JP2892691B2 - 火災報知設備における信号伝送装置 - Google Patents

火災報知設備における信号伝送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、火災報知設備における信号伝送装置に関す
るものである。
[従来の技術] 一般に、或る信号伝送線路を介して一地点から他地点
に対し信号を伝送する場合、信号伝送線路の切断等によ
り信号が伝送不能となったときには即座にその伝送不能
状態を検知することができるような対策が取られてい
る。例えば、火災受信機と、この火災受信機に接続され
る複数個の火災感知器とから成る火災報知設備において
は、信号伝送線路に常時直流の電圧をかけておき、その
電圧が感知できなくなったことにより切断が生じたこと
を検出するようにしたり、また、ポーリング方式におい
ては火災受信機が各火災感知器に対して周期的に呼び出
し信号を送出し各火災感知器からの応答が無くなれば切
断が生じたことを知ることができる等の方策が取られて
いる。しかしながら、これらの方法は、信号伝送を無線
式等のワイヤレスで行うような場合には適用できない
か、もしくは適当なものではない。
[発明が解決しようとする問題点] 従って、本発明の課題は、信号伝送を、特にワイヤレ
ス方式で行う場合に、信号伝送路が何等かの原因で遮断
された場合には、それを検知することができる最適な手
段を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 火災を検知したとき火災情報を出力する火災現象検出
手段と、前記火災現象検出手段を含む当該火災検出部自
体の異常の有無を監視し異常を検出したときに異常情報
を出力する異常検出手段と、前記火災現象検出手段が火
災を検知していないときを含め前記異常検出手段が当該
火災検出部自体の異常を検知していないときに30秒から
30分程度までの所定の時間間隔で周期的に正常信号を出
力する正常信号出力手段と、前記火災現象検出手段より
得られる火災情報、前記異常検出手段より得られる異常
情報や前記正常信号出力手段より得られる正常信号を含
む情報信号を光信号の空間伝送信号として送信する検出
部用送信手段と、を有する前記火災検出部、及び 前記火災検出部の検出部用送信手段から光信号の空間
伝送信号として送出される前記情報信号を受信する受信
部用受信手段と、該受信部用受信手段が前記情報信号を
受信したときに該情報信号に基づいて対応の判別を行う
判別手段と、前記受信部用受信手段が前記情報信号のい
ずれをも所定時間に渡って受信しなかったときに伝送異
常信号を出力する伝送異常判別手段と、を有し、前記火
災検出部が直接見通せる位置に配置される受信部、を備
えたことを特徴とする火災報知設備における信号伝送装
置が提供される。
本発明の一層具体的な態様によれば、前記火災検出部
の検出部用送信手段は、前記情報信号を送出する際にコ
ード化した信号を、短時間、休止時間を挟んで2連送す
るようにするのが好ましい。
本発明のさらに具体的な態様によれば、前記火災検出
部から前記受信部に送出される前記情報信号は空間的に
伝送される信号であるのが好ましい。
[作用] 火災検出部の検出部用送信手段からは、火災現象検出
手段より得られる火災情報や、正常信号出力手段より周
期的に得られる正常信号を含む情報信号が送信される。
受信部において、伝送異常判別手段は、前記受信部用
受信手段が前記情報信号のいずれをも所定時間に渡って
受信しなかったときに伝送異常信号を出力する。
正常信号は周期的に送信されるものであるので、伝送
異常がなければ、受信部においては、その周期内に少な
くとも一度は火災検出部からの情報信号を受信すること
ができる。伝送異常が生じ、該周期を超える所定時間に
渡って火災検出部からの情報信号を受信しなかった場合
には、伝送異常判別手段が伝送異常信号を出力し、これ
により伝送異常を知ることが可能である。
このような本発明は、火災検出部と受信部との間の信
号伝送路が、特にワイヤレス方式である場合に、適用可
能である。
また、本発明の好適な態様によれば、前記火災検出部
の検出部用送信手段は、同一信号を2回、途中に短時間
の休止時間を設けて送出するようにしており、前後のど
ちらかの信号を受信できれば正常な伝送とみなすように
しているので、信号伝送路の瞬断、バース・ノイズに対
して信号伝送の信頼性が高められる。
また、本発明は、前記火災検出部から前記受信部に送
出される前記情報信号が、光信号等の空間的に伝送され
