JP3499612B2 - 機器監視システム - Google Patents

機器監視システム

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JP3499612B2
JP3499612B2 JP25995994A JP25995994A JP3499612B2 JP 3499612 B2 JP3499612 B2 JP 3499612B2 JP 25995994 A JP25995994 A JP 25995994A JP 25995994 A JP25995994 A JP 25995994A JP 3499612 B2 JP3499612 B2 JP 3499612B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル等のビル管理シス
テムとして用いられる機器監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来システムの構成概念図であ
る。図において、1は温度,湿度,圧力等を測定する各
種状態監視センサである。2はこれら状態監視センサ1
が設置されるエアコンデショナ等の監視機器である。こ
れら監視機器2内には、任意の数の状態監視センサ1が
接続されており、ビル内の温度,湿度,圧力等の状態が
一定になるように制御している。3はこれら状態監視セ
ンサ1の出力を受けて、監視機器2の状態変化を検出す
る監視装置である。この監視装置3は、予め定められた
一定の間隔で状態監視センサ1の出力を監視している。
【0003】4は、監視装置3から送られてくる状態監
視センサ1の出力を受けて、その出力が正常であるかど
うか等を判断する通信制御装置である。5は該通信制御
装置4から送られてくる監視機器2の状態の変化情報
(状変情報)を表示する表示装置である。この表示装置
5は、ビル内の複数の箇所に設置される場合もある。こ
のように構成されたシステムにおいて、監視機器2の状
態は、監視装置3で一定の間隔で監視され、状態の変化
を検出した場合、その状態を通信制御装置4を介して表
示装置5に通知し、表示装置5で監視機器2の状態が表
示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、地震をトリガ
とする満減水警報発生/復旧や、監視機器の故障,監視
機器の状態収集のための回線接続接点不良等により、あ
る特定の監視機器2の状態変化が連続することがある
(チャタリング)。このチャタリングにより、以下の問
題点が発生する。
【0005】 ある特定監視機器2のチャタリングに
より、単位時間当たりの状態変化情報量が増大し、他機
器の状態変化情報の通知が遅れたり、他監視機器の動作
が遅れたりする。場合によっては、計算機内バッファ等
の資源枯渇によるシステムダウンにつながる場合があ
る。
【0006】 利用者の目に見えないため、機器のチ
ャタリングの認識が難しい。本発明はこのような課題に
鑑みてなされたものであって、第1に通信制御装置の対
監視装置の受信負荷と対表示装置への送信負荷を軽減す
ると共に、システム負荷も軽減し、第2にチャタリング
状態を表示装置で確認することができ、第3にビルの有
効な防犯監視を可能とすることができる機器監視システ
ムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図11と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図において、2はビル内の温度,湿度等の状
態を監視・制御する監視機器、1は該制御機器2と接続
された温度,湿度等を検出する複数の状態監視センサ、
3はこれら状態監視センサ1の出力を監視する少なくと
も1個の監視装置、10は該監視装置3の出力を受け
て、各監視機器2の状態を認識してメッセージを出力す
る通信制御装置、20は該通信制御装置10からのメッ
セージを受けて表示する少なくとも1個の表示装置であ
る。
【0008】表示装置20は、監視機器2の状態をプリ
ントするプリンタ21と、監視機器2の状態を表示する
CRT22と、監視機器2の状態を音声で知らせる音声
装置23から構成されている。なお、監視装置3は、少
なくとも1個あればよく、表示装置20も少なくとも1
個あればよい。
【0009】この場合において、前記通信制御装置内1
0に、各監視機器2毎の単位時間当たりの状態変化数を
カウントするカウンタと、状態変化数の基準値を持ち、
各監視機器毎のチャタリング検出を行なうようにするこ
とが、状態変化数の程度を容易に判断する上から都合が
よい。また、前記通信制御装置10内に、その状態変化
があっても、状態変化通知を行わないための機器削除情
報(削除フラグ)を監視機器2毎に具備させ、通信制御
装置10は、ある監視機器2の単位時間当たりの状態変
化数が基準値よりも大きくなったら、削除フラグをオン
にし、当該監視機器を管理する監視装置3にその旨を通
知し、以後その監視機器2からの状態変化は受け付けな
