JP2971644B2 - 遠隔監視装置 - Google Patents

遠隔監視装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルに設置された設備
機器の異常を、ビルに設けた端末装置を介して中央監視
装置で遠隔的に監視する遠隔監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルに端末装置が設けられ、この端末装
置がビルに設置されている設備機器から、設備機器自体
の故障、停電事故の発生、火災の発生、不審者の侵入な
どの異常事態を検知すると、電話回線を介して警備会社
や保守会社などの監視センタに異常事態の発生を通報す
る遠隔監視システムが、従来から使用されている。図4
は従来の遠隔監視システムの構成を示すブロック図であ
り、各ビルに設けてある端末装置21,22,23は回
線交換器30を介して、共通の電話回線によって中央監
視装置20に接続してあり、中央監視装置20は、受信
部1、発報蓄積部14、発報印字部15及び発報表示部
16を備えている。そして、受信部1の入力端子が共通
の電話回線で各端末装置21〜23に接続してあり、受
信部1の出力端子には発報蓄積部14が接続してあり、
発報蓄積部14には、発報印字部15と発報表示部16
とが接続してある。
【0003】この従来の遠隔監視システムにおいては、
それぞれの端末装置21〜23は、対応するビルの設備
機器の異常を検知すると、回線交換器30を介して共通
の電話回線によって、中央監視装置20に異常発報を行
なう。端末装置21〜23からの異常発報の発報信号
は、中央監視装置20の受信部1が受信し、発報信号の
内容が確認された後に、発報信号の情報は発報蓄積部1
4に蓄積される。そして、発報蓄積部14から発報信号
の情報が読出されて、発報印字部15で印字され発報表
示部16で表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の遠隔監視
システムでは、端末装置21〜23から異常発報が行な
われる度に、発報印字部15での印字と発報表示部16
での表示とを行い、発報信号の内容に対する対応処置を
取ってたので、異常発報が短時間に集中的に発生する
と、中央監視装置での処理が迅速に行なわれず、発報印
字部15での印字と発報表示部16での表示とが遅れる
という問題があった。このように異常発報が集中的に発
生する例としては、例えば集中豪雨によって特定の地域
全域への給電が停止する停電事故が生じ、地域停電の異
常発報が、集中的に行なわれる場合がある。このように
地域停電の異常発報が短時間に集中して発生すると、中
央監視装置ではその処理に追われて、より緊急性の高い
新たな異常発報が発生しても、この新たな異常発報に対
する対応を迅速に行なうことができなくなり、顧客に対
するサービスが低下することになる。
【0005】本発明は、前述したようなこの種の遠隔監
視システムの現状に鑑みてなされたものであり、その目
的は地域的に異常発報が短時間に集中して発生した場合
に、中央監視装置がその処理を効率よく行い、緊急性の
高い異常発報を優先的に迅速に処理することができる遠
隔監視装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を解決するため
に、設備機器が設置されたビルに端末装置が配置され、
前記端末装置が前記設備機器の異常を検知すると、電話
回線を介して中央監視装置に異常発報を行い、この異常
発報に基づいて前記中央監視装置の表示記録手段が、異
常発報の情報を表示及び印字する遠隔監視装置である本
発明は、異常発報の種類を判別する判別手段と、予め設
定した特定の異常発報を受信すると、この特定の異常発
報の受信件数を計数する計数手段と、この計数手段の計
数値が予め設定した所定値を越えると、特定の異常発報
に対しては所定の内容のみを印字するように、前記表示
記録手段の動作を切換える切換手段とを、前記中央監視
装置に設けた構成にしてある。
【0007】
【作用】このような構成にしてあるので、中央監視装置
では端末装置からの異常発報を受信すると、判別手段に
よって異常発報の種類を判別し、予め設定した特定の異
常発報を受信したと判定すると、計数手段によって前記
特定の異常発報の受信件数を計数する。そして、この受
信手段の計数値が、予め設定した所定値を越えると、切
換手段が表示記録手段の動作を切換え、前記特定の異常
発報に対しては、所定の内容のみを印字する。このため
に、他の緊急性の高い異常発報が発生すると、表示記録
手段は遅延なく迅速に、発生した異常発報の情報を表示
記録する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3を
