JP2630285B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2630285B2
JP2630285B2 JP6326282A JP32628294A JP2630285B2 JP 2630285 B2 JP2630285 B2 JP 2630285B2 JP 6326282 A JP6326282 A JP 6326282A JP 32628294 A JP32628294 A JP 32628294A JP 2630285 B2 JP2630285 B2 JP 2630285B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN(総合サービ
スディジタル通信網)などのディジタル通信網に接続さ
れる通信端末装置に係わり、特に何らかの障害により一
方の端末が回線を切断したとき他方の端末がディジタル
通信網に接続されたままの状態で長時間放置されてしま
うことを防止する通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNなどのディジタル通信網は、各
種データを伝送するための情報チャネルと、通信路の確
立や開放などデータの伝送に伴う各種制御情報をやりと
りするための制御チャネルを備えている。データを伝送
する情報チャネルはインバンドと、制御情報を伝送する
制御チャネルはアウトバンドと一般に呼ばれている。こ
のようなディジタル通信網において端末間を接続するた
めの通信路の確立および開放は各通信端末装置によって
起動されるようになっている。したがって、網内での通
信路が確立されたのち、一方の通信端末に異常が発生し
この端末だけが網との接続を切断したときには、その事
を検知しない限り他方の端末は網と接続されたままの状
態で放置されてしまう。
【0003】このような、放置状態を回避するようにし
た通信端末装置が特開平4−291554号公報に開示
されている。この通信端末装置では、相手端末からの情
報チャネルにおけるデータの有無を検出し、一定時間以
上にわたって相手端末からデータが到来しないとき、相
手端末に異常が発生したものと判別し強制的に網との接
続を切るようになっている。
【0004】このほか、情報チャネルのデータをその異
常を検出するためのエラー情報を含めてフレーム構成し
て送り、フレーム内のエラー情報を基に相手端末に生じ
たエラーを検出することができる。このような、エラー
情報を備えた情報チャネルのフレーム構成はインバンド
・フレームとよばれ、エラー情報を含めずにデータだけ
をフレーム構成したものは、インバンド・ノンフレーム
と呼ばれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】インバンド・フレーム
によってデータの通信を行う場合には、そのフレーム内
のエラー情報を基に、相手端末の異常を検出できるので
一方の端末だけが網と接続された状態のままで放置され
ることを防止することができる。しかしながら、すべて
の端末との間でインバンド・フレーム構成によって通信
できるとは限らず、インバンド・ノンフレームで通信を
行う場合には、相手端末の異常を検出することができな
いという問題がある。また、特開平4−291554号
公報に開示されている通信端末装置では、情報チャネル
のデータの有無によって相手端末の異常を判別している
ので、インバンド・ノンフレームであっても異常を検出
することができる。しかしながら、通信用のデータの有
無を監視するための回路構成が複雑になってしまうとい
う問題がある。
【0006】そこで本発明の目的は、インバンド・ノン
フレームであっても相手端末と網との間の接続が切断さ
れたことを検出することのできる回路構成の簡単な通信
端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、予め定められた一定時間の経過を繰り返し計時する
タイマを備え、データを送受信するための情報チャネル
とこれを制御するための制御情報を送受信するための制
御チャネルを備えたディジタル通信網を介して通信相手
となる相手端末との間に通信路が確立された時点からタ
イマによって一定時間が経過したとき制御チャネルを通
じて相手端末にダミーのセットアップのためのセットア
ップメッセージを送出するセットアップメッセージ送出
手段と、 このセットアップメッセージ送出手段の送出し