いようにすることが、通信制御装置10の負荷を軽減す
る上で好ましい。 また、前記通信制御装置10内に、削
除フラグがオンにより監視を行わなくなった監視機器2
の復旧監視機能を監視機器2毎に具備させ、通信制御装
置10は、一定サイクルで該当監視機器2の状態変化を
受け付ける旨の通知を監視装置3に通知し、監視装置3
は、この通知を受けたら、当該監視機器2の状態を通信
制御装置10に通知するようにし、通信制御装置10
は、該当監視機器2のチャタリング監視サイクル期間中
の状態変化数が基準値を下回っていれば、削除フラグを
オフに戻して現在の監視機器状態を表示装置に表示する
ことが、監視機器2を復旧させる上で好ましい。
【0010】また、前記状態変化数の基準値は、表示装
置20から通信回線を介して通信制御装置10に設定す
れば、基準値を容易に設定する上から好ましい。また、
前記通信制御装置10は、チャタリング検出を表示装置
20に通知し、該表示装置20は、警報音の出力,異常
メッセージの出力を行なうと共に、対象監視機器2のシ
ンボル表示を異常表示することが、監視機器2の状態を
容易に把握する上で好ましい。
【0011】
【0012】
【0013】また、前記通信制御装置10内に、監視機
器2が防犯センサ機器である時の入退室管理システムと
しての機能を具備させると共に、その状態変化があって
も、状態変化通知を行わないためのポイント登録/削除
情報を具備させ、前記防犯センサ機器の動作を部屋の使
用と連動させ、部屋が使用中である場合には、前記ポイ
ント登録/削除情報をポイント削除にして防犯センサ機
器の状態は受信せず、部屋が使用中でない場合に防犯セ
ンサ機器の状態を受信することが、通信制御装置10の
負荷を軽減する上で好ましい。
【0014】また、前記通信制御装置10に、予め指定
された時刻に防犯センサ機器の出力情報を受信するかし
ないかの機能を具備させると共に、その状態変化があっ
ても、状態変化通知を行わないためのポイント登録/削
除情報を具備させ、指定された時刻に防犯センサ機器の
出力情報を受信しない場合には、前記ポイント登録/削
除情報をポイント削除にして防犯センサ機器の状態を受
信せず、指定された時刻に防犯センサ機器の出力情報を
受信する場合には、前記ポイント登録/削除情報をポイ
ント登録にして防犯センサ機器の状態を受信すること
が、通信制御装置10の負荷を軽減する上で好ましい。
【0015】更に、前記監視装置3が、アナログ値の上
限値/下限値を監視するアナログ監視装置である場合
に、通信制御装置10は、この監視装置3からの上限/
下限警報をカウントして、基準値と比較し、基準値以上
の警報が発生した場合には、以後その監視機器からの状
態変化は受け付けないことが、通信制御装置10の負荷
を軽減する上で好ましい。
【0016】
【作用】監視装置3から出力されてくる監視機器2から
の状態情報を受けて、通信制御装置10は、各監視機器
2の状態に応じて、特定の監視機器2の状態監視を行わ
ないようにした。これにより、ある特定監視機器2のチ
ャタリングにより、単位時間当たりの状態変化情報量が
増大することもなく、通信制御装置10の負荷が軽減す
る。
【0017】この場合において、前記通信制御装置10
内に、各監視機器2毎の単位時間当たりの状態変化数を
カウントするカウンタと、状態変化数の基準値を持ち、
各監視機器毎のチャタリング検出を行なうことにより、
状態変化数の程度を容易に判断することができる。
た、前記通信制御装置10内に、その状態変化があって
も、状態変化通知を行わないための機器削除情報(削除
フラグ)を監視機器2毎に具備させ、通信制御装置10
は、ある監視機器2の単位時間当たりの状態変化数が基
準値よりも大きくなったら、削除フラグをオンにし、当
該監視機器を管理する監視装置3にその旨を通知し、以
後その監視機器2からの状態変化は受け付けないように
することにより、通信制御装置10の負荷を軽減するこ
とができる。 また、前記通信制御装置10内に、削除フ
ラグがオンにより監視を行わなくなった監視機器2の復
旧監視機能を監視機器2毎に具備させ、通信制御装置1
0は、一定サイクルで該当監視機器2の状態変化を受け
付ける旨の通知を監視装置3に通知し、監視装置3は、
この通知を受けたら、当該監視機器2の状態を通信制御
装置10に通知するようにし、通信制御装置10は、該
当監視機器2のチャタリング監視サイクル期間中の状態
変化数が基準値を下回っていれば、削除フラグをオフに
戻して現在の監視機器状態を表示装置に表示することに
より、監視機器2を復旧させることができる。
【0018】また、前記状態変化数の基準値は、表示装
置20から通信回線を介して通信制御装置10に設定す
れることにより、基準値を容易に設定することができ
る。また、前記通信制御装置10は、チャタリング検出
を表示装置20に通知し、該表示装置20は、警報音の
出力,異常メッセージの出力を行なうと共に、対象監視
機器2のシンボル表示を異常表示することにより、チャ
タリング状態を表示装置で確認することができ、監視機
器2の状態を容易に把握することができる。
