JPH0520582A - 集合住宅セキユリテイシステム - Google Patents
集合住宅セキユリテイシステムInfo
- Publication number
- JPH0520582A JPH0520582A JP19610191A JP19610191A JPH0520582A JP H0520582 A JPH0520582 A JP H0520582A JP 19610191 A JP19610191 A JP 19610191A JP 19610191 A JP19610191 A JP 19610191A JP H0520582 A JPH0520582 A JP H0520582A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- security
- unit
- signal
- control unit
- sensor
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- Pending
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- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 集合住宅内で避難を要する災害が発生した場
合、所要のドアーの電気錠を解錠し誘導灯で非常口に誘
導する。 【構成】 各住戸に配設されたセンサー31が異常を検知
しセキュリティユニット32で異常信号を処理して警報・
表示すると共にセキュリティ信号を電話回線を介して管
理部装置2に通報する。集合住宅内で火災等の緊急避難
を要する災害が発生した場合、管理部装置2のセキュリ
ティ制御部24はセキュリティ信号を出力して、共用玄関
・非常口及び所要の住戸のドアーの電気錠11、33を自動
的に解錠し、避難通路の安全を熱・煙感知器14で監視し
て誘導灯12の点滅等で非常口まで住居者を誘導する。
合、所要のドアーの電気錠を解錠し誘導灯で非常口に誘
導する。 【構成】 各住戸に配設されたセンサー31が異常を検知
しセキュリティユニット32で異常信号を処理して警報・
表示すると共にセキュリティ信号を電話回線を介して管
理部装置2に通報する。集合住宅内で火災等の緊急避難
を要する災害が発生した場合、管理部装置2のセキュリ
ティ制御部24はセキュリティ信号を出力して、共用玄関
・非常口及び所要の住戸のドアーの電気錠11、33を自動
的に解錠し、避難通路の安全を熱・煙感知器14で監視し
て誘導灯12の点滅等で非常口まで住居者を誘導する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集合住宅のセキュリティ
に係り、火災等の非常時に住居者の安全な避難を確保す
るセキュリティシステムに関する。
に係り、火災等の非常時に住居者の安全な避難を確保す
るセキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅のセキュリティシステム
においては、集合住宅の所要の箇所に火災・ガス漏れ・
侵入等のセンサを配設し、センサが異常を検知すると検
出信号を出力して専用の信号線、若しくは電話回線を介
して管理人室等へ通報し、管理人は異常の程度を判断し
て必要あるときは、ベル音等による警報音又はランプの
点滅等の警報表示で住居者に報知するようにしたシステ
ムがある。このようなセキュリティシステムでは住居者
に異常の程度や避難の要否等の状況を正確に周知させる
ことは困難であった。特に、緊急に避難を要するような
人命に係わる重大な災害の場合、解錠のための操作を要
する電気錠が逆に災いして病人等の救出を困難にした
り、解錠用のカードを持たないで飛びだして貴重品を取
りに引き返せなかったり、隣近所の協力作業の障害にな
る等の問題があった。また、実際の避難において避難通
路の安全監視と非常口への誘導等にも問題があった。
においては、集合住宅の所要の箇所に火災・ガス漏れ・
侵入等のセンサを配設し、センサが異常を検知すると検
出信号を出力して専用の信号線、若しくは電話回線を介
して管理人室等へ通報し、管理人は異常の程度を判断し
て必要あるときは、ベル音等による警報音又はランプの
点滅等の警報表示で住居者に報知するようにしたシステ
ムがある。このようなセキュリティシステムでは住居者
に異常の程度や避難の要否等の状況を正確に周知させる
ことは困難であった。特に、緊急に避難を要するような
