JP3033737B2 - ネットワーク課金管理装置 - Google Patents

ネットワーク課金管理装置

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JP3033737B2 JP10200405A JP20040598A JP3033737B2 JP 3033737 B2 JP3033737 B2 JP 3033737B2 JP 10200405 A JP10200405 A JP 10200405A JP 20040598 A JP20040598 A JP 20040598A JP 3033737 B2 JP3033737 B2 JP 3033737B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、Integra
ted Service Digital Netwo
rk(以降ISDNという)回線に接続されるISDN
通信端末において、通信終了後に加入者線交換機から通
知される課金情報を蓄積し、通信料の指定限度額を超え
た発信を規制することにより、見積り額以上の課金を防
止するようにしたネットワーク課金管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDN端末の課金情報を収集し、管理
する従来のISDN通信端末および課金管理端末は、た
とえば、特開平09−289545号公報に開示されて
おり、この公報を従来例として説明する。図4はこの公
報に示された従来のISDN通信端末および課金管理端
末の構成を示すブロック図である。この図4において、
広域の公衆網であるISDN網110に、複数台のIS
DN電話機130−1〜130−nと1台の課金管理端
末装置120とが、それぞれ対応するISDN加入者回
線111を通して収容されている。
【0003】各ISDN電話機130−1〜130−n
はISDN加入者回線111に接続され、ISDN基本
インタフェースに準拠した呼制御を行うISDN呼制御
部131と、ISDN電話機のマン・マシン・インタフ
ェースの制御を行うISDN電話制御部132と、通話
終了後切断メッセージあるいは解放メッセージを受信し
た際にそのメッセージに課金情報が存在する場合に、課
金情報を検出する通信料検出部133と、検出した課金
情報を呼設定メッセージのユーザ・ユーザ情報に設定
し、課金管理端末装置120に自動発信を行なう自動発
信部134と、自動発信を行う場合に使用するISDN
アドレスの入力を行う自動発信用アドレス入力部135
と、入力されたアドレスを記憶する自動発信用アドレス
記憶部136と、受信した呼設定メッセージに発信規制
情報が設定されている場合に、その発信規制情報を検出
する着信識別部137と、発信規制情報を認識した場合
にISDN電話機の発信を規制する発信規制部138
と、上記各部を制御する制御部(CPU)139とを有
している。また、課金管理端末装置120は、ISDN
呼制御部310、着信識別部320、課金情報抽出部3
30、課金管理部340、規制情報作成部350、規制
解除入力部360、アドレス入力部370、アドレス記
憶部371、限度額入力部380、限度額記憶部381
及びこれら各部を制御する制御部390を備えている。
【0004】次に動作について説明する。各ISDN電
話機(通信端末)130−1〜130−nは、通信終了
時にISDN網110からの切断メッセージ、または解
放メッセージ中に課金情報がある場合は、この課金情報
をユーザ・ユーザ情報に設定した呼設定メッセージを課
金管理端末装置120へ自動発信する。課金管理端末装
置120はこの課金情報を各電話機対応に管理し回線を
接続せずに切断処理する。また、その通信料累計が限度
額を超えると、発信規制情報をユーザ・ユーザ情報に設
定した呼設定メッセージを該当する電話機へ自動発信す
る。電話機は発信規制情報を認識すると、自電話機に発
信規制をかけるとともに回線を接続せずに切断処理する
という処理の流れになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のI
SDN通信端末および課金管理端末は以下に記載するよ
うな課題があった。第1の課題は、課金情報を管理する