たセットアップメッセージに対して相手端末がビジィで
ある旨の信号を返送してきたときにはタイマを再度起動
して更に一定時間経過後にメッセージを送出させるタイ
マ再起動手段と、 セットアップメッセージ送出手段の送
出したセットアップメッセージに対して相手端末が回線
に接続されていないことを示す信号を返送してきたとき
には通信路を開放する通信路開放手段とを通信端末装置
に具備させる。
【0008】すなわち請求項1記載の発明では、通信路
が確立された時点にタイマを起動させ、一定時間が過ぎ
たときに相手端末にダミーのセットアップメッセージを
送出するようにしている。そして、相手端末が接続され
ている場合にはビジィである旨の信号を返送してくるの
で、タイマで引続き一定時間ごとの監視を行う。また、
セットアップメッセージに対して相手端末が回線に接続
されていないことを示す信号を返送してきたときには通
信路を開放するようにしている。
【0009】
【0010】
【0011】請求項記載の発明では、相手端末接続検
出手段は制御チャネルを通じて所定のメッセージを送出
するメッセージ送出手段と、このメッセージに対する応
答を制御チャネルを通じて受信する応答受信手段とを備
え、送出したメッセージに対する応答を基に相手端末の
接続状態を検出している。
【0012】すなわち請求項記載の発明では、通信路
が確立された後制御チャネルを通じて相手端末の接続状
態を確認するためのメッセージを送出し、これに対する
応答を基にその接続状態を判別している。たとえば、I
SDNではDチャネルパケット通信手順や、セットアッ
プ・メッセージなどによって接続確認のためのメッセー
ジを送出することができる。
【0013】請求項記載の発明では、相手端末接続検
出手段の送出するメッセージは通信路を確立する際に相
手端末との接続を要求する発呼要求であり、この発呼要
求に対する応答を基に相手端末の接続状態を検出してい
る。
【0014】すなわち請求項記載の発明では、通信路
が確立されたのちダミーの発呼要求を制御チャネルによ
って送出し、その応答を基に相手端末の接続状態を検出
している。相手端末と通信路が確立された後、さらに発
呼要求を送出しても相手端末が網に接続されていれば新
たな発呼要求は受け付けられない。したがって相手端末
からの応答によってその接続状態を検出することができ
る。
【0015】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例における通信端
末装置を用いたディジタル通信システムの概要を表わし
たものである。通信端末装置11は、ディジタル通信網
としてのISDN12を介して1対1で相手端末と通信
を行うものであり、ISDNの局線とホストコンピュー
タやファクシミリなどの上位装置13との間に配置され
ている。上位装置13で作成されたデータは、通信端末
装置11、ISDN12を介して相手側の上位装置へ伝
送されるようになっている。
【0017】図2は図1に示した通信端末装置の回路構
成を表わしたものである。通信端末装置は、各種制御の
中枢的な機能を果たす中央処理装置21を備えている。
中央処理装置21はその内部にプログラムや固定的デー
タを格納するROM(リード・オンリ・メモリ)を備え
ている。中央処理装置21には、プログラムを実行する
上で一時的に必要となる各種データを格納するための書
き換え可能なメモリ22が接続されている。また、中央
処理装置21には、一定時間の経過を計時する周期タイ
マ23が接続されている。ディジタル通信網であるIS
DNとの間のインターフェイは局線インターフェイス2
4によって行われるようになっており、局線インターフ
ェイス24はISDNの局線25と接続されている。ま
た、上位装置インターフェイス26は、送受信するデー
タや通信路の確立および開放の指示を上位装置との間で
受け渡しするための回路部分である。中央処理装置21
には、相手端末の接続状態を確認するためのメッセージ
やその応答メッセージの発行を行う送信メッセージ処理
部27および網から送られてくる各種メッセージを受信
する受信メッセージ処理部28が接続されている。
【0018】ISDNは、データを伝送するための2つ
の情報チャネルと各種制御情報を伝送するための制御チ
ャネルを備えており、送信メッセージ処理部27はメッ
セージを制御チャネルを用いて送るようになっている。