人命に係わる重大な災害の場合、解錠のための操作を要
する電気錠が逆に災いして病人等の救出を困難にした
り、解錠用のカードを持たないで飛びだして貴重品を取
りに引き返せなかったり、隣近所の協力作業の障害にな
る等の問題があった。また、実際の避難において避難通
路の安全監視と非常口への誘導等にも問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑みなされたもので、住居又は共用部分で火災等の緊
急避難を要するような災害が発生した場合、共用玄関・
非常口及び所要の住戸のドアーの電気錠を自動的に解錠
し、避難通路の安全を監視して非常口まで住居者を誘導
するようにした集合住宅セキュリティシステムを提供す
るものである。
に鑑みなされたもので、住居又は共用部分で火災等の緊
急避難を要するような災害が発生した場合、共用玄関・
非常口及び所要の住戸のドアーの電気錠を自動的に解錠
し、避難通路の安全を監視して非常口まで住居者を誘導
するようにした集合住宅セキュリティシステムを提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題を解
決するため、火災・ガス漏れ・侵入等のセンサーを集合
住宅の所要の箇所に配設し、同センサよりの異常検出信
号に基づくセキュリティ信号を電話回線等を介して管理
部に通報してセキュリティの集中管理をするようにした
集合住宅のセキュリティシステムにおいて、共用部分の
通路等所要の箇所に配設した熱・煙感知器及び住居者を
非常口等に誘導する誘導灯と、共用玄関・非常口等のド
アーを施錠する電気錠と、前記熱・煙感知器、誘導灯及
び電気錠をそれぞれ制御する第一制御部とでなる共用部
装置と、セキュリティ信号を所要の装置に交換接続する
構内交換機と、集合住宅内のセキュリティの状態を警報
・表示するセキュリティ表示部と、前記セキュリティ表
示部を制御すると共に構内交換機等を介して前記共用部
装置及び各住戸にセキュリティ信号を送出するセキュリ
ティ制御部とでなる管理部装置と、住戸内に配設された
センサーよりの検出信号及び前記セキュリティ制御部よ
りのセキュリティ信号を処理して警報・表示すると共に
同センサーよりの検出信号をセキュリティ信号として送
出するセキュリティユニットと、玄関等のドアーを施錠
する電気錠と、前記構内交換機を介して前記管理部装置
との間でセキュリティ信号を送受信すると共に前記セキ
ュリティユニット及び電気錠を制御する第二制御部とで
なる住戸部装置とで構成した集合住宅セキュリティシス
テムを提供するものである。
決するため、火災・ガス漏れ・侵入等のセンサーを集合
住宅の所要の箇所に配設し、同センサよりの異常検出信
号に基づくセキュリティ信号を電話回線等を介して管理
部に通報してセキュリティの集中管理をするようにした
集合住宅のセキュリティシステムにおいて、共用部分の
通路等所要の箇所に配設した熱・煙感知器及び住居者を
非常口等に誘導する誘導灯と、共用玄関・非常口等のド
アーを施錠する電気錠と、前記熱・煙感知器、誘導灯及
び電気錠をそれぞれ制御する第一制御部とでなる共用部
装置と、セキュリティ信号を所要の装置に交換接続する
構内交換機と、集合住宅内のセキュリティの状態を警報
・表示するセキュリティ表示部と、前記セキュリティ表
示部を制御すると共に構内交換機等を介して前記共用部
装置及び各住戸にセキュリティ信号を送出するセキュリ
ティ制御部とでなる管理部装置と、住戸内に配設された
センサーよりの検出信号及び前記セキュリティ制御部よ
りのセキュリティ信号を処理して警報・表示すると共に
同センサーよりの検出信号をセキュリティ信号として送
出するセキュリティユニットと、玄関等のドアーを施錠
する電気錠と、前記構内交換機を介して前記管理部装置
との間でセキュリティ信号を送受信すると共に前記セキ
ュリティユニット及び電気錠を制御する第二制御部とで
なる住戸部装置とで構成した集合住宅セキュリティシス
テムを提供するものである。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明による集合
住宅セキュリティシステムにおいては、各住居に配設さ
れたセキュリティセンサーが異常を検知しセキュリティ
ユニットで異常信号を処理して警報・表示すると共にセ
キュリティ信号を電話回線を介して管理部に通報する。
住居又は共用部分で火災等の緊急避難を要する災害が発
生した場合、共用玄関・非常口及び所要の住戸のドアー
