JP2580416B2 - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JP2580416B2
JP2580416B2 JP3283434A JP28343491A JP2580416B2 JP 2580416 B2 JP2580416 B2 JP 2580416B2 JP 3283434 A JP3283434 A JP 3283434A JP 28343491 A JP28343491 A JP 28343491A JP 2580416 B2 JP2580416 B2 JP 2580416B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防犯監視装置と防災監
視装置を結合した監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防犯センサが接続可能な防災監視
装置にあっては、防災受信機から引き出された信号線に
固有のアドレスを設定した中継器を介して防犯センサを
接続している。防犯センサを接続した中継器は、防災受
信機からのポーリング呼出信号を受信すると、そのとき
防犯センサから検出信号が得られていれば、防犯検出信
号を防災受信機側に返送する。
【0003】通常、防犯センサは建物や施設内に取り付
けられており、昼間等の人が存在する場合には警戒が解
除され、夜間等の無人となる場合に警戒状態にセットさ
れるという使い方がされている。このため防災受信機側
で警戒セット状態か解除状態かを設定し、警戒セット状
態で防犯センサからの検出信号を受信すれば盗難警報を
出力し、警戒解除状態では防犯センサからの検出信号を
受信しても盗難警報を出力しないようにしている。
【0004】ここで火災感知器からの信号は防災受信機
で処理し、防犯センサからの信号は防災受信機とは別途
設けた他の受信機で処理することが一般的である。この
ため防犯センサからの検出信号は防災受信機をそのまま
通過して外部接続された他の受信機に伝送され、盗難警
報が出力される。これは火災に対してはより迅速な消火
活動や避難誘導等を行わなければならず、火災と防犯の
表示を分けていた方が混乱を誘発することが防止できる
からである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな防犯センサを接続可能な従来の防災監視装置にあっ
ては、建物や施設の規模が大きくなった場合に対応でき
ないという問題があった。即ち、大規模な建物や施設に
あっては、複数のテナントが入居することから、テナン
ト毎に部屋の使用時間帯が異なり、防犯センサの警戒セ
ット、解除を中央側で管理している従来装置にあって
は、テナント毎に入退出の時間を調べ、この時間リスト
に従って中央側でいちいち操作しなければならず、警戒
エリアが増えるほど毎日の管理作業が繁雑になるという
問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、利用状況の異なる防犯監視区画が複
数分散していても、中央側での管理操作を必要最小限に
して効率良く防犯監視の管理ができる防災監視装置と防
犯監視装置を結合した監視装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この目的を達成するた
め本発明は、次のように構成する。尚、実施例図面中の
符号を合せて示す。即ち、本発明の監視装置は、火災監
視を行う防災受信機1から引き出された信号線2に接続
された中継器3を介して防犯監視区画に設置された防犯
受信機4を接続し、この防犯受信機4の警戒セット動作
及び警戒解除動作を防災受信機1を介して外部接続した
防犯用操作表示部5から遠隔的に行うようにしたことを
特徴とする。
【0008】ここで防犯受信機4は、警戒セット又は警
戒解除を指令するセットスイッチ6と、セットスイッチ
6の操作によるセット指令又は防災受信機1側の防犯操
作表示部5からのセット指令を受けた時に、防犯センサ
7の検出信号が得られていないことを条件に警戒セット
動作を行い、解除指令の受けた時には警戒セット状態に
あることを条件に警戒解除動作を行う警戒セット制御部
8と、警戒セット制御部8による警戒セット状態で防犯
センサ7の検出信号を受信した時に盗難を判断して警報
部10に盗難警報を行わせる判断部10と、防災受信機
