JP5068504B2 - 監視システム、監視センタ装置、監視通報装置、通報情報送受信方法、そのプログラム、プログラム記録媒体 - Google Patents
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(2)上記(1)の監視システムにおいて、前記監視通報装置の前記通信手段は、前記第1の通報情報を通報するために発信する場合、発信者番号通知用の特番を付して発信し、前記第2の通報情報を通報するために発信する場合、発信者番号非通知用の特番を付して発信する監視システム。
(3)上記(2)の監視システムにおいて、前記監視センタ装置の前記通報情報識別手段は、着信時に、発信元の前記監視通報装置を示す発信者番号を受信したか否かに基づいて、前記第1の通報情報を通報するための着信か、あるいは、前記第2の通報情報を通報するための着信かを識別する監視システム。
(4)上記(1)ないし(3)のいずれかの監視システムにおいて、前記監視センタ装置の前記件数判別手段は、着信時に受信した発信者番号の中に含まれている局番号情報に基づいて、前記第1の通報情報の通報元の前記監視通報装置が属する監視地域を特定することにより、通報元の前記監視通報装置が属する同一監視地域から受信済みの前記第1の通報情報の件数を判別する監視システム。
(5)上記(1)ないし(4)のいずれかの監視システムにおいて、前記第1の通報情報として通報する前記特定の種類の異常状態として、停電の発生、火災の発生、地震を含む天変地異の発生のいずれかを少なくとも含む監視システム。
(6)上記(1)ないし(5)のいずれかの監視システムにおいて、前記監視通報装置と前記監視センタ装置とは、アナログ通信網、ISDN通信網、無線通信網、パケット網のうち、いずれか任意の通信網に接続されている監視システム。
(7)設置された地域で発生する異常状態を検知して該異常状態の発生の旨を通報する監視通報装置からの通報情報を、通信網を介して受け取って管理する監視センタ装置において、前記監視通報装置からの着信呼の着信時に、当該着信呼によって通報される通報情報が、あらかじめ定めた特定の種類の異常状態の発生を通報するための第1の通報情報であるか、あるいは、該特定の種類以外の異常状態の発生を通報する第2の通報情報であるかを識別する通報情報識別手段と、該通報情報識別手段により前記第1の通報情報と識別した場合、あらかじめ定めた所定時間以内に、同一監視地域としてあらかじめ定めた同一の地域内に属する他の監視通報装置も含めて、あらかじめ定めた規定件数以上に及ぶ件数、同一監視地域から前記第1の通報情報を既に受信しているか否かを判別する件数判別手段と、該件数判別手段が、前記規定件数以上に及ぶ件数の前記第1の通報情報を同一監視地域に属する監視通報装置から既に受信していると判別した場合、着信した当該着信呼を、通信フェーズに移行することなく、ただちに切断する強制切断手段と、を少なくとも備えている監視センタ装置。
(8)上記(7)の監視センタ装置において、前記通報情報識別手段は、着信時に、発信元の前記監視通報装置を示す発信者番号を受信したか否かに基づいて、前記第1の通報情報を通報するための着信か、あるいは、前記第2の通報情報を通報するための着信かを識別する監視センタ装置。
(9)上記(7)または(8)の監視センタ装置において、前記件数判別手段は、着信時に受信した発信者番号の中に含まれている局番号情報に基づいて、前記第1の通報情報の通報元の前記監視通報装置が属する監視地域を特定することにより、通報元の前記監視通報装置が属する同一監視地域から受信済みの前記第1の通報情報の件数を判別する監視センタ装置。
(10)各地域に設置され、設置された地域で発生する異常状態を検知して該異常状態の発生を通報情報として通報する監視通報装置と、該監視通報装置からの通報情報を通信網を介して受け取って管理する監視センタ装置と、からなる監視システムにおける通報情報送受信方法であって、前記監視通報装置は、通報する異常状態のうち、あらかじめ定めた特定の種類の異常状態の発生を通報するための第1の通報情報と、該特定の種類以外の異常状態の発生を通報する第2の通報情報とを区別して異なる形態で発信し、一方、前記監視センタ装置は、前記監視通報装置からの着信呼の着信時に、当該着信呼によって通報される通報情報が前記第1の通報情報であるか前記第2の通報情報であるかを識別し、前記第1の通報情報と識別した場合、あらかじめ定めた所定時間以内に、同一監視地域としてあらかじめ定めた同一の地域内に属する他の監視通報装置も含めて、あらかじめ定めた規定件数以上に及ぶ件数、同一監視地域から前記第1の通報情報を既に受信していると判別した場合、着信した当該着信呼を、通信フェーズに移行することなく、ただちに強制切断する通報情報送受信方法。