の電気錠を自動的に解錠し、避難通路の安全を熱・煙感
知器で監視して誘導灯の点滅等で非常口まで住居者を誘
導する。
住宅セキュリティシステムにおいては、各住居に配設さ
れたセキュリティセンサーが異常を検知しセキュリティ
ユニットで異常信号を処理して警報・表示すると共にセ
キュリティ信号を電話回線を介して管理部に通報する。
住居又は共用部分で火災等の緊急避難を要する災害が発
生した場合、共用玄関・非常口及び所要の住戸のドアー
の電気錠を自動的に解錠し、避難通路の安全を熱・煙感
知器で監視して誘導灯の点滅等で非常口まで住居者を誘
導する。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による集合住宅
セキュリティシステムの実施例を詳細に説明する。図1
は本発明による集合住宅セキュリティシステムの一実施
例の要部ブロック図である。
セキュリティシステムの実施例を詳細に説明する。図1
は本発明による集合住宅セキュリティシステムの一実施
例の要部ブロック図である。
【0007】図において、1は集合住宅の玄関・非常口
・通路等の共用部装置、2は集合住宅の管理部装置、3
は集合住宅の住戸部装置(複数)を示している。11は玄
関・非常口等のドアーを施錠する電気錠である。12は誘
導灯で、火災等の非常時に住居者を非常口等へ誘導す
る。13はスピーカで、音声メッセージ等を出力する。14
は熱・煙感知器で、通路等の共用部分に配設され温度や
煙を検知し、検出信号を出力する。15は制御部で、装置
の各部を制御する。21は構内交換機で、各部装置間の回
線を選択し接続する。22は一斉通報装置で、構内交換機
21に接続され非常時の緊急通報の回線を接続する。23は
セキュリティ表示部で、集合住宅内のセキュリティの状
態を警報・表示する。24はセキュリティ制御部で、構内
交換機21を介して受信した集合住宅のセキュリティ情報
に基づきセキュリティ表示部23を制御すると共にセキュ
リティ信号を各住戸部装置3に送出し、また非常時に
は、一斉通報装置22を制御して所要の住戸に対し一斉に
セキュリティ信号を送出して集合住宅のセキュリティを
管理する。31はセンサーで、各住戸の所要の箇所に配設
され火災・ガス漏れ・侵入等の異常を検知し、検出信号
を出力する。32はセキュリティユニットで、センサ31よ
りの検出信号を処理して警報・表示すると共にセキュリ
ティ信号を送出する。33は電気錠で、玄関等のドアーを
施錠する。34は制御部で、セキュリティユニット32及び
電気錠33を制御すると共に一斉通報装置22を介して構内
交換機21等に接続され管理部装置2との間でセキュリテ
ィ信号を送受信する。
・通路等の共用部装置、2は集合住宅の管理部装置、3
は集合住宅の住戸部装置(複数)を示している。11は玄
関・非常口等のドアーを施錠する電気錠である。12は誘
導灯で、火災等の非常時に住居者を非常口等へ誘導す
る。13はスピーカで、音声メッセージ等を出力する。14
は熱・煙感知器で、通路等の共用部分に配設され温度や
煙を検知し、検出信号を出力する。15は制御部で、装置
の各部を制御する。21は構内交換機で、各部装置間の回
線を選択し接続する。22は一斉通報装置で、構内交換機
21に接続され非常時の緊急通報の回線を接続する。23は
セキュリティ表示部で、集合住宅内のセキュリティの状
態を警報・表示する。24はセキュリティ制御部で、構内
交換機21を介して受信した集合住宅のセキュリティ情報
に基づきセキュリティ表示部23を制御すると共にセキュ
リティ信号を各住戸部装置3に送出し、また非常時に
は、一斉通報装置22を制御して所要の住戸に対し一斉に
セキュリティ信号を送出して集合住宅のセキュリティを
管理する。31はセンサーで、各住戸の所要の箇所に配設
され火災・ガス漏れ・侵入等の異常を検知し、検出信号
を出力する。32はセキュリティユニットで、センサ31よ
りの検出信号を処理して警報・表示すると共にセキュリ
ティ信号を送出する。33は電気錠で、玄関等のドアーを
施錠する。34は制御部で、セキュリティユニット32及び
電気錠33を制御すると共に一斉通報装置22を介して構内
交換機21等に接続され管理部装置2との間でセキュリテ
ィ信号を送受信する。
【0008】次に、本発明による集合住宅セキュリティ
システムの動作を説明する。いま、住戸に異常が発生し
センサー31が異常を検知して検出信号を出力すると、セ
キュリティユニット32は異常の種類、発生場所等を識別
