JP3586650B2 - ダイヤルアップルータ回線接続警告方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、LANとWANとをダイヤル接続するダイヤルアップルータに関し、特に、回線接続時間を警告する機能を有するダイヤルアップルータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、LAN(Local Area Network)とWAN(Wide Area Network)とをダイヤル接続するダイヤルアップルータは、WAN回線と接続した後、予め設定した期間、WAN宛のパケットを発生しなかった場合、接続していたWAN回線を自動的に切断するという自動切断機能を具備している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、LANに収容接続されているLAN端末上で動作するアプリケーションソフトウェアが、一定間隔で、WAN宛のパケットを送信し続けた場合、前述の自動切断機能が働かず、WAN回線の接続が、ユーザが予期できないほど長く継続するといった事態が発生する。
【0004】
WAN回線の接続が継続している状態を調べるために、ユーザは、ダイヤルアップルータに備わっているLED表示画面やLCD表示画面に表示されている回線接続状態を、自発的に、観察する必要があった。
【0005】
したがって、ユーザが、観察を怠れば、WAN回線の接続が予期できないほど長く継続されていることを知ることができなくなり、この予期できないほど長く継続されている原因を取り除くことが出来なくなるという課題を有する。また、長期で無駄なWAN回線の接続により通信費用が拡大するというという課題を有する。
【0006】
本発明の目的は、従来のこの様な課題を解決し、WAN回線の接続が、予め定められた時間に亘り継続するとき、ユーザに警告を自動で発生する技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のダイヤルアップルータ回線接続警告方式は、
LAN端末を接続するLANとWANとをダイヤル接続するダイヤルアップルータと、前記ダイヤルアップルータに接続される電話端末とを有し、WAN回線との連続接続を警告するダイヤルアップルータ回線接続警告方式であって、
前記ダイヤルアップルータは、
WAN回線と連続して接続されている連続接続時間が、予め設定された連続接続許容時間を超えるかどうかを監視する接続時間監視手段と、
前記接続時間監視手段において前記連続接続時間が前記連続接続許容時間を超えるとき、前記電話端末へ警告音を送る警告音送信制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】
また、本発明のダイヤルアップルータ回線接続警告方式は、
LAN端末を接続するLANとWANとをダイヤル接続するダイヤルアップルータと、前記ダイヤルアップルータに接続される電話端末とを有し、WAN回線との連続接続を警告するダイヤルアップルータ回線接続警告方式であって、
前記ダイヤルアップルータは、
WAN回線と連続して接続されている連続接続時間が、予め設定された連続接続許容時間を超えるかどうかを監視する接続時間監視手段と、
前記接続時間監視手段において前記連続接続時間が前記連続接続許容時間を超えるとき、前記電話端末へ警告音を送る警告音送信制御手段と、
前記電話端末から前記警告音に対する応答が来るかどうかを確認し、前記応答が来ないとき、接続されているWAN回線を切断するとともに、以降、WAN回線の接続を禁止する接続禁止手段とを有することを特徴とする。
【0009】
さらに、本発明のダイヤルアップルータ回線接続警告方式は、
LAN端末を接続するLANとWANとをダイヤル接続するダイヤルアップルータと、前記ダイヤルアップルータに接続される電話端末とを有し、WAN回線との連続接続を警告するダイヤルアップルータ回線接続警告方式であって、
前記ダイヤルアップルータは、
WAN回線と連続して接続されている連続接続時間が、予め設定された連続接続許容時間を超えるかどうかを監視する接続時間監視手段と、