る信号である場合に一層効果的に適用され得る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図に基づいて説明す
る。
第1図は、火災検出を行って火災情報の伝送を行う感
知器部(火災検出部)10の内部回路を示し、第2図は、
感知器部10から伝送される情報を受信するコントローラ
(受信部)20の内部回路を示している。
感知器部10は、熱、煙等に基づいて検出された火災情
報やその他の情報を発光制御回路102を介して赤外線領
域の光信号に変換して発光ダイオードLED10から空間伝
送する。
コントローラ20は、感知器部10からの火災信号等の情
報を光ダイオードPD20並びに受光回路202を介して受信
して各種判断を行いその判断結果の表示等を行うと共
に、該受信内容並びに判断結果等を、必要に応じて電話
伝送端末並びに内線等の電話線を介して電話伝送により
監視盤に報知もしくは通報を行うか、もしくは防災セン
タにおける火災受信機等へ有線または無線にて報知を行
う。
なお、好適な実施例として火災情報を赤外光の光信号
により無線式で報知もしくは伝送するものについて説明
するが、これは単に説明のためであり、本発明は光信号
以外の例えば有線式で火災情報を伝送する場合にも適用
可能なものである。
第1図の感知器部10の回路図において、 MPU1は、マイクロプロセッサ、 ROM11は、プログラム用の記憶領域、 RAM11は、作業用の記憶領域、 101は、光送受信部16における光受信部すなわち光ダ
イオードPD10を介して受光信号を取り込む受光回路、 102は、同じく光送受信部16における光送信部すなわ
ち発光ダイオードLED10を介して送出する信号の発光を
制御する発光制御回路であり、送光信号は本実施例で
は、38KHzの搬送波を使用し、パルス変調してコード化
した火災情報等の信号を940nm前後の近赤外光で2〜3
回繰り返し送信するものとしている。
103は、一旦動作した火災感知器12を復旧させるため
の復旧回路、 104は、火災感知器12が発報した場合にそれを検出す
る火災発報検出回路、 105は、火災感知器12の脱落や接触不良等の異常の検
出を行う感知器脱落検出回路、 106は、火災感知器12の試験を行うための試験回路、 107は、伝送路としての光路の遮断等を検出するため
に定期的に発光部LED10から光を発光させるための第1
の時間間隔を設定する第1のタイマ回路である。第1の
時間間隔は30秒から30分程度までの適当な時間間隔に設
定され得るが、本実施例では8分としてある。
108は、感知器試験が行われる際に試験表示灯L1の発
光制御を行う試験表示灯回路、 109は、内蔵電源すなわち電池電圧の監視を行う電池
電圧監視回路、 110は、蓄積動作を行うために、3.5秒ごとに火災監視
を行っている火災感知器12が最初に火災を感知したとき
に起動もしくはセットされ、3.5秒よりもわずかに大き
い第2の時間間隔(本実施例では4秒とする)を計数し
たときにタイム・アップする第2のタイマ回路である。
該第2のタイマ回路110は、火災感知器12が3.5秒ごとに
火災を感知するごとに再セットされて4秒の計数を最初
から始めるが、もし火災感知器12が火災を感知しなくな
ると、4秒後にタイム・アップし、これにより火災状態
がなくなったことを知ることができる。
111は、感知器部10を設置する際に操作される設置試
験設定スイッチSW1の操作信号に基づいて、光送受信部1
6から設置試験用の光信号を発光もしくは受光させる設
置試験設定回路、 IF101〜IF111は、インターフェース、である。
第2図のコントローラ20の回路図において、 MPU2は、マイクロプロセッサ、 ROM21は、プログラム用の記憶領域、 RAM21は、作業よの記憶領域、 201は、光送受信部22における光信号送出部すなわち
発光ダイオードLED20から送出される光信号の発光を制
御する発光制御回路、 202は、同じく光送受信部22における光信号受信部す
なわち光ダイオードPD20により受光される光信号の受光
を制御する受光回路、 203は、同じく光送受信部22における発光ダイオードL
ED21から発光されるバースト光信号の発光を制御するバ
ースト発光回路、 204は、最初に火災が感知されてから、感知器部10の
第2のタイマ回路110と協働して蓄積動作を行うため
に、例えば1分の時間間隔に設定される第1のプログラ
ム・タイマ、 205は、感知器部10の第1のタイマ回路107と協働して
光路遮断を検出するために、例えば17分の時間間隔に設