【0019】
【0020】
【0021】また、前記通信制御装置10内に、監視機
器2が防犯センサ機器である時の入退室管理システムと
しての機能を具備させると共に、その状態変化があって
も、状態変化通知を行わないためのポイント登録/削除
情報を具備させ、前記防犯センサ機器の動作を部屋の使
用と連動させ、部屋が使用中である場合には、前記ポイ
ント登録/削除情報をポイント削除にして防犯センサ機
器の状態は受信せず、部屋が使用中でない場合に防犯セ
ンサ機器の状態を受信することにより、ビルの有効な防
犯監視を可能とすることができ、通信制御装置10の負
荷を軽減することができる。
【0022】また、前記通信制御装置10に、予め指定
された時刻に防犯センサ機器の出力情報を受信するかし
ないかの機能を具備させると共に、その状態変化があっ
ても、状態変化通知を行わないためのポイント登録/削
除情報を具備させ、指定された時刻に防犯センサ機器の
出力情報を受信しない場合には、前記ポイント登録/削
除情報をポイント削除にして防犯センサ機器の状態を受
信せず、指定された時刻に防犯センサ機器の出力情報を
受信する場合には、前記ポイント登録/削除情報をポイ
ント登録にして防犯センサ機器の状態を受信することに
より、ビルの有効な防犯監視を可能とすることができ、
通信制御装置10の負荷を軽減することができる。
【0023】更に、前記監視装置3が、アナログ値の上
限値/下限値を監視するアナログ監視装置である場合
に、通信制御装置10は、この監視装置3からの上限/
下限警報をカウントして、基準値と比較し、基準値以上
の警報が発生した場合には、以後その監視機器からの状
態変化は受け付けないことにより、通信制御装置10の
負荷を軽減することができる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。 (1) 状態変化量のチェック方式 図2は通信制御装置10内の詳細構成例を示すブロック
図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示
す。通信制御装置10において、11は表示装置20に
状態変化通知や機器削除通知を行なう送受信処理部、1
2は監視装置3からの状態変化発生通知を受けると共
に、監視装置3に状態監視センサ1が設置されているポ
イント(監視機器)毎の削除/登録依頼を行なう送受信
処理部である。
【0025】13は送受信処理部12からの状態変化
(状変)情報を受けてチャタリングの検出を一定サイク
ルで行なうチャタリング検出処理部、14は送受信処理
部12から状変情報を受けて状変処理を行なう状変処理
部、15は状態変化数をカウントする状態変化数カウン
トテーブルである。チャタリング検出処理部13は、処
理結果を送受信処理部11に通知し、カウンタクリア信
号とカウンタ参照信号を状態変化数カウントテーブル1
5に与える。状変処理部14は、処理結果を送受信処理
部11に通知する。31は、監視装置3内に設けられた
監視ポイントの情報を記憶する監視装置内ポイントテー
ブルである。
【0026】図3は状態変化数カウントテーブル15の
詳細構成例を示す図である。図に示すように、監視機器
(1〜n)毎に、削除フラグ15a,現在状態15b,
基準値15c及びカウント値15dより構成されてい
る。削除フラグ15aは、それがオンの時には、当該監
視機器2の状変情報は受け付けないようにするものであ
り、現在状態15bは監視機器2の現在状態を記憶する
ものであり、基準値15cはチャタリング回数の比較の
基準となる基準値であり、カウント値15dはカウンタ
による各監視機器2毎のチャタリングの累積カウント値
を示すものである。
【0027】図4は監視装置3内のポイントテーブル3
1の構成例を示す図である。図に示すように、各監視機
器(1〜n)毎に、削除フラグ31aと現在状態31b
より構成されている。削除フラグ31aは、それがオン
の時には当該監視機器2の状変情報は受け付けないよう
にするものであり、現在状態31bは監視機器2の現在
状態を記憶するものである。このように構成されたシス
テムの動作を説明すれば、以下のとおりである。
【0028】先ず、表示装置20から通信回線(例えば
LAN)を介して通信制御装置10に対してチャタリン
グの基準値を監視機器毎に設定してやる。設定されたチ
ャタリング基準値は、状態変化数カウントテーブル15
の15cに監視機器毎に記憶されていく。このように、
表示装置20から通信回線を介して通信制御装置10に
設定することにより、基準値を容易に設定することがで
きる。また、チャタリング検出処理部13が、状態変化
数カウントテーブル15を参照する周期T1も、表示装
置20から通信回線を介して通信制御装置10内に設定
され記憶される。更に、状態変化数カウントテーブル1
5の削除フラグ15aは初期値は全てオフに、またカウ
ント値15dは全て0に設定しておく。また、送受信処
理部12は、監視装置3内の監視装置内ポイントテーブ
ル31の削除フラグ31aを初期値としてオフに設定し