1側の防犯操作表示部5から警戒セット指令又は警戒解
除指令を受けた時に、一定時間に亘り防犯センサ7の状
態を防犯操作表示部5に送って表示させるセンサ状態出
力部11と、判断部9による盗難判断時に警報信号を防
犯用操作表示部5に送って警報表示させる移報出力部1
2とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】このような構成を備えた本発明の監視装置によ
れば、分散した防犯監視区域毎に防犯受信機を設置して
各区画で個別に防犯監視を管理することを基本とし、更
に分散した複数の防災受信機の利用状況を、防災監視装
置を経由して中央側で一括して管理するようになる。
【0010】例えばテナント毎に防犯受信機が設置され
ていることから、テナント固有の利用状況に応じた警戒
セット及び警戒解除がテナントの責任のもとに個別に行
われ、このような日常的な防災受信機の管理を中央側で
行う必要はない。中央側における防災監視の管理は、例
えば全てのテナントが退出した夜間の定時、例えば9時
等に、各テナントの防犯受信機の警戒セット状態をチェ
ックし、もし警戒セット状態となっていない防災受信機
が存在した場合には、テナントの退出を確認した後に中
央側から遠隔的に警戒セットを行うようになる。
【0011】この遠隔的な警戒セットに際しては、中央
側からセット指令を送ると、制御対象となった防災受信
機における防犯センサの状態が返送されて表示され、例
えば戸締りが行われずに窓等が開いていた場合には、窓
に設けたセンサの検出信号に基づく扉開の表示が行わ
れ、警戒セットができないので、現場に出向いて窓を締
めた後に警戒セット状態にすることができる。
【0012】更に、休日等に部屋の清掃を行う場合に
は、中央側から遠隔的に防災受信機の警戒解除を行って
おき、清掃のために部屋に入っても盗難警報が出されな
いようにすること等にも利用できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示した実施例構成
図である。図1において、1は防災受信機であり、操作
表示部14を備え、警戒区域に向けて信号線2を引き出
している。防災受信機1から引き出された信号線2には
伝送制御機能を備えた火災感知器13に加えてオン、オ
フ信号(ビット1の信号)の送受信に用いられる中継器
3を複数接続している。
【0014】ここで、火災感知器13及び中継器3に対
しては図示のようにアドレスA0 ,A1 ,A2 ,・・・
が予め割り当てられている。防災受信機1は伝送制御部
により一定周期で端末側のアドレスA0 ,A1 ,A 2
・・・を順次指定して端末呼出しを行っており、呼出ア
ドレスに続くコマンドの内容に従って端末からの情報の
返送及び端末側に対する制御を行うようにしている。
【0015】また、防災受信機1による端末側の呼出し
はアドレスとコマンドでなるフォーマット構成による呼
出しに限定されず、例えば端末側にカウンタを設けて防
災受信機1より解除信号に続いて呼出クロックを送出
し、この呼出クロックを各端末側で計数して、予め割り
当てたアドレスA0 ,A1 ,A2 ,・・・に一致したと
きに自己の呼出しと判別し、呼出クロックの間を複数の
時間帯に分割したステータスの適宜のタイミングを使用
して検出情報を電流モードにより返送する。また端末制
御についは、割当アドレスを判別した呼出クロックに続
く次の呼出クロックを制御用に定めたステータスのタイ
ミングまで延ばすことで端末制御を指令するようにして
もよい。
【0016】このような防災受信機1の信号線2に接続
された中継器3に対しては防災監視装置の防犯受信機4
が接続される。防犯受信機4はセットスイッチ6、警戒
セット制御部8、判断部9、警報部10、センサ状態出
力部11、移報出力部12及び検出部16を備え、検出
部16から引き出された信号線17に防犯センサ7を接
続している。防犯センサ7としては、人体から発せられ
る熱線を検出するセンサや、窓や扉の開放を検出するセ
ンサ等が用いられる。
【0017】更に詳細に説明すると、セットスイッチ6
は防犯受信機4の設置場所で警戒セット及び警戒解除を
行うために設けられる。セットスイッチ6のセット操作
を行うと警戒セット制御部8に警戒セット指令が与えら
れ、検出部16より防犯センサ7の検出信号が得られて
いないことを条件に判断部9を警戒セット状態にする。
【0018】一方、セットスイッチ6より警戒セット指