ためには、ISDN電話機(通信端末)と課金管理端末
装置120に専用のハードウェアもしくはソフトウェア
が必要なことである。その理由は専用の課金管理端末装
置120が必要なことに加え、これと課金情報に関して
通信を行う機能をISDN電話機にソフトウェア実行機
能を追加し、加入者線交換機からの課金情報を課金管理
端末装置にDチャネル中のユーザ・ユーザ情報要素を利
用して転送する必要がある。
【0006】第2の課題は、課金情報管理と発信規制実
施にユーザ・ユーザ情報を使用していることである。す
なわち、ユーザ・ユーザ情報を課金管理および発信規制
以外の目的で使用するISDN電話機(通信端末)が現
存するからである。たとえば、セキュリティ保護を目的
とした通信端末では、ユーザ・ユーザ情報を利用して接
続の可否を判断している。このように、ユーザ・ユーザ
情報を他の目的に使用しているISDN電話機(通信端
末)では、後述するこの発明のように、同ユーザ・ユー
ザ情報を別目的に使用できない。
【0007】なお、料金情報の収集を目的とした特開平
02−134972号公報には、ISDNユーザ宅内線
路に並列に接続した複数のISDN端末ごとの料金を管
理する料金管理装置について開示されているが、この公
報の発信規制を実現するためにISDN電話機(被管理
装置)に専用のハードウェアとソフトウェアを必要とす
る。
【0008】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、ISDN通信端末装置の仕様を問
わず課金管理および発信規制が可能、ならびに現在の累
積課金情報を目視で確認でき、コンピュータ、ファクシ
ミリ、電話機などの通信機能を持ついずれの端末機器に
も使用可能となるとともに、見積り額以上の利用に警告
を出すことができ、かつ契約第1種通信事業者から月一
度送付される料金通知を待たずに課金情報を知ることが
できるネットワーク課金管理装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のネットワーク課金管理装置は、課金情報
の限度額の設定値を保持し、加算課金限度額を超えると
異常課金信号を出力するリミッタ制御部と、加入者交換
機からの呼制御情報の切断メッセージと解放メッセージ
から課金情報を抽出する課金情報抽出部と、網終端装置
とISDNユーザ宅内線路とを物理的に接続してレイヤ
1の処理をし、ISDNユーザ宅内線路上の信号をB1
チャネル信号とB2チャネル信号とDチャネル信号に分
離する第1のレイヤ1および2処理部と、ISDN通信
端末装置とISDNユーザ宅内線路とを物理的に接続し
てレイヤ1の処理をしてISDNユーザ宅内線路上の信
号をB1チャネル信号とB2チャネル信号とDチャネル
信号に分離して、分離後のB1チャネル信号とB2チャ
ネル信号を前記第1のレイヤ1および2処理部へ送信す
る第2のレイヤ1および2処理部と、前記第1のレイヤ
1および2処理部と前記第2のレイヤ1および2処理部
との間のレイヤ2情報を端末識別子番号ごとにレイヤ3
情報に変換し、レイヤ3情報から呼制御情報を抽出する
とともに、記憶部の情報を再度レイヤ2情報に変換し、
第1のレイヤ1および2処理部または前記第2のレイヤ
1および2処理部へ出力するレイヤ3処理部と、前記記
憶部に対して前記レイヤ3処理部で抽出した呼制御情報
を前記記憶部に書き込み、かつ周期的に前記記憶部のレ
イヤ3処理部へ出力する記憶制御部と、前記記憶部の呼
制御情報から切断メッセージと解放メッセージを前記課
金情報抽出部へ出力するとともに、前記リミッタ制御部
から異常課金信号を受信した場合に指示信号を出力する
メッセージ情報処理部と、前記メッセージ情報処理部か
らの指示信号を受信すると前記記憶部へ解放完了メッセ
ージを追加して記憶させる解放完了メッセージ追加部
と、前記メッセージ情報処理部からの指示信号を受信す
ると前記記憶部に記憶している呼設定メッセージを削除
させる呼設定メッセージ削除部とを有する呼制御部と、
前記課金情報を抽出した都度加算して、課金情報を蓄積
する課金情報加算部と、現在の加算課金情報と見積り額
以上の課金になったことを表示する表示手段とを備える
ことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、呼制御部の第1のレイ