(11)上記(10)の通報情報送受信方法において、前記監視通報装置は、前記第1の通報情報を通報するために発信する場合、発信者番号通知用の特番を付して発信し、前記第2の通報情報を通報するために発信する場合、発信者番号非通知用の特番を付して発信する通報情報送受信方法。
(12)上記(11)の通報情報送受信方法において、前記監視センタ装置は、着信時に、発信元の前記監視通報装置を示す発信者番号を受信したか否かに基づいて、前記第1の通報情報を通報するための着信か、あるいは、前記第2の通報情報を通報するための着信かを識別する通報情報送受信方法。
(13)上記(10)ないし(12)のいずれかの通報情報送受信方法において、前記監視センタ装置は、着信時に受信した発信者番号の中に含まれている局番号情報に基づいて、前記第1の通報情報の通報元の前記監視通報装置が属する監視地域を特定することにより、通報元の前記監視通報装置が属する同一監視地域から受信済みの前記第1の通報情報の件数を判別する通報情報送受信方法。
(14)上記(10)ないし(13)のいずれかの通報情報送受信方法を、コンピュータにより実行可能なプログラムとして実施する通報情報送受信プログラム。
(15)上記(14)の通報情報送受信プログラムを、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録しているプログラム記録媒体。
まず、本発明による監視システムの特徴について、その要点を説明する。各地域における異常状態の発生を検知してその旨を通報情報として監視センタ装置側に通報する各監視通報装置に、例えば停電や火災の発生、地震等の天変地異の発生を通報するための通報情報(つまり第1の通報情報)の通報と、第1の通報情報以外の例えば犯罪や事故の発生等の緊急性がある通報情報(つまり第2の通報情報)の通報とを区別して異なる形態で発信する通信手段として、例えば発信者番号通知の有無を示す特番(すなわち、‘186’、‘184’)の付与機能を利用する。
次に、本発明の監視システムの構成例について、図1を用いて説明する。図1は、本発明による監視システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。なお、以下の説明においては、説明をより簡明にし、理解し易いようにするために、対象とする異常状態として、停電の発生と、犯罪や事故の発生とを監視している場合に限定することとし、前述した第1の通報情報としては、停電という異常状態が発生した旨を通報する場合であり、第2の通報情報としては、停電以外の犯罪や事故の発生を通報する場合を例にとって説明することとする。
図1に示す監視システム500に関して、監視通報装置3001、3002、…、300M側において異常状態を検知して、監視センタ装置100に通報する際の動作について、まず、監視通報装置3001、3002、…、300M側の動作について、監視通報装置3001を例にとって、その概要を説明する。
以上に説明したように、本実施例においては、地域停電等が発生した場合のように、同一の監視地域に存在する複数の監視通報装置300iが、通報先の監視センタ装置100に対して同じ内容の地域停電に関する通報情報つまり第1の通報情報を一斉に通報しようとする場合であっても、通報先の監視センタ装置100側では、着信時に、発信者番号の通知の有無を判別することによって、第1の通報情報か否かを識別し、かつ、第1の通報情報を通報しようとする着信であった場合には、受信した発信者番号の局番号に基づいて、同一の監視地域からの第1の通報情報があらかじめ定めた規定件数以上に亘って既に受信済みか否かを判別することによって、今回の着信にて通報される第1の通報情報を受信する通信フェーズに移行するか否かを判定して、前記規定件数以上に亘って既に受信済みの場合には、第1の通報情報を受信する通信フェーズに移行することなく、ただちに、強制切断するという動作を行って、監視センタ装置100の回線の輻輳状態を軽減し、地域停電以外の緊急性のある通報情報つまり第2の通報情報を優先的に選択して受信することが可能になるという効果を奏することができる。
前述した実施例においては、監視通報装置300i(i=1〜M)、監視センタ装置100のいずれも、アナログ信号を用いた通信網に接続する場合を例にとって説明したが、本発明はかかる場合のみに限るものではない。例えば、前述したように、ISDN信号により通信を行うISDN網であっても良いし、パケット信号により通信を行うパケット網(インターネットを含む)であっても良いし、無線信号により通信を行う無線通信網であっても良いし、さらには、監視通報装置300i(i=1〜M)、監視センタ装置100との双方が同一の種類の通信網ではなく、異なる種類の通信網に接続されていても良い。
