JPH08106589A - ビル遠隔監視装置 - Google Patents

ビル遠隔監視装置

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Publication number
JPH08106589A
JPH08106589A JP24100494A JP24100494A JPH08106589A JP H08106589 A JPH08106589 A JP H08106589A JP 24100494 A JP24100494 A JP 24100494A JP 24100494 A JP24100494 A JP 24100494A JP H08106589 A JPH08106589 A JP H08106589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring center
abnormality
monitoring
circuit
report
Prior art date
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Pending
Application number
JP24100494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuro Kondo
靖郎 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】広域災害等の発生により監視センタへ発報が集
中した場合、緊急を要する異常情報の監視センタでの受
信受付待ち状態を解消し、迅速かつ正確な対応を可能に
する。 【構成】エレベータ装置9,設備監視センサ10,防犯
監視センサ11,防災監視センサ12が備えられ、ビル
遠隔監視装置16内の異常検出回路7に接続される。異
常検出回路7では各センサの接点の変化を検出して異常
信号を作成し、通信制御回路4より電話回線13を介し
て監視センタ14に発報する。発報の失敗回数がカウン
タ回路2で計数され、この計数値がある設定値に達した
とき、緊急異常識別回路1で異常信号の内容により緊急
性の高い異常信号か否かを識別する。緊急性の低い異常
信号の場合、通常発報する監視センタ14とは別の監視
センタ15へ発報先を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル遠隔監視装置、特
に広域災害発生時の監視センタでの緊急異常データの受
信受付待ち状態を解消するビル遠隔監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビル遠隔監視装置は、ビル内のエ
レベータ装置及び設備監視センサ,防犯監視センサ,防
災監視センサからの異常信号などが入力されるビル遠隔
監視装置を、電話回線を介して遠隔地にある監視センタ
から24時間常時監視するよう構成されている。この端
末装置からの異常信号は全てその監視センタで受信する
のが一般に知られている。
【0003】また、特開平2−226398 号公報のように、
ビル遠隔監視装置にて異常信号を識別し、異常信号発報
先を変更する事により、広域災害発生時の監視センタへ
の異常信号の発報集中による異常データ伝送の受付待ち
状態を回避する方式は公知例がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のビル遠隔監視装
置は、上述のように構成されたため、広域災害等の発生
時においてビル遠隔監視装置から監視センタへの異常信
号の発報が集中し、発報の受付待ち状態となることがあ
り、緊急を要する発報の監視センタでの受信が遅れてし
まうことが考えられる。
【0005】また、異常信号の内容により異常信号の発
報先を変更する方式とすると、通常の監視業務を担当す
る監視センタと,広域災害専用の監視センタとを必要と
した。
【0006】本発明の目的は、広域災害専用等の特別な
監視センタを必要とせずに、広域災害等の発生した場合
に、緊急性を要する異常信号の監視センタでの受信受付
待ち状態を解消することが出来るビル遠隔監視装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はビル遠隔監視装置から監視センタへ電話回
線を介し発報する際の発報の失敗回数をカウントするカ
ウンタ回路と,ビル設備機器からの異常信号の内容によ
って緊急性の高い異常信号と緊急性の低い異常信号とに
識別する緊急異常識別回路とを具備した。
【0008】
【作用】本発明によるビル遠隔監視装置はこのように構
成されたため、ビル設備機器の異常信号を検知し監視セ
ンタに発報を行う場合、監視センタの電話回線の混雑等
により失敗した発報の回数をカウンタ回路で計数し、そ
の回数が予め設定した回数に達したとき広域災害の可能
性有りと判断し、緊急異常識別回路で異常信号の内容に
より緊急性の識別を行い、緊急性が低いと判断した場合
は別の監視区域を持つ監視センタへ発報を行うように発
報先電話番号を変更する。これにより受信受付待ち状態
にあった緊急性の低い異常信号は他の監視センタに発報
先を変更するため、監視センタの混雑は解消され、緊急
性の高い異常信号の受信受付待ち状態を解消することが