ておく。
【0029】このような初期化が終了すると、機器監視
システムは動作を開始する。動作状態では、各監視機器
2内に設置された状態監視センサ1の出力が、監視装置
3を介して通信制御装置10に通知されてくる。通信制
御装置10では、送受信処理部12を介して、状変処理
部14とチャタリング検出処理部13に各監視機器2の
状態情報が通知される。状変処理部14は、監視機器2
に状変が発生したことを検知すると、送受信処理部11
を介して表示装置20に状態変化通知を行なう。表示装
置20では、この状態変化をプリンタ21にプリントと
し、或いはCRT22に表示し、或いは音声装置23に
より音声で出力する(図1参照)。
【0030】一方、チャタリング検出処理部13は、入
力されてくる各監視機器2の状態情報からチャタリング
を検出すると、状態変化数カウントテーブル15にカウ
ントアップ通知をする。この結果、状態変化数カウント
テーブル15内のカウント値は1だけ更新される。この
処理が順次繰り返されることになる。
【0031】一方、通信制御装置10は、予め定められ
た周期T1で、状態変化数カウントテーブル15内に記
憶されている各監視機器2毎のカウント値15dを、そ
の監視機器2のチャタリング基準値15cと比較する処
理を繰り返している。この比較処理において、カウント
値>基準値となったら、該当する削除フラグ15aをそ
れまでのオフからオンにする。例えば、監視周期T1が
1分、チャタリング基準値15cを10として、1分間
に20回の状態変化が発生した場合等が例として挙げら
れる。
【0032】更に、この場合には送受信処理部12を介
して監視装置3にポイント削除依頼を行なう。これによ
り、監視装置内ポイントテーブル31の対応する監視機
器の削除フラグ31aをそれまでのオフからオンにす
る。更に、送受信処理部11から表示装置20に機器削
除通知を出す。以上の結果、表示装置20には、以降そ
の状態変化を受け付けないこととなった監視機器2の番
号が表示(出力)される。また、監視装置3は、削除フ
ラグ31aがオンになった監視機器2のセンサ出力を受
け付けてもその情報は通信制御装置10に通知せず、監
視装置3でその情報データは廃棄し、通信制御装置10
も該当する監視機器2の状態変化情報を受け付けなくな
る。この結果、監視装置3で状変情報を受け付けても、
その状変情報データは廃棄される。これにより、通信制
御装置10が処理するデータの量が減り、負担が軽減す
ることとなる。
【0033】以上、一定周期T1間の状態変化カウント
値が基準値よりも大きくなった場合に、当該監視機器か
らの状態変化情報を受け付けなくする場合について説明
したが、一定周期間の状態変化数が基準値よりも小さく
なったら、再度監視を再開する復旧監視機能を、通信制
御装置10に持たせることもできる。この場合には、通
信制御装置10内に復旧監視フラグを設ける必要があ
る。この復旧監視フラグは、各監視機器2毎に設けてお
く。この復旧監視フラグは、初期状態でオフにしてお
く。そして、削除フラグオンにより、状変情報を受け付
けなくなった監視機器に対して、復旧させたい場合に
は、例えば表示装置20からの設定により、当該監視機
器2の復旧監視フラグをオンにする。復旧監視フラグが
オンになった監視機器2に対しては、この監視機器2か
らの状変情報を受け付けるようにし、周期T1における
カウント値が基準値よりも小さくなったら、削除フラグ
15aをオンからオフに戻すものである。そして、監視
装置内ポイントテーブル31内の削除フラグ31aもオ
ンからオフに戻し、表示装置20に現在の状態を通知す
る。これにより、当該監視機器2は、再び監視ループに
組み込まれ、監視されるようになる。
【0034】図5は状態変化量チェック方式のシステム
の動作を示すフローチャートである。このフローチャー
トは、チャタリング検出処理と、復旧処理とで構成され
ている。先ず、最初の監視機器を設定する(S1)。そ
して、最初の監視機器の基準値とカウント値とを比較す
る(S2)。監視機器の基準値とカウント値は、前述し
たように通信制御装置10内の状態変化数カウントテー
ブル15に記憶されている。そして、カウント値が基準
値よりも大きくなった時には、その監視機器からの状変
情報は受け付けないようにする必要がある。そこで、チ
ャタリング検出処理部13は、対応する監視機器の削除
フラグ15aをオンにし(S3)、監視装置3に対して
ポイント削除依頼を出すと共に、表示装置20に削除情
報を通知する(S4)。そしてステップS8に入る。
【0035】ステップS2でカウント値が基準値よりも
小さい場合には、その監視機器からの状変情報は受け付
けることができる。そこで、通信制御装置10は、復旧
フラグがオンであるかどうかチェックする(S5)。若
し復旧フラグがオンであった時には、それまでその監視
機器の削除フラグはオンになっており、監視していなか
ったことになる。しかしながら、カウント値が基準値よ
りも小さくなっているので、復旧してやる必要がある。
そこで、先ず該当監視機器の削除フラグをオフに戻し、