令を受けた際に検出部16より防犯センサ7の検出信号
が得られていた場合には、警戒セット制御部8は判断部
9を警戒セット状態とせず、警報部10を介して「戸締
りを確認して下さい」等の戸締りメッセージを音声信号
により出力する。判断部9は警戒セット制御部8による
警戒セット状態で検出部16より防犯センサ7の検出信
号の検出出力を受けると、警報部10に対し盗難警報の
出力を行わせる。
【0019】このような防犯受信機4の機能は従来装置
と同じであるが、これに加えて本発明にあっては、防災
受信機1側とのインタフェースを行うため、警戒セット
制御部8に外部からの警戒セット指令または警戒解除指
令に基づく制御機能を設け、また防災受信機1側に対し
防犯受信機4の状態を送るためのセンサ状態出力部11
と移報出力部12を設けている。
【0020】防犯受信機4を防災受信機1側から遠隔制
御するため防災受信機1に対しては防犯用操作表示部と
してCRTディスプレイ装置5が接続され、CRTディ
スプレイ装置5には防犯受信機4のセット、解除を行う
ための操作手段として、例えばタッチペン15が設けら
れている。CRTディスプレイ装置5の防災監視用の画
面には各防災受信機4のアドレス番号あるいは設置場所
を示す状態と共に「警報」「セット/解除」及び「扉
開」の少なくとも3つの表示を行うことができるように
している。このうち「警報」と「扉開」については、そ
れぞれの状態が検出されたときに表示されるものであ
る。
【0021】また「セット/解除」については防災受信
機4の遠隔制御に用いる操作メッセージであることから
常時表示されており、タッチペン15で「セット」また
は「解除」のいずれかをタッチ操作することで防災受信
機1より中継器3を介して防犯受信機4の警戒セット制
御部8にセット指令または解除指令を送ることができ
る。また「セット/解除」は現在の防犯受信機4の状態
を示すために使用され、現在の状態を示す「セット」ま
たは「解除」を例えばレッドにして識別可能としてい
る。
【0022】ここで、防犯受信機4と防災受信機1側と
の間のインタフェース用の信号線は警戒セット制御部8
に対するセット、解除の制御信号線、移報出力部12か
らの警報出力とセットまたは解除状態を示す2つの信号
線、更にセンサ状態出力部からの開扉の有無を示す信号
線の合計4本となる。このような防災受信機4からの4
つの信号線に対し、防災受信機1の信号線2に接続した
中継器3は1ビットの情報の送受信を行うことから、各
信号線毎に1台の中継器3が割り当てられ、この実施例
にあっては、アドレスA1 〜A4の中継器3が防災受信
機4とのインタフェースのために割り当てられている。
【0023】勿論、中継器3として複数ビットの送受信
機能を有するものであれば防犯受信機4に割り当てる中
継器3の数は更に少なくすることができる。防犯受信機
4で防災受信機1側のCRTディスプレイ装置5より警
戒セット指令または警戒解除指令を受けたときの制御機
能は次のようになる。警戒セット制御部8で例えば防災
受信機1側のCRTディスプレイ装置5より警戒セット
指令、具体的にはアドレスA1 の中継器3よりオン信号
を受けた場合には判断部9を起動して、そのとき検出部
16より防犯センサ7の検出出力が得られているかどう
かをセンサ状態出力部11により予め定めた一定時間に
亘りアドレスA4 の中継器3から防災受信機1を介して
防犯用のCRTディスプレイ装置5に送る。
【0024】センサ状態出力部11より防犯センサ7が
出力状態にあることを示す信号を受けた場合には、CR
Tディスプレイ装置5に「扉開」の表示を行い、防犯受
信機4を設置している区画の窓や扉が開いたままで警戒
セットができない状態にあることを知らせる。このセン
サ状態の出力は警戒セット制御部に8に対しCRTディ
スプレイ装置5より警戒解除指令を送った場合も同じで
ある。
【0025】一方、移報出力部12は防犯受信機4のセ
ット、解除状態の有無に関わらずセット状態にあるか解
除状態にあるかを示す信号をアドレスA3 の中継器3及
び防災受信機1を介してCRTディスプレイ装置5に送
っており、CRTディスプレイ装置5を見ることで防犯
受信機4が警戒セット状態にあるか警戒解除状態にある
かが直ちに分かる。
【0026】また、警戒セット状態で判断部9より防犯
センサ7の検出信号に基づく盗難判断が行われた場合に