前記電話端末へ警告音を送ることができる、予め設定された有効時刻帯を、管理する時刻帯管理手段と、
前記接続時間監視手段において前記連続接続時間が前記連続接続許容時間を超え、且つ、この超える時刻が、前記時刻帯管理手段が管理する前記有効時刻帯内にあるとき、前記電話端末へ警告音を送る警告音送信制御手段と、
前記電話端末から前記警告音に対する応答が来るかどうかを確認し、前記応答が来ないとき、接続されているWAN回線を切断するとともに、以降、WAN回線の接続を禁止する接続禁止手段とを有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明のダイヤルアップルータ回線接続警告方式は、
前記警告音送信制御手段が、前記接続時間監視手段において前記連続接続時間が前記連続接続許容時間を超える時刻が、前記時刻帯管理手段が管理する前記有効時刻帯内にないとき、前記有効時刻帯が来るまで待機して、前記電話端末へ警告音を送ることを特徴とする。
【0011】
さらに、本発明のダイヤルアップルータ回線接続警告方式は、
前記LAN端末が、
前記連続接続許容時間と前記有効時刻帯とをユーザが入力するための設定画面を表示する設定画面表示手段と、
設定画面から入力された前記連続接続許容時間と前記有効時刻帯とを、前記ダイヤルアップルータへ送る手段とを有し、
前記ダイヤルアップルータは、前記LAN端末から、LANを介して、前記連続接続許容時間と前記有効時刻帯とを受信して、前記連続接続許容時間を前記接続時間監視手段に設定し、前記有効時刻帯を前記時刻帯管理手段に設定する手段を有することを特徴とする。
【0012】
また、本発明のダイヤルアップルータ回線接続警告方式は、
前記LAN端末が、
接続禁止解除をユーザが入力するための設定画面を表示する手段と、
設定画面から入力された前記接続禁止解除を、前記ダイヤルアップルータへ送る手段とを有し、
前記ダイヤルアップルータの接続禁止手段は、前記LAN端末から、前記接続禁止解除を受信して、WAN回線の接続の禁止を解除することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の第1実施形態の構成ブロック図である。
【0015】
図1を参照して、本発明の第1実施形態は、LAN(Local Area Network)に接続されたLAN端末1と、電話端末2と、LANとWAN(Wide Area Network)とをダイヤル接続するダイヤルアップルータ3とを有して構成される。
【0016】
LAN端末1は、WWWブラウザと表示部と操作部とを有し、ユーザが回線接続時間警告機能をダイヤルアップルータ3に設定するための、GUI(Graphical User Interface)方式による回線接続時間警告機能設定画面を表示部に表示する。また、LAN端末1は、ユーザが回線接続時間警告機能設定画面を利用して操作部から入力した設定データを、LANを介してダイヤルアップルータ3へ送る。
【0017】
電話端末2は、少なくとも送受話器と呼び出しベルとを有する電話機である。
【0018】
ダイヤルアップルータ3は、LANインタフェース部4と、電話インタフェース部5と、ルーティング部6と、WANインタフェース部7と、WWWサーバ部8と、警告音声制御部9と、タイマ部10と、接続時間監視部11とを有して構成される。
【0019】
LANインタフェース部4は、LAN端末1を収容接続するLANとインタフェースする。
【0020】
電話インタフェース部5は、電話端末2を接続し電話端末2を制御する。
【0021】
WANインタフェース部7は、WANとインタフェースし、WANと接続のための接続手順の実行と、WANとデータの送受信をする。
【0022】
ルーティング部6は、LANとWANと間のデータパケットの流れを制御してルーティング動作を行う。
【0023】
WWWサーバ部8は、http(hypertext transfer protocol)を使用してLAN端末1上のWWWブラウザと通信することにより、LAN端末1の回線接続時間警告機能設定画面に入力された設定データを受信し、受信した設定データに基づいた指示をタイマ部10と接続時間監視部11へ送る。