表示装置20に削除フラグをオフにした旨を通知し、現
在状態を状態変化数カウントテーブル15の現在状態1
5bに書き込む(S6)。
【0036】ステップS6によりそれまで状変情報を受
け付けなかった監視機器が復旧したので、チャタリング
検出処理部13は復旧監視中フラグをオフにし(S
7)、状態変化数カウントテーブル15のカウンタをク
リアする(S8)。これにより、カウント値15dは0
になる。次に、通信制御装置10は、全ての監視機器に
ついてチェックが完了したかどうかチェックする(S
9)。全ての監視機器についてのチェックが終了してい
ない場合には、次の監視機器を指定し(S10)、ステ
ップS2に戻り、同様のチェックを繰り返すことにな
る。
【0037】全ての監視機器についてのチェックが終了
した場合を動作回数1とすると、通信制御装置は全ての
監視機器についてのチェックが終了した場合には、動作
回数を1だけ更新する(S11)。以下復旧処理に入
る。次に、通信制御装置10は、予め定められた復旧監
視回数と動作回数を比較する(S12)。例えば復旧監
視回数は10というように予め決められる。そして、上
述したチャタリング検出処理が全て終了する動作が10
回以上になったら、はじめた以下の復旧処理に入ること
になる。
【0038】そして、動作回数が復旧監視回数を越えた
ら、復旧処理に入る。先ず、初期機器の設定を行なう
(S13)。動作回数が復旧監視回数よりも小さい場合
には、ステップS19にスキップして、次にチャタリン
グ検出処理に入る。通信制御装置10は、次に監視機器
に対応する削除フラグ15aがオンになっているかどう
かチェックし(S14)、オンになっていたら、監視装
置3にポイント削除解除通知を出し、復旧監視フラグを
オンにする(S15)。これにより、削除フラグがオン
になっていた監視機器からの状変情報を受け付けること
ができるようになる。次に、全監視機器のチェックが完
了したかどうかチェックする(S16)。全監視機器の
チェックが完了していない場合には、次の監視機器を指
定し(S17)、ステップS14以降の処理を繰り返
す。全機器のチェックが完了した場合には、動作回数を
0に初期化し(S18)、待ちに入る(S19)。この
後は、所定時間経過の後、ステップS1以降の処理を繰
り返すことになる。
【0039】(2) 防犯監視方式 図6は本発明の一実施例を示す構成ブロック図である。
図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。この実
施例は、図1に示すシステムに入退室監視システムを組
み込んだものである。図において、40は入退室監視シ
ステムであり、通信制御装置10に部屋の使用開始時刻
と使用終了時刻を通知するものである。また、通信制御
装置10と各表示装置20間を結ぶ通信回線は、LAN
で構成されている。その他の構成は、図1と同じであ
る。ここでは、監視機器2は防犯センサ機器となる。
【0040】図7はこの時の通信制御装置10の詳細構
成例を示すブロック図である。図2と同一のものは、同
一の符号を付して示す。図において、14は送受信処理
部12から送られてくる状態変化情報を受けて処理する
状変処理部で、その結果は送受信処理部11に通知され
る。16は状変処理部14からの処理結果を受けて各防
犯センサポイント毎に連動させるかどうかを決める連動
処理部で、その結果は送受信処理部11と12に通知さ
れる。17は防犯センサ機器2毎の連動条件を記憶する
連動テーブルで、連動処理部16と接続されている。1
8は、防犯センサ機器2毎の連動フラグを記憶する状態
テーブルで、状変処理部14と接続されている。35は
監視装置3内に設けられた、防犯センサ設置ポイント毎
に、その登録と削除情報が記憶される監視装置内ポイン
トテーブルである。
【0041】図8は状態テーブル18の構成例を示す図
である。図に示すように、機器アドレス(部屋のキーの
オン/オフ情報を貰うポイント)毎に現在状態18a及
び連動フラグ18bから構成されている。現在状態18
aは、キーのオン/オフ等の状態を記憶する。連動フラ
グ18bは、ある状態(例えば部屋が使用中であるとい
う状態)で連動テーブル17を参照するかどうかを決定
するフラグである。
【0042】図9は連動フラグ18bの構成例を示す図
で、例えば図に示すようにD0とD1の2ビットより構
成されている。図に示す2ビットのフラグの場合、例え
ばD0はオフ→オンで連動させ、D1はオン→オフで連
動させるものである。この各ビットの設定は、予め表示
装置20から設定してやる必要がある。つまり、D0ビ
ットに“1”が立っていた時には、連動テーブル17の
内容を見に行き、“0”が立っていた時には連動テーブ
ル17を見に行かない。一方、D1ビットに“0”が立
っていた時には、連動テーブル17の内容を見に行き、
“1”が立っていた時には、連動テーブル17の内容を
見に行かない。
【0043】図10は連動テーブル17の構成例を示す
図である。防犯センサ機器(図8の機器アドレスに対応