2 制御部
3a センサ
3b 停電センサ
11 回線監視部
11a 極性検出回路
11b 直流ループ検出回路
11c 呼出信号検出回路
12 モデム部(信号受信部、信号送信部)
12a 回線捕捉回路
13 地域番号記憶部
14 モデム信号記憶部(信号記憶部)
15 入力/表示部
16 制御部
16a タイマ
100 監視センタ装置
1001、1002、…、100N 監視ブロック1、2、…、N
200 通信網
3001、3002、…、300M 監視通報装置
500 監視システム
Claims (15)
- 各地域に設置され、設置された地域で発生する異常状態を検知して該異常状態の発生を通報情報として通報する監視通報装置と、
該監視通報装置からの通報情報を通信網を介して受け取って管理する監視センタ装置と、からなる監視システムにおいて、
前記監視通報装置は、通報する異常状態のうち、あらかじめ定めた特定の種類の異常状態の発生を通報するための第1の通報情報と、該特定の種類以外の異常状態の発生を通報する第2の通報情報とを区別して異なる形態で発信する通信手段を備え、
前記監視センタ装置は、
前記監視通報装置からの着信呼の着信時に、当該着信呼によって通報される通報情報が前記第1の通報情報であるか前記第2の通報情報であるかを識別する通報情報識別手段と、
該通報情報識別手段により前記第1の通報情報と識別した場合、あらかじめ定めた所定時間以内に、同一監視地域としてあらかじめ定めた同一の地域内に属する他の監視通報装置も含めて、あらかじめ定めた規定件数以上に及ぶ件数、同一監視地域から前記第1の通報情報を既に受信しているか否かを判別する件数判別手段と、
該件数判別手段が、前記規定件数以上に及ぶ件数の前記第1の通報情報を同一監視地域に属する監視通報装置から既に受信していると判別した場合、着信した当該着信呼を、通信フェーズに移行することなく、ただちに切断する強制切断手段と、を少なくとも備え、
前記監視センタ装置が、同一監視地域からの前記第1の通報情報を、前記所定時間内に前記規定件数以上に亘って、受信しないように制御する、
ことを特徴とする監視システム。 - 請求項1に記載の監視システムにおいて、
前記監視通報装置の前記通信手段は、
前記第1の通報情報を通報するために発信する場合、発信者番号通知用の特番を付して発信し、
前記第2の通報情報を通報するために発信する場合、発信者番号非通知用の特番を付して発信する、
ことを特徴とする監視システム。 - 請求項2に記載の監視システムにおいて、
前記監視センタ装置の前記通報情報識別手段は、着信時に、発信元の前記監視通報装置を示す発信者番号を受信したか否かに基づいて、前記第1の通報情報を通報するための着信か、あるいは、前記第2の通報情報を通報するための着信かを識別する、
ことを特徴とする監視システム。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の監視システムにおいて、
前記監視センタ装置の前記件数判別手段は、着信時に受信した発信者番号の中に含まれている局番号情報に基づいて、前記第1の通報情報の通報元の前記監視通報装置が属する監視地域を特定することにより、通報元の前記監視通報装置が属する同一監視地域から受信済みの前記第1の通報情報の件数を判別する、
ことを特徴とする監視システム。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の監視システムにおいて、
前記第1の通報情報として通報する前記特定の種類の異常状態として、停電の発生、火災の発生、地震を含む天変地異の発生のいずれかを少なくとも含む、
ことを特徴とする監視システム。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の監視システムにおいて、
前記監視通報装置と前記監視センタ装置とは、アナログ通信網、ISDN通信網、無線通信網、パケット網のうち、いずれか任意の通信網に接続されている、
ことを特徴とする監視システム。 - 設置された地域で発生する異常状態を検知して該異常状態の発生の旨を通報する監視通報装置からの通報情報を、通信網を介して受け取って管理する監視センタ装置において、
前記監視通報装置からの着信呼の着信時に、当該着信呼によって通報される通報情報が、あらかじめ定めた特定の種類の異常状態の発生を通報するための第1の通報情報であるか、あるいは、該特定の種類以外の異常状態の発生を通報する第2の通報情報であるかを識別する通報情報識別手段と、
