JP3189871B2 - 警備端末装置 - Google Patents

警備端末装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の防犯や施設
の保全を監視するとともに、有線回線や無線回線によっ
て遠隔の監視センタに異常を通報する警備端末装置に関
し、特に、高い信頼性で経済的な自動通報を行いうる警
備端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、有線回線と無線回線を併用する
警備端末装置では、いずれかの通信手段が不通の際には
他方の通信手段によって、直ちに遠隔の監視センタに自
動通報を行いうることが重要である。併せて、警備上や
装置自体の異常、または自動通報の状況などが保守員に
も通知されることが好ましい。このため、これらの要請
に応えるための技術が種々提案されている。例えば、第
1従来例として特開平1−124096号公報に示され
る自動通報装置がある。
【0003】図3は、第1従来例を概略的に示す説明図
である。第1従来例では、無線機能を備える複数の自動
通報装置110−1〜110−nが電話回線網120を
介して遠隔の監視センタ130に接続されている。いず
れか1つの自動通報装置110−1において有線回線が
不通になると、この自動通報装置110−1が無線連絡
によって自らの通報内容を他の通信可能な自動通報装置
110−nに転送する。その結果、無線連絡された通報
内容が、他の自動通報装置110−nにより正常な有線
回線を介して監視センタ130に伝送される。しかし、
他の自動通報装置110−nが自らの警報を伝送してい
る間は役に立たない。
【0004】そこで、このように他の装置による代替に
頼らない第2従来例として特開平6−133067号公
報に示される非常通報装置がある。第2従来例では、非
常通報装置から離れた地域に予め中継手段を備え、非常
通報装置の有線回線が不通になると、無線連絡により中
継手段を介して所定の通報先に通報内容が転送される。
このため、他の非常通報装置が稼働中であっても差し支
えなく自動通報を行いうる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
例の装置を使用して自動通報を行う際に、次のような問
題点があった。無線通信は有線通信と比較して回線使用
料が一般に高価であるが、自動通報の宛先によっては逆
に無線通信が安価である場合もある。さらに、緊急時の
他にも定期的な警備報告をかなり頻繁に行うこともあ
り、高価な通信回線を常に使用していると、回線使用料
が増大することによって、運用面での経済性が大きな問
題となってしまう。
【0006】 本発明は、上記の問題点にかんがみてなさ
れたものであり、有線回線または無線回線の通信状態を
監視することによって、高い信頼性で遠隔の監視センタ
に安価に自動通報を行いうる警備端末装置の提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明の警備端末装置は、警備上の異常または装置自
体の障害が検出されると、有線回線または無線回線を介
して遠隔の監視センタに自動的に通報する警備端末装置
において、有線回線を監視するとともに、各種情報を有
線回線にて監視センタに通知するための有線手段と、無
線回線の基地局から伝送される制御チャネルの電界強度
を監視するとともに、各種情報を無線回線にて監視セン
タに通知するための無線手段と、有線回線および無線回
線の使用料に関する情報を保有するとともに、有線回線
または無線回線のうちいずれか通信可能であって、か
つ、安価な使用料の通信回線を選択する使用料管理部を
有する切替え手段とを備える構成とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明による実施形態を
示す模式的ブロック構成図である。この実施形態は、有
線回線に接続される有線手段1と、無線回線に接続され
る無線手段2と、通信回線を有線回線または無線回線に
切り換える切換え手段3とを備える警備端末装置であ
る。
【0009】 警備上または装置自体の異常が検出される
と、警備端末装置が有線回線または無線回線を介して遠
隔の監視センタに自動通報を行っている。例えば、有線
回線としては、通信ケーブルによる電話回線やデジタル
回線などであり、無線回線としては、通常の第一種電気
通信事業者による無線通信回線などである。以下、電話
回線および無線通信回線の一例について述べる。
【0010】 有線手段1は、電話回線の通信状態を監視
する有線監視部11と、電話回線の接続制御やダイヤル
パルスなどの送出を行うとともに、送受信形式のデータ
を形成する有線通信部12とを有しており、電話回線の
通信状態を監視することにより、その結果を切換え手段
3に通知している。有線監視部11は、例えば電話回線
であれば一般的な線間電圧や回線電流の有無などを検知
し、デジタル回線であれば例えば通信形式における特定
の情報フレームなどを検出している。
【0011】 無線手段2は、アンテナ21を介して無線
通信を行う無線通信部22と、受信電波の電界強度を検
出する電界監視部23とを有し、無線通信回線の通信状
態を監視することにより、その結果を切換え手段3に通
知している。電界監視部23は、無線通信回線の基地局
から伝送される制御チャネルの電界強度を監視するとと
もに、この電界強度が所定値より低下すると、電波障害
などが生じたか、または無線通信の圏外であるとして無
線不通の警報を発生する。
【0012】 切換え手段3は、通信回線を選択する回線
選択部31と、各部の処理状態に基づいて装置全体を統
括する制御部32と、通信回線の使用料を管理する使用
料管理部33とを有している。通常時には、切換え手段
3が電話回線を通信回線として使用するが、有線手段1
または無線手段2の各通知を受けて、電話回線の通信状
態が不通である場合に、または通信状態が不通であって
通報すべき送信情報が発生した場合に無線通信回線に接
続している。
【0013】 使用料管理部33は、電話回線および無線
通信回線の使用料に関する情報を保有するとともに、通
報の宛て先、通報時の日時などに基づいて各回線使用料
を比べ、電話回線または無線通信回線の中から、いずれ
か安価な使用料のものを回線選択部31に指定する。従
って、回線選択部31が、有線監視部11および電界監