している)毎に、連動条件17aと、この条件で動作す
る連動機器(防犯センサ)とその制御内容が記憶されて
いる。連動条件17aとしては、例えば“1”が立って
いた時にはキーがオフ→オンで連動、“2”が立ってい
た時にはキーがオン→オフで連動という具合に予め決め
ておく。制御内容は、例えば“1”が立っていた時にポ
イント登録(該当ポイントの防犯センサを動作させる
)、“2”が立っていた時にポイント削除(該当ポイ
ントの防犯センサを動作させない)という具合に予め決
めておく。このように構成されたシステムの動作を説明
すれば、以下のとおりである。
【0044】先ず、システムの初期化を行なう。表示装
置20から通信回線(LAN)を介して通信制御装置1
0に対して連動テーブル17と状態テーブル18を初期
化する。連動テーブル17では、防犯センサ機器毎に連
動条件17aと連動機器毎の制御内容が設定される。状
態テーブル18では、防犯センサ機器(機器アドレス)
毎に連動フラグ18bがオン又はオフに設定される。ま
た、送受信処理部12は、監視装置3内の監視装置内ポ
イントテーブル35の防犯センサ設置ポイント毎に、連
動テーブル17の内容に従って登録又は削除の初期化が
行われる。
【0045】このような初期化が終了すると、機器監視
システムは動作を開始する。そして、監視装置3から送
受信処理部12に対して、部屋の使用開始/使用終了を
示す状態変化情報が通知される。この状態変化情報は、
送受信処理部12から状変処理部14に与えられる。例
えば、部屋が使用開始されたという情報であるものとす
ると、状変処理部14は、状態テーブル18を参照す
る。状態テーブル18の現在状態18aに“部屋使用
中”を書き込み、連動フラグ18bを参照して、キーが
オフ→オンで連動であることを認識すると、送受信処理
部11を介して表示装置20に状態変化を通知すると共
に、連動処理部16に連動テーブル17の参照を指令す
る。
【0046】連動処理部16は、連動テーブル17を参
照する。そして、連動条件が“1”である場合には、オ
フ→オンで連動であるから、連動機器(防犯センサ)毎
にそのテーブルの内容に従って連動させる。例えば、制
御内容が“1”である場合には、そのポイントの登録指
示を送受信処理部12から監視装置3に対して出力し、
制御内容が“2”である場合には、そのポイントの削除
指示を監視装置3に対して出力する。このようにして、
各防犯センサ機器毎の防犯センサの動作状態が監視装置
3から送受信処理部12に対して送出され、表示装置2
0に表示されることになる。つまり、連動処理部16か
ら登録依頼された防犯センサのみが動作することにな
る。
【0047】このような一連の動作の結果、例えば部屋
の使用中には防犯センサを動作させないようにし、部屋
の使用が終了し、部屋のキーがかけられてから、防犯セ
ンサを動作させるような制御が行われることになる。こ
れにより、部屋の使用中に人がある場所を通過する度に
アラームを出力するというような不都合がなくなり、逆
に深夜等の人がいない時に、ある目的を持ってその部屋
に人が入ったような時には防犯センサが動作してアラー
ムを出力することになる。
【0048】上述の実施例では、部屋がキーにより開け
られるか閉められるかに連動して動作させる場合を例に
とった。しかしながら、本発明はこれに限るものではな
く、入退室管理システム40から通信制御装置10に使
用開始時刻と使用終了時刻を設定し、使用開始時刻から
使用終了時刻までは防犯センサを動作させないようにし
ておき、使用終了時刻以降、使用開始時刻までは防犯セ
ンサを動作させるようにすることもできる。この場合に
は、本来監視装置3から通知されていた状態変化発生通
知が、通信制御装置10の内部で時刻に従って行われる
ことになる。これにより、ビルの有効な防犯監視が可能
となる。
【0049】(3) アナログ上下限方式 図1の構成において、状態監視センサ1の出力がアナロ
グ信号である場合、この状態監視センサ1の出力を受け
る監視装置3はアナログ値の上限値/下限値を監視する
アナログ監視装置とする必要がある。ここで、監視装置
3は、上限警報と下限警報のチャタリングが発生した場
合、監視装置3は通信制御装置10に上限警報/下限警
報を連続して送信する。そこで、通信制御装置10側で
は、監視装置3からの上限/下限警報をカウントする機
構を具備し、このカウント値を基準値と比較し、基準値
以上の警報が発生した場合には、以後その防犯センサ機
器からの状態変化は受け付けないようにする。これによ
り、通信制御装置10では、処理に要する負荷が軽減す
ることになる。
【0050】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ビル内の温度,湿度等の状態を監視・制御する
監視機器と接続された温度,湿度等を検出する複数の状
態監視センサと、これら状態監視センサの出力を監視す
る少なくとも1個の監視装置と、該監視装置の出力を受
けて、各監視機器の状態を認識してメッセージを出力す
る通信制御装置と、該通信制御装置からのメッセージを
