JP3295546B2 - 非火災情報処理装置 - Google Patents

非火災情報処理装置

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JP3295546B2 JP21538394A JP21538394A JP3295546B2 JP 3295546 B2 JP3295546 B2 JP 3295546B2 JP 21538394 A JP21538394 A JP 21538394A JP 21538394 A JP21538394 A JP 21538394A JP 3295546 B2 JP3295546 B2 JP 3295546B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動火災報知設備で受
信された非火災報に関するデータを蓄積し、非火災の原
因の解析と対策を提供する非火災情報処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動火災報知設備においては、火
災受信時に現場を確認して火災でないと判断した場合
は、受信機に設けたプリンタが火災受信時に発生時刻、
動作した感知器の設置場所や番号などを打ち出している
ことから、このプリンタ打ち出し用紙に、非火災報であ
ったことを手書きするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動火災報知設備の非火災報の管理にあって
は、いつどこで、どのような原因で非火災報があった
か、またその感知器が何回非火災報を出しているかは、
管理記録やプリンタ打ち出し用紙をいちいち見直さなけ
れば判らないという繁雑さがあった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、自動火災報知設備での非火災報に関
する情報をデータベースに蓄積して、非火災報に関する
データの確認を容易にし、更に進んで、非火災報を頻発
する感知器を自動判別し、非火災報を低減するための対
応策を出せるようにした非火災情報処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の非火災情報処理装置は、次のように構成する。
まず本発明は、入力部によって自動火災報知設備で受信
された非火災報とその原因を入力し、記憶確認部によっ
て、入力部で入力した非火災報とその原因を含む非火災
に関するデータをデータベースに記憶して確認可能とす
る。
【0006】また本発明は、入力部及び記憶確認部に加
え、非火災判断告知部によって、感知器個々の非火災報
の回数が所定の閾値を越えたことを判別して告知する。
更に、入力部、記憶確認部、及び非火災判断告知部に加
え、対応策判断告知部によって、非火災判断告知部で告
知された感知器の非火災を低減するための対応策を判断
して告知する。
【0007】ここで、入力部は、非火災報の原因に加え
て現場確認者の氏名を入力する。また記憶確認部は、非
火災報に関するデータを、感知器、中継器、分散処理盤
等の機器情報、或いはアドレス、エリア、棟名、部屋名
等の区域情報の分類項目で分けてデータベースに記憶す
る。また対応策判断告知部は、デーベースに予め記憶さ
れた火災監視に関する建物固有の建物固有データ、及び
火災監視に関する共通基準データを参照して、非火災報
の回数が閾値を越えた感知器の適否を判断し、最適感知
器に関する情報を告知する。共通基準データは、法的な
基準に従って作成されたものを使用する。
【0008】
【作用】このような本発明の非火災情報処理装置によれ
ば、自動火災報知設備での火災受信が非火災報によるも
のであった場合、例えば受信機に非火災報の原因を入力
すれば、感知器個々について非火災報の発生時間、その
原因、過去のアナログデータの推移、回数等が自動的に
データベースに記憶され、必要に応じてデータベースに
記憶された非火災報に関するデータをいつでも確認する
ことができる。
【0009】またデータベースで感知器個々の非火災報
が一定以上の回数となった場合、その旨の表示、警報等
で告知が行われ、誤報の多い感知器を知って適切な対策
をとることができる。更に、感知器の告知と同時に、デ
ータベースに準備されている建物固有データと法的基準
に従った共通基準データを参照して、感知器の種類、種
別、設置環境等、非火災報の原因を比較判断し、非火災
報を低減するための対応策をガイダンスすることができ
る。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の非火災情報処理装置が適用