して警報・表示すると共に、予め設定された基準に基づ
き、住戸番号・異常の種類等のデータからなるセキュリ
ティ信号を出力し管理部装置2に送出する。このセキュ
リティ信号の送出は、住居者の操作によってデータを送
出するようにしてもよく、また、異常の発生により自動
的に送出するようにしてもよい。さらに、住居を留守に
する場合は所定の不在設定をすることにより、また、火
災等の緊急を要する異常が発生した場合は自動的に、自
動発信の機能を有する制御部34を介して管理部装置2に
送出される。
システムの動作を説明する。いま、住戸に異常が発生し
センサー31が異常を検知して検出信号を出力すると、セ
キュリティユニット32は異常の種類、発生場所等を識別
して警報・表示すると共に、予め設定された基準に基づ
き、住戸番号・異常の種類等のデータからなるセキュリ
ティ信号を出力し管理部装置2に送出する。このセキュ
リティ信号の送出は、住居者の操作によってデータを送
出するようにしてもよく、また、異常の発生により自動
的に送出するようにしてもよい。さらに、住居を留守に
する場合は所定の不在設定をすることにより、また、火
災等の緊急を要する異常が発生した場合は自動的に、自
動発信の機能を有する制御部34を介して管理部装置2に
送出される。
【0009】セキュリティ信号は一斉通報装置22を流れ
構内交換機21を介してセキュリティ制御部24に入力され
信号処理される。セキュリティ制御部24はセキュリティ
データに基づきセキュリティ表示部を制御すると共に構
内交換機21を介して各住戸部装置3にセキュリティ信号
を送出する。まず、セキュリティ表示部23はディスプレ
イモニタ、ブザー、スピーカ及びマイク等から構成され
全住戸番号及び共用部の所定の場所に対応させ異常の種
類等が容易に識別出来るように表示しブザー音等で警報
して異常の発生を知らせる。異常が発生した住戸とはス
ピーカ及びマイクを使って優先的に通話できるように構
成し異常の程度等の確認ができる。次に、セキュリティ
制御部24は電話交換装置21を介して所要の住戸の制御部
34を呼出しセキュリティ受信モードにするための所定の
コードを出力した後セキュリティ信号を送出する。
構内交換機21を介してセキュリティ制御部24に入力され
信号処理される。セキュリティ制御部24はセキュリティ
データに基づきセキュリティ表示部を制御すると共に構
内交換機21を介して各住戸部装置3にセキュリティ信号
を送出する。まず、セキュリティ表示部23はディスプレ
イモニタ、ブザー、スピーカ及びマイク等から構成され
全住戸番号及び共用部の所定の場所に対応させ異常の種
類等が容易に識別出来るように表示しブザー音等で警報
して異常の発生を知らせる。異常が発生した住戸とはス
ピーカ及びマイクを使って優先的に通話できるように構
成し異常の程度等の確認ができる。次に、セキュリティ
制御部24は電話交換装置21を介して所要の住戸の制御部
34を呼出しセキュリティ受信モードにするための所定の
コードを出力した後セキュリティ信号を送出する。
【0010】一方、制御部34を介してセキュリティ信号
を入力されたセキュリティユニット32は信号を処理して
異常の種類等を識別し、警報・表示する。表示パネルに
は自宅内と他の住宅部に区別し、また、それぞれの異常
の種類別にランプ等を配して表示すると共に、ブザー等
で警報する。また、表示パネルには、スピーカ、マイク
及び解除のためのスイッチ等で構成される。自宅内で異
常が発生した場合、管理部装置2のセキュリティ表示部
23との通話は優先的に確保され表示パネルのスピーカ、
マイクで通話できる。
を入力されたセキュリティユニット32は信号を処理して
異常の種類等を識別し、警報・表示する。表示パネルに
は自宅内と他の住宅部に区別し、また、それぞれの異常
の種類別にランプ等を配して表示すると共に、ブザー等
で警報する。また、表示パネルには、スピーカ、マイク
及び解除のためのスイッチ等で構成される。自宅内で異
常が発生した場合、管理部装置2のセキュリティ表示部
23との通話は優先的に確保され表示パネルのスピーカ、
マイクで通話できる。
【0011】次に、緊急避難を要する災害が発生した場
合、いま仮に、4階建て集合住宅の3階部分の住戸304
号の台所から出火したと仮定して以下の動作を説明す
る。まず、台所に設置された熱・煙等のセンサー31が異
常を検出すると、セキュリティユニット32で警報・表示
すると同時に制御部34は自動発信してセキュリティ制御