は、アドレスA2 の中継器3に警報信号を出力し、防災
受信機1を介してCRTディスプレイ装置5に盗難警報
表示を行わせるようになる。図2は図1の実施例に設け
た防犯受信機4の動作を示したフローチャートであり、
次のようになる。
【0027】図2において、まず警戒セット制御部8は
ステップS1でセットスイッチ6によるスイッチ入力の
有無を監視しており、スイッチ入力があるとステップS
2に進み、セット入力か解除入力かを判別する。解除入
力であればステップS10に進み、警戒セットを解除す
る解除処理を行う。セット処理であればステップS3に
進み、防犯センサ7からのセンサ入力の有無をチェック
し、もしセンサ入力があればステップS4に進んで警報
部10より戸締りメッセージの音声出力を行わせる。
【0028】戸締りメッセージの音声出力を受けて開い
ていた窓や扉を閉めると、ステップS3でセンサ入力が
なくなることからステップS5のセット処理に進み、判
断部9に対する警戒セット動作が行われる。警戒セット
動作が行われるとステップS6でセンサ入力の有無を監
視しており、万が一、人が侵入して防犯センサ7の検出
出力が得られると、ステップS7で警報部10により盗
難警報出力を行うと共にステップS8で移報出力部12
により防災受信機1側に対し警報信号の移報出力を行っ
てCRTディスプレイ装置5側に盗難警報表示を行わせ
る。
【0029】この盗難検出状態にあっては、ステップS
9で警報停止操作の有無をチェックし、警報停止が行わ
れるまでステップS7の盗難警報出力とステップS8の
移報出力を継続する。尚、ステップS6における盗難セ
ット状態でのセンサ入力の監視ルーチンにあっては、ス
テップS16で常に警戒セット制御部8に対する解除指
令の有無をチェックしており、解除指令を判別するとス
テップS10の解除処理に入る。
【0030】次に、防災受信機1側に設けたCRTディ
スプレイ装置5からの遠隔的な警戒セットまたは警戒解
除制御を説明する。ステップS1でセットスイッチ6の
スイッチ入力がなかった場合にはステップS11に進
み、CRTディスプレイ装置5側からの制御入力の有無
をチェックする。
【0031】制御入力があるとステップS14に進み、
制御入力が警戒セット信号であればステップS15に進
み、警戒解除信号であればステップS13に進む。ここ
で警戒セット処理の動作を説明する。ステップS14で
警戒セットを判断し警戒セットであることからステップ
S15に進みセンサ入力の有無をチェックする。ステッ
プS15でセンサ入力がなければステップS5に進み警
戒セット状態の処理を行う。一方、ステップS15でセ
ンサ入力があれば、ステップS13に進み所定時間セン
サ状態出力部11を駆動する。ここでセンサ状態出力部
11は、センサからの入力があることから、アドレス4
の中継器3に対し所定時間出力を行う。この出力によ
り、窓や扉が開いていることが受信機側で把握できる。
【0032】一方、ステップS14で警戒解除を判断し
た場合は、ステップS14に進み、所定時間センサ状態
出力部11を駆動する。この時、所定時間内に人が入室
する等してセンサが働けば、このセンサ出力をアドレス
4の中継器3に対し所定時間出力する。この出力によ
り、警戒解除後、人が入室したことが把握できる。これ
は、例えば休日等に防犯受信機4の設置している区画の
清掃作業が行われる場合、入室時にCRTディスプレイ
装置5より警戒解除操作を行うことで、所定時間内に入
室されたかどうかの判断ができ、所定時間内、例えば数
10分以内に入室がない場合は現場にて何らかの事故等
があったものとして対応することが可能となる。
【0033】勿論、予めCRTディスプレイ装置5より
警戒解除操作を行っておくことで、清掃のために部屋に
入っても誤って盗難警報が出されてしまうことを未然に
防止できる。また、清掃が終了した後の警戒セット状態
への復旧も同様にCRTディスプレイ装置5側から簡単
に行うことができる。CRTディスプレイ装置5を使用
した遠隔的な防災受信機4の管理は夜間の決まった時間
に防災受信機4が警戒セット状態にあるか否かをチェッ
クすることで行われる。このとき万が一、防犯受信機4
が警戒解除状態にあった場合にはテナントがセットスイ
ッチ6による警戒セット操作を忘れて退出したと思われ
ることから、念のため、防犯受信機4の設置場所に電話
などで人がいないことを確認した後にCRTディスプレ