される自動火災報知設備の実施例である。図1におい
て、受信機として機能する防災監視盤10からは、警戒
区域に向けて伝送線路12が引き出されている。伝送線
路12には中継器14を介して複数のオンオフ型感知器
16が接続される。また、伝送路12には中継機能を備
えたアナログ煙感知器18およびアナログ熱感知器20
が接続される。
【0011】中継器14、アナログ煙感知器18および
アナログ熱感知器20は、防災監視盤10からのアドレ
ス指定に基づくポーリングを受け、自己アドレスを判別
したときに、そのとき検出している火災検出情報、即ち
中継器14にあってはオンオフ型感知器16からの火災
検出情報(火災ビット情報)を応答し、アナログ煙感知
器18およびアナログ熱感知器20にあっては、そのと
きの煙濃度や温度のアナログデータを応答する。
【0012】更にアナログ煙感知器18およびアナログ
熱感知器20には、オンオフ型感知器16と同じ火災判
断機能が設けられており、閾値を越える煙濃度または温
度を検出すると火災ビットを応答する。即ち、アナログ
煙感知器18およびアナログ熱感知器20は、アナログ
データと同時にオンオフ火災ビットも送ることのできる
多信号感知器である。
【0013】また、防災監視盤10に対しては、この実
施例にあっては、同じ受信表示および操作機能を備えた
副受信機22が接続され、更にライトペン25を備えた
CRT設備24も接続される。防災監視盤10には上部
より、デジタル表示部26、種別表示部28、液晶表示
部30、操作部32および漢字プリンタ34が設けられ
ている。防災監視盤10は、警戒区域に設置している感
知器からの火災報を受信すると、デジタル表示部に代表
火災表示を行い、同時に種別表示部28に、発報した感
知器の種別を表示し、更に液晶表示部30に、発報した
感知器番号、設置場所などを表示する。
【0014】また、火災受信と同時に液晶表示部30に
は、管理室に対し「現場を確認してください」のメッセ
ージ表示が行われる。この火災受信時の現場確認を促す
メッセージ表示を受けて、管理者は現場に出向いて火災
を確認した後、火災断定操作を操作部32で行うと、主
ベル鳴動、地区ベル鳴動、非常放送などの火災断定処理
が行われる。
【0015】一方、現場確認で非火災であった場合に
は、非火災であったことを示す操作入力を行った後、復
旧操作を行って、通常監視状態に復旧させる。この非火
災の入力操作に加え、本発明にあっては、現場確認で判
断した非火災の原因を入力する。非火災の入力は防災監
視盤10の操作部32を使用してもよいし、CRT設備
24の作業画面に対しライトペン25を使用して行って
もよい。
【0016】防災監視盤10に対しては、本発明の非火
災情報処理のため、非火災処理ユニット36が設けられ
ている。非火災処理ユニット36は、MPU38、防災
監視盤10に対するインタフェース40、非火災に関す
るデータを格納したデータベース42、CRT44、プ
リンタ46、タッチペン又はマウス等を備える。このよ
うな非火災処理ユニット36は、パソコンレベルまたは
ワークステーションレベルのコンピュータ装置で実現で
きる。
【0017】図2は、図1の非火災処理ユニット36の
機能を示す。MPU38により実現される機能として、
記憶確認部2、非火災判断告知部6および対応策判断告
知部7が設けられる。記憶確認部2に対しては、非火災
データ入力部1によって非火災に関する情報とその原因
を示すデータが入力される。この入力を受けて、記憶確
認部2は、データベース42上に非火災データテーブル
3を作成する。
【0018】図3は、図2のデータベース42上に作成
される非火災データテーブル3の一例である。この非火
災データテーブルにあっては、先頭の分類項目として感
知器の種類/種別を例にとっている。この分類項目は感
知器の種類/種別以外に、中継器分散処理盤などの機器
情報、あるいは感知器アドレス、エリア名、棟名、部屋
名などの区域情報について、それぞれ非火災データテー
ブルを作成することもできる。
【0019】図3に示す感知器の種類/種別を分類項目
とした非火災データテーブルは、最も基本的なテーブル
といえる。分類項目となる種類/種別に続いては、発生
時刻、終了時刻、原因および現場確認者の各項目が設け
られている。発生時刻および終了時刻については、例え
ば防災受信盤10における火災受信と復旧動作から自動
的に時刻データを入力することができる。
【0020】原因については、火災受信時の現場確認で