ヤ1および2処理部は、レイヤ1の処理をしてISDN
ユーザ宅内線路上の信号をB1チャネル信号とB2チャ
ネル信号とDチャネル信号に分離し、B1チャネル信号
とB2チャネル信号は第2のレイヤ1および2処理部に
送信し、Dチャネル信号はレイヤ2情報を抽出した後、
レイヤ3処理部に送出する。第2のレイヤ1および2処
理部はレイヤ1の処理をし、ISDNユーザ宅内線路上
の信号をB1チャネル信号とB2チャネル信号とDチャ
ネル信号に分離し、B1チャネル信号とB2チャネル信
号は第1のレイヤ1および2処理部へ送信し、Dチャネ
ル信号はレイヤ2情報を抽出した後、レイヤ3処理部に
送出する。レイヤ3処理部は、第1のレイヤ1および2
処理部と第2のレイヤ1および2処理部との間のレイヤ
2情報を端末識別子番号ごとにレイヤ3情報に変換し、
レイヤ3情報から呼制御情報を抽出するとともに、記憶
制御部の制御により記憶部の情報を再びレイヤ2情報に
変換し、第1のレイヤ1および2処理部または、第2の
レイヤ1および2処理部へ出力する。記憶制御部は、記
憶部に対してレイヤ3処理部で抽出した呼制御情報を記
憶部へ書き込み、周期的に記憶部の情報をレイヤ3処理
部へ出力する。記憶部は、レイヤ3処理部で抽出した呼
制御情報の記憶と、解放完了メッセージ追加部による追
加情報の記憶と、呼設定メッセージ削除部による削除情
報の記憶を行う。解放完了メッセージ追加部は解放完了
メッセージを追加し、呼設定メッセージ削除部は記憶部
により記憶している呼設定メッセージを削除し、メッセ
ージ情報処理部は、記憶部の呼制御情報から切断メッセ
ージと解放メッセージを課金情報抽出部へ出力するとと
もに、リミッタ制御部から異常課金信号を受信すると解
放完了メッセージ追加部へ指示信号を送信し、呼設定メ
ッセージ削除部へ指示信号を送信する。解放完了メッセ
ージ追加部は、メッセージ情報処理部からの指示信号を
受信すると記憶部へ解放完了メッセージを追加する。呼
設定メッセージ削除指示部は、メッセージ情報処理部か
らの指示信号を受信すると、記憶部に記憶している呼設
定メッセージを削除する。課金情報加算部は、課金情報
を抽出した都度その課金を加算して課金情報を蓄積する
とともに、表示手段とリミッタ制御部に出力する。リミ
ッタ制御部は、課金情報とあらかじめ設定されている限
度額と比較して、課金情報が限度額以上になると、異常
課金信号を呼制御部と表示手段に出力する。表示手段
は、課金情報加算部で蓄積された課金情報とリミッタ制
御部から送出される異常課金信号を入力すると、その表
示を行なう。呼制御部のメッセージ情報処理部は、リミ
ッタ制御部から送られる異常課金信号を受信した後に、
発信動作が発生したときに、呼設定メッセージの廃棄と
発信動作を行なったISDN端末へ解放完了メッセージ
送出して、発信を規制する。
【0011】したがって、この発明では、ISDN通信
端末の仕様を問わず課金管理および発信規制が可能、な
らびに現在の累積課金情報を目視で確認でき、通信機能
を持ついずれの端末機器にも使用可能かつ、見積り額以
上の利用に対して警告を出すとともに、料金通知を待た
ずに課金情報を知ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明によるネットワー
ク課金管理装置の実施の形態について図面に基づき説明
する。図1はこの発明による第1実施の形態の全体の構
成を示すブロック図である。この図1において、まず、
構成の概略的説明を行なう。図1におけるネットワーク
課金管理装置1に含まれる呼制御部2は、ISDNユー
ザ宅内線路33上の信号を常時監視し、呼制御情報を収
集する。
【0013】呼制御情報の切断メッセージと解放メッセ
ージの中に含まれる課金情報は、課金情報抽出部3で抽
出し、課金情報加算部4で加算および蓄積する。そこで
蓄積された課金情報は表示手段Aに表示される。リミッ
タ制御部5は課金情報の限度額の設定値を保持し、加算
課金限度額を越えた場合には表示手段Aに出力するとと
もに、見積り額以上の課金が発生していることを呼制御
部2に通知し、呼制御部2はリミッタ制御部5からの加
算課金限度額を越えている情報を入力すると、それ以上
の発信を規制するようになっている。表示手段Aは、課
金情報を表示する課金表示部6と、リミッタ制御部5が