受けて表示する少なくとも1個の表示装置とを具備し、
前記通信制御装置は、各監視機器の状態に応じて、特定
の監視機器の状態監視を行わないこととすることによ
り、通信制御装置の負荷を軽減することができる。
【0051】この場合において、前記通信制御装置内
に、各監視機器毎の単位時間当たりの状態変化数をカウ
ントするカウンタと、状態変化数の基準値を持ち、各監
視機器毎のチャタリング検出を行なうことにより、状態
変化数の程度を容易に判断することができる。また、前
記通信制御装置内に、その状態変化があっても、状態変
化通知を行わないための機器削除情報(削除フラグ)を
監視機器毎に具備させ、通信制御装置は、ある監視機器
の単位時間当たりの状態変化数が基準値よりも大きくな
ったら、削除フラグをオンにし、当該監視機器を管理す
る監視装置にその旨を通知し、以後その監視機器2から
の状態変化は受け付けないようにすることにより、通信
制御装置の負荷を軽減することができる。 また、前記通
信制御装置内に、削除フラグがオンにより監視を行わな
くなった監視機器の復旧監視機能を監視機器毎に具備さ
せ、通信制御装置は、一定サイクルで該当監視機器の状
態変化を受け付ける旨の通知を監視装置に通知し、監視
装置は、この通知を受けたら、当該監視機器の状態を通
信制御装置に通知するようにし、通信制御装置は、該当
監視機器のチャタリング監視サイクル期間中の状態変化
数が基準値を下回っていれば、削除フラグをオフに戻し
て現在の監視機器状態を表示装置に表示することによ
り、監視機器を復旧させることができる。
【0052】また、前記状態変化数の基準値は、表示装
置から通信回線を介して通信制御装置に設定することに
より、基準値を容易に設定することができる。また、前
記通信制御装置は、チャタリング検出を表示装置に通知
し、該表示装置は、警報音の出力,異常メッセージの出
力を行なうと共に、対象監視機器のシンボル表示を異常
表示することにより、チャタリング状態を表示装置で確
認することができ、監視機器の状態を容易に把握するこ
とができる。
【0053】
【0054】また、前記通信制御装置内に、監視機器が
防犯センサ機器である時の入退室管理システムとしての
機能を具備させると共に、その状態変化があっても、状
態変化通知を行わないためのポイント登録/削除情報を
具備させ、前記防犯センサ機器の動作を部屋の使用と連
動させ、部屋が使用中である場合には、前記ポイント登
録/削除情報を登録にして防犯センサ機器の状態は受信
せず、部屋が使用中でない場合に防犯センサ機器の状態
を受信することにより、通信制御装置の負荷を軽減する
ことができる。
【0055】また、前記通信制御装置に、予め指定され
た時刻に防犯センサ機器の出力情報を受信するかしない
かの機能を具備させると共に、その状態変化があって
も、状態変化通知を行わないためのポイント登録/削除
情報を具備させ、指定された時刻に防犯センサ機器の出
力情報を受信しない場合には、前記ポイント登録/削除
情報をポイント削除にして防犯センサ機器の状態を受信
せず、指定された時刻に防犯センサ機器の出力情報を受
信する場合には、前記ポイント登録/削除情報をポイン
ト登録にして防犯センサ機器の状態を受信することによ
り、通信制御装置10の負荷を軽減することができる。
【0056】更に、前記監視装置が、アナログ値の上限
値/下限値を監視するアナログ監視装置である場合に、
通信制御装置は、この監視装置からの上限/下限警報を
カウントして、基準値と比較し、基準値以上の警報が発
生した場合には、以後その監視機器からの状態変化は受
け付けないことにより、通信制御装置の負荷を軽減する
ことができる。
【0057】このように、本発明によれば、特定監視機
器の異常が発生した場合に、監視装置に対してその監視
機器の削除依頼を行なうことで、以下のような効果が得
られる。
【0058】 チャタリングの発生している監視機器
の状態変化は監視装置より通信制御装置へは通知されて
こないので、対監視装置からの受信負荷、それに伴う対
表示装置への送信負荷が軽減されると共にシステム負荷
も軽減される。
【0059】 チャタリング状態を表示装置に通知す
ることで、ビジュアルに機器の異常状態を認識すること
ができる。 ビル管理設備の一部である防犯センサと、入退室シ
ステムとを連携させることで、より有効な防犯監視を可
能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】通信制御装置の詳細構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】状態変化数カウントテーブルの構成例を示す図
である。
【図4】監視装置内ポイントテーブルの構成例を示す図
である。
【図5】状態変化量チェック方式のシステムの動作を示
すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図7】通信制御装置の他の詳細構成例を示すブロック
図である。
【図8】状態テーブルの構成例を示す図である。