できる。
【0009】また、監視センタはビル遠隔監視装置の動
作状況の確認のため、一定期間ごとに監視センタからビ
ル遠隔監視装置へ電話回線を介して通信を行う。この
際、発報先を変更した異常信号を監視センタが吸い上げ
ることにより、監視センタは担当する監視区域内の異常
発生状況を管理することが出来る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図3を用
いて説明する。
【0011】ここで、図1は本発明の実施例の要部のブ
ロック図である。図1に示すように、本発明の実施例で
は、エレベータ装置9,設備監視センサ10,防犯監視
センサ11,防災監視センサ12と,これらからの信号
をビル遠隔監視装置16に取り込むインタフェース回路
8と,インタフェース回路8に入力した信号よりビル設
備機器の異常を検出する異常検出回路7と,この異常検
出回路7で得たビル設備機器の異常信号にビル情報及び
異常状態を付加し符号化した異常データを作成する演算
回路3と,演算回路3で作成した異常データを電話回線
13を介して監視区域ごとに設けられている監視センタ
14又は監視センタ15に送信する通信制御回路4と,
発報先の電話番号を記憶しているROM5と,発報失敗
回数の設定値及び発報先を記憶するRAM6を備える。
【0012】また、異常検出回路7で検出した異常信号
の緊急性の有無を判定する緊急異常判定回路1と,通信
制御回路4から監視センタ14への発報の失敗回数をカ
ウントするカウンタ回路2が設けられている。
【0013】以下に、本発明のビル遠隔監視装置の動作
を説明する。
【0014】エレベータ装置9,設備監視センサ10,
防犯監視センサ11,防災監視センサ12からのビル設
備機器の状態信号はビル遠隔監視装置16内のインタフ
ェース回路8に入力される。インタフェース回路8に入
力されたビル設備機器の状態信号は異常検出回路7にて
ビル設備機器の異常発生を検知する。異常検出回路7で
検出された異常信号により演算回路3はビル情報及び異
常状態情報を付加し符号化した異常データを作成する。
演算回路3で作成した異常データは予めROM5に記憶して
ある監視センタ14へ通信制御回路4により電話回線1
3を介し発報を行う。このとき電話回線の混雑等により
監視センタ14への発報に失敗した回数をカウンタ回路
2で計数する。このカウンタ回路2で計数した値が予め
RAM6に設定してある発報失敗回数に達したとき、演
算回路3で広域災害の可能性有りと判断し、異常データ
を緊急異常識別回路1で緊急性の低い異常データと緊急
性の高い異常データに識別する。緊急異常識別回路1で
緊急性の低い異常データと識別した場合は、予めROM
5に記憶してある監視センタ14とは別の監視区域を持
つ監視センタ15へ発報先を変更する。また、緊急性が
高い異常データと識別した場合は引き続き監視センタ1
4へ発報を行う。こうして受信受付待ち状態にあった緊
急性の低い異常データは他の監視区域を持つ監視センタ
15へ発報先を変更するため、監視センタ14の電話回
線の混雑は解消され、受信受付待ち状態にあった緊急性
の高い異常データの受信が容易に行えるようになる。
【0015】また、発報失敗回数の設定数を各端末装置
ごとにそれぞれ変えることで、監視センタ15への発報
に時間差を置くことができ、これにより、監視センタ1
5の発報集中を防ぐことが出来る。
【0016】図2で発報動作について詳しく説明する。
ステップ20でビルに異常がないかどうかを、インタフ
ェース回路8に取り込んだ情報により異常検出回路8で
判定する。異常がない場合、始めに戻りステップ20を
繰り返す。インタフェース回路8に取り込んだ情報に異
常があった場合、ステップ21に進み異常情報を監視セ
ンタ14に発報する。次にステップ22で発報が成功し
たかどうかを判定する。発報成功であればステップ28
に進みRAM6に発報先及び発報データを記憶、また、
カウンタ回路2をクリアし、ステップ20に戻る。発報
が失敗した場合は、ステップ23に進みカウンタ回路2
で発報失敗回数をカウントする。次にステップ24に進
み発報回数が予めRAM6内に設定しておいた発報失敗
回数に達したかどうかを判定する。設定数に達していな
い場合、ステップ21に戻り、発報失敗回数が設定数に
達するまで発報を行う。発報失敗回数が設定数に達した
とき、ステップ25に進み、緊急異常識別回路1で緊急
性が高いか低いかを判定する。ここで、緊急性が低いと
判定した場合、ステップ26に進み、異常情報の発報先
を監視センタ15に変更する。次にステップ27に進
み、発報が成功するまでステップ26を繰り返す。発報
成功であればステップ28に進み発報先をRAM6に記憶
し、ステップ20に戻る。緊急性が高いと判定した場合
はステップ21に進み、引き続き監視センタ14に発報
を行う。
【0017】図3で復旧発報動作について説明する。ス
テップ29でビルの異常状態が復旧したかどうかを判定
し、正常に復旧していなければステップ29に戻り、こ
れを繰り返す。また、ビルの異常状態が正常に復旧して
いればステップ30に進み、発報動作時にRAM6内に
記憶した発報先を読み込む。次にステップ31に進み、
RAM6から読み込んだ発報先の監視センタに復旧発報
を行う。ステップ32で復旧発報成功か失敗かを判定