加算課金限度額を越えたことを判断すると、リミッタ制
御部5の出力信号により点灯するランプ7とから構成さ
れている。
【0014】次に、この第1実施の形態の詳細な構成の
説明を行なう。図1を参照すると、ネットワーク課金管
理装置1は、網終端装置31とISDN通信端末30−
1〜30−nとの間にISDNユーザ宅内線路33を介
して接続する。ネットワーク課金管理装置1は上述のよ
うに、呼制御部2と、課金情報抽出部3と、課金情報加
算部4と、リミッタ制御部5と、課金表示部6およびラ
ンプ7を含む表示手段Aと、リセットスイッチ8とから
構成される。呼制御部2は、ISDNユーザ・網インタ
フェースの電気物理層であるレイヤ1と、データリンク
層であるレイヤ2と、ネットワーク層であるレイヤ3と
を処理および制御する。
【0015】また、呼制御部2は常時ISDNユーザ宅
内線路33上の信号を監視し、リミッタ制御部5から異
常課金信号S1を受信後に発信動作が発生したとき、呼
設定メッセージの廃棄と発信動作を行ったISDN通信
端末30−1〜30nへ解放完了メッセージを送出して
発信を規制する。課金情報抽出部3は呼制御部2の出力
を入力することにより、加入者線交換機からの呼制御情
報の切断メッセージと解放メッセージから課金情報を抽
出する。課金情報加算部4は、課金情報抽出部3が課金
情報を抽出した都度加算し、課金情報を蓄積し、かつリ
ミッタ制御部5に出力する。
【0016】リミッタ制御部5は課金情報とあらかじめ
設定されている限度額とを比較し、課金情報が上回った
場合にはランプ7へランプ点灯信号S2を出力すると同
時に、呼制御部2へ異常課金信号S1を出力する。課金
表示部6は現在の加算課金情報を表示する。ランプ7は
リミッタ制御部5から出力するランプ点灯信号S2を受
信すると点灯し、見積り額以上の課金になったことを外
部に対して通知する。リセットスイッチ8はスイッチを
押下することにより、課金情報加算部4が蓄積している
課金情報をクリアーする。これにより、異常課金信号S
1とランプ点灯信号S2の出力を停止する。
【0017】前記呼制御部2の詳細な構成は図2に示さ
れている。図2を使用して、呼制御部2の詳細を説明す
る。呼制御部2は、第1のレイヤ1および2処理部21
と、第2のレイヤ1および2処理部22と、レイヤ3処
理部23と、記憶制御部24と、記憶部25と、メッセ
ージ情報処理部26と、解放完了メッセージ追加部27
と、呼設定メッセージ削除部28で構成される。第1の
レイヤ1および2処理部21は、網終端装置31とIS
DNユーザ宅内線路33とを物理的に接続してレイヤ1
の処理をし、ISDNユーザ宅内線路33上の信号をB
1チャネル信号とB2チャネル信号とDチャネル信号に
分離する。
【0018】分離後のB1チャネル信号とB2チャネル
信号は第2のレイヤ1および2処理部22に送信され
る。一方、Dチャネル信号はレイヤ2情報を抽出した
後、レイヤ3処理部23で処理がなされる。第2のレイ
ヤ1および2処理部22は、ISDN通信端末装置30
−1とISDNユーザ宅内線路33とを物理的に接続し
てレイヤ1の処理をし、ISDNユーザ宅内線路33上
の信号をB1チャネル信号とB2チャネル信号とDチャ
ネル信号に分離する。
【0019】分離後のB1チャネル信号とB2チャネル
信号は第1のレイヤ1および2処理部21へ送信され
る。Dチャネル信号はレイヤ2情報を抽出した後、レイ
ヤ3処理部23で処理がなされる。レイヤ3処理部23
は、第1のレイヤ1および2処理部21と第2のレイヤ
1および2処理部22との間のレイヤ2情報を端末識別
子番号ごとにレイヤ3情報に変換し、レイヤ3情報から
呼制御情報を抽出する。また、このレイヤ3処理部23
は記憶制御部24の制御により記憶部25の情報を再び
レイヤ2情報に変換し、第1のレイヤ1および2処理部
21または、第2のレイヤ1および2処理部22へ出力
する。
【0020】記憶制御部24は、記憶部25に対してレ
イヤ3処理部23で抽出した呼制御情報を記憶部25へ
書き込む動作と、周期的に記憶部25の情報をレイヤ3
処理部23へ出力する。記憶部25は、レイヤ3処理部
23で抽出した呼制御情報の記憶と、解放完了メッセー
ジ追加部27による追加情報の記憶と、呼設定メッセー