【0024】
タイマ部10は、タイマを有し、WWWサーバ部8からの指示でタイマ長を設定し、タイマをカウントし、設定されたタイマ長による時間が経過した旨を接続時間監視部11へ通知する。
【0025】
接続時間監視部11は、タイマ部10からの通知により指定時間の経過を知って警告を発生するよう警告音声制御部9に指示する。
【0026】
警告音声制御部9は、接続時間監視部11からの指示を受けると、電話インタフェース部5に対して電話端末2の呼び出しベルの鳴動を指示するとともに、電話インタフェース部5に対して電話端末2に警告音声を送るよう指示する。
【0027】
次に、本発明の第1実施形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。
【0028】
図1を参照して説明する。
【0029】
LAN端末1は、WWWブラウザを使用してWWWサーバ部8とデータ通信し、回線接続時間警告機能を設定するための設定画面を表示部に表示する。
【0030】
この設定画面は、連続接続許容時間値を設定する連続接続時間設定欄を有する。
この連続接続時間設定欄に設定された連続接続許容時間値が0であることは、回線接続時間警告機能を使用しないことを意味する。
また、この連続接続時間設定欄に設定された連続接続許容時間値が0以外の値は、たとえば10分は、設定された連続接続許容時間値(10分)以上に亘り、WAN回線が連続して接続されていると、警告を発生するための値を意味する。
【0031】
ユーザは、LAN端末1を利用して、回線接続時間警告機能を設定するための設定画面から、0以外の連続接続許容時間値を連続接続時間設定欄に入力する。
【0032】
LAN端末1は、入力された連続接続許容時間値をWWWサーバ部8へ通知する。
【0033】
WWWサーバ部8は、LAN端末1から連続接続許容時間値を受けると、この連続接続許容時間値をタイマ部10と接続時間監視部11へ送る。
【0034】
タイマ部10は、WWWサーバ部8から連続接続許容時間値を受けると、この連続接続許容時間値をタイマ長としてタイマに設定する。
【0035】
接続時間監視部11は、WWWサーバ部8から連続接続許容時間値を受けると、回線接続時間警告機能を有効にし、回線接続時間警告動作を開始する。
【0036】
WANインタフェース部7は、WANとの回線が接続されたことを認識すると、回線が接続された旨を示す回線接続通知を接続時間監視部11へ送る。
【0037】
接続時間監視部11は、WANインタフェース部7から回線接続通知を受けると、タイマのカウントを開始する開始指示をタイマ部10へ送る。
【0038】
タイマ部10は、接続時間監視部11から開始指示を受けると、タイマのカウントを開始する。そして、タイマのカウントが連続接続許容時間値に達すると、タイマ部10は、タイマのカウントが完了した旨を示すタイマカウント完了を接続時間監視部11へ通知する。
【0039】
接続時間監視部11は、タイマ部10からタイマカウント完了の通知を受けると、警告音声を発生するよう警告音声制御部9に指示する。
【0040】
警告音声制御部9は、接続時間監視部11から指示を受けると、電話端末2を呼び出すよう電話インタフェース部5に要求する。
【0041】
電話インタフェース部5は、警告音声制御部9から要求を受けると、電話端末2の呼び出しベルを鳴動する。
【0042】
呼び出しベルの鳴動に応じてユーザは、電話端末2の受話器をオフフックする。
【0043】
電話インタフェース部5は、このオフフックを検出すると、電話端末2の呼び出しベルを停止し、そして、電話端末2への呼び出しが完了した旨を示す呼び出し完了を警告音声制御部9へ通知する。
【0044】
警告音声制御部9は、呼び出し完了の通知を受けると、連続接続許容時間値により示される時間以上に回線が接続され続けていることを警告する警告音声メッセージを電話端末2に向けて流す。
【0045】