判断した非火災報の原因を入力する。この非火災報の原
因には、例えば次のつの入力アイテムが準備されてい
る。 煙草 水蒸気 ほこり 人為的 不明 この場合、感知器A001 について、非火災報の原因は
「水蒸気」となっている。また感知器A100 について
は、「煙草」となっている。最後の現場確認者の項目
は、非火災報について現場確認を行った確認者の氏名が
格納される。この原因および現場確認者については、人
為的(バーコード、磁気カード、音声認識等)に入力す
る。
【0021】再び図2を参照するに、記憶確認部2は、
非火災データテーブル3に必要な非火災データを記憶す
る以外に、非火災データ入力部1より非火災データの確
認入力を受けた場合には、指示された感知器番号により
非火災データテーブル3を検索し、該当する非火災デー
タを読み出して表示部8に表示する。表示部8は、図1
0の非火災処理ユニット36に設けたCRT44でもよ
いし、防災監視盤10の液晶表示部30に転送した表示
でもよく、更にCRT設備24に対する転送表示でもよ
い。
【0022】非火災判断告知部6は、記憶確認部2より
新たな非火災データの記憶処理を行った際に起動し、非
火災データテーブル3の中で、予め定めた所定の閾値を
越える非火災報の回数をもつ感知器を判断し、その判断
結果を表示部8に表示する。これによって、非火災報を
多発している感知器を知ることができ、非火災報を減ら
すための対応策をとることができる。
【0023】例えば、非火災報が多発したと判断された
感知器が光電式煙感知器であった場合には、ほこりの付
着による誤報が考えられることから、感知器の清掃点検
などを行うことになる。即ち、非火災判断告知部6から
の告知情報は、保守点検のための情報として活用でき
る。更に、対応策判断告知部7は、非火災判断告知部6
で閾値を越える非火災報の回数が判断された感知器につ
いて、非火災報を低減するための比較判断を行って、対
応策を表示部8に出力して告知する。この対応策判断の
ため、データベース42には建物固有データテーブル4
と共通基準データテーブル5が予め格納されている。
【0024】図4は、建物固有データテーブル4の一例
である。建物固有データテーブル4は、図3の非火災報
データテーブルと同様、分類項目として感知器の種類/
種別を使用し、図1の自動火災設備を設置している建物
に設けた全ての感知器を分類項目に登録している。この
例では、アドレスA001 とA100 の2つの感知器を例示
している。
【0025】種類/種別の分類項目に続いては、部屋用
途、天井高さ、火災荷重、使われ方および環境状態の各
項目が設けられている。部屋の用途は例えば感知器A00
1 は調理室であり、また感知器A100 は会議室となって
いる。天井高さは感知器設置場所の大きさを示す1つの
パラメータである。このため、天井高さ以外に、それ以
外の大きさを示す情報を使用してもよい。
【0026】火災荷重は、可燃物が例えば木材換算でど
のくらいの量あるかということを示しており、数字が大
きいほど火災時の危険度は大きいことを意味している。
次の使われ方は、例えば調理室については火気があるこ
とを示し、また会議室については火気がないことを示
す。また使われ方には、人が在室するか在室しないかな
どの属性情報も含まれる。
【0027】最後の環境状態は、火災監視の対象となる
物理的変化である煙濃度、温度の状況、更には火災検出
に関連する気流や結露などの状況が格納される。この例
では、感知器A001 の調理室については「正常時煙が滞
留」という環境状態が格納され、また感知器A100 の会
議室については「喫煙の煙が滞留」の環境状態が格納さ
れている。
【0028】この建物固有データテーブルは、建物に防
災監視盤10を設置した設備立上げ時に各項目が格納さ
れているが、その後に部屋の用途や使われ方が変わった
場合には、変更後の内容にテーブルを更新する必要があ
る。図5は、図2のデータベース42に設けた共通基準
データテーブル5の一例である。この共通基準データテ
ーブルは、消防法の定める設備基準に従って作成され
る。図5の場合には、部屋の用途を分類項目として、そ
の使われ方、環境状態、更に法的基準に従った適切な感
知器に関する情報が登録されている。例えば部屋の用途
が、調理室については使われ方に火気ありが格納され、
環境状態は正常時に煙が滞留となり、このような状況に
対し、法的基準に基づいた適切な感知器は、定温式1種
または定温式特殊となる。また部屋の用途が、会議室に
ついては使われ方が火気なしであり、環境状態は喫煙の