ジ削除部28による削除情報の記憶を行う。解放完了メ
ッセージ追加部27はメッセージ追加信号S23により
解放完了メッセージを追加する。
【0021】呼設定メッセージ削除部28はメッセージ
削除信号S24により記憶部25により記憶している呼
設定メッセージを削除する。メッセージ情報処理部26
は、記憶部25の呼制御情報から切断メッセージと解放
メッセージを課金情報抽出部3へ出力するとともに、リ
ミッタ制御部5から異常課金信号S1を受信した場合に
解放完了メッセージ追加部27へ指示信号S21を送信
し、さらに呼設定メッセージ削除部28へ指示信号S2
2を送信する。
【0022】解放完了メッセージ追加部27は、メッセ
ージ情報処理部26からの指示信号S21を受信すると
記憶部25へ解放完了メッセージを追加する。呼設定メ
ッセージ削除指示部28は、メッセージ情報処理部26
からの指示信号S22を受信すると、記憶部25に記憶
している呼設定メッセージを削除する。
【0023】前記リミッタ制御部5の詳細な構成は、図
3のブロック図に示されている。次に、この図3を参照
して、リミッタ制御部5の詳細を説明する。リミッタ制
御部5は、課金情報保持メモリ52と、限度額保持メモ
リ53と、比較器54と、限度額設定器55から構成さ
れる。課金情報保持メモリ52は課金情報加算部4から
出力される課金情報を保持するメモリである。
【0024】限度額保持メモリ53は、限度額設定器5
5により設定された値を保持するメモリである。比較器
54は、課金情報保持メモリ52から出力される値と限
度額保持メモリ53から出力される値とを比較し、課金
情報保持メモリ52の値が限度額保持メモリの値以上に
なった場合、ランプ7へランプ点灯信号S2を出力し、
呼制御部2へ異常課金信号S1を出力する。限度額設定
器55は限度額保持メモリ53へ課金限度額を設定する
ように構成されている。
【0025】次に、以上のように構成された第1実施の
形態の動作について図1、図2および図3を使用して説
明する。初めに、課金情報の蓄積および限度額の比較動
作について説明する。図1において、網終端装置31と
ISDN通信端末30−1〜30−n間のISDNユー
ザ宅内線路33上の信号をネットワーク課金管理装置1
の呼制御部2は常時監視している。図2に示すレイヤ1
および2処理部21は通信が終了すると、加入者線交換
機から網終端装置31を通して受信したDチャネル信号
から、レイヤ2情報を抽出し、レイヤ3処理部23へ出
力する。
【0026】レイヤ3処理部23はレイヤ2情報を端末
識別子番号ごとにレイヤ3情報に変換後、呼制御情報を
抽出する。記憶制御部24は、レイヤ3処理部23で抽
出した呼制御情報を記憶部25に一時書き込む。メッセ
ージ情報処理部26は記憶部25に書き込まれた呼制御
情報を読み出し、呼制御情報から切断メッセージと解放
メッセージを抽出し、図1に示す課金情報抽出部3へ出
力する。
【0027】課金情報抽出部3は切断メッセージと解放
メッセージに含まれる課金情報を抽出し、課金情報加算
部4に出力する。課金情報加算部4は課金情報が課金情
報抽出部3から入力される都度加算して蓄積する。ま
た、加算後の課金情報は課金表示部6に表示され、現在
の累積課金情報を端末利用者に通知できる。リセットス
イッチ8は押下されることにより、課金情報加算部4が
蓄積している課金情報をクリアし、課金表示部6の表示
が初期値に戻る。
【0028】リミッタ制御部5は課金情報加算部4から
の課金情報を課金情報保持メモリ52に記憶し、限度額
設定器55で課金情報限度額を限度額保持メモリ53に
設定した課金情報限度額とを比較器54で比較する。比
較器54は、課金情報保持メモリ52から課金情報が入
力される都度、限度額保持メモリ53が保持している課
金情報と比較し、課金情報保持メモリ52の課金情報が
大きい場合、ランプ7を点灯するとともに、呼制御部2
へ異常課金信号S1を出力する。
【0029】次に、発信を規制する動作について説明す
る。図2を参照すると、メッセージ情報処理部26はリ
ミッタ制御部5が出力した異常課金信号S1を受信した
場合、この後にISDN通信端末30−1〜30−nが
発信動作を行うと、解放完了メッセージ追加部27へ指
示信号S21と呼設定メッセージ削除部28へ指示信号