部24を呼出し「住戸番号304」「火災」等でなるセキュ
リティ信号を送出する。セキュリティ制御部24はこの信
号を処理してセキュリティ表示部23のディスプレイに火
災の発生を表示すると共にブザー等で警報し、セキュリ
ティユニット32とセキュリティ制御部24のスピーカ、マ
イクはそれぞれ通話状態にはいる。同時に、共用部装置
1の制御部15に制御信号を出力して、各階の通路・非常
口等に配設された熱・煙感知器14よりのデータを順次送
出させてディスプレイ上に表示し監視する。いま、セキ
ュリティ表示部23のスピーカ等から得られた情報から、
住戸304 号の火災が避難を要する状況にあると判断され
るとセキュリティ制御部24は次のステップに移る。まず
各住戸に対して、一斉通報装置22を起動させて制御部34
を呼出し、所定のコードを送出してセキュリティ受信モ
ードにした後、セキュリティ信号を一斉に送出する。こ
の時、例えば、3・4階の住居者に対しては緊急避難
を、1・2階には火災発生の報知と待機、のようなセキ
ュリティ情報を通報するものとする。この場合、3・4
階の住戸に対しては「火災」「解錠」でなる信号を送出
してセキュリティユニット32で表示・警報すると共に玄
関等の電気錠33を解錠し、引き続いて、例えば、「304
号で火災が発生しました。誘導灯に従って急いで避難し
てください。」のようにセキュリティユニット32のスピ
ーカでメッセージする。1・2階に対しては「火災」で
なる信号を送出して表示・警報すると共に、例えば、
「304 号で火災が発生しました。次の情報をお待ちくだ
さい。」のようなメッセージを送出する。
合、いま仮に、4階建て集合住宅の3階部分の住戸304
号の台所から出火したと仮定して以下の動作を説明す
る。まず、台所に設置された熱・煙等のセンサー31が異
常を検出すると、セキュリティユニット32で警報・表示
すると同時に制御部34は自動発信してセキュリティ制御
部24を呼出し「住戸番号304」「火災」等でなるセキュ
リティ信号を送出する。セキュリティ制御部24はこの信
号を処理してセキュリティ表示部23のディスプレイに火
災の発生を表示すると共にブザー等で警報し、セキュリ
ティユニット32とセキュリティ制御部24のスピーカ、マ
イクはそれぞれ通話状態にはいる。同時に、共用部装置
1の制御部15に制御信号を出力して、各階の通路・非常
口等に配設された熱・煙感知器14よりのデータを順次送
出させてディスプレイ上に表示し監視する。いま、セキ
ュリティ表示部23のスピーカ等から得られた情報から、
住戸304 号の火災が避難を要する状況にあると判断され
るとセキュリティ制御部24は次のステップに移る。まず
各住戸に対して、一斉通報装置22を起動させて制御部34
を呼出し、所定のコードを送出してセキュリティ受信モ
ードにした後、セキュリティ信号を一斉に送出する。こ
の時、例えば、3・4階の住居者に対しては緊急避難
を、1・2階には火災発生の報知と待機、のようなセキ
ュリティ情報を通報するものとする。この場合、3・4
階の住戸に対しては「火災」「解錠」でなる信号を送出
してセキュリティユニット32で表示・警報すると共に玄
関等の電気錠33を解錠し、引き続いて、例えば、「304
号で火災が発生しました。誘導灯に従って急いで避難し
てください。」のようにセキュリティユニット32のスピ
ーカでメッセージする。1・2階に対しては「火災」で
なる信号を送出して表示・警報すると共に、例えば、
「304 号で火災が発生しました。次の情報をお待ちくだ
さい。」のようなメッセージを送出する。
【0012】同時に、セキュリティ制御部24は共用部装
置1の制御部15にセキュリティ信号を送出して玄関・非
常口等の電気錠11を解錠すると共に、所要の間隔で配設
された3・4階の通路の誘導灯12を点灯又は点滅する。
この時、熱・煙感知器14の検出信号に基づくデータをセ
キュリティ表示部23のディスプレイで監視しながら避難
する方向を定めて誘導灯12で表示すると共にスピーカ13
等で避難誘導する。
置1の制御部15にセキュリティ信号を送出して玄関・非
常口等の電気錠11を解錠すると共に、所要の間隔で配設
された3・4階の通路の誘導灯12を点灯又は点滅する。
この時、熱・煙感知器14の検出信号に基づくデータをセ
キュリティ表示部23のディスプレイで監視しながら避難
する方向を定めて誘導灯12で表示すると共にスピーカ13
等で避難誘導する。
【0013】一方、「避難」のセキュリティ情報を受け