煙が滞留するとなり、この場合の適切な感知器として
は、煙感知器2種または3種となる。
【0029】図6は、図の共通基準データテーブルの
作成根拠となる消防法規則の設置場所に対する適応感知
器の種類と種別の一部を示している。また図7は、同じ
く図5の共通基準データテーブルの作成の根拠となる消
防法規則の設置場所に対する適応感知器の種別を示して
いる。再び図2を参照するに、対応策判断告知部7は図
4,図5に示したような建物固有データテーブル4およ
び共通基準データテーブル5を使用し、火災判断告知
部6で閾値を越える非火災報の回数となった感知器に対
する非火災データを非火災データテーブル3から読み出
して比較判断し、現在設置している感知器が適切か否か
判断する。もし設置している感知器が不適切であった場
合には、適切な感知器の種別と感度を指示するガイダン
スを表示部8に対し行うようになる。
【0030】図8は、図1の防災監視盤10における火
災監視処理の概略である。ステップS1で火災発報を判
断すると、ステップS2に進み、火災か非火災かをチェ
ックする。この判断は、管理者が現場に出向いて火災を
確認した場合には、火災断定の入力操作を行うと、ステ
ップS3の火災断定処理に進む。一方、非火災であった
場合には、非火災入力処理を行うと、ステップS4の非
火災対応処理に進み、図9に詳細を示す非火災対応処理
が行われる。
【0031】図9の非火災対応処理は、まずステップS
1で、非火災原因の入力を行う。この入力は、右側の作
業画面46に示すように、煙草、水蒸気、ほこり、人為
的、不明の5つの原因のいずれか1つをマウスクリック
することで入力できる。勿論、これ以外の感知器番号、
発生時刻、終了時刻については、非火災原因の入力に伴
って自動的に入力転送される。
【0032】次にステップS2で、現場確認者の氏名を
左側の作業画面48に示すようにして入力する。現場確
認者の氏名入力が済むと、ステップS3で、データベー
スに対する非火災データの蓄積処理が例えば図3の非火
災データテーブルに示すように行われる。次にステップ
S4に進み、非火災データテーブル3の現在非火災報と
なった感知器番号を検索して非火災の回数を求め、非火
災回数が所定の閾値を越えたか否か判断する。閾値を越
えていなければ、図8のメインルーチンにリターンす
る。
【0033】非火災回数が閾値を越えていた場合には、
ステップS5に進み、非火災蓄積データの告知を行う。
この非火災蓄積データの告知は、告知画面50aに示す
ように、感知器別データとして、発生日時、発生回数、
発生原因を表示してもよいし、表示画面50bのよう
に、発生原因別データとして、発生回数、感知器アドレ
ス、発生日時を表示するようにしてもよい。
【0034】次にステップS6に進み、非火災蓄積デー
タと、予め格納されている建物固有データおよび共通基
データの各テーブルデータとの比較解析により、非火
災回数が閾値を越えた感知器の非火災報を低減させるた
めの対応策を判断し、ステップS7で対応策を告知す
る。この告知は、左側の表示画面52に示すように、例
えば部屋の用途が調理室であるにも関わらず適切な感知
器が設置されていなかった場合には、適切な感知器であ
る定温式1種への変更を促すガイダンス表示を行う。
【0035】図10は、図9のステップS6における対
応策の判断処理の詳細である。まずステップS1で、非
火災原因を共通基準データの環境状態と比較する。例え
ば図3の感知器A001 の非火災報の原因は水蒸気であ
り、図5の共通基準データテーブルの環境状態との比較
で「正常時に煙が滞留」の環境状態が認識される。次に
ステップS2で、図4の建物固有データテーブルを参照
して感知器A001の部屋の用途が「調理室」であること
を認識し、図5の共通基準データの部屋の用途である
「調理室」と比較する。次に、図4の建物固有データテ
ーブルの感知器A001 の使われ方「火気あり」につい
て、図5の共通基準データテーブルの使われ方と比較す
る。
【0036】このような各データテーブルの相互比較に
よって、非火災報となった感知器A001 の設置場所、使
われ方および環境状態に適合した適切な感知器の種別お
よび感度が特定され、実際に設置している感知器A001
が適切と判断された感知器の種別および感度に不一致で
あった場合には、ステップS4で適切な感知器である種
別および感度などのガイダンス表示を行う。
【0037】図10の対応策判断処理の対象となる典型
的な例は、建物の完成後に部屋の用途が例えば会議室か
ら調理室に変わり、図4の建物固有データテーブルの書