し、失敗であればステップ31に戻り引き続き復旧発報
動作を行う。また、復旧発報成功であれば復旧発報動作
を終了する。
【0018】
【発明の効果】本発明は、ビル設備機器からの異常信号
を緊急性の高い異常信号と緊急性の低い異常信号とに識
別する緊急異常識別回路1と監視センタへの発報の際の
失敗回数をカウントするカウンタ回路2を具備したた
め、異常信号の発生要因及び発報を行う際の電話回線の
混雑状況に応じて緊急性を必要としない異常信号の発報
先を通常発報を行う監視センタ以外の他の監視センタに
発報を行うことにより、監視センタへの発報集中による
発報の受信受付待ち状態を解消できる。これにより、緊
急性の高い異常情報は通常発報を行う監視センタへ容易
に発報を行えるようになり、異常情報に対して迅速かつ
正確に対応することが出来る。また、発報失敗回数の設
定数を各端末装置ごとに変えることで、各端末装置が発
報先を変更し、発報する際に時間差を置くことができ、
変更先の監視センタの発報集中を防ぐことが出来る。ま
た、特別な監視センタ、例えば広域災害専用監視センタ
等を設ける必要がないため、監視センタの効率の良い利
用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】本発明の発報動作の流れの説明図。
【図3】本発明の復旧発報動作の流れの説明図。
【符号の説明】
1…緊急異常識別回路、2…カウンタ回路、3…演算回
路、4…通信制御回路、5…ROM、6…RAM、7…
異常検出回路、8…インタフェース回路、9…エレベー
タ装置、10…設備監視センサ、11…防犯監視セン
サ、12…防災監視センサ、13…電話回線、14,1
5…監視センタ、16…ビル遠隔監視装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビル内のエレベータ装置及び設備監視セン
    サ,防犯監視センサ,防災監視センサからの異常信号を
    検出する異常検出回路と,前記異常信号とビル情報及び
    異常状態を付加した異常データを作成する演算回路と,
    前記異常データを電話回線を介して監視センタへ発報す
    る通信制御回路とを備えたビル遠隔監視装置において、
    前記異常データの緊急性を前記異常データの内容によっ
    て識別する緊急異常識別回路と,前記異常データを前記
    監視センタへ発報する際の失敗回数をカウントする回路
    とを備え、前記異常データの緊急性と前記カウント回数
    により異常データ発報先を変更する機能を有することを
    特徴とするビル遠隔監視装置。
JP24100494A 1994-10-05 1994-10-05 ビル遠隔監視装置 Pending JPH08106589A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24100494A JPH08106589A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 ビル遠隔監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24100494A JPH08106589A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 ビル遠隔監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08106589A true JPH08106589A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17067906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24100494A Pending JPH08106589A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 ビル遠隔監視装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08106589A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015014837A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 株式会社日立ビルシステム 遠隔監視システム
JP2015162806A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 株式会社日立ビルシステム 遠隔監視システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015014837A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 株式会社日立ビルシステム 遠隔監視システム
JP2015162806A (ja) * 2014-02-27 2015-09-07 株式会社日立ビルシステム 遠隔監視システム

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