S22を送信して発信を規制する。すなわち、発信動作
を行ったISDN通信端末30−1〜30−nの呼制御
情報はレイヤ3処理部23で抽出され記憶制御部24に
より、記憶部25に一時記憶される。
【0030】メッセージ情報処理部26は記憶部25の
内容を調べ、呼設定メッセージであれば、呼設定メッセ
ージ削除部28に指示信号S22を出力し、かつ解放完
了メッセージ追加部27に指示信号S21を送信する。
呼設定メッセージ削除部28は記憶部25に記憶されて
いる呼設定メッセージを削除する。一方、同時に解放完
了メッセージ追加部27は記憶部25に解放完了メッセ
ージを追加する。記憶制御部24は記憶部25の更新さ
れた情報、すなわち解放完了メッセージを発信動作を行
なったISDN通信端末30−1〜30−nに送信する
指示をする。
【0031】レイヤ3処理部23は記憶制御部24の指
示により解放完了メッセージを発信要求のあったISD
N通信端末に送信する。加入者線交換機からの呼制御情
報とISDN通信端末30−1〜30−nが送信した呼
設定メッセージ以外の呼制御情報では、記憶制御部24
の制御の基に記憶部25に一時記憶された情報はレイヤ
3処理部23にそのまま渡されて出力される。
【0032】次に、発信規制を解除する動作について図
1を参照して説明する。リセットスイッチ8を押下する
と、課金情報加算部4が蓄積している課金情報がクリア
ーし、リミッタ制御部5は異常課金信号S1の出力を停
止する。これにより、ISDN通信端末30−1〜30
−nは再び発信が可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ネッ
トワーク課金管理装置を網終端装置とISDN通信端末
の間に追加設置し、ISDNユーザ宅内線路上の信号を
常時監視するようにしたので、現状のISDN端末装置
使用環境に、このネットワーク課金管理装置をインタフ
ェースを変えることなくいかなる端末装置にも接続でき
る。したがって、ISDN通信端末の機種を問わず、コ
ンピュータ、ファクシミリ、電話機などの通信機能を持
ついずれの端末機器にも用いることができる。また、加
算蓄積した課金情報と予め設定した限度額を比較し、限
度額を上回った後の呼設定メッセージを廃棄し、接続不
可の状態にするようにしたので、ISDN通信端末の発
信を規制できる。これにより、見積り額以上の利用に警
告を出すことができる。さらに、通信終了後に加入者線
交換機から通知される課金情報を累積し、結果を課金表
示部に表示するようにしたので、現在の累積課金情報が
目視で確認でき、これにより、従来月に一度NTT(登
録商標)などの契約第1種通信業者から送付される料金
通知を待たずとも、課金情報を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるネットワーク課金管理装置の第
一実施の形態の全体的構成を示すブロック図である。
【図2】図1のネットワーク課金管理装置における呼制
御部の内部構成を示すブロック図である。
【図3】図1におけるネットワーク課金管理装置におけ
る呼制御部の内部構成を示すブロック図である。
【図4】従来のISDN通信端末および課金管理装置の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1……ネットワーク課金管理装置、2……呼制御部、3
……課金情報抽出部、4……課金情報加算部、5……リ
ミッタ制御部、6……課金表示部、7……ランプ、8…
…リセットスイッチ、21……第1のレイヤ1および2
処理部、22……第2のレイヤ1および2処理部、23
……レイヤ3処理部、24……記憶制御部、25……記
憶部、26……メッセージ情報処理部、27……解放完
了メッセージ追加部、28……呼設定メッセージ削減
部、30−1〜30−n……ISDN通信端末装置、3
1……網終端装置、32……ISDM網、52……課金
情報保持メモリ53……限度額保持メモリ、54……比
較器、55……限度額設定器、A……表示手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 15/00 - 15/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 課金情報の限度額の設定値を保持し、加