視部23の各通知、または使用料管理部33の指定に基
づいて臨機応変に通信回線を選択できる。
【0014】 以上の他にも、警備端末装置には、各種の
警備用センサS1〜Snの作動を検出して通知するセン
サ検出部4と、警備員などに対する通報内容の出力手段
5とを更に備える。出力手段5は、画面装置DSPに表
示する表示部51と、ブザーBZやランプLTなどの警
報機器に出力する機器出力部52とを有している。画面
装置DSPや警報機器は、これらの他にも、電話回線お
よび無線通信回線がともに不通であって通報不能である
旨を出力するものであれば、いずれでもよい。
【0015】 図2は、図1の実施形態における作用を総
合的に示すフローチャートである。ステップS100は
本発明に係る各処理の開始を示す。制御部32では、セ
ンサ検出部4、有線監視部11、電界監視部23、回線
選択部31および使用料管理部33からの報告が定期的
にチェックされている(ステップS101)。
【0016】 センサ検出部4の報告によって、制御部3
2では自動通報すべき送信情報の形成が行われると(ス
テップS102)、回線選択部31が、有線監視部11
により電話回線の(ステップS103)、また、電界監
視部23により無線通信回線の各通信状態を通知に基づ
いて検査する(ステップS104)。制御部32から
は、回線選択部31からの報告を待って送信情報が送出
される。
【0017】 以下、各通信状態が通信可能または不能で
ある場合に分けて述べる。 (1)ステップS103,S104において、電話回線
および無線通信回線が両方とも通信可能である場合に
は、回線選択部31が制御部32を介して使用料管理部
33に指示し、電話回線または無線通信回線のうち回線
使用料が安価な方を指定するように促す(ステップS1
06)。
【0018】 使用料管理部33による指定に基づいて、
回線選択部31では電話回線を選択するか(ステップS
107)、または無線通信回線を選択する(ステップS
108)。併せて、その旨が制御部32に報告される
と、ステップS107では有線通信部12に送信情報が
送出されて監視センタに通報され、ステップS108で
は無線通信部22に送出されて同様に通報される。
【0019】 (2)ステップS103,S104におい
て、電話回線が通信可能であって無線通信回線が不能で
ある場合には、回線選択部31が電話回線を選択して、
その旨が制御部32に報告される(ステップS10
7)。併せて、制御部32では有線通信部12に送信情
報が送出されて同様に通報される。
【0020】 (3)ステップS103,S104におい
て、電話回線が通信不能であって無線通信回線が可能で
ある場合には、回線選択部31が無線通信回線を選択し
て、その旨が制御部32に報告される(ステップS10
8)。併せて、制御部32では無線通信部22に送信情
報が送出されて同様に通報される。
【0021】 (4)ステップS103,S104におい
て、電話回線および無線通信回線が両方とも通信不能で
ある場合には、回線選択部31がその旨を制御部32に
報告することにより、制御部32では表示部51または
機器出力部52に表示の指示がなされる(ステップS1
08)。その結果、自動通報できなかった旨と送信情報
の内容が画面装置DSPやブザーBZなどに出力される
ため、警備員などが異常の状況を認識でき、直ちにしか
るべき代替処置を取りうる。
【0022】 その他、本発明は前述の実施形態にのみ限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の警備端末装
置には次の効果がある。第1に、有線回線または無線回
線の通信状態を常に監視することによって、自動通報が
必要なときに適切な通信回線を選択している。このた
め、災害時に周辺地域の有線回線が一斉に不通になって
も、また、予期しない周辺環境の変化により電波障害な
どが生じても、融通性のある自動通報が的確にできる。
【0024】 第2に、自動通報時に必要な条件に基づい
て常に安価な通信回線を選択している。その結果、有線
回線および無線回線という2つの選択肢が、緊急時はも
とより定期的な警備報告などにおいても経済的に使い分
けられ、運用コストの低減を図ることができる。
【0025】 従って、有線回線または無線回線の通信状
態を監視することによって、高い信頼性で遠隔の監視セ
ンタに安価に自動通報を行いうる警備端末装置を提供で
きるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態を示す模式的構成図であ
る。
【図2】図1の実施形態における作用を総合的に示すフ
ローチャートである。
【図3】第1従来例を概略的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 有線手段 2 無線手段 3 切換え手段 4 センサ検出部 5 出力手段 11 有線監視部 12 有線通信部 21 アンテナ 22 無線通信部 23 電界監視部 31 回線選択部 32 制御部 33 使用料管理部 51 表示部 52 機器出力部 BZ ブザー DSP 画面装置 LT ランプ S1〜Sn 警備用センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 10/00 G08B 23/00 - 31/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警備上の異常または装置自体の障害が検
    出されると、有線回線または無線回線を介して遠隔の監
    視センタに自動的に通報する警備端末装置において、 有線回線を監視するとともに、各種情報を有線回線にて
    監視センタに通知するための有線手段と、 無線回線の基地局から伝送される制御チャネルの電界強
    度を監視するとともに、各種情報を無線回線にて監視セ
    ンタに通知するための無線手段と、 有線回線および無線回線の使用料に関する情報を保有す
    るとともに、有線回線または無線回線のうちいずれか通
    信可能であって、かつ、安価な使用料の通信回線を選択
    する使用料管理部を有する切替え手段とを備えることを
    特徴とする警備端末装置。
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