ユーザは、警告音声メッセージによる警告音声を電話端末2から聞き、WANの回線が、連続接続許容時間値以上の間、接続されていることを知る。
【0046】
また、一方、接続時間監視部11が、WANインタフェース部7から回線接続通知を受け、タイマ部10に対してタイマのカウントを開始する開始指示を送り、そして、タイマ部10からタイマカウント完了の通知を受け取る前に、WANインタフェース部7からWAN回線の切断通知を受けた場合は、接続時間監視部11は、タイマ部10に対してタイマのカウントを停止する停止指示を送る。
【0047】
タイマ部10は、停止指示を受けると、タイマのカウントを停止する。
【0048】
接続時間監視部11は、タイマのカウントが停止したことを知ると、その動作を中断する。
【0049】
このように、回線接続時間が、設定された連続接続許容時間値に達しない場合は、接続時間監視部11は、警告音声制御部9への警告音声を発生する指示をださない。
【0050】
以上説明したように、予め設定された連続接続許容時間値を超えてWAN回線の接続が継続された旨を、電話端末を呼び出して通知するため、ユーザが自発的に回線接続状態を観察しなくて済む。
【0051】
また、警告機能によって予期せぬ回線接続継続の発生を知ったユーザが適切な措置を行って回線接続継続原因を取り除くことにより、無駄な回線接続による通信費用の増大を防ぐことができる。
【0052】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
【0053】
図2は、本発明の第2実施形態の構成ブロック図である。
第2実施形態は、第1実施形態と同様に、LAN端末1と、電話端末2と、ダイヤルアップルータ31とを有して構成される。
【0054】
第2実施形態のダイヤルアップルータ31は、第1実施形態のダイヤルアップルータ3を構成するLANインタフェース部4と電話インタフェース部5とWANインタフェース部7とWWWサーバ部8と警告音声制御部9とタイマ部10と接続時間監視部11とに、さらに加えて、接続禁止制御部12を有して構成される。
【0055】
接続禁止制御部12は、WAN回線の接続の禁止またはWAN回線の接続の許可を制御する。
【0056】
図2を参照して、第2実施形態の動作を説明する。
【0057】
第1実施形態において、警告音声制御部9は、連続接続許容時間値により示される時間以上にWAN回線が接続され続けていることをユーザに警告するため、電話端末2を呼び出すよう電話インタフェース部5に要求し、この要求を受けた電話インタフェース部5は、電話端末2の呼び出しベルを鳴動するが、ユーザが応答しなかった場合、WAN回線の接続は継続されたままになってしまう。
【0058】
そこで、第2実施形態では、ユーザが呼び出しベルの鳴動に応じなかった場合に対処できるよう、第1実施形態をさらに工夫している。
【0059】
第2実施形態の動作の説明は、電話インタフェース部5が電話端末2の呼び出しベルを鳴動する所から始める。これ以前の動作は、第1実施形態と同じである。
【0060】
電話インタフェース部5は、警告音声制御部9から要求を受けると、電話端末2の呼び出しベルを鳴動する。
【0061】
つづいて、電話インタフェース部5は、ユーザが呼び出しベルの鳴動に応じるかどうかを監視し、予め定められた時間内にユーザが電話端末2の呼び出しベル鳴動に応じなかった場合は、電話端末の呼び出しを失敗した旨の呼び出し失敗通知を警告音声制御部9に伝達する。
【0062】
警告音声制御部9は、電話インタフェース部5から呼び出し失敗通知を受けると、WAN回線の接続を禁止するよう接続禁止制御部12に指示する。
【0063】
接続禁止制御部12は、警告音声制御部9から指示を受けると、WANインタフェース部7に対して、現在接続されているWAN回線を切断するよう指示するとともに、以降、WAN回線の接続を禁止するよう指示する。
【0064】
WANインタフェース部7は、接続禁止制御部12から指示を受けると、現在接続されているWAN回線を切断するとともに、以降、WAN回線の接続を禁止し続ける。
【0065】