替えは行っているが感知器そのものは当初からの感知器
を設置したままであったような場合である。このような
場合には、会議室から調理室への変更で非火災報が多発
し、非火災報の回数が閾値を越えた場合の対応策の判断
処理を通じて、部屋の用途変更があるにも関わらず適切
な感知器が設置されておらず、変更後の用途に見合った
適切な感知器を設置する旨のガイダンス表示が行われる
ことになる。
【0038】また、建物の竣工前や後に、建物固有デー
タと共通基準データとを比較することにより、端末の設
置が不適切な場合、その端末データを表示し、最適端末
を告知した上で、最適端末を設置すべき旨のガイダンス
表示を行ってもよい。尚、図1の実施例にあっては、非
火災報処理ユニット36を防災監視盤10の外部装置と
して設けているが、防災監視盤10自体に非火災処理ユ
ニット36の機能を内蔵させてもよい。また、外部装置
として設ける場合、非火災処理ユニット36を専用装置
とはせず、建物に既に設置されているホストコンピュー
タシステムあるいはサーバクライアントシステムの機能
を利用してもよい。更に、非火災処理ユニット36のデ
ータベース42の内容は、通信回線を利用して集中的に
収集管理できるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、非火災報があった場合に、受信機に非火災報の原因
を入力すると、感知器コマンドについての非火災報の発
生時間や原因、回数などを自動的にデータベースに記憶
し、必要に応じていつでも非火災報に関する情報を読み
出して確認することができる。
【0040】また、1つの感知器における非火災報の回
数が一定以上となった場合、その旨の表示や警報を出す
ことで適切な保守対策をとることができる。更に、火災
監視に対する建物固有データや法的基準に基づく共通基
準データを参照して、蓄積した非火災報の原因を比較解
析し、非火災報を低減するための最適感知器のガイダン
スなどの対応策を告知することができ、非火災報を効果
的に減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示したブロック図
【図2】本発明の処理機能を示したブロック図
【図3】非火災データテーブルの説明図
【図4】建物固有データテーブルの説明図
【図5】共通基準データテーブルの説明図
【図6】法的な適応感知器設置基準の説明図
【図7】法的な感知器種別設置基準の説明図
【図8】自動火災受信処理の概略フローチャート
【図9】非火災対応処理の詳細のフローチャート
【図10】対応策判断処理の詳細のフローチャート
【符号の説明】
1:非火災データ入力部 2:記憶確認部 3:非火災データテーブル 4:建物固有データテーブル 5:共通基準データテーブル 6:非火災判断告知部 7:対応策判断告知部 8:表示部 10:防災監視盤 12:伝送線路 14:中継器 16:オンオフ型感知器 18:アナログ煙感知器 20:アナログ熱感知器 22:副受信機 24:CRTユニット 25:ライトペン 26:デジタル表示部 28:種別表示部 30:液晶表示部 32:操作部 34:漢字プリンタ 36:火災処理ユニット 38:MPU 40:インタフェース 42:データベース 44:CRT 46:プリンタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災受信機の非火災報とその原因を入力す
    る入力部と、 前記入力部で入力した非火災報とその原因を含む非火災
    に関するデータをデータベースに記憶して確認可能とす
    る記憶確認部と、 前記データベースのデータから感知器個々の非火災報の
    回数が閾値を越えたことを判別して告知する非火災判断
    告知部と、 前記非火災判断告知部で告知された感知器の非火災を低
    減するための対応策を判断して告知する対応策判断告知
    部と、 を備えたことを特徴とする非火災情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項記載の非火災情報処理装置に於い
    て、前記対応策判断告知部は、前記デーベースに予め記
    憶された火災監視に関する建物固有の建物固有データ、
    及び火災監視に関する共通基準データを参照して、非火
    災報の回数が閾値を越えた感知器の適否を判断し、最適
    感知器に関する情報を告知することを特徴とする非火災
    情報処理装置。
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