また、受信メッセージ処理部28は、制御チャネルによ
って返送されてくるメッセージを基に相手端末が接続さ
れているかどうかを判別するようになっている。中央処
理装置21は、相手端末との間の通信路が確立されたの
ち周期タイマ23を起動し、これがタイムアップするご
とに送信メッセージ処理部27から相手端末の接続状態
を確認する確認メッセージを発行するようになってい
る。ここでは、送信メッセージ処理部27の発行する確
認メッセージとしてダミーのセットアップ・メッセージ
を送るようになっている。セットアップ・メッセージ
は、通信路を確立する際に制御チャネルを通じて発呼要
求として送出するメッセージである。セットアップ・メ
ッセージを通信路が確立された後に相手端末に送ると、
相手端末が正常に接続されている場合には、新たな発呼
に応答することはできないので、端末ビジーを表わした
メッセージが送り返されてくる。また、相手端末が網と
切断されているときには、網から応答拒否を表わした応
答拒否メッセージが送られてくる。これにより、相手端
末が接続されているかどうかを確認することができるよ
うになっている。
【0019】図3は、相手端末との間に通信路が確立さ
れてから通信端末装置の行う処理の流れを表わしたもの
である。ここでは、インバンド・ノンフレームで相手側
端末と1対1で通信が行われるものとする。通信路が確
立されると中央処理装置21は、周期タイマ23を起動
する(ステップS101)。確認メッセージを送出する
周期の長さは、上位装置インタフェース部26を介して
上位装置から予め設定されているものとする。また、設
定された周期の長さはメモリ22に格納される。中央処
理装置21は、周期タイマ23の計時する時間を読み出
し、これとメモリ22に格納されている予め設定された
周期の長さを比較する(ステップS102)。周期タイ
マ23から読み出した時間が周期の長さを越えたとき
(ステップS102;Y)、中央処理装置21はアウト
バンドを用いてダミーのセットアップ・メッセージを送
信メッセージ処理部27から送出する(ステップS10
3)。
【0020】次に中央処理装置21は受信メッセージ処
理部28を起動して、網あるいは相手端末から送られて
くる応答メッセージを受信する(ステップS104)。
受信メッセージ処理部28によって受信された応答メッ
セージが、相手端末が回線に接続されていることを表わ
しているとき、すなわち端末ビジーであるときは(ステ
ップS105;N)、ステップS101に戻って周期タ
イマ23を再度起動する。受信した応答メッセージが、
相手端末が回線に接続されていないことを表わしている
ときは(ステップS105;Y)、中央処理装置21は
局線インターフェイス24に回線を断する指示を出力し
て、網との接続を切り通信路を開放する(ステップS1
06)。回線を切った後、中央処理装置21は上位装置
インターフェイス部26を介して上位装置に対して、相
手端末の異常により強制的に回線との接続を切ったこと
を通知し(ステップS107)、処理を終了する(エン
ド)。
【0021】このように、制御チャネルを用いること
で、情報チャネルによるデータの送受信と並行して、相
手側端末の接続状態を確認することができる。また、通
信路の確立において基本的な機能であるセットアップ・
メッセージを用いているので、相手端末はどのような端
末であっても良く、広く相手側の端末装置の接続状態を
確認することができる。
【0022】変形例
【0023】以上説明した実施例では、ダミーのセット
アップメッセージによって相手端末の接続状態を確認し
ているが、セットアップ・メッセージのユーザ・ユーザ
情報手順や、制御チャネルパケット通信手順を利用して
相手端末の接続状態を確認することもできる。
【0024】ユーザ・ユーザ情報手順を用いる場合に
は、相手端末の接続状態を確認するためのコマンドをセ
ットアップ・メッセージの中に入れる。この場合には、
相手側端末装置は、ユーザ・ユーザ情報を解析してこれ
に対する応答メッセージを送信する機能が必要になる。
ここでは図2に示したものと同一の回路構成のものを相
手端末装置として用いている。相手端末は、その受信メ
ッセージ処理部28によって受信したセットアップ・メ
ッセージのユーザ情報エリアに含まれるコマンドを解析
し、これに対する応答メッセージを送信メッセージ処理
部27によって送り返す。そして、セットアップ・メッ
セージを送信した側の通信端末装置は、相手端末からの