WAN回線の接続の禁止を解除するには、ユーザは、LAN端末1のWWWブラウザからWWWサーバ部8にアクセスし、GUI方式の回線接続禁止解除のための回線接続禁止解除設定画面をLAN端末1の表示部に表示し、そして、この回線接続禁止解除設定画面に、回線接続禁止解除を入力して設定する。
【0066】
LAN端末1は、入力された回線接続禁止解除をWWWサーバ部8へ送る。
【0067】
WWWサーバ部8は、LAN端末1から受けた回線接続禁止解除を、接続禁止制御部12へ伝達する。
【0068】
接続禁止制御部12は、WWWサーバ部8から回線接続禁止解除を受けると、WANインタフェース部7に対して、WAN回線の接続の許可を指示する。
【0069】
WANインタフェース部7は、接続禁止制御部12から指示を受けると、WAN回線接続の許可状態となる。
【0070】
以上述べたように、第2実施形態は、警告すべき状態が発生した時にユーザが不在であった場合の非常措置として回線接続を禁止し、連続接続による通信費用増大を防ぐことができる。
【0071】
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
【0072】
図3は、本発明の第3実施形態の構成ブロック図である。
【0073】
第3実施形態は、第1実施形態と同様に、LAN端末1と、電話端末2と、ダイヤルアップルータ32とを有して構成される。
【0074】
第3実施形態のダイヤルアップルータ32は、第1実施形態のダイヤルアップルータ3を構成するLANインタフェース部4と電話インタフェース部5とWANインタフェース部7とWWWサーバ部8と警告音声制御部9とタイマ部10と接続時間監視部11とに、さらに加えて、時刻帯管理部13を有して構成される。
【0075】
時刻帯管理部13は、時計と有効時刻帯記憶部とを有し、現在の時刻が回線接続時間警告機能の有効時刻帯であるかどうかを判断し、この判断結果を接続時間監視部11へ通知する。
【0076】
接続時間監視部11は、時刻帯管理部13からの判断結果を受けて、警告音声制御部9に警告音声の発生をするよう指示する。
【0077】
図3を参照して、第3実施形態の動作を説明する。
【0078】
LAN端末1は、WWWブラウザを使用してWWWサーバ部8とデータ通信して、回線接続時間警告機能を設定するための回線接続時間警告機能設定画面と、回線接続時間警告機能の有効時刻帯を設定するための有効時刻帯設定画面とを表示部に表示する。
【0079】
ユーザは、LAN端末1を利用して、回線接続時間警告機能設定画面から0以外の連続接続許容時間値を入力し、そして、有効時刻帯設定画面から回線接続警告機能の有効時刻帯を入力する。
【0080】
LAN端末1は、入力された連続接続許容時間値と有効時刻帯とをWWWサーバ部8へ送る。
【0081】
WWWサーバ部8は、LAN端末1から連続接続許容時間値と有効時刻帯とを受けると、受信された連続接続許容時間値をタイマ部10と接続時間監視部11へ送り、有効時刻帯を時刻帯管理部13へ送る。
【0082】
時刻帯管理部13は、受信した有効時刻帯を有効時刻帯記憶部に記憶する。
【0083】
タイマ部10は、WWWサーバ部8から連続接続許容時間値を受けると、この連続接続許容時間値をタイマ長としてタイマに設定する。
【0084】
接続時間監視部11は、WWWサーバ部8から連続接続許容時間値を受けると、回線接続時間警告機能を有効にし、回線接続時間警告動作を開始する。
【0085】
WANインタフェース部7は、WANとの回線接続を認識すると、回線接続通知を接続時間監視部11へ送る。
【0086】
接続時間監視部11は、WANインタフェース部7からの回線接続通知を受けると、タイマのカウントを開始する開始指示をタイマ部10へ送る。
【0087】
タイマ部10は、接続時間監視部11から開始指示を受けると、タイマのカウントを開始する。そして、タイマのカウントが連続接続許容時間値に達すると、タイマ部10は、タイマのカウントが完了した旨を示すタイマカウント完了を接続時間監視部11へ通知する。
【0088】