定される第2のプログラム・タイマ、 206は、表示灯L21〜L29の点灯制御を行う表示灯点灯
制御回路であり、ここに表示灯L21〜L26は感知器部10か
ら送出される光情報に応じて点灯されるものである。L
21は火災表示灯、L22は蓄積中表示灯、L23は試験表示
灯、L24は光路遮断表示灯、L25は電池交換表示灯、L26
は感知器異常表示灯、L27は電源表示灯、L28は移報停止
表示灯、L29は蓄積解除表示灯、である。火災表示灯L21
は感知器部10から送出された光情報が火災発生の旨を表
わす場合に点灯され、蓄積中表示灯L22が点灯したとき
は火災発生の監視のために蓄積動作を行っていることを
示し、そして該光路遮断表示灯L24が点灯したときは感
知器部10とコントローラ20との間の光路が遮断されたこ
とを示す。
207は、ブザーBを鳴動させる鳴動回路、 208は、火災信号等を、火災受信機や電話伝送端末等
に対して移報を行う移報回路、 209は、同じく火災受信機や電話伝送端末等に対して
データを出力するデータ出力回路、 210は、同じく火災受信機や電話伝送端末等からデー
タを入力するデータ入力回路、 IF201〜IF210は、インターフェース、である。
以上の構成において、最初に、信号の伝送形態につい
て説明する。以下に説明していくように、本実施例にお
いて、感知器部10及びコントローラ20間で授受される信
号は、 感知器部10からコントローラ20に対しては、火災情
報、点検完了情報、感知器の異常情報(感知器脱落情
報、電圧低下情報等)、正常情報、設置試験情報、が送
出され、 また、コントローラ20から感知器部10に対しては試験
指令としてのバースト信号が送出されるものとしてい
る。
これらの伝送情報は例えば4ビットのディジタルの信
号形態で伝送することにより識別可能である。また、こ
れらの情報に対して感知器部のアドレスを示すアドレス
情報を付加するようにしても良い。アドレス情報を付加
する場合には、各情報信号は例えばアドレス情報の4ビ
ットと情報内容の4ビットの8ビット情報とすることが
できる。
以下、第1図及び第2図の動作を、第3A図、第3B図、
第4図、第5A図及び第5B図のフローチャートに従って説
明する。
第3A図及び第3B図は、感知器部10の動作を説明するた
めのフローチャートであり、第3A図のIII1及びIII2をそ
れぞれ第3B図のIII1及びIII2に接続することにより1つ
のフローチャートを構成する。
最初に初期設定が行われ(ステップ502)、その後、
割込待機状態に入る(ステップ504)。
割込入力が有れば(ステップ506)、それが火災割込
か(ステップ508)、脱落割込か(ステップ530)、電圧
低下割込か(ステップ534)、第1タイマ割込か(ステ
ップ538)、受光割込か(ステップ542)、第2タイマ割
込か(ステップ550)、設置試験割込か(ステップ55
4)、が判定され、対応の割込内容が処理された後、ま
た割込待機状態に戻る。
第4図並びに第5A図及び第5B図はコントローラ20の動
作を説明するためのフローチャートであり、第5A図及び
第5B図は、第5A図のV1及びV2をそれぞれ第5B図のV1及び
V2に接続することにより1つのフローチャートを構成す
る。
第4図において最初に初期設定が行われ(ステップ60
2)、その後、受光信号が有ったか否か(ステップ60
4)、第1のプログラム・タイマ割込が有ったか否か
(ステップ606)、そして第2のプログラム・タイマ割
込が有ったか否か(ステップ616)についての判定が行
われる。
受光信号が有った場合には(ステップ604のY)、す
なわち光ダイオードPD20で受光信号を受け、それが受光
回路202及びインターフェースIF202を介して取り込まれ
たことが判定されると、第5A図及び第5B図に一層詳細に
示される受光信号処理(ステップ700)が行われる。第5
A図及び第5B図における受光信号処理(ステップ700)で
は、受光信号が火災信号か(ステップ702)、異常信号
か(ステップ724)、電圧低下信号か(ステップ730)、
正常信号か(ステップ734)、点検完了信号か(ステッ
プ740)、点検信号か(ステップ752)、復旧信号か(ス
テップ766)等が判定される。
感知器部10及びコントローラ20が割込を待機している
状態で、火災や光路遮断党が発生した場合の動作を以下
に説明していく。
火災動作 実際の火災異常を生じた場合の本実施例における蓄積
型の煙感知器の動作について説明する。
すなわち、感知器部10の火災感知器12は、散乱光式の
煙感知器としており、図示していないが発光部と受光部