    算課金限度額を超えると異常課金信号を出力するリミッ
    タ制御部と、 加入者交換機からの呼制御情報の切断メッセージと解放
    メッセージから課金情報を抽出する課金情報抽出部と、 網終端装置とISDNユーザ宅内線路とを物理的に接続
    してレイヤ1の処理をし、ISDNユーザ宅内線路上の
    信号をB1チャネル信号とB2チャネル信号とDチャネ
    ル信号に分離する第1のレイヤ1および2処理部と、I
    SDN通信端末装置とISDNユーザ宅内線路とを物理
    的に接続してレイヤ1の処理をしてISDNユーザ宅内
    線路上の信号をB1チャネル信号とB2チャネル信号と
    Dチャネル信号に分離して、分離後のB1チャネル信号
    とB2チャネル信号を前記第1のレイヤ1および2処理
    部へ送信する第2のレイヤ1および2処理部と、前記第
    1のレイヤ1および2処理部と前記第2のレイヤ1およ
    び2処理部との間のレイヤ2情報を端末識別子番号ごと
    にレイヤ3情報に変換し、レイヤ3情報から呼制御情報
    を抽出するとともに、記憶部の情報を再度レイヤ2情報
    に変換し、第1のレイヤ1および2処理部または前記第
    2のレイヤ1および2処理部へ出力するレイヤ3処理部
    と、前記記憶部に対して前記レイヤ3処理部で抽出した
    呼制御情報を前記記憶部に書き込み、かつ周期的に前記
    記憶部のレイヤ3処理部へ出力する記憶制御部と、前記
    記憶部の呼制御情報から切断メッセージと解放メッセー
    ジを前記課金情報抽出部へ出力するとともに、前記リミ
    ッタ制御部から異常課金信号を受信した場合に指示信号
    を出力するメッセージ情報処理部と、前記メッセージ情
    報処理部からの指示信号を受信すると前記記憶部へ解放
    完了メッセージを追加して記憶させる解放完了メッセー
    ジ追加部と、前記メッセージ情報処理部からの指示信号
    を受信すると前記記憶部に記憶している呼設定メッセー
    ジを削除させる呼設定メッセージ削除部とを有する呼制
    御部と、 前記課金情報を抽出した都度加算して、課金情報を蓄積
    する課金情報加算部と、 現在の加算課金情報と見積り額以上の課金になったこと
    を表示する表示手段と、 を備えることを特徴とするネットワーク課金管理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、 前記課金情報加算部から出力される課金情報を表示する
    課金表示部と、 前記リミッタ制御部から出力される異常課金信号により
    点灯するランプと、 を備えることを特徴とする請求項1記載のネットワーク
    課金管理装置。
  3. 【請求項3】 前記リミッタ制御部は、 前記課金情報加算部から出力される課金情報を保持する
    課金情報保持メモリと、 限度額設定器により設定された値を保持する限度額保持
    メモリと、 前記課金情報保持メモリから出力される値と前記限度額
    保持メモリから出力される値とを比較し、前記課金情報
    保持メモリから出力される値が前記限度額保持メモリか
    ら出力される値以上になった場合に前記表示手段に出力
    するとともに前記呼制御部に異常課金信号を出力する比
    較器と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のネットワーク
    課金管理装置。
  4. 【請求項4】 前記課金情報加算部は、リセットスイッ
    チを操作することにより蓄積している課金情報をクリア
    することを特徴とする請求項1記載のネットワーク課金
    管理装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記リセットスイッチ
    の操作により前記課金情報加算部から出力される信号と
    前記リミッタ制御部から出力される信号が消失すること
    により、表示動作を中止することを特徴とする請求項
    記載のネットワーク課金管理装置。
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