接続時間監視部11は、タイマカウント完了の通知を受けると、現在の時刻が回線接続時間警告機能の有効時刻帯であるかどうかの有効時刻帯問い合わせを時刻帯管理部13へ送る。
【0089】
時刻帯管理部13は、接続時間監視部11からの有効時刻帯問い合わせを受けると、時計が示す時刻と有効時刻帯記憶部に記憶されている有効時刻帯とを比較する。そして、時計が示す時刻が、有効時刻帯であるとき、時刻帯管理部13は、現在の時刻が有効時刻帯である旨を接続時間監視部11へ通知する。
【0090】
接続時間監視部11は、時刻帯管理部13から、現在の時刻が有効時刻帯である旨の通知を受けると、警告音声を発生するよう警告音声制御部9に指示する。
【0091】
警告音声制御部9は、接続時間監視部11から指示を受けると、電話端末2を呼び出すよう電話インタフェース部5に要求する。
【0092】
電話インタフェース部5は、警告音声制御部9から要求を受けると、電話端末2の呼び出しベルを鳴動する。
【0093】
一方、時刻帯管理部13は、接続時間監視部11からの有効時刻帯問い合わせを受けて、時計が示す現在の時刻が、有効時刻帯でない場合、時計の時刻を監視し、時計が示す時刻が有効時刻帯に入ったとき、現在の時刻が有効時刻帯である旨を接続時間監視部11へ通知する。
【0094】
接続時間監視部11は、時刻帯管理部13から、現在の時刻が有効時刻帯である旨を受けると、警告音声を発生するよう警告音声制御部9に指示する。
【0095】
警告音声制御部9は、接続時間監視部11から指示を受けると、電話端末2を呼び出すよう電話インタフェース部5に要求する。
【0096】
電話インタフェース部5は、警告音声制御部9から要求を受けると、電話端末2の呼び出しベルを鳴動する。
【0097】
以上述べたように、第3実施形態は、時刻帯を管理して制御する機能を有しているので、ユーザが不在である夜間の時間帯と、WAN回線の接続が継続されても正常あると見なされる時間帯とにおいて、警告表示をあえて停止させることができる。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、予め設定された連続接続許容時間値を超えてWAN回線の接続が継続された旨の警告を、電話端末を呼び出してユーザに通知するよう構成されているので、ユーザが自発的に回線接続状態を観察しなくても、ユーザにWAN回線の接続の継続をユーザに通知することができるという効果がある。
【0099】
また、本発明は、警告によって予期せぬ回線接続継続の発生をユーザに通知するよう構成されているので、ユーザが適切な措置を行って回線接続継続原因を取り除くことにより、無駄な回線接続による通信費用の増大を防ぐことができるという効果がある。
【0100】
さらに、本発明は、警告すべき状態が発生した時にユーザが不在であった場合の非常措置として回線接続を禁止するよう構成されているので、連続接続による通信費用の増大を防ぐことができるという効果がある。
【0101】
またさらに、本発明は、警告を発生する時間帯を制御するよう構成されているので、ユーザが不在である夜間の時間帯と、WAN回線の接続が継続されても正常あると見なされる時間帯とにおいて、警告表示をあえて停止させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成ブロック図である。
【図2】本発明の第2実施形態の構成ブロック図である。
【図3】本発明の第3実施形態の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 LAN端末
2 電話端末
3、31、32 ダイヤルアップルータ
4 LANインタフェース部
5 電話インタフェース部
6 ルーティング部
7 WANインタフェース部
8 WWWサーバ部
9 警告音声制御部
10 タイマ部
11 接続時間監視部
12 接続禁止制御部
13 時刻帯管理部
Claims (6)
- LAN端末を接続するLANとWANとをダイヤル接続するダイヤルアップルータと、前記ダイヤルアップルータに接続される電話端末とを有し、WAN回線との連続接続を警告するダイヤルアップルータ回線接続警告方式であって、