とを備え、発光部は所定時間ごとに例えば2〜4秒ごと
(本実施例では3.5秒ごととする)に発光し、規定量以
上の煙が存在する場合に発光部から煙で散乱して受光部
に至る散乱光を検知することにより煙検出信号を出力す
るようにしている。そして該散乱光式の煙感知器12から
煙検出信号が出力される都度、感知器部10は該煙検出信
号を本実施例では光信号に変換し火災信号として光ダイ
オードPDI0からコントローラ20に送出する。
これと関連して、感知器部10には、火災異常が解消さ
れて火災感知器12がもはや煙検出信号すなわち火災異常
信号を出力しなくなったか否かを監視するために、第2
の所定時間、例えば3.5秒よりもわずかに大きい4〜6
秒(本実施例では4秒とする)を計数してタイム・アッ
プする第2のタイマ回路110が設けられている。該第2
のタイマ回路110は、3.5秒ごとの検知動作において規定
量以上の煙が検出されるごとに再セットされるが、も
し、3.5秒ごとの検知動作において規定量以上の煙が検
出されなかった場合には4秒経過後にタイム・アップす
る。この第2のタイマ回路110のタイム・アップにより
感知器部10はコントローラ20に対して正常信号を送出
し、これによりコントローラ20では火災感知器12で煙検
出信号がもはや検出されなかったことを知ることができ
る。
コントローラ20においては、感知器部10から最初に煙
検出信号すなわち火災信号が送出されてきてから所定時
間の間(本実施例では1分間とする)、正常信号が送出
されて来ない場合に、火災異常と判定するものとしてい
る。すなわち、コントローラ20には最初の煙検出信号す
なわち火災信号の受信により計数動作を開始し1分を計
数した時点でタイム・アップする第1のプログラム・タ
イマ204が設けられており、この第1のプログラム・タ
イマ204は、感知器部10から送出された正常信号を受信
した場合にクリアされる。従って、1分間の間、火災感
知器12が煙検出信号を間欠的に出力し続けることにより
第2のタイマ回路110がタイム・アップすることなく、
正常信号がコントローラ20に対して送出されて来ない場
合には、第1のプログラム・タイマ204がタイム・アッ
プして火災異常動作が取られることとなる。
このように最初の火災信号の受信後、1分の間、正常
信号が発生されない場合に、すなわち1分間継続して火
災信号が発生され続けた場合に火災異常動作を取らせる
ようにしているので、最初の煙検出信号がタバコ等の一
過性の煙であった場合等の誤報は避け得る。
以下、火災異常動作について実際の動作に則してより
詳細に説明する。
最初に感知器部10側の動作について説明すると、図示
しない発光部−受光部間に規定量以上の煙が存在するこ
とにより火災感知器12が煙検出信号を出力したことを火
災発報検出回路104が検出したならば火災割込が発生す
る(ステップ508のY)。火災割込が発生すると、点検
フラグがオンであるか否かの判定が行われるが、この点
検フラグは後述するように試験中にオンされるものであ
り(ステップ546)、今は試験中ではないので点検フラ
グはオフである(ステップ510のN)。従って、インタ
ーフェースIF102を介して発光制御回路102に火災信号が
セットされ(ステップ524)、これにより火災異常を表
わす光信号が、発光ダイオードLED10からコントローラ2
0に対して送出される。
火災異常を表わす光信号すなわち火災信号が送出され
てしまうと、3.5秒後に火災感知器12に再度火災監視動
作を行わせるため、インターフェースIF103を介して復
旧回路103をセットすることにより(ステップ526)、火
災動作した火災感知器12を復旧させると共に、インター
フェースIF110を介して第2のタイマ回路110がセットさ
れ(ステップ528)、最後に、後述する第1のタイマ回
路107が再セットされて(ステップ520)、割込待機状態
に戻る(ステップ522)。
火災異常状態すなわち規定量以上の煙が存続している
ならば、3.5秒後に再度火災発報検出回路104は火災感知
器12からの煙検出信号を検出して火災割込が生じ(ステ
ップ508のY)、火災信号がコントローラ20に対して送
出され(ステップ524)、この火災信号送出の動作は火
災異常状態すなわち規定量以上の煙が存続する限り続
く。その都度、第2のタイマ回路110は再セットされる
から(ステップ528)、第2のタイマ割込(ステップ55
0)が発生してコントローラ20に対して正常信号が送出
されることはない。その後、コントローラ20に対して3.