応答メッセージを受信しその内容によって相手端末が正
常であるかどうかを判別する。また応答メッセージが一
定時間内に返送されないときは、相手端末が網と接続さ
れていないと判別するようになっている。
【0025】図4は、セットアップ・メッセージを送信
する側の通信端末装置の行う処理の流れを表わしたもの
である。通信路が確立された後、中央処理装置21は周
期タイマ23を起動する(ステップS201)。周期タ
イマ23がタイムアップしたとき(ステップS202;
Y)、ユーザ・ユーザ情報手順によって端末の接続状態
を確認するためのコマンドをダミーのセットアップ・メ
ッセージ内に入れてこれを送出する(ステップS20
3)。その後、応答メッセージが返送されてくるまでの
許容時間を設定して周期タイマ23を起動し(ステップ
S204)、受信メッセージ処理部28によって応答メ
ッセージが受信されるのを待機する。
【0026】周期タイマ23がタイムアップする前に応
答メッセージを受信したときは(ステップS205;
Y)、中央処理装置21はそのメッセージが相手端末に
異常の発生したことを表わしているかどうかを調べる
(ステップS206)。相手端末が正常な場合には(ス
テップS206;N)、ステップ201に戻って、セッ
トアップ・メッセージを次に送出するまでの待ち時間を
周期タイマ23にセットしてこれを起動する。相手端末
に異常がある場合(ステップS206;Y)、自端末を
ISDNの回線から切り離す(ステップS208)。ま
た、応答メッセージが許容時間内に到来しないときは
(ステップS207;N)、相手端末がセットアップ・
メッセージを受信していない、すなわち回線と接続され
ていないと判別できるので、自端末をISDNの回線か
ら切り離す(ステップS208)。その後中央処理装置
21は、上位装置に対して強制的に回線との接続を切っ
たことを通知し(ステップS209)、処理を終了する
(エンド)。
【0027】図5は、セットアップ・メッセージを受信
する側の通信端末装置の行う処理の流れを表わしたもの
である。通信路が確立された後、中央処理装置21は受
信メッセージ処理部28によってセットアップ・メッセ
ージが受信されるのを待機する(ステップS301)。
セットアップ・メッセージが受信されたとき(ステップ
S301;Y)、メッセージ中に接続状態の確認を指示
するコマンドが含まれているがどうかを調べる(ステッ
プS302)。接続状態の確認を指示するコマンドが含
まれていないときは(ステップS302;N)、ステッ
プS301に戻って処理を継続する。接続状態の確認を
指示するコマンドが含まれているときは(ステップS3
02;Y)、自端末の状態を調べ正常な場合には(ステ
ップS303;Y)、自端末が正常であることを表わし
た応答メッセージを送信メッセージ処理部27から送出
する(ステップS304)。自端末の状態に何らかの異
常がある場合には(ステップS303;N)、自端末に
異常があることを表わした応答メッセージを送出する
(ステップS305)。
【0028】以上説明した実施例および変形例では、周
期タイマによって一定の時間が経過するごとに周期的に
接続確認のためのセッメージを送出しているが、メッセ
ージの送出を通信路が確立された後の任意の時点で行っ
てもよい。また、一定の時間間隔を置かずに繰り返しメ
ッセージを送出してもよい。さらに変形例では、セット
アップ・メッセージのユーザ・ユーザ情報手順を用いて
コマンドを送出したが、たとえばISDNの制御チャネ
ルにおけるパケット通信手順を用いることもできる。こ
の場合の処理の流れは、図4、図5に示したものと同じ
で良い。また、実施例および変形例では、ディジタル通
信網としてISDNを用いているが、データを伝送する
情報チャネルと制御情報を伝送する制御チャネルを備え
た通信網であれば、ISDN以外の網であってもよいこ
とは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、通信路が確立された時点にタイマを起動させ、一定
時間が過ぎたときに相手端末にダミーのセットアップメ
ッセージを送出するようにした。そして、相手端末が接
続されている場合にはビジィである旨の信号を返送して
くるので、タイマで引続き一定時間ごとの監視を行い、
セットアップメッセージに対して相手端末が回線に接続
されていないことを示す信号を返送してきたときには通