前記ダイヤルアップルータは、
WAN回線と連続して接続されている連続接続時間が、予め設定された連続接続許容時間を超えるかどうかを監視する接続時間監視手段と、
前記接続時間監視手段において前記連続接続時間が前記連続接続許容時間を超えるとき、前記電話端末へ警告音を送る警告音送信制御手段とを有することを特徴とするダイヤルアップルータ回線接続警告方式。 - LAN端末を接続するLANとWANとをダイヤル接続するダイヤルアップルータと、前記ダイヤルアップルータに接続される電話端末とを有し、WAN回線との連続接続を警告するダイヤルアップルータ回線接続警告方式であって、
前記ダイヤルアップルータは、
WAN回線と連続して接続されている連続接続時間が、予め設定された連続接続許容時間を超えるかどうかを監視する接続時間監視手段と、
前記接続時間監視手段において前記連続接続時間が前記連続接続許容時間を超えるとき、前記電話端末へ警告音を送る警告音送信制御手段と、
前記電話端末から前記警告音に対する応答が来るかどうかを確認し、前記応答が来ないとき、接続されているWAN回線を切断するとともに、以降、WAN回線の接続を禁止する接続禁止手段とを有することを特徴とするダイヤルアップルータ回線接続警告方式。 - LAN端末を接続するLANとWANとをダイヤル接続するダイヤルアップルータと、前記ダイヤルアップルータに接続される電話端末とを有し、WAN回線との連続接続を警告するダイヤルアップルータ回線接続警告方式であって、
前記ダイヤルアップルータは、
WAN回線と連続して接続されている連続接続時間が、予め設定された連続接続許容時間を超えるかどうかを監視する接続時間監視手段と、
前記電話端末へ警告音を送ることができる、予め設定された有効時刻帯を、管理する時刻帯管理手段と、
前記接続時間監視手段において前記連続接続時間が前記連続接続許容時間を超え、且つ、この超える時刻が、前記時刻帯管理手段が管理する前記有効時刻帯内にあるとき、前記電話端末へ警告音を送る警告音送信制御手段と、
前記電話端末から前記警告音に対する応答が来るかどうかを確認し、前記応答が来ないとき、接続されているWAN回線を切断するとともに、以降、WAN回線の接続を禁止する接続禁止手段とを有することを特徴とするダイヤルアップルータ回線接続警告方式。 - 前記警告音送信制御手段は、前記接続時間監視手段において前記連続接続時間が前記連続接続許容時間を超える時刻が、前記時刻帯管理手段が管理する前記有効時刻帯内にないとき、前記有効時刻帯が来るまで待機して、前記電話端末へ警告音を送ることを特徴とする請求項3記載のダイヤルアップルータ回線接続警告方式。
- 前記LAN端末は、前記連続接続許容時間と前記有効時刻帯とをユーザが入力するための設定画面を表示する設定画面表示手段と、設定画面から入力された前記連続接続許容時間と前記有効時刻帯とを、前記ダイヤルアップルータへ送る手段とを有し、前記ダイヤルアップルータは、前記LAN端末から、LANを介して、前記連続接続許容時間と前記有効時刻帯とを受信して、前記連続接続許容時間を前記接続時間監視手段に設定し、前記有効時刻帯を前記時刻帯管理手段に設定する手段を有することを特徴とする請求項3記載のダイヤルアップルータ回線接続警告方式。
- 前記LAN端末は、接続禁止解除をユーザが入力するための設定画面を表示する手段と、設定画面から入力された前記接続禁止解除を、前記ダイヤルアップルータへ送る手段とを有し、前記ダイヤルアップルータの接続禁止手段は、前記LAN端末から、前記接続禁止解除を受信して、WAN回線の接続の禁止を解除することを特徴とする請求項2または3記載のダイヤルアップルータ回線接続警告方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001013728A JP3586650B2 (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | ダイヤルアップルータ回線接続警告方式 |
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