5秒ごとの火災信号が送出され続け、前述したように最
初の火災信号の受信から1分が経過するとコントローラ
20では実際の火災が発生したと判断して火災発報を行う
等の適当な火災異常動作が取られる。
しかしながら、途中で火災異常状態が無くなったなら
ば、火災発報検出回路104による火災割込は生ぜず、従
って第2のタイマ回路110はセットもしくは再セットさ
れないので第2の所定時間すなわち4秒が経過した時点
でタイム・アップし、インターフェースIF110を介して
第2のタイマ割込を発生する(ステップ550のY)。第
2のタイマ割込が発生すると、発光制御回路102に正常
信号がセットされ発光ダイオードLED10から正常を表わ
す光信号が送出される(ステップ552)。この正常を表
わす光信号が受信されると、コントローラ20では火災発
報を行うための蓄積動作すなわち1分の時間計数が解除
される。
次に、コントローラ20側の動作について説明する。火
災異常状態が生じて、感知器部10から送信された(ステ
ップ524)火災信号が、コントローラ20側で最初に受信
されれば(ステップ702のY)、蓄積モードか否かが判
定されるが、本実施例では蓄積モードで動作している場
合を説明しており、この判定は蓄積モードである(ステ
ップ704のY)。従って、次に、第1のプログラム・タ
イマ204が起動され(ステップ708)、蓄積中を示す表示
灯L22が点灯され(ステップ710)、後述する第2のプロ
グラム・タイマ205が停止され(ステップ712)、そして
ステップ604に戻って次の受光信号を待機しつつ、第1
のプログラム・タイマ204及び第2のプログラム・タイ
マ205の割込を監視する(ステップ606及び616)。
次の受光信号が受信され(ステップ604のY)、それ
が火災信号であると判定されれば(ステップ702の
Y)、今度は第1のプログラム・タイマ204は起動中で
あるので(ステップ706のY)、単に、第2のプログラ
ム・タイマ205を停止しただけで(ステップ712)、さら
に次の受光信号を待機する状態に戻り(ステップ60
4)、この間、第1のプログラム・タイマ204は時間を計
数し続ける。
感知器部10において、もし、火災異常状態が継続して
3.5秒ごとに火災信号(ステップ524)を送出し続ける
と、コントローラ20では第1のプログラム・タイマ204
が時間を計数し続け、その後、1分が経過すると該第1
のプログラム・タイマ204はタイム・アップ信号を出力
して第1のプログラム・タイマ割込が発生する(ステッ
プ606のY)。これにより、蓄積中表示灯L22が消灯され
ると共に火災表示灯L21が点灯され(ステップ608)、鳴
動回路207を動作させることによりブザーBを鳴動させ
(ステップ610)、そして移報可能状態に設定されてい
る場合には(ステップ612のN)移報回路208に火災信号
を例えば自己アドレスを付加する等して出力することに
より(ステップ614)図示しない火災受信機もしくは電
話伝送端末等への移報を行うという、いわゆる火災動作
が取られて火災であることが知らされる。
また、もし、最初に火災信号を受信した後(ステップ
702のY)、第1のプログラム・タイマ204が時間の計数
動作(ステップ706のY)を行っている間に、感知器部1
0において火災異常状態がなくなると3.5秒ごとに火災監
視を行う火災感知器12は火災異常信号を出力しなくなり
(ステップ508のN)第2のタイマ回路110のセット(ス
テップ528)が行われなくなるので、4秒経過後に該第
2のタイマ回路110がタイム・アップすることにより第
2のタイマ割込が発生して(ステップ550)、正常信号
が送出される(ステップ552)。
感知器部10からこのようにして送出された正常信号が
コントローラ20で受信されると(ステップ734)、蓄積
中表示灯L22が消灯される(ステップ736)と共に、第1
のプログラム・タイマ204がクリアされ、かつ後述する
第2のプログラム・タイマ205は再セットされ(ステッ
プ738)、これにてコントローラ20での蓄積動作は終了
する。
光路遮断 次に、感知器部10及びコントローラ20間に光路遮断が
生じた場合、すなわち両者間で信号の送受を行うことが
できなくなった場合の動作について説明する。
感知器部10側には、第1の所定時間、例えば8分を計
数することにタイム・アップして第1の所定時間経過信
号(8分経過信号)を出力する第1のタイマ回路107が
設けられる。第1のタイマ回路107が8分おきに該第1
の所定時間経過信号を出力するごとに、第1のタイマ割
込が生じ(ステップ538のY)、発光制御回路102に正常
信号がセットされることにより、感知器部10からは発光
ダイオードLED10により正常信号が送出される(ステッ
プ540)。正常信号が送出されてしまうと第1のタイマ
回路107は再セットされ(ステップ520)、再度、最初か
ら8分の時間を計数し始める。
コントローラ20側には、8分(第1の所定時間)より
長いある時間、例えば本実施例では2倍強の17分を計数
した時点でタイム・アップして光路遮断信号を出力する
第2のプログラム・タイマ205が設けられており、該第
2のプログラム・タイマ205は、感知器部10からの正常
信号がコントローラ20で受信されるごとに再セットされ
る。
これにより、光路が遮断されていない場合には、コン
トローラ20側に設けられた第2のプログラム・タイマ20
5は、少なくとも8分ごとに受信される正常信号(ステ