信路を開放するようにしている。このようにセットアッ
プメッセージを使用して回線の監視を行うことにしたの
で、相手端末との間で特別の回路装置を使用することな
く、回線の監視が可能になる。すなわち、相手端末がど
のような端末であっても、その接続状態を確実に監視す
ることができる。更に、インバンド・ノンフレームであ
っても、相手端末の接続の有無を検出することが可能で
ある。
【0030】
【0031】さらに請求項記載の発明によれば、通信
路が確立された後制御チャネルを通じて相手端末の接続
状態を確認するためのメッセージを送出し、これに対す
る応答を基にその接続状態を判別している。たとえば、
ISDNではDチャネルパケット通信手順や、セットア
ップ・メッセージなどによって接続確認のためのメッセ
ージを送出することができる。このようなアウトバンド
メッセージを用いることによって、情報チャネルでの通
信と並行して相手端末の接続状態を容易に検出すること
ができる。
【0032】また請求項記載の発明によれば、通信路
が確立された後、さらに発呼要求を行い、相手端末から
の応答を基にその接続状態を確認している。発呼は網の
基本的な機能であり、これを利用して相手端末の接続状
態を確認しているので相手端末はどのような端末であっ
ても良く、広く相手側の端末装置の接続状態を確認する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における通信端末装置を用い
たディジタル通信システムの概要を表わした説明図であ
る。
【図2】図1に示した通信端末装置の回路構成を表わし
たブロック図である。
【図3】相手端末との間に通信路が確立されてから通信
端末装置の行う処理の流れを表わした流れ図である。
【図4】セットアップ・メッセージを送信する側の通信
端末装置の行う処理の流れを表わした流れ図である。
【図5】セットアップ・メッセージを受信する側の通信
端末装置の行う処理の流れを表わした流れ図である。
【符号の説明】
11 通信端末装置 12 ISDN 21 中央処理装置 23 周期タイマ 24 局線インターフェイス 27 送信メッセージ処理部 28 受信メッセージ処理部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた一定時間の経過を繰り返
    し計時するタイマを備え、データを送受信するための情
    報チャネルとこれを制御するための制御情報を送受信す
    るための制御チャネルを備えたディジタル通信網を介し
    て通信相手となる相手端末との間に通信路が確立された
    時点から前記タイマによって前記一定時間が経過したと
    き制御チャネルを通じて相手端末にダミーのセットアッ
    プのためのセットアップメッセージを送出するセットア
    ップメッセージ送出手段と、 このセットアップメッセージ送出手段の送出したセット
    アップメッセージに対して相手端末がビジィである旨の
    信号を返送してきたときには前記タイマを再度起動して
    更に前記一定時間経過後に前記メッセージを送出させる
    タイマ再起動手段と、 前記セットアップメッセージ送出手段の送出したセット
    アップメッセージに対して相手端末が回線に接続されて
    いないことを示す信号を返送してきたときには 前記通信
    路を開放する通信路開放手段とを具備することを特徴と
    する通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記相手端末接続検出手段は前記制御チ
    ャネルを通じて所定のメッセージを送出するメッセージ
    送出手段と、このメッセージに対する応答を制御チャネ
    ルを通じて受信する応答受信手段とを備え、送出したメ
    ッセージに対する応答を基に相手端末の接続状態を検出
    することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記相手端末接続検出手段の送出するメ
    ッセージは通信路を確立する際に相手端末との接続を要
    求する発呼要求であり、この発呼要求に対する応答を基
    に相手端末との接続状態を検出することを特徴とする請
    求項2記載の通信端末装置。
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