエレベー
タの閉じ込め事故を検出するセンサは信号出力時間を短
めに設定してある。また、信号出力時間の単位は秒でセ
ットされている。
【0012】この実施例にあっては、例えばエレベータ
のドアを利用者が長時間押さえることによるドア開事故
が発生したことをセンサS1が検出した場合、センサS
1は監視情報入力装置3に異常信号を出力する。次い
で、監視情報入力装置3からの指令に応じて発報判定装
置5は出力時間記憶装置4からセンサS1に応じてあら
かじめ設定された信号出力時間、例えば20秒を読出
し、カウントダウンを始める。その間にセンサS1から
の復旧信号がなければ、前記異常信号の出力される時間
が前記信号出力時間つまり20秒を越たものと判定し、
前記異常信号を発報させる発報指令を通信装置2に出力
する。通信装置2は電話回線Lを介して異常信号を監視
センタ装置Kに発報する。
【0013】一方、前述した20秒のカウントダウン中
に、前記ドア開事故が自動復旧してセンサS1から復旧
信号が出力されると、監視情報入力装置3は中止指令を
発報判定装置5に出力し、発報判定装置5はカウントダ
ウンを中止して発報指令を出力しない。
【0014】このように構成した実施例では、ビル1内
のセンサS1〜SNから異常信号が出力されるとき、こ
の異常信号を端末装置Tより監視センタ装置Kへ選択的
に発報するので、保守員を無駄に出動させることを防止
することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、ビ
ル内のセンサから異常信号が出力されるとき、この異常
信号を端末装置より監視センタ装置へ選択的に発報し
て、保守員を無駄に出動させることを防止することがで
き、これにより、前記保守員を緊急性の高い異常が発生
したときに出動させることができ、したがって、重要異
常の早期回復が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビル遠隔監視装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 ビル 2 通信装置 4 出力時間記憶装置 5 発報判定装置 K 監視センタ装置 L 電話回線 T 端末装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビルにそれぞれ設けられ、設備機
    器の異常を検出して異常信号を出力するセンサと、前記
    異常信号を電話回線を介して発報する端末装置と、前記
    異常信号を受信して前記設備機器を遠隔から監視する監
    視センタ装置とを備えた遠隔監視装置において、前記端
    末装置に、前記各センサに対応してあらかじめ設定され
    た信号出力時間を記憶するとともに、前記監視センタ装
    置からの前記信号出力時間の書き換え操作が可能な出力
    時間記憶装置と、前記異常信号の出力される時間が前記
    信号出力時間を越えているかどうかを判定し、前記異常
    信号を発報させる発報指令を出力する発報判定装置とを
    設け、前記信号出力時間は、緊急性の低い異常と緊急性
    の高い異常の双方を考慮し、緊急性の低い異常に関して
    は長めの所定時間に設定し、前記緊急性の高い異常に関
    しては前記長めの所定時間よりも短い所定時間に設定し
    たことを特徴とするビル遠隔監視装置。
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