ップ734のY)により再セットされるので(ステップ73
8)、タイム・アップすることはなく、第2のプログラ
ム・タイマ割込は発生しない(ステップ616のN)。
もし、光路遮断が生じて感知器部10から正常信号が送
出されて来たくなった場合に、コントローラ20の第2の
プログラム・タイマ205が17分経過後にタイム・アップ
すると、第2のプログラム・タイマ割込が発生し(ステ
ップ616のY)、光路遮断表示灯L24が点灯されると共に
(ステップ618)、鳴動回路207が短時間動作し(ステッ
プ620)、このようにして光路遮断が生じたことを知ら
せる。
なお、第2のプログラム・タイマ205の設定時間が8
分の2倍強の17分という値になっているのは、感知器部
10が正常信号を送出したときに光路間を例えば人がちょ
うど通過した等の光路遮断異常とは言えない程の何等か
の偶然によりコントローラ20が正常信号を受信すること
ができず、これにより第2のプログラム・タイマ205が
早い時期にタイム・アップして誤った異常信号を発生し
てしまうという不具合を阻止することにある。
また、光路の確認のためには、第1のタイマ回路107
が8分ごとにタイム・アップすることにより感知器部10
から出力される正常信号に限らず、どんな信号であって
も、要するに感知器部10から発光された信号が確実にコ
ントローラ20により受光されるということが確認できれ
ば良い。この理由のため、本実施例では、感知器部10の
発光制御回路102により後述する種々の光信号が発光さ
れるごとに(ステップ512、524、532、536、552、55
6)、第1のタイマ回路107を再セットし(ステップ52
0)、光路確認のための正常信号を送出するためにそこ
からさらに8分を計数するようにしている。これによ
り、感知器部10から光信号を送出する回数を低減でき、
感知器部10の電源を例えば内蔵電池としているような場
合には電源の長寿命化に大いに役立つ。
その他の動作 その他の動作の例を示せば、本実施例における光信号
による伝送形式の場合には、例えば火災発生し火災状態
に対する対処が行われた後などにコントローラ20を復旧
させるための復旧動作(ステップ766)や、定期検査時
等に感知器部を試験するための感知器試験動作(ステッ
プ752、542、740)や、システムを最初に設置する際に
感知器部10とコントローラ20との間での光信号の受光感
度調整を人為的に行うための設置試験動作(ステップ55
4)や、感知器部の脱落等、感知器部に何等かの異常が
生じた場合に対する感知器異常動作(ステップ530、72
4)や、感知器が例えば内蔵電池で動作しているような
場合等に電源電圧の低下に対する電圧低下異常動作(ス
テップ534、730)、等が挙げられる。これら動作のうち
システム内容によりあるものは不要とされたり、逆に、
ここに示していない他の動作を必要としたりする。以
下、概略的にそれら動作について説明すると、 ・・・復旧動作・・・ 火災異常状態や光路遮断異常に対する対処が行われた
後など、コントローラ20において復旧信号を受けると、
コントローラ20の復旧動作が行われる。このような復旧
信号は、コントローラ20に設けられた図示しない復旧ス
イッチ等を人為的に操作することにより発生されるよう
にしても良いし、また、同じく図示しない別途に設けら
れる携帯用のリモート・コントローラ等を人為的に操作
することにより例えば光信号で発生され、それをコント
ローラ20側で受信して復旧動作が行われるようにしても
良い。
このようにしてコントローラ20において復旧信号が発
生すると(ステップ766のY)、火災表示灯L21や光路遮
断表示灯L24が消灯され(ステップ768)、第1のプログ
ラム・タイマ204がクリアされかつ第2のプログラム・
タイマ205が再セットされ(ステップ770)、鳴動回路20
7がオフされ(ステップ772)、最後に復旧動作の確認の
ために鳴動回路207が短時間動作される(ステップ76
4)。これにより通常の火災監視状態に戻される。
なお、この復旧動作により、表示灯L21〜L26をも消灯
する動作が行われるようにしているので、後述する感知
器電池の電圧低下異常、または脱落等の感知器異常等が
生じたときに、それぞれ感知器電池交換表示灯L25、感
知器異常表示灯L26等の表示灯を消灯させる目的でもこ
の復旧動作は行われる。
・・・感知器試験動作・・・ 例えば設置時の受光感度調整が完了した後や、定期検
査等、感知器部10の動作試験を行う場合には、感知器部
10に対して感知器試験信号が人為的に発生される。この
ような感知器試験信号は、コントローラ20に設けられた
図示しない感知器試験スイッチ等を人為的に操作するこ
とにより該コントローラ20から感知器部10に対して例え
ば光信号通で発生されるようにしても良いし、また、同
じく図示しない別途に設けられる携帯用のリモート・コ
ントローラ等を感知器部10に向けて人為的に操作するこ
とにより例えば光信号で発生され、それを感知器部10側
で受信して感知器試験動作が行われるようにしても良
い。
コントローラ20に設けられている感知器試験スイッチ
が操作された場合を仮定して話を進めると、かかる感知
器試験スイッチの操作によりコントローラ20において点
検信号が発生し(ステップ752のY)、まず、バースト
発光回路203がオンされることにより感知器試験信号と
してのバースト信号が発光ダイオードLED21から発光さ
れ、該バースト信号は感知器部10の光ダイオードPD10で