た3・4階の住居者は貴重品等を持って、あるいは、隣
近所で協力して避難する。この時、状況をよく確認した
上でセキュリティユニット32の表示パネルの「解除」ス
イッチを操作して避難すれば玄関等の電気錠33は通常に
施錠される。また、「火災発生、待機」のセキュリティ
情報を受けた1・2階の住居者は所要の準備、知人等と
の連絡等ができる。
た3・4階の住居者は貴重品等を持って、あるいは、隣
近所で協力して避難する。この時、状況をよく確認した
上でセキュリティユニット32の表示パネルの「解除」ス
イッチを操作して避難すれば玄関等の電気錠33は通常に
施錠される。また、「火災発生、待機」のセキュリティ
情報を受けた1・2階の住居者は所要の準備、知人等と
の連絡等ができる。
【0014】共用部1において火災等が発生した場合、
熱・煙感知器14が異常を検出し制御部15で異常の場所・
種類等のデータでなるセキュリティ信号を出力し、電話
交換装置21を介してセキュリティ制御部24を自動的に呼
出し、以下住戸の場合と同じように処理される。
熱・煙感知器14が異常を検出し制御部15で異常の場所・
種類等のデータでなるセキュリティ信号を出力し、電話
交換装置21を介してセキュリティ制御部24を自動的に呼
出し、以下住戸の場合と同じように処理される。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による集
合住宅セキュリティシステムにおいては、避難を要する
ような災害が発生した場合、所要の共用部・住戸のドア
ーの電気錠を自動的に解錠し、通路に配設された誘導灯
の点滅等で非常口へ住居者を誘導する。このようにする
ことで、人命に係わるような災害時の場合、災害を最小
限に止めることができる。また、電話回線を利用したシ
ステムであるから、既設の集合住宅においても比較的導
入が容易であり工事も容易にできる。
合住宅セキュリティシステムにおいては、避難を要する
ような災害が発生した場合、所要の共用部・住戸のドア
ーの電気錠を自動的に解錠し、通路に配設された誘導灯
の点滅等で非常口へ住居者を誘導する。このようにする
ことで、人命に係わるような災害時の場合、災害を最小
限に止めることができる。また、電話回線を利用したシ
ステムであるから、既設の集合住宅においても比較的導
入が容易であり工事も容易にできる。
【図1】本発明による集合住宅セキュリティシステムの
一実施例の要部ブロック図である。
一実施例の要部ブロック図である。
1 共用部装置
2 管理部装置
3 住居部装置
11 電気錠
12 誘導灯
13 スピーカ
14 熱・煙感知器
15 制御部
21 構内交換機
22 一斉通報装置
23 セキュリティ表示部
24 セキュリティ制御部
31 センサー
32 セキュリティユニット
33 電気錠
34 制御部
Claims (2)
- 【請求項1】 火災・ガス漏れ・侵入等のセンサーを集
合住宅の所要の箇所に配設し、同センサよりの異常検出
信号に基づくセキュリティ信号を電話回線等を介して管
理部に通報してセキュリティの集中管理をするようにし
た集合住宅のセキュリティシステムにおいて、共用部分
の通路等所要の箇所に配設した熱・煙感知器及び住居者
を非常口等に誘導する誘導灯と、共用玄関・非常口等の
ドアーを施錠する電気錠と、前記熱・煙感知器、誘導灯
及び電気錠をそれぞれ制御する第一制御部とでなる共用
部装置と、セキュリティ信号を所要の装置に交換接続す
る構内交換機と、集合住宅内のセキュリティの状態を警
報・表示するセキュリティ表示部と、前記セキュリティ
表示部を制御すると共に構内交換機等を介して前記共用
部装置及び各住戸にセキュリティ信号を送出するセキュ
リティ制御部とでなる管理部装置と、住戸内に配設され
たセンサーよりの検出信号及び前記セキュリティ制御部
よりのセキュリティ信号を処理して警報・表示すると共
に同センサーよりの検出信号をセキュリティ信号として
送出するセキュリティユニットと、玄関等のドアーを施
錠する電気錠と、前記構内交換機を介して前記管理部装
置との間でセキュリティ信号を送受信すると共に前記セ
キュリティユニット及び電気錠を制御する第二制御部と
でなる住戸部装置とで構成したことを特徴とする集合住
宅セキュリティシステム。 - 【請求項2】 前記構内交換機と前記住戸部装置との間
に一斉通報装置を設け前記セキュリティ制御部に制御さ
れて一斉にセキュリティ信号を送出するようにした請求