【図9】連動フラグの構成例を示す図である。
【図10】連動テーブルの構成例を示す図である。
【図11】従来システムの概念図である。
【符号の説明】
1 状態監視センサ 2 監視機器 3 監視装置 10 通信制御装置 20 表示装置 21 プリンタ 22 CRT 23 音声装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−77900(JP,A) 特開 平4−324597(JP,A) 特開 平6−89395(JP,A) 特開 昭63−231699(JP,A) 実開 平1−84101(JP,U) 実開 平3−58739(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/00 - 23/02 G08B 25/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビル内の温度,湿度等の状態を監視・制御
    する監視機器と接続された温度,湿度等を検出する複数
    の状態監視センサと、 これら状態監視センサの出力を監視する少なくとも1個
    の監視装置と、 該監視装置の出力を受けて、各監視機器の状態を認識し
    てメッセージを出力する通信制御装置と、 該通信制御装置内に設けられた、各監視機器毎の単位時
    間当たりの状態変化数をカウントするカウンタと、 該通信制御装置からのメッセージを受けて表示する少な
    くとも1個の表示装置とを具備し、 前記通信制御装置内に、その状態変化があっても、状態
    変化通知を行わないための機器削除情報(削除フラグ)
    を監視機器毎に設け、前記通信制御装置はある監視機器
    の単位時間当たりの状態変化数が基準値よりも大きくな
    ったら、削除フラグをオンにし、当該監視機器を管理す
    る監視装置にその旨を通知し、以後その監視機器からの
    状態変化は受け付けないようにすると共に、 前記通信制御装置内に、削除フラグがオンにより監視を
    行わなくなった監視機器の復旧監視機能を監視機器毎に
    設け、通信制御装置は、一定サイクルで該当監視機器の
    状態変化を受け付ける旨の通知を監視装置に行ない、監
    視装置はこの通知を受けたら、当該監視機器の状態を通
    信制御装置に通知するようにし、通信制御装置は、該当
    監視機器のチャタリング監視サイクル期間中の状態変化
    数が基準を下回っていれば、削除フラグをオフに戻し
    て現在の監視機器状態を表示装置に表示することを特徴
    とする機器監視システム。
  2. 【請求項2】 前記状態変化数の基準値は、表示装置か
    ら通信回線を介して通信制御装置に設定することを特徴
    とする請求項1記載の機器監視システム。
  3. 【請求項3】 前記通信制御装置は、チャタリング検出
    を表示装置に通知し、該表示装置は、警報音の出力,異
    常メッセージの出力を行なうと共に、対象監視機器のシ
    ンボル表示を異常表示することを特徴とする請求項1記
    載の機器監視装置。
  4. 【請求項4】 前記通信制御装置内に、監視機器が防犯
    センサ機器である時 の入退室管理システムとしての機能
    を具備させると共に、その状態変化があっても、状態変
    化通知を行わないためのポイント登録/削除情報を具備
    させ、 前記防犯センサ機器の動作を部屋の使用と連動させ、 部屋が使用中である場合には、前記ポイント登録/削除
    情報をポイント削除にして防犯センサ機器の状態は受信
    せず、部屋が使用中でない場合に、防犯センサ機器の状
    態を受信 することを特徴とする請求項1記載の機器監視
    システム。
  5. 【請求項5】 前記通信制御装置に、予め指定された時
    刻に防犯センサ機器の出力情報を受信するかしないかの
    機能を具備させると共に、その状態変化があっても、状
    態変化通知を行わないためのポイント登録/削除情報を
    具備させ、 指定された時刻に防犯センサ機器の出力情報を受信しな
    い場合には、前記ポイント登録/削除情報をポイント削
    除にして防犯センサ機器の状態を受信せず、指定された
    時刻に防犯センサ機器の出力情報を受信する場合には、
    前記ポイント登録/削除情報をポイント登録にして防犯
    センサ機器の状態を受信する ことを特徴とする請求項1
    記載の機器監視システム。
  6. 【請求項6】 前記監視装置が、アナログ値の上限値/
    下限値を監視するアナログ監視装置である場合に、 通信制御装置は、この監視装置からの上限/下限警報を
    カウントして、基準値と比較し、基準値以上の警報が発
    生した場合には、以後その監視機器からの状態変化は受
    け付けない ことを特徴とする請求項記載の機器監視シ
    ステム。
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