受光されることとなる。バースト発光回路203がオンさ
れると共に、表示灯制御回路206を介して試験表示灯L23
が点灯され(ステップ756)、また、鳴動回路207が短時
間動作され(ステップ758)、このようにして操作者に
試験動作の開始を告げる。その後バースト発光回路203
はオフされる(ステップ760)。
感知器部10側において受光割込が有ると、すなわち光
ダイオードPD10、受光回路101及びインターフェースIF1
01を介して受光信号が検出され、それがコントローラ20
からの感知器試験信号としてのバースト信号であると判
別されると(ステップ542のY)、インターフェースIF1
06を介して試験回路106に試験もしくは点検信号をセッ
トし(ステップ544)、点検フラグをセットし(ステッ
プ546)、そして試験中であることを表示するためにイ
ンターフェースIF108を介して試験表示灯回路108をセッ
トすることにより試験表示灯L1を点灯させる(ステップ
548)。その後、前述の第1のタイマ回路107を再セット
した後(ステップ520)、割込待機状態(ステップ522)
に戻る。
試験回路106に試験もしくは点検信号をセットしたこ
とにより(ステップ544)、試験回路106は動作を開始し
て自己の感知器部10の試験を自動的に行う。すなわち、
火災感知器12が煙による光の散乱光を受光して信号を出
力する散乱光式の煙感知器の場合には散乱光と同等の光
を内蔵の図示しない試験用発光素子から発光させ、ま
た、熱式の感知器の場合には内蔵の図示しないヒータで
自動的に加熱する等の試験動作を行う。もし、火災感知
器12が正常に火災感知を行うものならば、試験回路の動
作により火災信号を出力し、それが火災発報検出回路10
4で検出され、火災割込が発生することとなる(ステッ
プ508のY)。
火災割込が発生すると、点検フラグが立っているか否
かが判定され(ステップ510)、今は試験中でありステ
ップ546で点検フラグがセットされているので、ここで
の判定は「肯」すなわち「Y」となる。従って、インタ
ーフェースIF102を介して発光制御回路102に点検完了信
号がセットされ(ステップ512)、これにより点検もし
くは試験が正常に完了したことを表わす光信号が、発光
ダイオードLED10からコントローラ20に対して送出され
る。
試験が正常に完了したことを表わす光信号、すなわち
点検完了信号が送出されてしまうと、インターフェース
IF108を介して試験表示灯回路108がクリヤされて試験表
示灯L1が消灯されると共に(ステップ514)、点検フラ
グがクリヤされ(ステップ516)、そして火災動作した
火災感知器12を復旧すべくインターフェースIF103を介
して復旧回路103がセットされる(ステップ518)。最後
に前述の第1のタイマ回路107を再セットし(ステップ5
20)、割込待機状態に戻り(ステップ522)、これにて
受光割込(ステップ542のY)による火災感知器12の試
験動作は終了する。
ステップ512で感知器部10から送出された点検完了信
号がコントローラ20で受信されると(ステップ740の
Y)、さらに高位の受信機や中継器灯に電話線等で報知
を行う移報回路208に対して移報禁止命令が出力され
(ステップ742)、火災表示灯L21及び試験表示灯L23
点灯され(ステップ744)、そして鳴動回路207が短時間
動作されてブザーBを短時間鳴動させる(ステップ74
6)。この一連の点灯及び鳴動動作により操作者は試験
結果が良好であったことを知ることができる。その後、
火災表示灯L21及び試験表示灯L23は消灯され(ステップ
748)、移報回路208は点検完了信号の受信前の状態、す
なわち本実施例の場合、移報禁止命令を解除した状態に
戻される(ステップ750)。
・・・設置試験動作・・・ 本実施例のように、感知器部10とコントローラ20との
間での信号伝送を光によるワイヤレスで行うようにする
場合には、システムを最初に設置する際、感知器部10と
コントローラ20との間での光信号の受光感度調整を人為
的に行うべく、第1図に示された感知器部10の設置試験
設定スイッチSW1が手動で操作される。該スイッチ操作
信号は設置試験設定回路111によりインターフェースIF1
11を介して設置試験設定信号としてマイクロプロセッサ
MPU1側に取り込まれ(ステップ554のY)、これにより
インターフェースIF102を介して発光制御回路102に設置
試験信号がセットされることにより発光ダイオードLED1
0から所定の光出力が発光される(ステップ556)。この
光出力がコントローラ20で最適に受光されるように感知
器部10とコントローラ20との対向関係を人為的に調整す
ることが可能であり、このようにしてコントローラ20と
感知器部10との間の受光感度調整が行われる。このよう
な調整が完了すると、設置試験設定スイッチSW1は手動
で開放され、スイッチSW1の開放されたのが検知される
と(ステップ558のY)、発光制御回路102(インターフ
ェースIF102)での設置試験信号はクリアされ(ステッ
プ560)、前述した理由により第1のタイマ回路107が再
セットされた後(ステップ520)、割込待機状態に戻る
(ステップ522)。
・・・感知器異常動作・・・ 脱落異常等の設置状態に関する何等かの感知器異常が
生じ、それが感知器脱落検出回路105により検出される
と、インターフェースIF105を介してマイクロプロセッ
サMPU1側に脱落異常信号が取り込まれることにより脱落