該通報情報識別手段により前記第1の通報情報と識別した場合、あらかじめ定めた所定時間以内に、同一監視地域としてあらかじめ定めた同一の地域内に属する他の監視通報装置も含めて、あらかじめ定めた規定件数以上に及ぶ件数、同一監視地域から前記第1の通報情報を既に受信しているか否かを判別する件数判別手段と、
該件数判別手段が、前記規定件数以上に及ぶ件数の前記第1の通報情報を同一監視地域に属する監視通報装置から既に受信していると判別した場合、着信した当該着信呼を、通信フェーズに移行することなく、ただちに切断する強制切断手段と、を少なくとも備えている、
ことを特徴とする監視センタ装置。 - 請求項7に記載の監視センタ装置において、
前記通報情報識別手段は、着信時に、発信元の前記監視通報装置を示す発信者番号を受信したか否かに基づいて、前記第1の通報情報を通報するための着信か、あるいは、前記第2の通報情報を通報するための着信かを識別する、
ことを特徴とする監視センタ装置。 - 請求項7または8に記載の監視センタ装置において、
前記件数判別手段は、着信時に受信した発信者番号の中に含まれている局番号情報に基づいて、前記第1の通報情報の通報元の前記監視通報装置が属する監視地域を特定することにより、通報元の前記監視通報装置が属する同一監視地域から受信済みの前記第1の通報情報の件数を判別する、
ことを特徴とする監視センタ装置。 - 各地域に設置され、設置された地域で発生する異常状態を検知して該異常状態の発生を通報情報として通報する監視通報装置と、該監視通報装置からの通報情報を通信網を介して受け取って管理する監視センタ装置と、からなる監視システムにおける通報情報送受信方法であって、
前記監視通報装置は、通報する異常状態のうち、あらかじめ定めた特定の種類の異常状態の発生を通報するための第1の通報情報と、該特定の種類以外の異常状態の発生を通報する第2の通報情報とを区別して異なる形態で発信し、
一方、前記監視センタ装置は、
前記監視通報装置からの着信呼の着信時に、当該着信呼によって通報される通報情報が前記第1の通報情報であるか前記第2の通報情報であるかを識別し、
前記第1の通報情報と識別した場合、あらかじめ定めた所定時間以内に、同一監視地域としてあらかじめ定めた同一の地域内に属する他の監視通報装置も含めて、あらかじめ定めた規定件数以上に及ぶ件数、同一監視地域から前記第1の通報情報を既に受信していると判別した場合、着信した当該着信呼を、通信フェーズに移行することなく、ただちに強制切断する、
ことを特徴とする通報情報送受信方法。 - 請求項10に記載の通報情報送受信方法において、
前記監視通報装置は、
前記第1の通報情報を通報するために発信する場合、発信者番号通知用の特番を付して発信し、
前記第2の通報情報を通報するために発信する場合、発信者番号非通知用の特番を付して発信する、
ことを特徴とする通報情報送受信方法。 - 請求項11に記載の通報情報送受信方法において、
前記監視センタ装置は、着信時に、発信元の前記監視通報装置を示す発信者番号を受信したか否かに基づいて、前記第1の通報情報を通報するための着信か、あるいは、前記第2の通報情報を通報するための着信かを識別する、
ことを特徴とする通報情報送受信方法。 - 請求項10ないし12のいずれかに記載の通報情報送受信方法において、
前記監視センタ装置は、着信時に受信した発信者番号の中に含まれている局番号情報に基づいて、前記第1の通報情報の通報元の前記監視通報装置が属する監視地域を特定することにより、通報元の前記監視通報装置が属する同一監視地域から受信済みの前記第1の通報情報の件数を判別する、
ことを特徴とする通報情報送受信方法。 - 請求項10ないし13のいずれかに記載の通報情報送受信方法を、コンピュータにより実行可能なプログラムとして実施することを特徴とする通報情報送受信プログラム。
- 請求項14に記載の通報情報送受信プログラムを、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録していることを特徴とするプログラム記録媒体。
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JP2006277785A Active JP5068504B2 (ja) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | 監視システム、監視センタ装置、監視通報装置、通報情報送受信方法、そのプログラム、プログラム記録媒体 |
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