参照して説明する。ここで、図1は実施例の構成を示す
ブロック図、図2は実施例の全体動作を示すフローチャ
ート、図3は実施例の停電フラグの設定動作を示すフロ
ーチャートであり、実施例は特定の異常発報に地域停電
発生の異常発報を設定した場合である。
【0009】図1に示すように、端末装置21,22,
23が回線交換器29を介して、共通の電話回線により
中央監視装置20に接続してある。この中央監視装置2
0は、受信部31、停電判定部32、地域コード判定部
33、地域停電発生確認部34、計数部35、計時部3
9、指定値部40、地域停電判定部41、リスト蓄積部
42、リスト印字部43、発報蓄積部14、発報印字部
15、発報表示部16を具備している。そして、受信部
31の入力端子を回線交換器29を介して共通の電話回
線により、各端末装置21,22,23に接続してあ
り、受信部31の出力端子を停電判定部32に接続して
あり、停電判定部32は、計数部35、地区コード判定
部33及び発報蓄積部14に接続してある。また、地区
コード判定部33は、計数部35、地域停電発生確認部
34及び発報蓄積部14に接続してあり、計時部39が
計数部35に接続してあり、計数部35と指定値部40
が地域停電判定部41の入力端子に接続してあり、地域
停電判定部41の出力端子は、計数部35に接続してあ
る。さらに、地域停電発生確認部34は、リスト蓄積部
42と発報蓄積部14に接続してあり、リスト蓄積部4
2はリスト印字部43に、発報蓄積部14は発報印字部
15と発報表示部16とに接続してある。
【0010】ここで、停電判定部32は、異常発報が停
電発生の異常発報であることを判定する機能を有し、地
区コード判定部33は、異常発報中の地区コードを確認
する機能を有し、地域停電発生確認部34は、異常発報
が地域停電発生に基づくことを確認する機能を有してい
る。また、計数部35は、地区コードを記録する地区コ
ード記憶欄36、停電による異常発報回数を記録する回
数欄37及び地域停電の発生を示すフラグ欄38を具備
している。さらに、計時部39は計数クロックを供給す
る機能を、指定値部40は停電の発報回数を指定する機
能を、地域停電判定部41は地域停電が発生したことを
判定する機能を有している。そして、発報蓄積部14は
蓄積した異常発報を発報印字部15と発報表示部16に
供給する機能を有し、発報印字部15と発報表示部16
は、異常発報の情報をそれぞれ印字し或いは表示する機
能を有している。同様にしてリスト蓄積部42は地域停
電発生の異常情報のリスト情報を蓄積して、リスト印字
部43に供給する機能を、リスト印字部43は地域停電
発生の異常情報を印字する機能を有している。
【0011】このような構成の実施例において、発報印
字部15、発報表示部16及びリスト印字部43が発明
の表示記録手段を構成し、停電判定部32、計数部3
5、地域停電発生確認部24が、それぞれ発明の判別手
段、計数手段及び切換手段に対応している。
【0012】次に、以上に説明した構成の実施例の動作
を、図2及び図3のフローチャートを参照して説明す
る。
【0013】端末装置21〜23は、対応するビルに設
置されている設備機器の異常を検知すると、中央監視装
置20に電話回線を介して異常発報を行い、図2のステ
ップS1において、この異常発報の発報信号を受信部3
1が受信し、受信した発報信号は停電判定部32に入力
され、ステップS2に進んで停電判定部32によって、
異常発報が停電に基づくものかそれ以外の異常事態によ
るものかの判定が行なわれる。ステップS2の判定がY
ESであると、ステップS3に進んで地区コード判定部
33が、計数部34の地区コード欄36を参照して、地
区コードが登録されているかどうかの確認が行なわれ
る。ステップS3で地区コードが登録されていることが
確認されると、ステップS4に進んで地域停電発生確認
部34が、計数部35のフラグ欄38を参照して、地域
停電が発生したかどうかの判定を行い、フラグが設定さ
れていれば地域停電発生と判定する。ステップS4で地
域停電発生と判定されると、ステップS5に進んでリス
ト蓄積部42からリスト情報が読み出され、リスト印字
部43によって現場名称に対応する地域停電発生時刻の
みが印字される。前記ステップS2ないしステップS4
の判定がNOの場合は、従来通り発報蓄積部14から異
常発報の発報信号の情報が読出され、発報印字部15で
の印字と発報表示部16での表示とが行なわれる。従っ
て、停電以外の異常事態に基づく異常発報、停電に基づ
くが地域コードが登録されていない異常発報、地域停電
でない停電に基づく異常発報は、従来通りに発報印字部
15による印字と発報表示部16による表示とが行なわ
れる。
【0014】実施例における地域停電フラグの設定は、