割込(ステップ530)が生じる。
脱落割込が発生すると(ステップ530のY)、発光制
御回路102に異常信号がセットされて発光ダイオードLED
10から異常を表わす光信号が送出される(ステップ53
2)。その後第1のタイマ回路107が再セットされ(ステ
ップ520)、割込待機状態に戻る(ステップ522)。
このようにして感知器部10から送出された異常信号
が、コントローラ20の受光回路202で受光されると(ス
テップ724のY)、インターフェースIF206及び表示灯点
灯制御回路206を介して感知器異常表示灯L26が点灯され
(ステップ726)、かつ鳴動回路207が短時間動作される
(ステップ728)。感知器異常表示灯L26の点灯により、
操作者もしくは管理者は、感知器部10に脱落等の何等か
の異常が生じたことを知ることができる。
・・・電圧低下異常動作・・・ 感知器部10が内蔵電池で動作しているような場合に
は、電池電圧監視回路109が内蔵電池の電源電圧を監視
している。該監視回路109が内蔵電池の電圧低下を検出
すると、その検出信号がインターフェースIF109を介し
てマイクロプロセッサMPU1側に取り込まれることにより
電圧低下割込(ステップ534)が生じる。電圧低下割込
が発生すると(ステップ534のY)、発光制御回路102に
電圧低下信号がセットされ発光ダイオードLED10から電
圧低下を表わす光信号が送出される(ステップ536)。
その後、第1のタイマ回路107が再セットされて(ステ
ップ520)割込待機状態に戻る(ステップ522)。
感知器部10から送出された電圧低下信号がコントロー
ラ20で受光されると(ステップ730のY)、感知器電池
交換表示灯L25が点灯され(ステップ732)、鳴動回路20
7が短時間動作され(ステップ728)、これにより操作者
は感知器部10の電池を交換すべきであることを知ること
ができる。
[発明の効果] 以上、本発明によれば、異常を検知していないときに
火災検出部に周期的に正常信号を出力させ、火災検出部
からの情報信号を所定時間に渡って何等受信しない場合
に火災検出部と受信部との間に伝送異常が生じたものと
判断させるようにしているので、信号伝送を、特にワイ
ヤレス方式で行う場合に、信号伝送路が何等かの原因で
遮断された場合には、それを最適に検知することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、感知器部(火災検出部)10の内部回路を示す
図、第2図は、コントローラ(受信部)20の内部回路を
示す図、第3A図及び第3B図は、感知器部10の動作を説明
するためのフローチャート、第4図、第5A図及び第5B図
は、コントローラ20の動作を説明するためのフローチャ
ート、である。図において、10は感知器部(火災検出
部)、16は感知器部の光送受信部(検出部用送信手
段)、20はコントローラ(受信部)、22はコントローラ
の光送受信部(受信部用受信手段)、である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 清隆 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 能美防災株式会社内 (72)発明者 浅野 辰己 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 能美防災株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−63399(JP,A) 特開 昭61−175899(JP,A) 実開 昭53−57718(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 17/00 G08B 25/00 - 29/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災を検知したとき火災情報を出力する火
    災現象検出手段と、 前記火災現象検出手段を含む検出部自体の異常の有無を
    監視し異常を検出したときに異常情報を出力する異常検
    出手段と、 前記火災現象検出手段が火災を検知していないときを含
    め前記異常検出手段が当該火災検出部自体の異常を検知
    していないときに30秒から30分程度までの所定の時間間
    隔で周期的に正常信号を出力する正常信号出力手段と、 前記火災現象検出手段より得られる火災情報、前記異常
    検出手段より得られる異常情報や前記正常信号出力手段
    より得られる正常信号を含む情報信号を光信号の空間伝
    送信号として送信する検出部用送信手段と、 を有する前記火災検出部、及び 前記火災検出部の検出部用送信手段から光信号の空間伝
    送信号として送出される前記情報信号を受信する受信部
    用受信手段と、 該受信部用受信手段が前記情報信号を受信したときに該
    情報信号に基づいて対応の判別を行う判別手段と、 前記受信部用受信手段が前記情報信号のいずれをも所定
    時間に渡って受信しなかったときに伝送異常信号を出力
    する伝送異常判別手段と、 を有し、前記火災検出部が直接見通せる位置に配置され
    る受信部、 を備えたことを特徴とする火災報知設備における信号伝
    達装置。
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