項1記載の集合住宅セキュリティシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19610191A JPH0520582A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 集合住宅セキユリテイシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19610191A JPH0520582A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 集合住宅セキユリテイシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520582A true JPH0520582A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16352245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19610191A Pending JPH0520582A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 集合住宅セキユリテイシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520582A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6094135A (en) * | 1992-11-26 | 2000-07-25 | Secom Co., Ltd. | Antitheft system and antitheft apparatus |
WO2003080971A1 (en) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Kyung-Jong Seo | System and method for opening an emergency gate using fire electricity lines |
JP2008102670A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Toho Gas Co Ltd | 集合住宅用避難誘導システム |
JP2013224517A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-31 | Howa:Kk | 錠システム |
JP2022529331A (ja) * | 2019-04-11 | 2022-06-21 | ノビ ベーフェー | 高齢者ケアおよびセキュリティシステム |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP19610191A patent/JPH0520582A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6094135A (en) * | 1992-11-26 | 2000-07-25 | Secom Co., Ltd. | Antitheft system and antitheft apparatus |
WO2003080971A1 (en) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Kyung-Jong Seo | System and method for opening an emergency gate using fire electricity lines |
JP2008102670A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Toho Gas Co Ltd | 集合住宅用避難誘導システム |
JP2013224517A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-31 | Howa:Kk | 錠システム |
JP2022529331A (ja) * | 2019-04-11 | 2022-06-21 | ノビ ベーフェー | 高齢者ケアおよびセキュリティシステム |
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