図3のフローチャートに示すように行なわれ、ステップ
S10で計数部35が、停電に基づく異常発報を受信す
ると、地区コード別に停電による発報回数を計数し、地
区コード欄36に地区コードを回数欄37に計数結果を
設定する。次いで地域停電判定部41は、指定値部40
からの指定値と回数欄37の数値との比較を行い、ステ
ップS11において、計数値が指定値を越えたかどうか
の判定をし、越えていると当該地区の地域停電が発生し
たと判断して、ステップS12でフラグ欄8を設定す
る。そして、ステップS13で計数部39が、所定時間
経過後に回数欄37をリセットする。このようにして、
所定時間内に指定値部40の指定値を越える回数の停電
が発生すると、地域停電であるとの判定が行なわれる。
【0015】以上のように、実施例では地域停電発生確
認部34で、地域帯電の確認が行なわれると、停電の異
常発報に対してはリスト印字部43で現場名称に対応す
る地域停電発生時刻のみが印字される。このように地域
停電発生の異常発報の処理速度を向上させることが可能
になり、他のより緊急性の高い異常発報に対する処理を
迅速に行なうことができる。
【0016】なお、実施例においては、予め設定される
特定の異常発報が、地域停電に基づく異常発報である場
合を説明したが、本発明は実施例に限定されるものでな
く、地域的に短時間内に集中して発生する異常事態に基
づく異常発報について適用される。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明では中央
監視装置が端末装置から受信した異常発報が、予め設定
された特定の異常発報であると、通常の印字内容中の特
定の内容のみを印字するように表示記録手段の動作が切
換えられるので、特定の異常発報の処理が効率的に行な
われ、他のより緊急性の高い異常発報に迅速に対応でき
て、発生した異常事態の早期復旧が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の全体の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の一実施例の地域停電フラグ設定動作を
示す説明図である。
【図4】従来の遠隔監視システムの構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
14 発報蓄積部 15 発報印字部 16 発報表示部 20 中央監視装置 21〜23 端末装置 29 回線交換器 32 停電判定部 33 地区コード判定部 34 地域停電発生確認部 35 計数部 41 地域停電判定部 42 リスト蓄積部 43 リスト印字部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 25/00 510 G08B 23/00 510 H04M 11/00 301 H04Q 9/00 311 B66B 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備機器が設置されたビルに端末装置が
    配置され、前記端末装置が前記設備機器の異常を検知す
    ると、電話回線を介して中央監視装置に異常発報を行
    い、この異常発報に基づいて前記中央監視装置の表示記
    録手段が、異常発報の情報を表示及び印字する遠隔監視
    装置であり、異常発報の種類を判別する判別手段と、予
    め設定した特定の異常発報を受信すると、前記特定の異
    常発報の受信件数を計数する計数手段と、この計数手段
    の計数値が予め設定した所定値を越えると、前記特定の
    異常発報に対しては所定の内容のみを印字するように、
    前記表示記録手段の動作を切換える切換手段とが、前記
    中央監視装置に設けられていることを特徴とする遠隔監
    視装置。
  2. 【請求項2】 計数手段が、特定の異常発報を地域別に
    計数することを特徴とする請求項1に記載の遠隔監視装
    置。
  3. 【請求項3】 特定の異常発報が、地域停電発生の異常
    発報であることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の遠隔監視装置。
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JP5068504B2 (ja) * 2006-10-11 2012-11-07 Necインフロンティア株式会社 監視システム、監視センタ装置、監視通報装置、通報情報送受信方法、そのプログラム、プログラム記録媒体

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