イ装置5の制御表示「セット」にタッチペン15を当て
て警戒セット操作を行う。
【0034】この警戒セット操作時に防犯センサ7の検
出出力がなければ防犯受信機4はセット状態に切り替わ
り、セット状態に切り替わったことは移報出力部12か
らの信号を受けてCRTディスプレイ装置5の画面で確
認できる。また、防犯センサ7の検出出力があった場合
にはセンサ状態出力部11からの信号で「扉開」の表示
がなされ、窓や扉が開いていて警戒セットができないこ
とが直ちに分かる。この場合には、防犯受信機4を設置
している区画に出向いて戸締りを行って防犯センサ7の
出力を復旧させた後にCRTディスプレイ装置5側から
警戒セット操作を行えばよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、分散配置された防災受信機を防災監視の端末の1つ
として中継器を介して接続し、防災受信機に対し外部接
続した防災用の操作表示部から遠隔的に防犯受信機の警
戒セット及び警戒解除ができ、防災監視は各区画の防災
受信機において個別に行われる分散管理であることか
ら、中央側での防犯監視の管理業務が防犯監視が正しく
使用されているかどうかの状態管理で済み、警戒エリア
が増加しても中央側での防災監視に関する管理業務の負
担を軽減し、効率的な監視のための管理を行うことがで
きる。
【0036】また、夜間等に、本来、警戒セット状態と
なっていなければならない防犯受信機を見つけた場合に
は、中央側で遠隔的に警戒セット状態に切り替えること
ができ、防犯受信機毎の分散管理を基本としていても全
体的な監視を中央側でできるため信頼性の高い盗難監視
ができる。更に、防災信号と防犯信号を一つの信号線2
にて共用しているが、防犯受信機側では通常の監視解除
状態では、信号の出力を中央側に送出せず、中央側処理
部の処理負担を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した実施例構成図
【図2】図1の防犯受信機の動作を示したフローチャー
【符号の説明】
1:防災受信機 2,17:信号線 3:中継器 4:防犯受信機 5:CTRディスプレイ装置(防犯用操作表示部) 6:セットスイッチ 7:防犯センサ 8:警戒セット制御部 9:判断部 10:警報部 11:センサ状態出力部 12:移報出力部 14:操作表示部 15:タッチペン 16:検出部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災監視を行う防災受信機から引き出され
    た信号線に接続された中継器を介して防犯監視区画に設
    置された防犯受信機を接続し、前記防犯受信機の警戒セ
    ット動作及び警戒解除動作を前記防災受信機を介して外
    部接続した防犯用操作表示部から遠隔的に行うようにし
    たことを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の監視装置に於いて、前記防
    犯受信機は、 警戒セット又は警戒解除を指令するセットスイッチと、 該セットスイッチの操作によるセット指令又は防災受信
    機側の防犯表示操作部からのセット指令を受けた時に、
    防犯センサの検出信号が得られていないことを条件に警
    戒セット動作を行い、解除指令の受けた時には警戒セッ
    ト状態にあることを条件に警戒解除動作を行う警戒セッ
    ト制御部と、 該警戒セット制御部による警戒セット状態で防犯センサ
    の検出信号を受信した時に盗難を判断して警報部に盗難
    警報を行わせる判断部と、 前記防災受信機側の防犯表示操作部から警戒セット指令
    又は警戒解除指令を受けた時に、一定時間に亘り防犯セ
    ンサの状態を前記防犯表示操作部に送って表示させるセ
    ンサ状態出力部と、 前記判断部による盗難判断時に警報信号を前記防犯用表
    示操作部に送って警報表示させる移報出力部と、を備え
    たことを特徴とする警戒装置。
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JP3282613B2 (ja) * 1999-08-17 2002-05-20 日本電気株式会社 警報送信システム。

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